〈かふーわ宜野湾〉は 家族やグループにぴったり。 手づくり感いっぱいの外人住宅宿

大人も子どももくつろげる温かい宿

那覇空港から車で30分、人気のトロピカルビーチからは車で5分。
〈かふーわ宜野湾〉は、3LDKで大人7人が宿泊可能な1軒貸しの宿です。
戦後、米軍関係者用の住まいとして建てられた、
沖縄ならではの外人住宅(*)を利用しています。

庭には樹齢100年以上というガジュマルの木があり、
手づくりのブランコがつるされています。

「かふーわ」とは、沖縄の方言で、いい知らせや幸せを意味する言葉。
オーナーの中村淳(なかむらあつし)さんは、この場所から
幸せの輪が広がるようにと願いを込めて、宿の名前にしたといいます。

ドアを開けてまず目に入るのが、ポップカラーでまとめられたリビングダイニング。
テーブルも棚もDIYが得意な中村さんの手づくりで、
部屋は木の温もりを感じるやわらかな雰囲気です。

外人住宅だけあって天井が高く開放感があり、キッチンは広々とした大きさです。
電子レンジや炊飯器、冷蔵庫など、
基本的な調理家電は用意されているので、自炊も楽にできそう。
ダイニングの奥には洗濯機と乾燥機もあります。

ベッドルームはふたつあります。
ひとつは、光がさんさんと入り込むシングルベッドが3つ並ぶ部屋。

もうひとつは、2段ベッドの部屋。なんと、このベットも中村さんの手づくり!

下段を利用する人が圧迫感を感じないように天井を高くし、
幅はゆったりとしたセミダブルサイズ。
さらにベッドをくっつけることで、かなり広々と感じます。
見ているだけでも子どものはしゃぐ声が聞こえてきそうなこのベッドでは、
家族が川の字になって寝ることもできます。

子どもが喜びそうなもうひとつの部屋が、キッズルーム。
おもちゃや小さなすべり台まであって、子どもには至れり尽くせり!

*外人住宅:在日米軍の軍人や家族のために建設された米軍ハウス。1972(昭和47)年の沖縄返還後より民間に貸し出されるようになり、白い外壁、四角い建物というシンプルさが好まれ、住宅や店舗として人気を集めています。現在では「外人」という言葉が差別に当たるという指摘もありますが、沖縄では「外人住宅」という固有の表現が浸透しているため、ここではあえてそのままの言い方を使用しています。

〈TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS〉 沖縄カフェ文化に新たな歴史を刻む 路地裏カフェ

コーヒーにこんな世界があったなんて!

2015年12月10日、〈TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS〉がオープンした日、
個性的なお店がひしめく“カフェ王国”沖縄に、新しい歴史が刻まれました。
観光スポットとしてにぎわう公設市場から、歩いておよそ2分。
ひっそりした“下町”に誕生したこの店は、コーヒーフリークのみならず、
「コーヒーよりも紅茶でしょ」という人たちの間でも話題になっています。

店主のヤフネアキヒロさんが淹れてくれた
カメルーン産のスペシャルティコーヒーからは、
ナッツのような香りとバターのようなふくよかでなめらかな舌触りとともに、
コーヒーが本来持っている心地よい甘みが感じられました。

生産地の土壌や気候、そして生産者のキャラクターが反映された
ハイクオリティなコーヒーをスペシャルティコーヒーと呼ぶけれど、
要するにそれは、飲んでおいしいコーヒーのこと。
ただし、おいしいかどうかは人それぞれの主観に関わるもの。
だからこそ、あるコーヒーがスペシャルティコーヒーと見なされるには、
一定以上の判断基準を持った人たちが
「これはおいしい」と太鼓判を押すことが必要になるのです。

TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERSで飲むことができるのは、
8種類ほどのコーヒー。
たとえば、ナッツのような香りがする〈カメルーン・カプラミ・ロングベリー〉や、
浅煎りにすると柑橘や林檎のようなフルーティーさを楽しめる
〈グアテマラSHBアンティグア・ラ・アゾテア〉などなど。

沖縄に来て、「こういう暮らしもあったんだ!」と
ため息をつく人は少なくないけれど、この店に来て、
「コーヒーにこんな世界があったんだ」と新しい趣味に出会えたときのような
ときめく気分になる人も少なくないのではないでしょうか。
それはちょうど、ワインやシングルモルトウイスキーに見出すことのできる
大人の愉悦とも重なります。

かといって、(ここが肝心なのだけれど)この店は
決してマニアやスノッブのための店ではありません。
「人とのつながりがあってこそ、この僕でも開店できました」と語るヤフネさんが、
友人の藤田俊次さん(ご近所にある〈ガーブドミンゴ〉のオーナー)、
亀谷修身さん(自宅のご近所にある〈虹亀商店〉のオーナー)など、
たくさんの仲間たちと一緒につくりあげた空間は、シュッとしたおしゃれさと
人のほんわかとした温もりが同居した、居心地のいい仕上がりになっています。

〈食堂黒猫〉 驚きに満ちたひと皿に出会える メルボルンスタイルの店

オリジナリティあふれる料理と、とびきりのコーヒー

1日に余裕があるとき。ちょっとうれしいことがあったとき。
ゆっくり自分と向き合いたいとき。ふっと出かけたくなる場所があります。
それは首里の住宅街にある〈食堂黒猫〉という名の店。

メルボルンスタイルを掲げるこの店に、初めて来たのはいつだったろう。
ちょっとわかりにくい場所にあり、迷いながらもたどり着いた時には、妙にうれしくて。
階段をのぼり扉を開けた先には、こぢんまりとした
気持ちのいい空間が広がっていました。

一方の窓からは那覇のまち並みを見下ろせ、その先には東シナ海。
もう一方の窓からは首里城。
大きなコーヒーマシンと、緑が見えるキッチン。
学校で使われていた懐かしいテーブルとイス。
そこにあるものたちが、窓からの光を受けて、
どれも心地よさそうな表情をしていました。
そのせいか、席に着くと妙に居心地がよくて、
この店の空気にすうっと溶け込んでいくようでした。

店を切り盛りするのは、メルボルンから移住してきたご夫妻。
メルボルンでいくつものカフェやレストランを渡り歩いたシェフの沙季さんと、
メルボルン出身でバリスタ担当のクリスさんです。

食事のメニューは甘いプレートや野菜たっぷりのもの、
卵が主役だったり、肉がメインのプレートなど、5種類ほど。
料理写真のないメニューを眺めながら想像力をふくらませ、
その日の気分に合うものをオーダーすると、
運ばれてきたひと皿に毎度驚かされてしまう。
たいてい想像を、気持ちよく裏切られるからです。

沙季さんが作るプレートは、まるで洋書から飛び出したかのように美しくて、
はじめのひと口でおいしさに感激し、食べ進むうちにどんどん笑みがこぼれます。
酸っぱいの、甘いの、塩辛いのと、味がいろいろ。
食感もシャキシャキしていたかと思えば、
こりっとしたもの、ふにゃりとやわらかいもの。
とにかく口の中がにぎやかで、でも、ちゃんとハーモニーを奏でていて、
食べていて楽しいのです。

この驚きに満ちた料理が、メルボルンスタイル。
ひとつのメニューにバラエティに富んだ食材をふんだんに使い、
おいしさを引き出すためには手間を惜しまない。
ていねいな下ごしらえに始まり、ドレッシングもソースも、
料理ごとに手づくりしています。

どこかで見聞きしたものではない、ここでしか食べられない
オリジナリティあふれるひと皿に、シェフがありったけの力を注ぐ。
看板メニューはなく、味、食感、見た目、器使い、
すべにこだわったメニューが、少しずつ入れ替わっていきます。
だから、訪れるたびに新しい味に出会う、驚きがある。
それを楽しみにしているお客さんはとても多いようです。

食後には、クリスさんが淹れる渾身の一杯を味わいます。
豆を選ぶところから始まり、焙煎、豆挽き、抽出にまでこだわる、
メルボルンではサードウェーブとよばれるコーヒー。
クリスさんは新しい豆が入ったら、いくつものサンプルをとって、
納得のいく味を探すといいます。
そして、その日の気温や湿度、気圧をみながら淹れ方を変え、
とびっきりの一杯を出してくれます。

なにより、コーヒーを淹れるのが楽しいと笑うクリスさん。
お客さんは、その気持ちも一緒にいただいているようです。

夏のおすすめは、6時間かけて抽出する水出しコーヒー。
ロックで飲んでもいいし、氷が溶けたところを味わっても、
水で割ってもミルクを注いでもいい。
懐かしさを感じる牛乳びんのような入れものも、ちょっと楽しい。

そうやってすべてを味わったあとに窓から空を見上げると、
決まって心が晴れやかになっている。
それがなぜなのか、はじめはよくわからなかったけれど、
もしかしたらふたりが仕掛けてくる、いくつものサプライズに
心が弾むせいかもしれません。

ほどよく会話を楽しめて、ほどよくそっけない距離感もいい。
帰り際に、気持ちのいい笑顔で送りだしてくれることも、
すみずみまで掃除が行きとどいていることも。
常連さんらしき人たちが楽しげに過ごしている姿も、きっと理由のひとつです。
食堂黒猫には、目に見えないいくつもの心地よさが織りこまれています。

だから、ここに来るときにはいつもひとりで。
ふたりがつくる料理と空間をゆっくりと味わいたいから。
毎回、今日はどんな時間が待っているだろうかと、わくわくしながら扉を開けるのです。

information

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食堂黒猫

住所:沖縄県那覇市首里赤平町2‐40‐1 3階

TEL:050-1300-3853

営業時間:9:00~17:00(LO 16:30、それ以降はコーヒーの持ち帰りのみ)

定休日:月曜日・木曜日、第1金曜日

https://www.facebook.com/ShokudouKuroNeko?fref=ts

〈sweets cafe O’CREPE〉 市場のまちの レトロなクレープ屋さん

100%米粉の本格クレープ

国際通り、浮島通り、桜坂中通りに囲まれた三角地帯は、
まち歩きが最高に楽しいエリアです。
ここには、公設市場周辺から流れ出る暮らしの香りがそこはかとなく漂い、
個性的な魅力あふれる小さなお店が点在しています。
そんなエリアに、2013年にオープンしたのが〈sweets cafe O’CREPE〉。

細い階段を上り紫色の木の扉を開けると、
映画のセットに迷い込んだようなひとときが始まります。
ドライフラワーやミッドセンチュリー調のソファでデザインされたインテリアは
100%洋風なのですが、レトロ感がお店のある界隈の雰囲気と絶妙にマッチ。
決して浮いているわけではないから不思議です。
ここでは日常と非日常の曖昧な境界線が溶け、混ざり合っているようです。

オーナーパティシエの比嘉司さん。O'CREPEのOには「ご縁が輪になる場所に」との思いがこもっています。

ただでさえ乙女心をくすぐるクレープという食べ物を食べるのに、
これ以上はないぐらいの雰囲気。
そんななか、100%米粉を使った本格的なクレープがいただけるのです。
クレープのメニューは、お食事系とスイーツ系を合わせて8種類。
オーナーパティシエの比嘉司さんは、米粉以外の材料にもこだわり、
甘みにはきび粉、水分には豆乳、油にはバターではなく
うまみの強い太白ごま油を使用し、ここにしかない味を生み出しています。

モチモチとしたふんわり甘い生地だけでもおいしいに違いありませんが、
ていねいにソテーされたリンゴと、自家製キャラメルソースとの相性は最高。
比嘉さんが「米粉なので、塩気ともよく合います」という
アグーベーコンとかぼちゃサラダのクレープも、早く味わってみたいところ。

国際通りからアクセスがよく、沖縄旅行中のお客様も多いことから、
ドリンクメニューには沖縄らしさのあるやんばる産のアセロラジュースや、
やんばるスパイスを使ったチャイ、ハーブティーなどが並んでいます。

沖縄県産ホットハイビスカス(420円)やヤンバルチャイティー(500円)などのホットドリンクは、人気陶芸作家、東恩納(ひがしおんな)美架さんの器で。

目の前のにぎわい広場から聞こえてくる、
放課後を過ごす近所の子どもたちの嬌声が耳に心地いい。
時が経つのを忘れて沖縄時間を満喫できる不思議の国を、ぜひ訪れてみてくださいね。

information

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sweets cafe O’CREPE 

住所:沖縄県那覇市松尾2-6-12 2階

TEL:098-868-3113

営業時間:11:00~18:00(LO ランチ14:00、ディナー17:30)

定休日:水曜日、第2・第4火曜日

http://crepe.okinawa/

〈decco〉 シンプルで使いやすい器を 夫婦二人三脚で

緩やかななかにも凛とした美しさのある磁器

〈decco(デコ)〉は、那覇市内を運行するゆいレールの首里(しゅり)駅を降り、
歩いて数分のところにあるお店です。
一歩足を踏み入れると、そこは凛とした空気感を持つ空間。
思わずキリリと背筋が伸びるようでした。

小ぢんまりとした店内に並べられているのは、
真っ白で無駄のない、シンプルなデザインの食器たち。
透き通るような白い器は、女性らしいやさしさとやわらかさも兼ね揃えています。
実際に手に取って「どんな料理を盛りつけよう?」と
イメージをしながら見てまわるのも、楽しい時間。

こちらは和洋を問わず、料理にもお菓子にも合う万能アイテム。
取り皿としてもぴったりなサイズです。

ティータイムには、花びらをイメージしたこんなフラワープレートを。

このプレートを、カップに止まる蝶々を取っ手に見立てた
バタフライカップとセットで購入する方も多いそう。
珈琲や紅茶はもちろん、ゼリーやアフォガートなどの
冷たいデザートも似合いそうですね。

作品を手がけるのは、deccoの代表者、仲村盛隆(なかむらもりたか)さん。
昔からものづくりに興味があったため、大学では陶芸を専攻したといいます。
卒業してから数年間は自分のなかで作品のイメージを膨らませ、
後に陶芸家としての道を歩み出すことに。

サポートするのは、店長で奥様の聡子(さとこ)さん。
男性の手によってつくられた作品を、女性と主婦の視点に立って考え、
毎日の使いやすさや扱いやすさを考慮し、助言・提案するのが彼女の役目。
おふたりは夫婦二人三脚で作品をつくり上げる“ユニット”なのです。

〈やちむんカフェ・雑貨 茶太郎〉 壺屋やちむん通りにある人気店

沖縄の器と食を楽しめるカフェ

やちむん(陶器)のお店が集まる〈壺屋やちむん通り〉。
食事とやちむんのお買いものが楽しめる〈やちむんカフェ・雑貨 茶太郎〉は、
その通りにあります。
店内は木の温もりにあふれ、沖縄のゆったりとした雰囲気に
そっと寄り添うように、穏やかな時間が流れています。

店内の家具は石垣島出身のオーナー、安里さんのお父様がつくったもの。
どれも遊び心があり、楽しい気持ちになったり、あたたかな気持ちになったり。
石垣島の川原山の高台から、長年島を見守ってきた
ヤラブの木から生まれたカットボードやプレートも、
茶太郎の料理のやさしいおいしさを際立たせているようです。

おすすめの1品は、島野菜の甘みと旨みを生かし、
オリジナルスパイスでていねいに仕上げた「島野菜とチキンバターカレー」。
色鮮やかな島野菜と器を見ているだけでも、元気が出てきそうです。

ほかにも波照間黒糖を使用した「茶太郎カプチーノ」や、
「波照間黒糖ミルクアイスのせぜんざい」など、沖縄の素材を生かした、
やちむんを楽しめるメニューがたくさんあります。

店内には雑貨スペースもあり、やちむんを中心に
木工、ガラスなど、つくり手のこだわり溢れる作品が購入できます。

茶太郎オリジナルの「やちむん通りカップ」や
ひーじゃー(ヤギ)のオブジェなどもかわいいですね。

そのほかにヘアーゴムやピアス、ネックレスなどの
やちむんを使用したアクセサリーもたくさんあります。
ヘアーゴムの種類はなんと100種類以上もあり、すべて一点もの!
自分だけの運命の1品を探したり、大切な方へプレゼントするのもいいですね。
私はこちらで購入したピアスを普段使いしてます。

カフェの食事を通して、やちむんの使い方を提案している茶太郎。
もっとやちむんを身近に感じてほしい、そしてまだ興味がない方には、
この店がやちむんを好きになるきっかけになってほしい――
茶太郎には、そんな想いが込められています。

同じやちむん通りには姉妹店〈yacch & moon(ヤッチとムーン)〉という
かわいらしいネーミングの雑貨屋さん、ギャラリースペースもあります。
そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

information

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やちむんカフェ・雑貨 茶太郎

住所:沖縄県那覇市壺屋1-8-12(やちむん通り)

TEL:098-862-8890

営業時間:10:00~19:00(LO)(ランチ 11:30~14:30)

定休日:無休

http://cafe-chataro.com

羽生結弦さん登場で話題沸騰! 仙台市の女性向け観光ガイド 『週末仙台』

ゴールデンウィークはもうすぐ! 
4月12日に宮城県仙台市の観光課が発表した、
仙台市の無料観光ガイドブック『週末仙台』が
大きな話題を呼んでいます。

旅好きで情報感度の高い女性をターゲットに、
仙台の魅力的なスポットやグルメを紹介する観光ガイドブックです。
2016年4月16日(土)から首都圏等で無償配布されますが、
『週末仙台』Webサイトからも全編を見ることができます。

市が発行する観光ガイドブックですが、
講談社発行の女性誌『FRaU(フラウ)』とのコラボレーションにより、
まるでおしゃれな女性誌のような紙面になっているのが画期的。
“仙台観光アンバサダー”である、羽生結弦さんや福原愛さん、
ほか小学3年生から中学卒業まで仙台で過ごした
モデルの森絵梨佳さんらが登場し、
仙台のオススメスポットを紹介してくれるんです。

『週末仙台』Webサイトより

羽生結弦さんが訪れているのは、
国内のフィギュアスケート発祥の地と言われている
〈五色沼〉や〈七北田公園〉。
震災で電気を失った夜、〈七北田公園〉で家族と見上げた星空が
とても美しかったのだそうです。
また油揚げが有名な〈定義如来〉や、夏の風物詩〈仙台七夕まつり〉、
祖父母やいとこも一緒に大勢で訪れた〈秋保温泉〉も、
大切な思い出の地なのだとか。

『週末仙台』Webサイトより

10歳まで仙台に住んでいた福原愛さんは、秋保温泉に温泉旅行にお出かけ。
温泉卓球も披露してくれます! 
羽生さんと福原さんの撮影を手がけるのは、川島小鳥さんです。

ほか、ガイドブックには女優の西山繭子さんや、
“美人すぎるオタク”ことモデルの市川紗椰さんも登場。
瑞鳳殿やせんだいメディアテークのほか、
〈江陽グランドホテル〉など、普通のガイドブックにはない
仙台のスポットを紹介しています。

PAPERSKY主催の日本の旅 〈Tour de Nippon〉が 奈良・天理で開催

トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY(ペーパースカイ)』
から誕生した、ニッポンの魅力を再発見するプロジェクト〈Tour de Nippon〉。
自転車で各地をめぐりながら、その土地の風土や文化、
自然にふれるこころみで、これまでに
青森、高松、京都、島根・鳥取、静岡、滋賀、八戸、鹿児島などなど、
さまざまな場所で開催されてきました。

そして2016年、
新緑まぶしい初夏の舞台は、奈良・天理。
日本書紀にも名を残す“山の辺の道”を歩き、
古都を目指して自転車で駆けぬける旅に出かけます。
それでは二日間にわたるプログラムをご紹介!

一日目のプログラムは、ハイキング。
山そのものをご神体とする三輪山(大神神社)を起点に、
天理の商店街まで、約14kmをハイキングします。

大神神社や石上神宮に参拝し、
ランチピクニックでは、地域の人のもてなしを受けながらの腹ごしらえ。
左右に古墳を眺め、古から変わらぬニッポンの原風景を味わいながら、
山裾をゆっくり歩きます。
この地で育まれてきた人々の営みに古代ロマンを感じながら、
五感を研ぎすます一日です。一日目の参加費は5,000円。

そして二日目はサイクリング。
自転車でまほろばの地を見渡しながら、奈良、東大寺周辺へ向けての
サイクリングの旅にでかけます。走行距離は約35km。
道中、大和野菜などのこだわり食材をつかった食事や、
“ならでは”のワークショップもありますよ。
いつもとちょっと違った奈良路が楽しめそう。
こちらの参加費は18,000円。
3,000円で自転車をレンタルすることも可能です(限定12台)。

両プログラムとも、詳細・お申し込みは
ツール・ド・ニッポン事務局(contact@khmj.com)まで。

Tour de Nippon Official Jetcap 青 4,320円

Tour de Nippon Official Jetcap 黒 4,320円

ちなみに〈PAPERSKY Tour de Nippon〉には、
公式アイテムの〈JET CAP〉もあります。
プリント、裁断、縫製まで、ハンドメイドにこだわったキャップ。
コンパクトで、自転車乗りにはもちろん、旅好きな方にもおすすめです。
詳細はこちらから。

information

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ツール・ド・ニッポン in 奈良・天理

開催日:2016年5月28日(土)、29日(日) ※28日/29日は別プログラムです。

Web:公式サイト

ビル65階分の絶景! 多々羅大橋のてっぺんに登る ツアーが開催。

広島県が運営する〈広島秘境ツアーズ〉。
“広島でしか体験できない”をコンセプトに、
特別な体験にこだわったツアーで究極の広島旅を
提供するプログラムです。

松崎しげるさんが応援に登場

2016年4月8日(金)、この第一弾として、
〈集え!高所カップル♡ビル65階分の高さで恋の吊り橋効果! 
多々羅大橋のてっぺんで愛の告白ツアー〉が行われました。

舞台は広島県尾道市の生口島と
愛媛県今治市の大三島を繋ぐ〈多々羅大橋〉の頭頂部。
なんと海上226m、ビル65階分の高さ! 
通常は解放していませんが、
今回のツアーのために特別に一時解放されたんです。

全国から70組ものカップルから応募があり、
その中から選ばれた1組の夫婦が橋の上で愛の告白を行います。
松崎しげるさんも駆けつけ、愛の告白が成功した後には
「愛のメモリー」を熱唱。参加カップルを祝福しました。
広島秘境ツアーズは、今後も複数のツアー実施を予定しており、
現在開発中だそう。

そんな絶景を見てみたい! とお思いの方に朗報。
2016年5月28日(土)・29日(日)の2日間、
多々羅大橋と愛媛県今治市の来島海峡大橋の
てっぺんに登ることができる、
〈しまなみ海道塔頂体験ツアー2016〉が開催されます。

案内者に従って5人ずつの班に分かれ、
徒歩でそれぞれの橋の主塔へ。塔内のエレベーターと階段で塔頂に上り、
そこから瀬戸内の島々の眺めを楽しむというプログラムです。
参加費はお一人500円。詳細・お申し込みはWebサイトより。

information

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広島秘境ツアーズ

information

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しまなみ海道塔頂体験ツアー2016

開催日:2016年5月28日(土)・29日(日)

Web:本州四国連絡高速道路株式会社Webサイト

〈黒部峡谷パノラマ展望ツアー〉 トロッコ電車と エレベーターで行く絶景!

富山県の黒部渓谷で行われている
黒部峡谷パノラマ展望ツアー〉。
黒部峡谷トロッコ電車に乗り込み、
電車の終点、欅平駅のさらに奥にまで進んでいくツアーです。

このツアーでは、80分のトロッコの旅のあと、
普段、一般の方が立ち入る事ができない、
関西電力施設内の〈専用列車〉や〈トンネル〉、
〈竪坑エレベーター(高低差200m)〉を体験することができるほか、
周辺の白馬鑓ヶ岳、唐松岳などの北アルプスの山々が
間近に展望できるルートの散策も。

富山県、黒部市、関西電力、黒部峡谷鉄道、
観光販売システムズが連携協力して商品化したということで、
電源開発の歴史と大自然をめいっぱい体感できるツアーになっています。

今年は6月3日~11月14日の期間の、金/土/日/月曜日に開催される
黒部峡谷パノラマ展望ツアー〉。
これに先駆け、2016年5月27日(金)~5月30日(月)の
4日間限定(全16回)で、開始直前のプレツアー
〈ちょっと先取り 黒部峡谷欅平特別ツアー〉が開催されます!

真田幸村のロマンに浸る 〈真田戦国部屋〉とは? 戦国スタイリッシュな 一人旅歓迎の宿

信州・上田は戦国武将、真田幸村の名で広く知られる真田信繁のゆかりの地。
幸村といえば、ドラマをはじめゲームやアニメでも
非常に人気の高い戦国武将ですね。

上田市には、上田城・真田神社を始めとする数多くの真田ゆかりの史跡があり、
2016年1月には〈信州上田真田丸大河ドラマ館〉が開設され、
すでに10万人以上が来場しているのだとか。

そんな上田市の温泉地〈別所温泉〉にある、
創業147年の宿〈上松屋旅館〉に、
真田幸村をテーマとした客室〈真田戦国部屋〉が先月、オープンしました。

〈上松屋旅館〉は “お一人様歓迎” を掲げるお宿で、
この客室も一人旅専用になっています。
これまで本旅館では幸村の甲冑を着た社長の挨拶や紙芝居、切り絵や
鎧展示などのおもてなしがされてきたそうですが、
この〈真田戦国部屋〉では、さらに全身で真田浪漫を
感じることができそうです。

随所に六文銭、囲炉裏風赤備えが施されています

真田や六文銭にちなんだアメニティ

廊下から雰囲気のある六文銭のオリジナルライト

お一人でどっぷりとロマンに浸ってください

内装のテーマは、戦国時代の部屋を現代風に
和モダンアレンジした “戦国スタイリッシュ”。
色の基調は、真田のイメージカラーでもあるレッドとダークブラウン。
囲炉裏風テーブル、陣の横断幕、真田幸村の信仰する白山大権現の掛け軸や
真田の兜が戦国気分を盛り上げてくれます。
またアメニティも赤を基調としたポットやbluetoothスピーカーや加湿器、
六文銭をあしらった湯飲みや金庫なども。
DVDプレイヤーや真田の書籍も完備されているので、
一人でも長い夜を楽しめそうですね。

キャンピングカーでラクラク! 長崎・移住先探しの旅 最終回: 奥津家の3拠点生活

家族との移住を本気で考えて、日本全国あちこちを旅するフォトグラファーのテツカ。
そんなテツカがキャンピングカーで平戸市・波佐見町・雲仙市を4歳の娘と巡ってきました。
長崎って移住先としてどうだろう? という彼女なりの目線をお楽しみください。
長崎滞在最終日。雲仙市に到着したテツカ。
奥津さん一家に移住前後の生活の変化についてうかがいました。

【その1:キャンピングカーを借りてみる】はこちら

【その2:平戸市のレムコーさんに聞く人づき合いのヒント】はこちら

【その3:移住者は“タンポポ”!? 波佐見町・岡田浩典さんの移住体験話を聞く】はこちら

【その4:波佐見で感じた“もの力”と“ひと力” 陶芸家 長瀬 渉さん】はこちら

【その5:奥津家の3拠点生活】

「人生で、いまが一番幸せです」

東京から雲仙へ移住した奥津典子さんは、
すっとこちらを見ながら、そう話してくれた。
「東京の生活で失ってきたものを、取り戻すことができたんです」

人が移住するのには、さまざまなきっかけがある。
自然に魅了されたから、人との出会いに恵まれたから、
そして、“働き方や暮らし方を変えたい”という強い思い。

今回お話をうかがったのは、奥津 爾(ちかし)さん、典子さんご夫婦。
おふたりは、日本の在来種の野菜や種に関するイベントの企画、
マクロビオティックの教室やカフェなどを手がける
〈オーガニックベース〉を運営している。
その拠点を、東京から雲仙へと移したのは2013年のこと。
彼らが移住を決断したのには、どんな思いがあったのだろうか。
そして、暮らしはどのように変わったのか。
キャンピングカーの旅も、今回が最終章。
長崎県雲仙市の小浜町よりお届けします。

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島原半島には3つの市がある。
北東には島原市、南東には南島原市、そして北西に位置するのが、
今回訪ねた雲仙市。
雲仙市は、雲仙普賢岳や雲仙地獄などの険しい表情を見せる火山地帯と、
穏やかな有明海や橘湾に囲まれている。
私にとって、移住する上で大きな魅力のひとつが温泉。
雲仙には、全国的にも有名な雲仙温泉や小浜温泉などの温泉地がある。
共同浴場や旅館の立ち寄り湯も多いので、温泉三昧の日々が楽しめる。

まずは、雲仙市の移住相談窓口ご担当、中村昌太さんにうかがいました。
雲仙市【Q&A】 !

Q 子育に関する支援はありますか?

A 第2子以降が保育所や認定子ども園に入園した時、保育料が無料になります。
また、中学生までの児童を養育している家庭に対して、
5千円~1万5千円の児童手当てを支給いたします。
※「児童手当」の支給については、所得の状況、子どもの年齢、人数により
支給額が変わります。
詳しくは雲仙市健康福祉部子ども支援課までお問合せください。

Q 雲仙のおススメポイントは?

A 古くから湯治場として庶民に愛されてきた〈海の小浜温泉〉と、
日本最初の国立公園として認定された〈お山雲仙温泉〉というふたつの温泉があります。

Q 住宅補助金などはありますか?

A 住宅取得に対する補助金を整備してます。
雲仙市定住促進奨励補助金(新築住宅取得補助金)
→次の①と②の合計金額を5年間交付します。
①取得した住宅に係る固定資産税の2分の1相当額(上限10万円)
②18歳以下の子ども1人につき1万円
雲仙市定住促進小弟補助金(中古住宅購入補助金)
→次の①と②の合計金額を1回交付します。
①定額10万円
②18歳以下の子ども1人につき1万円
また、平成28年度より、空き家バンクを活用し、
賃貸借契約を締結した空き家のリフォーム工事に対し補助金を支給します。
詳しくは、雲仙市総務部政策企画課秘書政策班にお問合せください。

Q 食べ物でおいしいものはなんでしょうか?

A 雲仙市では「地元産の食材」を、方言で「じげもん」と言います。
農産物も海産物でも、とびきりおいしい「じげもん」があります。
これからの季節だと、じゃがいもが特におすすめです。
年に2回「春じゃが」と「秋じゃが」と呼ばれる新じゃがが取れますが、
どちらも風味と香りがともに豊かで、フワフワとやわらかく、
何度食べてもおいしいなーとしみじみ思う逸品です。

Q 保育園はすぐに入れますか?

A 待機児童は、いまのところいないようです。
他市に比べ比較的に入園しやすいと思います。
※希望する保育園に必ず入園出来るということではありません。
ご理解ください。

Q 中村さんが好きな場所はどこでしょうか。

A 高校生の時から、落ち込んだときなどに足を運ぶ場所があります。
何の変哲もない防波堤なんですが、そこから海に沈む夕日を眺めていると、
夕日と海が接する瞬間、海面上に光の橋が渡り、
夕日と自分が繋がっているように感じられます。
なんとなく元気になれる私なりのパワースポットです。

神戸で暮らす本当の喜びとは? 絵になる街角がある、神戸の毎日

山も、海も、レトロな風景も。すべてが神戸の魅力

「神戸の人は東西南北を覚えるのが苦手」
そんな話を聞いたことありませんか?
神戸では北側が山手、南が海、東は山手に向かって右、西はその逆。
つまり方角は山と海を基準に考えます。
だから例えば四方を山に囲まれた都市などへ行くと途端に、方向音痴になってしまう。
当然神戸の人は「あれ、私は方向音痴じゃないはずなんだけど」となる。

……とまぁ、これは神戸の人の特徴というよりも、
神戸の人がいかに海と山を生活と近づけているかがわかる逸話ですね。
それほどまでに神戸は、山も海も、人々の暮らしとともにあるのです。

海側から山手を見ると、山裾にまちがあります。
山手から海を見ると、なだらかにまちが、海へと向かっています。
そんなまちですから、歩いていてふと交差点を曲がると目の前に山が見えたり
海が輝いていたり、ハッとする光景に出会うことが多いのではないでしょうか。
つまり神戸は「絵になる街角」をたくさん持つまち、と言えます。

北野界隈を歩いていると気づくのは、異人館だけではないまちの魅力。光に包まれた路地、往時を偲ばせる石畳。ひとつひとつが絵になります。

神戸のまちを語るときにもうひとつはずせないこと、
それが神戸の中心部を海側に行った、旧居留地です。
開国当初は砂地だったこの場所に外国人のための住居や仕事場が次々と誕生し、
居留地を形成していきました。
ヨーロッパの近代都市計画をもとに造成されたまちにはレンガ造りの建物が並び、
やがてガス燈が灯るようになり、美しい景観を生み出していきます。

そして時は流れ。その片鱗は、いまも旧居留地を歩けば見ることができます。
レトロビルと近代的なビルが同居する異空間。だからこそ、ふとした街角に、
まるで絵はがきのような景色を見つけてハッとする。

旧居留地は、独特の景観を保っています。ぜひ歩きながら、絵になる街角を探してみてください。

山も、海も、レトロな風景も、すべてが神戸の魅力なんですね。
だからこのまちの人は、このまちが好き。
これこそ神戸に暮らす喜びにほかなりません。

ちなみに神戸のまちに点在するレトロビルには、佇まいとは違う魅力も。
ビルの中に入ってみると、そこには雑貨店や洋服店。
アンティークショップが入っているビルもあってりして、
それらを巡るのも、まち歩きの大きな楽しみなんです。

100円で約20リットル! おいしい水は、汲んで帰る。 〈神戸ウォーター水汲み場〉

水の豊かなまち、神戸の名水

神戸というまちは、よくよく考えると山裾に広がっています。
ということはつまり、山に降り注いだ雨が長い年月を経て
地表に湧き出している場所だってあるはずです。
調べてみたら、やはりありましたね、神戸市内にも名水が。

飲用の可否に関係なく数えてみると、その数15か所ほど。
なかには弘法大師伝説がある水もやっぱり存在しているので、
神戸でも湧水は、ありがたいものだと考えられていたのですね。
それだけ水が豊かなまち、ここに暮らす人は水の恵みを日々感じているのでしょうか。

三宮の中心部からフラワーロードを越え、山手幹線を東へ少し進んだところに、
〈神戸ウォーター水汲み場〉があります。
六甲山系から湧出する良質な天然水〈六甲布引の水〉を、
より多くの人に飲んでもらい、健康になってほしいという願いから、
ここでは100円で約20リットルの水を汲んで帰ることができるのです。
24時間いつでも、誰でも水を汲むことができるので、
朝も夜も、地元の人はもちろん少し離れたところに暮らす人まで、
いろんな人が車のトランクにポリ容器を積んで、ここを訪れています。

神戸国際会議場でも、年に1度、毎年4月に開催される須磨大茶会でも、
この神戸ウォーターが使われているそうです。
そういえば〈神戸ウォーター水汲み場〉の北側は新神戸。
そこには古くから名水として知られる〈布引の滝〉もあります。
神戸は水にも、ずっと守られているのですね。

神戸の水といえば、北野から歩いて行ける〈布引の滝〉が有名です。

ちなみに〈神戸ウォーター水汲み場〉があるのは、
多彩な温泉が楽しめる〈神戸クアハウス〉の入口です。
湯に浸かって疲れをとったあとに名水を飲むか、
ちょっと飲んでからじっくり湯に癒されるか。
神戸のまちでのお水とのつき合い、なかなか楽しそうですよ。

〈神戸クアハウス〉の北館に水汲み場があり、いつでも100円で約20リットル利用可能。ちょっと飲みたい、という人には、500ミリのペットボトルも販売されています。

名水といえば、温泉で有名な有馬は源泉として豊富な地下水が湧出しています。それらを訪ね歩く水巡りの旅も楽しそう。

information

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神戸ウォーター水汲み場

住所:兵庫県神戸市中央区二宮町3-10-16

営業時間:24時間

料金:約20リットル 100円
http://www.kobewater.com/

産地ではないのに真珠のまち? 神戸に真珠産業が根づいた理由を 〈神戸パールミュージアム〉で知る

国際港神戸の知られざる一面

神戸に数ある産業のなかに、真珠があります。
でもなぜ? 神戸には真珠の養殖場なんてありません。
真珠の養殖技術が日本で確立されたのは昭和初期。
しかしその時代に真珠といえばとても高価で、
日本人にはなかなか手が出せない商品でした。
そのため国内ではなかなか人気が広まらず、当時世界へと開かれていた神戸から、
アメリカやヨーロッパへと輸出されていました。
その当時の真珠養殖場は、三重県を中心に四国、九州が主な地域。
それらの地域から最も近かった国際港が神戸だったのです。

やがて北野を中心に、神戸で真珠の選別や加工を行う企業が生まれていきます。
一説によると、山の南側斜面に広がる北野のまちは、
真珠の選別に適した陽光が安定して得られたから、産業が確立されたとも。
それらの企業が集まったのはいまの山本通あたりで、
山本通は別名「パールストリート」とも呼ばれていました。
一時はたくさんの真珠を持って坂道を歩くバイヤーの姿も見られたそうですよ。

山本通=通称パールストリートには、いまでも真珠関連企業が残っています。

そんな神戸の真珠産業の一端をうかがい知ることができる施設が、旧居留地にあります。
それが〈神戸パールミュージアム〉。なんと入場無料で、
養殖真珠の歴史や真珠ができるまでを展示から知ることができます。
約1万粒の真珠をひと粒ずつ手作業で連ねていった〈パールツリー〉が最大の見どころ。
さまざまな真珠製品も展示されていますので、
神戸の陽光が育てたやわらかな輝きを、ぜひその目で見てください。

レトロビルの1階にある〈神戸パールミュージアム〉。建物のレトロな雰囲気が、パールをより輝かせています。

information

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神戸パールミュージアム

住所:兵庫県神戸市中央区東町122 日本真珠会館1F

TEL:078-332-8050

営業時間:10:00~17:00

定休日:土曜、日曜、祝日

http://www.japan-pearl.com/museum/

絵になる男の、絵になる店。 三宮のレジェンド 〈BARふくろう〉

オリジナルレシピのカクテルとおしゃべりを楽しむ

路面店なのに、窓はない。実はちょっと入店をためらってしまう。
〈BARふくろう〉は、そんな店です。
1967(昭和42)年、お酒が大好きだった23歳の福田二郎さんは、
だったら自分で店を始めれば好きなお酒とともに過ごせる、
そんな軽い気持ちで店を開きます。

世間では国産ウイスキーがサラリーマンの圧倒的支持を得て大流行、
そんななか、洋酒をメインに始めた福田さんのお店は、なかなか客足がのびません。
奥さんと悩んだ末、お茶漬けを出したこともありました。
それが評判を呼び、贔屓にする人も増え始め……。
以来49年、東門街のはずれで〈BARふくろう〉は
今宵も、ふらりと訪れる人を待っています。

ヨーロッパの石畳のまち並みにぽつんとありそうな、小さなお店。年齢を感じさせない福田さんの笑顔が迎えてくれます。

福田青年も気づけば72歳、店も来年で50周年。
バーテンダーが一代で50年以上も立ち続ける店は、そうはありません。
もはやここは、レジェンドとでも言うべきでしょうか。
おそるおそる扉を開くと、カウンター越しににっこり微笑む福田さん。
席についたら、福田さんオススメのカクテルをオーダーしてみましょう。

ソルティーキャッツにソルティーマウス。
ん? ちょっとへんてこな店?? 
もちろんどちらも、ソルティードッグとはレシピが違います。
それ以上に違うのは「ソルティードッグはステアすれば完成。
それじゃあバーテンダーの活躍する場所がないじゃないですか」

背筋をピンと伸ばし、シェーカーを振る福田さん。時折目をつぶり、何か考えているかのように腕だけを動かします。

というわけで、オリジナルレシピ、シェイクして提供するこのカクテルが誕生したとか。

焼酎ベースのソルティーマウス(左、1000円)は、「森伊蔵が高くて飲めない」というお客さんの声で誕生したもの。森伊蔵をもっとおいしく飲んでもらいたい、そんな気持ちで誕生した焼酎ベースのカクテル。ソルティーキャッツ(右、1000円)は女性が楽しめるように考えられたフルーティーなカクテル。

〈BARふくろう〉のもうひとつの楽しみは、
そんな福田さんとのおしゃべりかもしれません。
かつての三宮の話、お酒の話。
店には時折、福田さんが「最高のパートナー」と呼ぶ奥さんも立ちます。
すると話はもっともっと、盛り上がるんですよ。

気がつけばすっかり時間が経っていたなんてこともしばしば、なこの店。
派手な特徴があるわけではありませんが、神戸で覚えておきたい、
できればたまにふらっと顔を出したい、そんなバーです。

これはなんと、27歳の頃の福田さん。常連のお客さんに写真家を志している人がいて、その人に撮ってもらったそう。

information

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BARふくろう

住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1-9-9

TEL:078-332-2960

営業時間:18:00~翌2:00

定休日:日曜、祝日

食べる、歩く、読む、聴く。 神戸の日常を綴るエッセイ 『神戸、書いてどうなるのか』

神戸在住のロック漫筆家によるエッセイ

『神戸、書いてどうなるのか』は、神戸出身、在住の
“ロック漫筆家”安田謙一さんが神戸をテーマに書き下ろした一冊。
安田さんは音楽などポップカルチャーを中心に執筆活動をするほか、
ラジオ番組のディスクジョッキーとしても知られるが、
神戸について書いても、その軽妙な語り口は絶品なのであった。

帯には「ガイドブックには載らない神戸案内」とあるが、
かといってディープな神戸ガイド、というわけでもない。
もちろんその側面もあるが、神戸で生まれ育ち、1980年代は京都で過ごすものの、
また神戸に戻って現在も暮らす安田さんが、日常的な神戸を綴ったエッセイだ。
収められているのは、見開きで1本、全部で108本の文章、というのも
煩悩のようでキリがいい。

第1章「食べたり呑んだり、神戸」と第2章「ぶらぶら歩く、神戸」は、
現在も訪れることのできる飲食店やスポットについて触れる。
路地の奥にありそうな味わい深い店の数々は、
それこそガイドブックに載らないような店。だが、どれもうまそうだ。
ネーミングがおもしろい店もよく登場する。
著者が神戸の喫茶店の名前ベストスリーのひとつとして挙げる
〈思いつき〉というのもすごいが、洋食屋の〈赤ちゃん〉というのもいい。
しかも神戸には〈赤ちゃん〉という名前の洋食店が数軒あるというのだからすごい。
4日連続で〈赤ちゃん〉に通った、というエピソードもほほえましい。

それと印象的なのは、温泉がよく登場すること。
神戸というと有馬温泉が有名だが、ここに登場するのは、
灘温泉や湊山温泉、六甲おとめ塚温泉など、
散歩がてらにひとっ風呂浴びるといった、銭湯に近いイメージの温泉。
ぶらぶら歩いて食べて呑んで、浸かる。最高だ。
また、クレイジーケンバンドの小野瀬雅生さんや遠藤賢司さんなど、
著者となじみのミュージシャンがちょこちょこ顔を出すのも楽しい。

videotapemusicによる『神戸、書いてどうなるのか』の予告編動画も。

キャンピングカーでラクラク! 長崎・移住先探しの旅 その4: 波佐見で感じた“もの力”と“ひと力” 陶芸家 長瀬 渉さん

家族との移住を本気で考えて、日本全国あちこちを旅するフォトグラファーのテツカ。
そんなテツカがキャンピングカーで平戸市・波佐見町・雲仙市を4歳の娘と巡ってきました。
長崎って移住先としてどうだろう? という彼女なりの目線をお楽しみください。

【その1:キャンピングカーを借りてみる】はこちら

【その2:平戸市のレムコーさんに聞く人づき合いのヒント】はこちら

【その3:移住者は“タンポポ”!? 波佐見町・岡田浩典さんの移住体験話を聞く】はこちら

【その4:波佐見で感じた“もの力”と“ひと力” 陶芸家 長瀬 渉さん】

【その5:奥津家の3拠点生活】はこちら

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前回に引きつづき、波佐見町よりお届けします。
「あ! これがあのキャンピングカーですか!」などと声をかけられながら、
車はさらに走り続けます。
細いあぜ道もなんのその。さらに奥へ奥へと進みます。
今回訪ねたのは、山形県から移住した陶芸家の長瀬 渉さん。
そして、とっておきのたまごを販売している〈峠自然塾〉です。

ここでまず、波佐見について【Q&A】
波佐見町役場の朝長哲也さんに質問です!

Q 波佐見の人って、どんな人柄ですか?

A 面倒見がよくて世話焼き! そしてノリがいいです。

Q 賃貸で家を借りる場合、相場はどれくらいですか?

A 家族向けであれば5万円前後、ひとり暮らしであれば3万円前後です。
仕事場としては、〈空き工房バンク〉に登録されている物件があるので、
低価格で借りることもできます。
http://hasami-akikobo.com/

Q 病院はありますか?

A 波佐見町にも14か所の病院がありますし、車で15分の佐賀県の嬉野市には、
救急総合病院もあります。

Q 長崎で唯一海がない市町村ですが、おいしいお魚は食べられますか?

A 大丈夫です!
海に面してはいませんが、近場の海まで車で20分ほどですし、
〈シルクロード〉という居酒屋でもおいしい魚が食べられます。
ご主人が毎日仕入れにいっているので、とびきり新鮮です!

Q 波佐見のオススメポイントは?

A 結(ゆい)の文化です。
波佐見の人たちは、常日頃から互いを支え合って暮らしています。
「隣保班(りんぽはん)」という波佐見らしい制度もあるのですが、
これは、自治会に加入したご近所同士でグループをつくり、
冠婚葬祭のときなどに助け合うものです。
都会にはない安心感が、この波佐見にはあると思います。

カフェで感じる有馬温泉の文化。 芸妓がいるカフェ・バー〈一糸〉

気軽に有馬温泉の文化に触れられる場所

日本最古の温泉と言われ、関西の奥座敷として長い歴史を刻んできた有馬温泉。
6世紀頃にはすでに天皇が行幸する湯として歴史の表舞台に登場、
以後現在まで、歴史上の人物からまちの人まで、多くの人たちに愛されてきました。

山深きこの温泉地で旅人を迎えたのは、湯だけではありません。
芸妓衆も、有馬温泉には欠かせない存在でした。
遙か昔、有馬温泉には入浴時の世話や酒宴の席で客を楽しませる
“湯女”という人たちがいたそうです。それがやがて有馬の芸妓となり、
いつしか有馬温泉では芸妓とのお座敷遊びが楽しみ、とまで言われるようになったとか。

しかし現在。芸妓と遊ぶ人は少なくなりましたし、
そもそも日中に日帰りで有馬温泉を訪れる場合、出会う機会も……。
と思いがちですが、実は昼間でも、芸妓さんに会える場所があるんです。

〈金の湯〉横の石段を上ると、路地の先に〈一糸(いと)〉の提灯が見えてきます。ロゴには15個の千成ひょうたん。芸妓さんが所属する“置屋”が有馬温泉にはかつて15軒あり、ひょうたんの数はそれを表しています。

2015年にオープンしたカフェ・バー〈一糸(いと)〉では、
現役の芸妓さんが常駐し、コーヒーを出してくれます。
この建物には“有馬検番”という芸妓たちのスケジュール管理をする事務所があり、
上は芸妓さんの稽古場、お店はその1階にあります。

「お店で気軽に芸妓とお話ししていただくことで、
有馬の文化をちょっぴり覗いてみてほしい」と言うのは、芸妓歴17年の一菜さん。
検番にお店があるため、日中の早い時間なら上階でのお稽古の声が聞こえてくる、
という楽しみも教えてくれました。
長唄に太鼓、踊りまで、芸妓さんたちが熱心に稽古に励む音が
BGMとして聞こえるなら、それはそれは、風流ではありませんか。
現在有馬温泉には15名ほどの芸妓さんがいますが、
そのうちふたりが、毎日日替わりでお店にいてくれますよ。

ちなみに予約すれば、酒宴でなくカフェで、芸妓さんの唄や踊りを見ることもできるそう(予約は10名くらいから。1名3000円)。時間が許せばお座敷遊びなども少しだけ披露してもらえるかもしれないので、有馬の湯に浸かりに行くなら、セットで考えておきたいですね。

和菓子つきのお抹茶は1000円。これも芸妓さんが点ててくれるんですよ。

information

map

一糸

住所:兵庫県神戸市北区有馬町821

TEL:078-904-0197

営業時間:11:00~15:00、20:00~24:00
(当日15時までに予約の人のみ、お座敷がある場合は夜の営業はなし)

定休日:木曜、行事の際に臨時休業あり

もちもちの北海道ゴーフレット! バターゴーフレット専門店 〈BEURRE(ブール)〉 函館にオープン

2016年3月26日、北海道新幹線開通! 
新青森・新函館北斗間に新幹線が開業します。
この記念すべき日に、
函館市大手町に “函館 バターゴーフレット” 専門店、
〈BEURRE(ブール)函館本店〉がオープン!

北海道産の厳選されたバターと食材にこだわり、
職人が1枚1枚ていねいに手作りで焼き上げた
メイド・イン・北海道のゴーフレット専門店です。

ゴーフレットといえば乾いたお菓子のイメージですが、
函館バターゴーフレットはもっちりとした食感のブリオッシュ生地。
北海道産小麦粉、甜菜糖、バターをこだわって使用した
ふっくらタイプのゴーフレットなんです。
バタークリームを挟んだ〈函館バターゴーフレット〉は
1,200円(税込)で8枚入り、いろいろなお味が揃っています。

〈MAPLE WALNUT〉

優しいメイプルのバタークリームに
キャラメルコーティングしたくるみが入っている、
メイプルくるみ味の〈MAPLE WALNUT〉。

〈カフェショコラ COFFEE CHOCOLATE〉

コーヒーバタークリームのほろ苦さの中にさくさくチョコレートを入れた
カフェショコラ味の〈COFFEE CHOCOLATE〉。

〈LONICERA CAERULEA〉

北海道特産の甘酸っぱいベリー、ハスカップを
ふんだんに使用したハスカップ味〈LONICERA CAERULEA〉。

〈FRESH HAKODATE BUTTER GAUFRETTE〉

そしてこちらは、大手町ハウスでしか食べられれない
店舗限定商品の〈FRESH HAKODATE BUTTER GAUFRETTE〉。
焼きたて生地にホイップクリームとメレンゲを挟んだ新食感!
お値段は1枚200円(税込)です。

ご当地餃子は神戸にも! 味噌ダレでいただく 〈ひょうたん〉の神戸餃子

クセになる味、神戸のソウルフード

日本各地にご当地餃子があり、B級グルメとして人気ですが、
実は神戸にも、地元の人が日常的に食べる“神戸餃子”があるのをご存じですか?
日本三大中華街の南京町があるので、やっぱり本格的な中華餃子かな? と思いますが、
なんと、肉味噌をつけていただくもの。

実は戦後すぐから、神戸では「餃子は味噌ダレで食べる」が常識だったようです。
ちなみに味噌ダレには赤味噌派、白味噌派の店があるそう。
取材でお邪魔した、御三家と呼ばれるお店のひとつ〈ひょうたん〉は赤味噌。
たっぷりの水で蒸し焼きにした餃子を、まずは赤味噌ベースの肉味噌でいただきます。

JR三ノ宮駅西側の高架下にある〈ひょうたん〉三宮店。餃子は1人前7個370円。持ち帰りは2人前から、偶数人数で注文できるそうです。

餃子がひたひたになるくらいまで水を入れ、そのままじっくり蒸し焼きにするのが〈ひょうたん〉流。だから皮はもっちもち、中はジューシーな餃子ができあがります。

1人前は7個なので、3個ほどそのままいただきましょうか。
その次に、卓上にあるニンニク醤油を赤味噌ダレに2回しほど入れ、よく混ぜて食べる。
するとまた違った味わいで、もっと食べたくなって「おかわり!」と言う人も多数。
小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、
お店では3世代、4世代の地元の人が、神戸餃子をハフハフと頬張っています。
これが神戸の日常、餃子のある暮らし、です。

1日平均3000個近く出るという〈ひょうたん〉三宮店の餃子。神戸餃子はまぎれもない神戸のソウルフード。

そんなことを考えながら神戸のまちを歩いていると、
結構あるもんですね、餃子の専門店。
三宮から元町までのエリアだけでも、10軒以上あります。
そのうちのひとつ、〈ひょうたん〉三宮店は、JR三ノ宮駅西側の高架下。
三宮センター街で買い物を済ませた人たちが、夕方近くになると
ちょっと立ち寄って食べて帰ったり、晩ごはんのおかずに持ち帰ったりしています。
こちらは餃子以外、飲み物しかメニューにありませんから、
本当に餃子目当てで、皆さんお店を訪れていることがわかります。

最近では、遠方からの注文も多いとか。
神戸に観光で来たときに食べ、その味が忘れられずに注文してしまう、
ということのようです。確かにクセになる味です、神戸餃子。

information

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ひょうたん 三宮店

住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通1-31-37

TEL:078-331-1354

営業時間:11:30~24:00(LO 22:30)、日曜 ~23:00(LO 22:30)

〈カバストマルシェ〉 今回で50回目! 豊岡・カバンストリートで開催

JR豊岡駅から徒歩10分の、鞄のまち豊岡を象徴する商店街カバンストリートで
毎月第4日曜日に開催されている〈カバストマルシェ〉。
多いときには1000人以上が訪れる、すっかり豊岡の顔となっているイベントです。
このカバストマルシェ、2016年3月27日(日)の開催で50回目を迎えます。
3月のマルシェのテーマは、
「春だからゆっくり楽しむ 大人のマルシェ」
どんなことが催されるのでしょうか。

路上では、自家製酵母パン、ラーメン、コーヒーショップなどの飲食店が出店。
さらに、豊岡の地場産業である鞄の関連ショップも出店予定で、
鞄の製造で出る端切れを使った小物などを購入できます。
但馬地域で活動するクリエーターの手づくり雑貨の販売は、カバストマルシェならでは。
“カバンストリート”という名だけあって、鞄の販売店だけでなく、鞄の修理やさん、
皮製品専門のクリーニングやさんもあり、
カバストマルシェ中も通常通り営業を行っていますので、
気軽に覗いてみてください。

カバンクリーニングキヌガワでも皮の小物などを販売中。

こちらもカバストマルシェの目玉のひとつ。
カバストバンドと呼ばれる、
市民バンドによるライブは回を重ねるごとにレベルもアップ。
天気が良ければ、路上で開催され、大盛り上がりです。
地元の高校生による吹奏楽の演奏や、
書道のライブパフォーマンスなどが行われている月もあり、
工夫をこらした演目でにぎわいを創出しています。

路上でのライブパフォーマンスは、子どもも大人も楽しめる人気のプログラムです。

「50回、100回と続けることに意義があると思っています。
雪が積もる冬の間も、人が少ない時も続けて、
やっと市内外に知られるようになり、多くの方が来てくれるようになりました」
と、50回目を迎えるにあたり感慨深そうに話す実行委員会のメンバー。
鞄の産地豊岡が一丸となって盛り上がるカバストマルシェ。
ぜひ散策がてらお立ちよりください。

お菓子やパンなどもかわいい! おみやげにひとつどうぞ。

information

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カバンステーション

住所:兵庫県豊岡市中央町8-8

http://www.cabanst.com/

カバストマルシェは次回2016年3月27日(日)開催。出店情報などは、Facebookページをチェック。

information

TOYOOCOME! 豊岡に来て、暮らして。

ただいま、コロカルでは豊岡市を特集しています。連載2回目では豊岡移住者で鞄職人の中野ヨシタカさんへインタビュー。こちらも併せてご覧ください。

https://colocal.jp/topics/lifestyle/local/20160317_68095.html

神戸の懐の深さを感じる、 中華料理店の名物。 元町〈香美園〉のカレー

インドカレーとは違う、中華食堂の味

JR元町駅と花隈駅の間、その南側のエリアにはかつて、
中華食堂がいくつもあったそうです。
中華食堂というのは中華料理あり、オムライスあり、ラーメンあり、
つまり限りなく“食堂”に近い中華料理店のこと。
それらのお店ではもちろんカレーもありました。
といっても、本格的なカレーではなく、あくまで食堂のカレー。
中華鍋で具を炒めてカレー粉で味つけ、片栗粉でとろみをつけた、
学校給食で出てきそうなカレーです。

しかし時代の流れとともに、中華食堂は姿を消していきました。
いま残っているのは南京町の有名中華料理店〈民生〉の支店〈香美園〉を含め、数軒。
カレーを出しているのは、唯一〈香美園〉だけです。

店構えはごく普通の中華料理店。店内に漂うカレーの香りをのぞけば……。

昭和42年に誕生したこちらの店、オープン翌年にはもうメニューにカレーがありました。
「もともと民生にもカレーがあって、それをこっちでも出したのが始まりのようです。
それがお客さんに好評でね、いつしかうちの看板メニューになっていました」
と言うのは、2代目の藤原良明さん。
中華料理を食べるつもりで訪れて、しかしカレー粉のスパイシーな香りに誘われ、
ついついカレーをオーダー。そんなお客さんが多かったそうです。
「ま、うちは中華料理店なので、そっちも食べてほしいんですけどね(笑)」
いまではお客さんの6割近くがカレーをオーダーするのだとか。

料理している姿は、中華料理を作っているときと同じ。でも完成したものは、カレーなんです。

そんなカレー派に人気のもうひとつのメニューがカレーそば。
〈民生〉と同じ手打ちの麺、鶏ガラスープの上からカレー。
ご飯と一緒に食べるカレーよりもあっさりしていて、最初は鶏ガラが強く、
食べ進むほどに、カレーの味わいが強くなっていく。
つるっと細麺が、なんとも小気味よい喉ごしです。

国産の豚肉と淡路島の玉ねぎを中華鍋で炒め、カレー粉で味つけする黄色いカレー。歯応えのいい細麺とカレーのマッチングにうなるカレー麺(そば)670円、大930円。カレーは650円、大880円。

なかなか甲乙つけがたし、なこの2品ですが、
神戸の中華料理店の懐の深さを知る料理として、ぜひ一度、食べてみてください。

information

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香美園

住所:兵庫県神戸市中央区元町通3-16-2

TEL:078-391-4015

営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00(LO)

定休日:月曜(祝日の場合は翌日)

キャンピングカーでラクラク! 長崎・移住先探しの旅 その3: 移住者は“タンポポ”!? 波佐見町・岡田浩典さんの 移住体験話を聞く

家族との移住を本気で考えて、日本全国あちこちを旅するフォトグラファーのテツカ。
そんなテツカがキャンピングカーで平戸市・波佐見町・雲仙市を4歳の娘と巡ってきました。
長崎って移住先としてどうだろう? という彼女なりの目線をお楽しみください。
長崎滞在2日目。波佐見町に到着。
そこで出会った〈モンネ・ルギ・ムック〉の岡田浩典さんも移住者。
波佐見町のことを「おもしろいまちだな〜って」と話すその理由とは?

【その1:キャンピングカーを借りてみる】はこちら

【その2:平戸市のレムコーさんに聞く人づき合いのヒント】はこちら

【その3:移住者は“タンポポ”!? 波佐見町・岡田浩典さんの移住体験話を聞く】

【その4:波佐見で感じた“もの力”と“ひと力” 陶芸家 長瀬 渉さん】はこちら

【その5:奥津家の3拠点生活】はこちら

移住したその先のことを考えてみる。
新たな暮らしや生き方への期待がふくらみ、
今の生活から早くスライドしたいと気持ちがはやる。
その一方で、ふと湧いてくる不安。本当にうまくやっていけるのか。
不安の中身は大きく分けるとふたつ。
まず、仕事が軌道に乗って収入を得られるかどうか。
そして、地域の人とうまくやっていけるのかということ。
おそらく、後者がうまくいかないと、前者もうまく回らないのだと思う。
だとすると、どうしたら地元の方とうまくおつき合いできるのだろうか。

先日平戸市でお会いしたレムコーさんは、
こんなことを話してくれた。

・人を判断しないこと

・すぐにシャットアウトしないこと

・自分だけ突っ走らないこと

そして、長崎旅・2日目の波佐見町でも、
移住者の方からたくさんのヒントをいただくことができた。
お話をうかがったのは、地元の方と移住者との
潤滑油のような存在と言うべきおふたり。
陶芸家の長瀬 渉さんと、
〈モンネ・ルギ・ムック〉というカフェを営む岡田浩典さん。
移住してからこれまで、おふたりは何を感じ、
どんなことを心がけてきたのだろうか。

今回は、400年の伝統が息づく焼き物のまち、東彼杵郡波佐見町を
キャンピングカーで巡ります。

鴻ノ巣展望所から見下ろした波佐見盆地。写真提供:波佐見町

まずは、波佐見町役場のワンストップ窓口(各市町村の移住相談専用窓口)を訪ねた。
私の移住相談を担当してくださったのは、企画財政課の朝長哲也さん。
はじめに、波佐見町についてお話をうかがった。

波佐見は焼き物のまちで、
町内の就業人口の約3割が、窯業に関係した仕事についているのだそう。
「波佐見以外でも、佐世保市まで出ればほかにも仕事はあります。
佐世保までは車で30分ほどなので、
ベットタウンとして波佐見に移住してくる方も多いですよ」

仕事が見つけやすいというのは、とても心強い。
「移住して飲食業を始める方が増えているのですが、
陶器市での集客がやはり大きいようですね。
毎年ゴールデンウィークに開催される波佐見陶器まつりには、
30万人が訪れるんですよ」
ということは、ゲストハウスをやりたい我が家にとっても、好条件ではないか。

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波佐見は長崎県で唯一、海に面していないまち。
西に佐世保市、北には有田焼で有名な有田町。
そして、東側は温泉地として名高い佐賀県の武雄市と嬉野市に隣接している。
海に行きたければ西へちょいと走り、温泉につかりたければ東へ向かう。
そんな暮らし、いいに決まっている。

さらに、高速道路を使えば長崎空港まで1時間弱、
福岡空港にも1時間半で行けるというのも魅力のひとつ。
東京との二拠点生活を考えている人にとっても、
アクセスしやすい場所と言えそうだ。

鬼木棚田と彼岸花。写真提供:波佐見町

朝長さんから見て、波佐見の魅力ってどんなところにありますか?
「まちにも人にも活気があるところですかね。
最近になって、20代や30代の若い人たちが
家業を継ぐために戻ってきたりしているんです。おもしろいですよ〜、みんな」
それも、地方ではなかなか聞かない話。

「みんな“ムック”で集まったりしてますよ。
そこで交流することで、新たなつながりが生まれているようです」
“ムック”というのは、今回取材させていただく岡田浩典さんが営むカフェ、
〈モンネ・ルギ・ムック〉の通称。
「みんなが集まれる場所でもあり、情報発信基地でもありますね、あの店は。
お昼時ですし、そろそろ行きましょうか」
ということで、ランチを兼ねてムックへ行くこととなった。

朝長哲也さん。みんなから“テッチャン”の呼び名で親しまれ、頼りにされている。