news
posted:2018.10.19 from:長野県 genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ
PR 銀座NAGANO
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Hiromi Shimada
島田浩美
しまだ・ひろみ●編集者/ライター/書店員。長野県出身、在住。大学時代に読んだ沢木耕太郎著『深夜特急』にわかりやすく影響を受け、卒業後2年間の放浪生活を送る。帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に「旅とアート」がテーマの書店〈ch.books〉をオープン。趣味は山登り、特技はマラソン。体力には自信あり。
credit
撮影:黒川ひろみ(銀座NAGANO)
食物を保存し、よりおいしく、消化しやすく、
時には栄養価を高める手段として、太古より世界各地で歴史を紡ぐ発酵食文化。
日本にもさまざまな発酵食がありますが、なかでも長野県は
「発酵王国」といえるほど豊かな発酵食文化が育まれています。
その代表格が、生産量も消費量も全国第1位を誇る味噌。
「信州味噌」は全国的に名が知られていますが、
実は日本の味噌全体の5割弱を占めるんです。
信州味噌の専門研究機関〈信州味噌研究所〉が運営する情報サイト
『信州みそラボ』によると、長野県に味噌づくりが普及したのは、
武田信玄が行軍用(兵糧)としてつくらせた豆油(たまり)「川中島溜」以来だとか。
関東大震災が発生した大正12(1923)年には
救援物資として東京に送った信州味噌の評判がよく、
第2次大戦後は長野県が戦災をほとんど受けなかったことから、
品質のよい信州味噌がさらに普及したと言われています。
いまでも長野県には超大手から中小まで、味噌工場や味噌蔵が多数あり、
毎日の食卓には、具がどっさり入った味噌汁は必須。
春は「ふき味噌」、夏はなすを使った「油味噌」や、
味噌漬けを使った県北部の伝統食「やたら」など、
味噌を生かした郷土料理が根づいています。
ほかに、創業300年を超える日本酒の老舗の蔵元も数多くあり、
酒造の数は全国2位。ワイン用ぶどうの栽培も日本一の生産量を誇り、
長野県産ワイン〈NAGANO WINE〉は品質面で日本のワインをリードしています。
また、漬物文化も盛んです。
野沢温泉村で誕生したとされる「野沢菜漬」はその代表格で、
木曽地方には塩を一切使わず赤カブの葉を乳酸菌発酵させた漬物
「すんき」などの珍しいものも。
県内全域で独特の発酵食文化が根づいていることがわかります。
Page 2
ということで、豊富な発酵食品を求めて出かけたのは、
東京・銀座にある長野県のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉。
店内1階がショップスペース&バルカウンターになっていて、
店内のところどころにに発酵食品が並びます。
味噌の充実度はもちろん、日本酒や漬物、
日本酒、ワイン、乳製品などなど個性豊かな発酵食がずらり。
発酵食品同士を組み合わせた新ジャンルの商品もいろいろ。
〈信州ワインブレッド〉は、長野県産100%の小麦粉と
NAGANO WINEを使った新しいご当地パンで、
現在は県内のベーカリーやホテルなど11店舗で製造販売されています。
銀座NAGANOで販売しているひとつが、
〈信州ワインブレッド研究会〉会長の品田宗久さんが営む
〈高原のパンやさん〉のもの(540円)。
2種類の県産小麦粉をブレンドし、小麦粉の分量に対し
30%のNAGANO WINEを入れています。
また、塩尻市にある〈珈琲哲学〉の信州ワインブレッド
〈塩尻ワインブレット〉(486円)は、
小麦粉の代わりに地元塩尻産の米粉を70%使用し、
塩尻産赤ワインを使ったうえで、さらに風味を出すために
塩尻市の自社畑でとれた巨峰のペーストが生地に練り込まれています。
どちらも、上質な素材を使ってリッチなワインを楽しむような
“ハレの日”におすすめのパンです。
また、日本酒とヨーグルトを組み合わせたのは、新感覚のヨーグルト酒〈信乃大地〉。
酒づくりに良好な清らかな水と冷涼な高原の気候に恵まれた
信濃町にある酒蔵〈高橋助作酒造店〉が製造しています。
ヨーグルト酒は国内にも何種類かあるそうですが、
醸造酒である日本酒をベースにしたものは稀なのだそう。
使っているヨーグルトは、高橋助作酒造店から直線距離にして
わずか1キロほどの場所にある〈土屋牧場〉の牛乳からつくられるもの。
自由に歩き回れるスペースがある「フリーストール牛舎」で育った
乳牛の生乳を100%使用。
低温殺菌した牛乳を、自社培養の乳酸菌で発酵させた飲むヨーグルトは
自然な甘さとほどよい酸味が魅力です。
こうした素材からつくられた信乃大地は、濃厚な飲み口でありながら
さっぱりとした味わい、砂糖大根由来のビート糖によるやさしい甘み、
そして後味にやってくる純米酒の芳醇な香りや旨みが特徴。
日本酒好きにも、ビールの苦味が苦手な方にもおすすめの、
まさに新感覚の“大人の飲むナチュラルヨーグルト”です。
さらには、日本で初めて自家製生チーズをつくったことで知られる
〈アトリエ・ド・フロマージュ〉のチーズと
漬物を組み合わせた「漬物ピザ」(507円)や、
標高1400メートルにある信州白樺高原の〈長門牧場〉のゴーダチーズと
隣町の立科町にある味噌蔵〈酢屋茂〉の信州味噌を合わせて
和風仕立てにした〈味噌チーズ〉(583円)といった商品も。
そんな銀座NAGANO、2018年10月27日(土)・28日(日)には
4周年記念の大感謝祭を開催!
さまざまな限定商品を特別奉仕価格で販売し、
500円(税込)以上買い物をした先着100名には信州りんごをプレゼントします。
1000円(税込)ごとの買い物につき、1回チャレンジできるおみくじ抽選会も。
また、それに先駆けて10月20日(土)〜26日(金)には
「銀座NAGANO4周年感謝WEEK抽選会」を実施。
1000円以上買い物をした方に、1000円につき1枚の抽選券を配布、
最大で5000円の買い物補助券が当たります!
詳しくは、銀座NAGANOのウェブサイトをチェックしてみてください。
Feature 特集記事&おすすめ記事
Tags この記事のタグ