郷土玩具の絵付け体験はいかが? 人吉クラフトパーク石野公園

熊本の郷土民芸・きじ馬、花手箱づくりを体験!

ビビッドな色使いが目をひく「きじ馬」と「花手箱」。
その歴史のはじまりは約八百年前、平家一族が人吉の奥地、
木地屋や大塚地区へと逃げ延びてきた頃にさかのぼります。
奥深い山のなかで新たな暮らしをはじめた彼ら。
胸に去来するのは、雅な日々を過ごした京への郷愁だったのではないでしょうか。
そのさびしさを紛らわすためにつくりはじめたのが
きじ馬」と「花手箱」という説があります。
人吉市の住岡忠嘉さんは、今でも唯一、昔ながらの完全手作業を貫く職人です。
材料として用いるのは、桐や朴の木。丸太を作業台に、手斧1つで荒削りにしていく住岡さん。
木の曲線を生かし、きじ馬の形を切り出していく様は圧巻です。
「昔はイセビ(ハクサンボク)の実で赤を、クチナシの花で黄色を、
麦の若葉で緑をと、すべて草木染めで描いていました。
本来、きじ馬は子どもが乗る遊具として作られよったとですが、
最近は民芸品として小さなサイズのものが主流ですね」と語ります。
そんなきじ馬や花手箱の絵付け体験ができるのが「人吉クラフトパーク石野公園」です。
外遊びゾーンと、伝統工芸ゾーンからなる伝統文化のテーマパークで、
ほかにも、陶芸やガラスのサンドアート、革小物づくり、包丁鍛冶の体験などもできます。
シルバーアクセサリーの製作体験はカップルでの利用やプレゼント製作にも人気です。

きじ馬・花手箱絵付け体験は、1000円〜。事前予約がおすすめ。

この道50数年。住岡さんの手にかかると、見る間に丸い棒がきじ馬に姿を変えていく。

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石川県は、日本海に面し、加賀百万石の歴史と文化、そして豊かな里山里海の風景が息づく土地です。海と山に育まれた自然の中に、城下町や温泉地、伝統工芸の産地など、多彩な景色が広がっています。古くから北前船の寄港地として人や文化が行き交い、多様な交流の中で独自の文化を育んできました。加賀と能登、それぞれ異なる風土と歴史が重なり合い、土地ごとに個性豊かな魅力が息づいています。

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