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posted:2015.6.17 from:石川県金沢市 genre:アート・デザイン・建築 / エンタメ・お楽しみ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
史上最大規模の高性能電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の観測データから
生まれたアート作品「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」。
これは、クリエイティブディレクターの川村真司さん(PARTY )を
はじめとする気鋭のクリエーターたちが
観測データをオルゴール盤に置き換えた、インスタレーション作品です。
[yahoonews_hide]こちらの映像は、昨年21_21 DESIGN SIGHT「活動のデザイン」展に展示され、
話題を呼んだインスタレーションの様子。[/yahoonews_hide]
この作品が5月26日(火)~11月15日(日)まで、
金沢21世紀美術館で開催中の
「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」展に展示されています。
金沢の展示では、前回のインスタレーションがバージョンアップ。
70種類のオルゴールディスクを録音した
すべての音が視聴できるようになっています。
オルゴールから生成されたメロディは、とってもきれい。
観測データをもとに生成された音とは、とても思えません。
ただいま、国内外のミュージシャンがこのオルゴール音源を使用し、
楽曲を制作するプロジェクトが進行中。
今秋にはコンピレーションCDが発売される予定となっています。
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コンピレーションCDの参加ミュージシャンは、
澤井妙治さん、蓮沼執太さん、
湯川潮音さん、伊藤ゴローさん、
高木正勝さん、milkさん(梅林太郎)、
Throwing a Spoon(トウヤマタケオ×徳澤青弦)
mitoさん(クラムボン)、滞空時間、
スティーヴ・ジャンセンさん、クリスチャン・フェネスさん。
このような楽曲制作は、日本はもちろん、世界でも初の試みだそう。
「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」展は、
金沢21世紀美術館の開館10周年記念展。
アルマ望遠鏡プロジェクトのほか、
大久保ありさん、金氏徹平さん、宇川直宏さん、
小金沢健人さん、泉太郎さん、三瀬夏之介さん、
束芋さん、スプツニ子!さん、八木良太さんが参加しています。
北陸新幹線の開業でにぎわう金沢へお出かけの際は、ぜひ!
ザ・コンテンポラリー1「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」
期間:2015年5月26日(火)~11月15日(日)
時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
出品作家:大久保あり、金氏徹平、宇川直宏、小金沢健人、泉太郎、三瀬夏之
介、束芋、スプツニ子!、八木良太、アルマ望遠鏡プロジェクト
会場:金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1丁目2−1
休場日:月曜日(※7月20日・8月17日は開場)、7月21日
ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律
国立天文台 + PARTY NY + Qosmo + エピファニーワークス
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