銀座のワインバー〈パ・ロワン〉店長・高山南美さんがおすすめする、 静岡県の穴場スポット3選!

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、銀座のワインバー〈パ・ロワン〉店長・高山南美さんが登場。
地元静岡県でお酒と美味しいご飯が楽しめる、穴場スポットを教えていただきました。

幼少期からの思い出の地〈用宗海岸〉

子どもの頃からこの海岸で育ちました。夏には毎日泳ぎに行き、夕日や朝日を見ながら散歩をして、夜には浜辺で焚き火を囲んだ思い出深い場所です。最近はビールを片手に海を散歩するのが好き。
用宗海岸から徒歩5分ほどの場所にある漁港直営〈どんぶりハウス〉さんの「生しらす丼」がおすすめです。

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用宗海岸

住所:静岡県静岡市駿河区用宗4-17

いつもおすすめしてしまう〈お燗と中華 華音〉

お燗と中華 華音

東京のお客様から聞かれるといつもおすすめするのが美味しい中華が楽しめる〈お燗と中華 華音〉。大好きな熱燗で飲む、日本酒のセレクトも素晴らしいお店です。

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お燗と中華 華音

住所:静岡県静岡市葵区梅屋町4-12

Instagram:@okan_to_chuka_hanaoto

ワイン愛を感じる〈caravin〉

母も好きで親子でお世話になっているお店です。ナチュラルワインのご縁で繋がった素敵なビストロ。東京での試飲会やイベントにも頻繁にいらしていて、ワイン愛をいつも感じます。

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caravin

住所:静岡県静岡市葵区鷹匠2-25-17

Instagram:@bistrocaravin

動画はこちらから!

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Minami Takayama 
高山南美

2022年9月10日オープンした〈pas loin(パ・ロワン)〉の店長。新富町の〈bistro simba〉が手がけるスタンディングスタイルのワインバーで、店名はフランス語で「遠くない」の意味。

ブランド力を故郷へ還流する、 “逆輸入型”地方創生。 〈h.u.g-flower〉が岐阜で 再オープンを目指す

2008年、岐阜で花屋として創業した〈h.u.g-flower〉。その後2019年からは、グルテンフリーのチーズテリーヌブランドとして、岐阜・横浜・東京の3拠点で展開を続けてきた。

しかし2023年、外部トラブルの影響により岐阜店を閉店。望まぬ形での撤退を余儀なくされた。その一方で、横浜・東京での需要は急速に拡大し、現行の製造拠点では生産能力や保管スペース、人員体制の面で限界を迎えることに。

「もう一度、岐阜にお店をつくりたい」という想いと、「持続可能な製造体制を整えなければならない」という課題。この二つが重なり、故郷・岐阜での店舗再開を目指して、目標金額300万円を掲げたクラウドファンディングを実施している(〜2025年11月12日)。

従来の「地方から都市へ」という流れではなく、「都市で育てたブランドを地方へ還流させる」という新しい形の地方創生だ。

今回再開を目指す岐阜店。

今回再開を目指す岐阜店。

岐阜の素材とともに再び“原点”へ

〈h.u.g-flower〉は、これまで岐阜の枝豆や飛騨モモ、飛騨リンゴといった地元素材を活かし、チーズテリーヌを都市部で人気商品へと育ててきた。ブランドの原点である岐阜の地に、今回ふたたび製造・販売の拠点を築く。単なる店舗の再開だけではなく、地域の恵みを自らの手で届ける仕組みを取り戻す挑戦だ。

多彩な返礼品でつながる、地域と都市

クラウドファンディングの返礼品には、定番のチーズテリーヌから季節限定フレーバーまで、多彩なラインナップが揃う。都市で培ったブランド力と産地の素材力が融合した味わいは、まさにこのプロジェクトの象徴。地域と消費者をつなぐ新しいかたちとして、岐阜からの再出発に注目したい。

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h.u.g-flower 岐阜店再開プロジェクト

実施期間:2025年9月28日〜11月12日(45日間)

目標金額:300万円

返礼品例:通常チーズテリーヌ、岐阜素材を使った限定テリーヌ(焼き芋・ショコラ・ラムマロンほか)

公式通販サイト:89cheeseterrine.com

長瀞・岩畳の景色と 味噌香る地元グルメをアテにする あなたのまちの焼酎ハイボール アテ探し旅

味噌グルメと雄大な景色をアテに一杯

今回のお楽しみは、自然に癒されながらの時間。
お出かけ先は、埼玉の景勝地・長瀞。
酷と名がつくような夏が長くなって、
秋との境目がなんだかわかりにくくなったけれど、
自然の中に身を置けば、ようやく五感で季節を感じられるはずだ。

川底が深く、流れが静かなところを「瀞(とろ)」といい、荒川上流のこのあたりが美しい瀞であるところから、「長瀞」と名づけられたという。隆起した岩が畳を敷き詰めたように広がる「岩畳」と、古代からの地層の重なりを目の当たりにできる「秩父赤壁」がこの地の見どころで、舟下りも人気だ.

川底が深く、流れが静かなところを「瀞(とろ)」といい、荒川上流のこのあたりが美しい瀞であるところから、「長瀞」と名づけられたという。隆起した岩が畳を敷き詰めたように広がる「岩畳」と、古代からの地層の重なりを目の当たりにできる「秩父赤壁」がこの地の見どころで、舟下りも人気だ。

今日は勇まず、のんびりいこう。
検索アプリを使えば都内から最短ルートはあるけれど、ちょっと回り道。
熊谷駅で乗り換え、秩父鉄道のSLパレオエクスプレスに乗っていく。

1988年に登場したパレオエクスプレス。牽引するのは、C58363(シゴハチ サンロクサン)。1972年に引退。県内の小学校の校庭で“余生”を過ごし、現役復活した。車両は2012年にリニューアルされ快適。2025年は、12月7日までの土休日を中心に運行している。

1988年に登場したパレオエクスプレス。牽引するのは、C58363(シゴハチ サンロクサン)。1972年に引退。県内の小学校の校庭で“余生”を過ごし、現役復活した。車両は2012年にリニューアルされ快適。2025年は、12月7日までの土休日を中心に運行している。

エクスプレスと名はついているが、実際はのんびり。
なぜなら蒸気機関車だから。
熊谷から長瀞は通常の各駅停車で約50分、SLは約1時間15分。
音と蒸気が旅心をくすぐる。

もちろん僕はリアルタイムで乗っていたわけではないので、
懐かしさよりもむしろ新鮮に感じているうちに、
SLは警笛を鳴らしながら、
ゆっくりと長瀞駅に入線していく。

長瀞駅

1911(明治44)年開業。1997(平成9)年には、「開業当時のままで残され、歴史を物語る木造建築の駅」として「関東の駅百選」に選定された。ICカードが使えたりインバウンド対応も進んでいるが、歴史の香りを存分に味わえる駅舎だ。

1911(明治44)年開業。1997(平成9)年には、「開業当時のままで残され、歴史を物語る木造建築の駅」として「関東の駅百選」に選定された。ICカードが使えたりインバウンド対応も進んでいるが、歴史の香りを存分に味わえる駅舎だ。

レトロな駅舎の改札を抜けてまずは深呼吸。
小雨があがった駅前の空気は確かに秋の気配。
岩畳へはここから歩いて10分ほど。
その間にアテを手に入れよう。

まずは駅に併設される形で営業している
〈ながとろ蕎麦 ちちてつ長瀞駅そば店〉へ。
ここでの目的のアテは「石炭みそポテト」。

改札を出てすぐ。窓から駅舎の風景が見られるのも楽しみの一つ。特にSLは10分ほど停車するので、これを見ながら食するのもいい。店内では「長瀞流しそうめん」も人気。ちなみに石炭みそポテトはSL内でも販売。

改札を出てすぐ。窓から駅舎の風景が見られるのも楽しみの一つ。特にSLは10分ほど停車するので、これを見ながら食するのもいい。店内では「長瀞流しそうめん」も人気。ちなみに石炭みそポテトはSL内でも販売。

みそポテトは秩父の名物B級グルメ。
「昔からなじみのある、伝統的なおやつですね」とスタッフさん。
サイズ感、口触り、歯ごたえ、使用する味噌の種類など、
その店ならではのバリエーションがある。

もともとこちらでも定番のみそポテトがあったが、
ここに加わったのが、ビジュアル的にもネーミング的にも、
インパクト大の石炭みそポテトだ。

まさに真っ黒。見た瞬間は本当に食べられるのかと頭に「?」が浮かぶが……「石炭みそポテト」300円(税込)(1カップ5個入り)

まさに真っ黒。見た瞬間は本当に食べられるのかと頭に「?」が浮かぶが……「石炭みそポテト」300円(税込)(1カップ5個入り)

「SLの運行にあわせて何かできないかと思い販売されました。
SLの燃料である石炭をイメージしています」。
まさに石炭を連想する漆黒は、
衣と味噌だれに食用の竹炭を練りこんだもの。
さて、お味は? 楽しみにしておこう。

ビール醸造家、川村洋平さん推薦! 香川県でふっと心がゆるむ スポット3選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、Hobo Brewingのビール醸造家、川村洋平さんが登場。
クラフトビール工場の立ち上げのお仕事で2年ほど住んでいた、香川県にあるふっと心がゆるむスポットを教えていただきました。

島の穏やかさを感じられる〈Teshima Factory〉

家浦港から徒歩すぐの場所にできた複合施設の〈Teshima Factory〉。ここに併設されているブルワリーの立ち上げに携わらせていただきました。素晴らしいロケーションなので、ビールを飲んで島のゆったりとした時の流れを感じながら過ごせると思います。

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Teshima Factory

住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦889

Instagram:@teshimafactory

気持ちのいい空間〈本屋ルヌガンガ〉

〈本屋ルヌガンガ〉は高松に住んでいた時によく立ち寄っていたインディペンデントな本屋さん。本のセレクトはもちろん、朝10時からやっていて、コーヒーも飲める、とても気持ちのいい空間です。

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本屋ルヌガンガ

住所:香川県高松市亀井町11-13

Instagram:@lunuganga_books

元気になれるおばんざいやさん〈番や〉

よく行っていたおばんざいやさん〈番や〉。地元ならではのメニューや、瀬戸内の魚種の豊かさを感じさせてくれる刺身など、ここにしかない一品料理を提供しています。主に日本酒や焼酎を飲んでいました。なによりうれしいのは、締めのちらし寿司と口直しのフルーツが振る舞われること。

気持ちのいい先輩(お母さまたち)につくってもらえるご飯とお酒は、それだけで素晴らしく、いつも元気になって帰れる場所です。

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番や

住所:香川県高松市内町6-18

動画はこちらから!

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Yohei Kawamura 
川村洋平

2015年 Hobo Brewingとしてファントムブルワーの活動を開始。2019年 札幌とポートランドの姉
妹都市提携60周年記念ビール「SAPPORTLANDERʼS」を醸造。
2020年 合同会社Hobo Brewing Co. を設立した。

コロカル編集部の食いしん坊日記 編集長が選ぶ、大阪府に行ったら 食べてほしいグルメ5軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
今回は編集長Sが、大阪府に行ったら食べてほしいグルメ5軒をご紹介します。

タワー好きのための、ホテル朝食!〈OMO7大阪(おも) by 星野リゾート〉

東京在住約35年超となっても、東京タワーを見るたびに写真を撮ってしまいます。なにしろタワー好きなもので。大阪に行ったなら、そうです、通天閣。駆け込み万博で旅した際に、タワー好きのためのベスト通天閣撮影スポットを見つけました!万博会場へのアクセスも考えて宿泊先に選んだ〈OMO7大阪(おも) by 星野リゾート〉。チェックインをして、部屋に入ると、なななんと、窓の外に通天閣ドーンっ!夕方と夜のお姿を拝顔。ご利益ご利益。
このホテルを選んだ理由のもう一つの理由は、大阪で一番愛している居酒屋にもアクセスがいいこと。その居酒屋の話は、のちほどにするとして、このホテルの朝食で食べたモーニングセットが、THE 大阪、強烈体験でした。そのメニュー名は「クロックマダム」ならぬ「クロックおかん」。「クロックムッシュ」に厚焼き玉子を乗っけて、お好み焼き風にソースがかかった、パンチのある一品。パワフルな大阪の旅を後押ししてくれる、美味し楽し元気な朝食です。

大阪で一番好きな居酒屋〈スタンドアサヒ〉へ。

居酒屋好きと自称するならば、聞いたことがあるはず、名店〈スタンドアサヒ〉。必ず頼むべきは「炊き合わせ」。シンプルに見えるけれども、ひとつの鍋で一緒に煮るのではなく、それぞれの素材に分けて炊き分ける、とても丁寧で滋味深い味。焼き鳥、エビフライ、とんかつ、お造り、うなぎ……、メニューを見ているだけで、目が泳ぎまくりますが、もうひとつ絶対に頼んでほしいマイ・フェイバリットが「さばからまぶし」。上方の古典落語『上燗屋』にも登場する「からまぶし」。〈スタンドアサヒ〉はきずし(しめ鯖)におからをまぶしたもので、ビールのアテに、日本酒のアテに、永遠に食べたい、食べてほしい。いつもおかわりします。大阪という言葉を聞くと、いつも思うのは「からまぶし」のこと。

編集仲間が教えてくれる、大阪うまいもん巡り。

地の利がない地域を旅するときは、そこに住む食いしん坊にまずは尋ねるのが常道。編集者の友人に連絡をして、〈スタンドアサヒ〉のあとに巡ったのは〈酒と肴 えの木〉。おいしいシュウマイがあると聞いて、伺ったものの、その日はSOLD OUT。その代わりに頼んだのが「玉せん」。このB級感が、二軒目にぴったり。朝食べた「クロックおかん」にもつながる、大阪の味。彼らに教えてもらった、もうひとつのいい店が〈自家製粉石臼挽きうどん 青空blue〉。大阪は、そばよりうどんがイメージなのですが……。見た目は、うどんのようなそばのような。でも、小麦の香ばしさと食べごたえは、間違いのないうどん。メニュー構成がおもしろく、近所にあったら、毎日通いたいと思えるお店です(大阪行くたび、伺っています)。

やっぱり最後のシメは、〈サンボア〉で。

〈サンボア バー〉は、大阪、神戸、大阪、京都、東京にものれん分けされ、2018年に100周年を迎えたバー。会社のある銀座にもあるのですが、関西にいると足が向いてしまう老舗。〈梅田サンボア〉のカウンターは立ち飲み。カウンターの肘置きにもたれかかって、氷無しハイボールを一杯二杯……。気持ち良き、大阪の夜がこっくりとふけていくのです。

サンボア

コロカル編集部の食いしん坊日記 地元で愛される青森グルメ4軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
今回は編集部Mが見つけた、青森県で地元に愛されているお店を4軒ご紹介します。

青森といえばやっぱりりんご!〈A-FACTORY〉

青森県の特産品といえばりんご。りんごを使ったグルメを楽しむならぜひ〈A-FACTORY〉へ。
まずはランチに、ソテーされたスライスりんごがどんと入った「青森アップルバーガー」をいただきました。程よい酸味と甘味のおかげで、肉肉しいハンバーガーも重たすぎずぺろっと食べられちゃいます。
そしてデザートにはさっぱりジェラート。りんごだけで3つのフレーバーがあり、迷ってしまいますが、「ジョナゴールド」をチョイスしました。すりおろしたりんごをそのまま食べているかのようなジューシーさに驚き。

県内の食材とワインで八戸の夜を楽しむなら〈ZUPPA〉

地元食材を食べるなら〈ZUPPA〉も外せません。まずは季節野菜を使った前菜からスタート。旬の食材の旨み堪能します。続いては〈ZUPPA〉に訪れたらぜひ食べてほしい「チキンナゲット」を。粗挽きのお肉はジューシーで、口に入れるたびにほんのりスパイスを感じます。添えられたの紫蘇はしっかり香りが立っていて、お肉の相性も抜群でした。〆には県内産のお肉を使用したステーキフリットもお忘れなく。

太宰治の小説に登場する駅が喫茶店に。〈駅舎〉

作家・太宰治の小説「津軽」にも登場する、津軽鉄道芦野公園駅のかつての駅舎を利用した喫茶店。店内は昭和レトロな雰囲気で、店内からは芦野公園駅を眺めることができます。時間によっては、お店の横を電車が通るかも?
ここでは看板メニューの「スリスリりんごカレー」をいただきました。盛り付けの可愛さはもちろん、りんごの果肉がたっぷりで、自然な甘さが美味しく、あっという間に完食。

地元で愛されるナチュラルワインビストロ〈NOMUU〉

最後は本八戸駅から少し、八戸市美術館からも徒歩圏内にあるナチュラルワインビストロ〈NOMUU〉をご紹介。
豊富なワインと、その時の美味しい地元食材を使用した料理が楽しめます。好みの味わいを伝えてセレクトしていただいたワインと共に、まず最初に注文したのは、「ピーマンと鶏のつくね」。ぱりぱりの新鮮なピーマンは八戸市産のもので、旨みがあり、上に乗ったジューシーでスパイスが香るつくねとの相性はぴったりです。この日の本日のパスタはボロネーゼ。ほろほろのお肉と甘いコーンがたっぷり入っていました。
店内は小上がりのスペースもあり、ビストロでありながら子供連れでも大歓迎だそうです。

人気シェフがタッグを組み、 北海道・上士幌町の食材を 極上メニューに! 「Farm to Tableかみしほろ 2025 Summer」レポート

十勝エリアのスロータウン「かみしほろ町」を知っていますか?

とかち帯広空港から車で約1時間20分、
上士幌町(かみしほろちょう)は北海道・十勝エリアの北部に位置するまちです。
面積は約700平方キロメートルと、なんと東京23区(約620平方キロメートル)以上!
スロータウンの精神に基づき、地域の資源をいかしたまちづくりに取り組んでいます。

※スロータウン…地域の持つ、人的、自然環境、産業、歴史文化などの資源を尊重し、暮らしやすい町を目指すこと

日本で初めて大会が開催された“熱気球の町”でもあります。

日本で初めて大会が開催された“熱気球の町”でもあります。

面積の76%を占める森林はきれいな空気と水に恵まれ、
野生動物が多く生息しています。
十勝平野では良質な土壌をいかした大規模農業と並行して、
個性ある野菜づくりに取り組む生産者も。
畜産も盛んで、古くから行われてきた酪農に加え、
近年はブランド和牛「十勝ナイタイ和牛」の飼育も増えつつあります。

そんなバラエティ豊かな上士幌町の食材を、
より多くの人に味わってもらいたい! と、昨年よりイベントがスタート。
このたび第2弾として「Farm to Table かみしほろ2025 Summer」が催されました。

気軽にテイクアウト? 贅沢にコース? 絶品メニューが並びます

開催は8月下旬の土曜日。雨上がりの穏やかな空ながら、日差しはまだ真夏のよう。
会場となった〈にっぽうの家〉には、11時半のスタート直後から、
今日だけの絶品料理を目当てにたくさんの人が訪れました。
上士幌町や近隣に住む人が中心ながら、なかには100km以上離れた釧路から来た人も!

〈にっぽうの家〉は上士幌町が運営する、一棟貸しの宿泊施設です。

〈にっぽうの家〉は上士幌町が運営する、一棟貸しの宿泊施設です。

屋外テントで提供されるのはテイクアウトメニュー2種。イートインも可能です。
ジューシーな和牛をたっぷり使った「十勝ナイタイ和牛ボロネーゼパスタ」と、
山わさびを添えた鹿モモ肉のローストほか3品の「上士幌食材のオードブル盛り合わせ」は、
好きな方を選ぶのもよし、両方いただくのもあり!
時折吹き抜ける初秋の風も心地よく、箸ならぬフォークが進みます。

パスタはお肉たっぷりのソースと幅広フェットチーネとの相性が抜群。

パスタはお肉たっぷりのソースと幅広フェットチーネとの相性が抜群。

オードブル盛り合わせは、鹿モモ肉のロースト、ベーコンと男爵芋のキッシュ、ホワイトコーンムースの3品。

オードブル盛り合わせは、鹿モモ肉のロースト、ベーコンと男爵芋のキッシュ、ホワイトコーンムースの3品。

2人の実力派シェフがコラボした、スペシャルなおいしさ

同じ頃〈にっぽうの家〉のダイニングでは、ランチコースの提供が進行中。
この日は、より広く深く上士幌の食材を堪能できる、
ランチとディナーのコースも事前予約制で提供されました。

キッチンに立つのは、帯広のフレンチレストラン「マリヨンヌ」の小久保康生シェフと、
フリーランスの料理人として活動する中村拓登シェフ。
今回のメニューは、テイクアウトメニューを含むすべてが、
ふたりのコラボレーションによるものです。

小久保康生シェフ

小久保康生シェフ。2014年にオープンした「マリヨンヌ」はレストランガイドなどでも高い評価を獲得。「確かな技術と、十勝の食材に関する知識や経験値には信頼を置いています」(中村シェフ)

北海道で生まれ育ち、十勝の食材の魅力をフレンチの技法で引き出す小久保シェフと、
日本料理を軸にしつつ、アスリート向けの食事など幅広い分野で活躍する中村シェフ。

歴史あるレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ』の表彰式で出会ったふたりは、
同年代ということもあり意気投合。
その後中村シェフが茨城と十勝の2拠点生活を始めたことをきっかけに
「十勝で新しいことにチャレンジしよう」と、コラボによる活動も行っています。

中村拓登シェフ

中村拓登シェフ。都内で経験を積み、2年前から茨城と十勝の2拠点生活をスタート。「理論に基づいた調理と経験値の高さには、ご一緒するたびに新たな発見があります」(小久保シェフ)

十勝をよく知る小久保シェフがコース全体のラフイメージを作り、
中村シェフが料理を具体化。お互いが調理方法などのアイデアを出し合い、
まるで音楽のセッションのようにメニューを作り上げていくのだとか。

そうして生まれた一品一品は、
「食材そのもののおいしさ」が感じられることを第一に、
時にはシンプルに、時には工夫を凝らした仕事が施されています。

例えば、コースの最初に提供されるアミューズブーシュは、
今回提供された食材が、それぞれ主役になる7品の盛り合わせ。
〈十勝しんむら牧場〉の放牧豚「山森野豚」のリエット、
〈須田農場〉のトマトを使ったトマト飴など、一皿で驚くほど多彩な味わいを楽しめます。

アミューズブーシュ。一口サイズながら、どれも高い完成度。

アミューズブーシュ。一口サイズながら、どれも高い完成度。

メニューと照らし合わせて食べる人も多数。メニューの裏面には食材と生産者のリストが記されています。

メニューと照らし合わせて食べる人も多数。メニューの裏面には食材と生産者のリストが記されています。

あとに続くのは、夏大根の辛味をいかし、相性のいいだしを染み込ませた前菜や、
フライした新じゃがのケースに煮込んだポークを詰め、リーフと合わせたサラダ。

〈西原農場〉のミニ大根を使った前菜は、ディナーコースで登場。

〈西原農場〉のミニ大根を使った前菜は、ディナーコースで登場。

男爵芋と山森野豚の香草サラダ。じゃがいものケースはポテトチップスから着想したそう。

男爵芋と山森野豚の香草サラダ。じゃがいものケースはポテトチップスから着想したそう。

メインは鹿モモ肉のローストです。
近隣で獲れたエゾシカは、素早く丁寧に処理することで、臭みがなく風味豊か。
その旨みをストレートに味わう、上士幌の環境だからこそ味わえる逸品です。

鹿肉のロースト。十勝産ブルーベリーソースと自家製味噌が味のアクセントに。

鹿肉のロースト。十勝産ブルーベリーソースと自家製味噌が味のアクセントに。

絶妙な火入れはフレンチの技。「鹿肉がこんなにおいしいなんて知らなかった!」といった声も聞かれました。

絶妙な火入れはフレンチの技。「鹿肉がこんなにおいしいなんて知らなかった!」といった声も聞かれました。

締めの一品は夏にぴったりのスパイシーなカレー。
デザートは「野菜をデザートでおいしくいただくこと」を追求し、
黒花豆のムースに、砂糖を加えず素材の甘みをいかした
ホワイトコーンのソースをあわせています。

アメリケーヌカレー。付け合わせのトマトと大根も主役級のおいしさ。

アメリケーヌカレー。付け合わせのトマトと大根も主役級のおいしさ。

デザート。〈オリベの豆や〉の希少豆で仕立てたムースに、〈十勝養蜂園〉のはちみつを使ったブリオッシュとアイスクリームを合わせて。

デザート。〈オリベの豆や〉の希少豆で仕立てたムースに、〈十勝養蜂園〉のはちみつを使ったブリオッシュとアイスクリームを合わせて。

目でも楽しい料理は、テーブルへ運ばれるたびに「わぁ」と感嘆の声が。
食材を熟知したプロが、おいしさを最大限に引き出した品々は
シェフの説明を聞くことで解像度が上がり、味わいが一層豊かに感じられます。
食材が生まれた地の空気を感じながら、豊かな恵みを享受する、とても贅沢なひとときです。

ドリンクも多くが十勝エリアの品。料理との相性抜群です。

ドリンクも多くが十勝エリアの品。料理との相性抜群です。

「これまでも何度か上士幌町のイベントに参加していますが、
その度に新たな食材との出合いがあります。
普段とは逆に、自分がお客様のもとへ出向いて料理を提供するのも
料理の新たな提供方法を探る、いい経験になっています」
(小久保シェフ)

「初めての参加でしたが、たくさんの素晴らしい食材と出合い
そのおいしさをお客様と共有できる、貴重な経験でした。
今回のようなイベントは引き続き行いつつ、
もっと多くの方に楽しんでいただける企画も今後できたらいいですね」
(中村シェフ)

同時進行で料理を行う、おふたりのコンビネーションはお見事!

同時進行で料理を行う、おふたりのコンビネーションはお見事!

限定1組! そのままお泊まりできるプランも登場

さらに今回のイベントは、限定1組で、
ディナーの後にそのまま宿泊できるプランもあり。
お子さんが生まれたばかりのご夫妻が、ご両親と一緒に利用しました。

〈にっぽうの家〉を手がけたのは無印良品。家具や家電もほとんどが
無印良品で揃えられ、シンプルでナチュラルな空間は自分の家のようにくつろげます。

食事の前後には、開放感のあるロビーでゆったりとした時間を過ごせます。

食事の前後には、開放感のあるロビーでゆったりとした時間を過ごせます。

本格的なコースメニューを、周囲を気にすることなく楽しめるのはうれしい。

本格的なコースメニューを、周囲を気にすることなく楽しめるのはうれしい。

「子どもが小さく、レストランでコース料理を楽しむのは
しばらく難しいかなと思っていたので、このイベントはありがたかったです。
親孝行を兼ねて、とてもリフレッシュできました」と奥様。

次回はどんな企画が? 待てない方は、ふるさと納税も活用を

土地を訪れ、空気や季節を感じながら
食材の育った環境や背景を理解しつつ、とっておきの料理をいただく。
「Farm to Table かみしほろ」は、
そんな最高の食体験ができるイベントです。
昨年に続き、2回目の開催となった今回。
3回目もすでに計画中とのことなので
ぜひ〈にっぽうの家〉や、隣接する〈道の駅かみしほろ〉の
インスタグラム公式アカウントをチェックしてみては。

なお会場となった〈にっぽうの家〉は、キッチン付きの宿泊施設。
滞在&自炊して上士幌の食材を味わうのもおすすめです。

また今回のイベントで使用された肉類、野菜類、はちみつなど
一部の食材は、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
上士幌町になかなか足を運ぶ機会がない方は、こちらもご利用ください。

上士幌町ふるさと納税特設サイト

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上士幌町ふるさと納税特設サイト

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にっぽうの家

住所:北海道河東郡上士幌町上士幌東3線229番73

Tel:070-8821-3909

宿泊料金:1泊1棟 27,200円〜(4名まで利用可能、税・サービス料込み)

Web:〈にっぽうの家〉公式ウェブサイト https://kamishihoro.today

カフェ〈Autumn〉オーナー、 林 翔さん推薦! 地元・福井の カルチャースポット3選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、東京・世田谷のカフェ〈Autumn〉のオーナー林 翔さんが登場。
林さんの地元である福井県のカルチャースポットを教えていただきました。

父のお店〈ウッドウッドコーヒーローストサービス〉

私の父が経営しているコーヒー店で、焙煎した豆売りをメインにやっているお店。キャンプや山登りの時に、「その場でコーヒーを飲もう」というコンセプトで、グッズにも力を入れています。

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ウッドウッドコーヒーローストサービス

住所:福井県福井市成和1-2231 WWビル 1F

Instagram:@woodwood_coffee_shop

センスが光るセレクトショップ〈タルクライン〉

感度の高い地元の先輩から教えてもらったセレクトショップ。東京にはない良さが詰まっていて、空間も最高なので、みんなにもぜひ行って欲しいスポットです。

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タルクライン

住所:福井県福井市月見2-1-24

Instagram:@talklein.jp

子供から大人まで学んで遊べる〈福井県立恐竜博物館〉

学びながら遊んで楽しめる〈福井県立恐竜博物館〉。ティラノサウルスの大腿骨に触れるイベントがあって、実際に触ってみると、ものすごい熱風が吹いたような強いエネルギーを感じました。

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福井県立恐竜博物館

住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11

動画はこちらから!

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Sho Hayashi 
林 翔

福井県出身。東京・世田谷区の桜新町駅から徒歩10分強、上町駅からは15分ほどにあるカフェ〈Autumn〉のオーナー。お店の由来は秋にオープンしたことから。

捨てられてしまう 「規格外野菜」を“ごちそう”に。 アイスブランド〈n!ce cream〉の ナイスな挑戦

フードロスをアップサイクル

フードロスを美味しく救うアイスブランド〈n!ce cream(ナイスクリーム)〉が、製造体制強化と販路拡大を目的にクラウドファンディングをスタートした。

〈n!ce cream〉は、2023年に神奈川県小田原で誕生。使われるのは、キズや変形、大きさの不揃いが要因で出荷規格を外れ、味や品質には問題ないのに廃棄されてしまう「規格外農産物」だ。「もったいない」を「おいしい」に変えるべく、シェフやパティシエの知恵を取り入れ、素材の個性を引き出したアイスに仕立てている。

現在は全国30軒以上の農家と連携し、「作り手も食べる人もハッピーになれる仕組み」を広げていくことを目指すナイスなアイスクリームショップだ。

クラファンがラストスパート!

OEM工場での製造から、農家とのやりとり、原料の仕入れ、販路の確保、プロモーションまで。そのすべてを一人で担う、〈n!ce cream〉創業者の岸はつみさん。これまでに約800kgの規格外野菜をアップサイクルし、累計3,000個以上のアイスを生み出してきた。
しかし、今もなお年間約200万トンもの農産物が行き場を失っている現状がある日本。それでも「より多くの食材を救い、仕組みを広げていきたい」。岸さんのそんな強い思いから、このクラウドファンディングを立ち上げた。

今回のクラファンはCAMPFIREで7月21日開始し、わずか1日で目標金額の300%を達成。現在は、生産・流通体制をより良く整えるために最終目標1000%を目指している。

支援リターンには、これまでの人気フレーバー「いちごミルク」や「八竜メロン」などのセットのほか、「子ども食堂へのおとどけプラン」や「収穫体験&畑でアイスを楽しむ会」などのユニークな体験企画も用意。

捨てられてしまう農産物を活用し、廃棄を減らす。そして、食べた人まで“ちょっといい気持ち”になれる特別なアイスクリーム。

クラファンは8月31日で終了予定!ぜひこの機会をお見逃しなく。

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n!ce cream 製造体制強化&販路拡大プロジェクト

実施期間:2025年7月21日〜(終了日未定)

目標金額:最終目標 1000%達成を目指す

支援サイト:https://camp-fire.jp/projects/861810/view

はこだて自由市場で焼きたて ホクホクの根ボッケをアテにする あなたのまちの焼酎ハイボール アテ探し旅

角打ちスタートから、どこまでも自由な市場へ

焼酎ハイボールのアテを探してどこまでも。
「はるばるきたぜ♪」なんて昭和な歌を思い浮かべたが、
羽田からはわずか1時間強。
空港からのアクセスも良く、あっという間に蒸し暑い都心から、
爽やかな風が吹く北海道らしい陽気の函館市街に着く。

八幡坂から港を見下ろす。今回の焼酎ハイボールのアテは海の幸も存分に取り入れていきたい。

八幡坂から港を見下ろす。今回の焼酎ハイボールのアテは海の幸も存分に取り入れていきたい。

今回のプランは、角打ちで一杯楽しんでから、
購入した「タカラ『焼酎ハイボール』〈ドライ〉」を持って、
〈はこだて自由市場〉でこの地ならではのアテを買い、
場内で炭火焼きを楽しむ、というもの。
澄んだ青空のなか、気分上々に、歩き出す。

まずは、函館駅近く、酒旅好きからの評判も高い、
角打ち〈丸善 瀧澤酒店〉へ。

入口から右が酒屋コーナーで、左が角打ち。奥に冷蔵ケースがあり、左右はつながっている。函館駅から徒歩すぐなので電車や空港行バスを待つ間にふらりと立ち寄れるのも魅力。

入口から右が酒屋コーナーで、左が角打ち。奥に冷蔵ケースがあり、左右はつながっている。函館駅から徒歩すぐなので電車や空港行バスを待つ間にふらりと立ち寄れるのも魅力。

すでに常連客と思しき人が始めているのを見ながら、
冷蔵ケースから「タカラ『焼酎ハイボール』〈ドライ〉」をピックアップし、カウンターに。
笑顔で迎えてくれたのは瀧澤眞理子さん。
角打ちらしい駄菓子や缶詰、乾きものもあるが、
こちらの楽しみは眞理子さん手づくりのアテやこの地の名物加工品。
メニュー札を貼ったホワイトボードには、函館らしい魚料理、
揚げ物、さっとつまめるアテ、そして麺類やご飯ものまで多種多彩。
目移りが止まらないのだが自由市場でたっぷり食べることを思い、
「軟骨しおから」で踏みとどまる。

タカラ「焼酎ハイボール」の種類が豊富なのがうれしい。函館で早くから取り扱いを始めていたとのこと。

タカラ「焼酎ハイボール」の種類が豊富なのがうれしい。函館で早くから取り扱いを始めていたとのこと。

ピリリと一味を効かせた「軟骨しおから」(250円)

ピリリと一味を効かせた「軟骨しおから」(250円)

1000円札を出すと、おつりは目の前の皿に置かれる。
まずは今日の幸せな始まりを祝して焼酎ハイボール。
「軟骨しおから」は塩気がしっかりありながらもまろやか。
軟骨の食感も小気味よく、思わず目を細める。
すると隣の先客さんが「おいしそうに飲みますね~」と、
さりげなく声をかけてくれる。

聞けば都内在住だが月1ペースでここに来るという。
「眞理子さんのファンでね」と笑顔。
いつの間にか常連さんとたわいもない話。これも角打ちの良さ。
「函館はいいですよ。呑んで外に出たら風も涼しいし」
そう言葉を残して先に次の目的地へと向かう常連さんに、
「いってらっしゃい」と眞理子さん。

ご主人とともに店を切り盛りする眞理子さん。平日の早い時間だったので幸いにも空いていたが、普段は常連客、来訪客含めて込み合う。いろいろな魅力のある角打ちだが、瀧澤さんご夫妻のキャラクターこそがこの店に人が集う理由なのかもしれない。

ご主人とともに店を切り盛りする眞理子さん。平日の早い時間だったので幸いにも空いていたが、普段は常連客、来訪客含めて込み合う。いろいろな魅力のある角打ちだが、瀧澤さんご夫妻のキャラクターこそがこの店に人が集う理由なのかもしれない。

目的を忘れそうな時間。このままではいけない。
タカラ焼酎ハイボールを買って〈はこだて自由市場〉へ向かう。

老舗農園〈堀内果実園〉が拓く、 “食と土地”をつなぐ複合型施設。 「Land」が奈良・五條に誕生

「育てる・つくる・食べる」を体感する複合型施設

1903年創業。奈良・吉野の山奥で栽培に取り組む農園〈堀内果実園〉が、2025年8月9日(土)に五條市で複合施設「Land(ランド)」をオープンした。ここは、地元で「育てる・つくる・食べる」のサイクルを体感できる場を目指し、果実加工場、カフェ、ショップが一体となった施設として展開。“土地の恵みを、地域の人と自然とともに循環させる場”という一貫した発想のもとで誕生したこの拠点は、体験と教育、地域振興を同時に叶える新しい食の新しい食の拠点だ。

五條の恵みを未来へ受け継ぐ場

〈堀内果実園〉は代々受け継がれる果樹園を守るだけでなく、「五條に人を」というスローガンのもと、地域の活性化にも力を注いできた。「Land」では、旬の果実をその場で味わう喜びはもちろん、農業体験や製造の過程、地元の食文化にも触れられる仕掛けを整えている。単なる消費体験ではなく、五條を「五感で味わう」空間として設計されている。

堀内果実樹園「Land」の加工場、ワークショップ室、かき氷ラボ

果物の香りが広がる加工場、季節ごとの体験が楽しめるワークショップ室、創作かき氷を探求する“かき氷ラボ”も併設。

堀内果実樹園「Land」のショップ

地元作家の器や農産品が並ぶショップ。

堀内果実樹園「Land」のカフェ

フルーツや地元食材をふんだんに使った料理やスイーツが味わえるカフェも。

地産地消と地域のつながりを結ぶハブに

館内の加工場では、地元産の果実を使ったジャムやドリンクの製造・販売が可能。新鮮な原料を即加工できるメリットを活かしている。一方、カフェやショップでは、農産品や加工品、ギフト、地元作家による器など、日常使いからお土産まで揃うラインナップを用意。訪れた人が自然に地域とつながれる“地続きの物語を届ける場”として、奈良・吉野の新たな顔となるだろう。

堀内果実樹園「Land」のカフェメニュー

季節の果実を主役にしたカフェメニュー。

堀内果実樹園「Land」のカフェメニュー

パフェやタルト、フレッシュジュースなど、旬の味わいを堪能できる。

堀内果実樹園「Land」のカフェメニュー

五條のお米や旬の食材を使ったプレートや、地元“ばぁく”の豚肉を贅沢に味わえる丼、農園野菜と果実のカレーなど、多彩な料理が揃うカフェメニュー。

堀内果実樹園「Land」のカフェメニュー

果実感たっぷりのパイナップルマンゴースムージーや、バナナとコーヒーの絶妙な組み合わせを楽しめるシェイクなど、フルーツを主役にしたドリンクが勢ぞろい。

information

map

堀内果実園

住所:奈良県五條市西河内町1219-1

TEL:0747-20-8013

休:火(本社業務は定休日なし)

公式サイト:https://horiuchi-fruitgarden.com

47都道府県別!集めて楽しい、 “ご当地”をテーマにした ビックリマンチョコが登場

40周年という節目にご当地ビックリマンチョコが販売スタート

1977年の誕生以来、数々のシリーズで時代を彩ってきた「ビックリマンチョコ」。80年代後半に社会現象を巻き起こした悪魔VS天使シリーズ40周年記念商品のファイナルとして登場するのは、ビックリマン史上初の”ご当地”をテーマにした特別版だ。
47都道府県それぞれをモチーフにしたシールを収録した〈東日本編〉と〈西日本編〉が、9月2日から東日本・西日本エリアごとに先行販売。全国を旅するように集められる、新しいビックリマン体験が幕を開ける。

左:〈東日本編〉パッケージ 右:〈西日本編〉パッケージ

左:〈東日本編〉パッケージ 右:〈西日本編〉パッケージ

地域とファンをつなぐ“地方創生プロジェクト”の進化形

今回の企画は、2022年から始まった「ビックリマン地方創生プロジェクト」の延長線上にある。企画担当者は「親子連れなど幅広い世代が地元の商品を楽しむ姿を目にし、この喜びを全国へ広げたい」と話す。
シールのデザインは、各都道府県の個性が映えるようキャラクターやテーマカラーを選び抜き、一部にはその土地らしいモチーフも盛り込んだ。小さな四角の中に、その地域の魅力がぎゅっと詰め込まれている。

シールは〈東日本編〉と〈西日本編〉それぞれに25種類ずつランダムで封入され、全47都道府県をコンプリート可能。袋を開ける瞬間のワクワクはもちろん、集める過程で日本各地の魅力や文化に触れられるのも醍醐味だ。
40年という長い歴史の中でも初めての試みである“ご当地ビックリマン”。ぜひ手に取って、その土地ならではの一枚を楽しんでみて。

information

ご当地ビックリマンチョコ<東日本編>、<西日本編>

発売日:2025年9月2日(火)

発売地区:東日本先行(北海道・東北・首都圏・関東信越・中部)、西日本先行(近畿・中四国・九州)

景品シールは各25種。47都道府県をモチーフにしたキラキラシールがランダムに1枚封入。

開業から1周年。 〈Restaurant SAI 燊〉が体現する、ローカルガストロノミー

山梨県・西湖に位置する〈Restaurant SAI 燊〉が、2025年6月、開業から1周年を迎えた。
〈Restaurant SAI 燊〉は、「奥・山梨料理」を料理コンセプトに、「生きとし生けるものをすべていただく」という発想のガストロノミー。1周年を迎えるこれまでと、これからの挑戦について、Head Chefの豊島雅也さんに話を伺った。

とにかく誠実に向き合う。ローカルに受け入れられるために大切にしたこと

〈Restaurant SAI 燊〉がある山梨県・西湖は、穏やかな湖面が美しく、緑豊かな青木ヶ原樹海に囲まれた、神秘的な雰囲気を持つ自然が魅力的な場所。世界文化遺産に登録される「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」を構成する要素のひとつでもある。

レストランをプロデュースするのは、2021年に本社を山梨県の西湖に移転した総合エンターテイメント企業のアミューズ。地域資産を活用したイベントの開催やアウトドア・コンテンツ事業などを進めていく中で、富士河口湖町でレストラン〈TOYOSHIMA〉を営むオーナーシェフ・豊島さんと出会い、タッグを組むこととなった。

シェフの豊島雅也さん

コロナ禍が終わってから、「そもそも人は何のために食べるのか?」という本質を改めて考えるようになった豊島さんは、見た目だけでなく、何を口に入れるかが大切だという想いをもち、3年ほど前からレストランの開業準備を始めてきた。

開業までに一番時間をかけたのは、ローカルに住む人たちと誠実に向き合うこと。プライベートの時間も使いながら、一緒に山に入ったり釣りをしたり、時には家で作ったものや実家で採れたものをお裾分けすることも。こうしたお金ではない物々交換での交流が、ローカルで受け入れられるには必要なこと。利益のためだけに西湖に来ているわけではないことを理解してもらえたことで、様々な人や食材を紹介してくれるようになった。

こうした交流の中で知った食材や西湖エリアの文化を昇華させる豊島さんの料理、これこそが「ローカル・ガストロミー」を意味するところなのだ。

シェフ自ら仕入れるこだわりの食材と、しっかり伝えたい旬のこと

「木・火・土・金・水」をデザインコンセプトとした店内に足を踏み入れると、大きな木のテーブルと、焚き火台が出迎えてくれる。〈Restaurant SAI 燊〉では、お客さん全員でテーブルを囲み、一斉に食事をスタート。シェフが薪火・炭火を操りながら調理している様子を間近で眺め、食材やメニューの解説を聞きながら、その日だけの料理を楽しむ。

シェフの豊島雅也さん

料理に使用するのは鹿肉や熊肉などのジビエ、キノコ、山菜、高原野菜、ハーブ、ヒメマスやクニマスなどの淡水魚。西湖エリアだからこそ手に入るものばかりで、狩猟免許を持つシェフ自ら、山に入り食材を獲りに行くこともある。その日のお客様や気候に合わせて調理方法や味付けも変えるため、仕込みはしないという。

西湖では、山菜などの春の食材が長く流通し、夏野菜はぎゅっと旬が短い。秋の食材の代表であるきのこは、都内よりも1ヶ月ほど早く旬を迎える。都内から想像する食材の旬とは異なるため、西湖ならではの食材の旬をきちんと伝えることも大切にしている。

ドリンクは、西湖付近の冷たい湧水から始まる。アルコールペアリングの「氵酉」(しゅ)は、ソムリエが足を運びセレクトした、県産のワインを中心に。飲んでいる本人しかわからないような平等な空間を作りたいとの想いで用意された、ノンアルコールペアリングの「氵山」(さん)はお酒が苦手な人やドライバーも大満足のラインナップ。

西湖にしかない魅力を伝えるために、ローカルを噛み砕く

〈Restaurant SAI 燊〉がオープンするタイミングで、豊島さんは河口湖エリアから西湖へとベースを移した。そのため、初めは知らない郷土料理や食材が多かったという。

「地元の郷土料理は、このエリアで代々受け継がれ、大切にされてきたもの。そういうものを食べさせていただく機会があるので、僕ら料理人のフィルターを通して、フレンチや和食の技術を使って表現できたら、このエリアのローカルフードが、県外や世界でもっと注目されるんじゃないかなと常に考えています」

1周年を迎え、現在は自分たちが試したいことができる場所として、ジビエ食肉加工処理施設を準備中。またジビエの裾野を広げていくために、学校給食でのジビエ料理の監修や、子供達への講義も行ってきた。

シェフの豊島雅也さん

「地域の子ども達が大人になって県外に出た時に『給食に鹿が出ていたんだよ』と言えるような流れを作りたいです。せっかくこの地域にはたくさん鹿がいるんだから、ジビエに対して興味を持ってもらいたいし、良さを知らないのはもったいないですよね。将来山梨県のスーパーに当たり前にジビエが並んでいる光景ができたら嬉しいです。レストランとしては、この地域の魅力をしっかり伝えていく1年にしなければなと思っています」

〈Restaurant SAI 燊〉は、ローカルガストロノミーとしての存在感はもちろん、山梨の食材の素晴らしさを発信する存在となるだろう。今後の広がりにはこれからも目が離せない。

information


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Restaurant SAI 燊

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖208-1

Web:https://restaurant-sai.com/

Instagram:@restaurant_sai_lake_saiko

コロカル編集部の食いしん坊日記 編集長が選ぶ、三重県に行ったら 食べてほしいグルメ5軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。 編集長Sが選んだ、三重のおすすめグルメを5軒ご紹介します。

三重といえば伊勢、伊勢といえば〈一月家〉

伊勢市駅に降り立ったら、まずは〈外宮〉、そして〈内宮〉に参拝。おすすめは、早朝から、ゆっくりじっくり、神聖な空気を吸いながら。身も心も晴れ渡ったところで、もう一度伊勢市駅方面へ。なぜってそこには〈一月家〉があるから。伊勢は、昔から、伊勢参りに訪れる人を温かく迎い入れていた土地。〈一月家〉は、常連さんで大賑わいだけど、一見さんにだって、とっても優しい。カウンターに座れば、大将との掛け合いで、お酒も進みます。絶対に食べるべきは、トコブシを甘辛く炊いた〈ふくだめ〉。伊勢をお参りしたついでに、福もたまる、そんな尊いメニューを食べ、そして飲んだら、〆はやっぱりカレーライス。

三重といえば、鶏焼き。暑い時期にこそ、行って欲しい〈とりいち〉

三重、松阪から伊勢にかけて車で向かうならば、〈鶏味噌焼き とりいち 本店〉へ。広い食堂のような店内には、常連、家族連れ、遠方からと、さまざまな人達が、テーブルにそなえつけられたガスコンロを囲み、汗をだらだら流しながら、一心不乱に食べています。昼は、白いご飯、夜はノンアルコールチームがひとりいれば、車でも安心、ビールを飲みながら。こってり味噌焼きは、部位ごとに食感も変わって飽きることなく、ごはんは一膳二膳……、ビールは2杯、3杯……、エンドレス。鶏スープも忘れずに。

伊勢のランチ、〈起矢食堂〉か〈キッチンクック〉か

伊勢うどんは、お伊勢参りに来た人たちを待たせないように、食べやすいように、と生まれた、腰のない麺に味噌たまりやたまり醤油ををからめた、ファストフード。とはいえ、店ごとに個性は様々。個人的に好きなのが、〈起矢食堂〉の月見やまかけ。するりと、でも存在感を持って喉を通る太麺に山かけの味は、毎度リピートしてしまいます。ランチはさっぱりと、なんて言っていたら、地元の友人の二人に連れて行ってもらったのが、がっつり〈キッチンクック〉のドライカツカレー。地元の人たちに愛される、まさにソウルフードな面構え。友人は、いまでも大盛りいっちゃうそうです。どちらも、胃袋が覚えて続ける、伊勢の味。

暑い時期はかき氷、寒い時期はぜんざい。〈赤福〉の季節限定メニュー

伊勢神宮〈内宮〉にお参りに行ったなら、おかげ横丁の〈赤福〉へ、は規定のルート。加えて言うならば、季節限定メニューも絶対に。暑〜い時期なら〈赤福氷〉。いわゆる赤福ではなく、氷になじむように、つくられた餡と餅が氷の中に、そして抹茶蜜がかかる、その神々しい姿だけで汗が引いていきます。赤福ぜんざいは、冬季限定メニュー。空気がピンと張り詰めた寒い中での〈内宮〉参拝は、夏とは違った神聖さ。でも、やっぱりカラダは冷えてしまう、そのタイミングでの、温かみ、ありがたみは、より一層感じるはず。添えられる、塩ふきこんぶが名脇役!

写真家・長野陽一さん推薦! 近所にあってよかった、と思える 鎌倉のおすすめスポット4選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、写真家の長野陽一さんが登場。
鎌倉に住んで20年の長野さんに、近所にあってよかった、と思える鎌倉のお気に入りスポットを教えていただきました。

食卓を豊かにしてくれる〈サカナヤマルカマ〉

一昨年できた今泉台にある鮮魚店。鹿児島県の阿久根と小田原漁港から仕入れた丸魚が豊富です。軽トラで移動販売もやってて鎌倉市民の話題のお店。〈マルカマ〉のおかげで我が家の食卓が豊かになりました。

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サカナヤマルカマ

住所:神奈川県鎌倉市今泉台4-12-1

Instagram:@sakanaya.marukama

我が家のコーヒーは〈カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ〉で

鎌倉の人気店、〈カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ〉。10年以上、我が家のコーヒー豆はここの中深煎りと決めています。季節のパフェも名物。昨年30周年を迎え、記念に出版された書籍でも撮影を担当させていただきました。

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カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ

住所:神奈川県鎌倉市小町2-1-5 櫻井ビル 1階

Instagram:@cvdimanche

〈バードマウンテン〉の洋服は欠かせない

鎌倉御成通りの近くにある洋服店。かれこれ5年以上お世話になっていて、夏にこれがないともはや生きていけないかも?と思っている薄手のパンツや気の利いたシャツ、〈VANS〉のスニーカーなど、気が付けば、代表・鳥山さんが選んだ服ばかり着ています。僕が学生の頃に撮ったモノクロの作品を飾ってくれています。

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バードマウンテン

住所:神奈川県鎌倉市御成町5-3 蔵屋敷ビル 1F

Instagram:@birdmountain_official

街中にある紫陽花

東京と行き来をしていると、鎌倉は山と海が近いので季節の移り変わりがわかりやすい、と感じます。紫陽花の季節はなにより北鎌倉が映えるので、住民はきっと誇らしく思っているはず。毎年、自宅の庭の植えた覚えのない額紫陽花が咲くと写真を撮ってしまいます。

動画はこちらから!

profile

Yoichi Nagano 
長野陽一

写真家。新刊『長野陽一の美味しいポートレイト』HeHeより発売中。これまでの写真集に『BREATHLESS』FOIL刊、『島々』リトル・モア刊、『シマノホホエミ』FOIL刊など。

【見逃し配信あり】 会員制スーパーマーケット 〈Table to Farm〉の可能性を探る。 生活者が「つくること」に 関わりはじめる時代へ コロカルアカデミーVol.3

日本のローカルの魅力を発信するWebマガジン「コロカル」は、新たなウェビナー講義シリーズ「コロカルアカデミー」の第3回を開催しました。今回のゲストは、7月25日のローンチに向けて注目を集める会員制スーパーマーケット〈Table to Farm〉のディレクターであり、共同発起人でもある相馬夕輝さんです。そんな相馬さんは、日本各地を丹念に取材し、その土地ならではの食材や文化を活かしたメニューやイベントの企画に携わってこられました。そんな豊富な経験を背景に、食や地域、そしてこれからのコミュニティの在り方について、幅広い視点からお話しいただきました。

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今回の登壇者は...

Table to Farm ディレクター・共同発起人_相馬夕輝(あいま・ゆうき)さん

相馬夕輝(あいま・ゆうき)さん
Table to Farm ディレクター・共同発起人
郷土料理や食文化をフィールドワークとして学び体験してきた経験を活かし、食の新たなフードシステムを構築することを目指し、2022年より本プロジェクトを始動。ブランドディレクション、商品選定、ウェブメディアや食事会などの企画編集及び執筆を担当しながら、日本各地の生産者を巡り、新たなフードシステムとしてのCommunity Supported Foodculture(CSF)を構築中。また、D&DEPARTMENT PROJECT 飲食部門「つづくをたべる部」ディレクターとして、その土地の食材や食文化を活かしたメニュー開発や、イベント企画なども手がける。2024年、初の著書となる食分野での活動をまとめた「つづくをたべる食堂」出版。

0.1%の“素の味”を求めて

0.1%の“素の味”を求めて

食とは、考えてみれば不思議なものです。外にある食べ物を、直接口に含み、咀嚼し、消化することで、自らの栄養にしていくプロセスは、生物としての根幹だと言っても過言ではありません。しかし、現代社会において、食は過度に経済合理化されてしまい、本来の感覚や価値を忘れかけている。

そうした時代にあって、〈Table to Farm〉は「滋味深く、食べ飽きることがなく、噛むたびに新たな発見があるような、とびっきりの味わい」を“素の味”と名づけ、その魅力を追い求めてきました。「“素の味”のそばには、いつも自然の恵みがある。そして、それを育む作り手の姿があり、自然と共に生きる知恵と手間が息づいています」と、相馬さん。そんな貴重で、自然の歓びに満ちた“素の味”が集まる場所。それこそが、会員制スーパーマーケット〈Table to Farm〉なのです。

Table to Farmの特徴と大きな魅力

そんな“素の味”を扱う〈Table to Farm〉で取り扱われる商品は、どれも約11ヶ月という長い時間をかけて選ばれているそう。相馬さんはこの選定のプロセスを“11ヶ月の旅”と呼んでいます。

その旅は、食材の歴史や文化的な背景を丁寧にリサーチするところから始まります。次に、実際に使ってみることで見えてくる味わいや使い心地を確かめ、さらに生産者との対話を重ねて思いを深めていく。そして最後に、それをどう伝えるかを考える。この一連のプロセスを経てようやく見出される“素の味”には、深い味わいと豊かな個性が輪郭をもって表れてくるのだと感じられる内容になっています。またお話の中では、商品を選ぶ際に設けている独自の基準や、あえて会員制という形式をとっている理由、そこに込められた哲学についても教えていただきました。

新しい食のコミュニティ「Community Supported Foodculture」という挑戦

本当に美味しいものを追求した先にある“素の味”。自然と人の織りなしによって生まれるそれらは、どうしても時間や手間がかかるものでもあります。実際、私たち自身も丁寧な暮らしや生活に憧れながらも、日々の仕事や雑事に忙殺され、結果的に効率を求めてしまっているのが多くの人の現状ではないでしょうか。
そんななか、Table to Farmで進められているのが、作り手(生産者)と食べ手(生活者)が手を取り合う新しいフードシステム〈Community Supported Foodculture〉。食べる人が作ることに関わっていくことを仕組みとして実現するこの営みは、単に自然やナチュラルなものが良いのだという視点ではなく、本当に美味しくて使いやすいものを、広くしっかりと日常に届けていく。講座内では、より具体的に、生産者が負ってきたリスクや負担をどう変えていく必要があるのか(前払いの仕組み化等)についても、踏み込んでお話いただきました。

コミュニティづくりの秘訣とは?

コミュニティづくりの秘訣は、「実際に食べることや生産者の方のもとに足を運ぶこと、そして美味しかったと気持ちを伝え、生産の現場のお話に耳を傾け、未来に向けて物理的に動いていくことに尽きる」と相馬さん。

そこで行われるプロセスの一つ一つは、一見すると素朴で、もしかすると当たり前のように感じることかもしれません。しかし、相馬さんのお話を聞いていると、そうした一つ一つについて、一見すると当たり前の人と人同士のやり取りこそ、真心こめて、真摯に真剣に取り組む姿勢こそが、普段は孤立してしまいがちな生産者の方々の結び目となっていく何よりもの秘訣なのだと感じました。すなわちコミュニティをつくり、運営していく立場を担う人こそ、扱う商品やプロダクトに愛や尊敬、こだわりを持つことが、コミュニティをつくっていくことの根幹にあるのだろうと。

その後のトークセッションでは、「地方に文化と経済の好循環を創出するために」というテーマを掲げながら、地方の生産者の方々と信頼関係を深める秘訣について、食事会の実例も交えながら、直接伝えることの価値についてもより深堀りしつつ、語って頂いています。
さらに講座本編終了後のQAでは、日本の農林水産物の価値の伝え方について、食育の投資としての給食のあり方も含め、具体的な話題が盛りだくさんでした。

地方創生における第一次産業の活性化に取り組まれている方や課題意識がある人やコミュニティというワードに関心のある多くの人にとくにおすすめです。

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能登の食と人に出会う。 被災地の今を「もっと」知る マーケットが大阪に

能登の味と人に出会えるマーケット「のともっと MARCHE OSAKA」が、8月6日(水)、大阪・梅田の〈KITTE OSAKA〉で開催される。塩や地酒、新鮮な農産物、加工品など、能登の豊かな恵みを届けようと、地域の生産者たちが大阪に集まり、顔をそろえる。

能登の“リアル”に触れる機会を

「のともっと」というイベント名には、「能登のことをもっと知ってほしい」「もっと好きになってほしい」という思いが込められている。単なる物産展ではなく、食を入口に、地域の文化や人々の営みまでを紹介する場として企画された。

今回のマルシェでは、石川県産の食材販売に加え、被災地・能登の現状を伝える展示や映像コンテンツも用意。復興に向けて取り組む生産者の姿を紹介する映像や、地域の暮らしを捉えた写真パネルを通して、食だけでは伝わらない能登の今を伝える構成となっている。

また、当日は14時から、石川県知事・馳浩氏や、地元の農業・漁業関係者によるトークイベントも実施予定。被災地の現状や課題、そこに暮らす人々の声を直接聞ける、貴重な機会となるだろう。

食で応援する「レストランフェア」も同時開催

さらに、同日より大阪駅周辺の飲食店では、県産食材を使った料理を提供する「のともっと RESTAURANT FAIR OSAKA」も初開催される。期間は8月19日(火)まで。食を通じて被災地を支援する“応援消費”の輪が広がることを期待したい。

のともっと MARCHE OSAKAの様子

information

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のともっと MARCHE OSAKA

会場:KITTE OSAKA 2F @JPcafe イベントスペース A・B

住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-2

日時:2025年8月6日(水)11:00〜18:00(※一部販売・展示は20:00まで)

HP:https://notomotto.com/

*入場無料・予約不要
*14:00〜14:30には石川県知事・馳浩さんをはじめとする関係者によるトークイベントも開催。
*同日より大阪駅周辺で「のともっと RESTAURANT FAIR OSAKA」もスタート。8月19日(火)まで開催予定。

地元の家族や友人の喜ぶ顔が見たい! 〈グランスタ東京〉で選ぶ、 東京駅限定“推し土産”ベスト10

旅の始まりや帰省の玄関口としてにぎわう東京駅。そのエキナカ商業施設〈グランスタ東京〉で、駅で働く614人のスタッフが選んだ“リアルにおすすめしたい”東京駅限定スイーツランキングが発表された。対象は、グランスタ東京で年間を通して販売されている限定商品。普段からお客さんの反応を見ているキャストたちが「自分で買うならこれ! 」と本音で選んだ10商品は、味の良さはもちろん、パッケージの可愛さや話題性なども折り紙付き。帰省や夏の小旅行、ちょっとした贈りものにもぴったりなラインナップとなっている。

見事1位に輝いたのは……?

東京駅で働く人が本音で選んだ「自分で買いたい」スイーツ、栄えある1位は、〈Brick bake bakers by Pâtisserie ease〉の「クラフトフィナンシェ(プレーン)」。東京駅の赤レンガを模した見た目も印象的だが、何より魅力なのは店内のオーブンで焼き上げることによる香ばしい香りと焼きたての味わい。ショップ近くを通るたびにその香りに吸い寄せられて買ってしまう、というスタッフの声も多数。外はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感が楽しめる。

クラフトフィナンシェ(プレーン)/Brick bake bakers by Pâtisserie ease

1位:クラフトフィナンシェ(プレーン)/Brick bake bakers by Pâtisserie ease
B1F改札内 銀の鈴エリア。1個 300円。

2位〈Mr. CHEESECAKE〉の「Mr. CHEESECAKE Petit Tokyo Assortment」は、限定のフレーバーやパッケージが魅力のアソートセット。持ち歩きやすく、ご褒美スイーツとしても高評価。ほかにも〈喫茶店に恋して。〉の「クレームブリュレタルト」、〈カヌレリテ〉の「GRANSTA Box」など、手のひらサイズでちょっとずつ楽しめるスイーツも上位に名を連ねた。味わいだけでなく、デザイン性やシェアのしやすさなど、ビジュアルと実用性のバランスも選定の決め手となった。

Mr. CHEESECAKE Petit Tokyo Assortment/Mr. CHEESECAKE

2位:Mr. CHEESECAKE Petit Tokyo Assortment/Mr. CHEESECAKE
B1F改札内 銀の鈴エリア。3個入 2,727円。

クレームブリュレタルト/喫茶店に恋して。

3位:クレームブリュレタルト/喫茶店に恋して。
B1F改札内 銀の鈴エリア。4個入 950円。

サンドクッキー ヘーゼルナッツと木苺/COCORIS

4位:サンドクッキー ヘーゼルナッツと木苺/COCORIS
1F改札内 中央通路エリア。6個入 1,560円。

GRANSTA Box/カヌレリテ

5位:GRANSTA Box/カヌレリテ
B1F改札内 銀の鈴エリア。2個入 1,280円。

甘くない派にも嬉しい、和テイストのチップスが登場

甘いお菓子ばかりではないのも、今回のランキングの特徴。6位の「じゃがボルダチップス 鰹と昆布のうまみだし味」は、東京ばな奈とCalbeeの異色コラボによる新感覚のスナックがランクイン。和風だしの豊かな風味と厚切りならではの歯ごたえが特徴で、甘いお菓子が苦手な人への手土産にも適している。また、粉が手につきにくい製法を採用しており、外出時でも扱いやすい点も魅力のひとつである。

Calbee+×東京ばな奈 じゃがボルダチップス 鰹と昆布のうまみだし味/じゃがボルダ

6位:Calbee+×東京ばな奈 じゃがボルダチップス 鰹と昆布のうまみだし味/じゃがボルダ
1F改札内 吹き抜けエリア。4袋入 1,047円。

ランキングに名を連ねたのはいずれも、東京駅だけで出会える限定スイーツばかり。帰省や旅行の際の手土産にはもちろん、自分へのちょっとしたご褒美にもぴったりだ。移動の前に立ち寄って、お気に入りの一品を探してみてほしい。

おいしい「選ばれし逸品」を手に取ってみてはいかがだろうか。

7位〜10位も発表!

ガレット ショコラ エピス/ピエール マルコリーニ

7位:ガレット ショコラ エピス/ピエール マルコリーニ
B1F改札内 銀の鈴エリア。8個入 3,888円。

メープルクッキー詰合せ缶/ザ・メープルマニア

8位:メープルクッキー詰合せ缶/ザ・メープルマニア
1F改札内 吹き抜けエリア。2種各8枚入 2,500円。

キャラメルバターサンドイッチ/(NO) RAISIN SANDWICH

9位:キャラメルバターサンドイッチ/(NO) RAISIN SANDWICH
1F改札内 吹き抜けエリア。4個入 1,580円。

東京鈴もなか/香炉庵 KOURO-AN

10位:東京鈴もなか/香炉庵 KOURO-AN
B1F改札内 銀の鈴エリア。1袋2玉入 320円

Information

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場所:JR東京駅構内「グランスタ東京」

公式サイト:https://www.gransta.jp/mall/gransta_tokyo/

三菱電機トップアスリート フェンシング選手・宮脇花綸さん推薦! 遠征から帰ってきたときでも 安心できる“いつもの”スポット4選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回は、三菱電機トップアスリート フェンシング選手・宮脇花綸さんが登場。 国内外に遠征にいくことが多い宮脇さんが、地元に帰ってきた時に安心できる“いつもの”スポットを教えていただきました。

キングオブパスタは〈ANTICA TRATTORIA CIBO〉の「トマトとチーズのスパゲティ」

ANTICA TRATTORIA CIBOのトマトとチーズのスパゲティ

小学生の時から家族と練習帰りに通っていたイタリアン〈ANTICA TRATTORIA CIBO〉。当時から変わらず頼むのがトマトとチーズのスパゲティです。もうメニューから消えて久しいですが、それでも“いつもの”とお願いすると作ってくれます。姉も私も家を出て、家族で外食も珍しくなりましたが、「世界中どこを回ってもこれを越えるパスタはないな」と懐かしくなる、私のキングオブパスタです。

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ANTICA TRATTORIA CIBO

住所:東京都目黒区自由が丘1-26-8キクモトビル2F

Instagram:@anticatrattoria_cibo

帰国後に食べたいのは〈さらしん〉のお蕎麦

さらしんの小海老せいろ

日本に帰ってきて食べたくなるのが、寿司でも焼肉でもなく蕎麦!小さい頃から〈さらしん〉の白っぽい更科系のお蕎麦が大好きです。おすすめは大葉の入った小海老せいろと、茗荷と穴子の甘酢和え。

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さらしん

住所:東京都世田谷区奥沢5-25-1

練習帰りに通ったカフェ〈カスタネット〉

祝賀会の様子

昔からあるカフェで、ここもスクールの練習帰りに通っていたお店のひとつです。パリオリンピックの祝勝会も〈カスタネット〉で行いました。 目玉焼きが乗った昔ながらの薄いパンケーキに、自分でこれでもかとメープルシロップをたっぷりかけるのが幸せ。

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カスタネット

住所:東京都目黒区自由が丘2-9-23

Instagram:@jiyugaokacastanets

おやつ休憩で立ち寄る〈多摩川遊園のベンチ〉

愛犬とベンチ

犬との散歩中に(犬の)おやつ休憩のため立ち寄る古い木のベンチ。映画『アット・ザ・ベンチ』のロケ地になって驚きました。

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多摩川遊園のベンチ

住所:東京都世田谷区玉堤2丁目1−1先

動画はこちらから!

profile

Karin Miyawaki 
宮脇 花綸

東京都世田谷区生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。三菱電機株式会社に所属。幼稚園時代に姉の影響を受け、フェンシングを始める。種目はフルーレ。
2023全日本選手権において個人戦準優勝。パリ2024オリンピック団体戦では、日本フェンシング女子史上初のメダル獲得となる銅メダルに輝く。
自ら応募して出演となったクイズ番組において全問正解を達成するなど、「頭脳派」としての一面もあり。

ビールの聖地、長野・佐久で “大人の社会科見学”。 「よなよなエール」醸造所ツアーが 今年も開催

クラフトビール好きの間で密かに人気を集めている「よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー」が、今年の夏も長野・佐久で開催される。主催するのは、香り豊かなペールエール「よなよなエール」などで知られる〈ヤッホーブルーイング〉。1997年に長野県・軽井沢町で創業したクラフトビールメーカーだ。遊び心と本気のクラフトマンシップを大切に、日本のビール文化に多様性を届けてきた。

2025年で15周年を迎えるこのツアーは、8月2日(土)から9月7日(日)までの毎週土日(※8月30・31日を除く)に実施。完全予約制で、1日4回・各回20名限定という特別感も魅力のひとつだ。

見どころは、ガラス越しではなく、実際の仕込み現場に足を踏み入れて体験できる点。これまでに累計約1万7千人が参加し、昨年は約9割が県外からの来場者という、クラフトビールファン注目のツアーとなっている。

見て、触れて、飲む。五感で楽しむクラフトビール

このツアーの魅力は、何といっても“リアルな現場”に入り込めること。ガラス越しではなく、ブルワーが実際に働く仕込み室の中へと案内され、麦芽の甘い香りに包まれながら、醸造の工程を間近で見ることができる。

原材料であるホップや麦芽に触れたり、アルコール発酵前の麦汁の試飲や、缶のフタを締める「巻締体験」など、まさに“つくる現場”を五感で学べる構成だ。日替わりで登場するガイドは、製造や営業など実際に〈ヤッホーブルーイング〉で働くスタッフたち。専門職ならではのリアルな話と、ビール愛たっぷりのトークが、参加者の満足度97%(※自社調べ)という高評価を支えている。

できたてをその場で。直売所も見逃せない

醸造所見学中には、タンクから直接取り出した無濾過の生クラフトビールを試飲できる特別なひとときが待っている。お店では味わえない“まろやかさ”と“酵母のコク”は、現地ならではの体験だ。さらに、エリア限定ビールを含む5種類の本格テイスティングも用意されており、香り・色・味に注目した飲み方も伝授される。

敷地内の直売コーナーでは、限定Tシャツやグラス、特別なビールセットなども販売。ツアー参加者以外でも立ち寄れるので、近隣ドライブの目的地としてもおすすめだ。

詳細や予約は公式サイトから。クラフトビールを“知って・感じて・味わう”この夏だけの体験をお見逃しなく!

Information

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「よなよなエール」醸造所ツアー

開催期間:2025年8月2日(土)〜9月7日(日)の毎週土日
※8月30日・31日を除く

開催時間:1日4回(各回 約110分)
①10:00〜11:50 ②10:40〜12:30 ③14:00〜15:50 ④14:40〜16:30

定員:各回20名(完全予約制)

料金:1,980円(税込)

会場:〈ヤッホーブルーイング〉 佐久醸造所(長野県佐久市小田井1119-1)

詳細・予約:https://yonasato.com/event/brewery/

冷蔵庫には必ず入っている!? 岐阜県民のソウルフード〈明宝ハム〉

岐阜県民にとってハムといえば「明宝ハム」。1953年の創業当時から変わらない製法や、素材にも徹底的にこだわった名産品です。実はハム以外にも地元ではお馴染みの商品がいろいろとあるんだそう。今回は「明宝ハム」を製造している〈明宝特産物加工株式会社〉の人気商品ランキングと、70年以上愛され続ける商品の魅力を営業部・鷲見拓也さんに教えてもらいました。

ソーセージやフランクフルトも。人気商品ベスト3

【1位:明宝ハム】

もちろんトップは全商品の売上の70%を占めるというこちら。少し値段がリッチなのは、並々ならぬこだわりの証です。原料は一度も冷凍していないフレッシュな国産豚もも肉。塊のお肉から包丁を使って赤身だけを取り出しているので、かみごたえがあり肉肉しい、豚肉のおいしいところが凝縮されています。

岐阜ではお土産や贈答品の定番でもあり、家の冷蔵庫に必ず入っているという“ソウルハム”です。

【2位:ポークソーセージ】

明宝ハムをつくる時に出る新鮮なスジ肉を使ったソーセージ。

明宝ハムをつくる時に出る新鮮なスジ肉を使ったソーセージ。

香辛料をピリッと効かせたシンプルなポークソーセージ。「明宝ハム」をつくる時に出たスジ肉をミンチ状にして使っているのでお肉の質は抜群です。価格は明宝ハムよりもお手頃。

「ボロニアソーセージというジャンルの中でも太めのサイズです。歯ごたえがあり、ピリッとした味わいなのでビールにぴったり。地元ではお肉の代わりに料理に使う方もいます!」

そのまま食べるのはもちろん、お肉の代わりにポテトサラダや野菜炒めに入れるのもおすすめ!

【3位:フランクフルト】

1本70gのボリューミーなフランクフルトは子どもたちに大人気。地元ではイベントや道の駅などで焼いて売られている定番商品なんだそう。

1本70gのボリューミーなフランクフルトは子どもたちに大人気。地元ではイベントや道の駅などで焼いて売られている定番商品なんだそう。

鷲見さんが個人的に一番好きだというフランクフルトは、プリッとした食感がやみつきに。すじ肉と脂身を合わせてミンチにしているので、肉肉しさとジューシーさも楽しめます。

地元では学校給食に採用されており、イベントや道の駅では定番のスナックとして親しまれていて、ホットドッグに使う飲食店もあるそうです。

ほぼ全工程が手作業。村の宝物として生まれたプレスハム

〈明宝ハム〉はもともと農協の食肉加工所として1953年に創業。自然豊かな村の恵みを生かし、地元の人々の生活の糧となる一品としてハム製造が始まります。

「一番の目的は村の中で雇用の場をつくること。また戦後の食料不足のなか、タンパク質が豊富で保存性のある食べ物を地元に届けようと考えられたのがハムだったんです」

当時の地名だった明方村から「明方ハム」と名付けられたハムは、1980年にメディアに取り上げられたことで一気に知名度が全国区に。生産が追いつかないほどの人気を得たことで一時は入手困難になり、“幻のハム”と呼ばれたそうです。

明宝ハム

「人気を受けて、村の特産品として育てていこうと増産の計画が持ち上がったのですが、隣町に工場を移転する話に村が猛反発。最終的に会社を分けることになり、創業の地に残ったのが弊社です。名前は“明方村の宝を残す”という意味を込めて〈明宝ハム〉になりました。ちなみに『明方ハム』もまだ生産されていて、スーパーでは2つが並んでいることもありますよ」

明宝ハム

〈明宝ハム〉のこだわりは、「大手メーカーでは真似できないほどコスパが悪いです」と鷲見さんが笑うほど、ほぼ人の手で作る昔ながらの製法と原料です。使うのは国産豚肉のもも肉のみ。それも冷凍していないフレッシュなものだけに限ります。肝となるのは下処理で、7〜8kgほどある塊のお肉をひとつひとつ熟練の職人が包丁で解体していくのです。量にして1日に2t、お歳暮時期などの繁忙期には3tもの量をさばくそうです。

「明宝ハム」はプレスハムという日本独自の製法で作られており、ぎゅっと詰まった肉肉しい食感が自慢。添加物を極力ひかえ、加水もしていないので、一般的なハムとはまったく違う味わいです。東海エリアを中心に、岐阜県内ではスーパーやお土産店に並ぶ定番商品。〈道の駅 明宝〉では「明宝ハム」を使った料理も楽しめるので、岐阜に来たらぜひ味わってほしいと鷲見さん。

〈道の駅 明宝〉で提供しているメニュー

〈道の駅 明宝〉で提供しているメニュー

「いろんな土地のハムを食べてきましたが、『明宝ハム』の右に出るものはいないと自負しています。営業として胸を張って、商品を売ることができるのは幸せです。全国のみなさんに味わっていただきたいですね」

オリジナルキャラクター「ブーボー」「ブービー」「ブーブー」は、それぞれ郡上名物の郡上踊りが大好きだったり、磨墨太鼓の特訓を重ねていたりと、地元・郡上市への愛が詰まっています。また名前にはこんな秘密も。

「郡上弁で男の子を『ぼー』、女の子を『びー』と呼ぶことから、この子たちの名前がつきました。『ブーブー』はおそらく“ばびぶ”の流れ(笑)。郡上市のことを知ってもらうきっかけになればと思っています」

オリジナルキャラクター「ブーボー」「ブービー」「ブーブー」

オリジナルキャラクター「ブーボー」「ブービー」「ブーブー」

百聞は一見にしかず!「明宝ハム」のこだわりがわかる工場見学

郡上市明宝にある工場では工場見学を実施。豚肉の解体から出荷前のチェックまで、「明宝ハム」ができるまでの流れをばっちり見学できます。実際に見れば、「明宝ハム」のおいしさの秘密を体感できるはずです。

①豚肉の解体

「明宝ハム」づくりの心臓部。大きな豚もも肉の塊から、細かな筋や脂身を切り取っていく姿はまさに職人技。解体したあとはサイコロ状にカットし、一定の温度で1週間ほど熟成させて旨味を凝縮させます。

「明宝ハム」づくりの心臓部。大きな豚もも肉の塊から、細かな筋や脂身を切り取っていく姿はまさに職人技。解体したあとはサイコロ状にカットし、一定の温度で1週間ほど熟成させて旨味を凝縮させます。

②パッケージに充填

お肉を詰める工程も手作業! 3人ひと組で行います。一番左の人はパッケージにお肉を詰める係。隙間なく均等に入れるのは至難の業です。お肉が入ったパッケージを網目状の型にはめるのが真ん中の人。お肉の量が適量かどうかもここでチェックします。最後に右の人がクリップをつけて封をしてボイルの工程へ。

お肉を詰める工程も手作業! 3人1組で行います。一番左の人はパッケージにお肉を詰める係。隙間なく均等に入れるのは至難の業です。お肉が入ったパッケージを網目状の型にはめるのが真ん中の人。お肉の量が適量かどうかもここでチェックします。最後に右の人がクリップをつけて封をしてボイルの工程へ。

③ボイルする

網目状の型をはめたままボイル。熱を加えることでお肉が膨張しギュッとプレスされるので、あのポコポコした形になっていたんですね。鷲見さんいわく、茹でたての「明宝ハム」は格別のおいしさだそう……なんとかして食べられる日を夢みます。

網目状の型をはめたままボイル。熱を加えることでお肉が膨張しギュッとプレスされるので、あのポコポコした形になっていたんですね。鷲見さんいわく、茹でたての「明宝ハム」は格別のおいしさだそう……なんとかして食べられる日を夢みます。

④検品して出荷

X線検査で異物混入がないかを確認。重さが適正でないとレールで弾かれるシステムになっています。最後は目視で細かいところまで品質をチェックしてようやく出荷。ほぼ手づくりのため、繁忙期でも1日に6000本ほど作るのが限界だそうです。

小さな村で生まれた手づくりハムが、岐阜県を代表する名産品へ。70年前から変わらない手間暇をかけた製法は、「明宝ハム」だけの個性になっています。岐阜を訪れたらぜひ味わってみてください。

information

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明宝特産物加工株式会社

住所:岐阜県郡上市明宝気良33-2

Web:https://www.meihoham.co.jp/

Instagram:@meihoham

コロカル編集部の食いしん坊日記 郷土料理を食べ尽くす! 熊本グルメ4軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
今回は編集部Mが選んだ、熊本のおすすめグルメを4軒ご紹介します。

熊本名物の「あか牛」を食べるならどんぶりで!〈あか牛丼専門店 ごとう屋〉

熊本の特産品のひとつ、「あか牛」は外せません。適度な脂身と赤身が多めのお肉を食べるなら、やっぱりご飯と一緒にかき込みたい!というわけで〈あか牛丼専門店 ごとう屋〉へ。柔らかいお肉がたっぷり、横に添えられた「秘伝のあか牛肉みそ」をつけてみたり、たまごを崩して濃厚さをプラスしたり、一度で何味も楽しめます。「阿蘇高菜あか牛丼セット」は白米ではなく、これまた熊本名物の高菜がご飯に混ぜ込まれていて、お肉との相性はバッチリでした。

〈あか牛丼専門店 ごとう屋〉

〆に食べたい〈ライフイズジャーニー〉の熊本豚骨ラーメン

飲んだ〆にラーメンを食べるなら、繁華街の路地裏にひっそりとある〈ライフイズジャーニー〉で。メニューはシンプルな豚骨ラーメンの「はじまり」と、マー油とニンニクチップが入った熊本豚骨ラーメン「ここから」の2種類がありますが、熊本に来たからには、おすすめはやはり「ここから」!
スルッと食べられてしまう細麺と、ニンニクが効いたコクのある濃いめのスープで、飲む手が止まりません。メニュー表にある「カチャー」は方言で「固い」という意味だそう。

〈ライフイズジャーニー〉

海鮮も馬肉も味わえる〈月まる 新市街店〉

日曜日の夜遅くまで空いているお店が少ない、熊本市の新市街エリア。深夜まで営業している〈月まる 新市街店〉は救世主のような存在です。新鮮な魚メニューも豊富ですが、ここに来たらぜひ「馬レバー刺し」を!新鮮な馬のレバーは、ぷりぷりとした歯ごたえがあってクセになります。そして熊本の郷土料理「一文字ぐるぐる」も忘れずに。「一文字」という名前のネギをゆがいてから結んだもので、酢味噌をつけていただきます。箸休めにぴったりの一品です。

県民に愛されている優しいおやつなら〈熊本蜂楽饅頭〉

熊本県民に愛されているおやつのひとつが「蜂楽饅頭」。「今川焼」に近く、味は白あんか黒あん(粒あん)の2種類から。しっかり詰まったあんこと蜂蜜の甘さのハーモニーがたまりません。ぜひ出来立てのほかほかを味わってみて。
かき氷の種類も豊富で、こちらも気になります!

コロカル編集部の食いしん坊日記 ソウルフードや老舗居酒屋、 チェーン店まで!京都グルメ4軒

日本全国に点在する郷土料理やB級グルメ、旬の食材を使った料理など、コロカル編集部があちこち巡り、おすすめを見つけました。
編集部K.Oが選んだ、京都のおすすめグルメを4軒ご紹介します。

ちょっと贅沢なうなぎランチを食べるなら〈碓屋〉

二条城で開催していた「アンゼルム・キーファー展」を見た後に、ランチで訪れたのは二条城駅前駅から徒歩圏内の三条の〈碓屋(うすや)〉さん。実は杉江編集長から教えてもらったグルメスポットです。皮はパリッ、中身はフカフカで幸せな時間でした!

インパクト抜群!まるごとフルーツチューハイが楽しめる〈ふる里〉

地元民に愛される四条大宮の老舗居酒屋〈ふる里〉で1日の疲れを癒して。生搾りのフルーツチューハイが有名。ジュースでもオーダーできるのも◎。甘なつ、キウイ、メロンなど多彩なメニューですが、個人的ベストは2個ほどのトマトで作るトマトチューハイです!どろっとしていて美味。

こんな松屋は京都にしかないかも!?〈松屋 ホテルユニゾ京都烏丸御池店〉

近くのホテルに併設されている〈松屋〉が気になって、朝ごはんに行ってきました。宿泊客、ご近所さんの食堂替わりになって午前中から盛り上がってました。和風なお庭を眺められる席や、4人がけの円形テーブルなど、ゆっくりできる仕様でした。

やっぱり外せない町中華〈マルシン飯店〉

京都市民のソウルフードとも名高い町中華〈マルシン飯店〉へ。天津飯と餃子はマストです!行列で有名ですが、久々に訪れたら500円のファストパス制度が導入されていたのにも驚きました。深夜も開いているのも嬉しい!

編集者・市谷未希子さんの出張日記。 コンパクトな名古屋市内で、 仕事以外の時間も有効活用

日本のローカルを知り尽くしたクリエイターの出張についていき、出張先で食べたものや出会った人やもの、過ごし方を見せてもらう本企画。

今回見せていただくのは編集者・市谷未希子さんの名古屋出張。2025年7月9日(水)に開業する〈BASE LAYER HOTEL(ベースレイヤーホテル)〉の内覧会取材です。

出張には欠かせない三種の神器

1.〈Jabra〉「Elite 10」
フリーランスで仕事をしているので、出張先に限らず移動しながら電話やオンライン会議なんてこともしばしば。そういう時に欠かせないのがこのワイヤレスイヤホンです。ペアリングがスムーズで、装着してすぐに「ふぁーん」と、外界をシャットアウトするような静寂が訪れるところがお気に入り。重くて包み込むような音質が好きな私にとってはパーフェクトな設計で一生使いたいブランドなのですが、このモデルを最後にイヤホン市場から撤退するとのことで、在庫をストックしておくべきか真剣に悩んでいます(笑)。

2.〈THREE〉「エッセンシャルセンツ 06 TASTE THE AIR」
風をイメージして、シトラスやハーバルの香りを中心に調香したオードトワレ。残り香が軽いので人とたくさん会う日や仕事の前の気分転換にひとつあると安心。癖が少ないので旅先で部屋の香りが気になるときにもさっと使える手軽さが気に入っています。

3.〈Goldwin〉「コンプレッションカーフスリーブ」
〈Goldwin〉の着圧ソックス。運動時に着用することで、疲労軽減やむくみ対策が期待できるということで、たくさん歩く街取材や旅先では重宝しています。

仕事も観光も抜かりなし!市谷さんの出張中の過ごし方

名古屋に到着早々、今回の内覧に一緒に参加する友人とひつまぶしの名店〈錦三丁目 いば昇〉でランチ。一般的な店では一人ずつ定食セットで出てくるのですが、ここは大人数の場合は大きなおひつでまとめて出してくれるのが新鮮でした。

〈錦三丁目 いば昇〉のひつまぶしと友人。名古屋で活躍されているクリエイティブディレクター、グラフィックデザイナーの二人も合流しました。

〈錦三丁目 いば昇〉のひつまぶしと友人。名古屋で活躍されているクリエイティブディレクター、グラフィックデザイナーの二人も合流しました。

〈錦三丁目 いば昇〉のひつまぶし定食。胃袋のコンディションに合わせてお椀に取り分けることができるので、無駄なく満足度も満点!

〈錦三丁目 いば昇〉のひつまぶし定食。胃袋のコンディションに合わせてお椀に取り分けることができるので、無駄なく満足度も満点!

今回の仕事は、7月9日に開業する新ホテルブランド〈BASE LAYER HOTEL〉の内覧会の取材です。〈BASE LAYER HOTEL〉は、「街を遊ぶ、ビジネスホテルの新しいカタチ」を提案する、カルチャー感度の高いビジネスパーソンのためのビジネスホテル。

取材のあとは友人と一緒に名古屋の夜を満喫。一軒目に立ち寄ったのは今池エリアにある立ち食い居酒屋〈マグロー〉。18時ごろに到着したのですが、店内はお客さんでパンパン。ダメもとで人数を伝えると、お客さんたちが少しずつ詰めてくれて無事に入店することができました。ご飯や大将たちの雰囲気はもちろん、常連さんたちによって生み出されるローカル感が癖になるお店です。

豊富なマグロメニューから、赤身やトロ、トンボ(ビントロ)をオーダー。狭い店内では、近くにいるお客さんが配膳をサポートするのが当たり前。

豊富なマグロメニューから、赤身やトロ、トンボ(ビントロ)をオーダー。狭い店内では、近くにいるお客さんが配膳をサポートするのが当たり前。

夜はUK発の音楽プロデューサーでアーティストのMura MasaのDJセットを観に、老舗のライブハウス〈THE BOTTOM LINE〉へ。フジロックでは二番目に大きなホワイトステージのトリを務めるほど日本でも人気のあるMura Masaの音楽をあんな至近距離で浴びて踊れるなんて最高の時間でした。

終演後の〈THE BOTTOM LINE〉の様子。地元の若者たちも多い印象で、醒めやらぬ興奮を共有しあう姿にさらに胸が熱くなりました。

終演後の〈THE BOTTOM LINE〉の様子。地元の若者たちも多い印象で、醒めやらぬ興奮を共有しあう姿にさらに胸が熱くなりました。

この日のラストは、おしゃれなワインバー〈Paradise Nature wine&vinyl〉が終着点。私が毎年行っている「Rainbow Disco Club」という音楽フェスでナチュラルワインを提供しているお店なのですが、店舗にお邪魔するのはこの日が初めて。おしゃれな外観で、扉を開けると壁一面のレコードと音響設備にまずテンションアップ。

カウンターの奥には広いワインセラーもあり、ボトルを選ぶこともできるそう。良質な音楽とワインで最高の締めくくりになりました。

カウンターの奥には広いワインセラーもあり、ボトルを選ぶこともできるそう。良質な音楽とワインで最高の締めくくりになりました。

2日目。名古屋といえばモーニング!ということで、チェックアウトの前に早起きしてホテルの目の前にある〈STILL THINKING COFFEE〉へ。このあとのスケジュールを整理したりと、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

私はアーモンドトーストと深煎りのブラックコーヒーをチョイス。甘さと苦さがバランスよく、頭もスッキリ!

私はアーモンドトーストと深煎りのブラックコーヒーをチョイス。甘さと苦さがバランスよく、頭もスッキリ!

ランチは知人におすすめしてもらった〈ジャズ喫茶YURI〉へ。ジャズ喫茶と聞くと敷居が高く感じますが、客層は老若男女さまざまでカジュアルにランチを楽しむ人たちが多い印象。平日は24時までやっているので夜カフェとしても愛されているそうです。キッチンを囲うようにそびえるレコードコレクションも圧巻でした。

この日は特に予定がなかったので、電車で東山公園まで足を伸ばしてずっと行ってみたかった本屋〈ON READING〉へ。本屋の奥にはギャラリースペースもあって、この日はイラストレーターのユカワアツコさんの個展が行われていました。

新幹線に乗る頃にはすっかりクタクタになった私は、降車駅の新横浜駅周辺でひとっ風呂浴びたいなと検索して、横浜線で隣駅の菊名にある「福美湯」へ。しっかり整えて、リカバリーまでするのが大人の出張旅の醍醐味、なのかもしれません。

前々から気になっていたこの銭湯は、薪で沸かした超微粒子のお湯が肌や髪にいいということで銭湯好きの間でも人気のスポット。なかには露天風呂やロッキーサウナ、水深90cmの水風呂など公衆銭湯とは思えないほどの充実っぷりで気づけば2時間以上滞在していました。

前々から気になっていたこの銭湯は、薪で沸かした超微粒子のお湯が肌や髪にいいということで銭湯好きの間でも人気のスポット。なかには露天風呂やロッキーサウナ、水深90cmの水風呂など公衆銭湯とは思えないほどの充実っぷりで気づけば2時間以上滞在していました。

仕事以外も有効活用しやすい名古屋のまち

今回見せていただいたホテルは、出張や、宿泊へのこだわりが少ないひと向けのビジネスホテルがベースですが、サウナやファミリールームがあり、アメニティも充実していて、痒いところに手が届くようなホテルでした。地方都市への出張の際、食や観光を重視する人にとっても、綺麗で気持ちの良いホテルは重要な選択肢になると思います。

そして名古屋は道が分かりやすく、移動がしやすかったです。名古屋市内はコンパクトで、仕事以外の時間も有効活用できました。ローカルフードの飲食店や、モーニングを楽しめる店が多く、食に貪欲な街なのかなと思います。

市谷未希子

いちたに・みきこ●1989年⽣まれ。美容師、ファッションメディアの編集者を経て、フリーランスのエディター/ライターとしてファッションや美容、カルチャーなど幅広いジャンルで活動中。趣味は映画、ドラマ、ライブ鑑賞と食べ歩き。
Instagram:@mikk0