おみやげにもぴったり! 長野のレトロかわいいパッケージ

思わず“パケ買い”したくなるような、どこか懐かしくもセンスのいいパッケージ。
実は長野県には知る人ぞ知る、レトロかわいいパッケージのアイテムが
そろっているんです。そんな乙女心をくすぐる商品を一挙ご紹介!

天使のキャラクターが人気の〈オブセ牛乳〉

まずは、「80℃で15分殺菌」という昔と変わらないこだわりの製法でつくる、
まろやかなコクと甘さ、濃厚な味わいが人気の〈オブセ牛乳〉。
大げさではなく一度味わったら忘れられないおいしさの牛乳ですが、
三日月の上で眠る(ちょっとふてぶてしくも見える?)天使の赤ちゃんの
キュートなキャラも人気の立役者です。

小布施町にある〈オブセ牛乳〉。昔懐かしい瓶も人気です。

小布施町にある〈オブセ牛乳〉。昔懐かしい瓶も人気です。

昭和25(1950)年、名古屋から小布施町に移住してきた
創業者の奥さんが考案したもので、3代目の現社長曰く
「名古屋のハイカラな令嬢さんだったので、子どもの健康と夢を
月に乗せるイメージでデザインを依頼したのではないか」とのこと。
よく見ると商品ごとで微妙に表情が違う! 
そんなゆるさもかわいらしさの理由です。

〈みるくもち〉や〈いちごもち〉、〈ゴーフレット〉などのお菓子も。

〈みるくもち〉や〈いちごもち〉、〈ゴーフレット〉などのお菓子も。

最近は牛乳やお菓子だけでなく、
ミルクカップや帆布のトートバッグといったグッズも展開。
トートバッグは長野市の人気ハンドメイド作家〈gogakusya 五岳舎〉とのコラボです。

長野県のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉では、
牛乳500ミリリットルパック(270円)や180ミリリットル瓶(216円)、
みるくもちやいちごもち(各270円)などのお菓子、
ミルクカップ(各1296円)を販売しています(牛乳は毎週土曜日入荷)。

帆布のトートバッグはラージとスモール、それぞれ青と白があります。

帆布のトートバッグはラージとスモール、それぞれ青と白があります。

竹細工のコーヒードリッパー! 伝統工芸の技術を生かした便利グッズ

茶こしから生まれた戸隠竹細工のヒット商品

竹で編まれた目の細かいコーヒードリッパー。
いまではなかなか手に入らない人気商品なのですが、実はこれ、
長野県の伝統工芸「戸隠(とがくし)竹細工」のアイテムのひとつなんです。

戸隠竹細工とは、この地域に自生する「根曲がり竹」(チシマザサ)という、
真竹に比べて繊維がしなやかで丈夫な素材でつくられる生活用品。
輸入品の竹細工は使っていると棘が立ってきてしまいますが、
戸隠竹細工は使い込むと飴色のような色合いになって手に馴染み、
頬ずりができるほど滑らかになってくるのです。

粘りがあって強靱な根曲がり竹の特性を生かし、箕(み)や魚籠(びく)など、自然の中や台所などで使うさまざまな道具がつくられ、重宝されてきました。

粘りがあって強靱な根曲がり竹の特性を生かし、箕(み)や魚籠(びく)など、自然の中や台所などで使うさまざまな道具がつくられ、重宝されてきました。

その真骨頂といえるのが、戸隠名物のそばを盛る「そばざる」。
若竹、2年もの、3年ものと3種類の竹を使い分けながら緻密に編むことで、
堅牢で完成度の高い一品に仕上がります。

日本三大そばのひとつに数えられている「戸隠そば」は、ざるも大切な要素。

日本三大そばのひとつに数えられている「戸隠そば」は、ざるも大切な要素。

ほかにも戸隠竹細工の用途は広がっています。

ほかにも戸隠竹細工の用途は広がっています。

この熟練の技術を用い、近頃、大きな注目を集めているアイテムが、
戸隠中社竹細工生産組合長で〈井上竹細工店〉の井上栄一さんが手がける
コーヒードリッパーです。

銀座の寿司屋から茶こしの製作を依頼されたことがきっかけで生まれたという
このドリッパー。細かい茶葉は網目に詰まってしまうため、
茶こしも紙のフィルターとセットで使う必要があるのですが、
それなら同様にフィルターを使うコーヒードリッパーにも応用できるのでは? 
と、そばざるの技術を駆使してつくったのがはじまり。

ただ、そばざる以上に先端部分の編み目が細かいため吟味した竹を使う必要があり、
より高度な技術と手間がかかるそう。
そのおかげで細かい編み目からコーヒーがゆっくりと時間をかけて抽出されるため、
渋みや雑味のないまろやかな味になるといいます。

こうした伝統の技術が凝縮された上質な佇まいと味わいが
テレビで紹介されたこともあり、
いまでは予約もできないほど人気の商品となっています。

そんな井上さんに竹細工のおもしろさを尋ねてみると
「形や大きさなどお客様の要望に柔軟に応えられることですね。
自分で山に入って材料の竹を切り出しつくっていく自己完結型であることも魅力かな」
との答えが。

また、代々竹細工をつくる家で育った井上さんは
「竹を切って割り続け、繊維のように細くし、
まったく違う立体の形として新たな命を吹き込む
祖父や父の手の動きがマジックのようだと感じた」と、幼い頃を振り返ります。

ちなみに、ナタとハサミ、切り出し小刀といった
竹細工の道具は鍛冶屋でオーダーメイド。
実は竹を割る材料づくりが最も時間も技術も要するのだそうです。

「竹は節があるし、それぞれかたさも違うんですが、
製品の種類ごとに厚さや幅を揃えていきます。
やっぱり材料がいいとよい品物ができますね」と井上さん。

竹は指先の感覚で切り出すため、昔の人は停電しても竹割りができたそう。
とはいえ、熟練した職人でもなかなか納得のいくものができないことがあるほど
難しいそうです。

最近では戸隠竹細工による弁当箱やバッグ、カゴなど時代に合ったものも手がけている井上さん。こちらは長年使い込んで飴色になった井上さんの私物。

最近では戸隠竹細工による弁当箱やバッグ、カゴなど時代に合ったものも手がけている井上さん。こちらは長年使い込んで飴色になった井上さんの私物。

〈ぬくふわハンドウォーマー〉 南極探検隊愛用の生地を再利用した あったかグッズ!

兵庫県加古川市発! 
南極探検隊愛用の極暖起毛生地をつかった
〈ぬくふわハンドウォーマー〉は、
ベテラン介護職のプロお母さんたちのデザインチーム〈KAKOGAWAミシンラボ〉と、
地元産業のコラボレーションプロダクトです。
地元・加古川のニット事業者が製品を製造する際に、
どうしても出てしまう端切れを再利用しました。

〈ぬくふわハンドウォーマー〉

長さ約14cm、置き幅8cm(個体差があります)

〈ぬくふわハンドウォーマー〉※長さ約14cm、置き幅8cm(個体差があります)

〈ぬくふわハンドウォーマー〉は、ソフトでボリューム感のある生地で作られた、
手首や足首をあたためるためのウォーマー。
というのも、もともと、南極冒険者も愛用する国産極暖起毛肌着の端切れなんです。

南極冒険者も愛用する国産極暖起毛肌着

靴下などのニット製品の日本有数の産地である兵庫県加古川市にて、
半世紀前から活動する極暖肌着メーカーがパートナーになりました。
だから、保温力は抜群。ネットに入れてまるごと洗濯できるのもうれしいところ。
価格はひとつ、800円(税込)です。

マーナのバスグッズ 〈きれいに暮らす。〉に マグネット収納シリーズ誕生

使っていない時もきれい! 浴室収納の新しいカタチ

置く時に困りがちな、浴室収納グッズ。
東京都墨田区の生活雑貨メーカー〈マーナ〉から発売される
浴室収納グッズシリーズ〈きれいに暮らす。〉は、
磁石を使用して、使っていない時も“きれい”に見せる
新しいコンセプトの浴室清掃道具です。

〈きれいに暮らす。〉の湯おけ

新ラインナップの湯おけ

〈きれいに暮らす。〉は、最近のユニットバスの
内部は鋼板が入っているので壁面に磁石がつくことから、
さびないラバーマグネットを使用し壁面収納できるようにしたグッズ。

湯おけの裏面

湯おけの裏面

マグネット収納シリーズは6アイテム

置き場に困りがちな「湯おけ」(希望小売価格 1,814円・税込)は、
底面にマグネットをつけ、湯おけ自体が壁面にくっつくようになっています。
壁に収納すれば、おけの水が切れるので衛生的でもあります。

マグネットフック5連

マグネットフック5連

ほか、浴室での歯磨きに便利な「歯ブラシホルダー」、水切れの良い「石けん置き」、
コの字型で横からサッとタオルが掛けられる「タオルバー」など、
機能的かつ、コンパクトでシンプルなかたち・色のアイテムが揃っています。

希望小売価格は518円~1,814円(税込)。
専門店、量販店、公式オンラインショップなどで販売されます。

長野ワインを世界に発信! 〈楠わいなりー〉がつくる プレミアムワイン

長野県須坂市の〈楠わいなりー〉。
今、国内外のコンクールで受賞するなど、名実ともに日本を代表するワイナリーです。
その〈楠わいなりー〉が「プレミアム」シリーズとして、
最上位のスペシャル・キュヴェを新しくリリースしました。

右から2人目が〈楠わいなりー〉の楠茂幸氏

右から2人目が〈楠わいなりー〉の楠茂幸氏。

オーナーの楠茂幸氏は、約20年のサラリーマン生活後、オーストラリアの
アデレード大学大学院に留学し、ワイン醸造学とワイン栽培学を学んだ後
2010年にワイナリーを設立。
わずか8年たらずで日本を代表するワイナリーに育て上げました。

世界中からマスター・オブ・ワインやワイン業界の専門家が参加し、4年に1度開催される
「マスター・オブ・ワイン第9回インターナショナル・シンポジウム」に
ゲストスピーカーとして招待されるほど、
海外から最も注目を集める日本のワイン醸造家のひとりです。

今回、リリースされたのはスパークリング1種類、白2種類、赤2種類。
どれも「満を持して」リリースされただけはある、格別な味わいです。

〈ピノ/シャルドネ2013 スペシャルキュヴェ〉

〈ピノ/シャルドネ2013 スペシャルキュヴェ〉。それぞれの品種の香りを楽しめ、特にピノ・ノワールの柔らかい香りが印象的。8,640円。

〈リースリング2014 スペシャルキュヴェ〉

〈リースリング2014 スペシャルキュヴェ〉。日本で珍しいペトロール香がしっかりと感じられるリースリング。6,480円。

〈シャルドネ2015樽熟成 スペシャルキュヴェ〉

〈シャルドネ2015樽熟成 スペシャルキュヴェ〉。洗練された味わい。10,800円。

〈ピノ・ノワール2011 スペシャルキュヴェ〉

〈ピノ・ノワール2011 スペシャルキュヴェ〉。複雑性に富んだワイン。12,960円。

〈カベルネ・フラン2014 スペシャルキュヴェ〉

〈カベルネ・フラン2014 スペシャルキュヴェ〉。非常に優しい味わい。8,640円。

クリスマスマーケット 〈ヒュッグリ市〉 “ヒュッゲ”なホリデーギフトが集合!

クリスマス&お正月も、もう目前!
2018年12月8日(土)・9日(日)の2日間にわたり、
東京・清澄白河の〈The Fleming House〉にて、国内外の
クラフトブランドが集まる〈ヒュッグリ市(HYGGELIG MARKET)〉が開催されます。
2日間で全25ブランドが出店する、にぎやかなマーケットです。

The Fleming House

The Fleming House

HYGGE(ヒュッゲ)とは、デンマーク語で、居心地のいい時間、いい場のこと。
HYGGELIG(ヒュッグリ)はその形容詞で、心地よい、
やすらぐ、ほっこりに近い意味です。

主催は、デンマークにも活動拠点のあるバウム社。
ヒュッグリ市は、“ヒュッゲ”な時間をつくりたくなる
ヒュッグリなモノや食べ物とその作り手と出会えるマーケットです。

ReBuilding Center JAPAN(古材・古物|長野)

ReBuilding Center JAPAN(古材・古物|長野)

yaso(森のカケラ|長野・東京)

yaso(森のカケラ|長野・東京)

cuiiji(猪肉の缶詰|北海道・島根)

cuiiji(猪肉の缶詰|北海道・島根)

ReBuilding Center JAPAN(古材・古物|長野)

ReBuilding Center JAPAN(古材・古物|長野)

今回の開催テーマは、「贈る相手を想うヒュッグリな物」。
クリスマス・年末年始にちなんで、家族、友人同士の団欒に
あたたかさを添える全25ブランドが出店者します。
長野県でツリーケアを手がける専門店による「yaso」の枝や実を使った製品、
北海道・島根の「cuiiji」の猪肉の缶詰などなど、贈り、贈られることで、
心まであたたかくなるようなアイテムが揃います。

植物性100%、「もはやチーズ」な 奇跡のとうふ〈BEYOND TOFU〉。 美食家たちの新定番に

「植物性はヘルシーだけど、どこか味気ない。」
そんなイメージを覆す、群馬発のおとうふをご存知ですか?
その名も〈BEYOND TOFU(ビヨンド とうふ)〉。
口に入れた瞬間に広がる濃厚さとコクの深み、
それはまるでチーズのようだ……と人々を惑わす美味しさです。

USS製法によるプレミアム豆乳「低脂肪豆乳」を使用しており、乳製品は一切不使用。
発酵の技術を取り入れることで、植物性100%のおとうふとは思えない
食感・質感を生み出しました。

使い方は自由自在。
〈BEYOND TOFU〉にはキューブタイプとブロックタイプの2種類があります。

キューブタイプにカットされた〈ビヨンド 豆腐〉

キューブタイプはカットされているので、なにかと使いやすい。

一口サイズのキューブタイプは、小腹がすいたときに最適。
50g全部食べ切ってもたったの168kcalなので、深夜のおやつにもOK。
罪悪感フリーな女子の味方です。ダイスカットされているので、
そのままクラッカーに添えたりピンチョスにできるのが◎。
チキンの代わりに〈BEYOND TOFU〉を入れて、コブサラダにするのもオススメです。

BEAMSが考えた別府の 「あたらしいみやげもの」とは? 〈BEAMS EYE on BEPPU〉

大分県別府市と、ビームスがコラボ! 
とり天や温泉水など、お馴染みのお土産たちがブラッシュアップされた、
「あたらしいみやげもの」たち、名付けて〈ベップニュースタンダード〉が
展示・販売されるイベント〈BEAMS EYE on BEPPU〉が開催! 
東京・新宿のビームス ジャパンにて、
2018年11月21日(水)〜12月18日(火)の期間行われます。

〈ベップニュースタンダード〉の品々

〈ベップニュースタンダード〉

〈BEAMS EYE on BEPPU〉の取り組みは、2018年2月に続いての第2弾。
みやげものである〈ベップニュースタンダード〉のために、
ビームス ジャパンのバイヤー2名と、大分の10の事業者たちが
度重なる意見交換と試作品づくりを行いました。
そして生まれたのが、別府温泉の源泉を使用した飲料やスキンケアアイテム、
地元の人気銘菓など、別府の地域性を重視したみやげものたち。

冷凍とり天、かぼす酢醤油、とり皮天 600円/宮本(東洋軒)

冷凍とり天 1,000円、かぼす酢醤油 550円、とり皮天 600円/宮本(東洋軒)

てぬぐい/ことばハウス

てぬぐい 各1,000円/ことばハウス

「かぼすはんどくりーむ」や 「ドラゴンラスク」、「ざぼんチョコレート」、
「別府温泉水あまざけ」など、お土産に喜ばれそうなアイテムが揃います。
これらの商品はビームス ジャパンで販売するほか、
一部アイテムはBEAMS公式のオンラインショップとZOZOTOWNでも取り扱う予定です。

パン好き岡山から! 〈manma naturals〉の 生アーモンドバターと 〈三宅商店カフェ工房〉のジャム

実は、岡山市民のパンの支出額は全国第3位。
つまり、めっちゃパンを食べている! 
そして岡山市に限らず、総社市など岡山県全体でパン屋さんが激アツでもあるのです。

今回は、パン好き岡山市民の一員であり、岡山をこよなく愛するわたくしが、
メイドイン岡山のバターとジャム(from瀬戸内市&倉敷市)を
心の底から推させていただきます。

まずひとつ目は、〈株式会社manma naturals(マンマナチュラルズ)〉の
〈生アーモンドバター〉です。生アーモンドバターというネーミングがまず最高。

アーモンドの甘さのなかに完全天日海塩がキリッと味を引き締めます。
牛乳でつくるバターとは一線を画するコクはやみつきになること間違いなし。
アーモンドの風味をさらに引き立てる上品な甘みは
波照間産の黒糖がいい仕事をしています。

パンケーキ、ガレット、ワッフルに合わせるなど、アレンジ自在。

パンケーキ、ガレット、ワッフルに合わせるなど、アレンジ自在。

ジャムや蜂蜜を重ねても美味しい。ハード系、ふわふわ系、どんなパンにもOK。

ジャムや蜂蜜を重ねても美味しい。ハード系、ふわふわ系、どんなパンにもOK。

そして「からだに優しい」のも嬉しいところ。
原材料はアーモンド、菜種油、海塩、黒糖の4つのみ。
純植物性でトランス脂肪酸フリー、乳化剤などを含まない無添加食品です。

〈へんじんもっこ〉 佐渡の“頑固者”がつくる ドイツ式のソーセージ&サラミ

ここでしかつくられていない絶品の〈たまとろサラミ〉

ちょっと不思議な響きに興味をそそられる〈へんじんもっこ〉。
佐渡の言葉で“頑固者”を意味するこちらは、
頑固なまでにこだわりを貫いた、ソーセージやサラミの専門店です。

佐渡でソーセージをつくり始めて、約37年。
ドイツ公認の食肉加工資格ゲゼレ(職人)を持つオーナーが手がけるサラミや
ソーセージは食通の間でも名高く、国際コンクールでも数々の賞を受賞。
首都圏の食品セレクトショップなどにも商品を卸していますが、
すべての商品が買えるのは、この佐渡の工場兼直売所のみ。

ベースとなる豚肉は、すべて新潟県産を使用。
ドイツの伝統的製法を用い、防腐剤、着色料などは無添加。
さらに、日本ではここでしかつくられていないという、珍しいサラミがあるんです。
それが〈たまとろサラミ〉。

〈たまとろサラミ〉。ドイツでは「ツビーベルメットブルスト」と呼ばれるもの。なんとドイツ国際大会のトレードコンテストで3年連続金賞受賞したという一品!

〈たまとろサラミ〉。ドイツでは「ツビーベルメットブルスト」と呼ばれるもの。なんとドイツ国際大会のトレードコンテストで3年連続金賞受賞したという一品!

サラミといえば、腸詰めされた肉がギュッと凝縮したような
歯ごたえのあるものを想像しますが、
こちらのたまとろサラミは、見た目はまるでレアのミンチ肉。

初めて目にするやわらかいサラミを、恐る恐る口に運べば、
ひんやりとした舌ざわりに次いで、熟成による旨みと塩味がじわ~っと口に広がり、
玉ねぎとスパイスの香りが追いかけてきます。
そこに、ほのかに感じる乳酸菌由来の酸味。
いままで食べたことがないような、あとを引く味わい!

ドイツでは一般的というこのサラミ、
酸味のあるパンにはさんで食べることが多いそう。
へんじんもっこのオススメは、黒コショウとオリーブオイルをかけて。
お酒好きにもたまらない一品ではないでしょうか。

朝霧の降りた庭、畑、山で摘んだ野草を混ぜ込んだ〈ワイルドハーブソーセージ〉。

朝霧の降りた庭、畑、山で摘んだ野草を混ぜ込んだ〈ワイルドハーブソーセージ〉。

佐渡で育まれた野草入りの〈ワイルドハーブソーセージ〉も人気の一品。
野草には、その季節に体が欲している栄養素がギュッと詰まっているのだとか。
その時期一番元気がいい野草を8種類ほどブレンドしているそう。

プリンとした歯ごたえと、きめ細やかでまろやかな舌触り。
どことなく漢方を思わせるようなハーブの香り。
この味も、なんだかクセになります……!

「肉料理のサイドに添えてある栄養豊富なクレソンからヒントを得たんです。
ソーセージを食べたら一緒にクレソンを食べていた、みたいなイメージ。
ほかにも、ビタミンCが豊富な柿の葉や、
血糖値の上昇を抑える効果があるという桑の葉も入っています」

そう話してくれたのは、2代目の奥様であり、野草にも詳しい渡邊朝美さん。
これまでに季節ごとに野草を変え、6バージョンほどつくっています。

左上から時計回りに、国際的な食肉加工品コンクール「スラバクト」で金星賞受賞した焼ソーセージ、田舎風パテ、クリームサラミ、ロースハム、あらびきウィンナー。

左上から時計回りに、国際的な食肉加工品コンクール「スラバクト」で金星賞受賞した焼ソーセージ、田舎風パテ、クリームサラミ、ロースハム、あらびきウィンナー。

ほかにも、当初からレシピを変えずにつくり続けている〈田舎風パテ〉や、
ドイツレシピで忠実に仕上げた〈レバーペースト〉、スモークの香り漂う〈ベーコン〉、
佐渡の気候風土が育て上げた〈スモーク生ハム〉、
ドイツではごく一般的に食べられるという、
型に入れて焼き上げたソーセージ〈フライッシュケーゼ〉など、
選ぶのが悩ましいほど、魅力的な加工製品がずらり!

スモーク生ハムも旨みがギュッと濃縮されています。

スモーク生ハムも旨みがギュッと濃縮されています。

健康長寿県・長野は“発酵王国”だった!? 信州味噌から信州ワインブレッドまで 長野県の発酵食いろいろ

信州味噌は全国シェア5割弱!

食物を保存し、よりおいしく、消化しやすく、
時には栄養価を高める手段として、太古より世界各地で歴史を紡ぐ発酵食文化。
日本にもさまざまな発酵食がありますが、なかでも長野県は
「発酵王国」といえるほど豊かな発酵食文化が育まれています。

その代表格が、生産量も消費量も全国第1位を誇る味噌。
「信州味噌」は全国的に名が知られていますが、
実は日本の味噌全体の5割弱を占めるんです。

信州味噌の専門研究機関〈信州味噌研究所〉が運営する情報サイト
『信州みそラボ』によると、長野県に味噌づくりが普及したのは、
武田信玄が行軍用(兵糧)としてつくらせた豆油(たまり)「川中島溜」以来だとか。

関東大震災が発生した大正12(1923)年には
救援物資として東京に送った信州味噌の評判がよく、
第2次大戦後は長野県が戦災をほとんど受けなかったことから、
品質のよい信州味噌がさらに普及したと言われています。

いまでも長野県には超大手から中小まで、味噌工場や味噌蔵が多数あり、
毎日の食卓には、具がどっさり入った味噌汁は必須。
春は「ふき味噌」、夏はなすを使った「油味噌」や、
味噌漬けを使った県北部の伝統食「やたら」など、
味噌を生かした郷土料理が根づいています。

夏野菜と味噌漬けを刻んで混ぜ合わせる「やたら」。暑くて食欲がない夏でもごはんが進み、 「やたらとおいしいから」「やたらと多くの野菜を入れるから」などの理由でこの名がついたとされます。

夏野菜と味噌漬けを刻んで混ぜ合わせる「やたら」。暑くて食欲がない夏でもごはんが進み、 「やたらとおいしいから」「やたらと多くの野菜を入れるから」などの理由でこの名がついたとされます。

ほかに、創業300年を超える日本酒の老舗の蔵元も数多くあり、
酒造の数は全国2位。ワイン用ぶどうの栽培も日本一の生産量を誇り、
長野県産ワイン〈NAGANO WINE〉は品質面で日本のワインをリードしています。

また、漬物文化も盛んです。
野沢温泉村で誕生したとされる「野沢菜漬」はその代表格で、
木曽地方には塩を一切使わず赤カブの葉を乳酸菌発酵させた漬物
「すんき」などの珍しいものも。
県内全域で独特の発酵食文化が根づいていることがわかります。

植物性乳酸菌だけでつくる「すんき」。最近の研究によると、ヨーグルトと匹敵するほどの乳酸菌があるとも言われています。

植物性乳酸菌だけでつくる「すんき」。最近の研究によると、ヨーグルトと匹敵するほどの乳酸菌があるとも言われています。

モリサワ×竹野染工がコラボ! 日本のフォントの 美しさを手ぬぐいに。 〈MORISAWA TYPE PRODUCT〉

2018年9月、大阪に拠点を置くフォントメーカー〈モリサワ〉から、
〈MORISAWA TYPE PRODUCT〉のオリジナルグッズ第2弾が発売されました。

MORISAWA TYPE PRODUCTは、モリサワの書体と
日本のものづくり企業がコラボレーションし、
オリジナルグッズを制作するプロジェクト。

日本のデザインや品質、機能性を世界に発信していくことを目指して、
第1弾ではフォントのお香〈hibi×モリサワ 書体で感じる日々の香り。〉を発表しました。

第2弾は手ぬぐい〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉と、
世界的タイプデザイナー、サイラス・ハイスミスとのコ
ラボレーションによる〈ABC UCHIWA ボックス〉。

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉新ゴ[夏]1,620円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉新ゴ[夏]1,620円(税込)

手ぬぐいをランチョンマット的に使用

いずれも色鮮やかでフォント好きの
心をくすぐる仕上がりとなっています。

今回モリサワとコラボした竹野染工は
昭和36年の創業以来、江戸時代から和晒(さらし)産業が盛んな大阪・堺市を拠点に、
ロール捺染(※1)という全国で唯一の手ぬぐいの両面染色技術を用いて
手ぬぐいや浴衣、布おむつを生産してきました。

手ぬぐいを風呂敷のように使った様子

竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐいは、
ロール捺染の技術を用いて実現した、表と裏で色が違う不思議な手ぬぐい。
日本の四季をモチーフとした書体を和の色彩で表現しています。

この通り、表と裏で色もデザイン違うんです。

この通り、表と裏で色もデザイン違うんです。

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉A1明朝[春]

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉A1明朝[春]。モリサワの書体「A1 明朝」が持つ、美しいカーブとエレメントが際立つデザインを春の色で染色。1,620円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉タカハンド[冬]

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉タカハンド[冬]。モリサワの書体「タカハンド」が持つほのぼのとしたあたたかさ、親しみやすさをモダンな冬の色で染めました。1,620 円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉光朝[秋]。モリサワの書体「光朝」が持つ堂々とした品格と繊細な美しさを兼ね備えた造形をあたたかな秋の色で染めたもの。1,620円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉光朝[秋]。モリサワの書体「光朝」が持つ堂々とした品格と繊細な美しさを兼ね備えた造形をあたたかな秋の色で染めたもの。1,620円(税込)

※1 捺染(なっせん):染色法のひとつ。染料を糊(のり)にまぜ、布に直接すりつけて染めること。特に型紙を用いて模様を染めつけること。

『カラーミーショップ大賞2018』 全国4万5,000店超の頂点が決定! コロカルも審査に参加しました。

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社が運営する
国内最大級のオンラインショップ作成サービス〈カラーミーショップ〉が主催する、
創意工夫を凝らしたオンラインショップを発掘し、表彰するコンテスト
『カラーミーショップ大賞 2018』の受賞店舗(全39店舗)の発表と、授賞式が行われました。

大賞は、"山の上のパン屋"として話題の
〈パンと日用品の店 わざわざ〉(長野県)が受賞しました。

右が〈パンと日用品の店 わざわざ〉の平田はる香さん。

右が〈パンと日用品の店 わざわざ〉の平田はる香さん。

『カラーミーショップ大賞』とは

〈カラーミーショップ〉は、“低価格・高機能”をコンセプトに、
個人から企業まで幅広く利用されている、国内最大級の有料オンラインショップ作成サービス。
〈カラーミーショップ〉では、多彩なデザインや豊富な拡張機能を活用しながら、
改良を重ね、売り上げを伸ばしているショップが数多く運営されています。
こうした利用店舗の中から、さまざまな視点で創意工夫を凝らしている店舗を発掘し、
表彰するのが『カラーミーショップ大賞』です。

『カラーミーショップ大賞 2018』について

今年で5年目の節目を迎えた『カラーミーショップ大賞 2018』は、
〈カラーミーショップ〉を利用している4万5,000超の店舗すべてが
一次審査の対象となる「オファー制」を採用。
全店舗を対象に〈カラーミーショップ〉が一次審査を行って500店舗を選出し、
オファーを引き受けていただいた297店舗をノミネート店舗として公開。
その後一般のインターネットユーザーによる投票を受け付け、
その結果を踏まえて最終審査を実施しました。
優秀賞の中から最も優秀な1店舗に贈られる「大賞」をはじめ、「優秀賞(10店舗)」、
「地域賞(21店舗)」、「特別賞(4店舗)」、「にっぽん文化奨励賞(3店舗)」、
「Amazon Pay賞(1店舗)」の全39店舗を決定いたしました。

コロカルはにっぽん文化奨励賞を審査

「にっぽん文化奨励賞」受賞者の皆さまとプレゼンターをつとめたコロカル編集長。

「にっぽん文化奨励賞」受賞者の皆さまとプレゼンターをつとめたコロカル編集長。

地域から全国へ。日本から世界へ。
オンラインショップを使い日本文化を発信している店を表彰する「にっぽん文化奨励賞」。
この賞の審査をコロカル編集部が担当しました。

カラーミーショップスタッフに説明を受けながら審査しました。

カラーミーショップスタッフに説明を受けながら審査しました。

カタログギフトのリンベルから 〈九州七つ星ギフト〉販売開始。 九州全7県のおいしいものいっぱい!

カタログギフトのリンベルから、
九州全7県のグルメを詰め込んだ九州カタログギフト
〈九州七つ星ギフト〉が発売になりました。

「九州七つ星ギフト」の特徴

〈九州七つ星ギフト〉は、カタログギフトのリーディングカンパニーである
リンベルとして初めての、九州のグルメのみに限定したカタログギフトです。
海外との交易によって育まれた独自の文化を持つ九州には、
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・大分県・宮崎県の九州7県ごとに
まったく違う食材や郷土料理、かくれた逸品が数多くあります。

「九州の人たちが、本当に贈りたかったギフト」をコンセプトに、
地元の人が食べて美味しいと思うものを、産地の特徴や生産者の想いを添え、
地元の人の言葉で伝えます。
それぞれのストーリーを語りながら届けるカタログギフトです。
九州人が愛してきた味わい・まだ知られていない九州の魅力を全国に発信していきます。

〈九州七つ星ギフト〉誌面

〈九州七つ星ギフト〉誌面

福岡ギフトページ

岡山の老舗〈つるの玉子本舗〉から、 オトナかわいいパッケージの 吉備団子が新発売

岡山といえば、桃太郎。桃太郎といえば吉備団子。
岡山みやげとしてもらったことがある方も多いはず。
パッケージは、レトロかわいいものが多く、つい手に取ってしまいますよね。

しかし、このたびリニューアルした
〈つるの玉子本舗 下山松壽軒〉の吉備団子は一味違うのです!

淡い色使いがキュートな〈つるの玉子本舗 下山松壽軒〉の吉備団子新パッケージ。

淡い色使いがキュートな新パッケージ。

こちらは人気イラストレーター・大神慶子さんによるもの。
従来の吉備団子では掴みきれなかった「オトナ女子」にも愛されそうな
新パッケージに生まれ変わりました。

〈プレーン・きなこ 丸吉備団子〉

〈プレーン・きなこ 丸吉備団子〉税込380円。つるの玉子本舗(平和町本店)、イオンモール岡山店、岡山空港、後楽園、楽天市場(Web)で購入が可能。

〈プレーン・きなこ 串吉備団子〉

〈プレーン・きなこ 串吉備団子〉税込380円。だんご3兄弟がかわいい! モチモチプレーン味と、香ばしいきなこ味のコンビ。

〈白桃・マスカット 串吉備団子〉

〈白桃・マスカット 串吉備団子〉税込380円。上品な清水白桃と、サッパリとしたマスカットオブアリキサンドリアを使用。

酸っぱくないスモモが誕生!? 〈麗玉〉に「赤肉りんご」など フルーツ王国・信州の新品種が続々

甘くて大きなスモモの新品種をいただきます!

最近、青果店やデパート、スーパーなど、あちこちで
いままで見たこともないような珍しい品種の果物を目にするようになりました。
なかでも、全国屈指の生産量を誇るフルーツ王国・長野県では
さまざまな新品種が誕生しています。

そのひとつが、酸っぱいイメージを一変させる甘~いスモモ〈麗玉(れいぎょく)〉。
今年9月にリリースされたばかりの新しいブランドです。

長野県で開発されたスモモの新品種〈シナノパール〉(出願公表中)の中から
200グラム以上の大玉で糖度18%以上の果実を厳選したもので、
糖度20%超えも少なくないのだとか。
とはいえ、ただ甘いだけではなく、スモモ独特の酸味もほのかにあり、
見た目以上に重量もあって、300グラム超えも当たり前だそう。

「最初に食べたときはあまりの甘さにびっくりしました」
と話すのは、生産者のひとりである武田茂蔵さんです。

取材したのは、収穫予定日より20日ほど前。
武田さんに「まだ全然甘くないよ」と言われたのですが、
実物をかじってみるとちゃんと甘みがあって、みずみずしくさわやか!
ほかのスモモは完熟しないと酸っぱくて、
絶対にこんな風に食べることはできないのだとか。

それに、モモのようでありながらもほどよい歯ごたえがあり、
果皮が薄くて丸ごと食べられるので、モモと明らかに違うのもわかります。
さらに、スモモは通常、種の周りの酸味が強いのに、
麗玉は種の周りが特に甘いのも不思議。この感覚はぜひ味わってほしい!

丸かじりには大きすぎるのですが、種と実がきれいに離れて
切りやすいため、軽く冷やしてカットして食べるのがおすすめです。

樹上で完熟させるので大玉で甘く育つ〈麗玉〉。出荷前には淡いピンク色になり見栄えもよりよくなるそう。

樹上で完熟させるので大玉で甘く育つ〈麗玉〉。出荷前には淡いピンク色になり見栄えもよりよくなるそう。

栽培は果皮が薄い分、擦り傷ができやすく、
大玉ゆえに落果もしやすいため非常にデリケート。
収穫前には高性能の糖度計で1個1個糖度を測るなど手間もかかるため、
決して安いものではありませんが、それでも
「間違いなくトップクラスの味わい。まずは食べてほしい」と武田さん。
その言葉に自信のほどがうかがえます。

旬の時期は9月中旬から10月初旬で、東京・銀座にある長野県のアンテナショップ
〈銀座NAGANO〉では9月21日に入荷を予定しています。

銀座NAGANOでは1個1080円で販売予定。
流通が始まったばかりで長野県内でもなかなか見られない
プレミアムフルーツが東京で手に入る貴重なチャンスをお見逃しなく!

おいしい個体を見分けるコツは、ヒビ模様や果点(白い点)があるもの。通常のスモモより日持ちもするのも麗玉のうれしいところ。

おいしい個体を見分けるコツは、ヒビ模様や果点(白い点)があるもの。通常のスモモより日持ちもするのも麗玉のうれしいところ。

〈中野の都こんぶ マスキングテープ〉本物そっくり! 発売87年の歴史を誇る都こんぶが マスキングテープに

2018年8月中旬より、関西の土産店・バラエティショップなどにて
〈中野の都こんぶ マスキングテープ〉(税別 400円)が発売開始。
こちらのマスキングテープ、まるで都こんぶそのものです!

都こんぶは大阪府堺市にある中野物産株式会社が手がけた、
発売87年の歴史を誇るロングセラー商品。
子どもの頃、駄菓子屋さんに通っていた方なら、
あのすっぱい味の記憶がよみがえるのではないでしょうか?
駄菓子屋さんが貴重な存在になったいまでも、
売店やインターネットなどで販売されています。

新商品「中野の都こんぶ A4クリアファイル・マスキングテープ」イメージ。関西の土産店・バラエティショップなどにて発売。

新商品「中野の都こんぶ A4クリアファイル・マスキングテープ」イメージ。関西の土産店・バラエティショップなどにて発売。

マスキングテープを販売するのは、大阪市福島区でオリジナル商品の
企画・制作・販売などを手がける〈株式会社ヘソプロダクション〉。
ロングセラーキャンディ〈パインアメ〉や
〈ハローキティ新幹線〉のマスキングテープなども手がけています。

工芸とわたしたちの暮らし、
遠いの? 近いの?
〈朝倉染布〉の超撥水加工の
風呂敷は、
“身近な工芸品”になるか

工芸、つくる側の視点と、買う側の視点

「工芸」と聞いて、みなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。

わたしは現在、地域のものづくり産業に関連する
ブランディングやプロモーションを担当していますが、
冒頭にこのような質問を投げかけているものの、
今の仕事を始める前は工芸と聞くと身近なものではなくて、
とても特別な存在のように感じていました。
特に伝統工芸というと、金額が高いイメージが先行して、
日常で使うものではないという印象が強かったのを覚えています。
また、新たに今、フロムジャパンのものやこと、それに携わる人々が気軽に集うことができ、
欲しいつながりを獲得できるプラットフォームをつくりたいと考え、
「JAPAN BRAND FESTIVAL(ジャパンブランドフェスティバル)」という企画を
メンバーとともに運営しています。
仕事で地域に関わることも多く、訪れた地域でよく耳にするのが、
「いいものはたくさんつくってるんだけど、
発信がうまくなくて買いたい人になかなか届かないんだよね。
どうやったら知ってもらえるんだろう」という話。
この知られていない、伝える方法がわからないという問題は、
工芸を巡る全国的な課題になっています。

では、買う側の視点はどうでしょうか。
「工芸品って古い印象。伝統工芸品って高そうだし、あんまり買うイメージがない」
「どこで買えるの? 東京でも買える?」と、話す友人が使っていたのが、
曲げわっぱのお弁当箱。「それ、伝統工芸品だよ」と伝えると、
「えっ、そうなの?」という反応。
さすがに曲げわっぱを工芸品だと認識していなかった友人にもびっくりしましたが、
有名なコーヒーショップのドリッパーやカップ、ソーサーが有田焼でつくられていたり、
織物メーカーがネクタイやハンカチをつくっていたりと、
考える以上に普段の暮らしに寄り添うように工芸は存在しています。
この連載では、そんな身近にある工芸の魅力を、
多くのみなさんにできるだけわかりやすくお伝えできればと思っています。

使ってみないとわからない

では、どうしたら工芸の魅力をみなさんに伝えられるのでしょうか。
あれこれ考えてみても、やっぱりその物のよさは
使ってみないことにはわからないと思いました。
そこで、工芸品をさまざまな年齢や職種の方に暮らしのなかで使ってもらい、
その感想をうかがいながら、工芸品の良さや魅力を伝えていきたいと思います。

最初にご紹介するのは、
群馬県桐生市で染色を中心にテキスタイルの販売なども手がける
〈朝倉染布(あさくらせんぷ)〉さんの“超撥水”加工を施した撥水風呂敷〈ながれ〉です。
創業120年ほどの老舗のメーカーながら、技術革新にも積極的に取り組み、
“超撥水”加工のテキスタイルを開発し、
現在、風呂敷を中心にテキスタイルとしての可能性をさまざまな商材に展開しています。

朝倉染布の“超撥水”加工を施した撥水風呂敷〈ながれ〉はGOOD DESIGN賞も受賞。

このプロダクトで気になったのは“超撥水”というワードです。
傘や雨合羽、その他アウトドア製品でも、防水や撥水というワードはよく目にしますが、
実際は何が違うのでしょうか。

完全に水を遮る防水の多くは、ビニールや塗膜などで完全に遮断することで
水を通さないという性質を持っています。
ですが、同時に空気も遮断するため、通気性がよくありません。
実際、カッパなどを着たときに嫌な蒸れを感じたことがある方もいらっしゃるかと思います。
一方で水や汚れを弾く性質を持つ撥水は、
繊維自体に水を弾く加工を施すことで水を通しにくくするもので、
完全に水を防ぐことはできませんが、濡れにくくなり、
空気も通すので蒸れにくいことが特徴です。

この撥水加工技術を極限にまで高めることに成功したのが
〈朝倉染布〉さんの“超撥水”加工です。
もとは赤ちゃんのおむつに使われていた技術で、現在は競泳の水着などにも採用されており、
繊維1本1本にフライパンのテフロン加工のようなイメージで
炭化フッ素コーティングを施すことで高い撥水効果を生み出しています。

“超撥水”は、極限にまで高めた撥水性によって、
面に対して150度を超える接触角で水滴が接する現象のことです。
接触角とは、落とした液滴と物質の表面とで形成される角度のことを指し、
表面の濡れやすさを測定する方法のひとつです。
例えば、テフロンなど撥水性に優れた物質の表面の接触角は180度に近く、
このとき、乗った液滴はほぼ球形になるとのこと。

一般的な布地の接触角は100度〜120度程度なのに対し、
撥水風呂敷〈ながれ〉の接触角は150度で、
高い撥水性能を持っていることが明らかにわかります。
また、“超撥水”の性能は、約50回洗濯にかけてもほぼ変わらず、安心して洗濯ができます。
「ここ、結構自慢なんです」と〈朝倉染布〉さんは控えめにおっしゃっていましたが、
“超撥水”の布地の実現と、さらには洗濯耐久性を両立させるということは、
とても高度な技術を要するものです。
この技術が、古くから繊維業で栄えてきた群馬・桐生の織の技術と融合して、
超撥水の風呂敷として生まれ変わりました。

”超撥水”という言葉だけ見るとイメージがしにくいかもしれません。
百聞は一見に如かず、ということで、実際に撥水風呂敷〈ながれ〉に水をかけてみました。

コロコロと水玉に!

すごい、確かに弾く!
布の質感なのに、まるで水滴を浮かせているかのように水を弾くのです。
指で水を押すと、まるで踊るように布の上をするすると転がっていきます。
正直、わたしも想像以上でした。
現在は、撥水加工の素材としてはもちろん、
風呂敷やコート、傘入れなど水と関係するさまざまな商材に展開しています。

驚くほど水を弾く”超撥水”加工のテキスタイルでつくられた撥水風呂敷〈ながれ〉を、
東京在住でIT企業に勤務する石川ゆかこさん(20代)に
普段の暮らしの中で使ってもらいました。

石川さんは、日常的に風呂敷を使ったことはないようでしたが、
「週末に友人と出かけることも多く、利用シーンは結構ありそう」とのことで、
あまり制約は設けずに1週間程度の期間で使い方やシーンなども考えてもらいました。

福岡〈NO COFFEE〉 移住したオーナーがつくった 最前線を行くコーヒーショップ

西鉄薬院駅と平尾駅のちょうど中間地点にあるコーヒーショップ〈NO COFFEE〉。
東京からの移住者であるオーナーの佐藤さんは、
おもちゃメーカー、アパレル企業でキャリアを積んだのちに
このお店をオープンしました。

NO COFFEEのロゴマークとオリジナルマグカップ。

NO COFFEEのロゴマークとオリジナルマグカップ。

〈NO COFFEE〉というお店の名前。
コーヒーショップなのに何でコーヒーを打ち消すんだろう? と
一瞬疑問に思うそのネーミング。1度聞いたらとても印象に残りますよね。

実は、「NO COFFEE, NO LIFE」からきています。
「Life with good coffee」をコンセプトにコーヒーのあるライフスタイルを
提案したいという佐藤さんの思いが感じられます。

オーナの佐藤さん、豆にもこだわっています!

オーナの佐藤さん、豆にもこだわっています!

店内に入るとコーヒーの良い香りと音楽が迎え入れてくれます。
その空間で飲む1杯1杯、丁寧に淹れられたコーヒーは気持ちまでも
穏やかにしてくれます。

可愛くて癒やされる! 〈リラックマクマノフデ (熊野筆)〉伝統技法の メイクブラシ登場

江戸時代から続いてきた、広島県安芸郡熊野町の筆づくり。
このたび、そんな伝統の筆と、ポップなリラックマのコラボが登場!

熊野筆メイクブラシを手がける〈晃祐堂〉による、
人気キャラクター「リラックマ」との
コラボレーションシリーズ〈リラックマクマノフデ〉が、
オンラインストアにて先行予約を開始しました。

リラックマクマノフデ(熊野筆)[リラックマフェイス]フェイスブラシ

リラックマクマノフデ(熊野筆)[リラックマフェイス]フェイスブラシ

リラックマクマノフデ(熊野筆)[リラックマフェイス]フェイスブラシ

熊野の職人さんが、ひとつひとつ心を込めて丁寧に作り上げた熊野筆。
〈[リラックマフェイス]フェイスブラシ〉では、3色の原毛1本1本を、
職人の手仕事により丁寧に整えていくことで、
リラックマの顔を毛先に描き出しました。

リラックマクマノフデ(熊野筆)[リラックマ]チークブラシ

リラックマクマノフデ(熊野筆)[リラックマ]チークブラシ

リラックマクマノフデ(熊野筆)[コリラックマ]チークブラシ

リラックマクマノフデ(熊野筆)[コリラックマ]チークブラシ

〈[リラックマ]チークブラシ〉では、
リラックマをイメージした茶色の染色毛により、丸平型のブラシに。
また、〈[コリラックマ]チークブラシ〉は、
コリラックマの大好きないちごをイメージしたピンクの染色毛により、
丸型のブラシに仕上げています。

いずれも軸には天然木を使用しました。
フェイスブラシは5,500円、チークブラシは各3,700円。
いずれも税抜価格となっています。

カネコ小兵製陶所〈ぎやまん陶〉に 新色“墨ブラック”が登場。 トップメゾンのカリスマバイヤーも 認めた輝き!

ガラスのような輝きを放つ器は〈ぎやまん陶〉と言います。
岐阜県にあるわずか社員20名ほどの製陶所で作られているこの器、
実は世界的に有名なトップメゾン、クリスチャン・ディオールに認められ、
フランスのパリ本店で販売されています。

パリ本店で売られている茄子紺ブルーの皿

ぎやまん陶の茄子紺ブルーの皿

名前の通りガラスのような輝き

名前の通りガラスのような輝き

1921年、岐阜県土岐郡(現土岐市)に、伊藤小兵さんがはじめた製陶所。
最初は主に神仏具を焼いていました。
その後、得意の流し込み成形が生かせる商品として、
熱燗用の徳利を作り、年間160万本も生産していたのだとか。

その後飲まれるお酒の多様化により、徳利の注文は減少。
生活雑貨としての食器の開発、生産に乗り出し、
このぎやまん陶をはじめ、様々な食器を生み出し、今に至ります。

手作業で作られています

手作業で作られています

西伊豆の美しい海の底で 熟成したフルボディのワイン 〈VOYAGE〉発売

海底熟成ワインってご存知ですか?
このたび、静岡県・西伊豆の海底で半年間熟成させた
海底熟成ワイン〈VOYAGE ヴォヤージ〉が販売されることに。
2018年6月25日(月)より、オンラインショップにて
3000本限定で販売を開始します。

〈VOYAGE ヴォヤージ〉が熟成される西伊豆の海

〈VOYAGE ヴォヤージ〉が熟成される西伊豆の海

西伊豆の海

ワインが沈められたのは、西伊豆の美しい海の底。
熟成期間は12月~5月下旬の約半年間。
紫外線の当たらない海底約15メートルに沈め、
15度~19度という一定の海水温の中で熟成させました。
海底の微振動により、通常の環境下で保管するよりも熟成が進み、
長期熟成したかのようなまろやかでコクのある味わいとなるそうです。

VOYAGEのボトル写真

紫外線の当たらない海底約15メートルに沈め、一定の海水温の中で熟成

厳選したフルボディのワインは、熟成させると口当たりが柔らかく変化し、
香りが更に引き立った極上の味わいに。
フランス産・イタリア産・チリ産とラインナップしているので、
その味の違いを楽しむことも出来ます。

苫小牧で〈イコロプラントフェア& LOPPISサマーマーケット2018〉 開催! 緑に包まれたガーデンに こだわりの衣食住ショップが集結!

北海道の短く美しい初夏を満喫できる、2013年以来恒例のマーケットイベント
〈イコロプラントフェア&LOPPISサマーマーケット〉が、
今年も苫小牧のイコロの森で開催されます。

札幌から車で約1時間のイコロの森は、
北海道の土壌や草花を生かしてつくられているオーガニックな庭園です。

6月16日(土)、17日(日)の2日間、園内の緑が輝き始めるこの時期に、
札幌を中心に道内のインテリア・雑貨・クラフト、カフェやフードなどの
ショップが集まる人気のマーケット〈LOPPIS〉と、
道内各地のガーデナーや生産者によるプラントフェアが同時開催。
なんと80を超えるショップやつくり手が集結します。

道内で人気のマーケットイベント〈LOPPIS〉とは?

〈LOPPIS〉メインビジュアル

スウェーデン語で「蚤の市」を意味するLOPPISは、
2010年に「札幌でも、海外の蚤の市のような、
気軽にいいものと出会えるマーケットイベントを」という有志の思いからスタート。
センスと個性にあふれたショップが一堂に会する貴重なマーケットとして人気を集め、
札幌はもちろん道内各地での開催も経て、今回で23回目を迎えます。

会場では毎年チャリティーマーケットが行われ、この収益と入場料の一部は、
震災のあった地域への復興支援のための寄付にあてられています。

会場では毎年チャリティーマーケットが行われ、この収益と入場料の一部は、震災のあった地域への復興支援のための寄付にあてられています。

写真提供:LOPPIS実行委員会

今回の参加店は、北欧の雑貨や家具のショップ、陶磁器、白樺などのクラフト製品、
化粧品、アクセサリー、レコード店などが43店という幅広いラインナップ。
さらにカフェやスイーツ、フード系ショップが27店と充実しているので、
ぜひお腹をすかせて訪れたいところ。

北は中川町や下川町、旭川、南は厚沢部、東は根室や帯広といった、
道内各地のショップやつくり手に出会えるのもLOPPISの魅力のひとつです。

今回の参加店は、北欧の雑貨や家具のショップ、陶磁器、白樺などのクラフト製品、化粧品、アクセサリー、レコード店などが43店という幅広いラインナップ。

写真提供:LOPPIS実行委員会

ドリンクやフードをテイクアウトして園内のどこでもピクニックができるのは、
ガーデンならではのお楽しみ。
イコロの森併設の寿珈琲による自家焙煎コーヒーショップ〈COFFEE STAND〉や
森の食卓レストラン〈チセ〉でも気軽にひと休みができます。

詳細はLOPPISオフィシャルサイトの一覧や、
参加店を紹介しているブログをチェックしてみて。

3年でこんなに揃いました!
西和賀町の魅力が凝縮された
〈ユキノチカラ〉の
商品ラインナップ

2015年に始まった〈ユキノチカラプロジェクト〉も、今年で3年目。
まちの事業者たちを中心に、これまでさまざまな商品開発を進めてきました。
そして、第3弾となる〈ユキノチカラ〉商品を4月から発売。
徐々に仲間を増やす〈ユキノチカラ〉ブランドですが、
あらためてラインナップを見ると、西和賀町で育まれる食の恵みが
実に多種多様であり、大きなポテンシャルを秘めていることに気づかされるはずです。
新しく加わった6事業者の商品を、ご紹介します。

エサや環境に配慮し、長期飼育した
地鶏の燻製〈銀雪〉南部かしわスモーク(丸鶏)

「南部かしわ」とは、岩手県の在来鶏「岩手地鶏」の血を引く地鶏で、
噛み応えのある肉質、噛むほどに舌を楽しませるうまみ、ほのかな甘みが特徴だ。
西和賀町内で温泉宿〈山人〉を経営し、町の観光協会会長でもある髙鷹政明さんは、
「夏の冷涼な気候を生かして飼育し、まちの名物にしたい」と、
2011年から飼育の研究に着手した。
生産体制や生育環境の統一、品質や供給の安定を目指し、
2013年に地元の大野集落営農組合などの生産者と、
〈いわてにしわが南部かしわプロジェクト(株)〉を設立し、飼育にとりかかる。
同社では、町内産の大豆や米、ミネラル豊富な湧水を与え、自然に囲まれた静かな鶏舎で、
1平方メートルあたり5羽以下にして、のびのび飼育するなど、エサや飼育環境に配慮。
また、約120日と長期間飼育することで、地鶏特有の食感に仕上げている。

2017年には、消毒・殺菌に電解水を使うなど、
衛生管理を徹底した加工処理施設を整備し、最新鋭の冷凍システムCAS機能も導入。
飼育から加工までの一貫体制で、新ブランド
〈南部かしわ銀雪(ぎんせつ)〉を立ち上げたのだ。
丸ごと1羽を燻製にした〈ユキノチカラ「銀雪」南部かしわスモーク(丸鶏)〉は、
その第1弾商品。かむとプリッとした食感ながら中はジューシーで、
燻製ならではの香ばしい風味が食欲をそそる。
ふるさと納税返礼品や〈山人〉で味わうことができるので、ぜひ一度お試しあれ。

CAS で急速冷凍。しっかりおいしさを保つ。

CAS で急速冷凍。しっかりおいしさを保つ。

プロの腕とアイデアから誕生した 〈いわなのバーニャ〉&〈りんごミルクジャム〉

以前、コロカルの人間図鑑で紹介した鈴木智之さんは、
西和賀町出身の料理人。町内の温泉宿〈山人〉で料理長を務めたのち、
2017年に地元食材を生かしたパン工房〈Korva(コルヴァ)〉を立ち上げたことは
すでに紹介済みである。

しかし、その後も彼の物語は続いている。
同年12月、鈴木さんは、町内の本屋敷地区に
レストラン〈縄文の谷 キッチン開〉をオープン、
日々、地元食材を生かした創作料理を提供する傍ら
オリジナルの加工食品開発にも動き出した。

本屋敷地区一帯の自然を生かした宿泊施設やツリーハウス建設など、鈴木さんの夢は広がる。レストランのオープンはその一歩なのだ。店の名前〈開〉は鈴木さんが好きな開高健氏から字をもらった。本屋敷の土地を開いていきたい! という思いを込めている。

本屋敷地区一帯の自然を生かした宿泊施設やツリーハウス建設など、鈴木さんの夢は広がる。レストランのオープンはその一歩なのだ。店の名前〈開〉は鈴木さんが好きな開高健氏から字をもらった。本屋敷の土地を開いていきたい! という思いを込めている。

そのなかで、ユキノチカラブランドとして誕生したのが
〈いわなのバーニャ〉と〈りんごミルクジャム〉の2商品である。

県産イワナを使った〈いわなのバーニャ〉は、
冷温どちらもおいしく味わえるのが特徴だ。
バーニャカウダは、イタリアの野菜料理に使う温かいソースを指すが、
鈴木さんのバーニャは主材料のアンチョビの代わりにイワナを使用。
イワナは皮をとって塩漬けし、1か月以上熟成させる。
ニンニクやタマネギ、湯田牛乳の生クリームも加え、
奥行きのあるなめらかなソースに仕上げた。
「淡白ながらもイワナの存在感を大事にしています」と
話す鈴木さんの言葉どおり、フレッシュな野菜のおいしさを
引き出すバーニャの味は絶妙だ。

もう一品は〈りんごミルクジャム〉。
横手市在住の鈴木さんは地元農家とも関わりが深く、
これは、冬を越して生の出荷が難しくなったリンゴを活用しようと考案した。
湯田牛乳の生クリームとヨーグルトを加えたジャムは、
まろやかさとすっきりした酸味が上品なおいしさ。
どちらもレストランシェフならではの創造性とセンスが生きた、
オリジナリティあふれる商品であり、
いつもの家庭料理が、ひと味違ったものになりそうだ。