odekake
posted:2013.6.24 from:静岡県 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
editor’s profile
SeCue編集部 すみまき
伊豆の「ひと」「もの」「まち」をつなぐフリーペーパー「SeCue(セキュー)」の編集・発行をしています。
三島生まれ三島育ち三島市在住。元美術館学芸員、現在子育て中。趣味は手ぬぐい集め。
http://se-cue.blogspot.jp
三島駅北口から無料送迎バスで25分。
長泉町駿河平の富士山麓に囲まれた自然の中で、
刺激的な美術館と、美しい四季の花々と、美味しい食を
一度に楽しめるガーデンリゾートがクレマチスの丘です。
広大な敷地内は、イタリアの現代彫刻家・ジュリアーノ・ヴァンジの美術館、
2009年に開館した写真専門のIZU PHOTO MUSEUMのあるエリアと、
20世紀フランスの画家・ベルナール・ビュフェの美術館、
伊豆出身の芥川賞作家・井上靖文学館があるエリアのふたつに分かれており、
一日アートとともに過ごせます。
ヴァンジ彫刻庭園美術館では、野外彫刻作品とともに、
クレマチスを中心とした花々を楽しめるクレマチスガーデンを散策できます。
IZU PHOTO MUSEUMの内装と坪庭は現代美術家・杉本博司による設計で、
石などの自然素材をスタイリッシュに配した、独特のミニマルな空間です。
奥の森林に囲まれたエリアにあるベルナール・ビュフェ美術館は今春改装を終えたばかり。
世界一のビュフェコレクションを誇ります。
館内には体験型のこども美術館が併設されていて、
親子で楽しめる美術館です(7/27リニューアルオープン予定)。
井上靖文学館では、直筆原稿や取材資料などを通し、
郷土が誇る世界的文学者の偉業を知ることができます。
代表作「しろばんば」の中で、
「言葉でいくら説明しても、説明出来ないほどのおいしさ」と綴った
日向夏入りのゼリーがお土産におすすめです。
両エリアとも本格的なレストラン、カフェが併設されていて、
緑に囲まれた明るい光の中で
旬の地元食材を使ったイタリアンや日本料理をいただくのは最高の気分です。
ミュージアムショップでは、さまざまなアートグッズや美術書をはじめ、
地元作家の雑貨やおしゃれなパッケージにアレンジされた地元食材、
子ども向けの外国製玩具など豊富な品揃えが見ていて飽きません。
私のおすすめは、ここでしか買えない地元土産、三島・勝又苑のやぶきた紅茶です。
ビュフェ美術館となりのショップ&カフェ「TREEHOUSE」と
ミュージアムショップ「NOHARA BOOKS」で販売しています。
ほんのり甘い、優しい味の紅茶です。
洗練されたクレマチスガーデンエリアで
花に囲まれての大人の上質な過ごし方も良し、
ビュフェ美術館に隣接するスルガ平自然公園で、
吊り橋を渡ったりお弁当を食べたりとアウトドアも良しな、
多彩な楽しみ方のできる特別な場所です。
information
クレマチスの丘
住所 静岡県長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)347-1
TEL (055)989-8787
開館時間
1月 10:00~16:30
2・3月 10:00~17:00
4・5・6・7・8月 10:00~18:00
9・10月 10:00~17:00
11・12月 10:00~16:30
休館日 水曜日(祝日の場合は営業、その翌日休)、年末年始
入館料 施設・季節により異なる(webサイト参照)
http://www.clematis-no-oka.co.jp/
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