〈界 別府〉の館内に広がる温泉街。 夜にはネオンが灯り、夜店が並ぶ

にぎやかな夜市と、静かな部屋と。 そのギャップが〈界 別府〉のおもしろさ

〈界 別府〉のパブリックスペースは、まるで温泉街だった。海を眺める足湯があり、少し光量を落とした石畳の小径があり、庭園を通って向かう大浴場があった。そして「温泉街」らしく、夜になると表情が一変する。かつて別府港が開港した当時の賑やかさをイメージして、夜店が並び、ラボと呼ばれるスペースにはネオンが灯る。和紙の提灯が窓に映って延々と続いているように見える中、スマートボールや型抜きと言った懐かしい遊びに興じていると、「湯治ジャグバンド」が始まる。

星野リゾートの温泉旅館〈界〉ブランドでは、それぞれの湯治場の文化を体験する「ご当地楽」があり、別府ではスタッフが湯桶を叩いてリズムを取りながら演奏している。多くの宿泊客が楽しむその賑やかさと部屋に戻った際の静けさとの対比が、〈界 別府〉が提唱する「ドラマティック温泉街」の本当の意味かもしれない。

視線と同じ高さの水平線から、 別府湾の雄大さを感じる

窓の下部を床面に合わせているその部屋は、まるで海と繋がっているようだった。水平線が立ったまま海を眺める視線と同じ高さにある。その不思議さに引き込まれるように、海をただ見つめてしまう。風が吹いてわずかに波が立ち、雲が動いていることがわかる。雨が降ってきたのだろうか。遠くで雲と海がつながっている。

夕食では、その海の恵みが桶に乗って運ばれてきた。太刀魚、サワラ、鯛など旬の魚のお造りに始まり、伊勢海老や蛤、ふぐの入った海鮮豊後鍋へと続く。最後の締めとして大分の郷土料理である「りゅうきゅう」をご飯に乗せ、魚介の出汁に椎茸まで重なったスープをかけて出汁茶漬けのようにしていただく。「りゅうきゅう」は、アジやサバなどの切り身を醤油やみりん、胡麻などのタレに漬ける漁師料理のこと。その複雑な旨味は、じっくりと体に染みて、海と山に挟まれた別府の豊かさそのままだと思った。

翌朝、日の出と共に起きて、東を向いたピクチャーウィンドウから海を眺める。まだ仄暗い海は深い青をしていて、明るくなると共に少しずつ時間が動き始めるようだった。日常生活にはない感覚。階下のロビーで現代湯治体操に参加し、今度は自分の体を目覚めさせていく。そして、一泊二日の滞在中、何度目かになる湯に足を浸ける。炭酸水素塩泉の湯は、入るほどに肌を柔らかく、滑らかにしてくれる。

海からの風は爽やかで、頭は冴えたまま足元からじんわりと体が温まっていく。朗らかな気持ちで海を眺めながら、この気持ちよさと解放感が「現代湯治」なのかもしれないと思った。

〈界 別府〉宿泊券が当たるプレゼントキャンペーンを実施

〈界 別府〉の宿泊券が当たるプレゼントキャンペーンを実施中。

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応募期間は2025/06/24〜2025/07/08まで。
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【賞品】星野リゾートの温泉旅館〈界 別府〉
抽選で1名様に宿泊券が当たります。
・2名1室(1泊2食付き)
・部屋タイプ:星野リゾート指定

【宿泊期間】2025年8月1日~2026年1月31日 ※除外日あり
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KAI Beppu 
界 別府

住所:大分県別府市北浜2-14-29

TEL:050-3134-8092(界予約センター)

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaibeppu/

〈界 別府〉から足を伸ばして。 100年の歳月を越えて、 街に溶け込むモダニズム建築

経年変化の美しい、藍色のタイル

1928年に竣工した別府市公会堂には、階段をのぼった前面に背の高い扉があり、その上に同じ幅で上部だけが丸くなった窓がある。ほとんどシンメトリーの構造は、建築に威厳を付与するようで、街のシンボルを作ろうとした建築家の意気込みさえ感じられる。2016年に改修工事を終え、朽ち果てそうだった外観も建設当時を模した美しいタイル張りに生まれ変わっている。

建物前面の階段は、内部にまで続いていた。正面玄関は二階部分に相当している。改装前には会議室として使われていたというほど広い空間は、切り返しになった上部の白壁はきれいに塗り直されていたが、下部のタイルは当時のものが残されていた。藍色とも紺色ともつかないランダムな色味のタイルに、丸みのある窓からの光が差し込んでいる。影になった部分は濃く、色が揃って見える。四角形のタイルが均等に貼られているが、冷たさは感じられず、むしろ小さな歪みは、不揃いな印象よりもやわらかさを生み出している。

別府市公会堂の外観。階段を上って玄関がある、劇場らしい設え。

別府市公会堂の外観。階段を上って玄関がある、劇場らしい設え。

別府市公会堂を設計したのは、東京中央郵便局や大宮御所の設計担当として知られる吉田鉄郎だった。日本のモダニズム建築の第一人者として知られる吉田は、日本の建築や庭園に精通した人物でもあった。戦後ドイツで出版され、その評判のために逆輸入する形で日本語に訳された『日本の建築』(著・吉田鉄郎、訳・薬師寺厚、註解・伊藤ていじ)の序言に、吉田の建築に対する思いが簡潔に記されている。

「真によい建築の名に値する建築は、必ずその環境に適合し、両者の間の調和した結びつきが、その美しさを完全に発揮する」(『日本の建築』より)

 
竣工当時のパノラマ写真が、一階に展示されていた。モノクロームながら、山から海まで続く緩やかなスロープの途中に別府市公会堂が建っていることが、はっきりとわかる。その傾斜を利用して階段をのぼって玄関に入り、ホールへとつながる構造が作られたのだろう。周囲にビルはなく、当時は階段をのぼれば、海まで見晴るかすことができたかもしれない。確かめるために屋上に出た。今では周囲の建物に阻まれて、海を眺めることはできないが、振り返ると山稜と緑青色の屋根が重なっているように見えた。屋根の上に突き出した窓や構造物が、山の形と呼応しているよう。当時の写真では目立つ存在だったとがわかるが、100年を経た今では街に溶け込み、それが適切な大きさだったことがわかる。
別府の街は、山を背負い、海を向いている。その緩やかな斜面沿いに、人々は暮らしている。

別府温泉街

山の裾野から湯煙が湧き立つ別府温泉街。

モダニズム建築でフラダンス、 眩しい光はハワイのようで

屋根の上にはところどころに仏塔のような形をした石が乗っていたり、タイルが◯×模様になっていたり、モダニズムと言いながらも、単に機能美だけを追求したわけではない遊びが随所に施されている。

屋上から階段を降りてくる途中、外側から見れば上部が丸くなった窓のある部屋から、賑やかな声が聞こえていた。どうやらその時間は、フラダンスのグループが借りていたらしい。腰に巻いたハワイアンの鮮やかな布は、建物のトーンとは違和感があったが、窓からの眩しい光にはとても似合っていた。何よりモダニズム建築の重要な遺産が、日常的に使われていることに感動してしまった。

別府市内には吉田が設計した建築がもう一つ遺されている。別府市公会堂と同年に建てられた「旧別府郵便電話局電話分室」も「レンガホール」という名で親しまれており、観光協会の事務所など、現役で使われている。その周辺にはおそらく戦後すぐに建てられたと思われるトタン貼りの長屋が続く小道があった。近代は層になって積み重なり、別府にはその歴史のモザイクが建築という形で見てとれる。

公会堂にあったパノラマ写真のように、街全体を撮影したいと山側に向かい、展望台から海を眺めた。突然降り出した雨が急に止み、光が一瞬射したかと思ったら、また雲があらわれて降り始めた。目まぐるしく変わる天気と別府湾に突き出たダイアモンドヘッドのような高崎山。もしかしたら、別府とハワイは似ているのかもしれない。

別府の風景

位置関係は反対だが、ワイキキにとってのダイアモンドヘッドのように、別府には高崎山がある。

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KAI Beppu 
界 別府

住所:大分県別府市北浜2-14-29

TEL:050-3134-8092(界予約センター)

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〈界 雲仙〉から足を伸ばして。 西洋とぶつかった証としての十字架 地獄と海の間で、平和を祈る像

西洋と「ぶつかった」時代、 その印としての十字架。

その日の雲仙地獄は、硫黄ガスの噴煙だけでなく、濃霧で煙っていた。

幻想的な白い空気をかき分けるようにして坂を登っていくと、切れ目から十字架が見える。順路から少し外れた窪みにある十字架の脇には、殉教者の名前が記された碑があった。寺社でするように手を合わせるべきなのか、それとも両手の指を組んで頭を垂れるべきなのか、わからずにただジッと目を瞑った。

日本で初めて国立公園に指定され、訪れる人のために舗装された土地はかつて、キリシタンたちを迫害し、過酷な拷問や処刑を行った場所だった。「地獄」という呼び名は、単にその風景から来るものではなく、当時の記憶を留めたものらしい。

「キリシタン時代にわれわれが興味を持つのは、日本人が初めて西洋とぶつかった時代だからである。西洋と四つに組んだ時代だからである。日本人はその時、キリスト教というもっとも我々には縁遠い、距離のある、しかも激烈な宗教の風をまともに顔に受けたわけであり、そのためにあれだけ多くの殉教者と背教者が出、おびただしい血がそこに流れたとも言えるのだ」(『日本紀行 遠藤周作文庫』より)

『沈黙』など、キリシタンたちの深い苦悩を描いた遠藤周作は、こう記している。
「キリシタン時代」とは、南蛮貿易と共にキリスト教が長崎で広く受け入れられ、しかし豊臣秀吉のバテレン追放令と共に弾圧された、戦国時代から江戸時代にかけて指すのだろう。島原半島において、その時代の跡を辿ろうと思ったら、十字架の掲げられた土地を探せばいい。まるで西洋との軋轢の証のように、十字架が立っている。

原城跡に立つ十字架と、八分咲きの桜、祈りを捧げる天草四郎像。

原城跡に立つ十字架と、八分咲きの桜、祈りを捧げる天草四郎像。

田園風景に十字架や平和のための像。 長崎の不思議さに惹かれる。

雲仙から一気に山道を降りて、その軋轢がもっとも凄まじかった原城跡へと向かう。

崩された石垣には草が生え、周囲の段々畑と相まって、牧歌的な空気さえ流れている。だが、原城跡はかつて、およそ3万7千人もの農民やキリシタンが蜂起し、12万4千もの幕府軍と戦った場所である。まだ16歳だった天草四郎を総大将とした「島原の乱」の跡地。整地された地形だけが城跡として残されていて、その遺構の中を歩いていく。ここに3万人を越える農民が立て篭もり、兵糧攻めにあったのかと、想像すらできない苦悩を思いながら登っていくと、やはり十字架があった。その脇には風で倒されてしまっていたが、椰子科の植物が植えられていて、南国風情を感じさせる。その横では桜がチラホラと咲き始めていて、遠藤周作が言うように、文化の「ぶつかった」先にある風景なのかもしれない。

桜と十字架というシンボリックなものが並ぶ姿に、長崎という土地の奥深さを知る。

原城跡は、一方は雲仙へと至る山裾が広がっていて、残り三方は海に囲まれている。

南島原出身の彫刻家・北村西望が手がけた天草四郎像は、両手の指を組んで立っていた。侍のような姿で腰には刀を差し、頭には鉢巻を巻いている。胸には十字架が架けられていた。本当にこんな姿だったの? と思ってしまう。目を瞑っているのに、遠くを見つめているように見えるのは、それが祈りを捧げる姿だからだろうか。どこか仏像のようでもあって、やはり文化と宗教の不思議さを思った。

原城を見下ろす場所にある。北村西望作「平和祈念像」。

原城を見下ろす場所にある。北村西望作「平和祈念像」。

もう一度、その山裾を登り直して北村西望公園へ訪れた。

生家がそのまま記念館となり、庭は公園となって、作品が点在している。その中に、長崎平和記念公園に置かれている「平和祈念像」とサイズ違いの彫刻があった。右手は天を指差し、左手を大地と水平に伸ばしている。やはり目は瞑っている。原爆の悲劇を起こさぬよう、鎮魂の意味を込めて作られた作品だが、「地獄」と「原城跡」の中間地点にあるその像は、少し違う意味を帯びているように思えた。

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KAI Unzen 
界 雲仙

住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙321

TEL:050-3134-8092(界予約センター)

Web:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiunzen/

〈界 雲仙〉湯気に煙る土地・雲仙で、文化の融合に浸る。

生きている湯に浸り、 長崎の多彩さを堪能する

雲仙国立公園内にある〈界 雲仙〉は、湯気や噴気に包まれていた。

標高およそ700mから湧き出した水蒸気は空に登って、雲となっていく。だから長崎は雨が多いのかもしれない。「雲仙地獄」と呼ばれる剥き出しの硫黄山のエネルギーは、その地に身を浸すほど、深く感じられる。その最たるものが、温泉だろう。源泉掛け流しの「酸性含鉄単純温泉」は、その日の気温などによって湯の色が変わるという。

白濁したり赤みを帯びたり、透明になったりと、まさしく生きている湯。

江戸時代には、オランダ人医師のシーボルトらによって紹介されたため、その特別な環境に引き寄せられるように海外からも客が訪れ、籠に乗って山を登り、長期滞在する場所だったという。長崎は、輸出入の玄関口であり、文化が交わる先端的な土地だった。

〈界〉では、「温泉いろは」という名で、その地の温泉に紐づいた歴史や泉質についての小さな講義がある。〈界 雲仙〉では、タペストリーを使って。

〈界〉では、「温泉いろは」という名で、その地の温泉に紐づいた歴史や泉質についての小さな講義がある。〈界 雲仙〉では、タペストリーを使って。

土地の文化を体験する「ご当地楽」では、活版印刷で好きな文字を拾って、実際に刷ることができる。日本に初めて活版印刷機が持ち込まれたのも、長崎だった。
キリシタン大名によってローマに派遣された天正遣欧使節が持ち帰った「グーテンベルグ印刷機」で、キリスト教布教のために書物「キリシタン版」を刷ったという。

奇しくも雲仙地獄は、その後に苛烈なキリシタン弾圧の場にもなってしまう。幾層にも重なり合った歴史を紐解きながら、思いを馳せることが〈界 雲仙〉を旅する理由となるかもしれない。

長崎の文化を凝縮して、 味わうことができる。

「和華蘭」という3つの文化の融合がテーマになっているという。

温泉の内風呂には、オランダから伝わった硝子工芸であるステンドグラスが光を映し、レストランの席をゆるやかに区切っているのは中国格子だ。
ライブラリーの壁には、一度は途絶えてしまったものの地元の文化として復活された「島原木綿」がタペストリーのように配されていた。

幻の反物とも評される青の縦縞が特徴的な木綿織に手を触れられるところは、〈界 雲仙〉の他にないらしい。

そして「文化の融合」という意味において、もっとも豊かな表現となっているのが食だろう。

先付けでは、地元の「湯せんぺい」の下に、「豚角煮」のリエットが隠されている。中華由来の料理である豚角煮をフランス料理のリエットに仕立て、雲仙を代表する菓子である湯せんぺいと共に食べる。文化の融合は見事に果たされて、あご出汁しゃぶしゃぶの締めの五島うどんまで導かれてしまう。

土地の豊かさはやはり、食に表れる。良きものは、少しずつ形を変えながら、ずっと残されていく。

〈界 雲仙〉宿泊券が当たるプレゼントキャンペーンを実施

〈界 雲仙〉の宿泊券が当たるプレゼントキャンペーンを実施中。

colocal公式Instagramアカウント(@colocal_jp)と界公式Instagramアカウント(@hoshinoresorts.kai )をフォロー&キャンペーン投稿に「いいね」した方から抽選で1名様に宿泊券をプレゼント。
※コメントにて葉っぱの絵文字を送っていただくと当選確率がUPします。

応募期間は2025/05/23〜2025/06/06まで。
詳しくはcolocalのInstagramをご確認ください。
@colocal_jp

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【賞品】星野リゾートの温泉旅館〈界 雲仙〉
抽選で1名様に宿泊券が当たります。
・2名1室(1泊2食付き)
・部屋タイプ:星野リゾート指定

【宿泊期間】2025年7月1日~2025年12月31日 ※除外日あり
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KAI Unzen 
界 雲仙

住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙321

TEL:050-3134-8092(界予約センター)

Web:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiunzen/

ブランディングディレクター福田春美さんが推薦! 地元・北海道札幌市で心がゆるむスポット5選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめスポットを紹介してもらう本企画。

今回はブランディングディレクター福田春美さんが登場。
緊張感のある東京から地元に帰ったときに、ホッと一息つける心と胃袋が緩むスポットをセレクトしていただきました。

実家近くのパワースポット〈北海道神宮〉

実家の近くにあって、小さいころからよく行っていました。山道がすごく長くて、自然も多く、さささっとリスが木々の隙間を走っていることもあります。そこに立つ大きな木々たちが放つ神聖な空気に満ち溢れ、内地にはない大らかなパワースポットです。そして北海道神宮内にある〈六花亭〉でしか食べられない「判官さま」というおまんじゅうが温かくておいしくて最高です。

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北海道神宮

住所:札幌市中央区宮ヶ丘474

Instagram:https://www.instagram.com/hokkaidojingu/

札幌といえば欠かせない!〈六花亭 札幌本店〉

“北海道人のまごころ”のような存在である老舗の〈六花亭〉。事前予約が必要な「おやつやさん」という特別なお菓子や、ポイント貯めて交換できる特別なクリスマスケーキがあったり。小さい頃からわくわくをいつも提供してくれる場所です。ちなみに〈六花亭〉の包み紙の花柄は、坂本龍馬の末裔の坂本直行さんが描いています。

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六花亭 札幌本店

住所:札幌市中央区北4条西6丁目3-3

Instagram:https://www.instagram.com/rokkatei.official/

世界観にうっとり、心地のいいスポット〈GRIS〉

札幌市の狸小路の外れにある〈GRIS〉。東京から来る方からも地元の方からもとても愛されています。ここに来ないと感じられない〈GRIS〉の空気感と美しい器たちに、シェフ・小野シロキさんが作るその時々の食材の食感と味、りえこさんがサーブする景色は見入ってしまいます。すごく心地いい場所です。

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GRIS

住所:札幌市中央区南2条西8-5-4 FABcafe4F

Instagram:https://www.instagram.com/gris.4f/

霊園と公園が一体化した〈真駒内霊園〉

家族のお墓もある〈真駒内霊園〉。私が小さい頃は普通の霊園だったのに、10年ほど前から巨大モアイ像や、大仏がすっぽりと納められた安藤忠雄さん設計の「頭大仏殿」が作られていてびっくりしました。ちょっと不思議な世界観なので、ここに寄ってみるのも楽しいと思います。

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真駒内霊園

住所:札幌市南区滝野2

Instagram:https://www.instagram.com/takinoreien_official/

札幌で愛されるローカルスーパー〈フーズバラエティすぎはら〉

〈北海道神宮〉から少しいったところにある、札幌で愛されるローカルなスーパーマーケット。昔ながらの店構えで、商品のセレクトも多種多様なのが特徴で、全国のシェフたちも通っているそうです。Netflixのオリジナルドラマ『First Love 初恋』のロケ先にもなったお店。

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フーズバラエティすぎはら

住所:札幌市中央区宮の森1条9-3-13

Instagram:https://www.instagram.com/foods_variety_sugihara/

動画はこちらから!

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Harumi Fukuda 
福田春美

北海道札幌市出身のブランディングディレクター。セレクトショップ〈WR〉のディレクターを経て、2007年から3年半パリで暮らす。現在はCM制作や企業のブランディング、ローカルの町づくりなど、多方面で活躍する。

Instagram:https://www.instagram.com/haruhamiru/?hl=ja

やーにんじゅ、にーぶい、うきみそーちー!吉本芸人・ありんくりんと学ぶ、 口に出してみると楽しい沖縄の方言

SNSでの総再生50万回(2025年5月時点)!コロカルの人気動画企画、ありんくりんの方言講座。
ありんくりんの地元・沖縄県の方言を学べる3本の動画を紹介します。沖縄県に行く前にぜひ覚えてみてくださいね!

方言クイズ

・うきみそーちー(おはようございます)
・やーにんじゅ(家族)
・がちまやー(食いしん坊)
・にーぶい(眠い)
・あがり・いり・ふぇー・にし(東西南北)
・ぶとぅとぅー(おととい)

イントネーション講座

・まかちょーけー!(任せて)
・ちゃーがんじゅうねー(元気にしてた?)
・あちさかまらさー(暑い)
・ぬーやいびーが?(なんですか?)
・んじゅぬちんよ、けーしまるやいびんど(あなたの洋服反対だよ)

早口言葉

①やーわーのことやーやーいうけど
わーもやーのことやーやーいわんからやーもわーのことやーやーいうなやー
(おまえは僕のこと、おまえおまえ言うけど
僕はおまえのこと、おまえおまえと言わないから
おまえも僕のこと、おまえおまえと言わないで)

②ちゃたんぬ ちゃーうやーとぅ たんちゃぬ ちゃーうやーが ちゃーうてぃ あっちゅたん
(北谷のお茶売りと谷茶のお茶売りがお茶を売って歩いていた。)

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ありんくりん

沖縄県出身、2014年に、ひがりゅうたとクリスで結成。コンビ名は方言で「あれもこれも」。『お笑いバイアスロン2018』(琉球朝日放送)優勝。『新春!Oh笑い O-1グランプリ』(沖縄テレビ)2019年、2020年、2022年優勝。現在冠ラジオ『ありんくりんのヨーガクナイト』(RBC琉球放送)、「友近ありんくりんのい~あんべぇ」(沖縄テレビ)に出演中。

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ひがりゅうた:https://www.instagram.com/arinkrin.higa710/?hl=ja

クリス:https://www.instagram.com/chris_arinkrin/

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC-JBOEI9NRCis8p_han0xww

スポーツタレントの田辺 莉咲子さんが推薦! 地元・愛知県で、パワーチャージできるおすすめスポット5選

日本やグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめ3スポットを紹介してもらう本企画。

今回はスポーツタレントの田辺 莉咲子さんが登場。
地元・愛知県のパワーが詰まったエネルギースポットを厳選してもらいました。

名古屋の歴史を知るには必須!〈名古屋城〉

名古屋の歴史を知るには必須!〈名古屋城〉

名古屋の歴史を知るには欠かせないのが〈名古屋城〉。テラスの席があるお店や食べ歩きができるショップが多いので、愛犬を連れて名古屋を堪能できるベストスポットです。最近はランニングスポットとしても人気。名城公園にはランニング専門店などもできて、名古屋城をぐるっと回って見ながら走るのが帰省した時の楽しみです!

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名古屋城

住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1

Instagram:https://www.instagram.com/nagoya_castle_japan/

東海の台所!〈柳橋中央市場〉

東海の台所!〈柳橋中央市場〉

東海の台所である〈柳橋中央市場〉は、地元へ帰ったときに家族でよく行く思い出のスポットです。知多半島や三河湾、伊勢湾で獲れる新鮮な魚や野菜などが売られていて、食べ歩きもできるのでおすすめです。いつも賑わっていて、名古屋人の元気なエネルギーをもらえます!

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柳橋中央市場

住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-15-2

Instagram:https://www.instagram.com/marunaka.center/

名古屋人がみんなおすすめする!?〈大須商店街〉

名古屋人がみんなおすすめする!?〈大須商店街〉

〈大須商店街〉は昔ながらの良さもありつつ、トレンドのショップもあって飽きない商店街です。その中にある大須観音は地元民みんなの思い出が詰まっている大切な場所。初詣や夏祭りなどの行事はいつも大須観音でした。近くにアイススケート場があったり、名古屋で人気の矢場とんの本店があったり、楽しいポイントが集まっています!

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大須商店街

住所:愛知県名古屋市中区大須3

Instagram:https://www.instagram.com/osu_nagoya/

名古屋の味をリーズナブルに堪能できる〈山本屋総本家 本家〉

名古屋の味をリーズナブルに堪能できる〈山本屋総本家 本家〉

〈山本屋総本家 本家〉の味噌煮込みうどんは、名古屋に来たらぜひ食べてほしいです。1人用のお鍋で提供してくれるので、贅沢なものを食べているような気分になれるので大好きなんです。赤味噌と甘ーい味付けが懐かしく、口に入れると一瞬で名古屋の味を楽しめる一品です。

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山本屋総本家 本家

住所:愛知県名古屋市中区栄3-12-19

Instagram:https://www.instagram.com/yamamotoyasouhonke/

都会的な雰囲気を放つお気に入りの〈星が丘テラス〉

都会っぽくてお気に入りの〈星が丘テラス〉

おすすめスポットであげる名古屋の方は少ないかもしれませんが、都会的な雰囲気を放つ〈星が丘テラス〉はお気に入りです。高校が近く、学校帰りに初めて見つけた時、地元にこんなおしゃれなところがあったの!?と、心踊ったことを覚えています。アウトレットのように景色も楽しめる商業施設なので、デートスポットみたいな感覚で行くのもいいかもしれません。

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星が丘テラス

住所:愛知県名古屋市千種区星が丘元町16-50

Instagram:https://www.instagram.com/hoshigaokaterrace/

動画はこちらから!

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Risako Tanabe 
田辺 莉咲子

愛知県出身のスポーツタレント。avexアーティストアカデミーのフィットネストレーナーとして、数々のアーティスト・タレントのトレーニングを担当。
2019年には恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演し、その後CMやバラエティなど、スポーツタレントとして活動している。

Instagram:https://www.instagram.com/risako_tanabe/

〈D&DEPARTMENT〉 食部門ディレクター 相馬夕輝さんが推薦! 滋賀県で、淡水食文化を 楽しめるスポット5選

日本、そしてグローバルで活躍するナビゲーターにご登場いただき、地元や別荘などの拠点がある土地のおすすめ3スポットを紹介してもらう本企画。

今回は、暮らしや観光をロングライフデザインの視点で紹介する〈D&DEPARTMENT〉の食部門ディレクター相馬夕輝さんが登場。
日本一大きな湖・琵琶湖を持ち淡水魚が有名な滋賀県で、淡水食文化を楽しめるスポットを教えていただきました。

鮒鮓の懐石コースの料亭〈湖里庵(こりあん)〉

鮒鮓の懐石コースの料亭〈湖里庵(こりあん)〉

「まずおすすめしたいのは鮒鮓の懐石コースの料亭〈湖里庵(こりあん)〉です。
鮒鮓の生産者である〈魚治(うおじ)〉がやっているお店で、とにかく鮒鮨が美味しいので食べてください。琵琶湖最北に近い海津大崎に位置しているので、すぐ目の前で琵琶湖と海津大崎の景色が望めます。店内から一望できる琵琶湖の景色は最高です」

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湖里庵

住所:滋賀県高島市マキノ町海津2307

Instagram:https://www.instagram.com/korian_kaizu/

ここでしか食べられないうなしゃぶ〈おお杉〉

ここでしか食べられないうなしゃぶ〈おお杉〉

「どうしてもこれが食べたい!と定期的に思ってしまうのは、大津にあるうなしゃぶの店〈おお杉〉。このお店にわざわざ行って食べたいほど絶品のうなしゃぶは、わさびや特製ポン酢でいただきます。滋賀県ではうなぎは蒲焼だけじゃないんです!」

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おゝ杉

住所:滋賀県大津市中央3-4-30

Instagram:https://www.instagram.com/oosugiunagi/

味噌用の麹からどぶろくを作る〈ハッピー太郎醸造所〉

味噌用の麹からどぶろくを作る〈ハッピー太郎醸造所〉

味噌用の麹からどぶろくを作る長浜の「〈ハッピー太郎醸造所〉もおすすめ。県内生産の米を使いながら、八朔やハーブ、政所茶、時には同じ施設内にあるチーズ加工場所からでたホエイを活用したどぶろくなども開発しています。長浜の井戸水は硬度が高く、発酵にも適しているので、真水でつくる酒も淡水食文化のひとつです」

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ハッピー太郎醸造所

住所:滋賀県長浜市元浜町13-29 湖のスコーレ内

Instagram:https://www.instagram.com/happytaro2017/

石村由起子氏と共同プロデュースした施設〈湖のスコーレ〉

石村由起子氏と共同プロデュースした施設〈湖のスコーレ〉

「長浜の〈湖のスコーレ〉は、「くるみの木」石村由起子氏と共同プロデュースした施設です。長浜は昔からものづくりをしていた地域なので、食とものづくりの学校のような場所を目指しました。およそ400坪の施設内には〈ハッピー太郎醸造所〉や県内で生産された牛乳を使ったチーズの加工所、ギャラリーなどいろんな施設が入っているので、ぜひ遊びに来てほしいです」

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湖のスコーレ

住所:滋賀県長浜市元浜町13-29

Instagram:https://www.instagram.com/umi_no_schole/

淡水パールを使ったアクセサリーを製造販売する〈神保真珠商店〉

淡水パールを使ったアクセサリーを製造販売する〈神保真珠商店〉

「食とは違いますが、琵琶湖の淡水パールを使ったアクセサリーを製造販売している〈神保真珠商店〉もおすすめしたいです。このお店はパールの製造後継者を育成する事業にも活動を広げていて、淡水パール産業の持続を担っている真珠店なんです。淡水のパールは形が一つひとつ違っているので、固有の美しさを自分で見つけられる喜びがあると思います」

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神保真珠商店

住所:滋賀県大津市中央3-4-28 第二ワークスワンビル

Instagram:https://www.instagram.com/jinbopearls/

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Yuki Aima 
相馬夕輝

滋賀県出身。D&DEPARTMENT PROJECT 飲食部門「つづくをたべる部」ディレクターとして、日本各地を取材し、その土地の食材や食文化を活かしたメニュー開発や、イベント企画なども手がける。2024年、初の著書となる食分野での活動をまとめた「つづくをたべる食堂」出版。

〈界 長門〉 温泉街に開かれた、御茶屋屋敷

〈界 長門〉から車で20分ほどの仙崎湾には、出産や育児をするために南の海へと向かう「下り鯨」が迷い込んで来るのだそう。施設周辺や「下り鯨」の歴史についての記事はこちらから。

山口県の武家文化を活かした建物は、黒壁と鈍色の瓦屋根で覆われていた。渋く、モノトーンの色合いだが、実は〈界 長門〉は星野リゾートの温泉旅館「界」ブランドの中でもっとも開かれた宿かもしれない。

2014年から始まった「長門湯本温泉観光まちづくり計画」の一環で開業したために、気軽に温泉街に出ることのできる「あけぼの門」があり、宿泊客以外も利用できる「あけぼのカフェ」がある。風にはためくのれんは、街と宿との境界をゆるやかに繋ぎ、宿泊客を温泉街へと誘う。

のれんをくぐって音信川沿いを歩き、透き通った川床に座って山を見上げると、山の風景に溶け込むように黒い壁があり、旅はやはり環境すべてを味わうものであると教えてくれる。川沿いの温泉街ほど、日本の風情を感じさせてくれるシチュエーションはない。

〈界 長門〉のロビーの大きな窓

ロビーの大きな窓からは、まるで屏風のように季節に合わせて変化する風景が広がる。黒い枠が額縁のように風景を切り取る。

のれんをくぐって〈界 長門〉に戻り、土地の文化を遊ぶ「ご当地楽」で墨を擦った。

山口県の伝統工芸に指定されている赤間硯は、その名の通り、少し赤みを帯びた石でできている。吉田松陰も愛用したと言われる名産品はしかし、現在では3名の職人が手掛けるのみ。その貴重な赤間硯に墨を押し当て、少しずつ水に含ませるようにして、擦っていく。墨には香の成分が混ぜられているため、擦るほどに香りが立ち上る。擦り心地の滑らかさと香りによって、少しずつ心が落ち着いていく。

筆に墨を染み込ませて字を書く前に、すでに目的は達せられているよう。意識を研ぎ澄ませていくと、時間が早く流れていくことを知る。

赤間硯を擦る様子

赤間硯を擦る。どこか懐かしい香りと、滑らかな擦り心地。心静まる時間。

悠然と流れる温泉街の時間

夜の温泉街

夜の温泉街。川のせせらぎを聞きながら、ぶらぶらと歩くだけで楽しい。

反対に温泉に入っていると、時間はゆっくりと過ぎていく。藩主が湯治に訪れたと言われる「アルカリ性単純温泉」に浸かる。露天風呂では、まだ肌寒い風が頭を冷まし、のぼせることなくジッと体を温めてくれる。

のれんをくぐった川沿いには「恩湯」という岩盤と足元から湯が湧き出る温泉もある。酸素に触れる前に湯船を満たす温泉は、日本国内でも非常に珍しいという。〈界 長門〉内の温泉でゆったりと寛ぐべきか、この温泉街の礎となった神から授けられた「恩湯」に入るべきか。温泉街の愉しさを思う。

そして、季節の会席料理によって、体の内側から長門の豊かさを体感する。深川萩焼きの器に乗った烏賊墨を和えた「烏賊の二色和え 生うに添え」から、ふぐ薄造り、瓦をモチーフとした陶板で牛と鳥を焼く「瓦焼き」へと続く。湯に入って体をゆるめ、日本海すぐ側の地の名産をいただく。

あとは藩主のように、枕を高くして寝るばかり。

〈界 長門〉宿泊券が当たるプレゼントキャンペーンを実施

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応募期間は2025/04/29〜2025/05/13まで。
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【賞品】星野リゾートの温泉旅館〈界 長門〉
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・2名1室(1泊2食付き)
・部屋タイプ:星野リゾート指定

【宿泊期間】2025年6月1日~2025年11月30日 ※除外日あり
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information

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KAI Nagato 
界 長門

住所:山口県長門市深川湯本2229-1

TEL:050-3134-8092(界予約センター)

URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/

〈界 長門〉から足を伸ばして。 鯨を追って、冬の日本海へ漕ぎ出す 海と共に生きる人々の物語

仙崎湾を訪れる時にぜひ宿泊したいのは、山口県の武家文化を活かした建物が特徴的な〈界 長門〉。〈界 長門〉についての記事はこちらから。

日本海に突き出た長門市青海島は、中央部分が細く、二つの島がくっついたような形をしている。

西側は青海大橋で長門市仙崎と繋がり、東側の通地区は海に向かって大きく口を開けているかのよう。天然の漁場になっているその仙崎湾に、出産や育児をするために南の海へと向かう「下り鯨」が迷い込んで来るのだという。
青海島の外海側は、海上アルプスと呼ばれるほど奇岩が連なっているが、海中も地形が複雑なのだろう。かつては弱ったり、死んで打ち寄せられたりした鯨を捕らえていたが、戦国時代になると長いモリを持って、舟を漕いで追いかけるようになる。どうにか鯨に近寄って、舳先に立ち、海に飛び込むようにしてモリを打ち込む。その勇壮な仕事は、江戸時代になると網を使って鯨を捕らえてからモリを打ち込む網取式捕鯨となっていった。「鯨組」と呼ばれる専業の漁師たちが組織化され、巨大な鯨によって土地を潤していた。

旧暦の10月から翌3月までが漁期だったと言うから、真冬の日本海に飛び込むわけで、その命懸けの物語には胸を打つものがある。

青海島の東端、大きな口の上顎部分にある「長門市くじら資料館」の駐車場には、大きな鯨が停まっていた。プラスチック製のナガスクジラには車輪が付いていて、海へと運び出せるらしい。
「くじら丸」と名付けられたこの舟を使って、古式捕鯨を再現する祭りが行われている。館内には、ふんどし姿の男たちが舟を漕ぎ、周りを取り囲んでいる写真が飾られていた。男たちが背中に乗った「くじら丸」は、潮まで吹いている。

「通くじら祭り」は、全国から参加者を募集しているらしく、スタッフらしき男性から7月にぜひいらっしゃいと誘われた。そうか、今では夏の行事になっているのか。

日本で唯一の鯨墓で手を合わす

くじら資料館の裏手には、鯨の胎児のための墓があった。

鯨組を引退した浄土宗派の上人が、母くじらのお腹の中にいた胎児を弔うために建立した鯨墓には、天の恵みとして鯨を捕らえても、胎児まで捕らえるつもりはなかったのだと刻まれているという。海に放しても生き得ないから、人間と同じように、念仏回向の功徳を受けるように、と。

この死生観は、海に生きる民には必要なものだったはずで、なぜ今でも「通くじら祭り」が行われているのか、その理由を示しているように思われた。鯨は単に獲物ではなく、共に生きるもの。生き物との距離感が適切な間には、毎年、鯨はやってくる。けれど明治時代に沖での近代捕鯨が盛んになると、仙崎湾に迷い込む鯨が減り、通地区では捕鯨をやめた。たとえ、近年に始まった祭りであったとして、そこには過去に繋がる精神性があるはずで、土地が人を作るのだと、改めて思う。

今では捕鯨は行われていないが、定置網に鯨が掛かることもあるという。

「通」という土地の名前は、仙崎湾を挟んだ対岸の漁師たちがイワシを捕るために、湾を渡って「通」っていたが、やがて小屋を建てて住み始めたことに由来する。鯨を湾内で発見するために海を見渡すことのできる各所に見張り番を置いて、鯨が入ってくると狼煙を上げて知らせた。それを合図に、鯨を仕留めるために一斉に漕ぎ出していく。仙崎湾を見下ろす場所から写真を撮りたいと、もしかしたら見張り番が置かれた土地かもしれないポイントを探して、地図を見ながら沿岸を車で走った。

仙崎湾

仙崎湾は入り組んだ地形で、天然の漁場になっている。今でも定置網に鯨がかかることがあるという。

資料館からすぐ近くの丘には小学校があって、そのグラウンドの壁には、潮を吹く鯨の絵が描かれていた。鯨の背景には虹がかかり、イワシやヒラメなどの魚たちが跳ね、奇岩の立つ海に漕ぎ出す舟には大勢の子どもたちが乗っている。明るい未来を描いたら、海の豊かさを示すことになったのだろう。見下ろす海は、陽が差すと底まで透けるようだった。

小学校の壁にある鯨の絵

小学校の壁にあった鯨の絵。鯨祭りの様子だろうか。海にはさまざまな魚が跳ねている。

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KAI Nagato 
界 長門

住所:山口県長門市深川湯本2229-1

TEL:050-3134-8092(界予約センター)

URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/