地産地消にこだわって。米粉を使った ナチュラルスイーツ「shop Madre」

土曜だけのお菓子屋さんshop Madre。
お店を構える会社では米粉の製粉機を扱っていて、
各地へ赴き米粉を使ったシフォンやシューを作ってアピールしている。
それがきっかけで、会社の一角で週に一度、
お菓子屋さんをオープンすることに。

扱うお菓子は米粉のシフォンとシューをはじめ、
コスクラン、ロールケーキ、ビーガンタルト…と種類もたくさん。
徹底的に材料にこだわり、家の畑のものや、
地元のお豆腐屋さんの豆乳やハチミツなどを使う。

第1土曜日は、卵や乳製品をつかわないお菓子や
おかずがたくさん並ぶgreen day、
第4土曜日は、とてもかわいくてユーモアいっぱいの
シュークリームが並ぶシュークリーム日和。
上の写真はかたつむり。担当の方がアイデアを出し、
細かいところまでこだわっているのだ。

広報担当の高木さんが、キャプションも毎週手書きで書く。
「最終目標はカフェですね」
マドレのお菓子がいつでも食べられたらいいなぁ、と今から楽しみです。

観葉植物いっぱいの、緑に囲まれた空間。 「花好mokume」

花屋さんの多い彦根のなかでも、
ひと味違う品揃えのお店が後三条にある花好mokume。
店内に一歩入ると、ところせましと並ぶ、
緑が鮮やかな観葉植物が出迎えてくれる。

見上げるほどの大きなものから小ぶりなものまで、大きさも種類もいろいろ。
かっこいい器もあって、見ているだけでもとても楽しい。
「周りで人気です」と教えていただいたのがコウモリラン。
鹿の角みたいな葉っぱがおもしろい。
大きいものは見かけても、小さいものはめずらしいのだそう。

オープンから13年目を迎えた2011年9月。
観葉植物に重きを置き、店舗もリニューアルして新たなスタートをきった。
元々、他のお店より観葉植物はたくさんあったものの、
「1年半ほど前から観葉を中心にと思うようになって」

京都や大阪にはこうして観葉植物を中心に扱うお店もいろいろあるけれど、
この辺りにはほとんどない。
「これからもっと観葉を広めていきたいですね」

リニューアル後、2階のベランダに念願の藤の木がやってきた。
リニューアルすると決めてから、
ずっと置きたいと思っていた藤と運命的に出会ったそう。
まるでずっとそこにあったみたいに、お店にぴったり。
新しい花好mokumeのシンボルとして、周りの人を楽しませてくれそうです。

かわいくてきれいでかっこいい、 大人も楽しめる古着「tetra」

tetraで扱う古着は『かわいい大人のユーズドウェア』と謳う通り、
店内にコーディネートされた服はどれもとてもかわいくてかっこいい。
そのまま一式欲しくなってしまうくらい、
わたしは店主・田中さんのセレクトした服が好きで、
雑誌を見るよりお手本にしたくなるものばかりなのだ。

販売員をしたい、古着屋さんをしたいと、
長浜でお店を始めて5年目を迎える。
「基本的にアメカジと呼ばれるものが好きで」と、
tetraにある商品はどれもアメリカやヨーロッパのもの。
田中さん自らディーラーに買い付けに行き、
一点ずつ丁寧にセレクトしている。

「古着というと子どもっぽいと思われたりすることもあります。
もうちょっとその間口を広げたくて。選ぶもの次第だと思います」
と、おっしゃる通り、店内でもブログでも、
お店の古着でいろいろな着こなしが紹介されている。
ブランドや年代にはこだわらず、
どちらかというと感覚を大事にしているのだそう。

よくある古着屋さんのイメージとは違うのは、
どれも田中さんが愛情を持って選んで並べられているものだからなのだなぁと思う。
そうしてセレクトされたものを探しに、
若い女の子はもちろん、40代50代の女性も来られる。
メンズも置かれているので男の子のお客さんも。
かわいい店内でちょっと入りづらいかもしれないけれど、
かっこいいものいっぱいです!

ふと、心に残るようなモノとの出会いを。 「TuRu Legend」

TuRu Legendという、一度聞いたら忘れられない名前のお店は、
洋服などを中心に扱うセレクトショップ。
店名は、明治から続く呉服屋「柏鶴」と
奥さんのお名前の「つる子」さんから。
お店の歴史と、その思いを受け継ぎたいという願いが込められている。

扱う商品はどれも手作り感のある、あったかいもの。
「自分達が好きでほっとできるものを」選ぶ。
特に電球などを使った廃材アートは、
旦那さんが一目惚れして買ってきたもの。
縁あって、その後お店で扱うようになった。

洋服は、自然の素材や、体が気持ちいいものを。
20代から70代までお客さんの幅も広く、
「お好きなものを楽しんで着ていただけたら」と奥さん。
おすすめはNAOTのサボ。とても履き心地が良いそう。

「お客さんと話が盛り上がることが多くて」
ご夫婦のほんわかした雰囲気が心地よい、とっても素敵なお店です。

ご近所さん御用達。 メニュー豊富なお惣菜屋さん「三松」

三松(さんまつ)はいつ行っても人がいっぱいいる。
時間にもよるのかもしれないけど、ご近所のおばあちゃんや奥様方が
「今日は何にしようかしら」とお惣菜を選んでいる。

旦那さんも奥さんもとてもにこやかで、
「つまんで味見て納得して買ってや」とどれを味見しても良いのだそうだ。
「食べてもらったらおいしいって買ってもらえる自信があるからな」
と、心強いことば。お客さんのおばちゃんも
「ここの佃煮がないと食卓が味気ないねん」と言うくらい。

琵琶湖の魚の佃煮は、三松の季節の定番メニュー。
鮎、えび豆、もろこなど。ふなを煮ることもある。
お惣菜は和洋中さまざまで、全部で30種類ほどある。

メニューと味付けは、以前フランス料理をしていたという息子さん。
壁には「本日のおそうざい」が貼られていて、
それを見て明日の分を注文していくお客さんも。
いろいろ選ぶには、早目に行くのがおすすめです。

町家から生まれる人とのつながり、 新しい風。「尾賀商店」

尾賀商店は、2007年11月、情緒あふれる近江八幡の街並の一角に
オープンしたshop&gallery。
現在は4つのお店と貸しスペースから成り、
地元の人も、観光客もいろいろな人が訪れる。

オープンから、お店や人が入れ替わり、
それだけひとやもののつながりも生まれてきた。
2011年の3月にはリニューアルオープン。
イベントや展示も毎週のように行われている。
古い建物で、新しいものに出会う。
心地よい空間で、ゆっくりした時間を過ごしませんか。

咲sacra楽gallery

店内のところどころにも作品が並び、尾賀商店自体がギャラリーのよう。
店主・長田さんは、ものにもひとにも惚れ込んで作品を選ぶ。
草津でクラフトショップを始め、節目を迎えた11年目から尾賀商店でギャラリーショップを。
奥の白いギャラリースペースでは、作家さんをクローズアップして、展示も行われます。
http://www.craft-sacra.com/

BOND YARD

入って左手に進んだ扉の向うにあるのは、
鉄を扱う店主・古道さんの工房でありギャラリー。
溶接の体験もできる。本拠地は日野で、
そちらでは鉄を伸ばしたり曲げたりすることが多く、ここでは溶接が主だそう。
壁一面にきれいに並んだ道具もとてもかっこいい。
「ちょっと変わったものを」とおっしゃる通り、
おもしろい作品をいろいろ見ることができます。

ハンコと書 江湖庵

庵主・齊藤さんはハンコ屋さんの3代目。
本店は八日市にあり、この場所には水曜と日曜に在店。
町家づくりの建物と相まって着物姿がよりいっそう映える。
ハンコを作るときは、お客さんと話をしていく中で、イメージを膨らませる。
「親が一番最初にプレゼントするのが名前。
一生使ってもらえるものをと思っています」
http://www.koukoan.com

古代米 すいらん

魚を捌く手つきも鮮やかな店主・杉本さんは和食の料理人。
お店をするときはお米を、とメニューには古代米(黒米・赤米・緑米)も使われる。
ご飯ぱんやお米のしふぉんなどスイーツもこだわる。
他にないものを作りたい。食べたら美味しかったらいいと、
めずらしい組み合わせや素材で、いろいろと作られています。
http://suiran.shiga-saku.net/

手づくりの良さを。 たくさんのクラフトにふれあえる場所。 「お花文庫」

長浜の大通寺通りにあるお花文庫は、
雑貨店でもなくお土産屋さんでもない。
アートのにおいのする、クラフトを扱うお店だ。
現在は滋賀や長野を中心に27人の作家の作品がある。
わたしのお気に入りはドードーの焼き物。

店主・荒川さん自身もクラフトマン。
長野県で調理師を経て木工を始め、注文で家具などを作っていた。
2005年に地元長浜へ戻って来て、お店を始めるまでの2年ほどで、
滋賀にも作家が多くなってきたと感じたそう。

「それぞれの作家さんを知っているし、大変さもわかる」
と、ひとつ一つ丁寧に説明してくれる。
「ひとりの人が作った線とか形とか。長く持ってると味が出てくるものがいい」

お店の棚などは荒川さんの手作り。
戻ってから他には何も作っていない。
「手道具で、廃材とか流木でオブジェとか家具とか作りたいね」
ちなみに店名のお花とは、大通寺にまつわる「お花ぎつね」から。

集落の中に佇む、自然派のカフェ。 「Natural Kitchen Cure'l」

店内は、元の建物の町家づくりの雰囲気を残したかわいいおしゃれなカフェ。
周りは田んぼと集落という、とってものんびりしたところで、
時間を忘れてゆっくりできる。

テラス席はぺット同伴可。
緑が鮮やかなシマトネリコの木が茂り、特に気候のよい季節は特等席。
ヘルシーなランチが評判で、何よりカフェメニューがたくさんあるのです。

建物は、元は歯医者さんだった場所。
昔は村で唯一の歯医者さんで、女医さんがされていたらしいということを、
店主・安藤さんにお聞きした。それがキュレルの由来のひとつでもあるそう。

上の写真は、14~17時限定のアフタヌーンセット。
コーヒー or 紅茶付きの、見た目も華やかで乙女心をくすぐられる彩り。
季節によってフルーツなどが変わり、ボリュームもあるので
遅めの昼食にもなりそうです。

お城の近くの、ほっこりゆったりした 時間が流れるところ。「朴」

朴(もく)は、体にやさしい手作りのごはんがおいしいお店。
神社の境内という、ちょっと変わった場所にある。
彦根城のふもとにあるため、観光のお客さんも多い。
そのことを知る常連さんは、人の少ない時間や雨の日に来るのだそう。
周囲は木々に囲まれて、BGMがいらないくらい鳥や虫の声が心地よく響く。

料理は旦那さん、デザートは奥さんの担当。
お互い意見を言い合い、つくっていく。
料理は手作りのものにこだわりたい。
「ほんとは野菜から作りたいです」と旦那さん。

ご夫婦が23歳の頃に始めたお店はそろそろ10年目。
その間にたくさんの人が訪れ、家族も増えた。
お店に来てくれているお客さんが、お子さんを連れて来たくれたりすることもある。
そのことがうれしくて、お店を続ける中での楽しみなのだそう。

店内はゆっくり落ち着いてもらえる雰囲気を大事に。
古いものがお好きでお店にはところどころになつかしい家具や生活雑貨が置かれる。
マンガもたくさんあって、お客さんがどうぞと置いていったものもある。
そんな飾らない雰囲気と姿勢で、ひとりで来る男の人も多い。

2010年の冬には店内を改装してリニューアル。
「表面的には変わっていくけど、軸はかわらずにやっていきたいですね」

山の入り口にある、隠れ家的茶房。 「茶房 茶くら」

茶房・茶くらは、東光寺への坂の途中にある。
知る人ぞ知る、隠れ家のようなところ。
店主・木村さんが念願のお店を始めたのは2009年。

お隣が手放そうとしていた蔵を譲り受け、残っていた井戸も使えるようになった。
ところどころにある古い電気や蛇口は、
旦那さんが古道具屋でお店に合うものを、と見つけてきたもの。

ケーキなどのスイーツは素材にこだわって。
「自分が納得したものを使って作りたくて」と木村さん。
家や地元で採れたものにもこだわります。
コーヒーを頼むと、50種類以上あるカップから好きなものを選ぶことができるし、
ケーキはハーフで2種類を頼むこともできる。
色々食べたい人にはとってもうれしいメニュー。

最初は何もなかった庭も手を加えていき、今は緑でいっぱいになった。
玄関前の火鉢にはメダカものんびり。
「お天気の良い日は外がおすすめです」

帆布と皮の、カラフルなカバンがいろいろ。 「100children」

100childrenの店主・森さんは長く洋服屋さんで販売や仕入れの仕事をしていた。
「ずっとアパレルの仕事をしていきたい」という気持ちと、
ものがどうやってできているのか知らなかったということ。
知り合いでカバンを作っている人がいたこともあり、
お店を手伝いながらカバンの作り方を教わった。

2011年の3月にお店をオープンしてからも、試行錯誤の日々。
伺ったときも、取っ手を作るところを見せてもらった。
お店それぞれのやり方があり、正解がないところが難しいと感じながら、
効率のよい方法を色々考えているそう。

自身が大きいカバンが好きということもあり、大きめサイズも多い。
ショップカードのイラストにもある帆布のカバン。
裏地がチェックや花柄で可愛い革のカバン。
女の人だけじゃなくて男の人も使える感じで考える。
「シンプルなものも、凝ったものも作っていきたいかな」

かわいい雑貨に囲まれて。ディナーもある おいしいカフェ「51CAFE」

51CAFEは、もともと倉庫だった。
千葉にお住まいだった小市さんご夫婦が、
その建物に惚れ込んでカフェを始めたのは2010年12月。
表には旦那さんの通勤車の赤い自転車が止まっていて、
店内は雑貨好きの奥さんが集めた雑貨がいっぱい。
それらがセンスよく、さりげなく飾られていて、お店の雰囲気を作り出している。

ランチをするも好し、お茶をするも好し。
おいしそうな焼き菓子も種類がいろいろで、早めに行かないとなくなってしまう。

そしてディナー。「カフェ」と聞くとつい昼間のイメージだけど、
「ピザとビール、どうですか」とおっしゃる通り、ディナーメニューもたくさんある。
アルコールもアラカルトやサラダも、どれもメニューを見ただけで美味しそう。

飲み屋じゃなく、こんな風にゆったりとした夜を
過ごせるような場所を求めていた人は多いはず。
そしてお気に入りの場所になる人も、多いはず。

いろんなティータイムを楽しめます。 「ティースペース 茶楽」

八幡堀のそばに建つ茶楽(さらく)は、今年で14年目となる、
湖東のカフェの先駆けとも言えるお店。
店主・大橋さんは、ずっとお店をしたいと思っていて、
お茶をテーマにしようと決めてから「産地を見てみたい」とアジアを旅した。

旅先では、どんな辺境の村にもお茶を飲む場所があった。
「なくてもいいんだけど、あってほしい。気楽にふっと入れる、日常のお茶のお店を」
と、思うようになったのだそう。
その後、縁あって江戸時代に建った材木問屋さんの
材木置き場だった土蔵でお店を始めることになる。

中国茶の種類もいろいろで、セットの器は小さくてとってもかわいい。
もちろんスタンダードなカフェメニューに、ランチもある。
大橋さんの思い描いた場所が形になり、様々な人が訪れるカフェになった。

年齢層も幅広く、近所のおばちゃんも訪れる。
八幡堀を散歩しながら、ふらりとお茶の時間を楽しむのもいいかもしれません。

いろいろな人が集い、新たな出会いがある場所。 「ファブリカ村」

土日のみの営業にもかかわらず、これほど人とパワーに満ちた場所はないと思う。
元は織物工場だった場所。柱に職人さんの覚え書きがあったりして、
名残を見つけるのもおもしろい。

村長はオーナーの北川陽子さん、副村長は北川順子さん。
お二人とも作り手でもあり、近江の麻を使ってものづくりもされている。
ここでは毎週イベントや展示が行われていて、老若男女さまざまな人が訪れる。
カフェは周辺のお店からの出張だったりするので、
ランチがある日もあれば、パンの販売の日もある。

くらしの中にこそいいものを、地域に活気を、という思いで多くの活動に携わる北川さん。
自らもたくさんの人との出会いがあり、こうしてファブリカ村ができた。
子どもの頃から本物を。ものづくりの環境を見せたいと、
いつか琵琶湖の見える小高い丘に学校を作りたいと考えているそうです。

おいしいご飯と雑貨とおしゃべりを楽しんで。 「喫茶・雑貨 coque」

コキュウとは、「息吹」の意。ずっと使われていなかった建物が、
生まれ変わって呼吸するように、と名付けられた。
昔はいろいろな人が下宿したり、出入りしていたという農小屋を見て、
結婚してここへ来た高橋さんは「何か出来そうだな」と思ったそう。

調理師として厨房で働いていたこと、人が集まる場所を作りたいと思っていたこともあり、
この場所で喫茶を始めることに。
最初は人が2人入れるかどうかというくらい、ものがいっぱいだったものの、
こつこつと作業を進め2009年にオープン。

住宅の中の目に止まりにくい場所にありながら、
ごはんのおいしさと居心地の良さで、常連さんもたくさんいる。
雑貨も、作家さんのものから外国のものまでいろいろ。
タイミングが合えば焼き菓子が置いている日もある。

「きまぐれなお店なんです」とおっしゃる通り、
こののんびりさがコキュウの大きな魅力なんだろうなぁ。

びわこのほとり「vokko」で出会う、 北欧のすてき。

「湖岸にある素敵なお店」といえば湖東の人ならピンとくるであろう場所。
少し奥まったところに建物が立っているので、道からはなかなかわからない。
なので1度は通り過ぎる人も多いそう。そんなところも含めていいなぁと思える。
湖岸側の小道には看板がちょこんと置かれていて、
こんなの散歩の途中に見つけてしまったら、うれしくて仕方ないだろうなぁといつも思う。

vokkoにある雑貨は、店主・巽さんご夫婦が北欧で買い付けてきたもの。
だからこそ、ひとつ一つに愛情があり、特に思い入れのあるものは、
売れそうになったらちょっとどきどきすることもあるそう。
買い付けでは、古道具屋さんやリサイクルショップ、蚤の市などへ行く。
王道よりもちょっとはずれてるものが好き。
ちょっとマイナーなものを扱いたいと、色眼鏡でものを見ないようにしているのだそう。
なので、お店のおっちゃんやおばちゃんに「これ買うの?」と笑われることも。
汚れたものでも磨いたら素敵に化けるものもある。

「あのかごは、アンティークショップでどろどろやって。
中にアーミーグッズの兵隊がいっぱい入ってた。
でもきれいにしたら、やっぱええなぁって」

話を聞いていると、買い付けについて行きたくなる。
そんな北欧での話を聞けるのも楽しみ。
旦那さんはジャンクで色のあるもの、奥さんは小さくてシックなものを買ってしまうそう。
そんなお二人の感性が合わさって、vokkoならではの北欧のすてきなものが並んでいる。

雑貨屋をしたいと思っていた奥さんと、カフェをしたいと思っていた旦那さん。
そのどちらもが形になり、北欧雑貨やアンティークを扱い、
奥でFika(スウェーデン語で茶の時間)をすることに。
琵琶湖が見えるソファ席は、何時間でもいたくなる特等席。
お天気の良い日は窓も開いていて、風がとても気持ちいい。
お二人も、「朝ごはんをここで食べるのが贅沢な時間」とおっしゃるほど。
窓から見える木は榎と栴檀で、6月頃からは栴檀の薄紫の花が咲いてとってもきれい。
夏には外席もあるので、季節によって楽しみ方がいろいろある。

ケーキは奥さんの手作り。
朝、ケーキを焼いているとお隣のわんちゃん・ジュニも
おいしそうなにおいにつられてやって来る。
コーヒーは旦那さんがじっくりいれてくれる。
紅茶はスウェーデンのもの。名前もそのまま訳したもので、とても良い薫り。

vokkoで過ごす、心地よい贅沢な時間。
ひとりで、誰かと、これからもずっと通いたい。そんなお店です。

自家焙煎コーヒーを1杯ずつ丁寧に。 三角屋根の青いおうち「coffee åtta」

ちょっとほっこりしたいなぁ。
そんなとき行きたくなるのがここ。
川合さんのほんわかした雰囲気と、
コーヒーの薫りがオッタの空気を作っているのだと思う。

ケーキは季節のものを使った手づくりで、
コーヒーは北欧のアンティークカップに1杯ずつ丁寧にいれてくれる。
お客さんが多いとちょっと待つこともあるけど、
そんなときは雑貨を見たり、たくさんある北欧の本を読んだり。それも贅沢な時間。
店内では絵の展示などがされていることもある。

「飲み比べていただけるよう、
味の種類が違うものを用意しています」
と、個性のある3種類から豆を選ぶ。
在庫が終わると次の豆に変わるので、今は何かなという楽しみも。

焙煎機・フジコちゃんとは
オープンの1ヶ月前からの付き合い。
はじめはわがままっこさんだったそうですが、
今では川合さんの良き相棒。
店内に置かれているので、お店へ行ったときは
ぜひ実物を見てみてください。

『びわこの東のすてきなところ』 ができるまで。

滋賀県は、びわこを中心に大きく4つに地域が分かれていて、
それぞれ湖北・湖南・湖西・湖東と呼ばれています。
改めて考えるとなんだか特殊な場所なんだなぁと感じます。

びわこを挟んだ向こう側の情報は、なかなか対岸へは届きません。
なぜかというと滋賀の人は地元をすっとばして、
京都や大阪へ遊びに行くのです。
湖東に住むわたし自身もそうでした。
高校、大学の頃はもっぱら京都へ。
地元で遊ぶなんて考えたこともなかったし、何もないと思っていました。

しかし大学を卒業してフリーペーパーを作り始め、
様々なお店に置かせていただくようになり、
初めてちゃんと地元を見てみると、
いつの間にかなんだかすてきなお店が湖東にじわりと増えていて、
こんなにもいろいろな場所があるのだということにとても驚きました。

知らないだけで、前からあった場所もたくさんありました。
つまり、灯台下暗しということばがぴったりなのです。

長くなりましたが何が言いたいかというと、
そうして知った湖東の素敵なお店やひとを、
県外から来る人、県内に住む人、そして何より湖東に住んでいる人に
是非知ってもらいたいということです。

わたしの拙いことばでうまくお伝えできるかわかりませんが、
少しでも、びわこの東のすてきを知っていただければうれしいです。

富士山柄も人気「みしま風鈴」

涼やかな音色で人気の、手吹きの風鈴。

夏の声が聞こえ始める頃から、三嶋大社の前を通ると、
シャララランシャララランと透き通った音を耳にします。
三嶋大社の大鳥居の向いにお店を構える日光陶器店でつくられている、
「みしま風鈴」の音です。
富士山や三嶋大社の鳥居、三島梅花藻などの絵づけがされた
丸いかたちのオーソドックスな風鈴を始め、
澄んだ青色をしたポツポツのついた風鈴、滴型の風鈴など、
ひとつひとつかたちも色も音色も違う風鈴たちが、
風が吹くたびに一斉に音を立てています。

これらの風鈴は、すべて日光陶器店のご主人、関根さんの手吹きによるものです。
より良い音を出すための改良が毎年重ねられていて、私も新作の登場を楽しみにしています。
大量生産の風鈴との違いは、音の多様さと響きの深さ。
透き通ったよく響く音を出すために、風鈴の切り口はギザギザしています。
また、銅や鉄などの金属をガラスに混ぜることにより、
ガラスの色が変わり、音に深みを増すとのこと。
今年の新作は、チタンが混ざった濃いめの青色風鈴。
世界文化遺産登録が決定した、富士山柄も人気です。

たくさんの風鈴の中からお気に入りの音とかたちを探すのは、とても楽しいひとときです。
6月から8月は、関根さんが風鈴屋台を引いている姿をまち中で目にします。
あ、目にするより先に風鈴の音が耳に入ります。
せせらぎのように心地よい音のみしま風鈴は、
水のまち・三島のおみやげにぴったりです。

inoformation


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みしま風鈴

価格 1500円〜2000円
販売店 日光陶器店
住所 静岡県三島市大社町18-4
営業時間 9:00~19:00 
定休日 月曜
TEL 055-975-4914
http://www.nikko-factory.co.jp/

富士山麓に囲まれたガーデンリゾート 「クレマチスの丘」

アートとともに過ごす一日はいかが?

三島駅北口から無料送迎バスで25分。
長泉町駿河平の富士山麓に囲まれた自然の中で、
刺激的な美術館と、美しい四季の花々と、美味しい食を
一度に楽しめるガーデンリゾートがクレマチスの丘です。

広大な敷地内は、イタリアの現代彫刻家・ジュリアーノ・ヴァンジの美術館、
2009年に開館した写真専門のIZU PHOTO MUSEUMのあるエリアと、
20世紀フランスの画家・ベルナール・ビュフェの美術館、
伊豆出身の芥川賞作家・井上靖文学館があるエリアのふたつに分かれており、
一日アートとともに過ごせます。

ヴァンジ彫刻庭園美術館では、野外彫刻作品とともに、
クレマチスを中心とした花々を楽しめるクレマチスガーデンを散策できます。
IZU PHOTO MUSEUMの内装と坪庭は現代美術家・杉本博司による設計で、
石などの自然素材をスタイリッシュに配した、独特のミニマルな空間です。

IZU PHOTO MUSEUM (c)Hiroshi Sugimoto

ヴァンジ彫刻庭園美術館。

奥の森林に囲まれたエリアにあるベルナール・ビュフェ美術館は今春改装を終えたばかり。
世界一のビュフェコレクションを誇ります。
館内には体験型のこども美術館が併設されていて、
親子で楽しめる美術館です(7/27リニューアルオープン予定)。
井上靖文学館では、直筆原稿や取材資料などを通し、
郷土が誇る世界的文学者の偉業を知ることができます。
代表作「しろばんば」の中で、
「言葉でいくら説明しても、説明出来ないほどのおいしさ」と綴った
日向夏入りのゼリーがお土産におすすめです。

井上靖文学館。

両エリアとも本格的なレストラン、カフェが併設されていて、
緑に囲まれた明るい光の中で
旬の地元食材を使ったイタリアンや日本料理をいただくのは最高の気分です。

ミュージアムショップでは、さまざまなアートグッズや美術書をはじめ、
地元作家の雑貨やおしゃれなパッケージにアレンジされた地元食材、
子ども向けの外国製玩具など豊富な品揃えが見ていて飽きません。

私のおすすめは、ここでしか買えない地元土産、三島・勝又苑のやぶきた紅茶です。
ビュフェ美術館となりのショップ&カフェ「TREEHOUSE」と
ミュージアムショップ「NOHARA BOOKS」で販売しています。
ほんのり甘い、優しい味の紅茶です。

洗練されたクレマチスガーデンエリアで
花に囲まれての大人の上質な過ごし方も良し、
ビュフェ美術館に隣接するスルガ平自然公園で、
吊り橋を渡ったりお弁当を食べたりとアウトドアも良しな、
多彩な楽しみ方のできる特別な場所です。

information


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クレマチスの丘

住所 静岡県長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)347-1
TEL (055)989-8787
開館時間 
1月 10:00~16:30
2・3月 10:00~17:00
4・5・6・7・8月 10:00~18:00
9・10月 10:00~17:00
11・12月 10:00~16:30
休館日 水曜日(祝日の場合は営業、その翌日休)、年末年始
入館料 施設・季節により異なる(webサイト参照)
http://www.clematis-no-oka.co.jp/

日本中から名刀が集まる 「佐野美術館」

日本刀を日本一美しく展示する美術館。

三島駅から徒歩20分ほど、商店街を抜けて、てくてく南に歩いていくと佐野美術館があります。
(伊豆箱根鉄道田町駅が鉄道最寄り駅です)。
市民に愛される小さな美術館ですが、
日本刀を日本一美しく展示する技術を持っていることで全国的に有名です。
2013年4月にリニューアルオープンし、常設展示室を新設しました。
これでいつでも名刀を鑑賞することができます!

日本刀の特別展が開催される時は、刀匠による鍛錬実演や、
館蔵品の名刀を手に持って鑑賞できる体験講座などを目当てに、全国からファンが訪れます。
その他にも、工芸品や絵本などの多彩な企画展をその都度開催しています。
ミュージアムショップでは、オリジナルグッズをはじめ、
おしゃれな和雑貨や地元作家の工芸品など、センスの良い品々が手に入ります。

併設する日本庭園「隆泉苑」は、まち中にありながらそれを感じさせない、
緑いっぱいの癒しの空間です。
池の周りをぐるりと歩ける回遊式庭園で、四季の草花が目を楽しませてくれます。
しだれ桜に四季咲きの杜若、秋はハゼウルシや楓が赤く色づきます。
庭にたたずむ昭和初期に建てられた日本建築は、
当時の吟味された材料と丁寧な建築技術と意匠が見られ、現在も大切に守られています。
一般公開はしていませんが、美術館の講座やイベントなどの会場となることがありますので、
それに合わせて出かけてみてはいかがでしょうか。
(敷地内のレストラン・松韻の食事を隆泉苑の家屋内でとることもできます/要予約)。

information


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佐野美術館

住所 静岡県三島市中田町1-43
TEL 055-975-7278
開館時間 10:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日 木曜日(祝日は開館)・展示替え期間・年末年始
入館料 展覧会により異なる(庭園のみの見学は無料)
http://www.sanobi.or.jp/