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99%が輸入のアボカド。
生産量日本一を目指す
愛媛県松山市で、第1回
「日本アボカドサミット」開催

コロカルニュース

posted:2015.11.19   from:愛媛県松山市  genre:活性化と創生

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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

「森のバター」と呼ばれるほど栄養素が高く、
ビタミンやミネラルが豊富な果物、アボカド。
クリーミーでリッチな食感で女性を中心に人気を呼び、
日本国内での消費量が急速に伸びています。
しかし、日本ではほとんど生産されておらず
輸入が99%を占めているのだそう。

そんなアボカドを、他の地域に先駆けて、
日本一の産地化になろうと活動しているのが、
愛媛県の松山市。
市が苗木の供給や栽培指導等の支援を行い、
現在では市内で約70名の方がアボカドを栽培。
栽培面積では、現在日本一の3ヘクタールにまで拡大するなど、
全国有数のアボカド産地となっているんです!

そしてこのたび、松山市にて、
第1回「日本アボカドサミット」が開催。
日本の熱帯果樹指導の権威である米本仁巳さんや、
ハワイでアボカドの産地化や地産地消のプロジェクトに取り組むケン・ラブさん、
海外のアボカド料理コンクールで入賞経験を持つ
佐藤俊介さんらによる基調講演の他、
アボカド栽培に力を入れている鹿児島県、和歌山県が、
産地の現状を紹介。
その他、アボカドの品種の展示や、
アボカド料理人による料理紹介や試食もあります。

アボカドの輸入量は、
1993年には4,600トンだったものが、
2014年までの約20年間で5万7,600トンまで増加。
愛媛県では、従来の特産品で、
価格の低迷や、生産者の高齢化という問題を持つ
伊予柑や温州みかんに代わって、
栽培労力が少なく、単価の高いアボカドを
特産にしていく狙いがあるのだそう。
国産アボカド、ぜひ応援していきたいですね。

第1回「日本アボカドサミット」

日程:2015年11月26日(木)

時間:13:00~16:45(開場:12:00 / 開会:13:00)

会場:松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール

住所:愛媛県松山市湊町7丁目5

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