〈星岳・月岳〉無人駅が大盛況! 熊本に“列車がつなぐ” 秘境オーベルジュがオープン

JR肥薩線3駅をまたぐオーベルジュ

2019年8月2日、熊本県・JR肥薩(ひさつ)線「矢岳駅」に
旧国鉄駅長宿舎をリノベーションしたホテル
〈星岳・月岳(ほしたけ・つきたけ)〉がオープンしました。

旧国鉄駅長宿舎は、国の登録有形文化財に登録されている建物。
いまでは稀少な、明治の鉄道建築のひとつです。

ユニークなのは、肥薩線が走る人吉球磨エリアを
ひとつのホテル、線路を廊下と見立て、各施設を列車でつなぐというコンセプト。

球磨川

人吉球磨地域を流れる雄大な球磨川

宿泊客は、まず旅の玄関、人吉駅へ。
駅でチェックインを済ませます。

〈いさぶろうしんぺい号〉

肥薩線 大畑駅と観光列車〈いさぶろうしんぺい号〉

その後は観光列車〈いさぶろう号〉で移動。
矢岳駅で降りたら、星岳・月岳の客室でひと休み。

〈星岳〉縁側

〈星岳〉縁側

夕食は大畑駅へ移動して、レストラン
〈囲炉裏キュイジーヌ LOOP〉でディナーを楽しみます。
その後は、専用車に乗って星岳・月岳へ。
真っ暗な山道は、まるでナイトサファリのよう。
シカや野生動物に出会うこともあるそう。

クラシックな専用車。

クラシックな専用車。

このプロジェクト仕掛け人は、〈クラシックレールウェイホテル〉代表の中島秀豊さん。
中島さんには、かつて賑わっていた無人駅に
人を呼び戻したいという思いがありました。

駅舎

そんなときに目にとまったのが、大畑駅のそばに佇む「旧保線詰所」。
中島さんはこの建物をリノベーションして
レストランをつくりたいとJRに相談を持ちかけ、
2018年9月に囲炉裏キュイジーヌ LOOPをオープンさせました。

レストランが建つ以前、大畑駅の
利用客は月に7人しかいなかったのだそう。
明治時代に建てられた旧保線詰所は長いこと人の手が入っておらず、
中島さんが初めて訪れたときは、イタチが住んでいたという話も。
現在レストランを訪れるお客さんの数は、
1か月に約700〜800人。連日満席の大賑わいです。

〈囲炉裏キュイジーヌ LOOP〉の料理

〈囲炉裏キュイジーヌ LOOP〉の料理。シェフはパリや東京〈レザンジュ〉などで腕を磨いた中務雅章さん。

計画当初は「無人駅にレストランをつくって
どうするんだ」と言われたこともあったそうですが、
中島さんには「だからこそつくる意味がある。
そこにしかない環境で、そこでしか食べられない料理をつくろう」
という強い意志があったのだとか。

現在囲炉裏キュイジーヌ LOOPは、昼は一般のお客さんに向けて営業、
夜は宿泊客のためのプライベートレストランに変わります。
これはうれしいですね!

〈イコロプラントフェア& LOPPISサマーマーケット2019〉 開催! 苫小牧の森に 衣食住ショップが集合

北海道内のすてきな雑貨やおいしいものに出会う2日間

北海道名物とも言える一大マーケットイベントが今年も開催! 
北海道が晩夏を迎える気持ちの良い季節、
苫小牧の〈イコロの森ガーデン〉に2日間限りのマーケット
〈イコロプラントフェア&LOPPISサマーマーケット2019〉が出現します。

野外と室内合わせて楽しめるLOPPIS。ピクニックにもぴったり。

野外と室内合わせて楽しめるLOPPIS。ピクニックにもぴったり。

「海外の蚤の市のように、気軽にいいものと出会えるマーケットを」
という有志の思いから札幌で産声をあげた〈LOPPIS〉と、
北海道の美しくたくましい植栽を堪能できるイコロの森ガーデン。
それぞれの魅力をたっぷりと楽しめる仕掛けがたくさんです。

暮らしに豊かな彩りを添える、北欧雑貨とバルト三国のハンドクラフトを扱う〈presse〉(札幌)。

暮らしに豊かな彩りを添える、北欧雑貨とバルト三国のハンドクラフトを扱う〈presse〉(札幌)。

北海道最東端の根室から参加する焼き菓子と雑貨の〈VOSTOK Lab〉(8月31日のみ)の絶品スイーツなど、貴重なアイテムもたくさん。

北海道最東端の根室から参加する焼き菓子と雑貨の〈VOSTOK Lab〉(8月31日のみ)の絶品スイーツなど、貴重なアイテムもたくさん。

LOPPISには、札幌のみならず道内の個性あふれる人気の衣食住ショップ
約80店舗が大集合。
暮らしにまつわる雑貨やインテリア、作家のクラフト作品はもちろん、
カフェやフード、スイーツといったおいしいものがずらりと並びます。
訪れる人それぞれのお気に入りに出会えるお店巡りを、ゆっくりと楽しんで。

カフェやフードは売り切れ御免なので、
気になるショップには早めの訪問がおすすめです。

心地よく過ごせるガーデンエリアにもお店が並びます。お買い物はもちろん、毎回好評のさまざまなワークショップも要チェック。

心地よく過ごせるガーデンエリアにもお店が並びます。お買い物はもちろん、毎回好評のさまざまなワークショップも要チェック。

ガーデンエリアに出店する、即戦力ですぐれもののラグなどピクニックにまつわる雑貨や本がたくさんの〈ヒシガタ文庫〉(札幌)。

ガーデンエリアに出店する、即戦力ですぐれもののラグなどピクニックにまつわる雑貨や本がたくさんの〈ヒシガタ文庫〉(札幌)。

まだまだ注目イベント目白押し! 宮城県で開催中の 〈Reborn-Art Festival 2019〉 の見どころをチェック

宮城県の牡鹿(おしか)半島と石巻市街地を主な舞台とした、
アート・音楽・食を楽しむお祭り〈Reborn-Art Festival 2019〉が
8月3日(土)から9月29日(日)の期間に開催されます。

第2回目となる今回は『いのちのてざわり』をテーマに、
網地島を含む7つのエリアで7組のキュレーターが
作家たちとさまざまに想いを馳せながら作品を発表。
前回よりさらにパワーアップし、盛りだくさんの内容となっています。

以下、各エリアの特徴を簡単にご紹介。

旅の拠点・石巻駅前エリア

電車、車、人々が行き交う〈Reborn-Art Festival 2019〉の
旅の拠点・石巻駅前エリアには、「海へのアート=リチュアル」をエリアテーマに
思想家・中沢新一さんがキュレーションしたアーティストによる作品が登場。

『茶碗の底の千の眼』

ザイ・クーニン『茶碗の底の千の眼』

かつて南の海域にあった巨大な大陸・スンダランドを題材にした
インスタレーション『海に開く』は、中沢新一さん、
アーティストのザイ・クーニン、写真家の大崎映晋さん、
山内光枝さんらが手がけたもの。石巻市有形文化財に指定された
旧観慶丸商店には、大量のお茶碗を用いた
ザイ・クーニンのインスタレーション『茶碗の底の千の眼』が。

石巻の中心となる市街地エリア

「街のマンガロードとアートロード」をエリアテーマに、
アーティストの有馬かおるさんが選抜したアーティストの
作品が並ぶのは市街地エリア。

アーティストの是恒さくらさんによる、石巻と和歌山の
捕鯨の記憶を結んだ刺繍作品『再編「ありふれたくじら:牡鹿半島~太地浦」』や、
有馬かおるさんの作品『世界はやさしい、だからずっと片思いをしている』など、
そのほか多数の作品が展示されます。

牡鹿半島の北西部・桃浦エリア

カキの養殖が盛んな漁村・桃浦エリアは、
音楽家の小林武史さんがキュレーションを担当し
「リビングスペース」をエリアコンセプトに、
アーティストの草間彌生さんによる水玉模様の彫刻『新たなる空間への道標』や、
アートディレクターの増田セバスチャンさんの
穴の劇場『ぽっかりあいた穴の秘密』などの作品が。
旧荻浜小学校では、オーバーナイトイベント『夜側のできごと』の開催も予定されています。

“迷い鹿”が堂々と佇む荻浜エリア

『White Deer (Oshika)』

名和晃平『White Deer (Oshika)』

アーティストの名和晃平さんがキュレーターを務める荻浜エリアでは、
「プライマル エナジー - 原始の力」をエリアテーマに、
名和晃平さんが手がけた時刻によって表情を変える
“迷い鹿”『White Deer (Oshika)』、アーティストの村瀬恭子さんの
洞内に海を現すインスタレーション『かなたのうみ』などの作品がラインナップ。
ここにあるレストラン〈Reborn-Art DINING〉では、
ゲストシェフを迎えたスペシャルメニューも期間限定で展開されるそう。

愛嬌たっぷりの「木彫り熊」が 一挙集結! 〈東京903会〉主催の ポップアップイベントが開催

一部で話題!? 「木彫り熊」ブーム再来か

北海道のお土産として有名な「木彫り熊」。

発祥は尾張徳川家・義親公がスイスの
ペザントアート(農村美術)を北海道に持ち込んだことから。
昭和30年から40年の北海道観光ブームで一度大きな話題となり、
「世界で一番売れた彫刻品」なんて評判になったこともあったようです。

そんな〈木彫り熊〉が、現在、東京のクリエイターの間で
「かわいい!」「インテリアとして集めたい!」と密かな話題となっています。

編集者の安藤夏樹さんが代表を務める〈東京903会(くまさんかい)〉。
安藤さんをはじめとするクリエイターが木彫り熊に惚れ込み、
木彫り熊の魅力をより多くの人に知ってほしいと、ブログやSNSで情報を発信をしています。

そしてこの度、〈東京903会〉がリアルショップに出現。
8月10日(土)から〈CLASKA Gallery & Shop "DO"〉本店で、
〈− 北海道の木彫り熊の世界 − 東京で、熊さんかい? by 東京903会〉
が開催されまています。

石見神楽の未来をつくる場に。 構想10年、神楽専用劇場が 島根県・江津にオープン

脈々と歴史が受け継がれる「石見神楽」

石見地方において、室町時代後期にはすでに
演じられていたと言われている伝統芸能「石見神楽」。
この5月に日本遺産にも認定されました。

たくさんの装飾が施された眩しいほどの煌びやかな衣裳、
あちらの世界に足を運んでしまったかのようにも思えるダイナミックな舞、
単純明快、だけども引き込まれてしまうほどのストーリーなど、
石見神楽の魅力はひと言では語りきれません。

大人が懸命に取り組んでいる姿から、幼いながらも神楽の魅力に触れ、
幼稚園や小学校から神楽を演じている子もいまだにいるんだとか。
地元の浜田商業高校でも、神楽がひとつの部活動として認められているなど、
その歴史は廃れることなく、今でも脈々と受け継がれています。

待望の石見神楽専用小屋がオープン

石見小屋外観

今年の3月、そんな石見神楽を披露する
県内で初となる石見神楽専用の芝居小屋〈石見小屋〉が、
島根県江津(ごうつ)市のドライブイン〈神楽の里舞乃市〉内にオープンしました。

石見小屋座席

この〈石見小屋〉は、神楽の社中さんが設計から内装まで手がけており、
木造平屋建て165平方メートルの館内は約100人の収容が可能。

専用の音響システムと4基のムービングライトなどが完備され、
神楽の舞に合わせ、場内に迫力の光と音が降り注ぎます。

石見神楽本来のスタイルである、演者と観客が一体となって楽しむスタイルを継承し、
壇上と客席は同じ高さに。

ちょうちん

天井を見上げると約200個のちょうちんが垂れ下がっています。

ここまで設備の整った石見神楽専用劇場は石見初なのだそう。

ここで「舞乃座(まいのざ)」として月4回ほど神楽を上演し、
それ以外はバーベキューハウスとして、
石州瓦型の器の上で地元の食材を使ったバーベキューや料理などを楽しむスペースとして
運営されます。

〈旧質美小学校(質美笑楽講)〉 京都・京丹波町の廃校が 絵本のセレクトショップや 窯焼きピザ屋に

廃校になった質美(しつみ)小学校が、ユニークな施設に

京都府京丹波町は、広々とした緑豊かな土地。
山や田畑が広がり、黒大豆、小豆、松茸、栗などが特産品で、
豊かな食文化とともに人々が暮らしを営んできた地域です。

そんなのどかな京丹波町質美上野に、
廃校になった質美(しつみ)小学校を使ったユニークな施設が
全国から注目を集めています。
施設の名前は〈質美笑楽講〉。小学校が笑楽講に!
思わず笑みがこぼれるような名前に当てた漢字からも、楽しい雰囲気が伝わってきます。

質美小学校は2011年に閉校し、53年の歴史に幕を閉じました。
しかし、「自分たちが通った小学校の形をなんとか残したい」という
卒業生や地元の人の声が上がり、
昭和35年に建設された木造校舎を再利用する道を模索することに。

2012年に、絵本のセレクトショップ〈絵本ちゃん〉がオープンしたのをきっかけに、
カフェや雑貨屋、レストランなど、おしゃれなお店が集まる複合施設として、
生まれ変わりました。

レトロな木造校舎、朝礼台、長い廊下に作業室や図工室の名札、木の引き戸、
落書きのある机と椅子。
子どもたちが学んできた景色がそのまま残り、
初めて訪れたけれど、心がキュンとなるような懐かしい気持ちが込み上げてきます。

〈盲亀浮木〉の内観

カフェ〈盲亀浮木(もうきふぼく)〉は落ち着いた雰囲気。

絵本専門店に、古道具のお店まで……

質美笑楽講には、センスのあるお店がたくさん入っています。
絵本専門店〈絵本ちゃん〉&〈きのこ文庫〉、
窯焼きピザとパスタ〈panadozo café〉、
古道具とアンティーク〈ケセラセラ〉、趣味の店〈道楽ルームみちくさ〉、
〈喫茶ランチルーム〉、カフェ〈盲亀浮木(もうきふぼく)〉、
〈おかきの加工所〉、ウェディングドレス〈Blan Cheur〉、
雑貨〈プチボヌール〉、423アートプロジェクトなど。

「こんにちわ~」、お店のドアを開けるたびに、伝わるワクワク。
それぞれのお店の個性と、オーナーのこだわりが詰まっており、
ひとつひとつのアイテムを手に取っていると、
あっと言う間に時間が過ぎてしまいますよ。
「あ~、昔はこんな教室だったなぁ」と懐かしむ年代は
ワクワクした気分を取り戻す場所として、
イマドキ女子にとってはレトロで“映える”写真が撮影できるおしゃれスポットとして。
そして、地元のお母さんは子連れで楽しめる憩いの場所として。

オーナーこだわりの雑貨屋絵本が並ぶ

絵本専門店〈絵本ちゃん〉&〈きのこ文庫〉。

写真家・南阿沙美さんによる 写真展『島根のOL』が馬喰町で開催

チャーミングな“島根のOL”の魅力が満載

2019年8月21日(水)から8月31日(土)まで、
馬喰町にあるギャラリー〈Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery(KKAG)〉で
写真家・南阿沙美さんによる写真展『島根のOL』が開催されます。

ピチピチのTシャツと短パン姿の体格のよい女性が、
戦うヒーローのように動き回る姿を捉えた『MATSUOKA!』で
2014年度の写真新世紀優秀賞を受賞した南阿沙美さん。

エネルギーに満ち溢れ、こちらが思わず
吹き出してしまうような作品は、多くの注目を集めました。

この『MATSUOKA!』に続くかたちで
発表されたのが、今回展示される『島根のOL』。

デジタルアートな 夜の阿寒湖をウォーキング。 体験型アトラクション 〈KAMUY LUMINA〉が開催

アイヌの伝説をデジタル技術で再現

火山・森・湖が織りなす自然豊かな阿寒摩周国立公園の阿寒湖。

現在、そんな阿寒湖にてデジタルアートの体験型アトラクション
ナイトウォーク〈KAMUY LUMINA(カムイ ルミナ)〉が開催されています。

この〈KAMUY LUMINA〉は、光や映像、音響、
インタラクティブな仕掛けが散りばめられた幻想的な夜の森を冒険しながら
自然とアイヌ伝説を体感する、新感覚のデジタルアートアトラクション。

デジタルアートアトラクション2

デジタルアートアトラクション

アイヌの伝説として語り継がれてきた謡〈コンクワ〉を元に、
カナダのマルチメディア・エンターテイメント・カンパニー、
〈Moment Factory〉社と阿寒湖の人々との共同制作により誕生しました。

舞台となる夜の森には、プロジェクションマッピングや
シノグラフィー(光と音の舞台装置)など最新鋭のデジタル技術で
動物の姿が映し出されるほか、阿寒湖ならではの地形や景観を
活かした演出、インタラクティブな仕掛けが登場。

ゲスト自らが登場人物の一員となり、森の中を歩きながら
物語を実体験するようなスタイルとなっています。

唯一無二の〈倉敷ガラス〉を 収めた写真集が発売。 ポップアップストアもオープン

〈倉敷ガラス〉を追い続けた5年間を収録

ほっくりとぬくもりがあり、どこか柔らかさも感じる〈倉敷ガラス〉。

クリスマスツリー飾りのガラス玉づくりをしていた小谷眞三さんが、
倉敷民藝館初代館長の外村吉之介さんから依頼され、
試行錯誤しながら製作をスタートしたのが昭和38年。

以来70年、〈倉敷ガラス〉を製造しつづけ、
小谷眞三さんと息子の栄次さんが手がける作品のみ、そのように称され、
すべての工程をひとり行うという手間暇がかかったそれは、
全国にコレクターが存在するほどの人気となっています。

そんな、来年90歳を迎える小谷眞三さんの〈倉敷ガラス〉を
ファッションフォトグラファーの赤尾昌則さんが撮影した
写真集『倉敷ガラス 小谷眞三』が、この8月に発売されることになりました。

小谷眞三さん

小谷眞三さん

〈倉敷ガラス〉の一輪挿し

〈倉敷ガラス〉

かわいいものがいっぱい! 久留米市美術館で開催中 〈tupera tupera〉の絵本の世界展と、 福岡県の14店舗が限定コラボ!

久留米市の〈acaria〉で、期間限定で発売される〈かおクッキー〉

〈tupera tupera〉の大規模展覧会が開催中!

〈ぼくと わたしと みんなの tupera tupeara 絵本の世界展〉が、
2019年8月6日より、福岡県の久留米市美術館ではじまりました。

絵本にパンツをはかせるユニークな造本の『しろくまパンツ』などを手がける、
亀山達矢さんと中川敦子さんによるふたり組ユニット
〈tupera tupera(ツペラ ツペラ)〉の軌跡をたどる大規模展覧会です。

こちらの展示、全国巡回中ですが、tupera tuperaの絵本とコラボした、
久留米だけの楽しいイベントが開催されているんです!

久留米市拠点のデザイナーが発案

イベントを告知するフライヤー

フライヤーデザイン。

イベント名は〈ツペラくるくる〉。
企画・プロデュースするのは、
久留米市を拠点に活動するデザインスタジオ〈DICTOM DESIGN〉です。

tupera tuperaの絵本『こわめっこしましょ』や
『キューブスゴロク』のデザインを手がけるなど、以前から親交があったことで、
久留米の街をぐるりと楽しめる、特別な企画が実現しました。

福岡県の14の店舗が絵本とコラボ

イベントに参加するのは、DICTOM DESIGNがおすすめする福岡県内の14店舗。

tupera tuperaがこれまでつくってきた絵本から着想した、
期間限定のかわいいフードやグッズが販売されます。

なかでもおすすめなのは、〈こわめっこマカロン〉。
DICTOM DESIGNがブックデザインを手がけた絵本『こわめっこしましょ』に登場する
ひとつめこぞうがマカロンになりました。

ひとつひとつ表情が違ってどれを選ぶか迷いますね!

さらに見逃せないのが、〈しろくまのパンツパン〉。
絵本『しろくまパンツ』のしろくまさんをモチーフにしたパンが登場です! 
絵本と同じく、パンツを脱がして食べる演出が心くすぐられます。

本物そっくり!  青森県出土の国宝・合掌土偶の 〈OMOSHIROI BLOCK〉が発売。

本物そっくりの合掌土偶

まるで合掌土偶のレプリカのようですが、実はこれ、紙でできたメモ帳。

建築模型製作会社の株式会社トライアードが、その技術を駆使して、
上質な紙をレーザーカットし、手作業でブロック状に重ねています。

東京タワーや清水寺もすでに販売されている、この〈OMOSHIROI BLOCK〉シリーズに、
青森県の国宝合掌土偶が仲間入りしました!

出土状況をリアルに再現

今回発売された〈OMOSHIROI BLOCK 国宝合掌土偶〉

OMOSHIROI BLOCKは、ブロックメモ。1枚1枚、メモ帳をめくっていくと、徐々に合掌土偶が姿を現します。

座った状態で両腕を膝の上に置き、
指を組んでいる形から、その名が付いた合掌土偶。
今回発売された〈OMOSHIROI BLOCK 国宝合掌土偶〉では、右側面を下にし、
正面を住居中央に向け、背面は住居壁面に寄りかかるように出土した状況が
リアルに再現されました。

リアルに再現された出土の状況

実物と比べてみてもそっくりです。土偶や出土状況の写真は、こちら(八戸市のホームページ)。

青森の縄文の魅力を多くの人に届けたい

合掌土偶は、縄文時代後期後半の土偶で、
世界文化遺産登録を目指す〈北海道・北東北の縄文遺跡群〉のひとつ、
青森県八戸市是川にある縄文遺跡〈風張1遺跡〉で出土しました。
大規模な集落跡が見つかった〈三内丸山遺跡〉など、
北海道・北東北の縄文遺跡群の半数以上は青森県から発掘されています。

青森市の三内丸山遺跡

青森市の三内丸山遺跡。縄文時代前期から中期の大規模な集落跡が見つかっています。見学可能。

〈OMOSHIROI BLOCK 国宝合掌土偶〉は、
「世界的にも注目されている青森の縄文の魅力を多くの人に届けたい」という思いから、
青森県が〈株式会社トライアード〉にアプローチして実現しました。

鈴木康広さんが北海道で初個展を開催。 札幌の雪から着想を得た最新作も

鈴木康広『空気の人』モエレ沼公園 2019

代表作から最新作まで約20点が登場

くすっと笑えるユーモアの中に
ものの見方や世界のとらえ方まで転換させてくれるような
細やかでかけがえのない気づきをもたらしてくれる作風で、
国内外問わず活躍の幅を広げるアーティストの鈴木康広さん。

8月17日(土)より、北海道・札幌で
個展『鈴木康広 雪の消息 / 残像の庭』が開催されます。

鈴木康広『氷の人』2019

鈴木康広『氷の人』2019

空き家が100円で買えちゃう!? 「空き家ゲートウェイ」で クリエイティブ家主デビューしよう

100円の物件。宮城県栗駒市西部の花山地区にある築40年の平屋。家主さんが地域づくりに貢献したいという思いで出品してくださった。

使われなくなった空き家物件を「100均物件」として掲載

物騒、怖い、ガラクタ……空き家にはこんなイメージがつきもの。
手放せたらいいけれど、売れそうにないし処分するにも費用がかかる。
きっと、そんな悩みを抱えている家主さんは多いはず。

「空き家ゲートウェイ」のイメージグラフィック

サイト上での物件売買は行わないので不動産仲介の手数料はゼロ。個人間売買のため司法書士を通して契約を締結。物件は全国的に網羅していく予定。

「だけれど、誰かにとってのガラクタが
見る人によっては宝物のように思える可能性もあるのでは!? 捨てる神あれば拾う神あり」
とはじまったのがマッチングプラットフォームの「空き家ゲートウェイ」です。

掲載手数料、契約手数料は一切無料。
7月1日にローンチしたばかりですが、現在物件掲載依頼は100件以上! 
現在掲載中の3物件に対する活用希望の問い合わせは400件以上と、
話題沸騰中のサービスなのです。

群馬県吾妻郡長野原町エリアにある平屋

100円の物件。群馬県吾妻郡長野原町エリアにあるロフト付き平屋。運営会社の〈YADOKARI〉が家主さんから引き継ぎました。

フルリノベーションされた室内

家主さんの思いを継いだ〈YADOKARI〉がフルリノベーションを実施。北欧ヴィンテージ家具を揃えた、シンプルで落ち着きのある空間になりました。

「空き家ゲートウェイ」では「空き家の100均物件」として、
「100円物件」と「100万円物件」のふたつの金額帯に絞って物件情報を紹介。
「100均」と言われると、なんだか自分でも気軽に買えてしまいそう……!

「空き家ゲートウェイ」Webサイト

最初の面倒な登録は不要。空き家のある住所の郵便番号を入れるだけで査定結果がすぐにわかります。掲載可能と査定されてはじめて連絡先や築年数などの詳細を入力する流れです。

掲載してほしいけれど尻込みしてしまうという方は、
まず物件査定ページ「カンタンゲートウェイ」で気軽にポチッと問い合わせましょう。
一般的な査定とは逆の発想で、不動産に価値が「無い」ほど祝福され、
歓迎されるというのが「空き家ゲートウェイ」の特徴。

査定の結果「100均物件」にはおさまらないほどの資産価値があると言われたら、
別サイトの「全日本空き家流通サービス カリアゲJAPAN」へ相談を!

過去の対談イベントの様子

空き家・建築・不動産・住まいや暮らしにかかわる有識者や、各世代のオピニオンリーダーをお迎えしてのスペシャル対談イベントも開催予定。

その他、空き家の有効活用事例などの情報を共有し、
リアルな場で空き家マッチングイベントも開催する予定。
空き家対応のハードルを下げてくれる上に手厚い……
住まいのプロである〈YADOKARI〉と〈あきやカンパニー〉による運営は
さすがとしか言いようがないです。

CASICAにてマーケットイベント 〈boundaries〉 開催! 寺田本家ら旬のつくり手たちが集合

2018年11月に開催された〈ニュー縁日〉の様子。(参考写真)

話題のつくり手たちが集うマーケット

2019年8月10日(土)〜12日(月・祝)、東京・新木場の〈CASICA(カシカ)〉にて
マーケットイベント〈boundaries(バウンダリーズ)〉が開催されます。

これは、ジャンルや国籍などの境界線に捉われず、
自由につながりあい、新しい表現を魅せるマーケット。
クラフト、デザイン、アート、ファッションなど、
さまざまな分野で活躍するつくり手たちが集います。

〈ニュー縁日〉の様子

2018年11月に開催された〈ニュー縁日〉の様子。(参考写真)

CASICAの内観

CASICAは「生きた時間と空間を可視化する」をコンセプトとするコンプレックス・スペース。家具やプロダクト、アート、デザイン、職人、工房、食、健康、映像、声など、多様な時代/地域/人によって生み出されたモノコトが一同に集まる新鮮な感覚を、独自のスタイリング空間で展開しています。写真:長弘 進(D-CORD)

参加者は次の通り。

●プロダクト・食品

安部太一(陶/島根)岩佐昌昭(陶/島根)
久保田由貴(陶/栃木)下地康子(織/神奈川)
竹俣勇壱(金工/石川) 富井貴志(木工/新潟)
成井恒雄&成井窯(陶/栃木)水田典寿(造形/東京)
RITOGLASS 永木卓(硝子/長野)kearny(アイウェア/東京)
REEL(レザーアイテム/東京)LAND (生花&ドライフラワー/東京)
井上茶寮(羊羹&冷茶/兵庫) ※8/11・12のみ

●ケータリング

imadeya(サワー&ワイン/千葉)
OUDON magazine -太田夏来(おうどん/島根) ※8/12のみ 
クリームソーダ職人 tsunekawa(クリームソーダ/東京)
집【JIB】(コリアンおばんざい&マッコリカクテル/東京)
寺田本家(日本酒/千葉) ※8/11のみ
豆腐往来 - 工藤詩織(豆腐/東京)
PARLOUR HARMAS(かき氷&焼き菓子/東京) ※8/10・11のみ

いずれも、いま話題のつくり手や、
これから人気を集めそうなニューフェイスばかり。
これは楽しみですね!

〈OUDON magazine-太田夏来〉の「おうどん」

〈OUDON magazine-太田夏来〉の「おうどん」

〈伝泊 The Beachfront MIJORA〉 古民家再生を手がけてきた伝泊に ビーチフロントヴィラが誕生!

2019年夏、鹿児島県奄美市笠利町に
〈伝泊 The Beachfront MIJORA
(デンパク ザ ビーチフロント ミジョラ)〉が誕生しました。

〈伝泊〉は、奄美大島出身の建築家、山下保博さんが手がける宿泊施設。
これまでは古民家を再生した施設を手がけてきましたが
この度オープンした施設は、奄美大島北部の
海辺にある、新築のビーチフロントヴィラです。

1枚ガラスで仕切られた室内とデッキ

大きな1枚ガラスで仕切られた室内とデッキ。

宿は、すべて1棟貸し切りタイプ。
どの部屋も海に面しており、海岸へ向かって
開放的なデッキが広がっています。

建物は、伝統を取り入れたモダンなつくり。
奄美の伝統建築「高倉」と、奄美の浜辺で良く見られる「ウノアシ貝」の
形から着想を得た木の屋根、打ち放しのコンクリートを組み合わせています。

客室から見た屋根構造

奄美の伝統建築である高倉の内部にいるかのような、屋根構造。

客室の外観

折り紙のようにシンプルな建築躯体。

夜の海を前にしたデッキのスツール

「MIJORA(みじょら)」とは、この施設がある
小さな集落「三鳥屋(みどりや)」の古い呼び名だそう。

岡山〈桃ボート〉に 〈蛇口から出る桃ジュース〉。 おひとり様が桃太郎気分を満喫する方法

岡山城を眺めながらボートを楽しめます。

どんぶらこ〜どんぶらこ〜〈桃ボート〉

岡山市中心部は新幹線が停車するし四国へのアクセスにも便利だけれど、
観光としては岡山城や後楽園ぐらい? と思っているあなたへ。
岡山市では桃太郎気分を存分に味わうことができますよ。

まず手始めに後楽園近くのカフェ〈碧水園(へきすいえん)〉へ向かいましょう。
ここで料金を支払い、案内に従って川辺へ行くと……

目の前に現れるのは〈桃ボート〉。
丸い、かわいい、スワンが霞むほどの圧倒的桃感。いざ、乗船です。

〈桃ボート〉

自覚が芽生えたことで背筋が伸び、猫背が解消された筆者。

旭川のゆるやかな流れの中、どんぶらこ〜どんぶらこ〜と水面を漂います。
しばらくすると湧き上がってくる勇者としての自覚。
かの桃太郎もまた、おばあさんに拾われてパックリ誕生するまでは
桃の中で静かに英気を養っていたのかもしれません。

湖上の桃ボートVS白鳥ボート

ボートを降りるときには、もはや桃太郎として産声をあげたも同然。
きたる鬼との戦いに向け、腹ごしらえのために先ほどのカフェ〈碧水園〉へ。

揚げたてきびだんご(きなこ、醤油)

揚げたてきびだんご(きなこ、醤油)1本190円。抹茶もあります。

〈碧水園〉では〈碧水園トマトソースオムライス〉や
〈黒ごまとほうれん草の碧水園カレー〉など食欲をそそられるメニューばかり。
後ろ髪を引かれながらも、それっぽいからという理由で「揚げたてきびだんご」をいただきましょう。

心の清い者だけに見えるという、キジ・猿・犬たち。筆者には見えませんでしたが脳内イメージは、ばっちり。もちもちのきびだんごとカリッサクッとした衣の食感が美味すぎて、、「これをもらったらお供しちゃいますよね」と納得。

〈碧水園〉から見える水面

〈碧水園〉から見える爽やかな風景は最高。

窓際の席から見える岡山城と旭川の美しい風景が故郷を思い出させ、血気盛んな心をセンチメンタルにさせます。ですが戦いから逃げるわけにはいきません。

秋田〈いぶりがっこチーズディップ〉。 居酒屋で人気の黄金の組み合わせが、 いつでも手軽に食べられちゃう!

〈いぶりがっこチーズディップ〉税別400円。

チーズ好きにはたまらない、〈いぶりがっこチーズディップ〉が誕生

「チーズ好きが『ああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!』
ってなりそうな商品、新発売でございます!」

という、あきた県産品プラザの触れ込みで
SNSを席巻した〈いぶりがっこチーズディップ〉はもう試しましたか!?

かねてから居酒屋をはじめ家庭でも大人気の、
いぶりがっことチーズの組み合わせ。
ポテトチップスや、いぶりがっこが入ったお饅頭など、
関連する商品も多数生み出されてきました。

今回は、その最強タッグがディップとして巡り会ったのです。

ディップとして

大根をいぶって燻製にし、
米糠にじっくりと漬け込んでできるのが秋田名産のいぶりがっこ。
それを細かく刻み、チーズ風味のソースと和えることでディップとして仕上げました。
独特の風味とかぐわしさは、チーズのまろやかさと相性抜群。
いぶりがっこのパリパリっとした食感もお楽しみください。

野菜につけても

ディップになったことで、これまではシンプルに単品でいただくことの多かった
「いぶりがっこ×チーズ」の組み合わせを幅広く楽しめるように。

クラッカーやパンにつけてもよし、
バーニャカウダの野菜や白身魚のフライなどに合わせてみるのも最高です。
焼いた竹輪やはんぺんにのせれば、ちょうどよい酒の肴にもなりそうな……。
熱々の茹でたてパスタに和えて食べるのもおいしそうですね。
アレンジ自在の、なんとも魅惑的なディップソースができました。

今年も「みて、きいて、刺す」。 青森県・弘前〈こぎんの学校2019〉

「みて、きいて、刺して深める」一日

2019年9月1日(日)、青森県弘前市の弘前市民会館で
〈こぎんの学校2019〉が開催されます。 
こぎんの刺し手であればふれてみたい、長年津軽で刺し伝えられてきた本物のこぎんに触れ、
歴史や技術を学ぶことのできる貴重な機会です。

高橋寛子さんの遺作

こぎんを刺し伝えてきた高橋寛子さんの遺作。昨年のこぎんの学校で展示されました。

江戸時代、倹約のため麻物しか着ることの許されなかった津軽の農民たちが、
保温や補強のため、麻布に麻糸や綿糸で刺し子を施すようになり
生まれた「津軽こぎん刺し」。
木綿の着物が手に入るようになり一度廃れたものの、民藝運動で注目をされ、
今では趣味手芸のひとつとして、多くの人に親しまれています。

昨年のこぎんの学校の様子

昨年のこぎんの学校の様子。Koginデザイナー山端家昌さん(青森県おいらせ町出身、東京都在住)の解説のもと、かつて実際身につけられていた着物「古作」に施されたこぎんを間近に見て、模様などを研究しました。

こぎんは津軽の宝

こぎんの学校は、こぎん刺し作家の作品等を販売する弘前市の〈津軽工房社〉と、
こぎん刺しの魅力を地元女性ライターの視点で紹介する雑誌『そらとぶこぎん』が
昨年共同ではじめた事業です。

『そらとぶこぎん』表紙

1年をかけて深く取材が行われる『そらとぶこぎん』の表紙。2017年創刊で、現在まで3号発行されています。

『そらとぶこぎん』の編集長は、
地元紙で長く取材を続けて来た鈴木真枝さん(青森県弘前市出身、青森市在住)。
趣味としてこぎん刺しを楽しむ人が増えたことで、
図案や小物の作り方を紹介する「手芸本」は多くあるものの、こぎんを刺し伝え、
現代に残すことに貢献した「つくり手」についてまとめた文献がないことに気がつきます。
「こぎんは津軽の宝。子どもたちの代にも津軽の女性たちの歴史とともに残していきたい」
と考え、発刊に至りました。

“茶室”を現代的に解釈。 奥浅草に旅館 〈茶室ryokan asakusa〉がオープン

日本の情緒漂うインバウンド向け旅館

浅草仲見世などの華やかな観光地の喧騒から少し離れ、
生活者が息づき、花街の香りが色濃く残る奥浅草。

7月20日(土)、ここにインバウンド向けの都市型旅館、
〈茶室ryokan asakusa(チャシツ・リョカン・アサクサ)〉がオープンしました。

露地に見立てたエントランス、足湯のできる待合、
にじり口を彷彿とさせる小さな扉など、茶の湯の精神と茶室をモチーフにした同ホテル。

茶室のにじり口をモチーフにした部屋の入り口

部屋の入り口は一度頭を下げて入ります。別世界への気持ちが切り替わる役割のある茶室のにじり口をモチーフにしているそうで、にじって通ることで母胎回帰を体験する意味もあったそう。

館内の網代(あじろ)天井

網代(あじろ)天井が特徴の館内。日本の伝統工芸技術で、茶室の伝統的な仕上げ材のひとつです。

天井を低く抑えたミニマルな客室は、母胎回帰を連想させ
包み込まれるような落ち着きと、日本の居室文化の中で
育まれた空間づくりの工夫が詰め込まれています。

部屋にいながら「魅惑の京都」を堪能。 ホテル〈eph KYOTO〉が表す 京都の美意識

〈eph KYOTO〉の外観。京都駅「八条口」から徒歩3分でアクセス良好。

京都をモチーフにした、デザイン性の高いホテル

年間観光客数は約5,300万人、国際都市としてアジアをはじめ各国から旅行者が訪れる京都。
古き良き歴史的遺産と日々変遷する新しい文化が巧みに混ざり合い、
独自の空気を育んできたこの土地にホテル〈eph KYOTO〉がオープンしました。

「ephハリウッドツイン」の客室

〈eph KYOTO〉「ephハリウッドツイン」の客室。参考価格:22,400円(2名1泊朝食付/時期により価格が変動します。)

ホテルのコンセプトは「刺激的な空間と個性に“Effect(影響)”される」こと。
京都ならではの歴史や文化をより色濃く反映した空間は、意外性にあふれ、斬新。
窓の外には京都の「枯山水」を思わせる壁面があり、
壁に金銀の市松模様が描かれている客室や、天井に桜が描かれている客室など、
日本の伝統を感じさせるデザインが散りばめられています。

〈eph KYOTO〉のフロント

嵐山を想起させるような竹林が、金箔のきらびやかな天井に向かってのびるフロント。

こうしたユニークな京都モチーフが客室のみならず
外観やフロントなどホテルの細部にまで散りばめられ、
「ここにも京都がいた」と探してみるのも楽しそう。

設計を手がけたのは、京都を拠点に国内外で活躍する建築家の高松伸氏。
「美しい建築」を掲げる高松氏が表現した『魅惑の京都』を、
泊まりながらにして堪能できるのは最高に贅沢。

朝食ビュッフェに並ぶ料理の数々

季節によりメニューの改変があります。

また、毎朝つくりたての朝食ビュッフェも絶品。
和食・洋食・中華を取り揃え、柴漬けのおにぎりや鶏肉の中華パオなど
お腹が満足するメニューのほか、朝に嬉しいフレッシュなスムージーなども充実。
食事の種類が幅広く、英語に堪能なスタッフが常駐しているので
外国からのゲストをおもてなしするにも◎。

Iターンの若者が手がける 〈地域商社まるごと津和野〉。 定期宅配サービスや オンラインストアをスタート

津和野の課題と向き合い始まったプロジェクト

島根の小京都と言われている島根県西部・津和野町。

森鴎外の所縁の地であり、清流日本一にもなった高津川などの豊かな自然に囲まれ、
たくさんの良質な農作物が採れるまちです。

ここに、Iターンの若者がスタートさせたプロジェクトが根を下ろしつつあります。
坂和貴之さんらが手がける〈地域商社まるごと津和野〉です。

この〈地域商社まるごと津和野〉では、
「津和野の良いものまるごと全部」をコンセプトに、
農林水産物の企画販売・PRや〈まるごと津和野made〉での
津和野ブランドの商品開発・企画を実施しています。

もともと〈FoundingBase〉のプログラムの
第1期生として大学在学中から津和野に滞在し、
役場の農林課でまちづくり活動を行っていた坂和さん。

大学卒業後も農家の後継者不足やそれにともなう
津和野産品の販売力・ブランド力の低下などの課題に向き合い、
農業体験ツアーをはじめ、〈まるごと津和野マルシェ〉の定期開催といった
さまざまな施策を通して、地域の生業を未来につなげる活動に取り組んできました。

2017年には、農林水産物の生産体制の確立、
地域から都市部への流通販路開拓を行い、
地域産業の活性化や雇用の促進を目的とした
農商工連携プロジェクトをスタート。

そして4月に、〈FoundingBase〉を運営会社に
〈地域商社まるごと津和野〉を設立し、
6月より食の楽しみを届ける定期宅配サービスや
オンラインストア〈まるごと津和野ストア〉
首都圏でのイベント開催などの新たなプロジェクトを開始させました。

石田真澄さんの写真展 「KUSAMAKURA -the three-cornered world-」が 香川県小豆島の〈うすけはれ〉で開催中

写真展「KUSAMAKURA -the three-cornered world-」は8月31日(土)まで。写真:石田真澄

石田真澄さんが小豆島に暮らしながら撮った写真たち

現役大学生の写真家・石田真澄さんの写真展
「KUSAMAKURA -the three-cornered world-」が、
香川県小豆郡小豆島町のギャラリーショップ〈うすけはれ〉で開催中です。
(〈うすけはれ〉については連載中の小豆島日記でも紹介されています)

カロリーメイトの広告「部活メイト」や数々のファッション誌で撮影を手がけ、
活躍の幅を広げる石田さん。
このたびは、瀬戸内国際芸術祭2019の後援プログラムとして、
小豆島での展示会が行われることになりました。

写真:石田真澄

写真:石田真澄

〈うすけはれ〉付近の様子。写真提供:うすけはれ

〈うすけはれ〉付近の様子。写真提供:うすけはれ

写真展のため、石田さんは〈うすけはれ〉に滞在。
この〈うすけはれ〉があるのは、小豆島では珍しく海が見えない中山という地域。
代々、農業や素麺づくりを生業としている人や、
昔からここに住んでいるという人が多いまちです。
今回は、中山に移住して3年目になる
〈うすけはれ〉のオーナー上杉夫婦の暮らしを手がかりに、
今そこにある小豆島を収めました。

〈杉山江見堂〉和紙草木染扇子の 〈CIBONE〉別注品が発売

例年より涼しい日々が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか?

それでも、30度を超えるような日もあり、
扇風機やうちわが欲しいと思う日もあったり。
そんな日におすすめしたいのが、今回ご紹介するこちらの扇子。

この夏、ライフスタイルショップ〈CIBONE〉より、
〈杉山江見堂〉による和紙草木染扇子のCIBONE色別注品が発売されました。

杉山江見堂は、明治32年に創業された
草木染めによる手作りの団扇や扇子の製造販売を行なっている老舗専門店。

今回別注アイテムとなったのが、山梨の大自然から生まれた天然素材や
伝統的な技法にこだわって、ひとつひとつ心を込めて作られたこだわりの扇子です。

和紙の原料として使われる楮(こうぞ)の手すき和紙を一枚いちまい柄に合わせ、
折ったり絞ったりして草木で染色して作られており、
和紙は国の重要無形文化財指定・本美濃紙の極薄の薄美濃紙を使用。

扇骨は300年以上の伝統を誇る竹の扇骨産地でもある
滋賀県高島市の上質な骨をオリジナルで仕立てて作られています。

野山や庭の草や木の葉や樹皮、実の色が熟成する時期に採取し、
煮出して染色しており、色素の定着と発色によって
一つひとつ風合いが異なっているのも魅力のひとつ。

ログウッド・矢車・柘榴から抽出したシックな墨色

emido 和紙草木染扇子塗骨7寸5分 ログウット/矢車/柘榴 鉄媒染

emido 和紙草木染扇子塗骨7寸5分 ログウット/矢車/柘榴 鉄媒染 12,000円(税別)

今回は、CIBONE別注としてマットブラックの漆塗りを施した扇骨に、
ログウッド・矢車・柘榴を鉄媒染で抽出した色味のものが数量限定で登場。
さらに涼を運んでくれそうな、無駄な装飾のない墨色の見た目が美しいです。

emido 和紙草木染扇子焼煤骨7寸5分 ビンロウジ/桜/栗 銅媒染

emido 和紙草木染扇子焼煤骨7寸5分 ビンロウジ/桜/栗 銅媒染 10,000円(税別)

通常杉山江見堂で展開されているビンロウジ・桜・栗を
銅媒染で抽出したものも、今回一緒に販売されることになっています。
こちらも天然素材の風合いを活かしたナチュラルな見た目が魅力的。

ちなみに骨の先端には伽羅の香液を浸けられており、扇子を仰ぐとほのかな香りが。
桐箱に入っており、贈り物にもぴったり。

8月、9月はぐっと暑い日が続きそう。
そんな日は、ぜひこの和紙草木染扇子で涼を取ってみてはいかがでしょう?

information

map

emido 和紙草木染扇子

価格:塗骨7寸5分 ログウット/矢車/柘榴 鉄媒染 12,000円、焼煤骨7寸5分 ビンロウジ/桜/栗 銅媒染 10,000円 ※ともに税別

販売場所:CIBONE Aoyama 東京都港区南青山2-27-25 ヒューリック南青山ビル2F、CIBONE Online Store

TEL:03-3475-8017(CIBONE Aoyama)

Web:https://www.cibone.com/

〈CIRCULATION SAITAMA〉 さいたまの見方を180度変える ローカルプロジェクト始動!

2019年8月、さいたま市の価値を掘り起こすプロジェクト
〈CIRCULATION SAITAMA(サーキュレーションさいたま)〉が始まります。

これは、“地域らしさ”に裏付けられた持続可能な事業やプロジェクトを構想し、
さいたまにローカルプロジェクトを生み出すワークショップ。
約7か月かけて住民参加型のワークショップを実施し、
その成果を〈さいたま国際芸術祭2020〉にて発表します。

プロジェクト・ディレクターは、『ローカルメディアのつくりかた』などの
著作で知られる編集者、影山裕樹さん。
影山さんは、2017年にロームシアター京都が企画製作した
〈CIRCULATION KYOTO〉のプロジェクト・ディレクターも務めました。

〈CIRCULATION KYOTO〉ワークショップの様子。

〈CIRCULATION KYOTO〉ワークショップの様子。

〈CIRCULATION KYOTO〉公開プレゼンテーションを終えて。Photo:Kai Maetani

〈CIRCULATION KYOTO〉公開プレゼンテーションを終えて。Photo:Kai Maetani

プロデューサーは、舞台芸術プロデューサーの武田知也さん。
ゲスト講師は、
〈アーバンデザインセンター大宮[UDCO]〉副センター長/ディレクターの内田奈芳美さん、
〈MotionGallery〉代表の大高健志さん、
〈はっぴーの家〉の首藤義敬さん、
京都府立大学准教授の松田法子さん、
〈アーバンデザインセンター大宮[UDCO]〉デザインリサーチャーの新津瞬さんです。

ワークショップの目標は、さいたまの価値を
“生活者の視点”で掘り起こすこと。
「モビリティ」(移動手段)、「公共空間の活用」、
新しい事業やプロダクトを構想する「ソーシャル・ インクルージョン」といった
テーマごとのチームに分かれて活動していきます。

今年、映画『翔んで埼玉』がヒットし
何かと注目を集めている埼玉ですが、
ローカルの魅力はまだまだ知られていないのかもしれません。
どんな魅力が掘り起こされるのか、楽しみです。