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美肌の湯で知られる
人吉温泉 芳野旅館

おでかけコロカル|熊本編

posted:2013.7.22   from:熊本県人吉市  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

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Kumamoto Time

くまもとたいむ

熊本県と熊本県観光連盟が、年4回発行している季刊誌。「熊本の“本物”を伝える」をテーマに、魅力的な観光情報を発信している。
熊本県観光サイト なごみ紀行
http://kumanago.jp/

城下町で、なめらかな湯と人情に触れる旅を。

相良藩の城下町として栄え、その風情ある街並みから“九州の小京都”とも呼ばれる人吉。
まちのなかを東西に流れる球磨川の周辺には、
温泉宿のほか、20数軒の公衆温泉浴場が点在しています。

一帯には約50もの泉源があり、
それぞれの温泉場が異なる源泉の湯を掛け流しで提供しているというから、驚くばかり。
その湯はどれもなめらかで、美肌を意識する女性にも人気です。

古くからある公衆浴場などでは、妙齢のご近所さんが
「もう数十年も、ほぼ毎日入りにくるよ」などと声をかけてくれることも。
今も昔も変わらず、住民の日常を支えているということ、
それも人吉温泉の魅力のひとつといえるでしょう。

芳野旅館は、料亭を改装し、明治42年に創業した温泉旅館で、国の登録有形文化財。
日本×西洋建築の4つの建物や300年超の池泉式中庭、一室毎に趣の違う部屋など、
一朝一夕には生み出せない魅力が満載。露天岩風呂は日帰り利用もできます。

周辺には球磨焼酎や山の幸などの食事処、人吉の歴史文化を体感するスポットも。
茅葺きの楼門や本殿など、5棟の社殿群が県内初の国宝に指定された「青井阿蘇神社」では、
雄姿を眺めるだけでなく、ここを拠点に人力車での散策なども楽しめます。
2~3月は、『人吉球磨は、ひなまつり』や『人吉梅まつり』といったイベントも目白押し。
アニメ『夏目友人帳』の舞台として注目のスポットもあり、幅広い楽しみ方ができる温泉地です。

information

map

人吉温泉 芳野旅館

住所 熊本県人吉市上青井町180
電話 0966-22-2244
料金 宿泊/1泊2食付12,000円~
(チェックイン16:00 チェックアウト10:00)
日帰りプラン/4,000円(温泉+昼食+部屋休憩)※要予約
立ち寄り湯/入湯料大人500円(利用時間13:00~20:00)
http://www.yosino.jp

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