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posted:2021.9.25 from:長野県北佐久郡軽井沢町 genre:食・グルメ
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
軽井沢で、「人・自然・人工物」が交差した暮らしを
探求するプロジェクト〈TŌGE(とうげ)〉。
そして、里山に眠る植生の食材の可能性を探求する〈日本草木研究所〉。
自然にまつわるユニークな取り組みを行う両者が手を組み、
このたび、軽井沢・離山(はなれやま)に生息する香り高き木々の食用化を試みる
食品ブランド〈木(食)人(もくしょくじん)〉がローンチされました。
頂部が比較的平らで「テーブルマウンテン」とも呼ばれる、
標高1256メートルの側火山・離山。
同山には明治以来の植林が生い茂り、人の手による定期的な手入れを要します。
〈木(食)人〉は、その過程で採られる木々を研究し、
食べられるかたちに変える木食専門ブランドです。
第一弾のプロダクトとして8月に発売されたのは、
木の香りを抽出した〈フォレストソーダ〉と〈フォレストシロップ〉。
フォレストソーダは、木の爽やかな旨みを凝縮したストレートタイプの微炭酸飲料。
そしてフォレストシロップは、5倍濃縮のシロップタイプです。
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原材料は、モミ、アカマツ、カラマツ、アブラチャン、ヒノキ、晩柑、
ブラックカルダモンのみ。
純度高く森の木々の香りそのものを楽しんでもらえるようにと、
なんと砂糖をのぞく材料の95%以上が軽井沢で採れる香木なのだそう。
もぎたての季節の香木を蒸留し、
森に入った瞬間の抜けるような爽やかさを凝縮した味わいが特徴です。
もともと木に含まれる「フィトンチッド」という香気成分は、
シトラスやベリーのように華やかで爽快、そして甘く香り、
研究によると、精神安定効果が期待できるともいわれています。
タイトルにもある通り、まさに「飲む森林浴」。
今まさにトレンドライクなノンアルコールドリンクのニューカマーとして、
ぜひともチェックしてみてはいかがでしょう?
information
木(食)人
Web:オンラインショップ
*9月上旬から配送開始予定
*価格はすべて税込です。
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