新潟の隠れた名物、〈南蛮エビ〉をご存知ですか?
〈甘エビ〉ことホッコクアカエビのことなのですが、
新潟の〈南蛮エビ〉よく太った身と、強い甘み。
鮮やかな紅色に、甘くとろけるくちどけが特徴!
凝縮された旨みが詰まった頭と、
宝石のように青いたまごの一粒にいたるまで、
すみずみまで美しくおいしいエビなんです。
刺身や鮨だね、から揚げや塩焼き、
お吸い物として、新潟では大定番の食材。
南蛮エビという名は、
鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に
似ていることから付けられました。
南蛮エビが水揚げされるのは、
水深300~500mの佐渡沖、新潟県内各地。
主な産地は佐渡市、新潟市、糸魚川市。
佐渡では海洋深層水を用いて、
生きた南蛮エビ〈はねっ娘〉の出荷も行っています。
この新鮮なエビが新潟では食べられるのですから、
エビ好きにはたまりません。
とろりとした食感とふくよかな風味は、
水温が下がる冬が食べ頃。
これからの季節、ぜひ味わってみてください。

ホッコクアカエビ
ところでこの南蛮エビ、全てのエビのお腹に
青色のたまごが詰まっているんです。
実は南蛮エビは、小さい間はオスとして成長し、
大きくなる(5歳ぐらい)とメスに性転換するのだとか。
これは子孫をよりたくさん残すための適応と考えられています。
なのでどのエビでもおいしいたまごが味わえるというわけです。
焼き物のまち、愛知県の常滑市。
とこなめ焼の産地であるこのまちで、
2015年12月11日(金)より、「常滑の器で、おいしい料理を。」
をコンセプトにするイベント〈旅するパーラー陶の森〉が開催されます。
開催日は、2015年12月11日(金)、12日(土)、13日(日)、18日(金)、19日(土)、20日(日)の6日間。
ここでしか味わえないスペシャルメニューを、
参加作家の器の中からお好きな器を選んで食べられるイベント。
目的は、常滑でつくる人と、それらを食する人・使う人が
交流し集う社交場をつくること。
食事を楽しみながら器を体感し、
つくり手と話すことで、こだわりや、
作品の背景にあるストーリーを知る
きっかけの場となることを目指し開催されます。

魚谷あきこさんの作品

大渕由香利さんの作品
当日は9名の作家さんが参加。
展示販売もあるので、気に入った器はその場で購入も可能です。
毎日の暮らしに寄り添う器を探してみてはいかがでしょう。

三重県松阪市の〈カルティベイト〉
参加するレストランは、
三重県松阪市の〈カルティベイト〉と、
岐阜県池田山麓の〈ネシアン〉。
〈カルティベイト〉は三重の食材を活用した、山本祐也さんのレストラン。
〈ネシアン〉は揖斐周辺で育った無農薬野菜を中心に、
素材を生かした料理を提供。
また会場では、BEANS BITOUによるオリジナルブレンドコーヒー〈常滑ブレンド〉の他、
アルコールや焼菓子なども。
どんなお料理が味わえるのか、楽しみです。
信州を代表する味覚、〈信州蕎麦〉。
長野県は国内有数のそばの産地であり、
そば店数(ひとりあたり)が日本一と言われています。
そんな長野のそばを堪能できるイベントが開催!
東京・銀座にある長野県のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉にて、
2015年12月6日(日)から12月11日(金)の6日間、
「信州そばスペシャルウィーク」が開催されるんです。
そばどころ長野県にはさまざまに趣向を凝らした
名物そばが各地にあるのですが、このイベントでは、
県内各地域を代表する6種のそばを日替りで味わうことができます。
まず初日は、信州そばの新ブランドである〈信州ひすいそば〉を紹介。
またそば切りとあわせて、塩尻が元祖の〈山賊焼き〉入りガレット、
夜の部ではそばの実雑炊、信州のお漬物を、
新酒ワイン〈コンコード(赤)〉と〈ナイアガラ(白)〉と一緒にご提供します。

第二日 とうじそば(松本市奈川)
二日目は松本市から。
乗鞍岳をはじめとする山々にかこまれた、
野麦街道沿いの集落〈奈川〉は優秀なそばの産地。
地元温泉宿のご主人方が、新そばを〈ざる〉と
伝統の〈とうじそば〉でご提供します。
「とうじそば」とは寒さの厳しい野麦峠の里、
松本奈川地域で冬でもおいしい蕎麦をと考えられたもてなし料理。
柄の長い「投じ籠」に小盛りにしたそばを入れ、
野菜やきのこ、鶏肉などたっぷりの具を醤油仕立てにした鍋に入れ、
さっと湯がいて食べる伝統の味です。
夜の部では、奈川の名産である赤カブ漬けや花豆などを、
松本の酒蔵「笹井酒造」の地酒とともにお楽しみ頂けます。

第三日 開田そばとすんきそば(あいばし亭・木曽町開田高原)
三日目は木曽町から。
県内屈指の上質なそばの産地として知られる木曽開田高原から、
地産地消のレストラン〈あいばし亭〉が出店。
新そばをざるで、また名物の〈すんきそば〉でご提供します。
〈すんき〉とは、木曽地域で採れる赤カブの葉や茎を、
乳酸菌で発酵させた郷土料理。塩分を使わない健康食材として、
注目されている漬物なんです。
そばに合わせることで、すんきならではのさわやかな酸っぱさが
くせになると評判。信州を代表する名物そばのひとつです。
下町風情が残る東京・谷根千エリアにある、谷中。
路地には民家をリノベーションしたカフェや
雑貨屋さんもあり、散策やお買い物が楽しいまちです。
そんな谷中に“まち全体をひとつのホテルに見立てる”という
大胆なコンセプトのホテルがオープンしました。
その名も〈hanare〉。
まち全体をホテルに見立てることで、
地域と一体になったホテルを目指しているのだとか。



たとえば、大浴場はまちの銭湯、
ダイニングはまちの食堂やレストラン、
レンタサイクルは自転車屋さん……などなど、
いろんなことをまちで楽しむのが、このホテルのスタイルです。

〈tokyobike gallery 谷中〉東京を走るためにつくられた自転車〈トーキョーバイク〉の直営店。レンタルも行っています。
hanareを手がけたのは、以前リノベのススメでもご紹介した、
築60年の木造アパートを改修した文化複合施設〈HAGISO〉の皆さん。
hanareの改修も、HAGISOのメンバーが手がけました。

HAGISO
ホテルのレセプションは、こちらのHAGISOの2階にあります。
今日のおやつは、
北海道函館市の〈いかようかん〉。
函館名物の〈イカ〉をモチーフにしたようかんです。
地元・函館のお菓子屋さん「柳屋」さんによる、
函館への愛情がほとばしる個性派おやつ。
リアルな造形、ぎらぎらとしたテリ、
ここまでインパクトがある和菓子は見たことがありません...!
何で出来ているのかというと、ようかんの生地。
しかも、コーヒー味のようかんという、
これまた変わり種。
中には求肥とコーヒー味のあんが包まれています。
お値段は1パイ1,188円(税込)。

「けっして刺身にしないでください」という注意書き
アイデアがつまった〈いかようかん〉。
ぜひ炸裂するジョークも味わって頂きたい。
パッケージには「けっして刺身にしないでください」
という注意書きがありますが、
刺身以外にするのは難しいですよね...。

函館の風景
包み紙をほどき、パッケージを開けると、
夜明けの函館の風景とともに、
ポップアップするイカに刻まれた
“いかようかんのまち 函館”の言葉が。
それでは箱を開けてみましょう。
本格的に寒くなってくると、
あったかい鍋が恋しくなります。
本日ご紹介するのは、東広島市西条町に伝わる〈美酒鍋(びしゅなべ)〉です。
その名の通り、美酒を使った鍋。
灘、伏見と並ぶ酒どころと知られている西条町で、
その昔、杜氏のもとで酒造りに取り組む蔵人達が、
仕事の合間に、まかないとしてささっと作って食べていた鍋料理。
繊細な舌が必要とされる蔵人さんたちの
きき酒に影響が出ないように、
味付けには砂糖・醤油を使いません。
あっさりとした風味が特徴の、シンプルな鍋料理です。
それだけに、良い酒、良い素材が勝負どころ。

今回は、西条にあるレストラン〈佛蘭西屋(フランス屋)〉におじゃま。
こちらは西条の老舗の蔵元〈賀茂鶴〉直営のレストラン。
〈賀茂鶴〉のお酒はもちろん、日本酒の仕込み水を使った料理が楽しめます
それではさっそく、美酒鍋をいただいてみましょう。

こちらが材料。
野菜は、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、ピーマンのほか、
こんにゃく、シイタケも。
そしてお肉は、豚肉、鶏肉、砂ずりが基本。
そこに日本酒、にんにく、塩、コショウの調味料を加えていきます。

まず、鍋を温め、油をひいたら、
にんにくのスライスを入れます。
香りが出たら豚バラ肉を入れて炒め、
清酒を投入。

美酒を投入!
続いて鶏肉を入れ、砂ずりを入れ、
野菜、こんにゃく、シイタケなどを入れます。
美酒鍋において、具材の入れすぎは厳禁。
鍋底が見えなくなるくらいでやめておきましょう。
塩、コショウを適量入れて味付けをし、さらに炒めます。
愛知県豊川市内では絶大な知名度を誇りながら、
市外ではあまり知られていない、
幻のローカルパン〈たけの子パン〉。
豊川市の〈ヤマトパン株式会社〉が作る名物パンです。
デニッシュ生地のなかにホイップクリームがぎっしり詰まっています。
チョココロネの、生地がデニッシュになっているようなイメージでしょうか。
このホイップクリームはヤマトパンのオリジナル。
こんがり焼き上げたデニッシュ生地との相性がよく、
とってもおいしいと評判で、
県外からも買いに訪れる人がいるほど。
たけのこ、といっても、
たけのこが入っているわけではありません。
〈たけの子パン〉を開発した先代の創業者さんが、
「デニッシュ生地を巻いたときに層ができて、
その見た目が、取れたてのタケノコそっくり」
ということから命名したのだそう。
「幻」と言われるわけは、ホイップクリームが
夏場の気温で溶けてしまうので、夏場販売をしていないから。
この特性から市外で流通することも少なく、
人気のため早く売り切れてしまうことから、
まさに「幻」となっているようです。
山口県南東部に位置する周防大島(すおうおおしま)。
山口県でとれるみかんのうち、
なんと8割の生産量を誇ります。
しかし、なかなか“みかんの島”というイメージが定着しませんでした。
そこで考案されたのが、今回ご紹介する〈みかん鍋〉。
現在の形になってから10年がたち、
今やシーズン中に1万食も食べられるという新・郷土料理です。

とてもわかりやすく、みかんが鍋の上に乗っています。衝撃のビジュアル。
みかん鍋ははじめ、“みかんの島”の
目玉料理としてまちの産業祭に出店されました。
当初は、みかんをそのまま乗せる事に対して
料理人のプライドが許さない! と却下されたそうです。
それでも、山口の豊富な海の幸、山の幸がしっかりと盛り込まれた中に、
みかんの皮を練りこんだツミレや、みかん果汁で練った白玉が浮かび、
ピリリと辛い< みかん胡椒>を添えた鍋は、大変好評だったそう。

みかん鍋の定義は、ベースが海鮮鍋であること、焼きみかんを浮かべること、薬味にみかん胡椒がついていること。11月から3月下旬までの限定料理です。
しかし、せっかくのみかん鍋なのに、
主役のみかんが無いのはどうだろう? という意見が上がりさらに試行錯誤。
結果的に、小ぶりのみかんであれば見た目も可愛いらしいし、
みかんの皮を焼くことでえぐみが抜け、
柑橘の良い香りだけが残るということに気づきました。
また、“焼く”というひと手間が入ることで
料理人のプライドは保たれたのでした。

使うみかんは低農薬。JA山口大島の選定基準や、広島環境保健協会の検査をクリアしたものを使用。安全・安心の印〈鍋奉行御用達〉の文字が刻印されています。
広島県尾道市から、愛媛県今治市までをむすぶ、
〈瀬戸内しまなみ海道〉にある、全長約70kmという
日本一の長さを誇るサイクリング道〈瀬戸内海横断自転車道〉。
とても立派に整備された道で、
島々と海山が織りなす美しい景観を眺めながら
サイクリングが出来るアクティビティです。
そんな〈瀬戸内海横断自転車道〉がただいま、
2016年3月31日まで、自転車・歩行者ともに
期間限定で無料で通行が可能。
沿線の自治体がレンタサイクルを実施しているので、
コースの一部分だけをサイクリングして、
各地にあるレンタサイクルターミナルでの乗捨ても自由にできます。
今回は、広島県の生口島から〈多々羅大橋〉を越えて
愛媛県の大三島までのコースを走ってみました。

サイクリングセンターで自転車を借りて出発
まずは、生口島・瀬戸田にあるサンセットビーチの
レンタサイクルターミナルへ。
ターミナルによっても違いますが、
自転車、タンデム自転車、電動アシスト自転車の3種類があります。
自転車・タンデム自転車は1日500円。
電動アシスト自転車は、4時間以内の利用で800円。

普通の服装で参加できます
レンタサイクルの魅力は、
普段着でも参加できるところ。
日差しが強い季節は帽子やサングラスがあるといいですが、
本格的なサイクリングのユニフォームを身につけなくても、
お散歩気分で海と山の眺めをたっぷり味わうことができますよ。
海風がとっても気持ちいい!

サイクリング用の自転車専用道路はひろびろ。
海と山に囲まれて、右を見ても左を見ても、
どちらもいい眺めです。

右は海!

左は山!
20分ほど走ると、多々羅大橋のふもとにたどり着きます。
「国産レモン発祥の地」の記念碑が。
生口島は、生産一位を誇る国産レモンの産地。
島の八百屋さんでは、東京ではひとつ200円で
売られているような国産レモンが、
カゴいっぱいで200円で売られていたのが衝撃でした。

国産レモン記念碑

地元の八百屋さんで売られていた国産レモン
広島県尾道市から、愛媛県今治市までをむすぶ、
〈瀬戸内しまなみ海道〉。
ここには全長約70km、日本で初めて、海峡を横断できる
〈瀬戸内海横断自転車道〉があります。
2016年3月31日まで、自転車・歩行者ともに
期間限定で無料で通行が可能。
沿線の自治体がレンタサイクルを実施しており、
各地区に15ヶ所のレンタサイクルターミナルがあって、
途中での乗捨ても自由。
普段着で参加できるアクティビティなんです。

〈ONOMICHI U2〉

ひろびろとしたウッドデッキ
今回、このしまなみ海道を実際に体験してみました。
その第一歩として、広島県尾道市にある〈ONOMICHI U2〉でスタンバイ開始。
ここは、自転車と一緒に宿泊可能な、サイクリスト専用ホテル〈HOTEL CYCLE〉を
中心に、レストランやセレクトショップ、イベントスペースなどが併設された複合施設です。
倉庫を改造したひろびろとしたスペースに、センスの良いお店がつまっています。


おみやげも充実。
店内のレストランやおみやげをチェックしたら、
店外のデッキから、目の前にひろがる〈尾道水道〉を眺めるのがおすすめ。
朝に夕に表情をかえる島々の穏やかな光景は、
いくら見ても見飽きることがありません。

目の前には港が
それでは自転車に乗ったまま
チェックインできるホテル〈HOTEL CYCLE〉へ。
東京・小石川にある和菓子屋「一幸庵」。
店主の水上力(みずかみちから)さんは
京都・名古屋で和菓子職人として修業を積み、1977年にお店を開き、
以来、この地で和菓子をつくり続けています。

じつは水上さん、ヴァローナ・ジャポン・エコール東京や
フランスの「サダハルアオキ」「ジャン・シャルル・ロシュ」をはじめとする
パティスリーメゾンなどとコラボレーションを行っており、
その存在を世界にも知られるお方。
今年の冬、そんな水上さんの和菓子の世界を伝える本
「IKKOAN」が出版されました。
紹介されているのは、72候(しちじゅうにこう)という暦を
モチーフにした、72のお菓子たち。

日本には、四季を立春や夏至、秋分、大寒などに分けた
二十四節気というものがあり、
それを更に細かく分けたものを、72候と呼ぶのだとか。
72候には、「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」や
「竹笋生(たけのこしょうず)」などのように、
その季節の情景や旬を表す、美しい名前がついています。

水上さんは、そんな季節をひとつひとつ、
“竜安寺の石庭のように小さくも美しい和菓子”に凝縮しました。
たとえば1月15日〜1月19日までを指す「雉始雊 」(きじはじめてなく)は、
雄の雉が甲高く鳴き、雪のうえに降り立つ頃。

水上さんはこの「雉始雊」に合わせて、雉という彩りによって、
雪に色が加わる情景を表現。
薯蕷饅頭の生地で漉し餡をはさみ、
雄雉に見立てた5色のこなし(白餡を原料にした生地)をのせています。
なんとも目に鮮やか!
お菓子を通して、古来の日本人と季節のつき合い方にふれられるようです。

青森県の津軽地方に伝わる、独自の発展を遂げた
庭園流派、「大石武学流」をご存知ですか?
無骨でシンプル、でもすごく人を惹きつけるふしぎな庭園。
造園業が盛んな平川市尾上地区や、
歴史的な街並みが残る黒石市、弘前市において、
江戸時代末期から近代にかけて盛んに作られたのですが、
津軽地方以外にはほとんど見ることができない流派です。
なぜなら、この流派は、庭師の中からたった一人にだけ
伝えられているから。
その結果生まれた独自の発展を遂げた庭園が、いまも
津軽地方のあちこちにあるんです。
その数、なんと400箇所以上!
国の名勝に指定されているお屋敷から、
一般の個人のお宅まで、数多く築庭されています。
「大石武学流」の特徴は、
近隣に産する巨大で粗野な形の岩石を使うここと。
飛びはねなければ渡って歩けないような大きな飛石を配したり、
枯滝や枯池を設けて石橋を架けたり。
低い築山と小高い築山を築き、随所に巨石を組んで燈籠をたてたり、、、。
借景は岩木山が多く、植栽されている樹木は、
雪国・津軽らしく針葉樹。
このダイナミックな造園方法の理由には、
農閑期などに、地元の商家が小作人たちに庭造りをお願いして
日銭を稼がせるために作業を作っていたから、ということがあるのだそう。

平川市猿賀の国指定名勝 「盛美園」
それでは今も残る「大石武学流」の名勝をご紹介。
まずこちらは、平川市にある「盛美園」。
2階が洋風で1階が和風という、
和洋折衷の洋館「盛美館」が、
庭園を眺めるために明治41年に建てられました。
この「盛美館」、映画「借りぐらしのアリエッティ」の舞台の参考にもされたのだとか。

瑞楽園
続いてこちらは「瑞楽園」。
津軽藩政時代の豪農「對馬家」の書院庭園として、
二度にわたる造庭工事の末に完成された庭園。
明治23年春から明治38年秋までの15年の長い歳月をかけ、
当時の武学流造園の庭師では第一人者といわれた高橋亭山が
造庭に着手したのがはじまりで、
これを昭和3年から亭山門人の池田亭月と
外崎亭陽の二人が増改庭し、昭和11年に完成しました。
いわゆる「大石武学流」の作庭として、代表的なスタイルを貫いています。
広島県の尾道と、愛媛県の今治とを結ぶ、
全長約70kmの「瀬戸内しまなみ海道」のまんなかあたり、
広島県側から3番目に位置する生口島(いくちじま)。
国産レモン発祥の地でかんきつの栽培が盛んなところです。
島のメインである瀬戸田地区には、
この島で生まれ育った画家の平山郁夫さんの美術館や、
「西の日光」とも言われる「耕三寺(こうさんじ)」があり、
観光客をひきつけています。
そんな生口島は、古くからたこ漁が盛ん。
島では、新鮮なたこ料理を味わうことができます。
今回おじゃましたのは、「耕三寺」の正門前にある
たこ料理専門店「たこ処 憩(いこい)」。
その日にとれたたこを使った、
たこづくしの定食「たこめし定食」が人気。
噛むほどにうまみが広がるたこ、とくにとれたては
柔らかくておいしさも格別なんです。

生だこの刺身
「たこめし定食」では、たこのお刺身か
天ぷらかが選べます。
美しく包丁を入れた、生だこの刺身は希少なため、
提供数が限られていますし、
天ぷらはジューシーで柔らかく、
普段食べているたこの天ぷらや唐揚げとは別次元。
ぜひお好みで選んでみてください。

すだこ
そして酢物も新鮮ですごくおいしい。
わたしたちが普段食べているお刺身の新鮮さが、
だいたいこの酢物くらいの感じです。
そして主役のたこめしは、しょうががきいた、
しっかりした味付けのおいしいご飯。
観光の腹ごしらえに、ぜひ味わってみてくださいね。

たこめし
■たこ処 憩
住所:広島県瀬戸田町瀬戸田529‐5
営業時間:11:00~15:00
電話:0845-27-0105
静岡県奥浜名湖で、
こだわりのはちみつを作り続ける老舗「長坂養蜂場」。
温州ミカンの産地で知られる、空気と水のきれいな
「三ヶ日みかんの里」で昭和10年から養蜂を営んでいます。
その「長坂養蜂場」が、このたびはちみつを配合した
「手にやさしいはちみつハンドクリーム」を発売。
はちみつ化粧品の多くは、はちみつ配合量が1%未満なのですが、
このハンドクリームははちみつが10%も配合されているのが特徴。

長坂養蜂場
ハンドクリームに使うのは、みかん畑のみつだけを使った、
「三ヶ日みかん蜂蜜」。
みかんの大産地でもある三ヶ日町は、
まちを囲む山々のほとんどがみかん畑。
ここで作られる蜂蜜は、一切雑味のない、最高のみかん蜂蜜になるんだそう。
ハンドクリームを作ったきっかけは、仕事中、
あやまってこぼしたはちみつをすくい、
洗い流した時に体験した「ものすごいしっとり感ともちもち感」。
これをヒントに、ハンドクリームを作れないだろうか?と考えたんだそう。
そこから、議論~アンケート~試作テストを繰り返し、
作られた試作品は50以上。
女性スタッフみんなで粘り強く試しながら、商品を磨き上げました。
目指したのは、長坂養蜂場がモットーとする「ぬくもり」を届けられるものでした。

これが「三ヶ日みかん蜂蜜」
東京・世田谷の「生活工房ギャラリー」にて、
2015年12月26日(土)より、
「WASHINOITO 未来を着る、浜井弘治の和紙のプロダクト展」が開催されます。
これはファッションデザイナー浜井弘治さんとともに、
「着るための素材」としての和紙の可能性をさぐる展覧会。
和紙にこめられた先人の知恵に触れつつ、
和紙糸(わしいと)と和紙プロダクトの未来を探ります。
もともと、日本家屋に欠かせない素材であった和紙。
高温多湿の夏には水分を吸収し、
乾燥する冬に水分を吐き出す性質を持ち、
日本の風土において、私たちの暮らしを快適に保ってきました。
そんな和紙はいま、焼却も問題なく、地中分解もされる、
エコな素材として注目されています。
備後(広島県福山市)の工場が開発した「和紙糸」は、
その名のとおり和紙から作った糸で、
木綿の10倍の吸水性と3分の1の軽さという特徴があります。
この和紙糸によって和紙を洋服生地へと応用することで、
和紙が未来の服の素材となる可能性があるんです。
展示では、和紙布の原材料、生地、衣服を使った空間演出で、
多様な和紙プロダクトを紹介。
シャリッとした和紙布ならではの心地良さを、
手に触れて体感することができるそう。
冒頭の写真は、広島県福山市で作った生地を
山口県山口市で縫製した、サルエル和紙デニム。
ほかにも、和紙で作られた作品が展示されます。

「和紙をプロダクトする。」(アートスペース獏)

「栽落JEANS」(gallery G)
11月25日(水)、京都に新しい本屋「誠光社」がオープンします。
店長は京都市左京区の「恵文社一乗寺店」を海外にも知られる人気店へと
成長させた、堀部篤史さん。

堀部篤史さん 撮影:小浜晴美
新たに店がオープンするのは、京都河原町丸太町。
そのまちの、少しひっそりとした路地に誠光社はオープンします。
京都市左京区のご出身で、京都のことをよく知る堀部さんが
この場所を選んだのは、静かな立地で
わざわざ来てくださるお客さんを相手に商売をしたからだったとか。

改装前の建物の様子。ここがどんなお店に変わるのでしょうか?
今、まちから姿を消しつつある個人経営の本屋さん。
堀部さんは、これまでとは一線を画する経営方法で
新しい本屋のあり方を提案していきたいといいます。
その経営方法とは、できるだけ出版社さんから直接本を仕入れ、
双方の利幅を確保すること。
店主が選書から店番、取引先とのやりとりまで行うこと。
土地に根ざし、お客さまに影響されて店主自身も勉強しながら
変化し続けていくこと……などなど。
堀部さんいわく、本屋さんはまちの光。
そんな本屋さんが全国に百店できれば、
薄暗くなりつつあるまちも少しは明るくなるはず、と語ります。

東京下町の観光スポットとして定着しつつある東京スカイツリー。
併設する商業施設ビル「東京ソラマチ」の4階に、
日本各地の雑貨や食品が集まる「ジャパンスーベニア」フロアがあるのをご存知ですか?
「浅草 飴細工 アメシン」「だがし 夢や」など東京の下町文化が香る店や、
栃木県のアンテナショップ「とちまるショップ」、
長野を拠点に全国のおいしい食材を発信する「久世福商店」、
「日本の土産もの」をコンセプトにした、
中川政七商店のものづくりブランド「日本市」など、
面白いお店がたくさんあるんです。

そんなフロアに、ひときわ目をひくカラフルなデザインの店が、
東北に根づく工芸品、食品、日用品を扱う「東北スタンダードマーケット」。
パステルカラーのボックスのなかに、
東北各地の魅力を代弁するかのように個性ある商品たちが並んでいます。
同店を手がけるのは、
青森県八戸市を拠点とする文房具や本を扱う株式会社金入。
代表である金入健雄さんは、
これまで八戸、仙台、盛岡などで、
各地の漆器や木工などの伝統工芸にフィーチャーした、
「カネイリミュージアムショップ」をオープンしていて、
東北の伝統工芸を伝え、もりあげる立役者のひとりなんです。
(コロカルでの取材記事はこちら)

ミュージアムショップを立ち上げたことから、少しずつ知り合っていった東北の職人さんたちと相談しながら、カネイリオリジナルの工芸品もさまざま生まれています。
これまでは、オープンしたその土地の特長を生かす店が多かったけれど、
今年7月にオープンした、東北スタンダードマーケット ソラマチ店では、
東北6県の魅力をすべてもりこんだショップになっています。
各地の美しい手仕事やユニークな食品などが
一同に揃っている店は東北地域を探してもなかなかありません。
「日本のおみやげとして、全国の方にはもちろん、外国の観光客のみなさんにも
東北のすばらしい手仕事を知ってもらえたらうれしい」と金入さんは言います。
さて、店舗を歩いてみると、まず気になるのは、
おいしそうな食品の数々。つい手に取っていろいろ食べてみたくなります。
例えば、チーズといかのハーモニーがたまらない
昭和から八戸で愛されてきたおつまみ「なかよし」は人気商品。
青森のリンゴ100%の缶ジュース「シャイニー」も、
創業当時から変わらないレトロなパッケージが可愛くおいしいジュースです。
山形県最上地に昔から伝わる伝承大豆をブレンドした
「森の家」の無添加のお茶「森茶」に、
福島県須賀川市の「FⅡR」がつくる、
柿やりんご、デコポン、スイカなどの国産無添加のドライフルーツや
玄米やはと麦も加えた「和ぐらのーら」。
地元で愛されるなつかしのおやつから、
近年出てきたばかりの商品ラインアップは、
地元を知るからこそできるセレクトです。

健康食品として、注目される黒ニンニクも金入さんの地元八戸でつくられているものを、カッコいいデザインのオリジナルパッケージで。

マンホールのフタとか、ちょっと寂れた
自動販売機で売っている缶ジュースとか、
見知らぬ土地を歩いていると、
ぐっと来る“ご当地デザイン”に遭遇することがありませんか?
思わず笑ってしまうものから、
うなってしまうほどよく考えられているものまで、
ローカルな魅力を発見できる、
その土地の“顔”と言えるでしょう。
今回ご紹介する『ANOHATA GALLERY』が注目するのは、
どこの商店街にも、街灯に普通にぶら下がっている、「あの旗」。
8本の旗の、裏と表=16か所に絵を描いて、
商店街をギャラリーにしてしまおうというシリーズ企画です。
第1弾のアーティストは、マンガ家の大橋裕之さん。
その独特な絵や、罪のないゆるさと、じわっとくる切なさに熱狂的なファンも数知れず、
さまざまな雑誌の誌面を飾り、著作も多く刊行している、人気作家です。
そんな大橋さんが、この企画のために16点の作品を描きおろしてくれるのだとか。
よく見かける商店街の旗が、どんな“顔”に変身するのか、楽しみですね。

こちらは展示される旗のイメージ Image courtesy of Hiroyuki Oohashi. ©2015 Hiroyuki Oohashi All Rights Reserved.
この『ANOHATA GALLERY』で大橋さんの絵が見られるのは、井の頭公園通り商店街。
といっても、「あ、あそこか」とわかる人は少ないのではないでしょうか?
ちょっとご紹介すると、この商店街はその名の通り井之頭公園の近くにあるのですが、
住所でいうと、実は三鷹市。
吉祥寺の駅を出て、井之頭公園を越えて、住宅街を抜け、
明星学園のほうに向かうと、辿り着けます。


制作テスト中の大橋さん
「森のバター」と呼ばれるほど栄養素が高く、
ビタミンやミネラルが豊富な果物、アボカド。
クリーミーでリッチな食感で女性を中心に人気を呼び、
日本国内での消費量が急速に伸びています。
しかし、日本ではほとんど生産されておらず
輸入が99%を占めているのだそう。
そんなアボカドを、他の地域に先駆けて、
日本一の産地化になろうと活動しているのが、
愛媛県の松山市。
市が苗木の供給や栽培指導等の支援を行い、
現在では市内で約70名の方がアボカドを栽培。
栽培面積では、現在日本一の3ヘクタールにまで拡大するなど、
全国有数のアボカド産地となっているんです!
そしてこのたび、松山市にて、
第1回「日本アボカドサミット」が開催。
日本の熱帯果樹指導の権威である米本仁巳さんや、
ハワイでアボカドの産地化や地産地消のプロジェクトに取り組むケン・ラブさん、
海外のアボカド料理コンクールで入賞経験を持つ
佐藤俊介さんらによる基調講演の他、
アボカド栽培に力を入れている鹿児島県、和歌山県が、
産地の現状を紹介。
その他、アボカドの品種の展示や、
アボカド料理人による料理紹介や試食もあります。

アボカドの輸入量は、
1993年には4,600トンだったものが、
2014年までの約20年間で5万7,600トンまで増加。
愛媛県では、従来の特産品で、
価格の低迷や、生産者の高齢化という問題を持つ
伊予柑や温州みかんに代わって、
栽培労力が少なく、単価の高いアボカドを
特産にしていく狙いがあるのだそう。
国産アボカド、ぜひ応援していきたいですね。
■第1回「日本アボカドサミット」
日程:2015年11月26日(木)
時間:13:00~16:45(開場:12:00 / 開会:13:00)
会場:松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
住所:愛媛県松山市湊町7丁目5
北海道札幌市の北海道博物館にて、写真家の石川直樹さんによる
写真展「Across Borders:」が開催されます。
これは、北海道とカナダ西部にあるアルバータ州が
姉妹州35周年を迎えたことを記念する写真展。

王立アルバータ博物館では10月22日(木)〜11月1日(日)まで、
北海道博物館では11月28日(土)〜2016年1月17日(日)まで開催され、
ふたつの土地のつながりを探ります。

世界を巡り、北の大地や山々、
そこに暮らす人びとの姿を写してきた石川さん。
二つの土地にどんなつながりを発見したのでしょうか?
2015年10月に始まった、「知ろう、行こう、住もう佐賀プロジェクト」。
ITベンチャーの株式会社クラウドワークスと、
佐賀県、県内の武雄市、鹿島市、嬉野市の行政4団体、
民間4社が共同する移住喚起のための取り組みです。
この「知ろう、行こう、住もう佐賀プロジェクト」が、
来る11月22日(日)、東京でリアルイベントを開催。
「行こう、知ろう、住もう佐賀フェスタin東京」として、
佐賀県西部地域の風土や人々の暮らしの紹介、
各自治体による移住相談会の他、
クラウドソーシングを活用した佐賀県での新しい働き方と移住成功事例や、
佐賀県の魅力とスペース活用の可能性についてのトークイベント、
特産品の販売などを実施します。

浜宿 漬物蔵たぞう(鹿島市)

忍者村肥前夢街道(嬉野市)
「知ろう、行こう、住もう佐賀プロジェクト」では、
地域との接点創出を軸として、
「武雄市図書館」や鹿島市の「浜宿 東蔵」、
嬉野市の「忍者村肥前夢街道」など、佐賀県内の
文化財や公共施設などを会場に、「佐賀県に行きたい!」と
思えるようなイベントのアイデアを、
求人サイト「クラウドワークス」上で募集しました。
イベントでは、集まったアイデアの中から、
佐賀県西部地域での実際の開催を想定し、
県外からの集客が期待でき、
ユニークかつ実現性の高いイベント案を選定。
プロジェクト参加団体が選びぬいた10案に対し、
SNSを活用した公開事前投票を経て、
「知ろう、行こう、住もう、佐賀フェスタin東京」にて
最終選考会を行い、グランプリ並びに
3自治体(武雄市/鹿島市/嬉野市)による特別賞を決定します。
さらに本イベントでは、
佐賀県西部地域の風土や人々の暮らしの紹介、
佐賀県による就職相談会、
武雄市、嬉野市、鹿島市によるによる移住相談会の他、
クラウドソーシングを活用した佐賀県での新しい働き方と移住成功事例や、
佐賀県の魅力とスペース活用の可能性についてのトークイベント、
佐賀県のツアーを紹介するとともに行われる地酒試飲会、
特産品の販売など、同地域の「人」と「モノ」に触れ合う機会を提供なども。
事前申込なしでも入場可能ですが、
こちらより事前申込をいただいた方には、
粗品が進呈されます。
■知ろう、行こう、住もう、佐賀フェスタin東京
日時:2015年11月22日(日)13:00~17:00(入退場自由)
会場:移住・交流ガーデン(東京都中央区京橋1丁目1-6越前屋ビル1F)
今年はかまぼこ900周年。
かまぼこが初めて文献に登場した、
平安時代の1115年(永久3年)から900年前の節目です。
ところが食生活の変化や、正月のおせち需要の落ち込みなどにより、
日本におけるかまぼこの消費量は減少傾向。
昭和50年頃には103万トンあった生産量も、
平成19年には54万トンと半減しているんです。
ということで、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会は、
900年の節目のプロジェクト「KAMABOKO ROAD TO 1000」を開始。
様々なプロジェクトを行っています。
そのプロジェクトのひとつ、
「夢のかまぼこ大募集キャンペーン」がこのたび公開。
これは、100年後こんなかまぼこがあったらいいなという
アイディアを全国の小学生から募集したもの。
空飛ぶかまぼこ、喋るかまぼこ、カタチが変わるかまぼこなど
自由な発想のアイディアが10,000通以上寄せられました。
そのアイディアの中から選ばれたのは8点。
全国のかまぼこ職人が、腕をふるって
試作品や完成予想図をつくってみました。

左が和田伊武樹さんのスケッチ。右がデザイン図
まずは「かまぼこロボ」。
かまぼこでできたロボがあったら、
という男子らしい発想のアイディア。
考えたのは愛知県の小学5年生、和田伊武樹さん。
試作したのは、紀文食品の秋元浩志さん。
「製品を組み立てる際の材料の重さや硬さを決めるのに苦労しました。
ポイントである顔の表情は何度も作り直しました。」
とのこと。
職人の手により、さまざまな練りものが組合わさった、
夢の合体ロボが完成しました。

その名も「KAMAROBO」

遊んでよし、食べてよし
続いては「かまぼこジュース」。
歯ごたえが命というかまぼこの常識を打ち破る
ドリンクタイプのかまぼこです。
発案者は広島県の小学2年生、迫知慧さん。
「ぼくは、いつでもかんたんにかまぼこが買えたらいいなと思いました。
どうしたらかんたんに変えるか考えた時、自どうはんばいきを思いつきました。
自どうはんばいきといえば、のみもの!のめるかまぼこがあったらおもしろいな!」
このアイデアを、神奈川県の「鈴廣かまぼこ」の長岡敦子さんが実現。
かまぼこを酵素分解し、
美味しさそのままに液体にしているんだそうです。
「プリプリのかまぼこをドロドロに溶かす作用が
あるものを探すのに苦労しました。
果物・野菜・キノコ・糀などいろいろなものを試し、
その中でもっともよく溶かせて味が良かったキノコで作ることにしました。」

迫知慧さんのスケッチ

11月20日(金)〜23日(月・祝)、宮城県のせんだいメディアテークにて、
映像ディレクターの高平大輔さんによる
映像作品展「点と線と」が開催されます。
震災後に、被災地の夜明けを記録するために始まった
プロジェクト「Tomorrow at Daybreak」。
それから4年、高平さんと東北出身のクリエイターの方たちは
公私にわたって被災地のいとなみを撮り続けてきました。
スクリーンに映し出されるのは、
渡り鳥と人間が共存する里山の自然や、
松島「カフェ・ロワン」の最後の姿を収めたアートプロジェクト、
伝統を受け継ぐ職人たちの手仕事、
仙台出身のタップダンサー・熊谷和徳さんのドキュメンタリー、
仙石線の全線復旧を記念したフェスでの、
マイア・ヒラサワさんと松島高校の生徒たちによるライブ映像などなど。
宮城に暮らす高平さんたちにしか撮れない、美しい映像ばかり!



冬の東北の雪山で見られる「樹氷」。
まるで雪のモンスターのようなこの姿は、
日本海からの強い季節風に乗った水滴が、
木の葉にぶつかり凍ったもの。
「アオモリトドマツ」の木の葉っぱに、
マイナス5度以下の過冷却水滴がついて氷つき、
そこに雪が積もるのが繰り返されることで、
巨大な樹氷が出来上がります。
日本でも樹氷を見ることが出来る場所は少なく、
とても貴重なもの。



そんな樹氷を観測できるスポットが、
秋田県北秋田市の森吉山(もりよしざん)。
樹氷の見頃は1月上旬から3月上旬。
ゴンドラで山頂まで登ったら、徒歩5分で巨大な樹氷を
見ることが出来ます。
樹氷群がみられる「樹氷平」には散策コースがあり、
樹氷の間をゆっくり散策することが可能。
観賞者向けには、長靴やスノーシュー貸出のご用意があります。
また森吉山阿仁スキー場が2015年12月5日(土)に
オープン。スキーも一緒に楽しんではいかがでしょう。

こちらがゴンドラ