無数の雑貨に囲まれた 魅惑の「flamant」ワールド。

長良北町の商店街にひっそりと建つ小さな雑貨屋「flamant」(フラマン)。
ガラス戸を開けるとそこには、色とりどりの雑貨たちが
肩を寄せ合うようにひしめいている。
一つ一つを見るのに、一体どれくらい時間がかかるだろうか。

店主の高橋純子さんは、子どもの頃から無類の雑貨好き。
小学生の時、大好きな店で何時間も過ごした思い出を、楽しそうに語る。
「気に入ったものを並べてワクワクする感覚は、
大人になった今でも一緒ですね」

いつか自分が好きなものを集めた店を作りたい。
そんな少女の無邪気な夢は、平成20年にこの場所で現実になった。
「少し不細工なものとか、突っ込みたくなるような感じが好き(笑)
そして、いつも新鮮なものをそろえていたいです」

フラミンゴのグッズにロシアのマトリョーシカ、
外国のステーショナリー、フェアトレードの食品や衣類、
作家の手作りアクセサリー、ヨーロッパのアンティーク、ハワイアン雑貨…。
純子さんの感性でセレクトされた不ぞろいでユニークな顔ぶれがずらり。
ここにしかない独特の世界観に、多くの客が魅了されている。

「どうしても必要かと言われれば、そうじゃないものの方が多い。
でも、好きなものを使っているだけで、
その時間がうんと豊かになるんです。それだけで十分」

さあ、お気に入りのノートを広げて、大好きなペンを握ってみよう。
文字を書くだけのありふれた瞬間さえも、幸せに感じるはず。

柳ケ瀬のように、 愛される和菓子を届けたい。 「ツバメヤ」

柳ケ瀬商店街にある和菓子屋「ツバメヤ」。
オーナーは近くでオーガニック食堂を営む岡田さや加さん。
「柳ケ瀬には尊敬できる老舗が多いのに新店は少ない。
この商店街のように誰にでも親しまれる店が必要だと思いました」

そんな時、三重県の和菓子屋「まっちん」の店主、
町野仁英さんと出会います。
食や農業に関心の高い彼が生み出す和菓子は、
素材を大切にしたものばかり。
「その姿勢や味わいは、私の理想そのものでした」

左から川合さん、オーナーの岡田さん、川瀬さん、町野さん。

惚れ込んだ岡田さんは早速スカウト。
町野さんもその熱意に動かされ、二人で商品開発が始まりました。
完成した看板商品「大地のどらやき」は、
平飼い鶏の有精卵、天然重曹、洗双糖、石臼で挽いた全粒粉で作る
きめ細やかでもっちりとした生地に、
十勝産特別栽培小豆を炊いた餡がたっぷり。

町野さんが長年かけてたどり着いた各地の厳選素材を使用しています。

「まっちん」の代表作、
奈良産本わらび粉と奄美大島の洗双糖を丁寧に練り、
丹波産京きな粉をまぶした「本わらび餅」もさすがの評判です。

「わざわざ店に来てくださる方に最高の和菓子を届けたい」
信頼できる素材と確かな味、真っ直ぐな信念。
柳ケ瀬にまた、尊敬できる名店が誕生しました。

全粒粉の素朴な味わいが広がるしっとりとした生地の間に十勝産小豆あんがたっぷり。大地のどらやき 189円

全国から注文が舞い込む人気ぶり。弾力がありながらとろけるように柔らかい驚きの食感。本わらび餅 945円

岐阜の夏の定番、 こだわりかき氷。 「茶屋 赤鰐」

岐阜で「かき氷」といえばすぐに名前が挙がるのが、
言わずと知れた名店「赤鰐」です。
「東京からわざわざ食べに来てくれるお客さんもいるんですよ」
と話すのは、店主の五島さん。
20年ほど前にこの店をオープンしました。

名物の「かき氷」は、粉雪のようにふわふわできめ細やか。
その上に、季節の生フルーツで作ったシロップ、
抹茶やきなこのみつがたっぷりとかかっています。
驚くほど口どけのよい氷と香り豊かなシロップとのハーモニーは最高。

そのおいしさの秘密は、氷の温度管理と削り方にあります。
硬すぎても溶けすぎていても、細かくふんわりと仕上がりません。
こまめに研磨した刃を使い、弱めの圧力で削るのがコツ。
小さな器にこんもりと盛り、作りたての特製シロップをかけてできあがりです。  

思い通りに氷を削れるよう、かき氷機を自分でカスタマイズしているそう。

夏の間は行列が途絶えることがなく、
一日に300杯を作ることもあると言います。
その人気ぶりに、
「かき氷屋ってめずらしいからじゃないかな」
と笑う五島さん。
忙しいからといって手抜きはせず、
自分がおいしいと思うものを作ることにこだわります。
うだるような暑い日に、赤鰐のかき氷。
これが、岐阜の夏の定番です。

ふわふわの氷に特製シロップがたっぷり。かき氷は年中味わえます。抹茶ミルク金時 710円

つるりとしたお餅にミルで粗めに挽いたきなこを付けて。わらびもち 530円

木の温もりを感じる店内。行列に並ばなくてもよい9月後半以降が狙い目。

手づくりの店内で、 洋服も雑貨もアンティークも。 「NEO classick」

アンティークの雑貨や紙もの、洋服がところ狭しと並ぶ店内。
お店を始めた頃は、もっとアメリカンな感じのものや
かっこいいもの、家具が多く、男性のお客さんも多かった。
その後周りの要望に応えるうちに、洋服なども扱い、カフェもするように。
店内は自分たちで改装。オーナー・岩渕さんの旦那さん手作りの棚もある。

カフェスペースの赤いイスは、元々教会で使われていたもの。
後ろには聖書を入れられるようになっている。
外国のかわいいイラストの瓶のフタ、古い瓶や鍵。
アンティークのものが好きで、もっと扱いたいくらいと岩渕さん。
自ら外国で買い付けて来たものもある。タイなどでも、チープでも可愛いものを探す。
お店の人に「なんでこれが欲しいの?」と不思議がられる事もあるそう。
そのこだわりが、NEOclassickにしかない空気と品揃えをつくっているのです。

田園風景にとけこむ、 ハワイアンなカフェ。 「Soy+CAFE」

田んぼに囲まれた、のどかな風景。
そこに大きくはためくハワイ州旗がSoy+CAFE(ソイプラスカフェ)の目印。
お店の前には看板娘のモコちゃんがまどろむ。
ロコモコとバーガーがおいしい、テイクアウトもできるオープンカフェ。

オーナーさんがハワイに行ったとき、
町中で気軽にコーヒーを飲めるスタンドを見て、
自分の住むところにもこういう場所があればいいな、と思ったのがきっかけ。
ロコモコとバーガーはそれぞれ4種類と、ロコモコは月替わりのメニューもある。
季節のスープ・ソーダもおすすめ。
そしてコーヒーは、自家焙煎のこだわりの豆が使われている。

お客さんの犬をみてモコちゃんを飼い始め、今ではドックランもあり、
わんちゃんの講座などを行ったりと、犬好きのお客さんも多い。
ぜひ愛犬と一緒に、テラスでのんびりカフェタイムを。

ものづくりに関わるひとたちが創った、 川のたもとのオープンカフェ 「藝やCafe」

駅から多賀大社へ向かう道すがらにあるのが、藝やCafe。
川沿いの柳の下という、とても気持ちの良いロケーション。
オーナー・平居さんの建築事務所「A.SITE」と隣接。
ものづくりに関わるコラボレーションもあったりする。

オープンから10数年。
「この辺りにオープンカフェが欲しくて」
と、平居さん。
「昔、大阪で働いていたとき、サボるときよく行ってたカフェがあって。
そういうとこが欲しいなと」

店名の「藝や(げいや)」は、お店に面した絵馬通りで行われていた
「お正月の藝や」というイベント名が由来。

コーヒーは、同じ多賀にあるi-beans coffeeの新鮮なオリジナルブレンドを使用。
そしてこだわりのチャイも絶品だ。

湖東には、ものづくりに関わる人たちがたくさんいる。
自然とそういったクリエイティヴな人も集まるので、
ここへ来れば新たなアート情報も知ることができそうです。

古いものと新しいものがとけこむ、 商店街のお花屋さん「Caro Angelo」

Caro Angelo(カーロ アンジェロ)は、
橋本商店街の一角にあるお花屋さん。
芹川のたもとにあるこの商店街は、魚屋さんや理容室、
料理屋さんなどが並ぶ、彦根で一番古い商店街。
その中で、花の他に器や雑貨、洋服を扱う。

入り口はこじんまりとしているものの、店内は思っているよりとても広い。
表具屋さんだった町家を改装した店舗は、奥に長く、
2階までところせましと商品が並んでいる。
元の雰囲気を残したまま、店主・平野さんのイメージ通りに
丁寧に改装された店内には、古い什器がよく合う。
そしてそこに並ぶものも、自然とお店にも商店街にもとけ込むのだ。

花はスタンダードなものの他に、あまり見かけない変わったものも多い。
ドライフラワーもたくさんあり、どれもアンティークな色合いがとても素敵。
お店でつくるので、より自然な風合いも魅力のひとつだ。
器や雑貨、洋服もこだわって選ばれたものばかり。
良いものを探すため、常にアンテナを張り、遠方の展示会や作家の元へも足繁く通う。

何度も伺っているものの、いつも新しいお店に来たような気持ちになるのは、
新しい商品が置かれているという以外に、模様替えをされているから。
見たことがあるものも、また違った見え方がしてくる。
大きな什器も多く大変そうだなぁと思うけど
「定期的に替えていきたい」とおっしゃるのは、
自分たち自身も新しい気持ちでいたいからだそう。

毎日の生活で良いものを、誰かにプレゼントを。
そんなときここへ来れば、探しているものがきっと見つかるはずです。

立入禁止の 「軍艦島」に行ける! Googleストリートビューが ついに上陸

軍艦島に上陸できる!

世界各地のあらゆる場所で撮影された光景を
インターネット上で見ることができるサービス「Googleストリートビュー」。
実際に訪れるのが難しいところでも
すぐにアクセスすることができることで人気です。
先日、このストリートビューに「軍艦島」こと
長崎県長崎市高島町端島が公開されて話題を呼びました。

本プロジェクトにおいて、美しいメイキング映像を制作したのが、augment5 Inc。
コロカルでは本日、プロデューサーの井野英隆さんへのインタビュー記事を
公開致しました。→こちら
是非ご覧になってみてください。

ところで軍艦島は、長崎港から19キロの海上にある小さな半人工島。
炭鉱と共に栄え、最盛期には5000人以上が暮らしていましたが、
1974年の閉山と共に無人島となりました。
現在では島の一部のみ上陸が認められており、立入りが禁止されているエリアも多いのです。

ストリートビューのチームは、長崎市の協力を得て、
立入りが禁止されているエリアを含めた島全体を撮影。
バックパック型の撮影機材トレッカーを用い、
島内や無人となった集合住宅の内部に至るまで
約2時間程度歩いて撮影しています。

まるでゲームの世界のような、緑で覆われた建物や、荒れ果てた集合住宅。
当時の空き瓶が転がる部屋に、かつての暮らしぶりを見ることができます。

端島(軍艦島) – ストリートビュー

こんにちは。 a un(あうん)編集室です。

岐阜ってどこ? 何があるの?

みなさんこんにちは。
岐阜まちなか再発見フリーマガジンa un編集室です。

岐阜ってどこにあるの? イメージがわかない…
という方も多いことでしょう。
日本の真ん中あたりにあって、名古屋から北へ電車で約18分。
豊かな山々に囲まれていて、美しい川が流れていて。
のんびりとした優しい雰囲気に包まれた、とっても居心地のいいまちです。

このおでかけコロカル岐阜編では、
私たちが全国のみなさんに自慢したい岐阜のステキなお店や名所を
ご紹介させていただきます。

愛おしい岐阜のステキを
心を込めてお伝えします。

『a un』は、岐阜のまちなかを盛り上げようと、
2001年に創刊した季刊フリーマガジンです。
名前の由来は、読者のみなさんと「あうん」の呼吸で
気持ちが通じ合えるようにという思いから。
岐阜を愛する私たちが、まちなかを中心とした岐阜県内にある
お店、人、モノのこだわりを、心を込めてお伝えしています。

岐阜に暮らす方に、まちをもっと好きになってもらいたい、
岐阜を訪れた方に、まちの良さを深く知ってもらいたい。
そんな願いを込めて、毎号じっくりと丁寧に制作しています。

岐阜は個性あふれるお店がたくさん。
のんびり巡るのがおすすめです。

JR岐阜駅から岐阜城のある金華山あたりのまちなかエリアには、
個性あふれるお店がたくさんあります。
オシャレなカフェや雑貨屋さん、おいしいごはんやおやつの店、
地元で長く愛される老舗、若手店主が始めたショップなど、
商店街や路地を歩きながら、のんびりとお店をあちこち巡るのが、
編集室おすすめの岐阜の楽しみ方。
心がときめくお気に入りが見つかるはずです。

あなたもぜひ、岐阜へお越しくださいね。
きっとステキな出会いが待っていますよ!

フォトいばらき 2013年夏季号

茨城県『フォトいばらき』 
発行/茨城県

徳川光圀によって始められ、約250年の歳月を経て完成した大歴史書。徳川光圀が編さんを指示した『大日本史』は、多くの人たちに受け継がれ、明治39年に全てが完成するという、実に壮大な過程を経て完結した歴史書です。これまでの日本の歴史をまとめ上げ、のちの歴史学や幕末の尊王思想にも影響を与えた大歴史書と、その完成を夢見た光圃の思いを解き明かします。

フォトいばらき
http://www.pref.ibaraki.jp/photoiba/

発行日/2013.7

明治創業の和菓子店の シンプルな銅羅焼「黒川製菓」

手焼きにこだわり、家族で守るやさしい味。

八代城址から車で約5分、歩いて約15分ほどのところにある「黒川製菓」は、
明治末期に創業した老舗の和菓子店。先代がはじめた銅羅焼きが評判になり、
今では銅羅焼専門店として知られるように。

手のひらサイズの小さな銅羅焼は、ふわっとやさしい生地の食感とほんのり香ばしい風味。
粒をのこして練り上げた餡のほどよい甘さが三位一体となって、
一度食べたら忘れられないおいしさです。

シンプルに作られるものであるからこそ、焼き上げの時間や配合など、
ちょっとしたさじ加減で味わいは大きく変わります。
季節や日によって異なる温度や湿度の変化に応じて粉の配合などを変え、
焼き目をつけていく様子はまさに職人技。
「年中変わらぬおいしさにできるのが手作りの良さであり、難しさでもあります」
と、5代目の黒川健作さんは話します。
家族で守りつづける、やさしい味を是非ご堪能ください。

小さな銅鑼焼(どらやき)は1個95円、小10個入り1150円。

小麦粉や砂糖、重曹など、使う材料はすべて国産。

熊本の奥座敷で、 ゆったりとした時間を。 旅館 ややの湯

美人湯と名高き、いで湯に浸かる。

小野小町の産湯伝説で知られる「小野泉水公園」をはじめ、
漂泊の俳人 種田山頭火に縁ある「味取観音堂」など、
歴史・文化的史跡が数多く残る熊本市植木町。
豊かな田園を潤す合志川の清流沿いには、約10軒の温泉旅館が軒を連ねています。

植木温泉の開湯は明治28年。触れたそばからしっとりと肌に馴染むその湯は、
“美人湯”あるいは“玉の湯”とも称され、老若男女に愛される温泉地のひとつです。
熊本市中心部にも近く、熊本県北部エリアへのアクセスが便利なことから、
足繁く通う常連さんも多いといいます。

旅館 ややの湯は、専用露天風呂を備えた客室が6つという、プライベート感を重視した温泉宿。
サウナ付きの大浴場や露天風呂のほか、
事前に予約すれば食事と休憩付きで客室露天の日帰り利用も。
館内にある、ユニークな足湯居酒屋もおすすめです。

ほかにも、離れの客室を備える旅籠屋や24時間楽しめる湯、
味自慢の料理宿に、貸し切り湯を有する湯宿など、
思わずハシゴしたくなるような個性あふれる宿の数々。
その人気を支えるのが、女将たちの心づくしのおもてなしです。
宿泊も日帰り温泉も気軽に楽しめるこの一帯。
日頃の喧噪を忘れるような、やさしい時間を満喫できます。

やっぱり、地元食材をお買い物! 郷土料理も楽しめる「鹿央物産館」

地元の元気なお母さんたちがつくる、あたたかい郷土の味。

のどかな里山の風景に、ポツンとあらわれる小さな建物。
こちらは、地元でとれたての農産物と、
それを使った手づくりの加工食品を取り揃える「鹿央物産館」です。

この物産館の目玉は、地元のお母さんたちが研究に研究を重ねて手づくりしている加工食品。
特に鹿央味噌加工部の手づくり味噌は、麹から独自のものを使うこだわりぶり。

レストランでは、この手づくり味噌をつかった、熊本の郷土料理だご汁も堪能できます。
地元の田んぼで栽培されているという古代米(黒米)の粉末を練り込んだ“だご(団子)”は、
やわらかい食感を出すためにひと晩寝かせているとか。
干し椎茸といりこ出汁、たっぷり野菜の滋味、そして香りの高い味噌で、
肉を使っていないのにコクのあるおいしさに!

名物の「だご汁定食」はおにぎりや漬物、小鉢も付いて、700円。

「おいしいものを食べてもらいたい」という地元のお母さんたちの情熱と愛情がこもった、
ホッとするやさしい味わいです。
買い物にもランチにも、鹿央を味わうならまずここへ。
小さいながらも、地元愛がギュッとつまった物産館です。

まろやかな甘さのある味わいで、香りが抜群によいと評判のお母さんたちの手づくり味噌。リピーター続出の人気商品です。〈鹿央味噌 米麦あわせ〉640円(750g)。

阿蘇のカルデラで乗馬体験 「エルパティオ牧場」

乗馬と食と宿泊が揃った、牧場リゾート。

阿蘇のカルデラをちょっと違った視点から楽しみたいなら、
乗馬体験ができるエルパティオ牧場。
天候のいい日は阿蘇五岳と久重連山、さらには祖母傾連山と、
日本百名山のうち3つを同時に見渡せる希有なロケーションが魅力です。

谷間の草花を愛で、散歩する感覚でライディングを楽しめるコースをはじめ、
阿蘇の大地を肌で感じる乗馬コースは全8種。
周囲4kmの起伏に富んだ丘陵を走る外乗コースでは、
はるか向こうに息をのむ絶景が広がります。

また、敷地内にはアメリカのダイナーを意識したレストランや、
離れ風のロッジ、コテージといった宿泊施設も完備されています。
こぼれんばかりの星が瞬く、夜の風景もまた格別。
「さえぎるものがないこの地では、初夏から11月頃まで天の川が見えるんです」と、
代表の久田さん。泊まり込みで乗馬をマスターできるファームステイも人気です。

旧洋裁女学校の校舎を利用した カフェ・ギャラリー「etu」

こんこんと湧水がわくスポットで一息。

名水百選に数えられる水源や、知る人ぞ知る穴場の名水地など、
阿蘇には数多くの湧水スポットがあります。

阿蘇の暮らしを語る上でなくてはならない湧水を、もっと多くの人に親しんでもらおうと
約20年前から一の宮町でスタートしたのが「水基巡り(みずきめぐり)」という取り組み。
“水基”は、水が出るもと、すなわち水飲み場を表す言葉で、
阿蘇神社の門前町界隈に並ぶ商店街にある湧水が“水基”として通り沿いに構えられ、
通りを歩く人も自由に阿蘇の湧水にふれることができます。

阿蘇神社の門前町を中心に、32の水基が点在する。「水基によって、水の味が違う」なんて声も聞かれる。

一の宮の水基「神悦泉(しんえつせん)」「龍命泉(りゅうめいせん)」がある敷地に、
カフェ・ギャラリー「etu(えつ)」はあります。

1902年につくられた旧洋裁女学校の木造校舎をリノベーション。
店内には、アンティークの器やアクセサリー、ボタンといった雑貨が並んでいます。
窓の外には、清らかなせせらぎに根を下ろすクレソンや、季節の野花が咲くお庭。
美しい水音に耳を澄ませながら、湧水でいれたコーヒーや、ケーキセットなどを味わえば、
時が経つのも忘れてしまいそうです。

阿蘇で人気の「ヒバリカフェ」

阿蘇のおいしさを凝縮したホットドッグ!

旧阿蘇農業高校の実習でつくられていたレシピをそのままに、約40年もの間、
地元の人に親しまれてきたハム・ソーセージを、手間ひまかけてつくっている「ひばり工房」。
そのウインナーを使ったオリジナルのホットドッグを提供しているのが、
阿蘇五岳を一望できる「ヒバリカフェ」です。

阿蘇の湧き水とオリジナルブレンドのスパイスや天然塩でつくりあげたウィンナー、
そして地元のパン屋さんから仕入れているパン、阿蘇産のケチャップとあか牛のミートソース、
メイドイン阿蘇づくしの「ヒバリドッグ」。

パリッとひと口食べると、ふわっと広がるウィンナーの薫りに、
酸味のあるフレッシュなミートソースがからまってこの上ないおいしさです。
阿蘇に遊びに来たなら、ランチに立ち寄ってみてはいかが。

美肌の湯で知られる 人吉温泉 芳野旅館

城下町で、なめらかな湯と人情に触れる旅を。

相良藩の城下町として栄え、その風情ある街並みから“九州の小京都”とも呼ばれる人吉。
まちのなかを東西に流れる球磨川の周辺には、
温泉宿のほか、20数軒の公衆温泉浴場が点在しています。

一帯には約50もの泉源があり、
それぞれの温泉場が異なる源泉の湯を掛け流しで提供しているというから、驚くばかり。
その湯はどれもなめらかで、美肌を意識する女性にも人気です。

古くからある公衆浴場などでは、妙齢のご近所さんが
「もう数十年も、ほぼ毎日入りにくるよ」などと声をかけてくれることも。
今も昔も変わらず、住民の日常を支えているということ、
それも人吉温泉の魅力のひとつといえるでしょう。

芳野旅館は、料亭を改装し、明治42年に創業した温泉旅館で、国の登録有形文化財。
日本×西洋建築の4つの建物や300年超の池泉式中庭、一室毎に趣の違う部屋など、
一朝一夕には生み出せない魅力が満載。露天岩風呂は日帰り利用もできます。

周辺には球磨焼酎や山の幸などの食事処、人吉の歴史文化を体感するスポットも。
茅葺きの楼門や本殿など、5棟の社殿群が県内初の国宝に指定された「青井阿蘇神社」では、
雄姿を眺めるだけでなく、ここを拠点に人力車での散策なども楽しめます。
2~3月は、『人吉球磨は、ひなまつり』や『人吉梅まつり』といったイベントも目白押し。
アニメ『夏目友人帳』の舞台として注目のスポットもあり、幅広い楽しみ方ができる温泉地です。

歴史をリアル体験!? 桜の馬場 城彩苑 「歴史文化体験施設 湧々座」

熊本の歴史をひも解く、エンターテインメント空間。

九州新幹線全線開業に合わせ、2011年3月5日にオープンした「歴史文化体験施設 湧々座」は、
“体験”をコンセプトに熊本の歴史と文化を、五感フル活動で楽しむテーマ館です。
施設名を見るだけで、ワクワクしてきませんか。

館内には、驚きと感動をもたらすさまざまなしかけが満載。
たとえば、1階の「熊本今昔絵巻」にある立版古(たてばんこ)と呼ばれる立体紙芝居は、
加藤清正公の国造りものがたりがドラマティックに展開され、知的好奇心をくすぐられます。
その近くには、床に投影された熊本市街地の航空写真。足で映像を踏むと、
あっという間に古地図や池を泳ぐ鯉に変化するしかけに、子どもたちは大喜び。

2階の「ものがたり御殿」では、
熊本の偉人や歴史をテーマにした人形劇の映像が繰り広げられています。
そのうち1日に5~6本ある映像と実際の役者によるかけあいの芝居は必見。

「ものがたり御殿」で使われている人形が館内に飾られている。

子どもから大人まで、幅広い年齢層が楽しめるこの施設。
開館以来、すでにリピーターもいるほどの人気ぶり。
熊本城観光の際には是非立ち寄りたい、地元の人も太鼓判を押すスポットです。

本物の飲食店そっくり!? 広島を走るラッピング電車 「まんぷく宝しま号」

7月1日からスタートした「広島県デスティネーションキャンペーン」。

このキャンペーンの一環として、
広島の食をテーマにしたインパクト満点の
ラッピング列車が走って話題を呼んでいます。

電車に描かれているのは、広島が誇る食文化の
「お好み焼き屋さん」、「ラーメン&冷麺屋さん」、「酒蔵」
「広島レモンのスイーツやもみじまんじゅうを出す喫茶店」。

電車の窓がお店の窓のようにペイントされていたり、
お好み焼き屋さんの店先に仕入れたキャベツが置いてあったり、
ディテールにこだわった素晴らしい仕事ぶりです。
乗客がまるで本当にお店に入っていくように見えますね。

このラッピング電車は7月6日から9月30日までの期間限定で
山陽本線,呉線,可部線を走っています。
お近くにお寄りの際は是非チェックしてみてください。

DCラッピング列車「まんぷく宝しま号」

写真引用元:広島ニュース 食べタインジャー@kandou_arigatouさん

国宝 青井阿蘇神社 文化苑

いくつもの奇跡と地元住民の熱意で 復古・開苑!

人吉市にある青井阿蘇神社が、国宝に指定されたのは平成20年の6月。
熊本県に現存するものとして初めて国宝に指定され、
地元をはじめ、県民全体が盛り上がりを見せる中、
ある壮大なプロジェクトが動きはじめていました。

それが、平成22年10月に復古・開苑を果たした『文化苑』です。
ここは平安初期から明治時代にいたる約千百年もの間、
青井大宮司家所有の屋敷であったところ。諸事情により大正10年頃に売却され、
約90年もの間、民間所有の土地・建物として管理されていました。

そして、国宝指定を機に神社へと返還され、青井阿蘇神社本来の姿に復古。
主屋、土蔵、物見、付属住宅、門は、奇跡的に江戸時代に建造されたまま残されていたため、
地元住民の協力によって大規模な清掃、整備が行われました。

西南戦争中時の薩摩軍による刀傷が柱に残る「敬称殿」。江戸中期の建造物。

その中、草が生い茂っていた庭の手入れをすると、
日本最古と推測される枯山水の古庭園が姿を見せ、
主屋の荷物を整理すると江戸中期の茶室が現れるなど、
歴史的、文化的発見が次々とされたのです。
そんな開苑までのエピソードを、語り部に聞きながら見学すると、
悠久の歴史・文化をとても身近に感じられるひとときを過ごせます。

阿蘇の高原であか牛グルメと 癒やしの時間「うぶやま牧場」

あか牛のうま味を味わえるビーフシチュー。

阿蘇の草原で放牧されて育つ「阿蘇のあか牛」は、健康的で脂肪が少ない肉質が特徴。
肉本来の風味を楽しめると評判です。

なだらかな丘陵地にそびえ立つ巨大風車が目印の「うぶやま牧場」では、
この「阿蘇のあか牛」を使ったグルメを堪能できます。
看板メニューは、ホロホロッとほぐれるまで長時間煮込んだあか牛と、
産山産の旬の野菜でつくった「あか牛のビーフシチュー」。
赤ワインベースのソースは、あか牛のうま味を引き立てるために、
あえてさっぱりとした味に仕上げられています。

単品でのオーダーもできますが、おすすめはセットメニュー。
スープ、サラダとともに添えられる、自家製ヨーグルトがまた絶品なのです。
日本ではめずらしい乳牛ブラウンスイスの生乳で作られたこのヨーグルト、
濃厚なコクと甘みは一度食べたらやみつきになるおいしさです。

レストランのある建物には物産館もあり、
ブラウンスイスの生乳やヨーグルト、オリジナルのアイス最中など、
ここにしかない逸品も揃います。