3年で、醸造所が倍に。今、山陰の地ビールが熱い!
表紙を目にした瞬間、喉が鳴ったら手にしてほしい1冊。
2022年7月22日、鳥取の〈今井出版〉より発売された、
『山陰クラフトビール2』です。
著者は、東京から鳥取県大山町へ移住したビアエッセイストの矢野竜広さん。
同じく東京から鳥取へ移住した〈今井印刷〉の上野智美さんが編集を担当し、
「山陰地ビール」の“今”を余すことなく紹介しています。
矢野さんによると、1990年代後半に全国で起きた地ビールブームで、
山陰には8社の醸造所が誕生。その後、2軒にまで減ってしまうものの、
2015年頃からクラフトビールが盛り上がりを見せるようになると、
2019年までに7社(この年、『山陰クラフトビール1』を発売)、
さらに3年後の2022年には、倍の14社に。
日本初の低アルコール専門ブルワリーや、
辺境ならではの実験的なブルワリーなども登場し、
山陰は今、さまざまな個性派ビールが楽しめるエリアとのこと。

ビアエッセイストの矢野竜広さん。自宅のビール部屋(!)にて。

田舎暮らし満喫中の編集者・上野智美さんは、結婚を機に鳥取へ。
〈しじみヴァイツェン〉、〈そばいつぇん〉?
〈山陰クラフトビール2〉を開いてみると、
14の醸造所と、64本ものビールの解説がズラリ。
中でも、「山陰らしさ」が際立っているビールと言えば?
例えば、島根の醸造所〈松江ビアへるん〉の限定ビール〈しじみヴァイツェン〉。
宍道湖の名物・しじみの料理と合わせて飲むために開発されたビールで、
製造には宍道湖のしじみをなんと80キロも使用(4000缶あたり)!
「一瞬、戸惑われる方が多いのですが、しじみ料理と合わせると、
急に旨みと甘味が増す不思議なビールです」と矢野さん。
ちなみに〈松江ビアへるん〉は、
蕎麦に合わせた〈そばいつぇん〉(※限定)など、
地元の料理とのペアリングが楽しめるビールづくりが得意な醸造所だそう。
ほかにも山陰には、トマトや岩牡蠣、
クロモジ、生姜、梅、スイカなど、食の豊かさを生かしたクラフトビールが満載。

宍道湖を眺めながら飲みたい! 〈しじみヴァイツェン〉。






















































































