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posted:2019.8.21 from:東京都目黒区 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
北海道のお土産として有名な「木彫り熊」。
発祥は尾張徳川家・義親公がスイスの
ペザントアート(農村美術)を北海道に持ち込んだことから。
昭和30年から40年の北海道観光ブームで一度大きな話題となり、
「世界で一番売れた彫刻品」なんて評判になったこともあったようです。
そんな〈木彫り熊〉が、現在、東京のクリエイターの間で
「かわいい!」「インテリアとして集めたい!」と密かな話題となっています。
編集者の安藤夏樹さんが代表を務める〈東京903会(くまさんかい)〉。
安藤さんをはじめとするクリエイターが木彫り熊に惚れ込み、
木彫り熊の魅力をより多くの人に知ってほしいと、ブログやSNSで情報を発信をしています。
そしてこの度、〈東京903会〉がリアルショップに出現。
8月10日(土)から〈CLASKA Gallery & Shop “DO”〉本店で、
〈− 北海道の木彫り熊の世界 − 東京で、熊さんかい? by 東京903会〉
が開催されまています。
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このポップアップイベントでは、
安藤さんの〈木彫り熊〉コレクションを中心に、
貴重でバラエティ豊かな〈木彫り熊〉が展示されるほか、
安藤さん編集による約220点に及ぶ八雲の〈木彫り熊〉の
写真を掲載した渾身の図鑑『熊彫図鑑』も先行発売。
また、新旧の〈木彫り熊〉作品も販売される予定だそう。
〈東京903会〉のInstagramをちらっと見ただけでも、
重厚感のある見た目と、それぞれ異なる表情を持つ〈木彫り熊〉は
愛嬌があってとっても愛おしい。そして、職人の手仕事の温かさを感じられます。
これは会場に足を運んだら、ぐぐっとハートを掴まれること間違いないでしょう。
ご興味ある方はお見逃しなく。
information
− 北海道の木彫り熊の世界 − 東京で、熊さんかい? by 東京903会
会場:CLASKA Gallery & Shop “DO” 本店 東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 2F
会期:2019年8月10日(土)~9月8日(日) 11:00~18:30
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