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Kiyoko Hayashi
林貴代子
はやし・きよこ●宮崎県出身。旅・食・酒の分野を得意とするライター・イラストレーター。旅行会社でwebディレクターを担当後、フリーランスに転身。お酒好きが高じて、唎酒師の資格を取得。最近は野草・薬草にも興味あり。
きらびやかで絢爛たる世界遺産「中尊寺金色堂」や、
ビアフェスの先駆ともいうべき「全国地ビールフェスティバルin一関」、
全国的にも珍しい、多彩な「もち」の食文化、
清々しい緑と渓流の「猊鼻渓(げいびけい)」などで知られる
岩手県南部に広がる一関市。
豊かな自然と文化が根づく一関ですが、
人口は都市部に流れ、駅前や商店街の活気は減速ぎみ。
日本の地域がかかえる問題が、一関でもおこっています。
そんな状況を打破するべく、地元の30~40代の若手社長や、
都市部にいながらも一関にゆかりのあるメンバーが一念発起。
2018年4月に〈一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO〉を立ち上げました。
日本版DMO(Destination Management Organization)の候補法人として
行政・企業・団体と連携し、一関平泉エリアを東北有数の観光地として確立させ、
“持続可能な地域経営”にすることを使命とし活動する、平泉・一関DMO。
民間主導で事業が展開するという点も、全国的にみてもユニークではないでしょうか。
この平泉・一関DMOに所属し、一緒に新しいツーリズムを創造する
「ディレクター(地域おこし協力隊)」の募集がスタートしました!
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一関市に移住し、一関市役所に所属しながら
世界遺産平泉・一関DMOの事業を推進する方を募集中!
任用期間は、着任日より最長3年間。
一関市が「地域おこし協力隊」として委嘱することになります。
隊員は、DMOが行う観光振興事業、物産振興事業の企画・PRなどの観光地域づくり支援、
もち食文化や伝統芸能など地域文化を活かした新しい事業の実施に携わることに。
JR一ノ関駅西口から徒歩約20秒の場所に、
コワーキング・スペース兼ワークショップ・スペース、
地元産物のショップ、観光サービスの窓口など、
さまざまな機能を担いながら、地域住民や旅行者との結接点となる、
活気ある市場のような場所、その名も〈一BA(いちば)〉をオープンしました。
ここが活動拠点に!
旅行会社、酒蔵、染物屋、和菓子屋、印刷会社、伝統工芸品、宿泊業など、
地元企業をはじめとした、30~40代の若手経営者8名が理事をつとめ、
20~30代スタッフを中心に事業を行っています。
さまざまな業種、年代、出身地のメンバーが揃っているので、
新しい取り組みにも柔軟に対応できる環境が整っています。
詳しいエントリー方法、採用ステップについては、
世界遺産平泉・一関DMOの採用・求人情報ページ
をチェック。
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興味はあるけれど、もう少し詳細が知りたい……
そんな方は、7月26日(木)に東京都内で開催される交流イベントに参加してみては?
平泉・一関のこと、DMOのこと、具体的なアクションなど、
「地域を経営する」という事について、DMOメンバーに話を聞くチャンス。
当日は、岩手の美味しいクラフトビールやお酒、ちょっとしたおつまみも登場予定!
DMOメンバーからは、世界遺産平泉・一関DMOの立ち上げや事業立案などに携わり、
ローカルビジネス領域の事業推進ディレクターや、
〈一BA〉のコミュニティマネージャーを務める佐藤柊平さん、
世界遺産平泉・一関DMOの理事をつとめる、
マガジンハウス「コロカル」編集長・及川卓也が参加します。
都市部の暮らしに疲れた人、地域に深く入り込んでみたい人、
新しいことにチャレンジしてみたい人。
潜在的な可能性に満ち、今後おもしろいエリアになるであろう一関市へ!
皆さんのご応募、イベントへのご参加、お待ちしています!
information
一BA(いちば)
住所:岩手県一関市上大槻街1-5
TEL:0191-48-3838
営業時間:9:30〜18:30
定休日:土曜日・月曜日
information
観光地を経営しナイト!(仮称)
日時:7月26日(木)20:00~22:00
場所:リトルトーキョー
住所:東京都江東区三好1-7-14 2F
参加費:無料(1ドリンク制)
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