いにしえの味を、今に伝える。
熊本県八代市にある「五家荘」は、
平家落ち人が、隠れ里ととして住み着いたという伝説が残る場所。
平家の落人たちは、焼き畑農業にいそしむ傍らで、保存食づくりにも力を入れていました。
通常の四倍もの大豆を使う「樫木(かしのき)豆腐」はずっしり重い、堅めの豆腐。
これを軽く炙り、味噌に漬け込むことで長期保存を可能にした「豆腐のみそ漬け」は
貴重なタンパク源として、人々の暮らしを支えました。
物流が発達していない時代に、生きるために考えられた独自の食文化が、
時を超えて“郷土の味”として広く愛されていることに、歴史のおもしろみを感じます。
この伝統的な「豆腐のみそ漬け」を半年間かけて発酵・熟成し、
ウニやチーズを思わせる風味と食感に仕上げたのが五木屋本舗の『山うにとうふ』。
酒肴としてはもちろん、熱々のごはんやトースト、肉・野菜との相性も抜群です。

「山うにとうふ」はオリジナルに加え、ゆずや唐辛子など全6種類の味わいがある。大648円(90g)。