青森で愛され続けるロングセラー銘菓3選|ニッポンおやつ図鑑

1970年発売、旅人に愛された伝統の味。〈ラグノオささき〉の茶屋の餅

1884年、弘前で小さな餅屋として創業した〈ラグノオささき〉は、現在も青森を代表する定番土産を数多く手がけています。そんな同社が1970年に発売し、今なお幅広い世代に愛され続けているロングセラー商品が「茶屋の餅」。

その名前は、かつてみちのくの峠越えに挑む旅人たちが、道中の茶屋で味わった餅菓子に由来しています。竹皮柄のパッケージには、笠を被って歩く旅人や、わらぶき屋根の茶屋で休息をとる人々の姿が描かれており、当時の情景を今に伝えています。
袋を開けると、並んでいるのは、指の跡がへこみとなってつくほど柔らかな一口大の餅。きな粉の香ばしい香りがふわっと広がります。とろけるような口当たりのなかで、餅に練り込まれたくるみのカリッとした食感が心地よいアクセントに。

いっぷくの時間によく似合う、気取らない優しさが詰まったお菓子です。

Information

ラグノオささき

住所:青森県弘前市大字百石町9番地|地図
電話番号:0172-35-0353
HP:https://www.rag-s.com/
Instagram:@ragueneau_official

 

青森の豊かな恵みを一番シンプルに。〈アップルアンドスナック〉のアップルスナック

青森県田舎館村で、りんごチップスだけを作り続けている菓子メーカー〈アップルアンドスナック〉を知っていますか?

レトロなフォントデザインが可愛い「アップルスナック」の袋を開けると、生のりんごをそのままスライスして揚げたチップスが。驚くほど軽く、口に入れるとパリパリ、サクサクとした軽快な食感は、一度食べ始めると止まらなくなるほど。独自の「減圧フライ製法」で仕上げられているため、油っぽさはなく、噛むほどにりんごの爽やかな甘酸っぱさと、素材本来の優しい甘さが広がります。

今回、コロカル編集部が手に入れたのは、赤い袋の「サン津軽」と黄色の袋の「とき」。他にも「サンむつ」、「早生ふじ」など品種ごとのラインナップが発売されており、りんご王国の層の厚さを感じます。また、袋の裏面に種類ごとに異なるキャラクターが描かれているのもポイント。こうした遊び心に、手に取るたびに楽しい気持ちにさせられます。

“まっすぐ作れば…まっすぐ伝わる”。そんな信念のもと、添加物や保存料を使わず手間をかけて作る「体を想うお菓子」には、作り手の誠実さが詰まっています。
青森の豊かな恵みを一番シンプルな形で受け取る、贅沢なスナック。

Information

アップルアンドスナック

住所:青森県南津軽郡田舎館村大字川部字上船橋50-10|地図
電話番号:0172-26-5360
HP:https://www.applesnack.com/
Instagram:@applesnack_official__ig

素材を楽しむ、中泊の味。〈中里はとむぎ工房〉のはとむぎかりんとう 

美容や健康に良いとされ、古くから薬用としても使われてきたはとむぎ。青森県中泊町では、品種改良を一切行わずに受け継がれてきた貴重な在来種「中里在来」が今も大切に栽培されています。

この希少なはとむぎを使用して作られているのが〈中里はとむぎ工房〉の「はとむぎかりんとう」です。

このお菓子の魅力は、ボリボリ、ザクザクとした食感。一般的なかりんとうに比べて生地がぎゅっと詰まっており、噛むほどにはとむぎの素朴な旨みが広がります。甘さは控えめで、はとむぎの風味を主役にするための、絶妙な味付けです。

原料はシンプルで、保存料などの添加物は不使用。その日の気温や湿度に合わせて粉と水の配合を微調整するなど、製造工程にも作り手のこだわりを感じます。

素朴ながらも丁寧に作り込まれた味わいは、一度食べ始めると止まらなくなるはず。

土地の恵みがそのまま形になった、優しいお菓子です。

Information

中里はとむぎ工房

住所:青森県北津軽郡中泊町大字福浦字浦島32|地図
電話番号:0173-57-4735

多摩の風景を一杯に。 醸造所〈ビアエアンスト〉が 地元産ブルーベリーの クラフトビールを発売

土地の味をビールに落とし込む

東京・多摩市の理美容院〈TAMA tumuji WERKS.〉と併設カフェ〈PARLOR〉の新たな展開として誕生したクラフトビール醸造所〈Bierernst(ビアエアンスト)〉が、多摩市産ブルーベリーを使用した新作「Nümasuguri Blueberry Sour Ale(ヌマスグリ ブルーベリーサワーエール)」を発売した。

2023年の本格始動以来、ケルシュやIPAといった定番スタイルに加え、季節やイベントに合わせた限定ビールを手がけてきたBierernst。「日常に、ちょっと粋な寄り道を」というコンセプトのもと、理美容院・カフェ・醸造所が一体となった複合的な場から、地域に根ざしたカルチャーと味わいを発信し続けている。

今回登場したサワーエールは、「多摩市を表現できるフレーバーを」「ビールが苦手な人にも飲みやすい一杯を」という想いから生まれた。多摩市産ブルーベリー果汁と乳酸菌発酵を組み合わせ、やさしい酸味とジューシーな果実感を両立。アルコール度数6.5%ながら、軽やかで飲みやすい仕上がりとなっている。

風景を纏う、faceとのコラボレーション

パッケージデザインは、多摩市出身のイラストレーター・faceが担当した。市川氏とfaceは、2023年の地元カルチャーイベントを通じて交流が始まり、「多摩市を盛り上げたい」という共通の想いから今回のコラボレーションが実現した。

モチーフとなったのは、多摩市鶴牧東公園の豊かな緑。やわらかなタッチで描かれたアートワークは、ビールを手に取る瞬間に地域の原風景を思い起こさせる仕上がりとなっている。

「Nümasuguri Blueberry Sour Ale」は、醸造所併設のカフェやオンラインストアに加え、地域で親しまれる老舗酒販店でも販売予定。また、ブルーベリーサワーエールと同時にfaceが手がけた多摩市モチーフのTシャツやタンブラーも展開される。

information

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Nümasuguri Blueberry Sour Ale

発売日:2025年12月6日

内容量:330ml

アルコール度数:6.5%

価格:990円(税込)/3本BOX 3,300円(税込)

販売場所

・Bierernst(カフェPARLOR併設/住所:東京都多摩市諏訪1-9-4)

・オンラインストア:https://www.tumuji.jp

・小山商店(東京都多摩市関戸5-15-17)

モデル・阿久津ゆりえさんが おすすめする、群馬県民から愛される ローカルグルメスポット3選!

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、モデル・阿久津ゆりえさんが登場。
地元民から愛されるローカルグルメスポットを教えていただきました。

地元の定番といえば〈おおぎやラーメン〉

〈おおぎやラーメン〉は、私の地元のど定番ラーメンショップ。少ししょっぱい味噌ラーメンは、太めのちぢれ麺がスープによく絡んで癖になる!餃子と半ライスはぜひ一緒に食べてほしいです。
私は〈おおぎやラーメン〉を食べて大きくなりました。

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おおぎやラーメン 安中本店

住所:群馬県安中市安中1-2314-1

家族でシェアした楽しい思い出〈富士久食堂〉

何を食べても間違いない、昔ながらの町食堂〈富士久食堂〉。
小さい頃に家族でよく通っていて、 ボリューム満点の定食系やオムライス、 カツ丼などみんなで色々と頼んでシェアした楽しい思い出があります。

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富士久食堂

住所:群馬県高崎市中里見町121

Instagram:@fujikyu.shokudo

群馬県民御用達〈登利平〉のお弁当

〈楽園〉

〈登利平〉のお弁当は群馬に来たら外せません。
甘しょっぱい秘伝のたれが染み染みの薄くスライスされた鶏肉と、ぎゅうぎゅうに敷き詰められたご飯(こちらもたれが染み染み)は冷めても美味しい!
シンプルながらにノスタルジーを感じさせてくれる群馬県民御用達のお弁当。松と竹の2種類あるのですが、おすすめは“竹”弁当です。

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登利平

住所:群馬県前橋市六供町1-18-6

動画はこちらから!

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阿久津ゆりえ

群馬県出身。Gunn’s所属のファッションモデル。多くのCMをはじめ、雑誌や広告、MV等の出演やアパレルブランドとのコラボ商品を発売したり、群馬県の観光特使を務めたりと幅広く活躍している。またFMぐんまのラジオ番組でメインパーソナリティーを務めた経験も。明るく自然体な人柄に、男女問わず幅広い年代から共感を得ている。

Instagram:@yurie__a

ミュージシャン・YONCEさんが おすすめする、茅ヶ崎らしさを 感じるおすすめスポット3選!

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、ミュージシャン・YONCEさんが登場。
地元・茅ヶ崎らしさを感じられるおすすめスポットを教えていただきました。

背筋を正してくれる〈寒川神社〉

〈寒川神社〉

厄除けの神様を祀っている〈寒川神社〉は、幼い頃からほぼ毎年お詣りしている場所です。優しく背筋を正してくれるようなところで、お参りの時期でなくてもぜひ足を運ぶ価値があると思います。

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寒川神社

住所:神奈川県高座郡寒川町宮山3916

茅ヶ崎の文化拠点の一つ〈MOKICHI TRATTORIA〉

熊澤酒造さんの蔵を利用したイタリアンレストラン〈Mokichi Trattoria〉。気鋭の作家やアーティストの作品が展示されるギャラリーでもあり、複合的なカルチャーを発信する素敵な場所でおすすめです。

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MOKICHI TRATTORIA

住所:神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7

Instagram:@mokichi_trattoria

店名も味も素敵な〈楽園〉

〈楽園〉

名前も最高な〈楽園〉。ここのラクサがとてもおいしくて、ぜひ一度食べてみてほしいおすすめスポットです。

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楽園

住所:神奈川県茅ヶ崎市浜見平3-1 ブランチ茅ヶ崎2 1F

Instagram:@rakuen.to.oyoyo

動画はこちらから!

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YONCE

2019年、デビューからわずか4年で地元・横浜スタジアムでの3万人動員のワンマンを実現し、2021年に活動休止を発表。2025年6月に活動を再開し、復活の横浜アリーナ2Daysはソールドアウトを記録した6人組ロックバンドSuchmosのボーカリスト。歌唱する楽曲は自身のバンドのみにとどまらず、2022年にはフジテレビ系ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」の主題歌「Mirage」を、Mirage Collectiveのボーカルとして歌唱。2023年5人組ロックバンド「Hedigan's」を結成。

変わりゆくまちに思いを馳せながら、 のんべえの聖地・立石を飲み歩き。 あなたのまちの焼酎ハイボール アテ探し旅

のんべえの聖地、立石が変わる
いや、もう変わりつつある。

大規模な再開発により、数年前から、
多くの名物酒場が立ち退きを始めた。

大衆酒場の聖地、立石

昭和の高度経済成長で、工場が林立し、
そこで働く労働者の元気と癒しを提供してきたまち。

1000円でべろべろに酔える「せんべろ」の迷宮として、
全国の酒場ファンから熱い支持を受け続けてきた、
歴史や物語がしみ込んだ街並みがなくなるのだ。

大衆酒場の聖地、立石

京成立石駅の北口には、大きなクレーン車が停まっており、
周りは白い工事壁に覆われている。
北口にはタワーマンションと商業施設、
葛飾区役所の新合同庁舎もやってくる。

寂しさを募らせながら、踏切に立って南口側をみれば、
「立石仲見世商店街」は健在だった。
立石をのんべえたちの聖地にした中心地は、やはりこの通り。

立石仲見世商店街

1931(昭和6)年に開設された京成立石駅。それから産業・交通の要所として発展。第二次世界大戦の空襲で被災した浅草周辺から移住してきた人々が、故郷を懐かしんで名付けたとも言われる「立石仲見世商店街」は、繁栄とせんべろの中心地だった。このエリアも2年後から再開発がはじまる。

昼でもほの暗い仲見世を入ってすぐにある
立役者的存在の店、もつ焼きの〈宇ち多゛〉は
平日の15時で、もうぎゅうぎゅう。
店の中から酒場好きの静かな熱気が漏れてくる。

立石といえば、もつ焼きの〈宇ち多゛〉。平日の明るい時間からこの盛り上がり様

立石といえば、もつ焼きの〈宇ち多゛〉。平日の明るい時間からこの盛り上がり様

その様子を横目で見ながら、〈丸忠蒲鉾店〉へ立ち寄る。
家呑み用におでんをテイクアウトするのだ。
店の前ではおでんが湯気を立てる。

丸忠蒲鉾店

「立石仲見世商店街」の中にある〈丸忠蒲鉾店〉。自家製のさつま揚げ、おでん種を販売していて、店先では日高さんが一年中おでんを炊いている。

「立石仲見世商店街」の中にある〈丸忠蒲鉾店〉。自家製のさつま揚げ、おでん種を販売していて、店先では日高さんが一年中おでんを炊いている。

「うちは、蒲鉾店。練り物からのいい出汁がしみ込むのよ」
と、店主の日高幸子(ゆきこ)さん。
ベースの出汁は大量の昆布。これに鰹節、塩と砂糖。
醤油はいれない。

「いわゆる関東炊きではないんですよ。
私は東京生まれなんだけど、お父さん(旦那さん)が四国。
こだわりが強くて、この出汁になりました」。

出汁だけをいただく

出汁だけをいただく。香りがやわらかい。
味わえば塩辛さはなく、きれいな甘さ。
昆布の風味に、練り物からのいい脂が混じり、
柔らかいけれど輪郭はボケずに、味はしっかり決まっている。
後味はスッキリだ。
この出汁だけで焼酎ハイボールと合わせたい。
やわらかい甘味と焼酎が手を取り合い、
炭酸とともにすーっときれいな余韻に導いてくれそうだ。

お店の自慢の一つは大根

お店の自慢の一つは大根。
2日がかりでじっくり、この出汁をしみこませる。
「手間がかかっているので1個、240円。
でも、食べて、なるほどと思っていただければ……」
たっぷりのあさりと長ネギが入ったあさり天もそそられる。
あさりの旨味も出汁に染みていき、それがまたあさり天に還ってくる。

立石の繁栄を見続けてきた幸子さん。
「浅草の仲見世にも負けないぐらい人が溢れていたわよ。
ほんとかうそか観光バスが来たなんてね。
この時間は夜の買い物で、通りはいっぱいだったわね」。
浅草寺のお清めの煙が、立石ではおでんの湯気か。

2年後に南口も再開発が進む予定。
おでんの味を競う、息子さんの人気の酒場〈二毛作〉は、もう移転している。
「場所のことも、蒲鉾屋を続けるかもわからないけど、
娘は続けるので、(隣で酒場〈おでんの丸忠〉を営む)、
おでんは、私が動ける範囲はやりたい。
なかなかない味だと思うので」

「このあたりのお客さんは優しくてね。店を始めたころは、今日のはしょっぱかったよ、なんて教えてくれて。育てられましたね」と幸子さん。息子さんは、立石のおでん酒場の名店と称される〈二毛作〉の店主(以前は隣にあったが、すでに移転)。「息子は息子で自分の味を作りたくてがんばっています。でも負けないわよ(笑)」

「このあたりのお客さんは優しくてね。店を始めたころは、今日のはしょっぱかったよ、なんて教えてくれて。育てられましたね」と幸子さん。息子さんは、立石のおでん酒場の名店と称される〈二毛作〉の店主(以前は隣にあったが、すでに移転)。「息子は息子で自分の味を作りたくてがんばっています。でも負けないわよ(笑)」

編集長が選ぶ、鹿児島県に行ったら 食べてほしいグルメ5軒 コロカル編集部の食いしん坊日記

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。今回は編集長Sが選んだ、鹿児島県に行ったら食べてほしいグルメ5軒をご紹介します。

鹿児島県に行ったら、レンタカーでGO!

鹿児島県を巡ってきました。今回の最大の目的は、いちき串木野にある〈白石酒造〉という焼酎蔵。自分たちの畑で育てた芋で、焼酎造りをする。砂地で育てた芋なのか、粘土質土壌で育てた芋なのか、同じ品種の芋でも、焼酎になったときに、明らかに酒質が異なり、テロワールを感じさせる。自然栽培農業と焼酎造りが密接につながっている蔵は、日本全国探しても、そうそうないのだが、これがそうやすやすとできないことを、現地に行って、身にしみて理解ができた。とともに、日本の酒造りの未来って、ここにこそあるんじゃないのかな、と感じさせる。熱く、優しく、噛み締めるように、焼酎造りを語る5代目当主・白石貴史さんの言葉は、名言ばかりで、また機会があったら、記事にしたいと思う。

鹿児島は、空港から市内が少々とおいのだけど、そこにこそ、行くべきスポットが多々ある。朝便でついたら向かうは〈大黒屋〉。メニューは、3品のみ。手打ち十割のそばと、美味しい汁に浸して食べる天麩羅。旅の始まり、エネルギーを注入するには、最高の一杯だ。

鹿児島は、魚天国だ!

陶芸家・野口悦士さんの工房を訪ねた。そこで待っていたのは、野口さん手作りのカブの浅漬けサラダ。野口さんの器に盛られ、見栄えも味も絶品だったのだが、そこに現れたのが、〈橋本水産〉の橋本隆介さんがわざわざ持ってきてくれたちらし寿司。そして、超新鮮なキビナゴとタカエビのお刺身。師走の旅のはずなのに、新年会みたいな!翌日のランチは、鰹節の聖地・枕崎へ。街中、鰹節の香りに包まれる中、俄然胃の働きが活発になる。枕崎港の市場メシ〈いちふく〉で青もの定食。しび(キハダマグロの幼魚)の刺し身とカツオの腹皮を焼いたものに、カツオのタタキも頼んじゃって。この腹皮が最高で、ごはんに合うのはもちろん、いつかきっと、焼酎お湯割り、ビール、日本酒にも!絶対に楽しみたい!

お菓子天国だ、鹿児島は!

ふくれ、かるかんなどなど、味わい、歯ごたえなど、様々に楽しませてくれる鹿児島のお菓子たち。そんな中、行くたびに必ず食べるのが〈平田屋〉のぢゃんぼ餅。見た目はこってり?なのだけど、爽やかな後味で、1皿、2皿……。桜島を眼の前に、お皿がどんどん進みます。今回、初めて買ったのは、〈つるや菓子舗〉のよもぎ餅。これまで食べたことがない食感、ほどよい甘さとかすかな苦味。鹿児島のお菓子は、本当に奥深き。どちらも、軽やかな腹持ちで、おやつにぴったりです。

帰りの飛行機、ギリギリまで楽しむのが、鹿児島の旅。

空港へ向かうまでに、少しでも時間があったなら、〈おでんの掌〉も絶対だ。豆もやし、春菊、とんこつがオススメだが、味が染みた豆腐も美味だし、チューリップ唐揚げも!しっかりと胃袋を鹿児島色に染めて、東京へと戻るのです。「あああ、腹いっぱい」のコメントは、幸せなため息。鹿児島は、そんなため息が街中に溢れているのです。

青森県を代表するブランド米。 あおもり米〈青天の霹靂〉の おいしさの理由を探る

国内有数の米の産地である青森県。県内で生産される“あおもり米”の主力品種は、〈青天の霹靂〉〈はれわたり〉〈まっしぐら〉の3つがあります。今回は、2015年にデビューした、青森県を代表するブランド米〈青天の霹靂〉の登場です。

五つ星お米マイスターに聞いた!
あおもり米〈青天の霹靂〉の魅力

まずは、青森県三沢市に本社があり、米卸業を行う株式会社PEBORAの取締役で、「五つ星お米マイスター」の認定を受けている川村敦子さんにお話を聞きました。

川村敦子さんは、ペットボトルに精米をボトリングした〈PeboRa(ペボラ)〉をはじめ、日本のお米を世界に発信する米卸業を行う、青森県三沢市の株式会社PEBORA取締役。日本に476人しかいない(※2022年9月30日時点)「五つ星お米マイスター」の認定者。

川村敦子さんは、ペットボトルに精米をボトリングした〈PeboRa(ペボラ)〉をはじめ、日本のお米を世界に発信する米卸業を行う、青森県三沢市の株式会社PEBORA取締役。日本に476人しかいない(※2022年9月30日時点)「五つ星お米マイスター」の認定者。

〈青天の霹靂〉は、これまでになかったネーミングや青色をベースにしたパッケージデザインで、2015年に鮮烈なデビューを果たしました。お米のプロから見て、〈青天の霹靂〉はどんなお米なのでしょうか?川村さんによると、3品種の中で最も厳しい基準が設けられているのが〈青天の霹靂〉だといいます。

「作付地域や栽培農家の登録制が設けられ、青森県内でも限られたエリア・農家しか生産できません。農薬の使用回数を通常の1/2以下にすること、土壌診断に基づく土壌改良を行うこと、玄米タンパク質含有率6.4%以下など、厳しい栽培基準や出荷基準をクリアしたお米だけが流通できます。

玄米タンパク質含有率を下げることで、炊飯時にたっぷり吸水でき、甘みや粘りのバランスがとれた食味が良いお米になるといわれています。〈青天の霹靂〉は慣行栽培での農薬の使用回数より1/2以下に節減して栽培されているため、減農薬栽培といえます」

さらに、味わいにもこんな特徴が。

「しっかりとした粒感と、適度な粘りが特徴。しつこくないあっさりとした甘さなので、飽きがこない、食べやすいお米です。炊き上がりもきれいで、お米も輝いて見えます。

炊き上がりの粒感がしっかりしているので、汁気に負けないおいしさがあり、カレーや丼ものなどとの相性も抜群です」

PEBORAが運営するお米の専門店〈KOMEKUUTO八戸店〉で提供している、「豚の角煮 わっぱ膳」(1,480円)。

PEBORAが運営するお米の専門店〈KOMEKUUTO八戸店〉で提供している、「豚の角煮 わっぱ膳」(1,480円)。

〈青天の霹靂〉は、店頭でも購入可能です。

information

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KOMEKUUTO八戸店

住所:青森県八戸市田向2-14-10

電話:0178-51-6070

営業時間:10:00〜19:00

定休日:第1・3水曜 ※変更あり

Instagram:@5910hachinohe

あおもり米〈青天の霹靂〉を
つくる人に会いに

続いて、〈青天の霹靂〉を生産している米農家さんのもとへ。青森でも昔からおいしい米どころと知られている、黒石市で米づくりを行うアグリーンハートを訪ねました。津軽平野に面し、東には八甲田連邦を望む場所で〈青天の霹靂〉を有機栽培しています。

アグリーンハートは、GLOBALG.A.P. 認証、有機JAS認証、ノウフクJASを取得する日本唯一の農業法人。代表の佐藤拓郎さんは、農業だけでなく、シンガーソングライター、テレビやラジオなどでも活躍しています。

アグリーンハートは、GLOBALG.A.P. 認証、有機JAS認証、ノウフクJASを取得する日本唯一の農業法人。代表の佐藤拓郎さんは、農業だけでなく、シンガーソングライター、テレビやラジオなどでも活躍しています。

アグリーンハートの代表を務める佐藤拓郎さんは、黒石市の農家の6代目。もともと志していたのはプロミュージシャンでしたが、高校3年生の頃に実家の経営が破綻し、高校卒業と同時に就農したといいます。

「当時、実家も競売にかけられてしまったのですが、それでも父親が農業を継続すると決断し、親戚中に頭を下げて借金して。私が高校卒業のタイミングだったので、もうやるしかないと、嫌々ながら家業を手伝うようになりました」

アグリーンハート

借金の返済のため徐々に栽培面積を広げるなか、過労で倒れてしまった佐藤さん。その経験から働き方を見直すようになり、家族経営をやめて、2017年に法人化へ舵を切ります。

また、それまでの慣行栽培から、有機栽培に切り替えることに。これには、アグリーンハートが取得しているノウフクJASとの強い結びつきがありました。

「病気をした親族に障がいがあり、農業での障がい者雇用の可能性を模索したんです。当時、試しにほうれん草を穫って洗う作業をしてもらったときに、僕のできる量の半分くらいしかできなかった。でもそれなら、倍の値段で売れるものをつくれたらいいのではないかと、行き着いたのが有機栽培だったんです」

佐藤さんは、“奇跡のりんご”で知られる木村秋則さんとのテレビ共演をきっかけに、「支配ではなくケアする」農法を学びました。別の田んぼでは自然農法での米づくりも行っています。

佐藤さんは、“奇跡のりんご”で知られる木村秋則さんとのテレビ共演をきっかけに、「支配ではなくケアする」農法を学びました。別の田んぼでは自然農法での米づくりも行っています。

現在では、有機栽培の技術を用いて〈青天の霹靂〉を生産しています。化学肥料を使わずに出荷基準である「タンパク含有量6.4%以下」を叶えるのは非常に難しいため、有機栽培で〈青天の霹靂〉を生産しているのは、県内でアグリーンハートのみ。

こうした生産のハードルの高さはあるものの、有機栽培は高温障害による農作物の被害が出にくく、これからの農業の可能性を広げてくれる農法だと、佐藤さんは話します。

「稲は食物の中でも比較的早く成長する部類ですが、葉温が35度以上になると光合成をしなくなってしまうんです。今は温暖化が進んで稲が育ちにくい環境になっていますよね。それが、有機農業だと、光合成で作るべきエネルギーを根から吸わせることができるんです」

そのため、なにより土づくりが重要。地上ではなく地下にアプローチして、まず微生物のいる土をつくることから始めました。アグリーンハートでは、青森県の陸奥湾のホタテ養殖から出る残渣を活用し、堆肥を与えています。

陸奥湾のホタテ養殖の残渣のうち13%をアグリーンハートの農地で活用しているそう。

陸奥湾のホタテ養殖の残渣のうち6〜7%をアグリーンハートの農地で活用しているそう。

「ホタテを養殖するときにカゴに付着する、海藻類や藻類、フジツボなどの海洋生物の残渣を活用します。豊富なミネラルを根から吸うので、うちの〈青天の霹靂〉はうまいですよ」

佐藤さんの妻で取締役の真澄さんが、従業員のみなさんの〈青天の霹靂〉の塩おむすびをつくると聞きつけ、事務所へ向かうことに。

炊き立てアツアツのご飯を握っていく。真澄さんは三つ星お米マイスター取得者。

炊き立てアツアツのご飯を握っていく。真澄さんは三つ星お米マイスター取得者。

佐藤さん曰く、「化学肥料を使うと、日が出たときに強制的に栄養を吸収させるので、米が縦に伸びてから横に太るのですが、うちの米はストレスがかからないので、縦と横にちょっとずつ伸びていき、丸くなるから粒立ちがいいんです」とのこと。

確かに見た目は縦長というよりも、ふくよかで丸みがあります。

きゅうりとなすの浅漬けを一緒に。

きゅうりとなすの浅漬けを一緒に。

従業員のみなさんで、「いただきます」

従業員のみなさんで、「いただきます」

人数分以上あったおむすびが、あっという間になくなりました。

人数分以上あったおむすびが、あっという間になくなりました。

“子どもたちの未来に希望をつくり、地球に感謝される農業をする”ことを理念に掲げているアグリーンハート。

「誰が食べるか、というところまでを考えて生産していきたい」と、話す佐藤さんが印象的でした。休耕地の再生や自然栽培など、さまざまな挑戦を続けるアグリーンハートは、豊かな食文化を子どもたちにつないでいます。

取材先情報

株式会社アグリーンハート

料理家・冷水希三子さんに聞いた
〈青天の霹靂〉でに合うレシピ
「ハーブたっぷり油林鶏」

最後に、雑誌やWEBなどで活躍中の料理家・冷水希三子さんに、〈青天の霹靂〉に合うレシピを教えてもらいました 。食べ応えがあるので、夕食にぜひどうぞ。

料理家・冷水希三子さん

「粘りとキレのバランスがよく、やや硬さもありつぶれにくい〈青天の霹靂〉は、エスニックっぽいメニューとも相性がいいですね。しっかり食べたい夕食には、『ハーブたっぷり油林鶏』を合わせてみては。最後にハーブたっぷりのタレをかければ、さっぱりと食べられます」

■ハーブたっぷり油林鶏

ハーブたっぷり油林鶏

【材料(2~3人分)】
鶏もも肉…1枚
片栗粉…適量
油…適量

(A)
黒酢…大さじ2
濃口醤油…大さじ1
水…大さじ2強
砂糖…小さじ1
パクチー…2株
イタリアンパセリ…10g
長ネギ…15cm
生姜…1片
粉唐辛子…適量
ごま油…大さじ1

【つくり方】
② Aのハーブと香味野菜はみじん切りにして、他の材料と混ぜ合わせ、タレをつくる。
②鶏もも肉に片栗粉をつけて、フライパンに1cmくらい油を入れて両面カリッと焼く。
③ ②の鶏もも肉を切って皿に盛り、1のタレをかける。好みできゅうりスライスや焼きなすを添えてもよい。

鶏もも肉を上手に焼くコツは、両面がカリッときつね色になるまで弱火でじっくり揚げ焼きにすること。カリッとジューシーなお肉が、酸味のあるタレとハーブで爽やかに。ご飯が何杯でも食べられそうな一品です。

「ほかにも白身のお刺身や蒸し魚、鶏肉、ポークソテー、ハーブ、きのこ、などの食材が、上品なキレと硬めの米に合いそう。粘りが強すぎないので、パラパラ食感のチャーハンができます。リゾットやパエリアにもおすすめです」

取材者情報

冷水 希三子

料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を中心に、書籍、雑誌、広告などの仕事をしている。

Instagram:@kincocyan

もっとあおもり米を身近に!

全3回にわたり、あおもり米の魅力を紹介してきました。生産者のみなさんに共通していたのは、食を通じて子どもたちの未来を守りたいという思い。これまで県内で消費されることが多かったあおもり米ですが、今後は首都圏をはじめ別の地域で見かけることも増えるかもしれません。生産者の思いが詰まったお米を、ぜひ手にとってみてくださいね。

information

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青森県県産品販売・輸出促進課

住所:青森市長島1丁目1-1

問い合わせ:kensanhin@pref.aomori.lg.jp

Instagram:@aomori_no_okome

島民がガイドする、何度でも楽しい 豊島のディープな魅力

香川県の豊島に大量の産業廃棄物が不法投棄された「豊島事件」をきっかけに、瀬戸内海エリアの美しい自然環境を守り、再生することを目的として、2000年からNPO法人として活動をしている「瀬戸内オリーブ基金」。2025年に設立から25年を迎えた。まずは「瀬戸内オリーブ基金」の本拠地、香川県・豊島をご紹介。アートの島として全世界から観光客が訪れるこの島だが、楽しみ方はアートのみにあらず。今回は豊島在住の「瀬戸内オリーブ基金」事務局の松澤千穂さんに、島民ならではのオススメのスポットを案内していただいた。

松澤千穂さん

松澤千穂さん:メーカー勤務、シンガポール暮らし、地元・金沢の市場でECサイト立ち上げやインバウンド向けの体験型観光提案など、さまざまな職歴を経て「瀬戸内オリーブ基金」へ。昔から自然や環境保全にも興味があり、いつかは島暮らしがしたいという夢を叶えるため、豊島へ2025年1月に移住。

魔法の手から生まれる豊島土産〈soe farm〉

魔法の手から生まれる豊島土産〈soe farm〉

高知県出身の副田祥子さん。関西に長年住んだ後、岡山県の海の玄関口・宇野に移り住み、農業法人で働いていた経験を生かして、2012年頃から瓶詰め作りを開始。宇野と豊島の2拠点生活を経て、豊島へ移住した。現在はすべての加工品を豊島で製作。豊島レモンを使ったレモンジャム、イチゴジャム、柑橘のジャム……。スモモや梅など島の果実と相談しながら最もいいタイミングで仕上げる。また、地元漁師さんから仕入れた素材で作る海苔の佃煮や、副田さんが養蜂しているニホンミツバチのハチミツを使ったマスタードの瓶詰めなど、調味料も販売している。商品は「自分が好きなもの、食べたいものばかり」と副田さん。友人の紹介やつながりのある生産者さんから人間関係を重視した仕入れで、島の素材を最大限に生かす。「県外の方へのお土産にはマスト!ジャムも調味料も素材を生かした味わいや組み合わせが絶妙。ジャムは数あれど、副田さんが作り出すものは別物」と、松澤さんは話す。

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soe farm

Instagram:@soefarm

島食材×スパイスで味わう異国の味〈ARUEI〉

島食材×スパイスで味わう異国の味〈ARUEI〉

島の裏路地、古民家が連なる住宅街に猫が描かれた赤い看板が目に留まる。オーナーの中野志保子さんは東京都出身。2014年に移住し、島のレストランで3年半勤務した後独立し、2018年に現在の店舗を開業した。スペインやトルコで地中海料理を学んだ中野さん。オリーブ、イチジクなど地中海と共通の食材があり、豊島はトルコの島とも雰囲気がよく似ていると話す。豊島の食材をハーブやスパイスを使用した料理は風味のある味わい。食材は地元生産者との直接取引や自身の畑で採れたものを使用。年間通して採れるものは決まっているが、収穫時期や質量はその年にならないと分からないので、お店のコースメニューは日替わりだ(夜のみ)。提供しているパンは、フランス人のパン職人が岡山県で栽培している有機の麦を購入し、自家製酵母で焼き上げる。「いつも違う食材、違う味わいで楽しませてくれます」と、松澤さん。

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〈ARUEI〉

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦2320

電話:080-3243-2792

営業時間:18:00〜(事前予約制)

定休日:不定休(インスタグラムにて告知)

Web:https://aruei.stores.jp/

Instagram:@aruei_

豊島のお父さんが作る島唯一の手延べそうめん〈川東製麺所〉

豊島のお父さんが作る島唯一の手延べそうめん〈川東製麺所〉

川東幸治さんが豊島でそうめんを作り始めたのは約45年前。以前は採石場で重機オペレーターとして働いていたが一念発起し、そうめん製造で有名な小豆島の知人から技術指導を受けて、豊島で製造を開始した。全自動で管理された工場の中で作られるそうめんとは異なり、手作りのそうめんは天候・温度・湿度に応じた調整が必要。手間を省かず、教わった通りの製法を厳格に守ること、12時から14時ごろまでの時間帯を見極め、天日乾燥を基本とし、品質の安定に努めている。そうめんは冬場が製造シーズン。朝3時から夕方5〜6時まで、1日14〜15時間もの長時間作業が続く。オフシーズンの春から秋にかけては、そうめんの販売と工場に併設している民泊の運営、さらに夫婦で食事処「碧い空」も経営している。当時2軒あったそうめん製造所も、今では川東さんのみ。
「とにかく美味しいそうめんを食べてほしい。2分ゆがいたらすぐ食べる!時間が勝負」と、川東さんは話す。

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川東製麺所、民泊「川東さん家」

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦986

電話:0879-68-2117

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食事処・観光農園「碧い空」

住所:香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃614

電話:090-4337-3789

営業時間:11:00〜15:00

定休日:不定休(火曜・雨天定休)

あるものを活かし、島暮らしを体感〈結-YUI-〉

あるものを活かし、島暮らしを体感〈結-YUI-〉

県外・海外での経験を経て、「日本と海外をつなぐ仕事をしたい」と考えていた高松市出身のオーナー夛田敦さん。瀬戸内の島々を回った際に、豊島の自然とアートが共存する雰囲気に惹かれたことに加え、外国人を中心とした観光客は多いが、宿泊場所が不足している状況を知り、姉とともに宿を開業した。古民家をリノベーションし、アートを目当てに島を巡る外国人旅行客にもフィットした設えに。豊島の暮らしを感じつつも快適に過ごすことができる空間作りがなされている。2017年、庭園が美しい一棟貸しの宿〈結-AKEDA〉をオープンし、翌年には2つ目の宿〈結-ISHIYA〉を開業。かつて石材業を営んでいた邸宅、〈結-ISHIYA〉の敷地内にある作業場は〈結-YUI Gallery & Café+Bar〉として、おやつや軽食、自家製ドリンク、ナチュラルワインやクラフトビールなどが楽しめるほか、オリジナル商品や定期的にギャラリーでの展示も行い、島民や旅人のコミュニティスペースとしても機能する。「豊島の産業廃棄物問題の歴史を踏まえて、ビジネスを通じた持続可能な地域貢献をしたい。スクラップアンドビルドではなく既存の空き家やリソースを活用して、私たちにもできることを考えたい」と、2024年より「瀬戸内オリーブ基金」の法人サポータに加入。今後も利益の一部を地域に還元する仕組みづくりを進めたいと語った。

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結-AKEDA

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦1017

Web:https://yui-teshima.com/stay/akeda/

Instagram:@yuiteshimaofficial

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結-ISHIYA

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦2163

Web:https://yui-teshima.com/

Instagram:@yuiteshimaofficial

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結-YUI Gallery & Café+Bar

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦2163

定休日:火曜・水曜・木曜休、不定休 ※12~2月は冬期休業(インスタグラムにて告知)

Instagram:@yui.gallery_cafebar

引き継ぎたい島のモノをレスキューする〈古道具みるく〉

引き継ぎたい島のモノをレスキューする〈古道具みるく〉

地域の過疎高齢化に伴った空き家問題から発生する大量の家財道具の処分、解体される家屋に残った貴重な古道具など、「次世代に残したいモノや素材」を自分たちの手で引き継いでいきたい。そんな思いで豊島に住む有志が始めた無人販売所「古道具みるく」。豊島はかつて酪農が栄えたこともあり「ミルクの島」とも呼ばれていた。そんな歴史を残す、甲生地区にある元集乳所跡を利用し、島内で不要になったものを持ち寄ったり持ち帰ったりすることができる場所作りをしている。普段は無人でオープンしているため、気に入ったものを見つけた人が募金箱にドネーションするスタイルだ。洋服や古布、人形、食器、カゴ、調度品までメンバーがセレクトした品々が並ぶ。店舗に置かれたノートには、ここを訪れた方からのメッセージがぎっしり。物が手に入りにくく、捨てにくい島だからこそ大切にされてきた物品が世界に羽ばたいていく。

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古道具みるく

住所:香川県土庄町豊島甲生932-5

定休日:年中無休(オープンデイはインスタグラムにて告知)

Instagram:@teshima_vintage

島に来たらココも!ベストビュー&癒しのスポット

豊かな島と書いて豊島。面積 14.5 ㎢、人口約700人の島の中央にそびえるのは、標高約340メートルの檀山。降り注ぐ雨を山が蓄え、麓の集落では現在まで枯れたことがないという水がこんこんと湧き出ている。瀬戸内の島では珍しく、豊富な水を利用した稲作が盛んに行われ、かつては酪農や漁業でも栄えたという。また豊島では、加工がしやすく火に強い「豊島石」が採れ、古くから石の島としても知られている。資源に恵まれた島の自然美溢れるスポットを、松澤さんおすすめコメントとともにご紹介。

「晴れた日には瀬戸内海の多島美と四国本土を見渡すことができる、檀山岡崎公園展望台。眼下には私の住んでいる甲生地区が見えます。ベンチにゆっくり腰をかけて景色を眺めるだけで清々しい気分に」

「晴れた日には瀬戸内海の多島美と四国本土を見渡すことができる、檀山岡崎公園展望台。眼下には私の住んでいる甲生地区が見えます。ベンチにゆっくり腰をかけて景色を眺めるだけで清々しい気分に」

「家浦八幡神社には室町時代に豊島石で造られた、香川県内で最古の鳥居があり、石段を登ると別世界に入っていくような趣があります。恒例の秋祭りは島らしいあたたかみがあり、これからもずっと残ってほしい伝統です」

「家浦八幡神社には室町時代に豊島石で造られた、香川県内で最古の鳥居があり、石段を登ると別世界に入っていくような趣があります。恒例の秋祭りは島らしいあたたかみがあり、これからもずっと残ってほしい伝統です」

「檀山の中腹にあるスダジイの森。山一帯が信仰の対象であったため、まとまった規模で現存しているとか。一面大木に覆われ、まるで太古の森に迷い込んだかのよう。樹齢250年の大木は樹木医により現在治療中」

「檀山の中腹にあるスダジイの森。山一帯が信仰の対象であったため、まとまった規模で現存しているとか。一面大木に覆われ、まるで太古の森に迷い込んだかのよう。樹齢250年の大木は樹木医により現在治療中」

「四国や瀬戸大橋を望むことができる甲生地区の夕日。ここは私が住んでいる、豊島の中で最も小さな集落で人口は70人ほど。夕方からは人がほとんどいないので、ビール片手に夏の夕暮れにベンチでのんびりするのが最高です」

「四国や瀬戸大橋を望むことができる甲生地区の夕日。ここは私が住んでいる、豊島の中で最も小さな集落で人口は70人ほど。夕方からは人がほとんどいないので、ビール片手に夏の夕暮れにベンチでのんびりするのが最高です」

そして「瀬戸内オリーブ基金」の設立当初の2001年から、基金の想いに共感し、支援を続けてきたユニクロのオリジナルグッズが作れるサービス「UTme!」で、基金設立から25周年を記念した、オリーブ基金Tシャツ、スウェットシャツ、バッグの販売がスタート。中でもスウェットシャツは、オリーブ基金の発起人の一人で、建築家の安藤忠雄氏によるデザインで、ここでしか手に入らない貴重なグッズだ。
UTme!商品1点につき、100円が基金へ寄付され、集められた寄付金は、瀬戸内海の美しい自然を守り、次世代へとつないでいくための活動に役立てられる。
2025年12月9日より、UTme!サービスのある全ユニクロ店舗(39店舗)、UTme!オンラインストアにて購入可能。「瀬戸内オリーブ基金」が気になったら、まずはグッズの購入で支援を始めてみよう。

特設サイトリンク:https://utme.uniqlo.com/tips/19592/

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瀬戸内オリーブ基金

所在地:香川県小豆郡土庄町豊島家浦3837-4

Web:https://www.olive-foundation.org/

Instagram:https://www.instagram.com/olive_foundation/

瀬戸内オリーブ基金を支援する:https://congrant.com/project/olivefoundation/20593

【見逃し配信あり】 『ラーメン文化を通じて、土地の食材を生かし店舗と地域を繋ぐ』 コロカルアカデミーVol.9

日本のローカルの魅力を発信する「コロカル」は、新たなウェビナー講義シリーズ「コロカルアカデミー」の第9回を開催しました。

今回は、「ラーメン文化の未来」をテーマに、ゲストには、全国津々浦々のラーメンを年間600杯以上食べ歩き、ラーメン業界のカルチャーを明るく軽やかに牽引し続けている森本聡子さんをお迎えしました。
森本さんのこれまでの経験をもとに、ラーメン女子博を始めとした独創的なイベントの数々と、その企画背景や裏側、ラーメン文化と地方創生の関係、食とカルチャーの融合について、セミナーでたっぷり語っていただきました。
見逃し配信を視聴したい方はこちらからお申し込みください。

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森本聡子(もりもと・さとこ)

森本聡子(もりもと・さとこ)
株式会社RamenSwitch 代表取締役。「女性が1人でもラーメンを楽しめるカルチャーを広めたい」という思いから食べ歩きを始めて22年。現在は年間600杯以上を食す「ラーメン女史」として活動。「ラーメン女子会」を主催し、大型イベント「ラーメン女子博」「LIVE AZUMA 東北拉麺屋台村」「Setouchi Contemporary」ではラーメンプロデューサーを歴任。累計動員数は100万人を超える。

「ラーメン」を〇〇〇として見る

「ラーメン」を〇〇〇として見る

ラーメンを「食」や「一過性のブーム」としてではなく、カルチャーとして、そして地域を動かす力として捉え、育ててきた森本さん。ラーメンは、“食”であると同時に、人の生き方や街の空気、関係性まで映し出す存在だと感じていたという視点から、これまで考えたことのなかったラーメンの新たな捉え方が、おぼろげながらも立ち上がってきます。
そんな森本さんから提示されたのは、「ラーメンを〇〇〇として見る」という、なぞなぞのようなひとつの問い。キーワードは移動とのこと。さあ、どんなお話が始まるのでしょうか。

掛け算で生まれる新しいカルチャー

掛け算で生まれる新しいカルチャー

掛け算で生まれる新しいカルチャー

導入として森本さんからお話があったのは、ご自身のライフヒストリー。ラーメンにのめり込み、ラーメン女子になり、そんなラーメン女子から、ラーメンをお仕事にして、新たなラーメンカルチャーを牽引するようになるまでのお話を伺いました。「ラーメンの仕事だけは絶対にしない」と決めていた森本さんのお話は、私たちのキャリアプランニングにも多くのヒントを与えてくれる内容でした。

そこから話題はカルチャーの創出という具体的な話題に。ラーメンを仕事にすると決めてから、森本さんが考えてきたのが、「ラーメン×○○○」という掛け合わせ。
ラーメン単体ではなく、音楽、ファッション、アート、ものづくり、地域、ジェンダー。ラーメンと何かと掛け合わせた瞬間に、ラーメンは“新しいカルチャー”として立ち上がると感じていたとのこと。確かに、ラーメンは私たちの日々の中にある日常食。そこにアートやファッション、地域やジェンダーといった現代文化にまつわるものを掛け算するだけで一気に見える景色が広がります。掛け算の大事さ自体は、多くのビジネス書やキャリアに関する書籍などでも目にするかもしれませんが、ここで掛け算の相手になっているのは、「ラーメン」。そこに掛け合わされるものが現代的でポップであればあるほど、そのギャップに独特の面白さが宿るのかもしれません。
ラーメンは完成された文化だからこそ、外側とつなぐことで、まだ見えていない可能性が開いていく。森本さんの活動の軸が見えてきます。

ラーメンイベント戦略と実態を大公開

ラーメンイベント戦略と実態を大公開

ラーメンイベント戦略と実態を大公開

次に話題に上がったのは、実際のラーメンイベントの数々。森本さんが手がけてきた「ラーメン女子博」「LIVE AZUMA 東北拉麺屋台村」「Setouchi Contemporary」などを事例として扱いつつ、ラーメンイベントの実情と裏側についても、徹底的に深掘りしていただきました。
講座内では、首都圏イベントではなく、地方イベントにこそ活路があるという視点を、明確なロジックとともに説明していただきつつ、『入場者数に対して、どのようなラーメン販売予測値を立てるのか?』に関する計算式なども含めたリアルな数字も含めて、教えていただくことができました。
こうして話を聞いていると、森本さんの並々ならぬラーメンへの情熱が、森本さんのビジネスのセンスや能力に裏打ちされたものだからこそ、説得力を持って、たくさんの人を巻き込み、大きなイベントの数々を成功させてこられたのだなと感じました。

ラーメンイベントで大切にしていること

ラーメンイベントで大切にしていること

ラーメンイベントで大切にしていること

ラーメンを一時の熱狂に終わらせずに、より長い目でラーメンに対する視点を参加者に持ってもらうこと。食べた瞬間で終わるのではなく、「また来たい」「あの街に行ってみたい」「あの店を思い出す」。そんな余韻をどう残すかが重要だと語る森本さん。
確かに私たちはイベントを立ち上げようとしたとき、そこに吹く最大瞬間風速のようなものばかり気にして、参加者の中にどんな想いが生まれ、それがどう育っていくのか、という視点を忘れがちかもしれません。しかし森本さんは、ご自身のラーメンへの想いを基軸に、よりロングタームな関係性に落とし込んで、他にはない独自性を持つイベントを生み出してきました。

まとめ|ラーメンは……

まとめ|ラーメンは……

地方創生との関わりなどもお話しいただきつつ、最初の〇〇に対する答えとして、最後に森本さんが提示されたのは、「ラーメンは最短距離で地方を動かすスイッチ」ということば。
ラーメンという国民食、みんなから愛されているものを基軸にしつつ、そこに新しい掛け算を施していくことで、たくさんのローカルな場所や新しい分野に可能性を生み出していく。
そこにあるのは、まさしく「ロマン」と「そろばん」の掛け算。今回、森本さんのお話を伺っていて一番驚いたのは、「本当の愛は数字と共にある」ということです。
私たちは、好きを仕事にしたり、好きを基軸にしたプロジェクトを考えようとすることも多いですが、熱意だけが先行して、うまくいかないことも多々あると思います。しかし、森本さんのラーメンに対する向き合い方を見ていると、本当に何かを好きになるということは、その好きなことと真剣に向き合い、数字や結果から逃げずに、好きなもののポテンシャルを信じてやり抜くことにあるのではないかと感じました。
そうした「好き」に対する態度は、私たちがローカルに目を向け、唯一無二の土地と場所を広げようとする際にも役立つ視点ではないでしょうか。

講座本編終了後のQ&Aでは、まだ知られていない土地の食品等を広げるにあたって誰に向けての発信を意識するべきかなど、より具体的な話題も盛りだくさんでした。
ラーメンが好きな人はもちろん、イベントの運営に関心がある方、好きなことや熱意とビジネスとの関係を考えたい方など、多くの方におすすめです。

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3年連続で最高評価“特A”を 獲得した青森県のお米。 2023年デビューのあおもり米 〈はれわたり〉って?

国内有数の米の産地である青森県。県内で生産される“あおもり米”の主力品種は、〈青天の霹靂〉〈はれわたり〉〈まっしぐら〉の3つがあります。今回は、3年連続(2022年は参考品種として)で最高評価“特A”を獲得した青森県のブランド米で、2023年に全国デビューした、新たなあおもり米〈はれわたり〉についてご紹介。

五つ星お米マイスターに聞いた!
あおもり米〈はれわたり〉の魅力

まずは、青森県三沢市に本社があり、米卸業を行う株式会社PEBORAの取締役で、「五つ星お米マイスター」の認定を受けている川村敦子さんにお話を聞きました。

川村敦子さんは、ペットボトルに精米をボトリングした〈PeboRa(ペボラ)〉をはじめ、日本のお米を世界に発信する米卸業を行う、青森県三沢市の株式会社PEBORA取締役。日本に476人しかいない(※2022年9月30日時点)「五つ星お米マイスター」の認定者。

川村敦子さんは、ペットボトルに精米をボトリングした〈PeboRa(ペボラ)〉をはじめ、日本のお米を世界に発信する米卸業を行う、青森県三沢市の株式会社PEBORA取締役。日本に476人しかいない(※2022年9月30日時点)「五つ星お米マイスター」の認定者。

2009年に育成をスタートし、13年かけて開発された〈はれわたり〉は、2023年に全国デビューしました。お米のプロから見て、どんなお米なのでしょうか?

「3品種の中で〈青天の霹靂〉は作付けできる地域が限られていますが、〈はれわたり〉はそれ以外の地域でも栽培できる品種です。食味ランキングで最高位の特Aを3年連続取得するなど、あおもり米を牽引する存在としても期待されています。

粒感は大きめでみずみずしく、ふんわりした食感のお米なので食べやすく、お米の甘さが口の中でじゅわーっと広がります」

〈はれわたり〉のおいしい食べ方について川村さんは、「ほどよい粘りがあるので、おにぎりにしてもふっくら。さっぱりとした魚料理のほか、魚卵や塩辛などのシンプルな食材もおすすめです」と、おすすめしてくれました。

PEBORAが運営するお米の専門店〈KOMEKUUTO八戸店〉に併設するカフェレストランでは、「紅子と紅鮭 わっぱ膳」(1,680円)を提供しています。

PEBORAが運営するお米の専門店〈KOMEKUUTO八戸店〉に併設するカフェレストランでは、「紅子と紅鮭 わっぱ膳」(1,680円)を提供しています。

〈はれわたり〉は、店頭でも購入可能です。

取材先情報

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KOMEKUUTO八戸店

住所:青森県八戸市田向2-14-10

電話:0178-51-6070

営業時間:10:00〜19:00

定休日:第1・3水曜 ※変更あり

Instagram:@5910hachinohe

あおもり米〈はれわたり〉を
つくる人に会いに

続いて、〈はれわたり〉を生産している米農家さんのもとへ。八戸市出身の久保沢卓さん、麻美さん夫妻は2023年、MARBLE FARM(マーブルファーム)の屋号で新規就農しました。〈はれわたり〉を栽培しているのは、八戸市の南郷島守地域。丘陵地に囲まれた島守盆地は、新井田川が近くを流れ、冷涼な気候条件のもと、雑穀を中心とした農業が行われてきました。初夏には盆地を覆うように幻想的な朝もやがかかることでも知られています。

屋号のマーブルファームは島守弁で“守る” という意味がある“まぶる”に由来。「自然豊かなこの景色を守っていきたい」と、願いを込めたそう。

屋号のマーブルファームは島守弁で“守る” という意味がある“まぶる”に由来。「自然豊かなこの景色を守っていきたい」と、願いを込めたそう。

お米の栽培には十分な日光と水、稲穂が垂れる登熟期の寒暖差が欠かせません。特に島守地域は、イワナやヤマメなどが棲むきれいな水が田んぼに流れ込み、盆地なので昼と夜の寒暖差も十分。お米の栽培に適している地域です。

お米の栽培に適している地域

未経験から農家になったおふたりですが、なぜお米をつくることにしたのでしょうか。

「わが家には子どもがふたりいるのですが、子どもたちの食をめぐる環境について疑問を抱いたことがきっかけです。毎日口にするものなので、農薬を使わず、子どもたちに自信を持って食べてもらえるようなお米をつくりたいと考えて就農しました」(麻美さん)

「2023年のデータによると、日本のカロリーベースの食料自給率が38%、主食用穀物自給率は63%だそうです。このままだと、お米すらも輸入することになる時代がくるかもしれないと、危機感を覚えました。

今は約3ヘクタールの田んぼで、種まきから収穫まで、無農薬・有機栽培の米づくりをしています。 自然の力を最大限に生かしたこの栽培方法は、手間と時間がかかりますが、安心で安全、そしてなによりも生命力に満ちたお米をお届けしたいという想いから、この農法を選びました」(卓さん)

久保沢卓さん、麻美さん夫妻

マーブルファームが〈はれわたり〉を栽培し始めたのは2025年から。2024年に、〈はれわたり〉の新米を買って食べてみたところ、青森県産米の品種の中では粘りが強く、特においしいと感じ、この品種を育てることを決めました。

「〈はれわたり〉は、もちもちとしたやわらかい食感と、ほどよい甘みが特徴です。特に魚の塩焼き、煮物など、素材の味を活かした和食と相性が良いと思います。また、冷めてもおいしいので、おにぎりにもおすすめです」(麻美さん)

〈はれわたり〉は、もちもちとしたやわらかい食感と、ほどよい甘みが特徴

田んぼの近くにある〈舘のやかた〉を借りて、ちょうどお昼休憩をするというので、食事風景を見せてもらうことに。

食事風景を見せてもらうことに

「今日は、〈はれわたり〉に合う和食を用意しました。八戸エリアの郷土料理である『せんべい汁』と、塩漬けの梅干しにします。炊飯器がないので、土鍋でご飯を炊きましょうか」(麻美さん)

土鍋でおいしいご飯を炊く方法を麻美さんに教えてもらいました。

【つくり方】
①お米を正確に計量し、やさしく研ぐ。最初の水はすぐに捨て、お米が水を吸い込む前に手早く行う。

②研いだお米は、別のボウルなどに移し、水に浸す。お米1合に対して、水は200〜250mlが目安。浸水時間の目安は、夏場は30分、冬場は1時間。
※土鍋に直接浸水させると、土鍋が水を吸いすぎてひび割れの原因になることがあるため注意。

③浸水させたお米と水を土鍋に入れる。蓋をして、強めの中火にかける。火加減は、炎が鍋底に当たるくらいが目安。

④沸騰するまでの時間は、土鍋の大きさやお米の量によって異なるが、10分程度を目安に。蓋から蒸気が出てきたり、カタカタと音がしたりしたら沸騰のサイン。

⑤沸騰したら、すぐに弱火にして、そのまま10分~15分炊く。土鍋から聞こえるパチパチという音が小さくなってきたら、水分がなくなってきた合図。
※おこげを作りたい場合は、火を止める直前に10秒ほど強火にすると良い。

⑥火を止めたら、蓋を開けずに10分~15分蒸らす。この蒸らしの時間が非常に重要なので、蓋は絶対に開けないように。

⑦蒸らしが終わったら蓋を開け、しゃもじで底からご飯をやさしく混ぜる。余分な水分を飛ばすことで、ひと粒ひと粒が立った、つやつやのご飯に。

炊きあがりました!つやつやに輝いています。

炊きあがりました!つやつやに輝いています。

せんべい汁と、塩漬けの梅干しと合わせていただきます。

せんべい汁と、塩漬けの梅干しと合わせていただきます。

茅葺屋根の古民家〈舘のやかた〉は、囲炉裏や土間、和室、台所などがあり、誰でも借りることができます。(有料)

茅葺屋根の古民家〈舘のやかた〉は、囲炉裏や土間、和室、台所などがあり、誰でも借りることができます。(有料)

マーブルファームが見つめているのは、子どもたちの未来。健やかに成長してほしいという思いのもと、ひとり親家庭へお米の無料お渡し会なども開催しています。
また同時に、次の世代へ、豊かな農地を引き継ぎたいという思いもあると久保沢卓さん。

「今年から耕作放棄地を復活させたのですが、一度山に戻してしまった農地を復活させるのは、すごく大変なんです。農地は農地の状態で、ちゃんと次の世代に引き継いでいかなきゃならない。

私たちが『無農薬・有機栽培で米づくりをしている』というと、農薬や化学肥料を使っている農家さんを悪く言っているように聞こえてしまうかもしれないのですが、そうではありません。慣行栽培でも、どんな品種やどんな作物であっても、農業をしていること自体が次の世代のためになると思います」(卓さん)

「ぺろりと食べました」のポーズ。

「ぺろりと食べました」のポーズ。

最後に、「今後のあおもり米に期待することは?」と問いかけてみると……。

「気候の変化によって、西日本ではどんどん米がつくりづらくなっていると聞きました。これまで青森県は寒くて米の栽培が難しかったのですが、気候の変化や品種の改良によって、これからもっとおいしいお米の産地になり得るんじゃないかと、期待しています」(卓さん)

ふたりの就農したタイミングと同じ2023年に全国デビューした〈はれわたり〉。2025年の収穫で、マーブルファームの〈はれわたり〉の新米が食べられるようになりました。

取材先情報

マーブルファーム

Instagram:@marble_farm88

料理家・冷水希三子さんに聞いた
〈はれわたり〉に合うレシピ
「アサリと豚肉のバジルココナッツ煮こみ」

最後に、雑誌やWEBなどで活躍中の料理家・冷水希三子さんに、〈はれわたり〉に合うレシピを教えてもらいました 。手が込んだように見えて実は工程が少ない、昼食におすすめのメニューです。

料理家・冷水希三子さん

「ふっくらとしていて粘りがあり、甘みもある〈はれわたり〉にはソースがよく絡むので、汁気のあるメニューがおすすめ。昼食のシチュエーションなら、『アサリと豚肉のバジルココナッツ煮こみ』はいかがでしょうか。カレー粉を使っていないのに、手軽にカレーのような味わいになりますよ」(冷水さん)

■アサリと豚肉のバジルココナッツ煮こみ

アサリと豚肉のバジルココナッツ煮こみ

【材料(2~3人分)】
アサリ…200g
豚肉…120g
バジル…1パック
油…小さじ2
塩…少々
生姜スライス…5枚
赤唐辛子…1本
酒…50ml
ココナッツミルク…100ml
レモン…好みで
※写真は2倍の分量でつくっています。

【つくり方】
①アサリは砂抜きして洗う。豚肉はひと口大に切って軽く塩を振る。
②鍋に油を入れ豚肉を炒める。色が変わってきたらアサリと生姜スライスと種を取り除いた赤唐辛子、酒を加え、強火でアサリの口が開くまで煮る。
③ ②にココナッツミルクを加え1~2分煮て塩味が足りないようなら足す。
④火を消し、バジルを加えひと混ぜする。
⑤器に盛り、好みでレモンを絞って食べる。

アサリと豚肉の旨みが溶け出したスープに、バジルの風味が加わり、ほんのり甘みのあるお米によく合います。ゴロゴロの具材で、満足度の高いランチになりました。

他にも〈はれわたり〉は、ハンバーグ、角煮、カレー、天つゆで食べる天ぷら、ぶりの照り焼きなど、汁気のあるメニューと合わせるのがおすすめだそう。

「ソースがよく絡み、米の甘さがより旨みを引き立ててくれます。もっちりしていてやわらかいので、パリパリの海苔を巻いたおにぎりや、お弁当にも」

取材者情報

冷水 希三子

料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を中心に、書籍、雑誌、広告などの仕事をしている。

Instagram:@kincocyan

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青森県県産品販売・輸出促進課

住所:青森市長島1丁目1-1

問い合わせ:kensanhin@pref.aomori.lg.jp

Instagram:@aomori_no_okome

ラーメン文化を通じて、土地の食材を生かし店舗と地域を繋ぐ| コロカルアカデミー Vol.9開催決定

地域の暮らしや文化に根ざした新しい学びの場「コロカルアカデミー」の第9回を開催します。主催は、日本各地のローカルの魅力を発信し続けるWebマガジン「コロカル」です。

今回は、「ラーメン文化の未来」をテーマに、ラーメン業界の新しいムーブメントを作り出してきた 森本聡子さんをゲストにお迎えします。全国600杯以上のラーメンを食べ歩き、ラーメン業界のカルチャーを牽引する森本さんのユニークな取り組みについて深掘りします。

森本さんは、女性に向けたラーメンイベント「ラーメン女子博」を立ち上げ、音楽イベント「LIVE AZUMA 東北拉麺屋台村」や「Setouchi Contemporary」などでラーメンプロデューサーを歴任し、累計動員数は100万人を突破。これらのイベントを通じて、女性でも気軽にラーメンを楽しめる文化を広めてきました。また、ラーメンに関連するジュエリーブランド「ZURU+」や、ラーメン専用の日本酒(クラフトSAKE)のプロデュースなど、多岐にわたる活動を展開しています。

今回のセミナーでは、森本さんの経験をもとに、
●ラーメン女子博を通じたイベントの裏側
●ラーメン文化と地方創生の関係
●食とカルチャーの融合

といったテーマについてお話しいただきます。地域の魅力をラーメンを通じて発信する方法や、食文化を活用した地域活性化の可能性について学べる機会。

さらに、編集長杉江が深掘りしたいのが、伝統的な地域食材を活用することで、捨てられがちな食材を活かし、地域の店舗とつなげていく取り組みです。地域の一店舗だけではサポートできない部分を、他の店舗との連携で一気に広げ、地域全体を元気にする方法についても伺います。

地方創生に興味がある方、食文化を通じて地域を盛り上げたい方、ラーメン業界に携わる方におすすめのセッションです。ぜひご参加ください

【概要】
コロカルアカデミー Vol.9
「ラーメン文化を通じて、土地の食材を生かし店舗と地域を繋ぐ」
日時:2026年1月15日(木)15:00〜16:00(14:50開場)
形式:Zoomウェビナー
費用:無料(要事前申込)
募集期間:2026年1月8日(木)12:00まで
※後日見逃し配信あり

【コロカルアカデミーとは】
ローカルを舞台に活躍する人々のリアルな情報を通して、日本の魅力を再定義するウェビナーシリーズです。地域を活性化させるために働きたい方、ローカルでビジネスを始めたい方、自治体や企業で地域創生に携わる方に向けて、新たなヒントを提供します。

いままでのコロカルアカデミーはこちら

登壇者は、地域の文化資産や資源を掘り起こし、その価値を世界に伝える新しいリーダーたち。ローカルビジネスにおける強みと課題、問題解決のプロセス、未来を変える次の一手についてもリスナーの皆さんと一緒に考えていきます。

【本セミナーで学べること】
●ラーメン文化を通じた地方創生の可能性
●食とカルチャーの融合による地域の魅力発信
●女性向けイベントの企画と運営の実際

【こんな方におすすめ】
●食文化を通じた地域活性化に興味がある方
●ラーメン業界で活躍したい方
●地域創生に携わる自治体・企業関係者
●森本聡子さんの取り組みに興味がある方

【登壇者プロフィール】

森本聡子

森本聡子(もりもと・さとこ)
株式会社RamenSwitch 代表取締役。「女性が1人でもラーメンを楽しめるカルチャーを広めたい」という思いから食べ歩きを始めて22年。現在は年間600杯以上を食す“ラーメン女史“として活動。「ラーメン女子会」を主催し、大型イベント「ラーメン女子博」「LIVE AZUMA 東北拉麺屋台村」「Setouchi Contemporary」ではラーメンプロデューサーを歴任。累計動員数は100万人を超える。

杉江宣洋

杉江宣洋(すぎえ・のぶひろ)
コロカル編集長/MAGAZINEHOUSE CREATIVE STUDIO ブランディングプロデューサー
1997年マガジンハウスに入社。『anan』編集部を経て、2008年『BRUTUS』配属、10年同誌副編集長に。『BRUTUS』では「居住空間学」(インテリア特集)「音楽と酒」シリーズなどをヒット企画に育てた実績を持つ。また、「桑田佳祐」「山下達郎」「松本隆」「スタジオジブリ」などの特集も担当。2022年Hanako編集長就任。2025年より現職。

【注意事項】
・本イベントはオンライン開催です。
・音声や映像の乱れが生じる場合があります。
・録画・録音・再配信はご遠慮ください。

大阪・梅田に都市型酒蔵が誕生。 酒造りを“見ながら飲める” 〈KOFUNE SAKE BREWERY〉

都会の真ん中で、酒造りを体感できる新拠点

大阪・梅田の中心に、酒造りを間近で体験できる新たな拠点「KOFUNE SAKE BREWERY(コフネ サケ ブリュワリー)」が、2025年11月1日にグランドオープンした。醸造所と立ち飲みパブを併設した“都市型酒蔵”として注目を集めており、ガラス越しに麹造りや仕込みの様子を見ながら、タップから注がれる出来立てのSAKEを味わうことができる。開業直後から多くの来場者で賑わい、都市の真ん中で酒造りを体験するという新しい楽しみ方が話題を呼んでいる。

醸造家の個性を支える“レーベル型”の仕組み

「KOFUNE」は、“音楽レーベルのSAKE版”を掲げる日本初のSAKEレーベルとして誕生。資金調達や製造免許の取得など、醸造家にとって高いハードルとなる部分をレーベルが担い、造り手が自由に表現できる環境を整えている。使用する米や酵母、副原料、製法は各醸造家によって異なり、個性豊かな味わいのSAKEが次々と誕生。伝統的な日本酒の製法にハーブや果実を掛け合わせた“新しいSAKE”も人気を集めている。

レーベルロゴ。「音楽レーベルのように、醸造家の個性を尊重する」という発想から誕生。

レーベルロゴ。「音楽レーベルのように、醸造家の個性を尊重する」という発想から誕生。

オープニングイベントも盛況に開催

開業を記念して、11月1日から3日まで開催されたオープニングイベントでは、福岡や大阪の料理人が参加し、KOFUNEのSAKEに合わせた限定メニューを提供した。「昼は会社員、夜は醸造家」という多様なバックグラウンドを持つメンバーも集う空間として、今後はワークショップや限定醸造イベントも予定。営業日やイベントの詳細は、Instagramでチェック。

多くの来場者で賑わったオープニングイベント。

多くの来場者で賑わったオープニングイベント。

Information

map

KOFUNE SAKE BREWERY

所在地: 大阪府大阪市北区大淀中1-7-19

公式Instagram: @kofune.sake

サッカー元日本代表・石川直宏が 長野・飯綱町で育てた、 “なおもろこし”がビールに

“奇跡のとうもろこし”が一杯に宿る

元サッカー日本代表・石川直宏氏が長野県飯綱町で育てるとうもろこし「なおもろこし」。その実と芯をまるごと使ったクラフトビール「NAOMOROKOSHI BEER」が誕生した。醸造を担うのは、神奈川県横須賀市のブルワリー GRANDLINE BREWING。2025年10月10日(金)より、タップルームとオンラインストア「KANPAI SHOP」を中心に全国で順次販売を開始した。

自然の甘みを生かした、まろやかな一杯

このビールは、「なおもろこし」の実と芯を丸ごと活かし、自然な甘みとまろやかなボディを持つクリームエールスタイルとして仕上げられた。アルコール度数5.0%。使用ホップにLibertyを選ぶなど、原料から製法に至るまでこだわりが詰まっており、つくる過程における農業・醸造・土地・人のつながりを味わえる一杯となっている。また、新商品の発売に合わせてブランドムービーが公式YouTubeチャンネルで公開され、農園・醸造所・人が交わる様子が“背景ごと味わえる”仕様だという。

スポーツから農へ、そして地域へ

石川氏はサッカー引退後、「喜びを届ける手段をスポーツ以外にも広げたい」と農業に挑戦。自身が育てた作物を通じて地域に貢献する新たな形を模索してきた。

今回のプロジェクトでは、ビールという媒介を通じて、土地の恵みを都市へと届け、地域と消費者の距離を縮めている。畑から醸造所へ、そしてグラスの中へ。ひと口の“乾杯”が、人と土地をもう一度つなぎ直す。

information

NAOMOROKOSHI BEER 

ビアスタイル:Cream Ale with Fresh Corn

アルコール度数:5.0%

販売場所:GRANDLINE BREWING タップルーム、KANPAI SHOP、全国一部酒販店

公式サイト:https://grandlinebrewing.jp/

お米のプロや生産者に聞いた、 青森県で最も作られている お米〈まっしぐら〉の魅力

米の産地というと、新潟県や北海道、秋田県などをイメージする人が多いかもしれませんが、実は青森県も米の食料自給率が300%超えと、国内有数の米の産地。県内で生産される“あおもり米”の主力品種は、〈青天の霹靂〉〈はれわたり〉〈まっしぐら〉の3つがあります。今回は、2006年にデビューし、青森県で最も作られているお米〈まっしぐら〉についてご紹介。

五つ星お米マイスターに聞いた!
あおもり米〈まっしぐら〉の魅力

まずは、青森県三沢市に本社があり、米卸業を行う株式会社PEBORAの取締役で、「五つ星お米マイスター」の認定を受けている川村敦子さんにお話を聞きました。

川村敦子さんは、ペットボトルに精米をボトリングした〈PeboRa(ペボラ)〉をはじめ、日本のお米を世界に発信する米卸業を行う、青森県三沢市の株式会社PEBORA取締役。日本に476人しかいない(※2022年9月30日時点)「五つ星お米マイスター」の認定者。

川村敦子さんは、ペットボトルに精米をボトリングした〈PeboRa(ペボラ)〉をはじめ、日本のお米を世界に発信する米卸業を行う、青森県三沢市の株式会社PEBORA取締役。日本に476人しかいない(※2022年9月30日時点)「五つ星お米マイスター」の認定者。

2006年にデビューし、青森県で最も作られているお米〈まっしぐら〉。お米のプロから見て、どんな特徴のお米なのでしょうか?

「稲の病気である“いもち病”に強く、収量が安定するため、現在では青森県の看板品種となっています。県内全域で作付けされ、最も多く生産されています。やわらかすぎず硬すぎず、万人受けする食感と粒感だと思います。あっさりとした甘みで、何にでも合いますよ」

〈まっしぐら〉のおすすめの食べ方について、「万能なお米なので、卵かけご飯のようにシンプルにお米を味わうのはもちろん、チャーハンのように炒める食べ方でも幅広く相性がいいと思います」と、川村さん。

PEBORAが運営するお米の専門店〈KOMEKUUTO 八戸店〉には、炊きたてのご飯と本格的な日本茶が楽しめるカフェレストランも併設。ここで提供している中から、〈まっしぐら〉に合うメニューを紹介してもらいました。「卵かけご飯」880円。なんとご飯はおかわり1杯無料! 米は月替わり。

PEBORAが運営するお米の専門店〈KOMEKUUTO 八戸店〉には、炊きたてのご飯と本格的な日本茶が楽しめるカフェレストランも併設。ここで提供している中から、〈まっしぐら〉に合うメニューを紹介してもらいました。「卵かけご飯」880円。なんとご飯はおかわり1杯無料!米は月替わり。

〈まっしぐら〉は、店頭でも購入可能です。

information

map

KOMEKUUTO八戸店

住所:青森県八戸市田向2-14-10

電話:0178-51-6070

営業時間:10:00〜19:00

定休日:第1・3水曜 ※変更あり

Instagram:@5910hachinohe

あおもり米〈まっしぐら〉を
つくる人に会いに

続いて、〈まっしぐら〉を生産している米農家さんのもとへ。五所川原市の成田収聴(しゅうき)さんは、津軽平野を縦断する五所川原の中里広域農道、通称「こめ米(まい) ロード」に面して広がる田んぼで〈まっしぐら〉を栽培しています。

成田収聴(しゅうき)さん

農家さんから見てで、〈まっしぐら〉はどんな品種なのでしょうか?

「〈まっしぐら〉は病気や倒伏に強く、天候に左右されにくいので、品質が安定していて収量を確保しやすいのが特徴です。農家にとってはつくりやすく安定的に販売しやすい、頼れるお米。私たちはできるだけ農薬を減らしながらも、安定した収量を確保できるように工夫しながら栽培しています」

津軽平野は昼夜で寒暖差があり、水害なども比較的少ないエリアなので米づくりに適している場所。

津軽平野は昼夜で寒暖差があり、水害なども比較的少ないエリアなので米づくりに適している場所。

成田さんは、祖父母から続く米農家の3代目ですが、もともと農家を継ぐつもりはなかったといいます。

「幼い頃から親や祖父母が農作業をしている姿を見てきましたし、たびたび手伝わされてきました。それが嫌だったので、家を離れて、絶対に別の仕事に就くぞ!と(笑)。県内の大学を卒業後、パンクやロック音楽を学ぶためにカナダのトロントに5年ほど住み、帰国後も東京でDJ活動をしていました」

現在も米農家をするかたわら、デザインや動画の編集、「GAMEBOY」名義でのDJ活動を行っています。

現在も米農家をするかたわら、デザインや動画の編集、「GAMEBOY」名義でのDJ活動を行っています。

家業を継ぐのを避けていた成田さんが、農家になることを意識するようになったのは、2011年の東日本大震災後のボランティア活動がきっかけでした。震災直後に福島へ行った際、田んぼの壊滅的な状況を見て危機感を覚えました。

「そのとき、かつてあんなに嫌だった田んぼが、自分の中で原風景になっていて、創作活動にも影響を与えてくれていたことに気づきました。親も歳をとってきているし、家の田んぼは大丈夫なのだろうかと考えるようになったんです」

翌年Uターンすると、家業を手伝うようになった成田さん。農業を始めてから、「自然に生かされている」と実感するようになったそう。

成田収聴(しゅうき)さん

「もちろん稲が育つようにいろいろ手助けしますが、人間のできることは限られています。太陽とか水とか、自然の強さによって育つんですよね。そのお米を食べて、エネルギーにして、また稲が育つための手助けをして、循環する。そういう自然の循環の中に自分がいる心地良さがだんだんわかってきたんです」

私たちが日々、当たり前のように口にしているお米は、こうした農家さんの営みに支えられています。

これからお昼休憩だという成田さんに、農家さんごはんを見せていただくことに。

「〈まっしぐら〉は、お米の粒が白くツヤがあって、炊きあがりも粒立ちがよく、時間が経ってもおいしいです。粘りが控えめなので丼や寿司にも使いやすいのも特徴のひとつ。今日は、わっぱのお弁当箱にご飯を用意して、スーパーで納豆と塩漬けすじこを買ってきました」

太宰治も愛したと言われる「すじこ納豆」

五所川原市内の金木町出身の文豪、太宰治も愛したと言われる「すじこ納豆」。食べ方は人によって違うようですが、成田さんはすじこの粒がバラバラになるまで混ぜる派。

「その名の通りすじこと納豆をかけ合わせただけのシンプルなものですが、お米とともに永劫食べ続けたいと思わせる魅力があると思います」

太宰治も愛したと言われる「すじこ納豆」

就農して10年以上の成田さんですが、まだまだ父の背中を追っていると話します。

「父は何十年も米農家をやってきたから、米の状態を見ただけで、『ちょっと水分が足りていないな』とかがわかるんですよね。もう70歳を過ぎているんですけど、よく動くし、筋肉もあって。今は米の栽培も父親の比重が大きいんですが、これからもっと自分が引き継いでいけたらと思っています」

米の状態を見ただけで、『ちょっと水分が足りていないな』とかがわかる

かつての自分のように、お子さんが田んぼを訪れることも。今は田んぼよりも虫を見るのに夢中とのことですが、お子さんにとっても、ここが原風景になるのではないでしょうか。

「子どもには、農業に限らず自分の好きなことを自由にやってほしい」と話す一方で、若い人にどんどん農業に挑戦してほしいとも。

「ドローンやAI制御など、機械や技術が発展して、農業はやりやすくなってきています。昔の農家さんよりも自由な時間が増えているので、私のように半農半Xの可能性が増えています。もし農家になりたい若い人がいたら応援していきたいですね」

そう話す成田さんの思いを胸に、田んぼを後にしました。

取材先情報

成田収聴さん

料理家・冷水希三子さんに聞いた
〈まっしぐら〉に合うレシピ
「しらすの出汁玉じめ」

最後に、雑誌やWEBなどで活躍中の料理家・冷水希三子さんに、〈まっしぐら〉に合う食材を使ったレシピを教えてもらいました 。卵を使った、朝に食べたいおかずです。

料理家・冷水希三子さん

「粘りが少なくあっさりしている〈まっしぐら〉には、お米の風味を立たせる『しらすの出汁玉じめ』を。スクランブルエッグをつくる要領で、最後に出汁をかけるので、出汁巻き玉子よりも簡単です」

■しらすの出汁玉じめ

しらすの出汁玉じめ

【材料(1〜2人分)】
しらす…12g
卵…2個
万能ネギなどの香味野菜…少々
砂糖…ひとつまみ
かつお昆布出汁…80ml
薄口醤油…少々
油…小さじ2

【つくり方】
①ボウルに卵を割り入れ、しらすと香味野菜、砂糖ひとつまみを加えて混ぜる。
②小さなフライパンに油を入れ、強火で①を混ぜながら半熟状に焼く。
③出汁を加え1分ほど煮たら、最後に醤油で味をととのえる。

汁ごとご飯にのせて食べると、出汁の旨みと一緒に味わうことができます。簡単な手順でさっとつくれるうえに、リッチな気分になれるメニューです。

ほかにも、〈まっしぐら〉のに合うおかずについて、「梅干し、焼き魚、漬物、卵料理、お浸しなど、米の風味を立たせる食材が合います」と冷水さん。粒感がしっかりしているので、炊き込みご飯にしても出汁を吸い込んでくれるのだそうです。ぜひお試しを!

取材者情報

冷水 希三子

料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を中心に、書籍、雑誌、広告などの仕事をしている。

Instagram:@kincocyan

information

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青森県県産品販売・輸出促進課

住所:青森市長島1丁目1-1

問い合わせ:kensanhin@pref.aomori.lg.jp

Instagram:@aomori_no_okome

コロカル編集部の食いしん坊日記 日帰りで回れる岡山グルメ3軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
今回は日帰り出張でも絶対地元グルメは逃さない編集部Mが選んだ、岡山駅付近のおすすめ3軒をご紹介します。

最後まで熱々の焼きパスタが美味しい〈ブエナビスタ〉

日帰り出張で岡山県にやってきました。取材の前後に岡山の美味しいものを食べたい!と意気込んで、まずは駅から歩いて5分ほどの〈ブエナビスタ〉で腹ごしらえ。名物の「焼きトマトソースとモッツァレラ」を注文しました。(辛さが選べるので、辛口に。)チーズがたっぷりでとにかく伸びる……トマトの酸味もちょうどよく、何よりずっと熱々です!これからの季節は嬉しいですね。大満足のパスタランチでした。

落ち着いた雰囲気でコーヒーを楽しめる〈ONSAYA COFFEE〉

お腹いっぱいになった後、取材前に頭をシャキッとさせるべくコーヒーを探して〈ONSAYA COFFEE〉へ。岡山市内に四店舗展開しているようで、今回は岡山の古い商店街、奉還町にある店舗に伺いました。ブレンドコーヒー「ONSAYA JOY」と「エスプレッソロール」をチョイス。
アイスで注文したコーヒーは、酸味がちょうどよくスッキリしていて、ボリューミーなランチの後にピッタリでした。「エスプレッソロール」は、生地がもちもち!クリームもエスプレッソの苦味がほんのりと、甘すぎずペロリと食べてしまいました。店内は落ち着いた雰囲気で、大きなスピーカーが印象的!

岡山に来たならやっぱり桃!〈観音山フルーツパーラーOKAYAMA〉

無事に取材を終えました。頭を使ったらやっぱり甘いものが欲しくなります。そして、岡山に来たなら、絶対にフルーツは食べたい!〈観音山フルーツパーラーOKAYAMA〉で、フルーツパフェを食べてから帰ることにします。
岡山といえば桃だけど、もう旬は終わったかな……なんて思っていましたが、ありました!しかも晩秋の今しか食べられないらしい「冬美白(とうびはく)」という桃を使ったパフェ!
パフェの上には桃がドーンと!はじめましての冬美白は爽やかな甘さで、しゃくしゃくとした食感は、洋梨にも近いかも?桃の下にあるほんのりしょっぱいクッキーや、スッキリとしたライチゼリーとともに食べ進めると、一番下にはまた冬美白が!最後まで桃づくしで大満足のパフェでした。一緒に行ったライターのIさんは「旬フルーツの農園パフェ」をチョイスしていました。こちらもその時期に美味しいフルーツがたっぷり。
駅から5分ほどの場所にあるので、新幹線までの隙間時間にもおすすめです。

次回は岡山名物の「デミカツ丼」を食べようと心に決め、きび団子をお土産に帰宅。今回取材した記事は近日中にコロカルに掲載します。お楽しみに!

銀座のワインバー〈パ・ロワン〉店長・高山南美さんがおすすめする、 静岡県の穴場スポット3選!

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、銀座のワインバー〈パ・ロワン〉店長・高山南美さんが登場。
地元静岡県でお酒と美味しいご飯が楽しめる、穴場スポットを教えていただきました。

幼少期からの思い出の地〈用宗海岸〉

子どもの頃からこの海岸で育ちました。夏には毎日泳ぎに行き、夕日や朝日を見ながら散歩をして、夜には浜辺で焚き火を囲んだ思い出深い場所です。最近はビールを片手に海を散歩するのが好き。
用宗海岸から徒歩5分ほどの場所にある漁港直営〈どんぶりハウス〉さんの「生しらす丼」がおすすめです。

information

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用宗海岸

住所:静岡県静岡市駿河区用宗4-17

いつもおすすめしてしまう〈お燗と中華 華音〉

お燗と中華 華音

東京のお客様から聞かれるといつもおすすめするのが美味しい中華が楽しめる〈お燗と中華 華音〉。大好きな熱燗で飲む、日本酒のセレクトも素晴らしいお店です。

information

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お燗と中華 華音

住所:静岡県静岡市葵区梅屋町4-12

Instagram:@okan_to_chuka_hanaoto

ワイン愛を感じる〈caravin〉

母も好きで親子でお世話になっているお店です。ナチュラルワインのご縁で繋がった素敵なビストロ。東京での試飲会やイベントにも頻繁にいらしていて、ワイン愛をいつも感じます。

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caravin

住所:静岡県静岡市葵区鷹匠2-25-17

Instagram:@bistrocaravin

動画はこちらから!

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Minami Takayama 
高山南美

2022年9月10日オープンした〈pas loin(パ・ロワン)〉の店長。新富町の〈bistro simba〉が手がけるスタンディングスタイルのワインバーで、店名はフランス語で「遠くない」の意味。

ブランド力を故郷へ還流する、 “逆輸入型”地方創生。 〈h.u.g-flower〉が岐阜で 再オープンを目指す

2008年、岐阜で花屋として創業した〈h.u.g-flower〉。その後2019年からは、グルテンフリーのチーズテリーヌブランドとして、岐阜・横浜・東京の3拠点で展開を続けてきた。

しかし2023年、外部トラブルの影響により岐阜店を閉店。望まぬ形での撤退を余儀なくされた。その一方で、横浜・東京での需要は急速に拡大し、現行の製造拠点では生産能力や保管スペース、人員体制の面で限界を迎えることに。

「もう一度、岐阜にお店をつくりたい」という想いと、「持続可能な製造体制を整えなければならない」という課題。この二つが重なり、故郷・岐阜での店舗再開を目指して、目標金額300万円を掲げたクラウドファンディングを実施している(〜2025年11月12日)。

従来の「地方から都市へ」という流れではなく、「都市で育てたブランドを地方へ還流させる」という新しい形の地方創生だ。

今回再開を目指す岐阜店。

今回再開を目指す岐阜店。

岐阜の素材とともに再び“原点”へ

〈h.u.g-flower〉は、これまで岐阜の枝豆や飛騨モモ、飛騨リンゴといった地元素材を活かし、チーズテリーヌを都市部で人気商品へと育ててきた。ブランドの原点である岐阜の地に、今回ふたたび製造・販売の拠点を築く。単なる店舗の再開だけではなく、地域の恵みを自らの手で届ける仕組みを取り戻す挑戦だ。

多彩な返礼品でつながる、地域と都市

クラウドファンディングの返礼品には、定番のチーズテリーヌから季節限定フレーバーまで、多彩なラインナップが揃う。都市で培ったブランド力と産地の素材力が融合した味わいは、まさにこのプロジェクトの象徴。地域と消費者をつなぐ新しいかたちとして、岐阜からの再出発に注目したい。

information

h.u.g-flower 岐阜店再開プロジェクト

実施期間:2025年9月28日〜11月12日(45日間)

目標金額:300万円

返礼品例:通常チーズテリーヌ、岐阜素材を使った限定テリーヌ(焼き芋・ショコラ・ラムマロンほか)

公式通販サイト:89cheeseterrine.com

長瀞・岩畳の景色と 味噌香る地元グルメをアテにする あなたのまちの焼酎ハイボール アテ探し旅

味噌グルメと雄大な景色をアテに一杯

今回のお楽しみは、自然に癒されながらの時間。
お出かけ先は、埼玉の景勝地・長瀞。
酷と名がつくような夏が長くなって、
秋との境目がなんだかわかりにくくなったけれど、
自然の中に身を置けば、ようやく五感で季節を感じられるはずだ。

川底が深く、流れが静かなところを「瀞(とろ)」といい、荒川上流のこのあたりが美しい瀞であるところから、「長瀞」と名づけられたという。隆起した岩が畳を敷き詰めたように広がる「岩畳」と、古代からの地層の重なりを目の当たりにできる「秩父赤壁」がこの地の見どころで、舟下りも人気だ.

川底が深く、流れが静かなところを「瀞(とろ)」といい、荒川上流のこのあたりが美しい瀞であるところから、「長瀞」と名づけられたという。隆起した岩が畳を敷き詰めたように広がる「岩畳」と、古代からの地層の重なりを目の当たりにできる「秩父赤壁」がこの地の見どころで、舟下りも人気だ。

今日は勇まず、のんびりいこう。
検索アプリを使えば都内から最短ルートはあるけれど、ちょっと回り道。
熊谷駅で乗り換え、秩父鉄道のSLパレオエクスプレスに乗っていく。

1988年に登場したパレオエクスプレス。牽引するのは、C58363(シゴハチ サンロクサン)。1972年に引退。県内の小学校の校庭で“余生”を過ごし、現役復活した。車両は2012年にリニューアルされ快適。2025年は、12月7日までの土休日を中心に運行している。

1988年に登場したパレオエクスプレス。牽引するのは、C58363(シゴハチ サンロクサン)。1972年に引退。県内の小学校の校庭で“余生”を過ごし、現役復活した。車両は2012年にリニューアルされ快適。2025年は、12月7日までの土休日を中心に運行している。

エクスプレスと名はついているが、実際はのんびり。
なぜなら蒸気機関車だから。
熊谷から長瀞は通常の各駅停車で約50分、SLは約1時間15分。
音と蒸気が旅心をくすぐる。

もちろん僕はリアルタイムで乗っていたわけではないので、
懐かしさよりもむしろ新鮮に感じているうちに、
SLは警笛を鳴らしながら、
ゆっくりと長瀞駅に入線していく。

長瀞駅

1911(明治44)年開業。1997(平成9)年には、「開業当時のままで残され、歴史を物語る木造建築の駅」として「関東の駅百選」に選定された。ICカードが使えたりインバウンド対応も進んでいるが、歴史の香りを存分に味わえる駅舎だ。

1911(明治44)年開業。1997(平成9)年には、「開業当時のままで残され、歴史を物語る木造建築の駅」として「関東の駅百選」に選定された。ICカードが使えたりインバウンド対応も進んでいるが、歴史の香りを存分に味わえる駅舎だ。

レトロな駅舎の改札を抜けてまずは深呼吸。
小雨があがった駅前の空気は確かに秋の気配。
岩畳へはここから歩いて10分ほど。
その間にアテを手に入れよう。

まずは駅に併設される形で営業している
〈ながとろ蕎麦 ちちてつ長瀞駅そば店〉へ。
ここでの目的のアテは「石炭みそポテト」。

改札を出てすぐ。窓から駅舎の風景が見られるのも楽しみの一つ。特にSLは10分ほど停車するので、これを見ながら食するのもいい。店内では「長瀞流しそうめん」も人気。ちなみに石炭みそポテトはSL内でも販売。

改札を出てすぐ。窓から駅舎の風景が見られるのも楽しみの一つ。特にSLは10分ほど停車するので、これを見ながら食するのもいい。店内では「長瀞流しそうめん」も人気。ちなみに石炭みそポテトはSL内でも販売。

みそポテトは秩父の名物B級グルメ。
「昔からなじみのある、伝統的なおやつですね」とスタッフさん。
サイズ感、口触り、歯ごたえ、使用する味噌の種類など、
その店ならではのバリエーションがある。

もともとこちらでも定番のみそポテトがあったが、
ここに加わったのが、ビジュアル的にもネーミング的にも、
インパクト大の石炭みそポテトだ。

まさに真っ黒。見た瞬間は本当に食べられるのかと頭に「?」が浮かぶが……「石炭みそポテト」300円(税込)(1カップ5個入り)

まさに真っ黒。見た瞬間は本当に食べられるのかと頭に「?」が浮かぶが……「石炭みそポテト」300円(税込)(1カップ5個入り)

「SLの運行にあわせて何かできないかと思い販売されました。
SLの燃料である石炭をイメージしています」。
まさに石炭を連想する漆黒は、
衣と味噌だれに食用の竹炭を練りこんだもの。
さて、お味は? 楽しみにしておこう。

ビール醸造家、川村洋平さん推薦! 香川県でふっと心がゆるむ スポット3選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、Hobo Brewingのビール醸造家、川村洋平さんが登場。
クラフトビール工場の立ち上げのお仕事で2年ほど住んでいた、香川県にあるふっと心がゆるむスポットを教えていただきました。

島の穏やかさを感じられる〈Teshima Factory〉

家浦港から徒歩すぐの場所にできた複合施設の〈Teshima Factory〉。ここに併設されているブルワリーの立ち上げに携わらせていただきました。素晴らしいロケーションなので、ビールを飲んで島のゆったりとした時の流れを感じながら過ごせると思います。

information

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Teshima Factory

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦889

Instagram:@teshimafactory

気持ちのいい空間〈本屋ルヌガンガ〉

〈本屋ルヌガンガ〉は高松に住んでいた時によく立ち寄っていたインディペンデントな本屋さん。本のセレクトはもちろん、朝10時からやっていて、コーヒーも飲める、とても気持ちのいい空間です。

information

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本屋ルヌガンガ

住所:香川県高松市亀井町11-13

Instagram:@lunuganga_books

元気になれるおばんざいやさん〈番や〉

よく行っていたおばんざいやさん〈番や〉。地元ならではのメニューや、瀬戸内の魚種の豊かさを感じさせてくれる刺身など、ここにしかない一品料理を提供しています。主に日本酒や焼酎を飲んでいました。なによりうれしいのは、締めのちらし寿司と口直しのフルーツが振る舞われること。

気持ちのいい先輩(お母さまたち)につくってもらえるご飯とお酒は、それだけで素晴らしく、いつも元気になって帰れる場所です。

information

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番や

住所:香川県高松市内町6-18

動画はこちらから!

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Yohei Kawamura 
川村洋平

2015年 Hobo Brewingとしてファントムブルワーの活動を開始。2019年 札幌とポートランドの姉
妹都市提携60周年記念ビール「SAPPORTLANDERʼS」を醸造。
2020年 合同会社Hobo Brewing Co. を設立した。

コロカル編集部の食いしん坊日記 編集長が選ぶ、大阪府に行ったら 食べてほしいグルメ5軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
今回は編集長Sが、大阪府に行ったら食べてほしいグルメ5軒をご紹介します。

タワー好きのための、ホテル朝食!〈OMO7大阪(おも) by 星野リゾート〉

東京在住約35年超となっても、東京タワーを見るたびに写真を撮ってしまいます。なにしろタワー好きなもので。大阪に行ったなら、そうです、通天閣。駆け込み万博で旅した際に、タワー好きのためのベスト通天閣撮影スポットを見つけました!万博会場へのアクセスも考えて宿泊先に選んだ〈OMO7大阪(おも) by 星野リゾート〉。チェックインをして、部屋に入ると、なななんと、窓の外に通天閣ドーンっ!夕方と夜のお姿を拝顔。ご利益ご利益。
このホテルを選んだ理由のもう一つの理由は、大阪で一番愛している居酒屋にもアクセスがいいこと。その居酒屋の話は、のちほどにするとして、このホテルの朝食で食べたモーニングセットが、THE 大阪、強烈体験でした。そのメニュー名は「クロックマダム」ならぬ「クロックおかん」。「クロックムッシュ」に厚焼き玉子を乗っけて、お好み焼き風にソースがかかった、パンチのある一品。パワフルな大阪の旅を後押ししてくれる、美味し楽し元気な朝食です。

大阪で一番好きな居酒屋〈スタンドアサヒ〉へ。

居酒屋好きと自称するならば、聞いたことがあるはず、名店〈スタンドアサヒ〉。必ず頼むべきは「炊き合わせ」。シンプルに見えるけれども、ひとつの鍋で一緒に煮るのではなく、それぞれの素材に分けて炊き分ける、とても丁寧で滋味深い味。焼き鳥、エビフライ、とんかつ、お造り、うなぎ……、メニューを見ているだけで、目が泳ぎまくりますが、もうひとつ絶対に頼んでほしいマイ・フェイバリットが「さばからまぶし」。上方の古典落語『上燗屋』にも登場する「からまぶし」。〈スタンドアサヒ〉はきずし(しめ鯖)におからをまぶしたもので、ビールのアテに、日本酒のアテに、永遠に食べたい、食べてほしい。いつもおかわりします。大阪という言葉を聞くと、いつも思うのは「からまぶし」のこと。

編集仲間が教えてくれる、大阪うまいもん巡り。

地の利がない地域を旅するときは、そこに住む食いしん坊にまずは尋ねるのが常道。編集者の友人に連絡をして、〈スタンドアサヒ〉のあとに巡ったのは〈酒と肴 えの木〉。おいしいシュウマイがあると聞いて、伺ったものの、その日はSOLD OUT。その代わりに頼んだのが「玉せん」。このB級感が、二軒目にぴったり。朝食べた「クロックおかん」にもつながる、大阪の味。彼らに教えてもらった、もうひとつのいい店が〈自家製粉石臼挽きうどん 青空blue〉。大阪は、そばよりうどんがイメージなのですが……。見た目は、うどんのようなそばのような。でも、小麦の香ばしさと食べごたえは、間違いのないうどん。メニュー構成がおもしろく、近所にあったら、毎日通いたいと思えるお店です(大阪行くたび、伺っています)。

やっぱり最後のシメは、〈サンボア〉で。

〈サンボア バー〉は、大阪、神戸、大阪、京都、東京にものれん分けされ、2018年に100周年を迎えたバー。会社のある銀座にもあるのですが、関西にいると足が向いてしまう老舗。〈梅田サンボア〉のカウンターは立ち飲み。カウンターの肘置きにもたれかかって、氷無しハイボールを一杯二杯……。気持ち良き、大阪の夜がこっくりとふけていくのです。

サンボア

コロカル編集部の食いしん坊日記 地元で愛される青森グルメ4軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
今回は編集部Mが見つけた、青森県で地元に愛されているお店を4軒ご紹介します。

青森といえばやっぱりりんご!〈A-FACTORY〉

青森県の特産品といえばりんご。りんごを使ったグルメを楽しむならぜひ〈A-FACTORY〉へ。
まずはランチに、ソテーされたスライスりんごがどんと入った「青森アップルバーガー」をいただきました。程よい酸味と甘味のおかげで、肉肉しいハンバーガーも重たすぎずぺろっと食べられちゃいます。
そしてデザートにはさっぱりジェラート。りんごだけで3つのフレーバーがあり、迷ってしまいますが、「ジョナゴールド」をチョイスしました。すりおろしたりんごをそのまま食べているかのようなジューシーさに驚き。

県内の食材とワインで八戸の夜を楽しむなら〈ZUPPA〉

地元食材を食べるなら〈ZUPPA〉も外せません。まずは季節野菜を使った前菜からスタート。旬の食材の旨み堪能します。続いては〈ZUPPA〉に訪れたらぜひ食べてほしい「チキンナゲット」を。粗挽きのお肉はジューシーで、口に入れるたびにほんのりスパイスを感じます。添えられたの紫蘇はしっかり香りが立っていて、お肉の相性も抜群でした。〆には県内産のお肉を使用したステーキフリットもお忘れなく。

太宰治の小説に登場する駅が喫茶店に。〈駅舎〉

作家・太宰治の小説「津軽」にも登場する、津軽鉄道芦野公園駅のかつての駅舎を利用した喫茶店。店内は昭和レトロな雰囲気で、店内からは芦野公園駅を眺めることができます。時間によっては、お店の横を電車が通るかも?
ここでは看板メニューの「スリスリりんごカレー」をいただきました。盛り付けの可愛さはもちろん、りんごの果肉がたっぷりで、自然な甘さが美味しく、あっという間に完食。

地元で愛されるナチュラルワインビストロ〈NOMUU〉

最後は本八戸駅から少し、八戸市美術館からも徒歩圏内にあるナチュラルワインビストロ〈NOMUU〉をご紹介。
豊富なワインと、その時の美味しい地元食材を使用した料理が楽しめます。好みの味わいを伝えてセレクトしていただいたワインと共に、まず最初に注文したのは、「ピーマンと鶏のつくね」。ぱりぱりの新鮮なピーマンは八戸市産のもので、旨みがあり、上に乗ったジューシーでスパイスが香るつくねとの相性はぴったりです。この日の本日のパスタはボロネーゼ。ほろほろのお肉と甘いコーンがたっぷり入っていました。
店内は小上がりのスペースもあり、ビストロでありながら子供連れでも大歓迎だそうです。

人気シェフがタッグを組み、 北海道・上士幌町の食材を 極上メニューに! 「Farm to Tableかみしほろ 2025 Summer」レポート

十勝エリアのスロータウン「かみしほろ町」を知っていますか?

とかち帯広空港から車で約1時間20分、
上士幌町(かみしほろちょう)は北海道・十勝エリアの北部に位置するまちです。
面積は約700平方キロメートルと、なんと東京23区(約620平方キロメートル)以上!
スロータウンの精神に基づき、地域の資源をいかしたまちづくりに取り組んでいます。

※スロータウン…地域の持つ、人的、自然環境、産業、歴史文化などの資源を尊重し、暮らしやすい町を目指すこと

日本で初めて大会が開催された“熱気球の町”でもあります。

日本で初めて大会が開催された“熱気球の町”でもあります。

面積の76%を占める森林はきれいな空気と水に恵まれ、
野生動物が多く生息しています。
十勝平野では良質な土壌をいかした大規模農業と並行して、
個性ある野菜づくりに取り組む生産者も。
畜産も盛んで、古くから行われてきた酪農に加え、
近年はブランド和牛「十勝ナイタイ和牛」の飼育も増えつつあります。

そんなバラエティ豊かな上士幌町の食材を、
より多くの人に味わってもらいたい! と、昨年よりイベントがスタート。
このたび第2弾として「Farm to Table かみしほろ2025 Summer」が催されました。

気軽にテイクアウト? 贅沢にコース? 絶品メニューが並びます

開催は8月下旬の土曜日。雨上がりの穏やかな空ながら、日差しはまだ真夏のよう。
会場となった〈にっぽうの家〉には、11時半のスタート直後から、
今日だけの絶品料理を目当てにたくさんの人が訪れました。
上士幌町や近隣に住む人が中心ながら、なかには100km以上離れた釧路から来た人も!

〈にっぽうの家〉は上士幌町が運営する、一棟貸しの宿泊施設です。

〈にっぽうの家〉は上士幌町が運営する、一棟貸しの宿泊施設です。

屋外テントで提供されるのはテイクアウトメニュー2種。イートインも可能です。
ジューシーな和牛をたっぷり使った「十勝ナイタイ和牛ボロネーゼパスタ」と、
山わさびを添えた鹿モモ肉のローストほか3品の「上士幌食材のオードブル盛り合わせ」は、
好きな方を選ぶのもよし、両方いただくのもあり!
時折吹き抜ける初秋の風も心地よく、箸ならぬフォークが進みます。

パスタはお肉たっぷりのソースと幅広フェットチーネとの相性が抜群。

パスタはお肉たっぷりのソースと幅広フェットチーネとの相性が抜群。

オードブル盛り合わせは、鹿モモ肉のロースト、ベーコンと男爵芋のキッシュ、ホワイトコーンムースの3品。

オードブル盛り合わせは、鹿モモ肉のロースト、ベーコンと男爵芋のキッシュ、ホワイトコーンムースの3品。

2人の実力派シェフがコラボした、スペシャルなおいしさ

同じ頃〈にっぽうの家〉のダイニングでは、ランチコースの提供が進行中。
この日は、より広く深く上士幌の食材を堪能できる、
ランチとディナーのコースも事前予約制で提供されました。

キッチンに立つのは、帯広のフレンチレストラン「マリヨンヌ」の小久保康生シェフと、
フリーランスの料理人として活動する中村拓登シェフ。
今回のメニューは、テイクアウトメニューを含むすべてが、
ふたりのコラボレーションによるものです。

小久保康生シェフ

小久保康生シェフ。2014年にオープンした「マリヨンヌ」はレストランガイドなどでも高い評価を獲得。「確かな技術と、十勝の食材に関する知識や経験値には信頼を置いています」(中村シェフ)

北海道で生まれ育ち、十勝の食材の魅力をフレンチの技法で引き出す小久保シェフと、
日本料理を軸にしつつ、アスリート向けの食事など幅広い分野で活躍する中村シェフ。

歴史あるレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ』の表彰式で出会ったふたりは、
同年代ということもあり意気投合。
その後中村シェフが茨城と十勝の2拠点生活を始めたことをきっかけに
「十勝で新しいことにチャレンジしよう」と、コラボによる活動も行っています。

中村拓登シェフ

中村拓登シェフ。都内で経験を積み、2年前から茨城と十勝の2拠点生活をスタート。「理論に基づいた調理と経験値の高さには、ご一緒するたびに新たな発見があります」(小久保シェフ)

十勝をよく知る小久保シェフがコース全体のラフイメージを作り、
中村シェフが料理を具体化。お互いが調理方法などのアイデアを出し合い、
まるで音楽のセッションのようにメニューを作り上げていくのだとか。

そうして生まれた一品一品は、
「食材そのもののおいしさ」が感じられることを第一に、
時にはシンプルに、時には工夫を凝らした仕事が施されています。

例えば、コースの最初に提供されるアミューズブーシュは、
今回提供された食材が、それぞれ主役になる7品の盛り合わせ。
〈十勝しんむら牧場〉の放牧豚「山森野豚」のリエット、
〈須田農場〉のトマトを使ったトマト飴など、一皿で驚くほど多彩な味わいを楽しめます。

アミューズブーシュ。一口サイズながら、どれも高い完成度。

アミューズブーシュ。一口サイズながら、どれも高い完成度。

メニューと照らし合わせて食べる人も多数。メニューの裏面には食材と生産者のリストが記されています。

メニューと照らし合わせて食べる人も多数。メニューの裏面には食材と生産者のリストが記されています。

あとに続くのは、夏大根の辛味をいかし、相性のいいだしを染み込ませた前菜や、
フライした新じゃがのケースに煮込んだポークを詰め、リーフと合わせたサラダ。

〈西原農場〉のミニ大根を使った前菜は、ディナーコースで登場。

〈西原農場〉のミニ大根を使った前菜は、ディナーコースで登場。

男爵芋と山森野豚の香草サラダ。じゃがいものケースはポテトチップスから着想したそう。

男爵芋と山森野豚の香草サラダ。じゃがいものケースはポテトチップスから着想したそう。

メインは鹿モモ肉のローストです。
近隣で獲れたエゾシカは、素早く丁寧に処理することで、臭みがなく風味豊か。
その旨みをストレートに味わう、上士幌の環境だからこそ味わえる逸品です。

鹿肉のロースト。十勝産ブルーベリーソースと自家製味噌が味のアクセントに。

鹿肉のロースト。十勝産ブルーベリーソースと自家製味噌が味のアクセントに。

絶妙な火入れはフレンチの技。「鹿肉がこんなにおいしいなんて知らなかった!」といった声も聞かれました。

絶妙な火入れはフレンチの技。「鹿肉がこんなにおいしいなんて知らなかった!」といった声も聞かれました。

締めの一品は夏にぴったりのスパイシーなカレー。
デザートは「野菜をデザートでおいしくいただくこと」を追求し、
黒花豆のムースに、砂糖を加えず素材の甘みをいかした
ホワイトコーンのソースをあわせています。

アメリケーヌカレー。付け合わせのトマトと大根も主役級のおいしさ。

アメリケーヌカレー。付け合わせのトマトと大根も主役級のおいしさ。

デザート。〈オリベの豆や〉の希少豆で仕立てたムースに、〈十勝養蜂園〉のはちみつを使ったブリオッシュとアイスクリームを合わせて。

デザート。〈オリベの豆や〉の希少豆で仕立てたムースに、〈十勝養蜂園〉のはちみつを使ったブリオッシュとアイスクリームを合わせて。

目でも楽しい料理は、テーブルへ運ばれるたびに「わぁ」と感嘆の声が。
食材を熟知したプロが、おいしさを最大限に引き出した品々は
シェフの説明を聞くことで解像度が上がり、味わいが一層豊かに感じられます。
食材が生まれた地の空気を感じながら、豊かな恵みを享受する、とても贅沢なひとときです。

ドリンクも多くが十勝エリアの品。料理との相性抜群です。

ドリンクも多くが十勝エリアの品。料理との相性抜群です。

「これまでも何度か上士幌町のイベントに参加していますが、
その度に新たな食材との出合いがあります。
普段とは逆に、自分がお客様のもとへ出向いて料理を提供するのも
料理の新たな提供方法を探る、いい経験になっています」
(小久保シェフ)

「初めての参加でしたが、たくさんの素晴らしい食材と出合い
そのおいしさをお客様と共有できる、貴重な経験でした。
今回のようなイベントは引き続き行いつつ、
もっと多くの方に楽しんでいただける企画も今後できたらいいですね」
(中村シェフ)

同時進行で料理を行う、おふたりのコンビネーションはお見事!

同時進行で料理を行う、おふたりのコンビネーションはお見事!

限定1組! そのままお泊まりできるプランも登場

さらに今回のイベントは、限定1組で、
ディナーの後にそのまま宿泊できるプランもあり。
お子さんが生まれたばかりのご夫妻が、ご両親と一緒に利用しました。

〈にっぽうの家〉を手がけたのは無印良品。家具や家電もほとんどが
無印良品で揃えられ、シンプルでナチュラルな空間は自分の家のようにくつろげます。

食事の前後には、開放感のあるロビーでゆったりとした時間を過ごせます。

食事の前後には、開放感のあるロビーでゆったりとした時間を過ごせます。

本格的なコースメニューを、周囲を気にすることなく楽しめるのはうれしい。

本格的なコースメニューを、周囲を気にすることなく楽しめるのはうれしい。

「子どもが小さく、レストランでコース料理を楽しむのは
しばらく難しいかなと思っていたので、このイベントはありがたかったです。
親孝行を兼ねて、とてもリフレッシュできました」と奥様。

次回はどんな企画が? 待てない方は、ふるさと納税も活用を

土地を訪れ、空気や季節を感じながら
食材の育った環境や背景を理解しつつ、とっておきの料理をいただく。
「Farm to Table かみしほろ」は、
そんな最高の食体験ができるイベントです。
昨年に続き、2回目の開催となった今回。
3回目もすでに計画中とのことなので
ぜひ〈にっぽうの家〉や、隣接する〈道の駅かみしほろ〉の
インスタグラム公式アカウントをチェックしてみては。

なお会場となった〈にっぽうの家〉は、キッチン付きの宿泊施設。
滞在&自炊して上士幌の食材を味わうのもおすすめです。

また今回のイベントで使用された肉類、野菜類、はちみつなど
一部の食材は、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
上士幌町になかなか足を運ぶ機会がない方は、こちらもご利用ください。

上士幌町ふるさと納税特設サイト

information

上士幌町ふるさと納税特設サイト

information

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にっぽうの家

住所:北海道河東郡上士幌町上士幌東3線229番73

Tel:070-8821-3909

宿泊料金:1泊1棟 27,200円〜(4名まで利用可能、税・サービス料込み)

Web:〈にっぽうの家〉公式ウェブサイト https://kamishihoro.today

カフェ〈Autumn〉オーナー、 林 翔さん推薦! 地元・福井の カルチャースポット3選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、東京・世田谷のカフェ〈Autumn〉のオーナー林 翔さんが登場。
林さんの地元である福井県のカルチャースポットを教えていただきました。

父のお店〈ウッドウッドコーヒーローストサービス〉

私の父が経営しているコーヒー店で、焙煎した豆売りをメインにやっているお店。キャンプや山登りの時に、「その場でコーヒーを飲もう」というコンセプトで、グッズにも力を入れています。

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ウッドウッドコーヒーローストサービス

住所:福井県福井市成和1-2231 WWビル 1F

Instagram:@woodwood_coffee_shop

センスが光るセレクトショップ〈タルクライン〉

感度の高い地元の先輩から教えてもらったセレクトショップ。東京にはない良さが詰まっていて、空間も最高なので、みんなにもぜひ行って欲しいスポットです。

information

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タルクライン

住所:福井県福井市月見2-1-24

Instagram:@talklein.jp

子供から大人まで学んで遊べる〈福井県立恐竜博物館〉

学びながら遊んで楽しめる〈福井県立恐竜博物館〉。ティラノサウルスの大腿骨に触れるイベントがあって、実際に触ってみると、ものすごい熱風が吹いたような強いエネルギーを感じました。

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福井県立恐竜博物館

住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11

動画はこちらから!

profile

Sho Hayashi 
林 翔

福井県出身。東京・世田谷区の桜新町駅から徒歩10分強、上町駅からは15分ほどにあるカフェ〈Autumn〉のオーナー。お店の由来は秋にオープンしたことから。

捨てられてしまう 「規格外野菜」を“ごちそう”に。 アイスブランド〈n!ce cream〉の ナイスな挑戦

フードロスをアップサイクル

フードロスを美味しく救うアイスブランド〈n!ce cream(ナイスクリーム)〉が、製造体制強化と販路拡大を目的にクラウドファンディングをスタートした。

〈n!ce cream〉は、2023年に神奈川県小田原で誕生。使われるのは、キズや変形、大きさの不揃いが要因で出荷規格を外れ、味や品質には問題ないのに廃棄されてしまう「規格外農産物」だ。「もったいない」を「おいしい」に変えるべく、シェフやパティシエの知恵を取り入れ、素材の個性を引き出したアイスに仕立てている。

現在は全国30軒以上の農家と連携し、「作り手も食べる人もハッピーになれる仕組み」を広げていくことを目指すナイスなアイスクリームショップだ。

クラファンがラストスパート!

OEM工場での製造から、農家とのやりとり、原料の仕入れ、販路の確保、プロモーションまで。そのすべてを一人で担う、〈n!ce cream〉創業者の岸はつみさん。これまでに約800kgの規格外野菜をアップサイクルし、累計3,000個以上のアイスを生み出してきた。
しかし、今もなお年間約200万トンもの農産物が行き場を失っている現状がある日本。それでも「より多くの食材を救い、仕組みを広げていきたい」。岸さんのそんな強い思いから、このクラウドファンディングを立ち上げた。

今回のクラファンはCAMPFIREで7月21日開始し、わずか1日で目標金額の300%を達成。現在は、生産・流通体制をより良く整えるために最終目標1000%を目指している。

支援リターンには、これまでの人気フレーバー「いちごミルク」や「八竜メロン」などのセットのほか、「子ども食堂へのおとどけプラン」や「収穫体験&畑でアイスを楽しむ会」などのユニークな体験企画も用意。

捨てられてしまう農産物を活用し、廃棄を減らす。そして、食べた人まで“ちょっといい気持ち”になれる特別なアイスクリーム。

クラファンは8月31日で終了予定!ぜひこの機会をお見逃しなく。

information

n!ce cream 製造体制強化&販路拡大プロジェクト

実施期間:2025年7月21日〜(終了日未定)

目標金額:最終目標 1000%達成を目指す

支援サイト:https://camp-fire.jp/projects/861810/view