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writer profile
Mae Kakizaki
柿崎 真英
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。
1790年創業の京都の老舗茶舗〈福寿園〉がプロデュースする、
エッジの効いた商品で新しいお茶の世界を探求するブランド
〈Needle to Leaf(ニードル・トゥ・リーフ)〉。
同ブランドは、2022年6月17日から
〈抹茶を楽しむ お茶の葉マグカップ〉を
クラウドファンディングサービス〈Makuake(マクアケ)〉で販売しています。
お茶をつくる際に茶葉から出る大きすぎる部分や塊になっている部分、
細かすぎる部分は、おいしいお茶をつくるために除去されてしまうといいます。
これまでは農家の肥料などに活用されてきましたが、
何か美しいものに変えたいと、
陶芸作家・竹村繁男さん(大日窯)の協力のもと、
〈Needle to Leaf〉オリジナルのマグカップが完成しました。
竹村さんは、これまで自身で育てた
ヒマワリやブドウ、イチジク、ビワなどさまざまな草木で釉薬(ゆうやく)をつくり出し、
作品を製作してきた灰釉(かいゆう)のスペシャリスト。
今回の開発にあたり、茶葉の灰を一から研究し、
伝統的な技術を取り入れながら釉薬をつくり上げたのだとか。
気になるカラーは、
高級木材である紫檀(したん)のような赤褐色をした〈wood〉と、
自然と生活の中に溶け込むような明るいブラウンの〈sunlight〉、
透明感の少ない乳白の青味がさわやかな〈aqua〉の3色。
それぞれに手触りや表情が異なるのもポイントです。
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形は、抹茶が点てやすいよう
従来のマグカップよりも丸みを持たせ、内側を垂直に仕上げています。
さらに、取手の上部をフラットにし、
指が3本入るような余裕を持たせることで、安定して点てられるように。
器の縁には厚みを出して、口当たりが心地よい飲み口を表現。
また、抹茶を楽しむ以外にも
通常のマグカップとしての利用はもちろんのこと、
デザートカップやスープカップなど食器としても活躍します。
「気軽にお茶や抹茶を楽しむことができると知っていただき、
お茶をライフスタイルに取り込みたいと考える方々の入り口となれれば」
という同ブランドの想いからスタートしたプロジェクト。
日本茶業界に新たな風を吹き込みそうです。
information
Needle to Leaf
Web:Needle to Leaf
*価格はすべて税込です。
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