岡山市の人気ゲストハウス〈KAMP〉 で体感! 非日常のイベント 〈ギブミーベジタブル〉

岡山駅西口から徒歩5分、奉還町商店街の裏路地にあるゲストハウス〈KAMP〉。
実は「泊まらなくても行きたくなる、非日常が楽しめる場所」でもあるのです!

〈KAMP〉の母体は、岡山でキャンプフェス
〈牛窓ナチュラルキャンプ〉を開催する〈WHJAPAN〉。

牛窓ナチュラルキャンプの様子

2018年の〈牛窓ナチュラルキャンプ〉は大芦高原で開催予定。

「ひととひとが繋がれて楽しい時間」を、年に一度のフェスだけでなく、
もっとたくさんつくりたいという想いから〈KAMP〉が生まれました。
責任者の北島琢也さん曰く、「まずはみんなが集える『場』をつくり、
その延長線上に宿泊施設がくっついたイメージ」とのこと。

百聞は一見にしかず。「場」としてのゲストハウスの魅力を探りに
〈ギブミーベジタブル〉というイベントへ行ってみることに。

7月22日(日)に開催されたイベント〈ギブミーベジタブル〉

7月22日(日)に開催。野菜以外にも肉や豆腐、米や花も集まった。

〈ギブミーベジタブル〉とは「入場料も、アーティストへの出演料も野菜!」の
「食+音楽」の自給自足型イベントです。野菜がお金の代わりになることで、
お金の役割とモノの価値について考えられるイベントとなっています。
その場で入場者が持ち寄った食材を使い、
地元シェフたちが即興料理をふるまうのです!

〈カフェuchikawa六角堂〉
オープン後のまちとの関わり。
地方でカフェを続けるコツとは?

マチザイノオトvol.3

こんにちは、グリーンノートレーベル株式会社の明石です。
前回に引き続き、〈カフェuchikawa六角堂〉の取り組みについてお話しします。

ついにオープン。体にやさしいサンドイッチ専門カフェ

2013年1月22日、雪が舞う富山の灰色の空の下、
射水市の漁師町の片隅に小さなカフェがオープンしました。

計画から完成するまでの段階では
「オープンするまでが大変だなぁ」と思っていたのに、
実際にオープンしてみると、ここからの道のりのほうが
100倍も大変だということがわかりました。

まず、工事が終わってから本格的に店の準備をする段階で、
見えていなかった山ほどの課題がありました。
僕はカフェを経営したことがないので、カフェの店長を経験したことがある人を
店長として雇い、彼と一緒に準備を進めました。

夜遅く遅くまで開店準備をしている初期メンバー。

夜遅く遅くまで開店準備をしている初期メンバー。

工事を進めている一方で、カフェに関する本を読みあさったり、
東京のカフェ巡りをしたりして、素人発想ながら店づくりを構想しました。

店のメニューのコンセプトは僕の担当です。
以前から富山県においしいサンドイッチを出してくれる店が少ないと思っていたので、
サンドイッチ専門店のカフェにしようと決めていました。

体にやさしい10種類のサンドイッチを考えました。

体にやさしい10種類のサンドイッチを考えました。

アトピー体質の僕は、化学調味料や保存料などの
添加物、化学肥料を使った野菜などが苦手です。
なので、外食を心から楽しむことができません。
きっと同じような思いをしている人が少なくないはずだと思い、
有機栽培や天然由来の食材にこだわったメニュー構成にしました。

コーヒーや紅茶、ジュースやアルコールに至るすべてのメニューに
その考え方を取り入れましたが、予想以上に仕入れ原価が高くなり、
すべてのメニューが都会価格になってしまいました。
それでも、メニューブックに材料やこだわりを書き綴れば、
お客さんに納得してもらえると思い、価格はそのままにしました。

すべてのメニューに原材料を表示しています。

すべてのメニューに原材料を表示しています。

僕は「考える」のが担当ですが、それを「カタチにする」のは店長です。
毎日、厨房で唸っていた光景を思い出しますが、
さぞかし大変な作業だったのではないかと思います。

コーヒーについても、ネルドリップと
本格的なマシンで抽出するエスプレッソ系のコーヒーと
2種類を提供することにしました。
豆は富山市内で有機栽豆を自家焙煎しているショップにお願いして、
オリジナルのコーヒーを用意してもらいました。

コーヒーのほか、紅茶やソフトドリンクを含めるとかなりの数のメニューです。
このこだわりが仇となり、まったく準備が追いついていないまま、
オープンの日を迎えました。

連日多くの方に来店していただきましたが、その波も1か月程度で落ち着き、
あとは閑古鳥が鳴いていました。
よく言われることですが、御祝儀相場が終わってからが本番です。
オープンして1か月間の反省をもとに、スタッフと一緒に改善を重ねていきました。

北海道で最大震度7の地震が発生

本日2018年6日3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源地として
マグニチュード6.7、最大震度7の地震が発生。震源に近い厚真町で大規模な土砂崩れが発生し、
行方不明者などの被害がでたほか、北海道全域で停電が発生しています。

災害救助犬3頭と医師、看護師を含むレスキューチームを派遣

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン

これを受けて、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンは、
A-PADジャパン/シビックフォースと合同チームを結成し、
災害救助犬3頭と医師、看護師を含むレスキューチーム(隊員ら20名)を、
ヘリコプターで広島県神石高原町と佐賀空港から
広島空港等を経由し北海道現地へ派遣しました。
現地では、土砂災害による行方不明者の情報もあり、
到着次第、捜索活動と医療活動を開始する予定です。

■Tポイントでも募金可能

北海道地震

平成30年9月北海道地震緊急災害支援募金

ただいま〈Yahoo!基金〉では「平成30年9月北海道地震緊急災害支援募金」
としてインターネットから支援を募集しています。
寄付金は被災都道府県もしくは被災市町村への義援金を予定しています。
クレジットカードのほか、Tポイントを使っても寄付が可能です。
詳細はWebサイトから。

information

Yahoo!基金「平成30年9月北海道地震緊急災害支援募金」

寄付金の使いみち:義援金や被災地の復旧活動、被災者の生活再建を目的とした支援活動など、被災地や被災者のために活用

募金ページ:Yahoo!基金

外から来た司令塔が持つ、
地元とつなげる力、溶け込む技とは?
長門湯本温泉再生プロジェクト
チームリーダー紹介

長門湯本観光まちづくりに関わるメンバーが
初めて長門市の外で話をする機会を得た5月。
そして、温泉街のリノベーションが進んでいく夏へ。
〈長門湯本温泉再生プロジェクト〉は、
ウチ(地元)とソト(他県)から新たなメンバーと専門家を加え、
新たな展開を迎えました。

「順番が逆だ、時間がなさすぎる!」

早稲田大学で2018年5月30日、「早稲田まちづくりセミナー」が行われた。
配布された資料には、『官&民&地域が一気通貫で参画する地域再生
〜山口県長門湯本温泉のライブ感ある社会実験を通して〜』とある。

このイベントは、長門湯本観光まちづくりに関わるメンバーが
初めて長門市の外で話をする機会だったように思う。
公の場で実務者が登壇する、という意味で。

多くの来場者が訪れた早稲田大学西早稲田キャンパスでのイベント。

多くの来場者が訪れた早稲田大学西早稲田キャンパスでのイベント。

会場では、同プロジェクトの推進メンバーである
泉 英明さん(有限会社ハートビートプラン・代表取締役)を中心にして、
建築担当の益尾孝祐さん(株式会社アルセッド建築研究所・主任)、
照明担当の長町志穂さん(LEM空間工房・代表取締役)、
交通事業担当の片岸将広さん
(株式会社日本海コンサルタント・担当グループ長)が
来場者を前に座っていた。
司会の川原 晋さん(首都大学東京 都市環境学部観光科学科教授)も、
「観光まちづくり」という観点から本プロジェクトに関わっている。

泉さんは長門市の公募型プロポーザルを経て、
2017年4月に推進チームのリーダー(司令塔)に選出された。
「水辺のまちづくりの達人」として知られ、
水都大阪事業や、大阪の川床(かわゆか)で話題の〈北浜テラス〉、
着地型観光事業〈OSAKA旅めがね〉をはじめ、
大阪を拠点に西日本エリアの地域活性に数多く取り組んでいる。

来場者は大学関係者、まちづくり事業者、学生をはじめ、
100名ほど。星野リゾートが関わる地域再生ということで、
遠方から視察に訪れた行政職員の姿も見られた。
多くの人の関心は、「なぜ山口県の長門湯本温泉で官民による
大規模プロジェクトが行われているのか」ということだった。

社会実験の検証結果なども図表などを使い報告された。

社会実験の検証結果なども図表などを使い報告された。

〈KOBE MEME〉 集まれクリエイター! 神戸の下町に新しい事業を つくるワークショップを開催

2018年9月~2019年3月、兵庫県神戸市長田区と兵庫区にて、
グラフィックデザイナーやUI/UXデザイナー、編集者、ライター、
プログラマーなどのクリエイターを対象としたワークショップが開催されます。

近年の長田区南部と兵庫区南部では、
大阪や三宮といった都市部からのアクセスが良いことから、
若手のクリエイターや起業家の移住が増えているのだそう。

長田区南部と兵庫区南部の風景

長田区南部と兵庫区南部の風景

〈KOBE MEME(こうべみーむ)〉は、公募で選ばれたクリエイターと
地域の大学生、住民が協働しながら、
まちの問題を解決していくための事業を立ち上げ、
持続的なコミュニティを育んでいくプロジェクト。

ワークショップでは、NPO法人DANCE BOXと新長田アートコモンズ実行委員会が
主催する〈下町芸術大学〉で開催される講座を受講しながら、
活動エリアごとに分かれたグループで事業プランを構想していきます。

各グループが考えた事業プランは、翌年度以降、担当グループとメンター、
ディレクターとともに事業化を目指すのだそう。
自分たちでつくったプランが本当に実現できるかもしれません。
これはワクワクさせられますね!

瀬戸内文化に息づく 魅力を伝える空間 〈ENGAWA〉オープン!

広島市南区出島に、瀬戸内や江田島の魅力を伝えるスペース〈ENGAWA〉が
2018年9月8日(月)オープンします。
MADE IN 瀬戸内の作品、お茶、アート展などを通じて、情報発信を行うスペースです。

ENGAWAの内観

ENGAWA

ENGAWA内にオープンする瀬戸内茶房〈おちや〉

瀬戸内茶房〈おちや〉コーナーでお茶を入れる様子

瀬戸内茶房〈おちや〉

〈ENGAWA〉には、瀬戸内茶葉が楽しめる日本茶店〈おちや〉がオープン。
瀬戸内の和かな気候に育まれた茶葉を使った日本茶を楽しむことができます。

扱っている日本茶は、瀬戸内の無農薬、在来種を中心とした茶葉。
農薬や化学肥料を一切使わない上質な茶葉を製造し、
海外でワークショップも開催している〈Tea Factory Gen〉
代表の高橋玄機氏が監修するお店です。
和菓子は広島の和菓子店〈旬月神楽〉と連携しています。

食品から民芸品まで、風土に根付いた商品がそろう〈E-select shop〉

〈E-select shop〉

そしてもう一つのお店は、MADE IN 瀬戸内! 
食品から民芸品まで、風土に根付いた商品がそろう〈E-select shop〉。
瀬戸内の島々の温暖な風土で育まれた、生活用品・食品・民芸品
が揃うセレクトショップです。

なんと店内のショップは、西日本初、クレジットと
電子マネー決済のみ。現金使用できないのだそう!

倒産ドキュメンタリー! 書籍『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』

2017年12月、山梨県に衝撃が走りました。
山梨県の峡北地域を中心に展開するローカルスーパー〈やまと〉が
突然閉店に追い込まれ、破産申請したというのです。
この出来事について、三代目で元社長の小林久氏による
書籍『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』が出版されました。

書籍『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』書影

スーパーやまとは、1912年、山梨県韮崎市に鮮魚店として創業。
後にスーパーマーケットに業態転換し、
最盛期には16店舗、64億4,300万円を売り上げました。

105年の歴史に幕を閉じたのは突然のこと。
2017年12月6日早朝、倒産劇は1本の電話から始まりました。

「やまとが今日倒産するという話が出ている! 本当なのか?」

「社長、今日納品予定の商品が入ってきません!」

「社長、魚屋からも納品がありません!」

「米問屋が売場から商品を引き揚げています!」

業界でも先んじて移動販売車を走らせ、“買物難民”を救い、
レジ袋の有料化を推進し、生ゴミの堆肥化に取り組み、ホームレスを雇用し、
地元の要請に応えてシャッター通りとなった中心商店街へあえて出店するなど、
数々の斬新な取り組みで地域に貢献し、地元から愛された「スーパーやまと」。

その商売のあり方は、“地域密着”どころか、“地域土着”。
なぜ倒産に追い込まれたのでしょうか……?

勝手に作る商店街サンド:
環境にやさしい次世代スクーターでまわりながら作る!
沖縄県石垣島編

商店街サンドとは

〈商店街サンド〉とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

移住に大人気の石垣島で作る!

今回やってきたのは沖縄県石垣市。
沖縄県内では本島、西表島に次いで3番目に広く、人口は約5万人。
お店や居住者が集中する都市部(南部)と、雄大な自然が多く残る北部に大きく分けられる。

真夏の石垣島にやってきました!

真夏の石垣島にやってきました!

そんな石垣島で、今回はあえて北部で商店街サンド作りに挑戦することにした。

南部はほかの島への拠点となっていたり、観光スポットも充実している。
一方、北部は住む人以外はあまり訪れない、静かで、言ってしまえば
自然しかない石垣島のディープスポットなのである。逆に興味深いじゃないか。

だが、ひとつ問題がある。
ペーパードライバーの私には交通手段がないのだ。
歩いては到底周りきれないし、坂も多くあるから自転車は無理がある。

自然にやさしい次世代スクーターのレンタルでまわる!

そこで今回大変活躍してくれたのがこちら。
電気で動く次世代スクーターである。

石垣島の景色にピッタリな、爽やかな色の電動バイク〈gogoro〉。今回50CC相当のスクーターを使ったが、同じ大きさでふたり乗り用(125CC相当)もある。

石垣島の景色にピッタリな、爽やかな色の電動バイク〈gogoro〉。今回50CC相当のスクーターを使ったが、同じ大きさでふたり乗り用(125CC相当)もある。

私は取材でよくスクーターを借りて乗っているのだけれど、電動式は初めて。
それもそのはず、電動スクーターのレンタルは日本ではまだここ石垣島しかないのだ。
(2018年8月現在)

この環境にやさしい電動スクーターのレンタルがスタートしたと聞いて、
今回の北部を回る企画が実現したわけだ。

島のあちこちに充電ステーションがある。フル充電で約80キロの走行可能で、もし電池が切れそうになったら交換。無料である。

島のあちこちに充電ステーションがある。フル充電で約80キロの走行可能で、もし電池が切れそうになったら交換。無料である。

ステーションの上には太陽光パネルが。これで電気に変えるのか。

ステーションの上には太陽光パネルが。これで電気に変えるのか。

乗り心地もこれまでのスクーターとはだいぶ違う。
電動自転車を乗ったことがある人はわかると思うが、
坂だろうが何だろうがちょっとの力で進んでしまう。

また、普通のバイクが「ブルルルル」という音をたてているとしたら
こちらは「シュイーン」。
ウィンカーの音は、普通は「カッチ、カッチ、カッチ」のところ
こちらは「ポンッポンッポンッ」である。
また、キーではなく、リモートスイッチ(なくさないように首にかける)でロックを外すのだけど
スイッチを入れるたびに「ポロポロピレポロ」と電子音で反応してくれる。
これがめちゃくちゃかわいくて、まるでスターウォーズのR2D2みたいな、
ロボットの相棒ができたかのようだ。

さらに、車のように乗ったままバックして方向転換できるスイッチもついている。
しかも環境にやさしいって、、間違いなくいままで乗ってきたスクーターのなかで一番いい!

メットインは大きめで収納力抜群。

メットインは大きめで収納力抜群。

gogoroに乗ってサンド作りスタート!

今回はこの次世代スクーターのレンタルサービスをしている〈株式会社 e-SHARE石垣〉の代表・高橋良幸さんに付き合ってもらって一緒にサンドを作ることに。

今回の案内人、高橋さん。

今回の案内人、高橋さん。

ディープな北部で、どんな材料が調達できるだろうか?

社食がおいしすぎるあの会社が 開いた〈駅前嵐山食堂〉で、 子ども食堂を開催中。 夏休み特別版も

社員食堂の食事がおいしすぎるということが話題を呼び、
埼玉県の武蔵嵐山町駅前に一般の方向けの飲食店〈駅前嵐山食堂〉を
4月にオープンした太陽ホールディングス。

その〈駅前嵐山食堂〉で今年の5月より月2回、子ども食堂が開催されています。
そのおいしさに毎度定員人数を超えて人が殺到しているとのこと。
その人気を受け、夏休み中の8月27日、
嵐山事業所の社食を使って大規模に子ども食堂を開催することが決定しました。

〈駅前嵐山食堂〉での子ども食堂の様子。

〈駅前嵐山食堂〉での子ども食堂の様子。

太陽ホールディングスはスマートフォン等あらゆる電子機器にも入っている
絶縁インキの製造で世界トップシェアを誇る化学メーカー。
そんなメーカーが、地域の方のコミュニティーづくりの場として活用してもらいたい、
という願いを込めてオープンした食堂で、世界中で「食」に関する問題が取り沙汰されるいま、
ひとりでも多くの子どもたちに楽しい食事を届けられるよう、
「子ども食堂」をはじめました。

子ども食堂とは、地域住民や自治体が主体となって低料金で
子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指します。
2009年に初めて厚生労働省が相対的貧困率を公表したことで、
表面上は見えてこない貧困層の存在が社会的に認知されるようになりました。
また婚姻形態の変化により、ひとり親の家庭が半数を占めており、
孤食もあわせて問題となっています。

“もち食の多彩さ全国一”の 岩手県一関市 せつなくも美しい セミドキュメンタリー映像を公開!

お正月に供える鏡もち、
年明けにいただくお雑煮、季節の行事や祭礼でふるまわれる
あんこ、きなこ、ゴマをたっぷりからめた、おはぎやぼたもち、
醤油のこげるような香ばしい匂いをたどれば、店頭で焼かれる磯辺焼き。

日本の伝統食である “もち”。
地域別、県別、大きくわけて東西別と、
食べられ方、もちをつく日どり、供えられ方など、
多彩な文化がはぐくまれてきた食べ物のひとつです。

なかでも、「もちの食べ方の多彩さは全国一」といわれる、岩手県一関市。
北上川下流域の豊かな稲作地帯であるこのエリアには、
古くからもちにまつわる食文化が根づいています。
驚くことに、「もち暦」なるものが存在し、年に60回以上ももちをつくのだとか!

そんな一関市のもち食文化をテーマにした映像が、
一関youtubeチャンネルと、観光協会HPにて公開されました。

ストーリー

鎌倉~室町時代の景観をほぼ残しているといわれる、
岩手県一関市の骨寺地域(ほねでらちいき)。

ユナ(15歳)は、ここに住む中学3年生。
祖母の葬式に、臼と杵でどうしてももちがつきたいという祖父。
もちつき機でもおいしいもちはつける、と説得する家族ですが、
めったに我をはらない祖父の願いもあって、古来の方法でもちをつくことに。
思春期のユナは、仕方なくもちつきを手伝いますが、
祖父の表情からにじみ出る何かを敏感に感じとります。

ユナの通う本寺中学校は、今年いっぱいで閉校となることが決定。
親友のシホは隣町へ引っ越すことになり、
ひそかに想いを抱くタツ兄は、進学のため東京へ。
亡くなった祖母の声も忘れてしまいそうになったユナは、
すべてが自分のもとを去っていくような悲しみのなかで、
祖父との会話から、ひとつの思いをかため――。

一関のとある一年を、美しい風景のなかで綴った物語。

この映像のテーマは、“もち”。
テーマだけみれば、「?」と首をかしげてしまうかもしれませんが、
一関では、日々の暮らしや、ハレの日、人生の大切な場面には、
必ずもちをつくという文化があります。

この地において、もちをついて一緒に食べるという行為には、
互いに幸せをわかち合い、悲しさ、辛さも共に背負い、
絆を強める意味が込められているのだそう。
伝統や記憶が少しずつ消えようとしているなかで、
それぞれが抱く大切なものをつないでいこうと努力する人々が、この映像には描かれています。

伝統的なもちつきの風景、上棟式、神前への御供え、お祭り、伝統芸能。
どこかに置き忘れてしまっていたかのような、懐かしくもあたたかな暮らしの営みと、
泣きたくなるくらい美しい映像に、目が離せなくなるはずです。

都会の便利さと、郊外のゆとり
いいとこどりの
“デュアルライフ”実践者に聞く、
収入や生活はどう変わった?

デュアルライフ実践者の働き方、暮らし方は超オリジナル!

都市と郊外の2か所に、仕事や生活の拠点を持ち、
双方を行来するライフスタイルのことを、“デュアルライフ”といいます。
兵庫県の神戸市、芦屋市、淡路市、洲本市は、明石海峡大橋を挟んで
“都会の文化”と“島の自然”の両方のいいとこどりができる
デュアルライフの先進エリアとして知られており、
現在「島&都市デュアル」と称して地域の魅力を発信しています。

去る2018年7月6日、島&都市デュアルを体感するイベント
「DUAL LIFE FES by島&都市デュアル」が行われました。
実際に、各地でデュアルライフを実践する人たちの生の声を聞くトークセッションには、
彼らの生の声を聞きたい! と多くの移住検討&希望者が
東京都渋谷区のSHIBUYA CASTに集結。
さて、デュアルライフって実際のところ、どうなんですか?

登壇したのは、左から『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん、秋田の武田昌大さん、淡路島の富田祐介さん、神戸の鶴巻耕介さん。

登壇したのは、左から『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん、秋田の武田昌大さん、淡路島の富田祐介さん、神戸の鶴巻耕介さん。

先陣を切って自己紹介したのは、秋田県からやってきた武田昌大さん。
武田さんは地元秋田、そして香川にある茅葺の古民家を活用した
〈シェアビレッジ〉の村長をしています。

「人口減少率が高く、100年以内には人口ゼロになってしまうといわれている地元を、
なんとかしたいと思ってシェアビレッジというプロジェクトを始めました。
村というと人が住んでいる行政村を思い浮かべると思いますが、
シェアビレッジはどこに住んでいても村人になれるシステムです」

2015年に立ち上がったユニークなプロジェクトには、
現在、2100人ほどの村民(会員)がいます。3000円の年貢(年会費)を納め、
村に来ることができない人のために都市部で寄合(飲み会)を定期的に開いています。

「シェアビレッジをつくって1年目に、なんと20組も移住してきたんですよ」と
うれしそうに話す武田さん。
自身は、秋田に住みながら東京日本橋小伝馬町におむすび屋〈ANDON〉をオープン。
さらにはシェアビレッジの2軒目を香川県三豊市につくり、
デュアルライフ先駆者としてあちこちを飛び回っています。

まずは秋田県に行ったことがある人に挙手を促す武田昌大さん。ちょっぴり自虐的に「行ったことない県ランキング1位と言われているんです」と発言。何人かの挙手に驚き、にっこりと頬が緩みました。

まずは秋田県に行ったことがある人に挙手を促す武田昌大さん。ちょっぴり自虐的に「行ったことない県ランキング1位と言われているんです」と発言。何人かの挙手に驚き、にっこりと頬が緩みました。

次は、兵庫県洲本市から〈シマトワークス〉代表の富田祐介さんがマイクを手にします。

富田さんは7年前に東京から淡路島に移住。企画の仕事をしています。ちなみに東京にいたときは建築の仕事をしていたそう。

富田さんは7年前に東京から淡路島に移住。企画の仕事をしています。ちなみに東京にいたときは建築の仕事をしていたそう。

「淡路島では、食に関するプロジェクトやそれにまつわる研修などの企画をしています。
僕の場合は、地域を良くしようとか活性化だという思いはなく、
もっと自分がワクワクしたいと思って移住しました」

食が豊かな淡路島暮らしが気に入っているという富田さん。
30歳のときに、学生時代の知り合いから淡路島で一緒に事業を立ち上げようと誘われ、
移住を決断しました。見知らぬ土地での不安もあるなか、
結果、最後に決めたのはワクワクしたからだといいます。

「ここでは、仕事はイチからつくっていかなくてはいけません。
でも、自分のワクワクに素直にいこう! と決めました」
しばらくして島内にネットワークができ、
自分でも独立してできるかなというタイミングで結婚もした富田さんは、
今年は海外にも短期滞在をしてみたのだとか。

「夫婦で話し合い、実験的にベトナムに1か月住んでみました。
でも、バケーションしたいわけではないので、
今の仕事を維持しながらひたすら働いていましたよ」
海外でも変わらず多忙なままですが、住環境が異なることで気分も変わります。
「暮らしに刺激が欲しいので、
1年に1か月くらいは日本を出て海外に住んでもいいかなと思っています」

〈つるまき農園〉園長の鶴巻耕介さんは、東京都品川区出身の都会っ子。高校を卒業後、関西の大学へ進学しました。

〈つるまき農園〉園長の鶴巻耕介さんは、東京都品川区出身の都会っ子。高校を卒業後、関西の大学へ進学しました。

兵庫県の神戸市北区淡河町を拠点にして活動する、
〈つるまき農園〉の鶴巻耕介さんの登場です。
「神戸って港町のイメージがありますが、
山のほうへ行くとびっくりするくらいの農村地帯が広がっているんですよ」
2014年に移住をした彼は、100の知恵と技を持つ人=現代版の百姓になることを
目指しています。

「以前はコミュニケーションとかメールのやりとりで成立する仕事が多かったので、
野菜づくりや家の修理など自分の手でできるといいなと思いました。
周囲で移住している人は専門性の高い職人系が多く、
総合職で働いていた自分に移住できるのかという不安はありました。
けれども、小さな仕事であちこちから仕事をもらえるようになれば可能なのでは、
と現在実践しています」

鶴巻さんは、サツマイモの観光農園で働くほか、
茅葺き屋根の葺き替え手伝いや淡河宿本陣跡保存会の理事、
学生のインターンシップのコーディネーターなどを生業にしています。
学生時代に子どもをとりまく環境や教育問題に興味を持ったことから、
暮らしのあり方を変えることを望んでいました。
「里山とか農村の自然に興味があるのかといえばそうでもないんですよね。
地域に残っている相互互助の精神などが、
果たして合理的なのか確認したいと思って移り住んだんです」
結果、地域全体で子どもを見てもらっていることなどから、
仕事がなくなってもどうにかなるかなと安心感を得たと鶴巻さんは言います。

ファシリテーターは『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん。個性豊かなデュアルライフ実践者の暮らしのリアルを引き出します。

ファシリテーターは『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん。個性豊かなデュアルライフ実践者の暮らしのリアルを引き出します。

〈八戸火力発電所〉の大煙突を 解体前にライトアップ! 役目を終えたまちのシンボルに お別れを

青森県八戸市の臨海部にある、大規模な集合工場地帯。
クレーンやプラント、タンクなどが立ち並ぶ圧巻の工業景観の中に、
シンボルともいうべき大きな煙突があります。
2016年に役目を終えてまもなく解体がはじまる、その大煙突に
明かりを灯すアートプロジェクトを開催します。

〈東北電力八戸火力発電所〉3号発電機の煙突

取り壊しが決まっている、発電所の煙突。

取り壊しが決まっている、発電所の煙突。

東北初の火力発電所として誕生し、今年60周年を迎える
〈東北電力八戸火力発電所〉。その3号発電機の煙突は
120m の高さを誇り、八戸市の工業地帯において、
長らくシンボル的な存在であると同時に、市内で最も背の高い構造物でもあります。

なくなってしまう「大煙突のある風景」を記憶に残すための
ライトアップイベントを8月17日・18日の2日間に渡り開催します。

ライトアップイベントの事前説明会

先日、説明会も行われました。

企画したのは〈八戸工場大学〉。
工場好きの市民と行政が協働で運営している〈八戸工場大学〉は、
講義、課外活動、サークル活動の3本柱で成り立つプログラム。
今回のアートプロジェクトは、火力発電所との共催で運営します。

八戸の街に〈マチニワ〉が誕生。 “樹”をモチーフにした 巨大な水飲み場兼、 噴水が完成しました

青森県八戸市の中心街に、市民のための
コミュニティ広場〈八戸まちなか広場 マチニワ〉がオープン。

光・風・緑をタイトルした3つの広場と
ステージで区画分けされ、それぞれまたは全体を、
3時間からの時間区分で貸し出します。

小さなお店を出したり、ステージでパフォーマンスを発表したり、
ワークショップを開催したりと、市民のアイデア次第で、活用方法は広がりそう。

東日本大震災からの復興へ向けて

広場の中央部にあるのは、シンボルオブジェ「水の樹」。

シンボルオブジェ「水の樹」。パイプと受け皿で樹に見立てた。

シンボルオブジェ「水の樹」。パイプと受け皿で樹に見立てた。

これは、松任谷由実やMr.Childrenのアートワークをはじめ、
数々のデザイン、ディレクションなどを手がけてきた
アートディレクターの森本千絵さんが監修したものです。

森本さんは青森県三沢市出身。
2011年、〈八戸ポータルミュージアム はっち〉の
オープニングプロジェクトをきっかけに、八戸とのご縁ができました。

〈八戸ポータルミュージアム はっち〉は、〈マチニワ〉の向かいにある。

〈八戸ポータルミュージアム はっち〉は、〈マチニワ〉の向かいにある。

〈はっち〉とは、八戸中心街の活性化を願って創られた地域観光交流施設。
このオープニングプロジェクトでは、八戸出身の作家・木村友祐さんと
クリエイティブディレクター・佐藤尚之さん指導のもと、
市民によって市民を取材した文章と、
写真家の梅 佳代さん、浅田政志さん、津藤秀雄さんが、
八戸の人々を撮影した写真を展示する企画展が開催されました。

このトークイベントに、森本さんがプライベートで足を運んだことをきっかけに
〈はっち〉との繋がりができたといいます。

企画展の期間は、2011年2月26日〜3月16日。
東日本大震災のあった3月11日は、まさに写真展の真っ只中だったのです。
そこで、この企画展を記録に残そうと、写真集『八戸レビュウ』を制作。
森本さんに、冊子制作の装丁を依頼することとなりました。

八戸では、震災によって全壊した建物は218棟。
その多くは、魚市場や食品加工場など、沿岸部にあった漁業関連の施設でした。

シンボルオブジェ「水の樹」のモチーフは八戸の古い地図

〈マチニワ〉のロゴも森本千絵さんがデザイン。

〈マチニワ〉のロゴも森本千絵さんがデザイン。

青森県南部にある八戸市は、太平洋に面した地の利を生かし、
漁業や工業によって支えられ、発展した街。

かつて、八戸青年会議所の「街の魅力発信委員会」は
「海の樹」という地図を提唱していました。

海からの滋養をもらい、成長する八戸を象徴する絵。

海からの滋養をもらい、成長する八戸を象徴する絵。

八戸の道路を塗りつぶし、海側を下に向けると、
海に根を張り、栄養を得て育つ、一本の樹のように見えます。
これが、今回の「水の樹」のモチーフとなりました。

震災によって、八戸は津波の被害を受けましたが、
海からの恩恵への感謝は忘れない。
八戸の人たちのそんな気持ちが、「水の樹」には現れているようでした。

みんなのヒミツキチ〈コダテル〉。
愛媛県八幡浜に誕生した
学び場&コワーキングスペース

「地元が好き」。その思いこそが、すべての原動力

「地元はこんなにすてきな場所なのに、高校を卒業したらみんな市外に出てしまう。
どうすれば、若い人にとって魅力的な地元になるのか」

愛媛県八幡浜市向灘で、古民家を改装し、
地元の人はもちろん、市外、県外、海外から八幡浜に訪れる人たちが
思い思いの“企て”ができる場、〈コダテル〉を
2018年1月にオープンした濵田規史さん。

その活動の出発点となったのは、地元のことを大好きな人を増やしたい、
というひとつの思いだった。

有数のみかん産地である八幡浜。みかんの山から八幡浜港を一望。

有数のみかん産地である八幡浜。みかんの山から八幡浜港を一望。

「自分の地元のことを自慢できるような場所をつくりたい。
大学進学などで一度は市外に出たとしても、
絶対いつかは帰ってくる、と思えるような場所にしたい。
そうするためには、どんなアクションをしたらいいのか。
コダテルのプロジェクトを立ち上げるきっかけは、
私の地元への思いでした」と話す濵田さん。

コダテルの“企て人”である濵田規史さん。

コダテルの“企て人”である濵田規史さん。

濵田さん自身、地元の高校卒業後は県外の大学に進学し、
就職を機に「どうしても八幡浜に帰りたい」と考え、地元の金融機関に就職。
行員として、地域発展のため地元の人とともにまちづくりに関わってきた。

その一方で、NPO法人〈八幡浜元気プロジェクト〉を立ち上げ、
まちづくりに関わるイベントを企画するなど活動していた。

地元をワクワクするような場所にしたい。
簡単なように思えるけれど、そう簡単なことではない。
どうしたら、ワクワクするような場所にできるだろうか、
と考えを深める過程のなかで、ふと思い出したことがあった。
濵田さん自身の小学校、中学校、高校時代のことだった。

小さい頃から人を楽しませること、何かを企画することが大好きで、
近所の人たちを巻き込んで運動会を企画したり、
自ら取材、編集をして、新聞をつくってみたり、
地域のドラマ制作に挑戦したり、高校生のお店を開店してみたり。
とにかく、自分がワクワクするようなことを考え、行動し、
周りの人を巻き込んでいろいろな“企て”をした経験だった。

市外県外から訪れる人にとって、八幡浜の活動拠点として利用してもらいたいと濵田さんは考えている。

市外県外から訪れる人にとって、八幡浜の活動拠点として利用してもらいたいと濵田さんは考えている。

「自分自身が県外の大学に進学したものの、
卒業したら絶対帰ってくる、という思いがありました。
自分のような人間が、もっと増えたらいいんだ、という考えに行き着いたのです。
なぜ、帰ってきたいと思ったのか、なぜ地元が大好きだったのか、
答えは自分自身の中にありました」

濵田さんが自分自身の中で見つけた答え。
それは、小さい頃から地域の人を巻き込みながら
「ワクワク」するようなことを企てて、実際に行動してきたこと。

地元愛の原点から導き出した答えは、濵田さんと同じような
ワクワクするような企てを、地元の子どもたちに経験してもらいたい。
その企てができる、ヒミツキチのような場所を提供したい。
そんなシンプルなものだった。

秋田で一番小さな村が 〈かみこあにプロジェクト2018〉 を開催。村全体が美術館に!

秋田県で一番小さな村「上小阿仁(かみこあに)村」

秋田県内でも最も高齢化と人口減少のすすむ上小阿仁村。
この秋田で一番小さな村が毎年夏に大胆な試みをします。
それが〈かみこあにプロジェクト〉。
今年で7年目を迎えます。

上小阿仁村の八木沢集落の田園。

上小阿仁村の八木沢集落の田園。

かみこあにプロジェクトとは

地域そのものが里山美術空間であるというコンセプトを基に、
村人が中心となり秋田公立美術大学の学生が協力し開催される手づくりの芸術祭です。
多様な人々との交流を図りながら、高齢化、人口減少に立ち向かい、
地域の魅力発信とにぎわい創出を目指します。

2012年に「大地の芸術祭 越後妻有アート トリエンナーレ2012」の
飛び地開催としてスタートし、
7回目を迎える今年は、八木沢会場、沖田面会場、小沢田会場の村内の3つのエリアにおいて
番楽や獅子踊りなどの伝統芸能競演や棚田を舞台にした野外音楽イベント、
廃校した小学校の音楽室でのライブパフォーマンスのほか、
県内外のアーティスト24組による現代アート作品の展示やワークショップが行われます。

木村剛士『alias sculpture』(2017年作品)。

木村剛士『alias sculpture』(2017年作品)。

ワークショップ風景。

ワークショップ風景。

廃校になった小学校がアートの舞台に!

2017年のかみこあにプロジェクトでは10年前に廃校になった旧沖田面小学校で
15組のアーティストのアート作品が展示されました。
小学校の使われなくなった机を利用した作品や
教室に展示された作品たちが廃校となった小学校に光を差しました。

長門あゆみ『ほころびの部屋』(2017年作品)。

長門あゆみ『ほころびの部屋』(2017年作品)。

草彅裕『太陽の種』(2017年作品)。

草彅裕『太陽の種』(2017年作品)。

洋風建築と土蔵をリノベーション。
高岡〈山町ヴァレー〉と
〈町衆高岡〉がめざすまちづくり

自分の暮らすまちにごみが落ちていたら、率先して拾うだろうか。
自宅の目の前は別として、自宅とは無関係の場所に落ちていたら、
見て見ぬふりをする人も少なくないはずだ。

2017年4月に一部オープン、11月にグランドオープンした
〈山町ヴァレー〉という観光拠点は、富山県西部の高岡市にある。
高岡駅から山町ヴァレーに向かって歩くと、15分程度の移動時間だが、
そのわずかな間にごみを拾う住人をふたりも見かけた。
取材で話を聞いた山町ヴァレーの建築家も、取材後に近所を一緒に歩いていると、
不意に身をかがめ、小さなごみを拾った。住民のまちに対する愛着を感じる瞬間だ。

その高岡の新たな拠点として、
地域住人から期待を背負って誕生した観光拠点が、山町ヴァレーだ。
木造3階建ての洋風建築と土蔵群を抱える
元文具商の「旧谷道家」をリノベーションした施設で、
2017年4月の一部オープン以来、来場者は累計で2万1000人を達成している。

新たな拠点の誕生で、周辺の通行人も目に見えるかたちで増えたという。
今回はその山町ヴァレー誕生に深く関わるメンバーに話を聞いた。

「近所」の有志が立ち上げた、町衆文化の発信拠点

山町ヴァレーは、高岡の山町筋という通り沿いにある。
一帯は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、
メインストリート沿いには土蔵造りの町屋、レンガ造りの洋風建築など、
戦災を免れた明治、大正、昭和初期の建築物が多く残る。

1914年に建てられた大正時代の洋風建築。清水組の田辺淳吉が設計し、辰野金吾が監修。現在は富山銀行本店として使われている。

1914年に建てられた大正時代の洋風建築。清水組の田辺淳吉が設計し、辰野金吾が監修。現在は富山銀行本店として使われている。

山町ヴァレーから目と鼻の距離には、国の重要文化財である〈菅野家〉、
築100年を超す土蔵造りの建築が見事な〈塩崎商衡(しょうこう)〉の本社があり、
観光客の目を大いに楽しませるが、まさにその菅野家に暮らす菅野克志さん、
塩崎商衡の代表取締役社長・塩崎吉康さんが、山町ヴァレー創設の中心メンバーだ。

菅野克志さんは、地元の〈高岡ガス〉の社長でありながら、
高岡市の中心市街地活性化、まちづくりを行う
〈末広開発〉の4代目社長に就任する地元の名士。
一方、塩崎吉康さんは、「秤なら塩崎」と
地元で名声を博す老舗企業の社長を務めながら、
〈町衆高岡〉という会社を地元の有志と立ち上げ、山町ヴァレーの運営にあたる。

山町筋には、土蔵造りの町屋など古い建物が建ち並ぶ。

山町筋には、土蔵造りの町屋など古い建物が建ち並ぶ。

まずは菅野さんに、山町ヴァレー立ち上げの経緯を聞いてみた。

「山町ヴァレーのプロジェクトが立ち上がったのは、2014年12月。
2012年か2013年くらいから、この建物は空き家になっていました。
私も塩崎さんも近所に住んでいますから、
『何とかしなければ』と気になっていたんです。
当時、まちづくりに関係する人や行政の人との間で意見交換会を行っていたのですが、
そのなかで高岡らしい町衆文化の発信をしていく拠点として
この建物を活用しようという話になりました」

〈末広開発〉の社長・菅野克志さん。

〈末広開発〉の社長・菅野克志さん。

高岡らしい町衆文化とは、明治、大正、昭和にかけて、
高岡の商人が最も商人スピリットを発揮していた頃の町文化。
往時の活力や文化を取り戻したいと願いを込め、
山町ヴァレープロジェクトが立ち上がった。

具体的な役割分担としては、土地を借り上げ、建物の部分を購入した末広開発が、
2016年から2018年にかけて3年計画で建物を改修、その後の管理・運営も行い、
一方の町衆高岡は、末広開発からの委託というかたちで、
山町ヴァレー内で開催されるイベントの企画、立案、実行を通じて
にぎわいをつくる役割を担ってきた。

富山市岩瀬〈桝田酒造店〉
桝田隆一郎さんの考える
「まちづくり」とは

「最近、岩瀬のまち並みがとてもすてきになった」という声を聞く。
富山県富山市の北部にある岩瀬は、
海運で江戸時代の末期から明治の初期に絶頂を迎えた港町である。
時代の変化とともに海運業が衰え、一時期工場の誘致が盛んになるものの、
人口減は進み、まちの活気は失われていったと「東岩瀬郷土史会」の会報にある。

その岩瀬に美しいまち並みをつくろうと立ち回る、地元の名士がいる。
桝田隆一郎さんだ。桝田という苗字は岩瀬の土地で大いに鳴り響く。
まちの人に声をかけるたび、「桝田の社長さん」の評判を耳にした。

その桝田家の現当主にして、〈桝田酒造店〉の5代目社長、
〈岩瀬まちづくり会社〉社長も務める桝田隆一郎さんに、
岩瀬の「まちづくり」について聞いた。

行き当たりばったりの行動が、まちづくりにつながる

桝田隆一郎さんは1966年、岩瀬に生まれる。
地元の学校を卒業後、大学進学や留学、就職でまちを離れ、
自らの父親が社長を務める〈桝田酒造店〉に入社した。

その後、岩瀬にある元材木店を購入し、改修をして、
そば屋のオープンにつなげたところから、
いわゆる「まちづくり」のような活動が始まっていくのだが、
足跡を年度順に追って確かめようとすると、
何年に何をしたとは正確に覚えていないという。

それでも過去の情報、あるいは桝田さんの記憶を参考に考えると、
桝田さんの「まちづくり」は、恐らく1998年頃からスタートしている。

先ほど触れたそば屋のオープン後も、岩瀬で売りに出た、
あるいは取り壊される予定だった土蔵群や家屋を購入し、
改修しては陶芸家や木彫刻家の拠点をつくり、酒商をつくり、レストランを誕生させた。

その過程で〈岩瀬まちづくり会社〉が発足し、リノベーションされた物件が増え、
市によるメイン通りの無電柱化も行なわれ、まち並みの美しさは高まっていく。

無電柱化もされた岩瀬のメインストリート。

無電柱化もされた岩瀬のメインストリート。

振り返れば「まちづくりプロジェクト」にも見えるが、
桝田さんによれば、当初は計画的に構想を描いて何かを進めたのではなく、
「行き当たりばったり」に物件を購入しては、改修を進めていったのだという。

「計画的に構想を描いていたのではなくて、物件を1軒買うことによって、
家を売りたい人が助かって、大工さんに仕事ができて、
作品を売る場所がないと言っていた陶芸家の作品の展示場所ができて、
桝田酒造のテイスティング場所ができると思いました」

海運業で栄えた岩瀬の名家・森家の回船問屋。国指定重要文化財。

海運業で栄えた岩瀬の名家・森家の回船問屋。国指定重要文化財。

その結果、岩瀬のまちが姿を変えていく。
ビジョンなきスタートだった「まちづくり」も、改修された物件が増え、
まち並みが変わってくると、「後づけビジョン」も生まれてきた。
現在も工事の進む物件が存在し、割烹と日本酒の立ち飲み屋、イタリアン、
クラフトビールの工場とクラフト作品の発表の場がオープンに向けて動いている。

こちらも海運業で栄えた名家・馬場家。馬場はるさんは富山の教育に圧倒的な貢献を果たした。

こちらも海運業で栄えた名家・馬場家。馬場はるさんは富山の教育に圧倒的な貢献を果たした。

これらの取り組みによって桝田さんは、
「ちょっと、まち並みが整うかなと思います」と、
ご自身のビジョンとの距離感を教えてくれた。

桝田隆一郎さんの言うまち並みとは、ヨーロッパが基準となっている。
「あまりにも美しさが違い過ぎるから、まち並みでは勝てない」とし、
埋めがたい圧倒的な差を前提としているため、「ちょっと」という表現になる。
しかし、冒頭でも述べた通り、岩瀬のまち並みが「とても」すてきになったという声は、
富山市民や県民から盛んに聞こえるようになった。

地方創生を背負って、
霞ヶ関から長門市へ

誰と組み、どう進めるか……。
まちづくりを左右するチーム編成の行方は?

例年、雨に泣かされる「湯本温泉まつり」だが、2018年4月1日は天気に恵まれた。
子どもみこしが温泉街を練り歩き、桜風吹が音信川(おとずれがわ)に舞う、
そんな美しい風景の1日だった。

子どもみこしを迎える桜の〈きらきら橋〉。

子どもみこしを迎える桜の〈きらきら橋〉。

日が暮れ始めた河原ではバーベキューの準備が行われていた。
送別会だという。
手際よく食材を用意するのは、
長門市役所・成長戦略推進課の中原美可子さん。
同じ課の松岡裕史さんと管田央信(かんだひさのぶ)さんは
プロジェクターを設置している。

温泉街の〈荒川食品〉店主で
湯本まちづくり協議会の会長を務める荒川武美さんや旅館関係者、
プロジェクトメンバーなど20人ほどが、
楽しそうに会話をしながら主役を待っていた。

ほどなく現れたのは、
長門市役所・経済観光部長の木村隼斗(よしと)さんだ。
3年間の勤務を終えて、明日東京へ戻るという。
石段を降りながら、
「仕事でお世話になった方の結婚式に出ていました。
ちゃっかり温泉に入って、着替えてきました」
と照れくさそうにしている。

送別会は足湯がある思い出の河原で行われた。

送別会は足湯がある思い出の河原で行われた。

木村さんは2007年から東京・霞ヶ関の経済産業省で働く官僚だ。
長門市へは2015年4月、国が行う〈地方創生人材支援制度〉でやってきた。
この制度は、第2次安倍改造内閣が2014年9月に設置した
「まち・ひと・しごと創生本部(通称、地方創生本部)」が窓口になっている。

ホームページに、こう説明がある。
「地方創生に積極的に取り組む市町村(原則人口5万人以下)に対し、
意欲と能力のある国家公務員・大学研究者・民間人材を
市町村長の補佐役として派遣しています(原則2年)」

初年度は、中央省庁の官僚らを中心に派遣された。
例えば福井県鯖江市へは財務省から、
群馬県みなかみ町へは大学研究者が、静岡県伊豆市へは内閣府から、
島根県海士(あま)町へは文部科学省から派遣されている。
赴任先はマッチングで決まる。

木村さんは説明する。
「地方創生を語ると長くなりますが、ひとことで言うと、
人口減少へのチャレンジなんです。
人口減少を迎えている市町村に私たちも入り込んで、
その解決法を一緒に悩み、見つけていきましょう、
それが〈地方創生人材支援制度〉の目的だと理解しています」

観光地域づくりに挑戦する メンバー募集中! 岩手県の平泉・一関DMO 地域課題を解決するプロジェクト

きらびやかで絢爛たる世界遺産「中尊寺金色堂」や、
ビアフェスの先駆ともいうべき「全国地ビールフェスティバルin一関」、
全国的にも珍しい、多彩な「もち」の食文化、
清々しい緑と渓流の「猊鼻渓(げいびけい)」などで知られる
岩手県南部に広がる一関市。

豊かな自然と文化が根づく一関ですが、
人口は都市部に流れ、駅前や商店街の活気は減速ぎみ。
日本の地域がかかえる問題が、一関でもおこっています。

そんな状況を打破するべく、地元の30~40代の若手社長や、
都市部にいながらも一関にゆかりのあるメンバーが一念発起。
2018年4月に〈一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO〉を立ち上げました。

農林水産省が推進する「食と農の景勝地」に認定された一関市。美しい田園風景が広がります。

農林水産省が推進する「食と農の景勝地」に認定された一関市。美しい田園風景が広がります。

日本版DMO(Destination Management Organization)の候補法人として
行政・企業・団体と連携し、一関平泉エリアを東北有数の観光地として確立させ、
“持続可能な地域経営”にすることを使命とし活動する、平泉・一関DMO。
民間主導で事業が展開するという点も、全国的にみてもユニークではないでしょうか。

この平泉・一関DMOに所属し、一緒に新しいツーリズムを創造する
「ディレクター(地域おこし協力隊)」の募集がスタートしました!

ふるさと納税でも募金可能! 〈平成30年7月豪雨災害〉 ネットで出来る支援

このたびの西日本を中心とした記録的な大雨災害により、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
ネットで出来る支援も数多くあります。

ふるさと納税で募金

ふるさと納税

ふるさと納税を活用して、
平成30年7月豪雨の被害を受けた自治体を支援することができます。
返礼品を希望しない寄付を申込んだ場合、お申し込み金額の全額が自治体に届けられます。
寄付後は、自治体から寄付金受領証明書が発行されます。
1,000円より1円単位で指定した金額を寄付出来るので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、ふるさと納税サイト「さとふる」にて。

また「ふるさとチョイス災害支援」では、
被災された自治体に代わって寄附を受け付ける自治体へ寄附をすることも、
被災された自治体に、直接ふるさと納税による寄附をすることも可能です。
詳細はこちらから。

Tポイントで募金

Yahoo! JAPANのネット募金では、クレジットカードは100円から、
Tポイントは1ポイントから寄付できます。募金はこちらから。

マイレ-ジで募金

ANAマイレ-ジクラブでは、マイルでの募金ができます。
寄せられたマイル寄付相当額は、日本赤十字社
および被災された自治体を通じて、被災者の方々の支援に役立てられます。
募金はこちらから。

LINE PayとLINEポイントで募金

LINEでは、LINE PayとLINEポイントを通じて寄付ができます。
募金はこちらから。

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

広島県呉市に住むコロカルのライター、浦山寧子さんも被災されました。
現在、Twitterで呉市の情報を発信されています。
コロカルでは、被災地の一日も早い復旧を願っています。

〈GIFU MEME〉 移住・週末拠点づくり サポートもあります! 岐阜にてクリエイター向け ワークショップを開催

2018年8月4日(土)〜9月15日(日)、岐阜県恵那市にて、
デザイナーや編集者、ライター、プログラマなどのクリエイターを
対象としたワークショップが開催されます。

〈GIFU MEME〉

〈GIFU MEME〉

恵那山麓のふもとにある恵那市は名古屋市内からのアクセスがよく
自然豊かなまちなみであることから、近年、若い世代の
移住先として注目されつつあるまち。

〈GIFU MEME(ぎふ みーむ)〉は、そんな恵那を
舞台に開催される全4回のワークショップ。
岐阜県へ移住してきたクリエイター陣による講座や、
地元のキーパーソンといくフィールドワークに参加しながら、
クリエイティブ事業プランを構想します。

〈GIFU MEME〉

〈GIFU MEME〉

また、移住を検討している方には、不動産物件を斡旋してくれたり、
コワーキングスペースや週末だけの宿泊施設を探している方には、
相談にのってくれたりといったサポートも!
移住や都市と地方の2拠点生活を検討されている方に
ぴったりのワークショップです。

“泊まれる出版社”〈真鶴出版〉川口 瞬さん

“泊まれる出版社”〈真鶴出版〉川口 瞬さん

祝20周年! 老舗旅館〈葉渡莉〉の アニバーサリーぶっとび動画 「桶(おけ)〜ストラ」 見まっしね〜!

「レディー・カガ」などユニークな取り組みで注目されている石川県の加賀温泉郷。
その中でも「温泉エンターテインメント」「おもてなしは個性だ!」を
モットーに活躍する、山代温泉の老舗旅館〈葉渡莉(はとり)〉の
20周年ムービーはもう見られましたか?

葉渡莉のあたたかさが溢れる外観。

葉渡莉のあたたかさが溢れる外観。

葉渡莉に改名する前の〈よろづや〉時代から数えると
創業62年の老舗旅館が結成した「桶(おけ)〜ストラ」とは。
まずはこちらをご覧ください!

通常時の従業員さん。

通常時の従業員さん。

こちらに登場する「桶〜ストラ」のメンバーのほとんどが
葉渡莉の従業員さんなのです! 
380余年続く加賀太鼓をルーツにもつ加賀の温泉と、
温泉には欠かせない桶を使った「桶〜ストラ」。

真剣な面持ちが並びます。

真剣な面持ちが並びます。

パフォーマンスは圧巻。

パフォーマンスは圧巻。

〈旅するマーケット 2018年夏・秋の章〉 東京に三重県北勢地域の おいしいものが続々登場!

桑名市 細川酒造 代表取締役 細川富生さん 写真:岩瀬有奈

2018年7月3日、東京都港区にて
〈旅するマーケット 2018年夏・秋の章〉が開幕しました! 
三重県桑名市、菰野町、鈴鹿市から続々とおいしいものが届き、
マルシェやスタンドを展開しています。

旅するマーケットは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて
国内外から注目が集まる東京を舞台に、
日本各地の新たな価値を創造し、発信するマーケット。

東京オリンピック・パラリンピックを
活用した地域活性化推進首長連合に加盟する約570自治体をはじめ、
日本各地から届く野菜や果物、そして加工品などを販売します。

2018年7月3日(火)〜12月28日(金)に開催される
〈旅するマーケット 2018年夏・秋の章〉では、
多彩な食の文化圏を有する桑名市、菰野町、鈴鹿市にフォーカスをあてるそう!

桑名市〈丸元水産〉三代目で代表の長谷川雅敏さん 写真:岩瀬有奈

桑名市〈丸元水産〉三代目で代表の長谷川雅敏さん 写真:岩瀬有奈

菰野町〈かもしか道具店〉代表の山口典宏さん 写真:西澤智子

菰野町〈かもしか道具店〉代表の山口典宏さん 写真:西澤智子

鈴鹿市〈進誠堂〉3代目・伊藤亀堂さんと4代目・晴信さん 写真:西澤智子

鈴鹿市〈進誠堂〉3代目・伊藤亀堂さんと4代目・晴信さん 写真:西澤智子

旅するスタンド

平日ランチ11:30~15:00 ディナー17:30~L.O.22:00  土祝11:30~L.O.19:00/定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合日曜日営業、月曜日休業)/住所:東京都港区西新橋2-16-6先/TEL:080-7968-8490

平日ランチ11:30~15:00/ディナー17:30~22:00L.O. 土曜・祝 11:30~19:00L.O. 定休日:日曜(月曜が祝日の場合、日曜営業・月曜休業) 住所:東京都港区西新橋2-16-6 先 TEL:080-7968-8490

日本各地の食を届ける「旅するスタンド」では、
「にっぽん東西、文化のへそ」をテーマに、
〈三重大衆酒場 ヒルコメ ヨルサケ 北勢〉を展開。
手づくりのうつわや鈴鹿市の伊勢型紙、桑名市の灯篭、
酒樽などが並ぶ情緒溢れる空間のなかで
桑名市、菰野町、鈴鹿市の郷土の味や名酒などが楽しめます。

新虎マルシェ

毎週金曜日 14:00 〜19:30、毎週土曜日 10:00 〜18:00/東京都港区西新橋2-16-6 先 旅するスタンド前

毎週金曜 14:00〜19:30、毎週土曜 10:00〜18:00 会場:東京都港区西新橋2-16-6 先 旅するスタンド前

毎週金曜、土曜に開催される〈新虎マルシェ〉では、
地方と都市をつなぐ八百屋〈旬八青果店〉を運営する〈アグリゲート〉が、
旅するマーケットならではの視点とネットワークで集めた
日本各地の旬の採れたて食材や、地域ならではの加工食品をはじめ、
各地域のさまざまなアイテムや情報を提供します。

人気のパティシエ辻口博啓氏がプロデュースした三重県菰野町の人気ベーカリー〈Mariage de farine〉のパン。※7月7日のみ

人気のパティシエ辻口博啓氏がプロデュースした三重県菰野町の人気ベーカリー〈Mariage de farine〉のパン。※7月7日のみ

〈商店街HOTEL 講 大津百町〉 いよいよオープン! 自遊人が贈るメディア型ホテル

雑誌『自遊人』を発行し、新潟県南魚沼市で〈里山十帖〉
手がける〈自遊人〉による、
新しいメディア型ホテル〈商店街HOTEL 講 大津百町〉が、
東海道五十三次最大の宿場町、滋賀県・大津にオープンします!

「まちに泊まって、食べて、飲んで、買って」を
コンセプトに掲げる、新しいタイプの宿泊施設。
2018年8月10日の本オープンに向け、ただいまプレオープン中です。

〈商店街HOTEL 講 大津百町〉の外観

かつて「大津百町」と呼ばれるほど賑わった大津。
しかし現在ではその面影もなく空き家が目立つようになっています。
〈講〉は、旧東海道と並行するアーケード商店街にある、
築100年以上の7軒の町家をリノベーション。
デザイン面はもちろん、実用性と快適性を重視して、
今後さらに100年使用できる“現代の町家”として蘇らせました。

〈商店街HOTEL 講 大津百町〉入り口

〈商店街HOTEL 講 大津百町〉客室の様子

〈講〉では、ホテル同等のサービスを提供。すべての町家の設計を
建築家・竹原義二さんが、庭は荻野寿也景観設計が手がけました。
各室にはフィン・ユール、ハンス・ウェグナーなど、
座り心地の良いデンマーク家具を配置。
7棟13室の客室はすべてインテリアデザインが異なるだけでなく、
家具もすべて異なるというこだわりっぷりです。

共用スペース

「まちに泊まって、食べて、飲んで、買って」を奨励するべく、
フロントにはコンシェルジュが常駐。
おすすめの飲食店はもちろん、朝食に最適なパン屋、
モーニングのある喫茶店、昔ながらの提灯屋や簾屋など、
まちの見どころをご案内します。

また、宿泊税や入湯税と同じように、宿泊者一人につき150円を宿泊料金に含み、
その総額を商店街に寄付して活性化に役立てる“ステイ・ファウンディング”の試みも。
まちを楽しんでもらい、消費を促すことによって、まちを蘇らせることを目的にしているのです。