街と山のあいだ「mürren」。 山へ行きたくなる、 かわいくてためになる小冊子

山へ行きたいな。
そんなことを考えている方へ、
「mürren(ミューレン)」という小さな本をご紹介します。

「mürren」は「山と溪谷」の元副編集長の若菜晃子さんが、
取材から執筆、編集まで手がけた小冊子。
“街と山のあいだ。”をテーマに
山の音や看板、図譜、峠のだんごなどを特集してきました。

ミューレンというのは、スイスの山あいにあるまちの名前だそう。
登山電車の終点であり、アルプスの入口に位置するまちでもあります。
「この本もミューレンのように街と山をつなぐ存在になれたら」という思いから
その名がつけられました。

表紙をめくると、かわいいイラストや写真を載せたページが広がります。
でも、かわいいだけではありません。
山や歴史、地理などに詳しい若菜さんの筆致は、
するどく、優しく、そして楽しい。
自然の奥に分け入る楽しさや
思わず「へえっ」となること、
考えさせられることまで、教えてくれます。

[yahoonews_hide]こちらは、[/yahoonews_hide]「mürren」と「THE NORTH FACE」による
コラボレーション・イベント「山でパンとスープの会」の特集号。

「山でパンとスープの会」というのは
ごく少人数で登山し、山でスープをつくって食べる会なのだそう。
実際につくったスープの写真が、なんとも魅力的!

この号には、春の豆スープや簡単クラムチャウダー、
バターナッツスープなど、全部で10のスープのレシピを掲載しています。

奥多摩や箱根、富士周辺、熱海などの登山コースも
地図つきで紹介。これは参考になる!

雨の中でスープをつくったとか、
汗だくになってうんざりしたとか、
飾らない登山日記もおもしろい。
でも、どんな山へ行っても
下りる頃には清々しい気持ちになってくる。
そうそう山ってそうだよね、と
登山へ行きたくなってくるエピソードばかりです。

さらにこちらの号は、山でも見やすいように
ちょっとした工夫が凝らされています。
[yahoonews_hide]こうして[/yahoonews_hide]表紙をめくり、二つ折りにすると……

[yahoonews text="とっても"]こんなに[/yahoonews]ハンディな大きさに。
これならリュックのポケットにも入りますね!

多様な生き方がつくる、 古マンションの活用。 403architecture [dajiba] vol.3

403architecture [dajiba] vol.3 
使われ方から生まれる新しいかたち

今回は、2013年1月に竣工した「渥美の収納」の施主、
原田ちか子さんにお話を伺いました。
原田さんは、僕らが拠点を置く浜松市内で
長年ニットの手編み教室を営んでいる先生です。

最初にお会いしたのは、僕らも参加した2010年の浜松建築会議。
これは、浜松出身の建築に携わるメンバーが中心となった実行委員会が主催し、
地方都市での建築家の役割や中心市街地のあり方を
建築的な観点から考えることを目的としたイベントでした。
2010年はその第1回目となるもので、
以降は、不定期にこれまで3回開催されています。

この企画のひとつに市街地に増えていた空き室を
建築学生とワークショップを通して活用していく試みがありました。
いまは、さまざまなショップが入居し、
浜松のカルチャーの発信地ともいえる「カギヤビル」も、
当時は2階以上になると空き室が目立っていて、
このワークショップを通して活用が考えられた建物です。

カギヤビル

浜松市内の東海道筋となっているゆりの木通りにある共同建築。
数年前までは、2階以上がほぼ空き室となっていたが、
現在は、丸八不動産グループの平野啓介社長(後にインタビューに登場)が運営を行い、
現在は写真家が経営する本屋やアンティークショップ、デザイン事務所が入居している。
403architecture [dajiba]の事務所からも徒歩3分ほど。

そんなカギヤビルの1室に住み、別の1室で手芸教室をしていた原田さんが、
家を僕たちの事務所も入居する「渥美マンション」に引っ越すにあたり、
部屋を改修して、別々だった住居と手芸教室を一体化させたいということで
仕事を依頼してくれたのが「渥美の収納」というプロジェクトの始まりでした。

彌田

当時はカギヤビルの3階に住みながら、
「チカコズコレクション」という手芸教室を1階で営んでましたよね?
原田さんは、ずっとカギヤビルでやられていたんですか?

原田

30歳の時にカギヤビルでやるようになってからは、ずっとカギヤビル。
当時は編み物ブームだったから生徒さんがすごかったの。
90人くらいを1週間に分けて、教えてたんだから。
複数階のフロアを借りたこともあったし、
カギヤビルの中で何回か場所は動いてはいるんだけど、
40歳を超えた1990年くらいから
1階だけで編み物教室を始めて、3階に住むようになったの。

彌田

へー。ずっと1階で手芸教室をされていたんだと思ってました。
たまに銭湯に行くところを見かけたりしてましたけど、よく行かれていたんですか?

原田

お風呂が使えなかったから、
「巴湯(浜松の市街地にある唯一の銭湯)」に通ってたの。
ここに引っ越してからもたまに行っているよ。

彌田

あ、そうなんですね。
てっきりずっとそういうライフスタイルなのかと思っていました。
1970〜80年代の歌に、銭湯ってよく登場するじゃないですか。
お風呂は銭湯で入るのが普通なのかなって勝手に思っていたんですが、
ちょっと違う事情があったんですね(笑)。

原田

そう(笑)。お風呂があった時は家で入ってましたよ。

こちらが原田さん。

彌田

この仕事を僕らに依頼していただいたのは、どうしてですか?

原田

浜松建築会議のときに辻くんに知り合ったからだったと思う。
彌田くんとも、現在のようなカギヤビルとして運用される以前に、
空いている部屋を活用してクリエイターの活動拠点になっていた、
「KAGIYA HOUSE」でよく会ってたし、
商店街で行うイベントを手伝ってくれていたから毎月の定例会でもよく会ってたしね。
顔なじみというか、そういうのだと思う。
浜松建築会議とKAGIYA HOUSEがなかったら、こうなってなかったかもね。

©Takumi KAWAGUCHI

KAGIYA HOUSE

2010年、2階以上がほぼ空き室となっていたカギヤビルの2階と4階の一部を
地元のクリエイターが主体となってギャラリースペースとして活用していく試み。
展示を始め、ワークショップや商店街の会合などの際にも使用され、
アーティストだけでなく多くの人が訪れる場所となっていた。
2011年5月からビルのオーナーが丸八不動産グループとなるまで運営されていた。

彌田

それはありがたいですね。でも原田さんは
大工さんのお知り合いもいらっしゃるじゃないですか。
普通だったら、大工さんとかに頼むと思うんですが……。

原田

それは、もともとあった手芸教室の棚を使ってもらいたかったから。
この棚自体は、大工さんがつくってくれたものだけど、
この棚を生かして何かつくるっていうのは、大工さんはしないじゃない。
つくる時に少しお金もかけたしね(笑)。
長年使った思い入れもあって、引っ越しても使いたいなぁと思ってたの。

彌田

なるほど。それは僕らにピッタリのプロジェクトですね。
原田さん、隣の部屋(「渥美の床」がある部屋)は見たことあります?

原田

うん。一度だけ入ったことある。

彌田

あの部屋の一部も僕たちがやらせてもらっていて、
寝室の寄せ木みたいな床(vol.1に登場)は、天井にあった木材を細かく切って、
床に敷いているんです。もとの状態とは違いますが、
あっちにあった素材をこっちに持ってきて作ったプロジェクトなんですね。
そう考えると、
「渥美の収納」は木材が収納に置き換わったようなプロジェクトですね。

2DKの間取りから、収納棚を壁面に配した手編み教室兼リビングとなる広々とした空間に。この部屋のほかに寝室、キッチンがある。©kentahasegawa

「渥美の収納」

築40年ほどのマンションの1室の改修。居住機能に加えて、
施主が営んでいる手編み教室を行うためのスペースが併設されている。
手編み教室で必要となる毛糸などを収納する棚は、
施主からの要望であった既存の棚の一部を使用。
棚板や仕切り板同士の間隔はもともとの寸法を参照し、つくられている。
教室部分は、生徒がいない時には施主のリビングとしても使われるため、
毛糸や教科書などの教室に必要な道具に加え、
暮らしの道具も混在することが想定された。
以前から使われていた家具そのものや家具が持つ寸法を用いることで、
両方の道具が新たな環境になじむような状態を目指した。

右のガラス戸の奥が玄関になっている。©kentahasegawa

「ALMA MUSIC BOX」が 金沢21世紀美術館に登場。 コンピレーションアルバムの 発売も決定!

史上最大規模の高性能電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の観測データから
生まれたアート作品「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」。

これは、クリエイティブディレクターの川村真司さん(PARTY )を
はじめとする気鋭のクリエーターたちが
観測データをオルゴール盤に置き換えた、インスタレーション作品です。
[yahoonews_hide]こちらの映像は、昨年21_21 DESIGN SIGHT「活動のデザイン」展に展示され、
話題を呼んだインスタレーションの様子。[/yahoonews_hide]

この作品が5月26日(火)~11月15日(日)まで、
金沢21世紀美術館で開催中の
「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」展に展示されています。

©ESO/C.Malin

金沢の展示では、前回のインスタレーションがバージョンアップ。
70種類のオルゴールディスクを録音した
すべての音が視聴できるようになっています。

撮影:木奥恵三 写真提供:金沢21世紀美術館

撮影:木奥恵三 写真提供:金沢21世紀美術館

オルゴールから生成されたメロディは、とってもきれい。
観測データをもとに生成された音とは、とても思えません。
ただいま、国内外のミュージシャンがこのオルゴール音源を使用し、
楽曲を制作するプロジェクトが進行中。
今秋にはコンピレーションCDが発売される予定となっています。

「DENTO-HOUSE」 浅葉克己、仲條正義らが 日本の伝統工芸で アートピースをデザイン

著名なグラフィックデザイナーが日本の伝統工芸品を
新しくデザインし、アートピースとして発表する
プロジェクト「DENTO-HOUSE(デントーハウス)」。
技術の継承が難しい状態にある伝統工芸の歴史、技術、文化を
継承し、新しく展開し、今の、そしてこれからの
時代へ伝えて行く事を目指すプロジェクトです。

参加デザイナーは浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、
服部一成、中村至男ら、日本を代表するグラフィックデザイナーたち。
ふだんはパリを舞台にしているこのプロジェクトが、
2015年6月17日(水)より、
凱旋ショップを伊勢丹新宿店本館にてオープンします。
彼らが手がける、こけしや漆器などの身近なアイテムや、
モダンに生まれ変わった浮世絵版画から桐製のチェストなどが展示されるんです。

「横縞の桐箪笥」浅葉克己デザイン

「カジノ重箱」「数字柄 小皿」服部一成デザイン

[猫]仲條正義デザイン

モチーフになったのは、秋田のうるし、「川連漆器」。
東京の浮世絵版画、「江戸木版画」。
宮城の伝統こけし、「鳴子こけし」。
埼玉の桐和箪笥、「春日部桐箪笥」。
福島の和ろうそく、「会津絵ろうそく」。
デザイナーと職人のコラボレーションにより、
新たな伝統工芸の魅力が再発見されました。

「DENTO-HOUSE PARIS -2015展風景」パリでの展示風景

「新潟Tシャツ委員会」 地元クリエイターがTシャツに 郷土愛をデザイン!

もうすぐ夏がやってきます。
Tシャツの準備はお済みですか?
この夏、とくに新潟を愛する人に
オススメなのが、「新潟Tシャツ委員会」。
新潟在住のデザイナーたちがデザインし、
新潟市中央区の工場でプリントされる、
新潟人による新潟人の新潟人のためのTシャツブランドです。
2005年の活動開始から、今年で11年目を迎えました。

彼らのコンセプトは、
「新潟の個性を、ユニークにデザインし、
新潟県民・市民・新潟に縁のある方々へ
笑顔を届けるTシャツ」というもの。
「笹だんご」など新潟の名物や、
「万代橋」などの名所、
そして冒頭の「みかづき イタリアン」を始めとした
地元企業とのコラボまで!
新潟が楽しくなる、地元Tシャツをたくさん作っています。
それではそのラインナップをご紹介しましょう!

「ばかいいねっか」新潟の方言で、「VERY NICE」という意味。「ばっっかいいねっか~!!」と、勢いよく使用する人も多い。イントネーションは地域によって異なる。

「もも太郎」新潟で、昭和20年代から愛され続けている、かき氷棒アイス。なぜかイチゴ味。

「はとタクシー」新潟で50年。はとのマークが可愛らしいタクシーです。デザインに電話番号も記載されているので、飲んだ時も安心!?

「塚田牛乳2」新潟市の学校給食に欠かせない存在。牛乳・コーヒー牛乳・フルーツ牛乳の3本セット。背中には、紙のキャップが!!

「レルヒさん2」新潟をスキー発祥の地にしてくれた偉人。レルヒ少佐のお顔を最大限に拡大したデザインがウケてます。

ニッポンのポスト「FUMI」 シンプルなデザインで、 日本の伝統的な美を表現!

郵便受けのデザインにもこだわりたい方に。
このたび、日本の伝統的な美を表現したポスト「FUMI」が発売されました。
日本の四季のうつろいや、光がつくりだす陰影を表現し、
極限まで要素を削ぎ落した、シンプルなかたち。
和風建築からモダン建築、また集合住宅まで、
様々なニッポンの玄関をいろどってくれることでしょう。
デザインは東京のインダストリアル・デザイン会社「S&O DESIGN」。
制作は群馬県で行われており、
東京の建築資材会社「杉田エース」から販売されます。

和の建築にも

モダンな建築にも

集合住宅にもしっくり

「FUMI」の色は、日本の美の意味が込められています。
瓜には、みずみずしい花を思わせる「薄桜」。
霞には、あるかなきかの水の色「瓶覗」(かめのぞき)。
松には、名庭の茶会をなつかしむ「抹茶」。
樹には、古都の家並みの木肌を感じる「焦茶」。
風には、星凍る厳冬の夜の色「鉄紺」(てつこん)。

左から霞、樹、松、風、瓜

大ヒット商品 「寿司スーツケースカバー」の 第2弾発売開始! トランクレーンが回転寿司に!

昨年発売され、大きな話題を集めた「寿司スーツケースカバー」。
その名の通り、お寿司をかたどった
ナイロン製のスーツケースカバーです。
空港でこれをかぶせれば、スーツケースを間違うこともありません。

さてこのたび、この個性派スーツケースカバーの第二弾が登場!
第一弾の「玉子」「まぐろ」「海老」「サーモン」に続き、
新たに「たこ」「いくら」「さば」の3種類が
ラインナップに加わりました。
お値段はいずれも税抜き2,800円。
渋谷パルコ、福岡パルコ、
成田空港第一旅客ターミナル4Fの「OMISE PARCO」で
販売します。

たこ

いくら

さば

さばには生姜が、いくらにはきゅうりが。
もともと、「空港のトランクレーンでスーツケースが
回転寿司のように廻ったら、、」というアイデアを、
「パルコ」がプロデュースする成田のショップで
実現させたこのアイテム。

実際に空港で回っているところ

着脱式で、付外しもとても簡単。
パッケージもおしゃれです。

ギフトにもぴったり

新しいかたちの 集合住宅から暮らしが変わる? 愛知県岡崎市 「竜美丘コートビレジ」

昨年、愛知県岡崎市の住宅街に
新しいかたちの集合住宅「竜美丘コートビレジ」がオープンしました。

こちらは、部屋を住居にしたり、お店にしたりと、
住む人によってさまざまな暮らし方ができる家。
家庭や仕事の変化に合わせて、いろいろな使い方ができるんです。
現在は一般の家庭や八百屋さん、ネイルサロン、
設計事務所、デザイン事務所などが入居しています。

近ごろ、こちらで始まったマルシェ「スミビラキ」が人気を集めているそう。

マルシェを始めたのは、ここに入居する
「森の花畑 やおや」さんと設計士さん。
最初は友人に声をかけて小さなマルシェからスタートし、
現在は月に一度のペースで開催。
口コミを聞きつけたお客さんが集まり、にぎわいを見せています。

SOU・SOU × 亀屋良長 「和菓子になったテキスタイル デザイン」 今年のテーマは“野菜”!

毎年、京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU(そうそう)」が
和菓子屋さんとコラボレーションを行っている
「和菓子になったテキスタイルデザイン」。
2009年にはじまり、今年で7年目を迎えました。

今年は“野菜”をテーマに展開。
月ごとにポップなテキスタイルデザインと和菓子を発表しています。

和菓子を手がけるのは、
享和3年(1803年)創業の京都菓子司「亀屋良長」。
伝統を守りつつ、洋の発想を取り入れた新ブランド
「Satomi Fujita by KAMEYA YOSHINAGA」なども発表しているお店です。

こちらは、“九条ねぎ”をテーマとした
如月(2月)の和菓子とテキスタイル。
なんと、和菓子にも九条ねぎが使われています。

白餡、もち粉、小麦粉、ゴマ、九条ねぎを混ぜて焼いた“麩の焼き”に、白味噌餡を塗って巻いて、ねぎに見立てています。(2015年2月限定)

京都市「まちづくりプロジェクト」 と地域共創。 空き家になった京町家を ラグジュアリーな宿に。

観光客ではなく、
その土地に暮らす人としての視点で
旅が出来たらいいな、と思うときがありますよね。
日本を代表する観光地のひとつ・京都市には、
京都の伝統家屋、京町家を1棟貸切で宿泊できる
サービスが複数あります。
そのひとつ、「京町家の宿」は、
京都の伝統的な住居である「京町家」の継承を目的に、
市内で町屋を使った宿泊施設を運営する会社。
運営する町屋の数は現在18軒にのぼります。
それぞれが築120年超だったり、
西陣にある元呉服屋さんの重厚な建築だったり、
場所も歴史もインテリアも違る個性ある宿たち。
全棟に坪庭が設けられているのが特徴です。

京都旅庵 然

そんな「京町家の宿」が、
新しい町屋の宿「京都旅庵 然」をこのたびオープンしました。
ロケーションは桜の名所・平安神宮まで徒歩5分。
半露天純和風ひのき風呂がある、ラグジュアリーな宿泊施設です。
庭は、京都の若き造園家「植真」の山下真広さんの作庭によるもの。
植えている木や植物や石はほぼ全て京都の山から採っているそう。
宿全体から、京都らしさをたっぷり感じることができます。

この「然」は、京都市の空き家流通促進事業の一環。
京都市が運営する「京都市未来まちづくり100人委員会」
の空き家プロジェクトチーム、「あきや活用まちづくりセンター」と
「京町家の宿」が協力しオープンさせたもの。
地元の方との地域共創により、空き家の活用促進、
京都らしい景観の保全、地域の防犯・防災性の向上、
コミュニティの活性化などに繋がる宿泊施設が実現したというわけです。

静岡県熱海市 「森の空中基地 くすくす」。 山の上のリゾートに日本最大級の ツリーハウスが出現!

静岡県熱海市にあるリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ 熱海」。
昨年の春、このホテルの裏に広がる森のなかに、
「森の空中基地 くすくす」がオープンしました。
なんとここには、樹齢300年になる楠(くすのき)につくられた
日本最大級のツリーハウスがあります。

これは、想像を超えるツリーハウス!
手がけたのは、ツリーハウスの第一人者・小林崇さん。

ツリーハウスクリエーターの小林崇さん。スタイルやデザインにこだわり、120棟以上のツリーハウスを手がけてきました。

小林さんははじめてこの木を見た瞬間に心を奪われ、
どんどん創作意欲が湧いてきたそう。
人が住む場所の近くにありながら、
ここまで大きく成長できる楠はまれだといいます。

ツリーハウスの面積は国内最大規模。
上にはカフェがあり、
ピクニックやバータイムも楽しめます。

もうひとつの目玉は、全長約80mにわたる樹上アスレチック「森の空中散歩」。
木と木の間をつなぐコースを歩けば、地上からは見えない世界が広がります。

「森の空中散歩」の設計を手がけたのは、
有限会社パシフィックネットワークの田桑正樹さん。
田桑さんは、全国各地に自然共生型の
アウトドアパークをつくってきました。

昼はもちろん、夜の森もおすすめ。
ランタンが灯り、幻想的な景色が広がります。

京都「今宵堂」の素敵な酒器。 富士山のいただきを眺めながら 乾杯!晩酌のひとときを楽しく

初雪を迎えたような青富士と、あけぼの色のあかね富士。
あわい色合いが何ともかわいらしいですね!
これは、ひっくり返した盃を山に見立てた「山盃」というもの。
昔から日本人に親しまれてきた盃だそうです。

この盃を手がけたのは、
京都・鴨川のほとりにある「今宵堂」さん。
上原 連さん・梨恵さんご夫妻が
小さな町家でいとなむ、職住一体の酒器工房です。

「今宵堂」さんの酒器は、遊びごころが伝わってくるものばかり!

上は、チョビ髭をはやした「呑平(のみへい)さん」。
おとぼけ顔を相手に、のんびり呑みたくなりそう。

お次は、やわらかな白さがうつくしい、白瓷(はくじ)のうつわ。

薄い口づくりの盃は、お酒のおいしさを素直に味わえます。
「今宵堂」さんには白瓷、白釉、粉引など、多彩な白いうつわがあります。

こちらは、逆さにすると一羽の千鳥が佇む「千鳥足猪口」。

酔っぱらいの千鳥足にかけているそう。
何ともしゃれています。

このほか、おつまみをのせる肴器にも、
かわいらしいものがたくさん。

芸術と温泉の街、 別府をまるごと楽しもう! 別府現代芸術フェスティバル2015 「混浴温泉世界」

食と並んで旅人の心を揺さぶるもの、それは温泉。譲れません。
ローカルの土地や人々の魅力と、アートの素晴らしさを結びつけた芸術祭は多いけれど、
「別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」」は、
なにせ日本屈指の温泉街・別府を舞台に繰り広げられるだけあって、
芸術作品だけでなく、湯の街全体を存分に楽しめないわけがありません。

山は富士、海は瀬戸内、湯は別府。
古くから温泉の地として知られ、湯にまつわる神話も残されている別府。
2009年からこの街で始まった「混浴温泉世界」では、
これまでも温泉や神社で作品を展示するだけでなく、
元ストリップ劇場がパフォーマンスの舞台になったり、
作品を展示した古い長屋が宿泊施設としてリニューアルされたり、
さまざまな展開がなされてきました。

「混浴ゴールデンナイト」2012年 撮影:久保貴史/(C)別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会

クリスチャン・マークレー「火と水」2012年 撮影:久保貴史/(C)別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会

小沢剛「バベルの塔イン別府」2012年 撮影:久保貴史/(C)別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会

3回目の開催となる今回の大きな特徴は、ツアー形式で作品と街をめぐること。
大友良英さんや蓮沼執太さん、クワクボリョウタさんらが
参加するこのプロジェクトでは、自分の足で街を歩きながら、
路地裏の風景や何気ない物音と一緒に、
アートが意外な姿で現れる……ということもあるかもしれません。
またダンサーたちが参加するツアーでは、
夜の別府の街が妖しい劇場に様変わりするとか。
ほかにも夏にぴったりの、パフォーマンスアーティストによる
お化け屋敷もオープンするそう。
こちら、本気で怖いらしいので、心の準備は怠りなく。

魅惑的な別府の風景 ©旅手帖 beppu photo:安藤幸代

浮世絵の手法を生かした 「彦坂木版工房」のパン画。 パンの香りがただよってきそう!

あの、ふっくらと焼き上がったパンの
やわらかさと、香ばしさ。
そんなパンの感触が伝わってくる「彦坂木版工房」のパン画。

まるで本物のようですね!
この絵は、浮世絵の手法を生かした木版画ですられています。
版を重ねていくうちに、
パン独特の風合いが生み出されていくそう。

こちらは、芦屋の洋菓子店
「Henri Charpentier(アンリシャルパンティエ)」のフィナンシェ。

「Henri Charpentier」のフィナンシェ (C)Hicosaka Mokuhan Koubou

バターをたっぷり使用したフィナンシェの質感が、
見事に表現されています。それにしてもおいしそう!

(C)Hicosaka Mokuhan Koubou

「彦坂木版工房」は、木版画家の彦坂有紀さんと、
アートディレクター/図案家のもりといずみさんによる木版工房。
日本の伝統工芸である「浮世絵」を広めるために
2010年から活動をはじめ、木版画の制作・展示、
オリジナルグッズ制作、本の装丁イラストなどを手がけています。

こちらは、コッペパンをシンプルに描いた「コッペパンTシャツ」。
これはかわいい!

「コッペパンTシャツ」3,240円 (C)Hicosaka Mokuhan Koubou

さらに、パンが主役の絵本「パン どうぞ」も手がけています。

「パン どうぞ」講談社 1,200円(税別)(C)Hicosaka Mokuhan Koubou

ページをめくるごとにパンがあらわれ、
「ぱくっ」と食べると、中のあんやクリームが顔を出す、
子どもたちに大人気の本です。
大の大人も、たまらずパンが食べたくなってくる一冊。

中古物件の環境と構造を生かす。 海が見える週末住宅。 ルーヴィス vol.3

ルーヴィス vol.3
海や山、土地の息づかいを感じられる空間へ。

みなさんこんにちはルーヴィスの福井です。
今回は個人邸のリノベーションのお話です。

ルーヴィスを立ち上げて4年が過ぎると、
個人のクライアントからの依頼が増えてきました。
そんなとき神奈川県横須賀市にある、
「昭和39年に建てられた平屋を週末住宅にしたい」という依頼がありました。

クライアントからの要望は、
「頑張りすぎず、落ち着いた感じがいい」ということでした。
後日、現地を見に行くと、
その平屋は、ただの平屋ではなく、
リビングから海が見渡すことができる、眺望が最高の立地。

3棟の平屋が廊下でつながっている面白い物件で、
築50年近いとはいえ傷みも少なく、広さも十分の平屋でした。

前所有者が使っていたときに見学へ。ここは真ん中の1棟の空間。バリ風のインテリアで整えられていました。

「頑張り過ぎず」という要望でしたが、物件を見てしまうと、
「頑張りたい」気持ちで一杯になってしまったのを今でも覚えています。

それから数週間、
「頑張り過ぎず」というキーワードと
「頑張りたい」という気持ちの狭間で
もやもやしたまま初回のプレゼンテーションの日を迎えます。
今思い返しても、このプロジェクトほど
奥歯にものが挟まったようなプレゼンをした記憶はほかにないです。

プレゼンを終えると、クライアントとそのまま食事をご一緒したんですが、
僕はそのお店で、
「正直、どうすることがベストか僕自身わからなくなってしまっています」
と打ち明けました。
今振り返れば、これから請負うプロとしての言葉か? と思うのですが、
返事としては「1日、一緒に合宿してみよう」ということでした。
思い返せば、クライアントの返しも秀逸です。

そして、僕とクライアントは、家具も何もない暖炉だけある、
大きな平屋に真冬の夜に集合して、この平屋で求めている過ごし方や、
クライアントの仕事のことなど、いろんな話をして過ごしました。

前所有者の引っ越しが終わり、家具などが何もなくなった真ん中の1棟。この空間で合宿しました。

とにかく寒かったですが、
夜空が近い感じや、夜が明けていくにつれて見えてくる漁港の風景や
明け方の澄んだ空気や冬空を見て、
「自分のプレゼンしたことって、自然体じゃなかったかも」
と、この合宿を通じて感じました。
当初のプランは、すべての和室を無くすなど、
全体的に変えるようなもので、
この建物が刻んできた歴史みたいなものもすっ飛ばしていた気がします。

力みや欲のようなものが、すっかりなくなり、
新たなプランは、
左右の棟は、直したかどうかわからない程度に整え、
中央の棟を重点的にリノベーションすることに。

もともとの玄関を生かし、外壁を塗り替えるだけでフレッシュな印象に。

玄関から続く最初の棟を寝室にしました。

左端の窓は浴室です。ここにもともとあった目隠しは撤去し、開口部を広げています。デッキを右から左まで新調し、隣地に建物がないため、浴室からデッキへもアクセスできるようにしました。

なかでも手を入れた真ん中の平屋は、
海がより大きく見えるリビング棟としました。

渡辺福美さん「島根の招き猫工房」 島根県浜田市に伝わる長浜人形が ポップでキュートに!

江戸時代から、島根県浜田市に伝わる土人形「長浜人形」。
この伝統を受け継ぎ、しかしポップにアレンジした
渡辺福美さんの「招き猫」が注目を集めています。
りんごやメロンのかぶりものをしていたり、
鯛を片手に持っていたり、とっても個性的な招き猫ちゃんたちです。

健康運アップのフルーツ招き猫りんごちゃん(税込)

「長浜人形」は、良質の粘土が産出するこの地で、
武家のように衣飾ひな人形や武者人形を飾る余裕のなかった
町人の間で広まったといわれている、素朴なお人形。
しかし後継者不足により、伝統の燈火が消えようとしていました。
そこにあらわれたのが渡辺福美さん。
もともと横浜市生まれの福美さんは、多摩美術大学を卒業後、
夫の実家がある島根県に引っ越します。
そこで長浜人形の師匠、安東三郎さんに出会い、
長浜人形の技を受け継ぐことになったのです。
もともとおもちゃが好きだった福美さんは、
長浜人形でかわいい「招き猫」を作ることを思いつきます。
師匠に相談しながら、このポップな人形たちが生まれたというわけです。

健康運アップのフルーツ招き猫レモンちゃん

健康運アップのフルーツ招き猫メロンちゃん

福岡県「太宰府天満宮」 宝物殿で開催中! ホンマタカシ個展 「Seeing Itself - 見えないものを見る」

福岡県太宰府市の「太宰府天満宮」にある
「宝物殿」にて、写真家・ホンマタカシの
個展「Seeing Itself-見えないものを見る」が開催中。
ホンマさんが太宰府で取材し、撮影、制作した
写真、映像、屋外作品などで構成された展覧会です。
2006年より、日比野克彦さんや小沢剛さんらの
アーティストを招聘して行われてきた
「太宰府天満宮アートプログラム」の第9回として開催されます。

「Seeing Itself」とは、見ることそれ自体に
着眼するホンマさんがしばしば触れるフレーズ。
一連の神社での取材の中でホンマさんが対峙したのは、
「見えないもの」を見ることそれ自体でした。
会場では、プリントはもちろん、太宰府の霊山「宝満山」の
麓に鎮座する竈門神社の一間をカメラオブスキュラにして撮ったピンホール作品、
太宰府天満宮の神事に関連した映像作品、
双眼鏡を覗いて鑑賞する屋外作品などが展示されます。

東京R不動産×MUJI HOUSE豊田さんが湘南T-SITEでトーク「21世紀型団地ライフのススメ」

東京R不動産の監修のもと、 「団地」というものを
ライフスタイルの視点から見直した書籍、
団地を楽しむ教科書 暮らしと。」。
2015年05月23日(土)、「湘南T-SITE」内「湘南蔦屋書店」にて、
刊行記念トークイベントが開催されます。

左から馬場正尊さん、豊田輝人さん、千葉敬介さん

トークのテーマは「団地」について。
ゲストは、「東京R不動産」の千葉敬介さん、
「東京R不動産」ディレクターの馬場正尊さん、
無印良品の家、「MUJI HOUSE」の豊田輝人さん。
この3人が、より広い視点から、団地の魅力や可能性についてを語ります。
団地のお話とともに、馬場正尊さんがパブリックデザインの方法論を実践者と語る
書籍「PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた」の話題も。
豊田さんは、この本の共著者でもあるUR都市機構が、
無印良品と一緒に取り組んでいるプロジェクト、
「MUJI×UR」にも関わっており、イベントでは
団地リノベーションについてもお聞きします。

集落丸山が教えてくれたこと。 一般社団法人ノオト vol.02

一般社団法人ノオトvol.02

みなさん、こんにちは。一般社団法人ノオト代表の金野(きんの)です。
弊社はどうやらフラットな組織のようで、入社したばかりの担当者から、
連載第2回目を執筆するよう指示がありました。
〆切厳守とのことです。
そんなわけで、弊社スタッフもあまり知らない創業期のことを書くことにします。

空き家と景観

昨今は、全国で「空き家問題」が取りあげられるようになってきましたが、
ノオトが創業した平成21年頃はそうでもありませんでした。
私はまだ兵庫県の篠山市役所に籍があって、
景観まちづくりの仕事もしていたので、
景観条例に基づく景観地区、景観重要建造物の指定に向けて、
その候補地、候補物件を探していました。
実は、ここから、空き家問題、空き家活用事業の創業に辿り着いたのです。
役所のことを書き始めると文章がどうしても固くなりますね。

篠山市のほぼ中央に位置する篠山城から北に車を走らせると、
多紀連山に向けて、小さな谷筋に入って行きます。
7分も走れば、もう行き止まるのですが、
そこに「丸山集落」があります。
ほとんどの家屋が、茅葺き屋根にトタンを葺いたもので統一されていて、
家と家との距離感や、各家の配置が何とも絶妙なんです。
石積みや水路や樹木も、その景観を構成しています。
計算され尽くしたような、と言いますが、
昔の人は本当に計算し尽くしたのだと思います。
土地を読み、気候を踏まえ、暮らしを想像し、
名もなき人たちが長い時間をかけて
ひとつの有機体として設計し続けてきたのでしょう。
それは現代社会の「計算」とは違う計算の方法です。

私は最初、この美しい集落の景観地区指定のことを考えていました。
平成20年春のことです。
しかし、よく眺めていると空き家が多数あることに気がつきました。
空き巣が入った形跡も見受けられ、少しすさんで残念な印象をもったのを憶えています。
後日、自治会長であった、
佐古田直實さん(現在はNPO法人集落丸山の理事長)と話をする機会があり、
全12戸のうち7戸が空き家であること、
かつては城下町水源を守る「水守」の集落であったこと、
集落の未来に危機感を抱いていることなどを伺ったのでした。

法令に基づく景観地区指定やルールづくり(景観形成基準など)は
とても重要な政策ですが、
それだけでは美しい景観を守ることができない。
私たちはそういう時代に生きている。
ルールをつくっても開発が押し寄せてくるわけではない。
ルールを使うシーンはあまりなく、建物が空き家となり、農地が放棄地となり、
景観は内側から朽ちていく。
だから、何かその空間にエネルギーを注ぎ込む政策がなければ、
景観を守れない。何より地域を守れない。
私たちは、そのことを丸山集落で学んだのでした。

活用の対象となった古民家(奥の3戸)。

「県民BOX」発売! Loftから、 47都道府県をかたどった カラフルでかわいい オリジナルボックス

雑貨・ホビー用品チェーンの「Loft」から、
県民BOX」が発売中!
これは、47都道府県それぞれをかたちどり、
名産品や観光名所など、
各県の特徴をふんだんに盛り込んだイラストを
あしらったオリジナルボックス。
北海道、東北、関東、中部、関西、中国、
四国、九州&沖縄という8つの地方ごとに
色分けされています。
わかる人には必ずわかる各県の名所や
名産品などが、カワイイイラストで表現されています。
例えば東京は、山手線や浅草の雷門、人や交通量の
多さなどが描かれてるんですね。

こちらが「東京」。高尾山、ハチ公、雷門など

イラストを手がけるのは、東京・世田谷を中心に活動する、
デザイン工房「PORT」を主宰する大竹雅俊&大竹雄亮さん。
お二人はご兄弟で、「簡潔で、平明で、人間らしく。」を
モットーに広告やプロダクツデザインで活躍されています。

こちらはきときとの「富山」。

善光寺、スキーの「長野」。

静岡県・クレマチスの丘にて、庭と植物がテーマの「GARDEN MARKET 2015」開催!

5月16日(土)・17日(日)、
静岡県のクレマチスガーデンにて
GARDEN MARKET 2015」が開催されます。

これは、庭と植物をテーマをとするマーケット。
クレマチスとバラが咲きほこるクレマチスの丘にて、
「青空骨董市」や手仕事による雑貨が並ぶマーケット、
「庭師の相談室」などが楽しめます。

当日は、ワークショップも開催。
緑あふれる丘の上で、写真家・大社優子さんに
ポートレートを撮って頂ける「レインボウ スタジオ」や
ビュフェ美術館にて7月4日より開催される
「ルドルフ・シュタイナーからのメッセージ」展のプレワークショップなど、
魅力的なワークショップが揃っています。
お申し込み方法など、くわしくはこちら

鎌倉にある多国籍布のお店「fabric camp」によるワークショップでは、「fabric camp オリジナルバスケットづくり」に挑戦していただけます。

おたのしみは、お菓子など各種Food。
「awatenvou」さんの焼き菓子や、
「mikurie」さんの天然酵母パン(16日のみ)、
「teteria」さんの紅茶、
「長泉・三島ファーマーズマーケット」さんの野菜などが出店します。

また、富士山茶屋(クレマチスの丘内 日本料理 tessen 1F)では
5月11日(月)〜6月30日(火)まで、「初夏のかご展」を開催しています。
こちらには日本やヨーロッパ、アフリカ、アジアの実用的なかごが並びます。

クレマチスの丘には広大な庭園があり、
いまの季節はクレマチスとバラがとってもきれいです。
ぜひ、クレマチスが咲いている間に訪れたいですね!

■GARDEN MARKET 2015
日程:5月16日(土)・17日(日)
時間:10:00~17:00
会場:クレマチスの丘 クレマチスガーデンエリア
住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1
※雨天決行

クレマチスの丘
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空き地のリノベーションで 地方都市を元気に。 WORKVISIONS vol.3

WORKVISIONS vol.3

みなさん、こんにちは! ワークヴィジョンズの西村浩です。
vol.1vol.2に続けて、
今回からは、ひとりの佐賀市民の方からの一本の電話から始まった、
僕の故郷佐賀のまちづくりに話を進めていきたいと思います。
その始まりは、地方都市の行く末を大きく変える
「空き地のリノベーション」という発想でした。

まちをなんとかしたい

ひとりの佐賀市民の方からの電話から、故郷佐賀に足を運んで、
たくさんの市民の方々にお話を聞く機会が増えました。
一般市民の方々に加えて、
佐賀県や佐賀市の行政職員の方々も加わるようになり、
佐賀のまちなかの状況について、
さまざまな視点からお話を聞く事ができました。

僕の両親は、今でも佐賀に住んでいて実家もありますが、
僕自身は、小学校卒業と同時に佐賀を離れてしまったので、
30年ぐらいの時の経過とともに
佐賀がどう変わってきたのかを知るのにとても助かりました。

実は、お電話をいただいた後に、
久しぶりに佐賀のまちなかの商店街に足を運び、その現実に驚いていました。
子どものころの記憶では、
アーケードの中にたくさんのお店がぎゅうぎゅうに軒を連ね、
人で溢れかえる、活気のある商店街です。
昔は、買物と言えば、この商店街に家族と一緒に足を運んだものでした。

昭和30年代の活気あふれる佐賀のまちなか商店街。(上下写真ともに松本功さん所蔵)

ところが、久しぶりに訪れた商店街は、
僕の記憶にあるものとは全く違ったものでした。
アーケードの入口から覗いた商店街は、薄暗く、
ほとんどのお店がシャッターを閉めていて、
商店街の象徴だったアーケードそのものもぼろぼろに塗装が剝がれて、
いまにも朽ち果てそうな状態でした。
いわゆるシャッター通り化しているわけですから、
当然のことながら、人通りもまばら。
僕の記憶にある商店街そのものが消え失せたといってもいい状況で、
とても悲しい気持ちになりました。

2008年ごろの佐賀のまちなかの商店街の様子。

そんな時に、佐賀市から僕のところに
「まちをなんとかしたい」との依頼をいただいたのです。
子どものころ、僕が迷子になった記憶もあるほど活気に溢れていた商店街、
自慢の商店街でしたから、僕も全くの同感。
この時、まちをなんとかしようと強く心に思いました。

この商店街の状況を見て、とても心配なことがあります。
僕自身は、子供のころ、この商店街で両親や兄弟と楽しい時間を過ごし、
たくさんの思い出があります。
ところが今、随分と寂れてしまった商店街には、人々があまり訪れていません。
大人がいないわけですから、
当然、子どもたちもこの商店街にはあまり足を運んでいないわけです。

まちづくりとは、とても時間がかかるものです。
ですから、僕たち大人だけでできることは限られていて、
子どもたちの世代にバトンを渡し続けることが、
まちづくりそのものではないかと思うのです。

ところが、今、まちなかに子どもたちの姿はほとんどありません。
まちの楽しさを経験していない子どもたちが、
将来、僕たちの世代のように「まちをなんとかしたい」と、
果たして思うでしょうか? そうなんです。
今、地方都市のまちなかは、
将来、まちの担い手がいなくなってしまう危機にあるのです。
だから、僕は今、まちなかに子どもたちが
当たり前のように遊びにくる日常を取り戻すには、
どうしたらいいんだろうと、日々考えています。
50年後、100年後も、
「まちをなんとかしたい」と思う仲間がいてくれるように……。

こちらも、2008年ごろの佐賀のまちなかの商店街の様子。

駐車場だらけの地方都市

佐賀のまちなかを歩いていて気づいたことがありました。
ひとつは、先ほどふれたように、
子どものころは、軒を連ねていた商店が軒並みシャッターを下ろしていること。

もうひとつは、空き店舗となった建物が次々と解体され、ついには更地となり、
駐車場として使われていることです。これは、佐賀だけの話ではありません。
車社会の地方都市のほとんどが、今、駐車場だらけ、
スカスカの虫食い状態のまちになってしまっているんです。

まち全体が美術館になった!秋田県象潟で愛される池田修三の版画展「ようこそ」

優しくも華やかな色使いで
秋田の風景やこどもの愛らしさを表現する池田修三さんの版画。
秋田県発行のフリーマガジン「のんびり」の特集で取りあげられたことをきっかけに
いま全国で注目を浴びています。

これまでも各地で展覧会やトークショーが開かれ大反響を呼んできましたが
現在開催中の版画展「象潟まちびと美術館『ようこそ』」は、
池田さんの出身地である象潟(きさかた)のまち全体を美術館ととらえ、
散策しながら作品が楽しめるという新しいこころみ。

松尾芭蕉が奥の細道最北の地として訪れた地、象潟。こちらはJR象潟駅にあるパネル。

池田さんの描くこどもたちはとっても可愛らしいですね。

駅や郷土資料館のほか、旅館や銀行、お土産屋さん、本屋さん、ケーキ屋さんといった
意外な場所までもが会場となり、全部で46箇所で作品を楽しむことができます。
お店にならぶこれらの絵は、
今回のために特別に設置したものではなく、もともと飾られていたもの。
実は象潟地域では、結婚や出産・新築などのお祝いに
住民同士で池田さんの版画を贈り合う文化があり、
お店や家に飾られ、生活の一部として自然と溶け込んでいるのだそう。

池田さんの生家である「池田医院」も会場のひとつになっています。

こちらはメイン会場の象潟郷土資料館のドア。

中はこんな感じです。

トイレのマークまで!

まちが美術館とするならば、そこに暮らす人はみんな学芸員。
会期中は地元のボランティアの方たちが
「象潟まちびと美術館学芸員」として案内してくれます。

福井県あらわ市「たてプリーツ」と「kusha」。くしゃくしゃでもかわいい! 土に還るエコバック

福井県あわら市「kna plus」(クナプラス)さんのエコバックは、
とっても軽くて丈夫。
しかもとうもろこしを原料としたポリ乳酸繊維などから
できていて、丸ごと土に還ります。
こんなにかわいくて、エシカルなんてうれしい!

こちらは“たたみじわ”がかわいい「kusha」。

「kusha」けしあか(茶色)3,000円(税抜)

「kusha」なんどねず(グレー)3,000円(税抜)

たたむとコンパクトですが、
しわを広げれば、A4ファイルが入る大きさに。
2Lボトル4本分の容量が入ります。
色数はなんと、16色で展開。
日本の伝統色を生かした黄緑、ベージュ、青などの色があります。

繊維産業がさかんなあらわ市では、地域資源を活かし、
新しいものを生みだそうとする動きがはじまっているそう。
糸加工や、織物、染色、縫製、プリーツ加工などといった、
北陸の技術が集結した「kna plus」さんのプロダクトも、そのひとつなんです。