元米屋の木造建築で、本格スペイン料理
木造洋館や教会が建ち並び、名所として知られる函館市西部地区。
異国情緒漂う大三坂(だいさんざか)を下ると、突き当たりに歴史的建造物があります。
本格的なスペイン・バスク地方の料理を
カジュアルなバルスタイルで楽しめる名店〈ラ・コンチャ〉。
函館近郊や道産の食材をふんだんに取り入れたアラカルトメニューが人気で、
生ハムはもちろん、マヨネーズやアンチョビにいたるまですべてが自家製。
まずはちょっとずついろいろなおいしさを楽しめるおつまみ、ピンチョスを注文。
カラフルな小皿といい香りにワクワクしながら、ワインで乾杯しましょう。

ラ・コンチャの趣ある外観。もとはオーナーシェフ深谷宏治さんの祖父、深谷仁左吉さんが1917年に建てた擬似洋風建築の〈旧深谷米穀店〉。
ラ・コンチャの建物は函館市の歴史的建築のひとつで、
築90年を超える〈旧深谷米穀店〉を改築しました。
実は、ラ・コンチャの本店にあたる〈レストランバスク〉オーナーシェフで、
日本におけるバスク料理の第一人者、深谷宏治さんの生家。
店内は、スペイン風立ち飲み用カウンターのバル、
開放感のある洋風のメインダイニング、
奥には主に団体予約専用の趣ある和室があります。
和室は、函館の歴史を思わせる和洋折衷な空間で
スペイン・バスク料理をゆっくりと味わえるのも魅力のひとつです。

入り口側のメインダイニング。建物の壁や天井を生かしバスク地方の絵画が飾られたカジュアルな雰囲気が心地いい。頭上に吊るされた道産白豚の自家製生ハムが圧巻!

1984年以来つくり続けている生ハムは年間約60本を冬の間塩漬けする。熟成庫を経てお店に吊るされ、1年半以上の長い熟成期間が肉の旨みを凝縮させるそう。
取材に訪れた7月中旬の日替わりのピンチョスは、
近海の新鮮なタラ肝がフワフワにとろける〈尻岸内産タラ肝の白ワイン蒸し〉、
ほんのり辛味が効いた豚肉100パーセントのジューシーな
自家製ソーセージ〈シシトラ〉や〈厚沢部産メークインの揚げいも〉のほか、
〈十勝産マッシュルームと自家製生ハムの鉄板焼き〉など、
冷製と温製に分かれ、目移りする旬のメニューが15種類以上。
迷ったらシェフおまかせの盛り合わせを頼めば、
バランス良くサーブされたピンチョスをいただけます。

光の美しい奥の和室でいただくスペイン料理は新鮮な体験になるはず。
















































































