〈BATONER〉が描いた 山形の雪景色。 青山にフラッグシップショップが誕生

ブランド設立10年を間近に

1951年創業。以来、ニットの産地・山形県寒河江市で、
数々のメゾンやアパレルメーカーのニットを手がけてきた
ニットメーカーの〈奥山メリヤス〉

そんな奥山メリヤスが、2013年に満を辞してスタートさせたのが、
オリジナルブランド〈BATONER(バトナー)〉です。

全工程を自社工場で行なっているため、
価格に対して非常にハイクオリティで洗練されたニットが揃っていると、
国内はもちろん、海外でも高い評価を得ています。

東京・青山のキラー通り沿いにオープンした〈BATONER〉のフラッグシップショップ。

そんなBATONERのフラッグシップショップが、
このたび、東京・青山のキラー通り沿いにひっそりとオープンしました。

まるでギャラリーのように閑静な雰囲気の店内。入り口の目の前には自動編み機が。
規則的な機械音も、どこからともなく聞こえてきます。

このお店が誕生したきっかけは、なんとも偶然。

デザイナーで奥山メリヤスの社長である奥山幸平さんが
ブランド設立10年目を間近に店舗の建設を考えていた矢先、
通い慣れたキラー通り沿いにあった、お店の撤去を目にしたことから。

「昔からこの通りがなんとなく好きなんです。
表参道から歩ける距離だけど、落ち着きがあって、
家具屋さんやお花屋さん、美術館など、
ライフスタイルに寄り添ったさまざまなお店がある。
仕事合間のクールダウンにいつもこの辺を散歩しますね」

奥山さんは入居を決め、それから約1年でお店が誕生します。

〈市場街 2021〉 富山県高岡のクラフト文化に出合う。 リアルとオンラインで同時開催!

職人の手仕事を定点カメラで生配信するオンライン企画も

400年以上もの間、加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として
鋳物や漆器の技術を受け継いできたまち、富山県高岡市。

そんな高岡市を中心に毎年行われる、
歴史ある総合クラフトイベントが〈市場街(いちばまち)〉です。

10年目となる今年は、10月22日(金)から10月24日(日)に開催。
オンライン配信をメインに、一部現地での展示・販売も交え、
より全国的に楽しめるイベントとなっています。

それではここで、一部内容をダイジェストにご紹介。

配信が行われるバーチャルスタジオ。

配信が行われるバーチャルスタジオ。

10月23日(土)18:00よりオンラインにて開催されるのが、
昨年大好評だった、職人の手仕事を定点カメラで生配信する『定点観職』第2弾。
今年は〈シマタニ昇龍工房〉島谷好徳氏がおりんを鍛金する様子を生配信。
後半にはサウンドクリエイター、若狭真司氏による
おりんの音を使った音楽作品のインスタレーションライブも行われます。
奥深い職人技に、若狭氏によるおりんの音の新たな解釈など、
新旧が交わった配信はきっと刺激的に違いないはず。

懐かしい味わいを秋のギフトに。 長崎のご当地スイーツ、 〈前田冷菓〉の〈ちりんちりんアイス〉

60年続く、昔ながらの伝統の味

シャーベットのようなシャリシャリとした口当たりと
なめらかな舌触りが魅力的な〈ちりんちりんアイス〉。
実は古くからある長崎の名物スイーツのひとつです。

名前の由来はその昔、移動式の屋台で
“ちりんちりん”という鐘を鳴らしながら売っていたことから。

長崎の名物スイーツ「ちりんちりんアイス」はシャリシャリとした口当たりとなめらかな舌触りが魅力。

専用のヘラを使って
まるでバラの花びらのように盛りつける“バラ盛り”が有名です。
長崎の観光地で食べたことがあるという人も多いのではないでしょうか?

そんな昔懐かしい味わいのちりんちりんアイスを
今もなお販売し続けているのが1960年創業の〈前田冷菓〉です。

こちらのお店では創業当時のレシピや製法を大切にしながら
伝統の味を守り続けています。

現在も観光地やイベント会場で屋台販売を続けているので、
まちなかで見かけたら、ぜひ定番のバラ盛りで
ちりんちりんアイスを味わいたいものですね。

長崎市田中町にある「ちりんちりんアイス」の直売所。直売所限定のメニューやアイテムが揃っている。

長崎市田中町にある〈ちりんちりんアイス〉の直売所。直売所限定のメニューやアイテムが揃っている。

長崎市田中町には同店のシンボルカラーである
青と白を基調にした直売所もあります。

ちりんちりんソーダ400円(税別)。後ろには手づくりのミニ屋台。ミニ屋台と一緒に記念撮影をする人も多いそう。

〈ちりんちりんソーダ〉400円(税別)。後ろには手づくりのミニ屋台。ミニ屋台と一緒に記念撮影をする人も多いそう。

直売所ではここだけの限定アイスや新メニューが楽しめるのが魅力。
ソーダにちりんちりんアイスをトッピングした
フォトジェニックな「ちりんちりんソーダ」は人気メニューのひとつです。

「海アイス」は長崎市平戸市度島産のあおさと五島灘の塩を使用、地元のおいしさがぎゅっと詰まった限定アイス。

そして、直売所に訪れたらぜひ試してもらいたいのが〈海アイス〉。

原材料はなんと海藻のあおさです。
代表の前田さんがあおさ好きで、
「小さなお子さんにもあおさを食べてもらいたい!」
という想いから誕生したとのこと。

食材にもこだわり、
長崎市平戸市度島産のあおさと五島灘の塩を使用しています。
まさに地元のおいしさがぎゅっと詰まった限定アイスです。

国産栗をたっぷり使用! 〈MONDIAL KAFFEE 328〉で 新しい栗スイーツが登場

“まさに栗そのもの”な贅沢な味わい

大阪北堀江に本店を構える〈MONDIAL KAFFEE 328(モンディアルカフェ)〉は
代表の今村光博さんが大の栗好きだったことから
オープンした栗スイーツ専門店です。
そんな今村さんが特にこだわった極上スイーツ〈スイートマロン〉の販売が
この秋開始されます。

スイートマロン3564円。国産栗をふんだんに使用し、栗好きも満足する一品に。

〈スイートマロン〉3564円。国産栗をふんだんに使用し、栗好きも満足する一品に。

このスイーツはいわばスイートポテトの栗バージョン。
仕入れの難しい希少な熊本県産高級国産栗をはじめ、
高品質の和栗が惜しみなく使用されています。

魅力は何といっても圧倒的な栗の味わい。
ひと口食べるとまるで栗をそのまま食べているかのような
濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。

〈MONDIAL KAFFEE 328〉の「スイートマロン」は圧倒的な栗の味わいが魅力。

それもそのはず、なんと生地の60%に栗が贅沢に使われているのです。
栗の味わいをとことん堪能できる「スイートマロン」は
まさに栗好きにはたまらないスイーツといえるでしょう。

さらに栗本来の味わいを引き出す、その製法にもこだわりがあります。
通常の3倍もの時間をかけて行う仕込みはすべて手作業。

マロンペーストに砂糖・バター・卵黄を
ひとつずつ投入しながらひたすら混ぜ込み、
独自のなめらかな食感を実現させています。

あえて粗ごしのマロンペーストも入れることで
ほっくりとした口当たりもプラス。
ふたつの食感で栗のおいしさを最大限に表現しているのです。

「スイートマロン」の表面に丸ごとトッピングされた栗にはコクのある国産きび糖を使用。

上に丸ごとトッピングされた栗にはコクのある国産きび糖を使用。
しつこくないほどよい甘さだから年配の人でも食べやすい味わいです。

加えてフレッシュな状態で仕込むことで栗そのものの濃厚さやコクなど、
素材の持つおいしさがより引き出されています。

今をときめく 兵庫の食のカルチャーが大集結! ポップアップイベント〈sunuser〉開催

〈渋谷パルコ〉にて10月15日から開催

兵庫県・但馬にて“EAT LOCAL LOVE YOUR NEIGHBOR”をコンセプトに、
ローカルから、さまざまな食にまつわるコト・モノを発信している
話題の飲食店〈Tanigaki〉

そして、兵庫県・城崎温泉にて
“地元食材+ナチュラルワイン+温泉=Paradise”を謳い文句に、
日々多くの人でにぎわう飲食店〈OFF〉

そんな兵庫の小粋なカルチャースポットである両者が手を組み、
より多くの人に兵庫の食の魅力を届けるための
オンラインのローカルコミュニティーストア
〈sunuser(スヌーザー)〉がオープン間近だといいます。

2021年10月15日(金)より、そんな〈sunuser〉の
初のポップアップストアが、渋谷パルコの〈COMINGSOON〉で開催。

〈Tanigaki〉からは、人気の但馬名産朝倉山椒を使った
フルーティーかつ爽やかな味わいがクセになる〈山椒レモンスカッシュ〉や
〈朝倉山椒シロップ〉、〈TNGKレモンケーキ〉、
完売必須の名物「辛鍋の素」などが登場。

ポップかつコミカルなデザインで、ファッションブランドやアーティストなどのグラフィックを手がけるRiMO。

ポップかつコミカルなデザインで、ファッションブランドやアーティストなどのグラフィックを手がけるRiMO。

一方、〈OFF〉からは、とろけるように滑らかなテクスチャーにファン続出の
〈OFFブラックチーズケーキ〉や
〈朝倉山椒塩チョコレートブラウニー〉などがラインナップ。
グラフィックデザイナーRIMOデザインによる〈sunuser〉Tシャツ、ZINEなど、
今回初披露となるオリジナルグッズも並びます。

〈sunuser〉と丸山智博によるコラボ惣菜プレート6種盛り 1,800円 ※写真はイメージ

〈sunuser〉と丸山智博によるコラボ惣菜プレート6種盛り 1800円 ※写真はイメージ

〈MAISON CINQUANTECINQ〉〈AELU〉〈LANTERNE〉〈ごらく〉を運営するシェルシュ代表兼料理人、丸山智博。フランス料理を軸にメニュー開発からブランドディレクション等、多岐にわたる飲食のプロデュースを行う。

〈MAISON CINQUANTECINQ〉〈AELU〉〈LANTERNE〉〈ごらく〉を運営するシェルシュ代表兼料理人、丸山智博。フランス料理を軸にメニュー開発からブランドディレクションなど、多岐にわたる飲食のプロデュースを行う。

さらに週末10月16日(土)には、サタデーアペロと題し、
代々木上原のビストロ〈MAISON CINQUANTECINQ〉などを手がける丸山智博氏と、
ワインの注ぎ手として京都のワインスタンド〈TAREL〉を招いたイベントを開催。

京都二条城の南東にある、約四坪のワインスタンド〈TAREL〉。朝からオープンしており、コーヒーも飲める。

京都二条城の南東にある、約4坪のワインスタンド〈TAREL〉。朝からオープンしており、コーヒーも飲める。

ローカルと都市、生産者とお客様の繋がりをイメージした惣菜プレートや、
〈TAREL〉がセレクトした、マグナムサイズのワインが数種類用意され、
カジュアルに兵庫の大地の恵みを楽しむことができます。

〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉 京都店がオープン! 宮島達男との協同アイテムも発表

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

デザイナー宮前義之氏らのブランド〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉に路面店登場

古きよき文化を残しつつ、新たな美が更新されてきた京都。
今秋、そんな京都に衣服ブランド
〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉の路面店がオープンしました。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKEとは、
デザイナーの宮前義之氏率いるエンジニアリングチームが、
1本の糸から独自のプロセスで服を創り出す〈A-POC(エイポック)〉による
ものづくりを継承・発展させ、次世代の衣服を提案するブランドです。

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

そんな同ブランドの新店の空間デザインを、吉岡徳仁氏が担当。
京都の趣ある町屋に、アルミニウムを用いた現代的なデザインに仕上がっています。

「テクノロジーと手仕事を融合させるイッセイ ミヤケのものづくりのように、
この空間には歴史と未来のコントラストが表現されている」と吉岡氏。

ふたつの日本一を一度に体感! 〈苗場ドラゴンドラ〉と 〈田代ロープウェー〉で 「紅葉の絨毯」を満喫

日本最長&日本一の瞬間地上高で味わう紅葉

今年も新潟県湯沢町にある〈苗場スキー場〉と〈かぐらスキー場〉で
紅葉の絶景が楽しめる季節となりました。

2021年10月9日(土)から11月7日(日)にかけて
〈苗場ドラゴンドラ〉と〈田代ロープウェー〉で
秋限定の紅葉観光営業が始まります。
※田代ロープウェーは11月3日(水・祝)までの運行

まるで紅葉の絨毯。鮮やかなエメラルドグリーンの二居湖(ふたいこ)も美しい。

まるで紅葉の絨毯。鮮やかなエメラルドグリーンの二居湖(ふたいこ)も美しい。

苗場ドラゴンドラは、日本一の長さを誇るゴンドラです。
全長5481メートルもの長い道のりを
アップダウンを繰り返しながら進んでいきます。

眼下に広がるのは、苗場高原や田代高原を彩る紅葉の絨毯。
エメラルドグリーンに輝く二居湖(ふたいこ)も神秘的な美しさです。
息を飲むほどの絶景を眺めながら
片道約25分間の空中散歩が楽しめます。

瞬間地上高230メートルを通る、かぐらスキー場の田代ロープウェー。日本一の高さから見下ろす景色は格別。

瞬間地上高230メートルを通る、かぐらスキー場の田代ロープウェー。日本一の高さから見下ろす景色は格別。

一方、田代ロープウェーで特徴的なのはその高さです。
地上からの瞬間地上高はなんと230メートル。
ロープウェーとして日本一の高さを誇ります。

床面には2か所にガラスの「シースルー小窓」を設置。
最高地点で小窓をのぞけば迫力満点の景色を体感できます。
さらに標高1413メートルの山頂駅付近からは
雄大な山々が見渡せて、その美しさに感動することでしょう。

苗場ドラゴンドラ・田代ロープウェーの概要マップ

苗場ドラゴンドラ・田代ロープウェーの概要マップ

今年はコロナ禍での密な状態を避けるため、
田代ロープウェーの上り乗車は予約団体専用に。
一般の利用は苗場ドラゴンドラに乗って山頂に向かい、
〈らくらくリフト〉を経由して田代ロープウェーから下るルートがおすすめです。
混雑を避けながらふたつの日本一を一度に味わうことができます。

田代高原から田代ロープウェー山頂駅までを結ぶ「らくらくリフト」。田代湖や雄大な山々を見渡せる。

田代高原から田代ロープウェー山頂駅までを結ぶ「らくらくリフト」。田代湖や雄大な山々を見渡せる。

さらに田代ロープウェーの山麓駅から苗場シュネーバスターミナルまで
無料の連絡バスも運行されています。
気軽に周遊できる点も魅力です。

さらに標高1474メートルの高さまで上れる「パノラマリフト」も人気。4人乗りリフトで乗車時間は約5分ほど。

さらに標高1474メートルの高さまで上れる「パノラマリフト」も人気。4人乗りリフトで乗車時間は約5分ほど。

「香り」を通じて全国各地の素材や 伝統手工を発信する 〈WANOWA〉のアプローチ

地方産業を「地域×香り」で残す

嗅覚は五感の中で唯一脳に直接信号を送ることができると言われています。
そんな「香り」に着目し、地方産業を守り、発信しているのがプロジェクト〈WANOWA〉。

「香り」を通じて全国各地の素材や伝統手工を発信する〈WANOWA〉

地域の農産物・伝統と香りを組み合わせることで
その魅力を後世に残しながら、持続的なものづくりの一助となっています。

ゆず、ひのき、お茶の香りがラインナップ

現在、〈WANOWA〉では
石川県能美市産の国造ゆず、岐阜県中津川市の加子母ひのき、
京都府相楽郡和束産の宇治茶の主原産地である和束茶を使ったアイテムを展開。
売り上げの2%は、各産地で植樹などの生産支援に当てられているそうです。

香りとともに抽出された肌にうるおいを与える効果が期待できる「チャ葉水」を使用した〈ハンドクリーム〉2200円(税込)。

香りとともに抽出された肌にうるおいを与える効果が期待できる「チャ葉水」を使用した〈ハンドクリーム〉2200円(税込)。

〈つなぎ美術館〉20周年プログラム 津奈木町から考えるMINAMATAと アートによる「癒しと再生」

撮影:​​石川武志

写真家が見つめた「MINAMATA」

熊本県南部の津奈木町に、2001年に誕生した〈つなぎ美術館〉は、
今年で開館20周年を迎えます。

現在、つなぎ美術館では20周年を記念した
さまざまなアート・プログラムを開催中。

そのひとつである
『ユージン・スミスとアイリーン・スミスが見たMINAMATA』展は、
1970年代に水俣病を取材し、世界に伝えた米国人写真家である
ユージン・スミスと活動を共にしたアイリーン・スミスによる、
当時の日常をとらえた貴重な写真を一挙に公開する展示会です。

本展フライヤー

本展フライヤー

津奈木町は水俣市と隣接した人口約4500人の町で、
かつて多くの町民が水俣病の被害を受けました。

その歴史的背景から、津奈木町では
1980代よりアートによる「癒しと再生」を目指して、
地域住民とともにさまざまな文化活動を重ねてきたのです。

ユージン・スミスとアイリーン・スミスは、
1971年から3年間水俣市に居を構え、水俣病を取材し多くの写真を撮影しました。
1975年にアメリカで出版した写真集『MINAMATA』は世界で大きな反響を呼び、
水俣病が世界的にも知られることとなったのです。

本展では、アリゾナ大学クリエイティブ写真センター
(Center for Creative Photography)などの協力を得て、
写真集『MINAMATA』に収められた写真をはじめ、
アイリーン・スミス監修のもと新たにプリントした
初公開の写真も展示されているとのこと。

今秋、ジョニー・デップ主演の映画『MINAMATA-ミナマタ-』も公開予定ということで、
再び水俣に注目が集まっています。

会期中は、アイリーン・スミスらが出演するトークセッションを収録、
アーカイブ配信されるとのことでこちらも注目です。

■アーカイブ配信
トークセッション「 MINAMATAはどういきるのか」
日時:つなぎ美術館HPで近日公開予定
出演:アイリーン・美緒子・スミス(写真家/環境ジャーナリスト)
川延安直(福島県立博物館副館長)
原田利恵(国立水俣病総合研究センター研究員)
モデレーター 楠本智郎(つなぎ美術館 主幹・学芸員)

ふたりの写真家が目を背けず向き合い、残した光景ーー。

近代資本主義の経済的偏重がもたらした災禍といえる水俣病。
さまざまな立場の人が自身との関わり方を模索し、
個人や地域、社会の未来を考え、
思考を深める機会になるのではないでしょうか?

〈Yamanashi Collaboration Beer〉 クラフトビールメーカー 有志4社による初のプロジェクト

フルーティーな山梨らしいビールを召し上がれ!

山梨県は富士山や南アルプス、八ヶ岳と、美しい山々に囲まれた
自然が育む水のふるさとです。
その恵を受けて育つ葡萄からつくるワインが有名ですが、
実は甲府は1874年に東日本で初めて“地ビール”が誕生した地とされています。
その甲府駅そばで、2012年からは
山梨県内を中心とした地ビールが味わえる〈甲府地ビールフェスト〉が開催され、
年々規模を拡大してきました。

ところが2020年から始まったコロナ禍はさまざまな
イベントやお祭りが中止となるなか、「府地ビールフェスト」も2020年、2021年と中止に。

山梨県内のブルワリーとって、〈甲府地ビールフェスト〉は
ビアファンと直接コミュニケーションできる数少ない接点として
大切な役割を果たしてきました。

「コロナ禍で〈甲府地ビールフェスト〉が中止になって
ビアファンが山梨に来られなくても、
自宅でもイベントの雰囲気を感じられるような
地ビールやクラフトビールを提供して、山梨の魅力も同時に知ってほしい」

そんな気持ちを持って立ち上がったのが
山梨県内の有志クラフトビールメーカー4社です。

〈Yamanashi Collaboration Beer〉は山梨県内の有志クラフトビールメーカー4社による初のプロジェクト。

左から〈富士桜高原麦酒〉宮下天通(みやした・ひろみち)さん、〈Outsider Brewing〉小林桃子さん、〈Far Yeast Brewing〉栁井拓哉さん、〈八ヶ岳ブルワリー〉松岡風人(まつおか・かざと)さん。

その4社とは富士河口湖町でドイツ仕込みの製造技術と
富士の豊かな自然を生かしたクラフトビールをつくる〈富士桜高原麦酒〉、
山梨県最北部の北杜市清里で1997年からラガーをメインに
ジャーマンスタイルのビールを醸造する〈八ヶ岳ブルワリー〉、
2012年に甲府市初のブルワリーとしてオープンし、
山梨県産の桃から採取した天然酵母を使ったビールなどをつくる〈Outsider Brewing〉、
ビールの多様性と豊かさをもう一度取り戻すことをミッションに掲げ、
個性を持ったビールを発信する 〈Far Yeast Brewing〉の
4つのブルワリーです。

4社が発足させたプロジェクトは〈Yamanashi Collaboration Beer〉と名づけられました。

参加する4つのブルワリーは、それぞれ醸造スタイルが異なります。
〈Yamanashi Collaboration Beer〉では各ブルワリーが得意な技術を持ち寄り、
素材を最大限に生かしたふたつのコラボビールが完成しました。

〈BLANCO ICE CREAM〉 熊本・山都町の恵みが詰まった 地域とともにあるアイスクリーム

全国各地にある、地域名産を使ったアイスクリーム。
今回ご紹介するのは、その中でも新鋭の
〈BLANCO ICE CREAM(ブランコアイスクリーム)〉。

熊本県山都町出身のアイス好きな若者3人が約1年ほどの試行錯誤を経て、
2021年5月に立ち上げたアイスクリームブランドです。

メンバーは、現在東京在住、代々木上原にある
コーヒーショップ〈PADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)〉の
スタッフでもある吉山郁弥さん、
郁弥さんの弟で、BLANCO ICE CREAMの代表であり、
山都町で作業療法士としても活動する吉山龍弥さん、
彼らの従姉妹で、主にアイスの製造、開発を担当する藤川里奈さんの3人。

地元の食材を用いた無添加のアイスクリームは、
日本はもとより、海外からの問い合わせも頻繁にあるのだそう。

だってこのかわいらしい見た目、こだわりの詰まった魅力的なフレーバー。
おまけに雑誌『POPEYE』でも取り上げられているときたら、
おしゃれなフーディたちが放っておくわけはないでしょう。

今回は、そんな気になるBLANCO ICE CREAMの誕生秘話から、
PADDLERS COFFEEの新店で出されるメニューまで、
あれこれ兄の郁弥さんにお話を伺いました。

地元に貢献できるビジネスを

ことの始まりは、弟・龍弥さんのUターン。
大学院でMBAを取得後、地元に貢献できるビジネスがやりたいと帰郷。
それをきっかけに、東京にいる兄の郁弥さんとふたりで事業を立ち上げることに。

「最初は地元のフードロス削減に貢献できるビジネスがやりたかったんです。
しかし、調べてみるとすでに東京のさまざまな企業が着手していて」

それから郁弥さんはポートランドへ旅をした際、
〈Salt & Straw〉というハンドメイドのアイスクリームショップに出合います。

〈Salt & Straw〉はコーヒー豆のかすや廃棄野菜・果物を使ってアイスづくりを行う、
アメリカで人気のアイスクリームブランド。
郁弥さんはそんな社会的意義があり、モダンで洗練された同店に心惹かれました。

龍弥さんが手にしたSalt & Strawの本。

龍弥さんが手にしたSalt & Strawの本。

その後、龍弥さんもSalt & Strawの本を手にしていたという偶然が。
こうしてふたりは同店のコンセプトに感銘を受け、従姉妹の里奈さんも交え、
フードロス削減にも貢献できるアイスクリームブランドの立ち上げを目指します。

隈研吾建築。岡山・蒜山高原の サステナブルな新ランドマーク 〈GREENable HIRUZEN〉

〈GREENable HIRUZEN〉。

注目は「里帰り」したCLT建築

SDGs未来都市でもある、岡山県真庭市。

製材端材や林地残材を発電燃料として活用するなど、
ゴミを資源に変え、資源とお金の地域循環をつくる
「回る経済」の実現に取り組んできました。

そんな同市内・蒜山高原(ひるぜんこうげん)に、
今夏、隈研吾建築のサステナブルな新ランドマーク
〈GREENable HIRUZEN(グリーナブル ヒルゼン)〉がオープン。

「回る経済」をさらに発展させるために、阪急阪神百貨店とともに設立された、
自然共生に関する行為やものを紹介するコミュニティブランド
〈GREENable(グリーナブル)〉のビジョン発信の拠点です。

象徴的建造物、CLTパビリオンの〈風の葉〉、
隈氏の建築資料と現代アートを展示する〈蒜山ミュージアム〉、
観光情報とサステナブルな暮らしを提案する〈ビジターセンター・ショップ〉、
自転車文化の発信や蒜山高原の自然や文化に触れられる〈サイクリングセンター〉
で構成された館内。

〈風の葉〉

〈風の葉〉。

〈風の葉〉は、真庭市産の木材、CLT(直交集成板)を使用し
2019年11月に東京・晴海に建てられた
隈氏設計監修〈CLT PARK HARUMI〉が役目を終え、
新たなシンボルとして生まれ変わったもの。

木の葉をイメージしたCLTパネルが、スパイラル状に空へ舞い上がるようなデザインのファサード。パネル間にわずかな隙間を設け、風が通るように設計されており、内部にも風が吹き抜けます。

木の葉をイメージしたCLTパネルが、スパイラル状に空へ舞い上がるようなデザインのファサード。パネル間にわずかな隙間を設け、風が通るように設計されており、内部にも風が吹き抜けます。

CLTは、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性に優れているのはもちろん、
活用することで、林業・木材産業の活性化、CO2排出削減や森林保全にも貢献。
まさに、地方創生と環境の両面からサステナブルな社会の実現に貢献する資材です。

真庭市産のCLTの活用建築が「里帰り」するというストーリーは、
都市と農山村を結びつける、地方創生を象徴するものでもあります。

また、解体しても再生できる木造建築の特性を活かした
移築可能な素材・構造システムを実現したことで、
木材の新たな活用方法、さらに建築物のアップサイクル例として、
“持続可能性”を体現する建物ともいえるでしょう。

波佐見焼メーカー〈マルヒロ〉が 私設公園〈HIROPPA〉をオープン! アート遊具やカフェも併設

波佐見にユニークな公園が誕生

長崎県東彼杵郡波佐見町は、400年もの歴史がある焼き物のまち。
長らく有田焼や伊万里焼として生産された時代を経て、
2000年代からは「波佐見焼」として全国に広がりました。

そんな波佐見焼の産地メーカーである〈マルヒロ〉が、
私設公園〈HIROPPA〉をオープンします。

2021年9月25日から波佐見町民限定でプレオープン、
10月1日にグランドオープンを迎えます。

HIROPPAのWEBサイト

HIROPPAのWEBサイト

1957年、露天商に始まったマルヒロは、
2010年にリリースした〈HASAMI〉のマグカップが大ヒット。
以降〈BARBAR〉〈ものはら〉などのブランドを次々と展開し、
波佐見焼の人気を押し上げた産地メーカーとなりました。

そんなマルヒロがつくるHIROPPAはどんな場所なのでしょう?

エントランス。サインは浅葉球・飯高健人・石井伶の3人のグラフィックデザイナーで活動するデザインユニット〈GOO CHOKI PAR〉が制作した。

エントランス。サインは浅葉球・飯高健人・石井伶の3人のグラフィックデザイナーで活動するデザインユニット〈GOO CHOKI PAR〉が制作した。

一足先にHIROPPAを見学させてもらいました。
エントランスを抜けて園内に入ると、
広々とした敷地に明るい芝生が目に飛び込んできます。

HIROPPAのエントランスを抜けて園内に入ると、広々とした敷地に明るい芝生が目に飛び込んでくる。

HIROPPAのデザインを手掛けたのは、
〈DDAA/DDAA LAB〉の元木大輔さん。
約1200坪の敷地は、高低を描く稜線や
幾何学的なラインが見えるように設計されており、
風景の中に緩やかな動きが感じられます。

車椅子で一周できるバリアフリーの公園で、
アーティストの遊具で遊べるほか、
マルヒロの直営店やキオスク、カフェも併設されています。

Boris Tellegenの作品であり遊具。座ってコーヒーとサンドイッチのランチなんて最高。

Boris Tellegenの作品であり遊具。座ってコーヒーとサンドイッチのランチなんて最高。

そしてひときわ目立つのは、こちらのオブジェ。

国内外のアーティストと積極的にコラボを行うマルヒロが、
以前から縁のあるオランダのアーティストBoris Tellegen
オーダーしたという遊具で、上から見ると「HIROPPA」と読むことができます。

Borisさんはオランダ・アムステルダムで1980年~2000年代初め
ヨーロッパグラフィティの代表格として知られる〈DELTA〉として活動、
現在は本名のBoris Tellegenとして世に作品を送り出しています。

「まちの子どもたちにアートを身近に感じてほしい」という依頼に、
Borisさんは快く応じてくれたのだそう。

雲モチーフのスイーツが映える! 〈星野リゾート トマム〉に 標高1088メートルのカフェが誕生

北海道最大級の滞在型リゾート〈星野リゾート トマム〉は、
滞在中の見どころのひとつである〈雲海テラス〉を8月にリニューアルオープン。
従来よりも前面にせり出し、
ダイナミックな雲海をさらに間近で鑑賞できるようになりました。

さらに、今回のリニューアルでガラス張りの屋内カフェ〈雲Cafe〉が新たに誕生。
標高1088メートルに位置しています。

カフェの店内。大きな窓から、壮大な景色が広がります。

カフェの店内。大きな窓から、壮大な景色が広がります。

雲Cafeの注目ポイントは、ふわふわな雲を表現したスイーツやドリンクたち。
空に浮かぶカフェとして、
オリジナリティ溢れるかわいいメニューが勢揃いしました。

雲のふわふわを表現した「雲ソフト」や、
綿あめがのった「雲海ソーダ」、雲形のマシュマロを添えた「雲海コーヒー」。
絶景をバックに写真を撮りたくなりますね。

(左から)雲海ソーダ、雲ソフト、雲海コーヒー

(左から)雲海ソーダ、雲ソフト、雲海コーヒー 各600円(税込)

さらに、白い雲形のマカロン「雲マカロン」もかわいい!
テイストは、バニラとレモンを用意。

カフェメニュー集合。写真左がマカロン。

カフェメニュー集合。写真左がマカロン 700円(税込)。

ほかにも「雲海ココア」や「雲海オレ」、
雲型のパンがついたクラムチャウダーなども。
ホットドリンクやクラムチャウダーは、
冷えがちな朝方の体を温めてくれること間違いなし。

この素敵なドリンクやスイーツを堪能しながら、
窓越しに景色を眺めたり、屋内のソファでくつろいだり、
雲海をのんびり待つ時間も楽しく過ごすことができます。

まさに「飲む森林浴」 木食ブランド〈木(食)人〉より、 ノンアルコールドリンクが限定販売!

〈フォレストソーダ〉

軽井沢・離山の木々をドリンクに

軽井沢で、「人・自然・人工物」が交差した暮らしを
探求するプロジェクト〈TŌGE(とうげ)〉

そして、里山に眠る植生の食材の可能性を探求する〈日本草木研究所〉

自然にまつわるユニークな取り組みを行う両者が手を組み、
このたび、軽井沢・離山(はなれやま)に生息する香り高き木々の食用化を試みる
食品ブランド〈木(食)人(もくしょくじん)〉がローンチされました。

標高1256mの側火山・離山

標高1256メートルの側火山・離山。

頂部が比較的平らで「テーブルマウンテン」とも呼ばれる、
標高1256メートルの側火山・離山。
同山には明治以来の植林が生い茂り、人の手による定期的な手入れを要します。
〈木(食)人〉は、その過程で採られる木々を研究し、
食べられるかたちに変える木食専門ブランドです。

〈フォレストソーダ〉 2560円(右)、〈フォレストシロップ〉 大 720ml 3980円 (中央)小 250ml 1930円(左)

〈フォレストソーダ〉 2560円(右)、〈フォレストシロップ〉 大 720ml 3980円 (中央)小 250ml 1930円(左)

第一弾のプロダクトとして8月に発売されたのは、
木の香りを抽出した〈フォレストソーダ〉と〈フォレストシロップ〉。

フォレストソーダは、木の爽やかな旨みを凝縮したストレートタイプの微炭酸飲料。
そしてフォレストシロップは、5倍濃縮のシロップタイプです。

“ミルク×コーヒー”の新たなウェーブ 〈MILKBREW COFFEE〉旗艦店が 嬉野の町屋にオープン!

(写真:水崎浩志)

白漆喰の町屋が立ち並ぶ、佐賀県嬉野市塩田町。
まちの中央部を塩田川が流れ、船が行きする川港として発展した
この地区は「塩田津(しおたつ)」と呼ばれています。

歴史情緒あふれる古き良きまち並みの一角に、
この夏、新しいスタイルのコーヒーショップ
〈MILKBREW COFFEE〉がオープンしました。

もとは銀行だった蔵を改修した店内。蔵のオーナーが大切に管理されていたそう。(写真:水崎浩志)

もとは銀行だった蔵を改修した店内。蔵のオーナーが大切に管理されていたそう。(写真:水崎浩志)

MILKBREW COFFEEの店舗を手がけたのは、
建築やインテリア、家具など幅広い分野で活躍する
空間やプロダクトのデザイナー・二俣公一氏が主宰する〈CASE-REAL〉

店舗となる建物には、国の登録有形文化財に
指定される蔵が活用されています。
白漆喰で覆われた外観には一切手を加えることは
できないという制限のもと、CASE-REALの手によって
既存の状態が最大限に生かされた、
コーヒーショップが誕生しました。

カフェの奥にはガラス張りの乳製品の開発や加工を行うラボを併設。(写真:水崎浩志)

カフェの奥にはガラス張りの乳製品の開発や加工を行うラボを併設。(写真:水崎浩志)

外観は歴史情緒ある蔵、内部はカフェとラボ双方の
ライブ感が伝わるよう綿密に設計された機能的な空間に。
蔵の持つ独特の雰囲気の中、人工大理石で製作された
カウンターと壁面が、ミルキーカラーで一層映えます。

大分を楽しむWebマガジン 『edit Oita』編集部から、 おうちカフェが捗るギフトをプレゼント!

大分県が運営、マガジンハウスが制作を手がける
大分を楽しむWebマガジン『edit Oita』で現在、
自宅で大分気分を味わえるプレゼントキャンペーンを実施中です。

キャンペーン

edit Oitaは、日本一の源泉数・湧出量を誇る大分の温泉の紹介はもちろん、
四季折々の絶景スポットやレトロなまち並み、
集めたくなる工芸品、食欲をそそるソウルフード、
まちのキーマンなど、温泉以外の魅力もたくさん発信しています。

edit Oitaのトップページ

edit Oitaを通して大分に興味を持った人が、
自粛期間中でも大分を堪能してもらえたらという思いから、
今回のプレゼントキャンペーン〈#おうちカフェ de 大分気分〉を企画。
おうちカフェが捗るような大分県産の素敵なギフトを用意しました。

内容は、大分のセレクトショップ「Oita Made」の商品から「edit Oita編集部」が厳選した
“おうちカフェが捗るギフトの詰め合わせ”全3種類。

臼杵焼

ひとつ目は、優雅な気分を味わえる〈エレガントコース〉(1万円相当、5名様)。
江戸時代後期からわずか数年だけ生産された
“幻の焼き物”〈臼杵焼〉のうつわがメイン商品。

臼杵焼使用例

使い勝手の良いサイズ感とカラーリングは、
ケーキやクッキーなどカフェタイムを格上げしてくれるほか、
アクセサリー置きやインテリアとしてもぴったり。

いちごビネガー

ふたつ目は、疲れを吹き飛ばす癒やしの〈リフレッシュコース〉(5000円相当、5名様)。
大分県産オリジナルのいちご〈ベリーツ〉を、
ビネガーにじっくり漬け込んだ〈いちごビネガー〉がメイン商品。

いちごビネガー盛り付け例

水やソーダ、ミルクや豆乳、シャンパンや白ワインまで、
お好きな割り方でヘルシーに楽しめます。

雪国が育んだ食の知恵 青森県〈津軽あかつきの会〉が 発酵・菜食中心のレシピ88品を公開!

津軽内陸部に伝わるおばぁちゃんの味

今や世界中にファンをもつ、青森県・津軽地方のおばぁちゃんの味。
〈津軽あかつきの会〉が伝える“津軽伝承料理”が
レシピ本になって発売になりました!

津軽あかつきの会の拠点は、青森県弘前市。
市の中心部にある中央弘前駅から弘南鉄道に揺られて約20分、
石川駅から徒歩約5分の場所にあります。

津軽あかつきの会のメンバー。平均年齢70歳で始まった活動は、現在20~30代にも受け継がれ、約30名で活動しています。右から3番目が代表の工藤さん。(撮影:船橋陽馬)

津軽あかつきの会のメンバー。平均年齢70歳で始まった活動は、現在20~30代にも受け継がれ、約30名で活動しています。右から3番目が代表の工藤さん。(撮影:船橋陽馬)

工藤良子さんをはじめとした農家の女性メンバーが、
地元で暮らすおばぁちゃんを訪ね、
土地に伝わる料理のレシピを聞き書きし始めたのは20年以上前のこと。
当時は工藤さん自身もつくり方がわからなかったと言いますが、
2001年に津軽あかつきの会を立ち上げて以来、
津軽の内陸部に伝わる作物や調理法を調査しながら、
料理教室や予約制の食事会を催す機会を重ね、
200以上のレシピを蓄積・伝承してきました。

予約制の食事会は1食1500円。地元で採れるものをその時期に一番おいしく食べられる方法で調理した料理を味わうことができます。写真はある日の春のお膳。数々の新鮮な山菜料理が並びます。(撮影:船橋陽馬)

予約制の食事会は1食1500円。地元で採れるものをその時期に一番おいしく食べられる方法で調理した料理を味わうことができます。写真はある日の春のお膳。数々の新鮮な山菜料理が並びます。(撮影:船橋陽馬)

春夏には採れたての山菜や自らの畑でつくる野菜、
秋にはキノコ、冬には、発酵・塩蔵(えんぞう)・乾燥といった技術を駆使した
保存食を調理した料理が並ぶ食事会は、県外のみならず海外からも注目され、
多くの訪問を受け入れてきました。

食用菊が彩りを添えるある日の秋のお膳。「自然の色」が鮮やかに並び見た目にも美しい。(撮影:船橋陽馬)

食用菊が彩りを添えるある日の秋のお膳。「自然の色」が鮮やかに並び見た目にも美しい。(撮影:船橋陽馬)

新潟ってどうオモシロい? キーパーソンに聞いてみよう。 〈地元をオモシロくする10人の発信力〉開催

新潟で注目のローカルプレイヤーを講師に、トークセッションを開催

時代の流れとともに「ローカル」に関心が高まっていますが、
新潟にも地元の魅力を発信するキーパーソンはたくさんいます。
オンラインセミナー〈地元をオモシロくする10人の発信力〉では、
今、新潟で注目すべきローカルプレイヤ―10人を講師にお招きして、
地元を盛り上げる「発信力」を、実践事例とともに紹介しています。

9月10日に行われた第1回は、『コロカル』の創刊編集長・及川卓也と、
「まちを編集する」がコンセプトの、
三条市にある本屋兼喫茶店〈SANJO PUBLISHING〉の水澤陽介さんが登壇。
「まちの編集とは」をテーマに、価値を見つけて編集し、発信することの
視点や実感について語りました。

及川からは『コロカル』での経験から、編集という手法で地域と関わることについて。
デジタル時代のメディアの変化を、
「これまで出版社やテレビなど、マスメディアが情報を発信してきたが、
今はウェブやSNSで個人がメディアになれる時代」と話します。
さらには、県外のメディアは取材において一時的にしか地域に入り込まないことの
メリット・デメリットに触れ、
「外部のメディアが捉えられない情報を地元の人は捉えることができる」
とまちの編集の可能性について語りました。

続いては水澤さん。
PUBLISHINGといっても、媒体の制作だけでなく、
「必要なものは自分でつくる」をテーマに、本屋や喫茶店・パブの運営を通して、
リアルな場でも積極的に発信をしています。
SANJO PUBLISHINGは、出会いの場でもあり、活動・仕掛けの場。
三条のまちをメディアとし、「まちを編集」している好例を紹介しました。

SANJO PUBLISHING店内。

SANJO PUBLISHING店内。

その後はファシリテーターを務める建築家・小林絋大さんを交えて、
「まちで編集する」と「まちを編集する」ことの違いや、
ほかの地域の編集事例について話しました。
「持続可能、ファンになってくれるような事業のあり方が重要」
という及川の言葉に、一同頷く場面も。

ファシリテーター小林絋大さん(上)、コロカル創刊編集長 及川卓也(左)、〈SANJO PUBLISHING〉水澤陽介さん。

ファシリテーター小林絋大さん(上)、コロカル創刊編集長 及川卓也(左)、〈SANJO PUBLISHING〉水澤陽介さん。

さらに、「地域の魅力を地元の方に尋ねると、だいたい人・自然・食べ物と返ってくるが、
もっと固有の魅力を掘り下げることが大切」と議論は進みます。
取材のなかで、特定の分野に詳しい人や特技を持った人と出会えたことを例に、
その地域の魅力やオモシロさを“暗号”と例え、「暗号探し」の重要さを語りました。

「地域の編集のハードルの高さを感じる必要はないが、
メディアが目指すものを意識することが大事。
難しい部分があれば一緒に考えていきましょう」
新潟県民もそうでない方も、「新潟の魅力の編集」と「発信」について、
考える機会になったのではないでしょうか。

"没⼊型リトリート"のアートヴィラ、 〈ONEBIENT神通峡〉 2022年秋にオープン

富山県の中央を流れる清らかで水量の多い神通川を臨む場所に、
2022年秋、3棟4室のアートヴィラ
〈ONEBIENT神通峡(ワンビエント じんづうきょう)〉がオープンします。

『ミシュランガイド北陸2021』で
4パビリオンの旅館として紹介された〈リバーリトリート雅樂倶〉に隣接し、
施設としても連携するアートヴィラ〈ONEBIENT神通峡〉は
どのような宿泊が体験できるのでしょうか。

自然環境へより深く没入する〈ONEBIENT〉

〈ONEBIENT〉は、人のいない静けさの中で、
その時、そこにしかない世界に没入することができるアートヴィラです。
光や⾵、⽔、土、草木といった自然の要素を、
建築とテクノロジーの両面から拡張。

その土地が持つ特有の自然現象を用いて、
その場所だけの「新しい環境」をつくり出します。

ヴィラの設計を担当するのは、建築家の浜田晶則氏とアーティストの穴井佑樹氏。
2人が共同で生み出すのは、建築とアート、そして自然を融合させ
自然環境へより深く没入することを促す空間です。

〈ONEBIENT〉の特徴は、新しい環境の体験だけではありません。

自然エネルギーを建築の内部に取り込むことで、常に室内環境の快適性を維持。
一般の電力供給には頼らず、太陽光発電や薪ボイラーを活用することで
完全オフグリッドを目指します。

さらに施設の運営には独自の統合制御システムを導入。
存在を意識できないほど周囲の環境に溶け込むカームテクノロジーの開発により、
宿泊にまつわるさまざまなサービスが無人化されます。

これら全てによって、宿泊者にまったく新しい没入型の宿泊体験を
提供することになっています。

無・減農薬の野菜と果物がたっぷり。 福岡発スムージーの定期便 〈CHISO-馳走-〉

オーガニック食品や無農薬野菜の需要が高まるなか、
福岡市のフードテックスタートアップの〈株式会社すりあし〉が、
無農薬・減農薬の野菜と果物を使用した
冷凍スムージーベースの販売を開始しました。

無農薬・減農薬の野菜と果物を使用した冷凍スムージーベース〈CHISO-馳走-〉。

その名も〈CHISO-馳走-〉。

スムージーに使われる野菜や果物は、
九州の農家さんが丹精込めて育てた無農薬や減農薬のものばかり。
瞬間冷凍で栄養はそのまま、ギュッと閉じ込められています。

2021年に立ち上がった〈CHISO-馳走-〉は、
長く続くコロナ禍のなかで
「大切な人が離れていても健康でいてほしい」
という願いからスタートしたプロジェクト。

健康をテーマに、社会的にも貢献でき多くの
人に受け入れられるものを……そうして行き着いたのが
「冷凍クラフトスムージー」だったのです。

新しいチャレンジを決意した共同創業者の
木下さんと大島さんはもともと大学の同級生。
九州各地の農家さんを訪れる中で知った「食」と「農」を取り巻くリアルな現状を、
スムージーを通して多くの人に伝えていきたいといいます。

ケール、りんご、レモンなどそれぞれの農家さんを訪ねてダイレクトトレードを行う。現地の畑で素材の味わいをみたり、生産者の声を直に聞く貴重な機会に。

ケール、りんご、レモンなどそれぞれの農家さんを訪ねてダイレクトトレードを行う。現地の畑で素材の味わいをみたり、生産者の声を直に聞く貴重な機会に。

「衝撃を受けたのは、時間と手間をかけ
有機栽培で作っているにも関わらず、安くないと売れないので、
農薬や化成肥料を使い大量生産された野菜と同じような値段で
販売しているケースが多かったこと」だと、木下さんは話します。

「農家さんと消費者の橋渡し役を引き受けたい」。
食と農の現状に触れ、そんな思いが募ったのだそう。

加工作業風景。

加工作業風景。

〈日本百貨店〉リニューアル記念。 日本各地のおもしろ名品が集う 〈いろいろニッポン見っけ市〉が開催

全国のスグレモノが一挙集結

創業から約10年間、日本各地のつくり手と使い手の出会いの場として
さまざまな情報発信をしてきた〈日本百貨店〉。

そんな日本百貨店が、2021年9月に
ブランドロゴや公式サイト、オンラインショップなどを大幅リニューアルしました。

2021年9月、ブランドロゴや公式サイト、オンラインショップなどを大幅リニューアルした〈日本百貨店〉。

リニューアル前の〈日本百貨店〉。

リニューアル前の〈日本百貨店〉。

今後は、「ニッポンの百貨をおもしろく。」をコンセプトに、
より一層、ユニークで遊び心あふれる切り口で
日本のモノヅクリ文化のおもしろさ、豊かさを届けることを目指すといいます。

これを記念し、日本百貨店の魅力あふれるセレクトが楽しめる
〈いろいろニッポン見っけ市〉の開催や、
オンラインショップでのお買い物が40%オフになるキャンペーンを実施。

いろいろニッポン見っけ市は、日本百貨店の集大成のような内容で展開。
つくり手のこだわりや歴史に焦点を置き、「ニッポンの面白い!」を
ピックアップした食品や雑貨を実店舗にて販売します。

水風呂は日本海! 大自然とともにある 新潟県柏崎市〈サウナ宝来洲〉

〈サウナ宝来洲〉

可能性を秘めた地方サウナ

サウナブームが叫ばれて久しい今日この頃。
全国各地にユニークなサウナが増えているのをご存知ですか?

本日はその中から、新潟県柏崎市の鯨波海岸にある
〈サウナ宝来洲(ホライズン)〉をご紹介。
なんとここ、日本海が水風呂と化したサウナなんです!

2021年春にオープンした〈サウナ宝来洲〉。
バーベキューやシーカヤックといった
マリンアクティビティが楽しめる〈小竹屋旅館〉が手がけるこちらは、
目の前が海の開放的なアウトドアサウナです。

2021年春にオープンした〈サウナ宝来洲〉は〈小竹屋旅館〉が手がけた目の前が海のアウトドアサウナ。

サウナ自体は、300kgの石にセルフロウリュできる本格的な薪サウナで、
高温多湿のため、気持ちのよい発汗を促してくれます。

砂浜を見渡せるルーフトップ

砂浜を見渡せるルーフトップ

夜には満天の星空を見渡せるルーフトップをはじめ、
外にさまざまな外気浴スペースが設けられ、異次元の開放感を実現。
海風の気持ちよさを存分に体感できるようになっています。

この〈サウナ宝来洲〉の立ち上げのきっかけはTwitter。
コロナ禍で海水浴場が閉鎖され、併設の旅館業が大きなダメージを受けた昨年。

それに限らず、年々海水浴客の減少を懸念していたオーナーの杤堀耕一さんは、
「これからの時代、地方のサウナがすごくいい」というTwitterの投稿から、
新たなコンテンツとしてサウナを検討することに。

サウナーのLINEグループにて、長野県に予約が取れないことで有名な
フィンランド式サウナ〈The Sauna〉があると知ります。

早速現地を訪れた杤堀さんは、野尻湖畔の脇に立ち、背後が大自然という、
地元のロケーションを存分に生かした独特の〈The Sauna〉の世界観に感動。
よりアウトドアサウナの魅力に引き込まれたのだそう。

それから、〈The Sauna〉支配人である野田さんにプロデュースを依頼し、
徐々に〈サウナ宝来洲〉が形づくられていきました。

野村友里さんが思う 宮崎県西都市の魅力は? 移住オンラインイベント 〈西都はじめるLIVE〉参加者募集中!

〈西都はじめるLIVE〉で野村さんは西都市をどう語る?

宮崎県の県央に位置する西都市。
古墳群とその関連拠点が点在し、古代のロマンあふれるまちです。
また、近年ではグリーンツーリズムにも力を入れ、
食と農、伝統芸能を横断した魅力創出を進めています。

俯瞰で見た古墳。

俯瞰で見た古墳。

古墳祭りの女人の舞。

古墳祭りの女人の舞。

西都市ではマンゴーなど南国の農産物も育ちます。

西都市ではマンゴーなど南国の農産物も育ちます。