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posted:2018.9.2 from:兵庫県神戸市 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2018年9月~2019年3月、兵庫県神戸市長田区と兵庫区にて、
グラフィックデザイナーやUI/UXデザイナー、編集者、ライター、
プログラマーなどのクリエイターを対象としたワークショップが開催されます。
近年の長田区南部と兵庫区南部では、
大阪や三宮といった都市部からのアクセスが良いことから、
若手のクリエイターや起業家の移住が増えているのだそう。
〈KOBE MEME(こうべみーむ)〉は、公募で選ばれたクリエイターと
地域の大学生、住民が協働しながら、
まちの問題を解決していくための事業を立ち上げ、
持続的なコミュニティを育んでいくプロジェクト。
ワークショップでは、NPO法人DANCE BOXと新長田アートコモンズ実行委員会が
主催する〈下町芸術大学〉で開催される講座を受講しながら、
活動エリアごとに分かれたグループで事業プランを構想していきます。
各グループが考えた事業プランは、翌年度以降、担当グループとメンター、
ディレクターとともに事業化を目指すのだそう。
自分たちでつくったプランが本当に実現できるかもしれません。
これはワクワクさせられますね!
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KOBE MEMEのディレクターは、〈千十一編集室〉代表であり
〈GIFU MEME〉の企画にも携わった影山裕樹さん。
プロデューサーは写真家/ディレクターの岩本順平さん(一般社団法人DOR)。
エリアリーダーは神戸市にてリユースのものづくりを指導したり、
空き物件を活用したプロジェクトの立ち上げなどを行っている合田昌宏さん、
建築士/まちづくりコンサルタントの角野史和さん。
産業遺産コーディネーターの角野史和さん。
ほか、メンターに山下香さん、横堀ふみさん、小嶋新さん、
安黒千能さん、やまぐちくにこさん、首藤義敬さんが参加されます。
MEMEとは“文化的遺伝子”を意味する言葉。イギリスの生物学者R=ドーキンスによる、
生物学的遺伝子「GENE」と模倣「MIMEME」を組み合わせた造語なのだそうです。
KOBE MEMEという名前は地域に根ざした手仕事や慣習などの
「地域らしさ」もMEMEととらえ、
古くから地域に存在するMEMEを掘り起こし、
新しい事業やプロジェクトを発案して未来へと引き継ぐ
——そんな願いを込めて名づけられました。
クリエイティブなスキルを生かして何かを始めたい、
神戸の課題解決に取り組みたい、地域とつながりたい、
まちづくりに関わりたいというみなさん、ぜひチェックしてみてくださいね!
information
KOBE MEME
コウベミーム
開催日:2018年9月23日~2019年3月
活動場所:神戸市長田区、兵庫区
参加費:無料(現地までの交通費、および飲食費・宿泊費等は実費)
参加条件:下町芸術大学の講座(全11回)のうち、初回(9月23日)および3回以上参加でき、かつ指定のグループワーク(全4回)に2回以上参加いただける方が対象です。そのほか、自主的なグループワーク、地元関係者へのヒアリングなどが不定期で開催されます。
応募締切:9月15日(土)23:59 必着
問い合わせ:新長田アートコモンズ実行委員 shinnagata.artcommons@gmail.com
申し込み:こちらのフォームからお申し込みください。
主催:新長田アートコモンズ実行委員会、DANCEBOX
企画協力:千十一編集室
共催:長田区、兵庫区
Web:KOBE MEME
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