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posted:2021.9.17 from:新潟県 genre:暮らしと移住
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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コロカル編集部
時代の流れとともに「ローカル」に関心が高まっていますが、
新潟にも地元の魅力を発信するキーパーソンはたくさんいます。
オンラインセミナー〈地元をオモシロくする10人の発信力〉では、
今、新潟で注目すべきローカルプレイヤ―10人を講師にお招きして、
地元を盛り上げる「発信力」を、実践事例とともに紹介しています。
9月10日に行われた第1回は、『コロカル』の創刊編集長・及川卓也と、
「まちを編集する」がコンセプトの、
三条市にある本屋兼喫茶店〈SANJO PUBLISHING〉の水澤陽介さんが登壇。
「まちの編集とは」をテーマに、価値を見つけて編集し、発信することの
視点や実感について語りました。
及川からは『コロカル』での経験から、編集という手法で地域と関わることについて。
デジタル時代のメディアの変化を、
「これまで出版社やテレビなど、マスメディアが情報を発信してきたが、
今はウェブやSNSで個人がメディアになれる時代」と話します。
さらには、県外のメディアは取材において一時的にしか地域に入り込まないことの
メリット・デメリットに触れ、
「外部のメディアが捉えられない情報を地元の人は捉えることができる」
とまちの編集の可能性について語りました。
続いては水澤さん。
PUBLISHINGといっても、媒体の制作だけでなく、
「必要なものは自分でつくる」をテーマに、本屋や喫茶店・パブの運営を通して、
リアルな場でも積極的に発信をしています。
SANJO PUBLISHINGは、出会いの場でもあり、活動・仕掛けの場。
三条のまちをメディアとし、「まちを編集」している好例を紹介しました。
その後はファシリテーターを務める建築家・小林絋大さんを交えて、
「まちで編集する」と「まちを編集する」ことの違いや、
ほかの地域の編集事例について話しました。
「持続可能、ファンになってくれるような事業のあり方が重要」
という及川の言葉に、一同頷く場面も。
さらに、「地域の魅力を地元の方に尋ねると、だいたい人・自然・食べ物と返ってくるが、
もっと固有の魅力を掘り下げることが大切」と議論は進みます。
取材のなかで、特定の分野に詳しい人や特技を持った人と出会えたことを例に、
その地域の魅力やオモシロさを“暗号”と例え、「暗号探し」の重要さを語りました。
「地域の編集のハードルの高さを感じる必要はないが、
メディアが目指すものを意識することが大事。
難しい部分があれば一緒に考えていきましょう」
新潟県民もそうでない方も、「新潟の魅力の編集」と「発信」について、
考える機会になったのではないでしょうか。
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第2回は10月1日に開催予定。
「ローカルファンを作る」をテーマとして、
新潟ローカルウェブマガジン『Things』編集長の近藤翔太さんと、
カレーとごまどうふの店〈石本商店〉の大島史也さん梢絵さん夫妻が登場。
新潟のWEBメディアとして若者にも注目される『Things』と、
インスタを中心にさまざまなツールで情報を発信し話題となっている
〈石本商店〉の事例を通して、地元を巻き込んだファンづくりについて語ります。
また、希望者には「県民ライター」として記事作成体験ワークを用意。
『新潟のつかいかた』『新潟コメジルシプロジェクト』を運営するコロカルの
チーフ編集者が指導に入り、記事制作をサポートします。
なお、「県民ライター」への参加は、県民限定です。
興味のある方はぜひご参加ください。
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地元をオモシロくする10人の発信力
第2回「ローカルファンを作る」
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