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posted:2022.7.14 from:青森県青森市 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Haruna Sato
佐藤春菜
さとう・はるな●北海道出身。国内外の旅行ガイドブックを編集する都内出版社での勤務を経て、2017年より夫の仕事で拠点を東北に移し、フリーランスに。編集・執筆・アテンドなどを行なう。暮らしを豊かにしてくれる、旅やものづくりについて勉強の日々です。
2019年に初開催後、全国を巡回する『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』が、
2022年7月16日(土)から、〈青森県立美術館〉で開幕します。
デザイナー・皆川明氏が、
〈ミナ ペルホネン〉の前身となる〈ミナ〉を立ち上げたのは1995年。
「流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ『特別な日常服』」
をコンセプトに、
「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートし、
以来インテリア、食器などの生活全般、
さらにはデザインを超えたホスピタリティを基盤にした分野へと活動を広げてきました。
2019年に東京でスタートし、兵庫、福岡を経て、青森で開幕する本展覧会では、
「継続する」「つながる」「連なる」「手を組む」「循環する」など、
多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、生地や衣服、インテリア、
食器などのプロダクトに加え、原画、映像、印刷物など、
創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料が展示される予定です。
今回の会場となる青森県立美術館は、
2009年からミナ ペルホネンによりデザインされた
スタッフユニフォームが採用されている特別な場所。
プレイベントとして、青森市内の小学校で、皆川氏による特別授業も行われました。
開幕日の7月16日(土)には、ユニフォームをデザインした皆川氏、
美術館の設計者である建築家・青木淳氏、
美術館のV.Iを手がけたアートディレクター・菊地敦己による、
開館以来初のスペシャル鼎談が開催されます。
会場視聴の参加申し込みは終了しましたが、
青森県立美術館のYouTubeチャンネルでライブ配信が決定しました。
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会期中は、〈ミナ ペルホネン〉のグッズや
洋服を取り扱う特設ショップが開設されるほか、
東京展の会場写真を収録した展示会公式カタログに、
ユニフォームにも使用されている〈choucho〉柄のカバーが新たに登場します。
エントランスギャラリーには、7月13日(水)、14日(木)に行われた、
皆川氏による公開制作で完成する作品を展示予定。
今回はどんな世界が描き出されるのか。
2.7×5.4mの巨大なキャンバスの上に生み出される豊かなイメージを体感しに、
青森県立美術館を訪れてみてください。
過去会場での公開制作の様子はこちらからご覧いただけます。
青森だけの関連企画も用意されている『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』。
開幕後もワークショップやトークショーが予定されています。
最新情報はウェブサイトをチェックしてください。
information
『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』(青森展)
会期:2022年7月16日(土)~10月2日(日)
会場:青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
※7月23日(土)、8月27日(土)、9月10日(土)、24日(土)は20:00まで(入館は19:30まで)
休館日:7月25日(月)、8月8日(月)、22日(月)、9月12日(月)、26日(月)
観覧料:一般1,500円/高大生1,000円/小中生以下無料
特設ショップ:美術館地下2階 特設会場
web:展覧会特設サイト
展示構成:田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)
展示構成補助:阿部真理子(aabbé)
グラフィック・デザイン:葛西薫(sun-ad)
主催:つづく展青森実行委員会(青森県立美術館、朝日新聞社、青森県観光連盟)
後援:青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、東奥日報社、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、青森県教育委員会、青森市教育委員会
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*価格はすべて税込です。
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