工芸好きは必見! 〈北のクラフトフェア〉 岩手県・盛岡市で初開催

工芸が息づくまち・盛岡で

2022年、初めての開催が決定した〈北のクラフトフェア〉。

岩手県盛岡市の〈岩手公園(盛岡城跡公園)芝生広場〉をメイン会場に、
選考委員会(皆川明さん、三谷龍二さん、日野明子さん、ナガオカケンメイさん、
〈F/style〉五十嵐恵美さん・星野若菜さん、光原社 川島富三雄さん)により
厳選された約100組の作家が展示・販売を行います。

皆川明さん、三谷龍二さん、日野明子さん、ナガオカケンメイさん、F/style五十嵐恵美さん・星野若菜さん、光原社 川島富三雄さん。6組の選考委員会により公募作品の中から出展者が選出されました。

皆川明さん、三谷龍二さん、日野明子さん、ナガオカケンメイさん、F/style五十嵐恵美さん・星野若菜さん、光原社 川島富三雄さん。6組の選考委員会により公募作品の中から出展者が選出されました。

「北」とイベント名にありますが、出展作家は、東北を中心に、
北海道から沖縄まで、ジャンルも陶磁器・木工うるし・
金属・ガラス・皮革・編組・紙・染織・その他と、
活動場所も扱う素材や技法もさまざまです。

静岡県に工房を構え、磁器や耐熱土を使った器をつくる〈CANASA〉。

静岡県に工房を構え、磁器や耐熱土を使った器をつくる〈CANASA〉。

岩手県八幡平市で、木や漆の長所を生かした生活道具をつくる〈平岡クラフト工房〉。

岩手県八幡平市で、木や漆の長所を生かした生活道具をつくる〈平岡クラフト工房〉。

メイン会場の〈岩手公園芝生広場〉は、複合施設〈ホホホの森〉が建設される予定の場所。
都市公園の質の向上を目的に制定された「Park-PFI(公募設置管理制度)」を活用し、
盛岡市と、皆川明さんが設立した〈ミナ ペルホネン〉により整備される計画が
約3年前に発表されていました。

その後コロナ禍となり、〈ホホホの森〉はプロジェクトとして計画を模索。
「まずはこの場所が目指すコンセプト
(クラフトやデザインなどさまざまなものや人との出会い、交流、発信)を、
建物(ハードの部分)を前提ではなく、
中身(ソフトの部分)のひとつ『クラフトフェア』から始めてみよう」
そうした皆川さんの思いに賛同した有志が実行委員会をつくり、
〈北のクラフトフェア〉の企画はスタートしました。

テーマは「秘境と絶景」。 三大秘境・宮崎県椎葉村で サウナのデザインを大募集!

求めるのは地域材の活用を広げるデザイン

日本三大秘境のひとつである宮崎県椎葉村。
1000メートル級の九州山脈に囲まれ、村の96%が森林、
杉の埋蔵量は日本一ともいわれています。
その分地域材も豊富ですが、ほとんどが村内で活用されていないのだそうです。

CNC加工機「ShopBot」

CNC加工機〈ShopBot〉。

活用を促そうと、2020年には村の交流拠点〈Katerie〉に
CNC(Computer Numerical Control/コンピューター数値制御)加工機
〈ShopBot〉が導入されました。

そして今秋、地域材の可能性を広げる
サウナのデザインアイデアのコンテストが行われます。
テーマは「秘境と絶景〜ととのう空間〜」。

応募に必要なのは、
以下の条件をクリアしたアイデアをA3用紙にまとめたものだけ。

・地域の木材を使用した木造サウナ
・木部の製作加工で使うShopBotを活かした提案とすること
・制作物は、幅×奥行き×高さの合計が16立方メートル以内に収まり、自立する構造体であること
・2〜4人が入ることが可能なサウナであること
・組み立ては人力で行うことができるものであること
・移動可能なサウナであること

最上位の優秀賞に選ばれるのは2点。
賞金15万円とデザインしたアイデアがサウナとしてかたちになります。

今年も大ボリュームで開催。 国内最大級の移住マッチングイベント 〈ふるさと回帰フェア2022〉

今年は参加自治体も増えました!

全国の自治体と連携して移住を支援する〈認定NPO法人ふるさと回帰支援センター〉が、
2022年9月25日(日)東京・有楽町の〈国際フォーラム〉にて、
国内最大級の移住マッチングイベント〈第18回ふるさと回帰フェア2022〉を開催します。
北海道から沖縄まで、全国の350の自治体・団体が一堂に会する移住相談コーナーを設置。
住まい、仕事、子育てなど移住に関わるさまざまな相談に対応します。
イベントは参加無料、事前申込み不要です。

前日の24日(土)には、「地方移住の20年、さらなる飛躍のために」と題した
前夜祭シンポジウムを開催。
パネリストとして、群馬県知事 山本一太氏ら4名をお招きし、
移住推進と地域創生についてたっぷりと話し合います。
こちらの前夜祭シンポジウムは、イベント公式特設サイトからの申し込みが必要です。

また、毎年おなじみになりつつある〈日本全国ふるさとマルシェ〉では、
「わがまちの農産物・特産品を都会の方に届けたい」と、
全国から自治体・団体が、新鮮な生鮮食品や地域で自慢の加工食品などを販売します。

ブースの様子

漠然と移住を考え始めたという方でももちろんOK。
むしろそういう方にとって、たくさんのブースで自治体を比較できるこの機会は、
まさに好機。
ぜひ足を運んでみてくださいね。

information

map

ふるさと回帰フェア2022

日時:2022年9月25日(土)10:00〜16:30

会場:東京国際フォーラム ホールE(地下2階)

住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 (JR・東京メトロ有楽町駅より徒歩1分)

主催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター

Web:公式サイト

〈BESS〉の「栖ログ」は、 小屋で、平屋で、ログハウス。 小さく建てる、という逆転の発想とは?

新しい「平小屋(ひらこや)」という文化

断捨離という言葉が当たり前のように使われる世の中になっています。
家にいろいろなモノがついつい溢れてしまうという人も多いと思います。

暮らしに必要なものとは何か? もっといえば、自分にとって重要なものとは何か?
そんなことを今一度考えてみたくなる家のカタチがあります。
ログハウスを多数展開している住宅メーカー〈BESS〉から
新発売された「栖(すみか)ログ」です。

栖ログは小屋であり、平屋であり、ログハウス。
その融合である“平小屋”です。
小屋裏(屋根裏)はあるものの、基本的には平屋づくりであり、
コンパクトな設計になっています。

かわいい平屋に憧れている人も多いはず。

かわいい平屋に憧れている人も多いはず。

栖ログをデザインしたBESSチーフデザイナーの山中祐一郎さんは
「栖とは鳥の巣の意味。鳥の巣って家ではなく、仮のもの。
そのように、もっと軽やかに暮らしてほしい」と言います。
家ではなく、小屋で暮らすという提案です。

「鳥の巣は“子宮の外部化”であって、子供を育てるためにある。
つまり目的がはっきりしています」

暮らしの目的は何か、何がいちばん大切か。
家が大きいと、その箱に合わせてモノがどんどん増えていきます。
収まりがつかなくなって、
より広い家に引っ越しをしたという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

ただ物を整理して処分していく断捨離というよりは、
自分にとって何が大切かを理解すれば、自ずと目的はシンプルになる。
すると自分らしい暮らしが見えてきそうです。

栖ログのシンボルは鳥?

栖ログのシンボルは鳥?

古くて新しい「古津軽」を探す旅へ 〈古津軽ウィーク〉開催!

「古津軽」の物語を探しに

青森県西部に位置する津軽地方。
中でも、「津軽富士」と呼ばれる岩木山周辺には、
鬼にまつわる伝説や、豊かでもあり厳しくもある自然とともに生きてきたからこその
手仕事や食文化が受け継がれています。

津軽地方のシンボル「岩木山」。

津軽地方のシンボル「岩木山」。

「岩木山」に守られるように暮らす、
南西部の弘前市・黒石市・平川市・西目屋村・藤崎町・大鰐町・
田舎館村、北西部の板柳町・鶴田町で伝えられてきた物語の世界は
「古津軽」と名づけられ、これまでもウェブサイトなどで紹介されてきました。

たとえば鬼伝説。津軽平野には、
鳥居に「鬼コ」が鎮座している神社が40以上あると言われています。

〈弘前市石川八幡宮〉の鬼コ。後ろ姿のお尻もかわいらしいのでお見逃しなく。

〈弘前市石川八幡宮〉の鬼コ。後ろ姿のお尻もかわいらしいのでお見逃しなく。

津軽では鬼は災いを払う神様のような存在。
天災や疫病が集落に入り込まないように守ってくれていたのでしょうか。
水害の多かった岩木川流域にこうした神社が見られます。

名刺入れやポーチなど、
近年は小物などにもその技術が取り入れられる「こぎん刺し」も「古津軽」の物語のひとつ。

〈弘前こぎん研究所〉とコラボしたオリジナルのこぎんアイテムが揃う弘前市のセレクトショップ〈green〉。

〈弘前こぎん研究所〉とコラボしたオリジナルのこぎんアイテムが揃う弘前市のセレクトショップ〈green〉。

江戸時代、綿の着用を禁じられた津軽の農民が、
厳しい冬を少しでも温かく過ごせるよう、
麻の布目を埋めるために施したとされる刺し子から生まれた手仕事の賜物で、
貴重な古作こぎん(当時の野良着)を実際に手にとり
羽織ることができる施設もあります。

弘前市の〈佐藤陽子こぎん展示館〉で、美しい古作こぎんを羽織ることができます。佐藤陽子さんはこぎん作家の第一人者。2010年に施設の展示館を開設しました。

弘前市の〈佐藤陽子こぎん展示館〉で、美しい古作こぎんを羽織ることができます。佐藤陽子さんはこぎん作家の第一人者。2010年に施設の展示館を開設しました。

いま、新潟ではぬる湯がアツい!? 温泉のプロに聞いた、 新潟のおすすめ温泉地

ゆったりぬる湯で心身ともに整う

暑さも和らいできました。新潟にも短い秋が到来です。
まだ本格的な寒さが到来する前に、
温泉、しかもぬる湯にゆったり浸かる新潟旅はいかがでしょうか。

ぬる湯とは、39度以下の温度の温泉や風呂のことで、
源泉自体の温度が低くかけ流しにしているところもあれば、
加水して温度を下げているところも。
夏でも長く浸かりやすく、冬は熱い湯と交互浴をすることで、
体の芯までしっかりと温まることができます。

温泉エッセイストの山崎まゆみさんと温泉ジャーナリストの植竹深雪さんがおすすめする、
ぬる湯が気持ちいい新潟の温泉地を3か所ご紹介します。

35度の温泉で「湯と体が一体化」する感覚!?

まずは、山崎まゆみさんがおすすめする、魚沼市・栃尾又温泉の〈自在館〉。
全国でも有数のラジウム泉で、古来より療養目的で訪れる人が後を絶ちません。
35度くらいのぬる湯に1~2時間ほど浸かる栃尾又温泉の伝統的な入浴法は、
肉体的な疲労やストレスを感じやすい方にもぜひ試していただきたい入浴法です。

栃尾又温泉〈自在館〉の〈霊泉の湯 したの湯〉。

栃尾又温泉〈自在館〉の〈霊泉の湯 したの湯〉。

山崎さんは、「(温泉と身体の温度が近いので)お湯と身体が一体となって溶け出す感じ」と
その心地よさを表現します。
さらに、魚沼市内の老舗納豆店〈大力納豆〉に温泉水を持ち込んで
約2日間“湯治”させてつくる〈ラジウム納豆〉は
〈自在館〉に泊まる楽しみでもあるのだとか。

約2日間“湯治”させてつくる〈ラジウム納豆〉

約2日間“湯治”させてつくる〈ラジウム納豆〉は朝食で。

いよいよ新米の季節を迎える魚沼。
ピカピカの新米と大粒の納豆の相性の良さは想像するだけで垂涎モノ。
この秋、泊まりたい宿の大本命かもしれません。

蔵を活用した宿 〈RITA 出雲平田 酒持田蔵〉で 日本酒づくしの特別体験

国登録有形文化財の土蔵を生かして

日本酒発祥の地とも呼ばれる、島根県出雲市平田町。
この地で、老舗造り酒屋〈酒持田本店〉の土蔵を生かした宿、
〈RITA 出雲平田 酒持田蔵〉が2022年9月17日にオープンします。

〈酒持田本店〉は140年以上もの歴史を持つ酒屋で、
その店舗や酒蔵は国登録有形文化財に指定されています。
地域資源を活用し、
その土地ならではの生業を生み出すビジネスを展開している〈株式会社つぎと出雲〉が
長らく物置として使われていた土蔵をリノベーション。
日本酒の歴史を感じられる空間で、優雅なひとときを過ごせる宿として再生しました。

そんなRITA 出雲平田 酒持田蔵の魅力は、
「酒を嗜み、美肌を醸す」というコンセプトに合わせた特別な体験サービスにあります。

夕食には近くの人気イタリアン〈trattoria814〉で
酒持田本店の日本酒とのペアリングディナーに舌鼓。
地域のオーガニック農家より仕入れた野菜を使った、こだわりのひと皿は絶品ですよ。

提供される日本酒も約6種類と豪華。
酒持田本店を代表する〈ヤマサン正宗〉のほか、
酒蔵で熟成させた古酒など、多様な味わいが味わえる特別なディナーになっています。
さらに秋のひやおろしや、冬のできたて新酒など
季節ごとに旬の日本酒が用意されているので、どの時期に訪れても楽しめるはずです。

そして、客室では贅沢な「日本酒風呂」を満喫!
島根県産業技術センターの協力のもと、酒持田本店の日本酒数十種類の美容成分を分析し、
オリジナルの入浴酒〈日本酒風呂専用ヤマサン正宗 美肌県しまね〉を開発しました。
日本酒の成分による保湿効果でスベスベ肌が目指せそうです。

同施設は、1日1組限定の貸し切りの宿になるので、
プライベートな空間でゆっくり入浴を楽しめるのもポイント。
石造りの浴槽は落ち着いた雰囲気で、身も心も癒されるでしょう。

この地域では古くから日本酒を使ってお米を炊いたり、蕎麦つゆに入れたりなど
生活の一部に日本酒を取り入れてきたといいます。
日本酒発祥の地ならではの体験で、
体の内側と外側から日本酒を余すことなく堪能しましょう。
その奥深さやつくり手のこだわりまで感じることができるはずです。

〈MINOIRO〉 カラバリ100色の美濃焼! 自分好みの色にオーダーメイド

カネコ小兵製陶所創業100周年記念プロジェクト

美濃焼の産地として知られる岐阜県土岐市。
ここは非常に技術が発達しており、形状、色、質感、製法のあまりの多彩さに、
100円ショップの陶器から国宝級まで手がける幅広さが売りです。

100色のなかから自分好みの色の
美濃焼の器を選べる〈MINOIRO(ミノイロ)〉クラウドファンディングを実施

そんな土岐市にて、NYやロンドンなど海外展開も行う、
大正10年創業の美濃焼の老舗〈カネコ小兵製陶所〉。
現在創業100周年を記念して、100色のなかから自分好みの色の
美濃焼の器を選べる〈MINOIRO(ミノイロ)〉クラウドファンディングを実施しています。

どの産地にも負けない多彩な色表現が可能なこと、
カーテンや壁紙などのインテリアを選ぶように、
食器もこだわりたいという人に寄り添う製品が提供したかったことから、
今回のクラウドファンディングを実施。

長崎・小値賀島のゴミを100%使用。 アップサイクルの石けんケース 〈mu〉

シャボン玉石けんと九州産業大学、
小値賀島のプラスチックメーカーが制作

「健康な体ときれいな水を守る」という企業理念のもと、
洗剤の開発・販売のほか、洗浄剤の排水問題に取り組んできた、
無添加石けんのパイオニア〈シャボン玉石けん〉。

2021年9月には福岡県宗像市・地島にて、
地域全体でシャボン玉石けん製品を使用する
「生活排水の環境及び生物に対する影響に関する実証実験プロジェクト」を実施。
持続可能な社会の実現に向けて積極的な取り組みを行っています。

そんな同社が、九州産業大学、五島列島の北部の小値賀島、
プラスチックメーカー〈テクノラボ〉とコラボし、
2022年8月に小値賀島の海洋ゴミのアップサイクルにより誕生した石けんケースと
〈シャボン玉浴用〉がセットになった〈mu(ムー)〉を発売しました。

茨城県笠間市の魅力を伝える 笠間焼のうつわと栗ごはんのセット

産地のうつわで楽しむ贅沢な秋の味覚

暑さが落ち着き、いよいよ食欲の秋が到来します。
秋に旬を迎える食材といえば、栗が代表的。
そんな秋の味覚を贅沢に楽しめる商品として、
〈石井食品株式会社〉から新しく発売された、
〈笠間焼のうつわで楽しむ栗ごはんセット〉を紹介します。

“産地のうつわで笠間の栗を楽しむ”をテーマにした、特別な企画により生まれたこの商品。
同社特製 茨城県笠間市の栗を使用した栗ごはんの素と、
笠間焼のうつわがセットになって販売されます。

笠間焼のごはん茶碗2膳と、「隅田屋謹製 栗ごはんのためのお米 2合用」1袋、「炊き込みごはんの素 茨城笠間の栗 栗ごはん2合」1袋がセットに。

笠間焼のごはん茶碗2膳と、〈隅田屋謹製 栗ごはんのためのお米 2合用〉1袋、〈炊き込みごはんの素 茨城笠間の栗 栗ごはん2合〉1袋がセットに。

茨城県は栗の名産地として知られ、栽培面積、生産量ともに全国1位*を誇ります。
加えて茨城県の笠間市は、焼き物の産地としても古くから有名なまちです。

*令和3年農林水産省作物統計より

ここでつくられる笠間焼は、作家の感性でつくられる自由な作風が魅力。
現在でも約300人近くの陶芸家がいたり、多くの窯元があったりなど、
東日本屈指の窯業地として栄えています。

今回の企画では、
笠間市で活躍する陶芸家・馬目隆広さんが、栗ごはんに合う特別なうつわを製作しました。

笠間市の陶芸家・馬目隆広さん

笠間市の陶芸家・馬目隆広さん。

馬目さんは福島県生まれ千葉県松戸育ち。
東京芸術大学在学中に東京龍泉窯で陶芸を学び、卒業後は笠間市で活動を続けてきました。
東日本大震災で被害が出た笠間焼の薪窯の復興支援や、
「笠間焼発祥の地・久野陶園」を存続するための活動など、
地域のための取り組みも数多くされてきた作家さんです。

馬目さんが手がけるうつわは土の力強さを生かしながらも、
素朴さと温かみを感じられる風合いが魅力。
製造工程において食品添加物を使用せず、
素材のよさにこだわり続けてきた同社と親和性が高かったことから
今回のコラボが実現したそうです。

笠間焼 馬目隆広さんのごはん茶碗

笠間焼 馬目隆広さんのごはん茶碗。

完成したうつわは、アイボリーとこげ茶の色合いがやさしく、
ほっとひと息つけるような温もりが感じられる風合いに。
内側には3種類の模様がほどこされ、
食べ進めるごとに変化を楽しめるようになっています。

この模様は1点ごとに型を押し、
さらに化粧土を埋め込む「象嵌」の技術が用いられています。
少し土台が高いところも高級感があり、贅沢な気分を味わえそうです。

〈松本十帖〉長野県松本市浅間温泉の 復興プロジェクト。 ただ再生するのではなく 「地域の核として蘇らせる」

松本十帖の外観。

老舗旅館をフルリノベーション

「松本の奥座敷」と呼ばれ、日本書紀にも登場する
開湯1300年以上の歴史ある長野県の浅間温泉。
古くは一般市民をはじめ、殿様から文化人まで
さまざまな人々の心身を癒してきました。

小柳の敷地から見える5世紀の古墳では、
王冠や勾玉が出土し、信濃の大小名が集まる国府的なものがあったりと、
神秘的な地力を宿す温泉地でもあります。

そんな浅間温泉を代表する老舗旅館〈小柳〉は、
人々の寄り合いの場として機能した過去があり、まちの核となる旅館。
しかし近年は後継者不在、2棟のホテルも過大債務で廃業が危ぶまれていました。

それを新潟県南魚沼市で〈里山十帖〉を営む〈自遊人〉が継承。
ただ再生するのではなく、「地域の核として蘇らせる」ことを目的に、
地域全体の経済を盛り上げる「エリアリノベーション」を実践。
観光と経済、双方から注目を集める施設を目指し、
2022年7月23日に〈松本十帖〉として新たなスタートを切りました。

小柳之湯

小柳之湯

新たな価値と命を吹き込み、
地域の未来を担うプロジェクトにするため、
中央棟を解体撤去し、ふたつの客室棟と浴室棟を
スケルトン状態に戻して一からフルリノベーション。
過去の配置にならい、ホテルは中央棟を解体し跡地に「小柳之湯」を復活させ、
東西に棟があるかたちでリノベーションされました。

〈バターのいとこ〉を手がけた企業が まちをつくった!? 那須の新スポット〈GOOD NEWS〉

那須の持続可能な豊かさを今らしく表現

日本随一のリゾート地として有名な栃木県・那須に
2022年7月6日、自然豊かな環境を生かした
新たなまち〈GOOD NEWS〉がオープンしました。

プロデュースしたのは、那須の新銘菓〈バターのいとこ〉を手がけるなど、
食をテーマに社会課題の解決を目指すスタートアップ〈株式会社GOOD NEWS〉。

「森との共生」をテーマに、自然と親しむきっかけをつくり、
那須の資源でもある観光と農業に福祉をかけ合わせた観福農連携で、
関わる人すべてがしあわせになれる、持続可能なまちづくりを実現していくそうです。

まちは、バターのいとこカフェを構える通りに、
就労支援を備えた食品製造工場〈GOOD NEWS FACTORY〉、
環境に配慮した事業に取り組む〈GOOD NEWS NEIGHBORS〉、
酪農王国・那須ならではのミルクにまつわる食品が揃う〈GOOD NEWS DAIRY〉、
社員食堂を兼ねた地域のファミレス〈GOOD NEWS LOCAL RESTAURANT〉、
と4つのエリアで構成。
※LOCAL RESTAURANTは後日オープン予定。

GOOD NEWS NEIGHBORSエリアには、気になるショップがたくさん。

まずGOOD NEWSの新商品が並ぶ〈BROWN CHEESE BROTHER〉。
施設のオープンに併せ、お店と同名の新スイーツも購入できます。

チーズづくりで大量に出るものの、廃棄されてしまうホエイ(乳清)を
有効活用するために生まれたブラウンチーズを、
フランスの郷土菓子、ガレットブルトンヌで挟んだ
新感覚なクッキーサンドだそうで、聞くだけでよだれが。
レシピ監修はバターのいとこと同じく、
パティシエユニット〈Tangentes〉の後藤裕一氏、仲村和浩氏が担当。

カフェも併設され、代々木八幡の人気レストラン〈PATH〉の
原太一氏監修のブラウンチーズを使用したハンバーガーや、
後藤氏監修のホエイのワッフルといったメニューも。

富山の土徳を五感で堪能。 アートホテル〈楽土庵〉 開業に向け予約受付中!

楽土庵のラウンジ。

世界各地の土徳が生んだ家具や工芸も

田園地帯に家々が点在する、
富山県砺波(となみ)市の美しき農村景観「散居村」。
この地域で家の周りを囲む屋敷林は「カイニョ」と呼ばれ、
国の重点里地里山にも選定されています。

そんな自然豊かな地に、2022年10月5日(水)、
築120年の古民家を再生した宿と
レストラン〈楽土庵(らくどあん)〉が開業。
現在予約を受けつけています。

楽土庵は、三方を水田に囲まれた「アズマダチ」と呼ばれる
富山の伝統的な民家を活かした1日3組限定の宿。

コンセプトは、村の景観・空間・アート・料理・アクティビティなどを通じて
「富山の土徳(どとく)」を体感してもらうこと。

「土徳」とは、人と自然がつくりあげてきた、
その土地が醸し出す品格のようなものです。
富山の地を訪れた民藝運動の創始者・柳宗悦が、
厳しくも豊かな環境の中で、恵みに感謝しながら生きる人々に出会い、
「ここには土徳がある」と表現したとか。
楽土庵は、そんな富山の土徳に触れることで、
訪れる人が癒される宿を目指していくといいます。

館内は、土・木・和紙・絹など古来からの自然素材を用いた、
周囲の自然環境や歴史と切れ目なくつながる空間に、
民藝・工芸や現代アートが調和しながら設えられます。

例えば、ピエール・ジャンヌレの家具、
李朝のバンダチなどのインテリアに、
芹沢銈介・濱田庄司といった民藝作家から
富山の工芸作家、内藤礼といった現代美術家の作品まで。
世界各地の土徳から見出せる「他力美」が顕現した家具や
工芸・美術品を蒐集し、設えに使われています。
これらの作品やアメニティ、レストランで使用される
オリジナルの器の多くが購入可能。

千葉県睦沢町の干し芋をアップサイクル 濃厚ジェラートが新発売!

食品ロスやCO2削減にも貢献

千葉県睦沢町等で栽培された、甘みの強いさつまいも「紅はるか」。
紅はるかを天然ガスで蒸し上げると一気に糖度が上がり、
しっとりとした上品な味わいの干しいもができあがります。

そんな睦沢町の特産品でもある干しいもをアップサイクルし、
ふんだんに練り込んだプレミアムジェラート
〈-10℃ Mutsu Boshi Gelato〉が発売されました。

-10℃ Mutsu Boshi Gelato 500円

-10℃ Mutsu Boshi Gelato 500円

ジェラートに練り込まれているのは、
干しいもの生産時に発生する加工残渣を加工したもの。
最適な配合比とオーバーラン(空気含有率)を徹底的に追求し、
風味豊かで濃厚な味わいです。

このジェラートを手がけたのは、
食用コオロギ養殖事業などを展開する
千葉県の食品メーカー〈フエゴインターナショナル株式会社〉。
食品ロスの削減という社会課題にも向き合い、
持続可能な地域社会の実現に貢献するビジネスを展開しています。

-10℃ Mutsu Boshi Gelatoは、そんなフエゴインターナショナルの、
「アップサイクル食品事業」第1弾商品。

地域生産者における食品ロスの廃棄コスト削減、
焼却時に生成されるCO2削減に貢献しつつ、
特産品を開発することで、地域社会に新たな風を吹き込むという
好循環をもたらしました。

民俗・芸能・食・音楽を通じ 遠野に広がる「異界」を巡る3日間 『遠野巡灯篭木’22』開催決定!

遠野の「異界」をめぐるツアー

2022年9月23日(祝・金)~25日(日)の3日間、
岩手県遠野市で、ツアー型イベント『遠野巡灯篭木(トオノメグリトロゲ) ’22』が
開催されます。

柳田国男が『遠野物語』を記し、
今なお、動物、妖怪、死者の魂まで、「異界のものたち」の気配が色濃く残る土地、遠野。
本ツアーでは、「遠野の祈り」をテーマに、
「天明の大飢饉」による餓死者を供養するために刻まれたという〈五百羅漢〉、
河童が住んでいると伝わる〈カッパ淵〉のある〈土淵山口集落〉などを
ガイドと一緒に巡ります。

『遠野巡灯篭木』は今回が2回目の開催。写真は昨年ガイドと遠野を巡ったスタディツアーの様子。

『遠野巡灯篭木』は今回が2回目の開催。写真は昨年ガイドと遠野を巡ったスタディツアーの様子。

ツアー1日目の夜は、〈遠野ふるさと村〉の「南部曲がり屋」を会場に、
土づくりから取り組み世界から注目されるオーベルジュ〈とおの屋 要〉のどぶろくと、
自家農場で牛を育て地産地消を貫くイタリアン〈おのひづめ〉の料理という、
遠野を味わうスペシャルディナー、
2日目の夜には、400年の歴史をもち、
『遠野物語』にも登場する伝統芸能「しし踊り」と
7名の現代音楽家によるライブセッションが披露される予定です。

ディナーの会場となる「南部曲がり屋」は、母屋と馬屋が一体となった家。遠野は古く馬の産地で、馬と暮らしてきたためにこうした住宅が残ります。

ディナーの会場となる「南部曲がり屋」は、母屋と馬屋が一体となった家。遠野は古く馬の産地で、馬と暮らしてきたためにこうした住宅が残ります。

狩猟で仕留めた鹿の供養が由来とされる「しし踊り」。ライブセッションの会場は、柳田国男が初めて「しし踊り」を見たとされる〈菅原神社〉。ライブはツアー参加者以外も観覧が可能です(要申込)。

狩猟で仕留めた鹿の供養が由来とされる「しし踊り」。ライブセッションの会場は、柳田国男が初めて「しし踊り」を見たとされる〈菅原神社〉。ライブはツアー参加者以外も観覧が可能です(要申込)。

祝・西九州新幹線開業! おいしくて、たのしい 〈かもめカステイラ〉が誕生

老舗のカステラが、新幹線〈かもめ〉仕様に

2022年9月23日に開業する西九州新幹線。
新幹線〈かもめ〉がデビューし、
在来線特急〈リレーかもめ〉と接続しながら、
博多駅〜長崎駅間を、最速1時間20分で結びます。

新幹線〈かもめ〉。エレガントな佇まいです

新幹線〈かもめ〉。エレガントな佇まいです

他県から長崎へのアクセスが快適になり、
「今こそ長崎を旅しよう!」という人も増えるはず。
旅と言えば、「おみやげ」。
長崎なら、やっぱり〈カステラ〉は欠かせません。
中でも、今、ぜひ手に入れたいのが〈かもめカステイラ〉。
箱を組み立てると、なんと新幹線〈かもめ〉のカタチに変身する、
キュートな仕掛けがぎゅっと詰まったカステラなのです。

カステラ0.3号(5切れ)が1本入った〈かもめカステイラ・1本〉950円

カステラ0.3号(5切れ)が1本入った〈かもめカステイラ・1本〉950円。

カステラの箱が新幹線に。さらに小物入れにも!

カステラの箱が新幹線に。さらに小物入れにも!

創業、1681年。〈松翁軒〉の新しい出発に

かもめカステイラを提案するのは、
創業1681年(天和元年)、今年で創業341年を数える、
長崎の老舗菓子店〈松翁軒〉。
煉瓦造りの外観のクラシックな本店と、
伝統的なカステラや和菓子でも知られています。

長崎市魚の町の〈松翁軒〉本店

長崎市魚の町の〈松翁軒〉本店。

本店の2階にある「喫茶セヴィリヤ」

本店の2階にある〈喫茶セヴィリヤ〉。

王子が描かれた、カステラ0.3号も人気

王子が描かれた、〈カステラ0.3号〉も人気。

そんな松翁軒がこの春、JR長崎駅内に
〈松翁軒 長崎街道かもめ市場店〉をオープン。
かもめカステイラは、新幹線の開業に合わせて、
松翁軒の新たな出発のお祝いもできたらと、誕生したものなのだそう。

かもめカステイラのカステラは、王子パッケージのものと同じく、
食べやすく5切れにカットされた〈カステラ0.3号〉。
職人がひとつずつ窯を受け持ちながら1枚ずつ丁寧に焼き上げてあり、
幅広い世代に愛されるやさしい味わいです。

砂糖、卵、小麦粉、水飴で作る、〈松翁軒〉のカステラ

砂糖、卵、小麦粉、水飴で作る、〈松翁軒〉のカステラ

何百年も愛されている理由がわかるはず

何百年も愛されている理由がわかるはず

お舟で見る中秋の名月。 柳川〈御花〉で風情ある一夜を

水面でゆらり、月見酒を1杯

空が澄み渡り、月が最も美しく見えるといわれる中秋。

福岡県柳川市の老舗料亭旅館〈御花(おはな)〉から、
お月見にぴったりの宿泊プランが販売開始となりました。

日本で唯一泊まれる国指定名勝である御花で、
秋の料理や舟でのお月見を楽しめるプランです。

今年の中秋の名月は9月10日。
プランは9〜11月の期間の満月前後、約1週間を予定しています。

月を愛でながら月見酒をどうぞ。

月を愛でながら月見酒をどうぞ。

川下り観光が有名な柳川。

柳川市には、掘割(ほりわり)と呼ばれる全長930キロメートル、
中心部は60キロメートルにも及ぶ水路が張り巡らされており、
すいすいと行き交う舟が風物詩となっています。

かつて柳川の町民は掘割の水で着物を洗い、
顔を洗い、喉を潤していたそう。

今でも農業用水として利用されるだけでなく、
掘割は水害からまちを守る大きな役割を担っています。

そんな歴史ある柳川の掘割で、ゆらりと月夜を楽しみましょう。

月見酒や月見団子付きのおつまみ。※写真は昨年の内容です。

月見酒や月見団子付きのおつまみ。※写真は昨年の内容です。

舟でいただく月見酒は、厳選した3種の筑後地域の
地酒を飲み比べできるお酒好きにはうれしいセット。
お酒が苦手な方にはノンアルコールの
ドリンクのご用意もあるのでご安心を。

お月見には欠かせない月見団子はもちろん、
季節のおつまみも味わえますよ。

柳川牛をメインに魚や季節野菜などを使った秋の料理。

柳川牛をメインに魚や季節野菜などを使った秋の料理。

当日は、舟に乗り込む前に旅館でお食事をいただきます。

御花の料亭が守り続けているやさしいまろやかな出汁を基調に、
豊かな有明海と肥沃な筑後平野が育てた旬の食材を使った
和食のコース料理は、彩りも美しい秋の味わいです。

その料理の内容は毎月、季節の移ろいに合わせて変わるのだそう。

季節の料理に舌鼓を打ちつつ、
夜の舟出では船頭の歌う舟唄に耳を傾けながら、
昼間の川下りとはまた違った夜の宴を体験できそうですね。

満月前後以外の日にちでも「夜の貸し切り舟プラン」で
夜の川下りやお食事を楽しめるとのことで、
詳しくは御花のHPをご覧ください。

早朝の朝日が差し込む100畳の大広間。宿泊者は気持ちのよい朝のはじまりを大広間で過ごせる。

早朝の朝日が差し込む100畳の大広間。宿泊者は気持ちのよい朝のはじまりを大広間で過ごせる。

ZINE、アートブック、写真集…… 東北6県の「本」の形の表現が大集合! 〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU 2022〉

東北にゆかりある“「本」の形の表現”

岩手県盛岡市の〈Cyg art gallery〉で、
〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU 2022〉が開催中です。

2012年に〈ZINE STOP〉としてスタートし、
2014年に〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU〉と名称を変更して今年で11回目。
ZINEの枠に留まらない、アートブックや写真集、記録集など
「本」の形のあらゆる表現を募集し、紹介・販売する展覧会で、
今年は114作品が出品されています。

東北6県の出身・在住者、
あるいは、東北に住んだことがある・活動していたことがあるなど
「東北にゆかりがある人・団体」であることが出品の条件です。

作品はどれも手にとって見ることができ、購入可能。出品者は販売価格を100円~1万円の中で設定できるため、安価につくることも、本格的に凝ってつくることもできます。

作品はどれも手にとって見ることができ、購入可能。出品者は販売価格を100円~1万円の中で設定できるため、安価につくることも、本格的に凝ってつくることもできます。

はじめてZINEをつくった人から人気作家まで、子どもが描いた絵本、
デザインの専門学校生の作品、プロのイラストレーターが手がけたものなど、
年齢も経歴も多様な人たちの表現が分け隔てなく展示されています。

このイベントをきっかけに表現を始めたという人も多く、
〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU〉への出品の後、
〈Cyg art gallery〉で個展を開いたアーティストもいるそう。
会場ではそうしたアーティストの絵画や刺繍作品も展示されていました。

岩手県出身の美術家 吉田和夏さんの作品。吉田さんも、〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU〉に出品後、〈Cyg art gallery〉で個展を開いたひとり。今年も『veil』と題したドローイング集を出品しています。

岩手県出身の美術家 吉田和夏さんの作品。吉田さんも、〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU〉に出品後、〈Cyg art gallery〉で個展を開いたひとり。今年も『veil』と題したドローイング集を出品しています。

宮城、山形に在住経験があり、今も各地の活動に関わっている美術家・是恒さくらさんは国内外の鯨にまつわる話を訪ね集め、文章と刺繍作品を制作し、リトルプレス『ありふれたくじら』シリーズを発表しています。このリトルプレスを〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU〉に出品後、〈Cyg art gallery〉で展覧会も行いました。

宮城、山形に在住経験があり、今も各地の活動に関わっている美術家・是恒さくらさんは国内外の鯨にまつわる話を訪ね集め、文章と刺繍作品を制作し、リトルプレス『ありふれたくじら』シリーズを発表しています。このリトルプレスを〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU〉に出品後、〈Cyg art gallery〉で展覧会も行いました。

五島列島にラグジュアリーホテル 〈五島リトリート ray〉が 8月30日オープン

“祈りの島”五島の歴史や魅力を宿泊しながら体感

長崎県五島市に〈五島リトリート ray〉が2022年8月30日にオープンします。

五島のシンボル、鬼岳(おんだけ)が300万年前に噴火した際に形成したと言われる
溶岩海岸を見下ろす高台に位置するこのホテルは、全室オーシャンビュー露天風呂付き。

五島のシンボル、溶岩海岸を見下ろす高台に位置するこのホテルは、全室オーシャンビュー露天風呂付き。

デザインを手がけたのは、〈ザ・ペニンシュラ東京〉などを代表作に持つ橋本夕紀夫氏。

デザインを手がけたのは、
〈ザ・ペニンシュラ東京〉などを代表作に持つ橋本夕紀夫氏。
“眼前に広がる海と空の景観を建物内に取り込むこと”
をコンセプトにデザインされた館内からは、海と空のシアターのような景色が広がります。
そんな心まで開放されるような空間には、
長崎ビードロを創作する〈瑠璃庵〉のガラスなど地域作家によるクラフトが彩ります。

“眼前に広がる海と空の景観を建物内に取り込むこと”をコンセプトにデザインされた館内からは、海と空のシアターのような景色が広がります。

心まで開放されるような空間には、長崎ビードロを創作する〈瑠璃庵〉のガラスなど地域作家によるクラフトが彩ります。

「みんなでつくる公園」 福井県おおい町の新たな交流拠点 〈SEE SEA PARK〉

透明なブロックが積み重なった建物が目印

リアス式海岸から美しい絶景が広がる自然豊かなまち、福井県おおい町。
ここに2022年7月16日(土)、人々の交流拠点となる複合商業施設
〈SEE SEA PARK(シーシーパーク)〉がオープンしました。

コンセプトは「みんなでつくる公園」。
誰もが自由に自分らしく楽しめる場所、
いつも新しいことに出会える場所を目指しているそうです。

SEE SEA PARKが建つのは、道の駅やホテル、
子ども向け施設などが集積するうみんぴあエリア。
横目にオーシャンビューが広がる、潮風が気持ちのよい開けた立地です。

人々の交流拠点となる複合商業施設
〈SEE SEA PARK(シーシーパーク)〉がオープンしました。

〈OYAKI FARM〉 おやきの発信拠点が長野に誕生

楕円形の美しい建物も印象的

信州を代表する郷土料理、おやき。
もともとは米の代わりとして、小麦粉と蕎麦粉を練った皮に
なす、きのこなどを入れてひもじい冬の食料とされていました。
今では長野名物として親しまれていますよね。

そんなおやきにまつわるビッグニュースが2022年7月に到来。
なんと〈OYAKI FARM〉なる施設が、長野インターチェンジ至近に誕生しました。

手がけたのは、大正14年から鬼無里村(現在の長野市鬼無里)で
おやきをつくり続けてきた老舗・〈いろは堂〉

長野インターチェンジ至近に誕生した〈OYAKI FARM〉。

おやきの製造・販売をはじめ、カフェやショップ、製造工程の見学、
おやき作り体験などさまざまにおやきを楽しめる施設となっています。

いろは堂のおやきは、まず油で揚げて、
そのあと高温の窯で焼き上げるというオリジナルの製法で作られます。
そうすることでこんがりかつふっくらとした生地の食感になるのだそう。
カフェではそんな生地に包まれた7種類の定番具材の入ったおやきのほか、
季節限定メニューもご用意。

五感が冴え渡る! 富山・城端別院善徳寺の コワーキングスペース

柳宗悦も所縁のある寺院でお仕事

越中の小京都と呼ばれ、今も風情あるまち並みが残る富山県南砺市城端(じょうはな)は、
城端別院善徳寺の寺内町として栄えてきたまちです。
創建から550年、「真宗王国」北陸の中心を担ってきた城端別院善徳寺には、
民藝運動の創始者・柳宗悦が62日間滞在し、民藝思想の集大成となる
『美の法門』を執筆したという、「民藝の聖地」でもあります。

そんな由緒ある城端別院善徳寺に、2022年夏、
なんとコワーキングスペースが新設されました。

2022年夏、柳宗悦も所縁のある寺院「城端別院善徳寺」に新設されたコワーキングスペース。

コワーキングスペースとして用意された部屋は、
善徳寺の日本庭園に面した、開放感のある畳の間。
長テーブルに16席の椅子が用意され、
静謐な空間でいつも以上に仕事が捗りそうな雰囲気です。

コワーキングスペースとして用意された部屋は、開放感のある畳の間のほかに、会議やテレカンに使用できる個室3室もある。

また、会議やテレカンに使用できる和室の個室3室もあり。

学生経営のセレクトショップ 〈アナザー・ジャパン〉が 東京駅前に開業!

学生経営×地方創生がキーワード

“学生が本気で商売を学び実践する”、
47都道府県地域産品を集めるセレクトショップ
〈アナザー・ジャパン〉が、8月に東京駅前の
〈TOKYO TORCH〉内に開業し注目を浴びています。

〈三菱地所株式会社〉と〈株式会社中川政七商店〉が進める
アナザー・ジャパンは、三菱地所がプラットフォームを提供、
中川政七商店が教育し学生の経営に伴走するという
新しいかたちのプロジェクト。

若い世代がそれぞれの地域を深く学び、
経営を実践することで地方創生を目指す、
「日本を元気にする循環の始まりの場所」として始動しました。

東京駅八重洲口日本橋出口より徒歩5分! 赤いロゴが目印。撮影:西岡潔

東京駅八重洲口日本橋出口より徒歩5分! 赤いロゴが目印。撮影:西岡潔

アナザー・ジャパン最大の特徴は、
店舗スタッフ18名が各地域出身の学生であるということ。

学生を“セトラー(開拓者)”と名づけ、
経営・企画展運営・店舗運営・プロモーション・接客販売という
ショップ経営の一連を担います。

北海道・東北、中部、関東、近畿、
中国・四国、九州・沖縄の6エリアに分けられ、
2か月ごとに特集地域が入れ替わる企画展です。

そのトップバッターは「キュウシュウ」!

2022年8月2日から10月2日まで
〈アナザー・キュウシュウ〉として、
学生自らがセレクトした九州各地の商品約350点を販売します。

店内の様子。撮影:西岡潔

店内の様子。撮影:西岡潔

現在開催中の企画展アナザー・キュウシュウは、
“キュウシュウという宴が、あなたを待ってる。”
をコンセプトに地域産品が揃えられました。

宴といえば、かかせないお酒。
九州の地酒やクラフトビール、
おつまみなどの食品に、乾杯のための酒器も並びます。

また、お香や風鈴など、宴の時間や空間を
五感で楽しむ「宴の彩り」、
下駄や花火、郷土玩具など夏の宴を盛り上げる
「宴のお祭り」といったセレクトで、
キュウシュウの宴を演出します。

限定色の〈有限会社ながさわ結納店〉水引の箸置きや、西日本唯一の国産線香花火製造所〈筒井時正玩具花火製造所〉の花火、6つの窯元の特色ある器、装い華やかなアクセサリーなど豊富なラインナップに。

限定色の〈有限会社ながさわ結納店〉水引の箸置きや、西日本唯一の国産線香花火製造所〈筒井時正玩具花火製造所〉の花火、6つの窯元の特色ある器、装い華やかなアクセサリーなど豊富なラインナップに。

尾崎人形の絵付けの様子。小さなお子さんも一緒に楽しめそう。

尾崎人形の絵付けの様子。小さなお子さんも一緒に楽しめそう。

物販だけでなく、週末には、
佐賀県の〈尾崎人形〉の絵付け体験や、
竹鈴(竹細工)づくりなどの
ワークショップも複数企画されているとのこと。

ワークショップなどのイベント詳細は、
こちらの公式LINEで最新情報を配信中!
早めの予約がおすすめです。

「淹れる」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェを併設。撮影:西岡潔

「淹れる」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェを併設。撮影:西岡潔

地域産品をぐるりと見て回ったら、
〈KITASANDO Kissa〉で一息つきましょう。

カジュアルなカウンタースタイルで、
九州・沖縄産の食材を使ったデザートやドリンク、
夜はアルコールドリンクの提供もあるとのことで
仕事帰りにも気軽に使えそうですね。

この機会に新たなキュウシュウを味わってみてはいかがでしょう?

高野山の歴史・文化を 五感で伝える文化複合施設 〈高野山デジタルミュージアム〉 がオープン

高野山の魅力を発信する拠点に

高野山の中心部に、文化複合施設〈高野山デジタルミュージアム〉が
8月3日にオープンしました。

“心の解放の旅への入り口”をコンセプトに、
この地で1200年以上受け継がれてきた弘法大師空海の想いや
歴史的建造物を解説するVRシアター、
〈猿田彦珈琲〉がプロデュースするスペシャルティコーヒーなどを提供するカフェ、
ミュージアムショップで構成されています。

〈高野山デジタルミュージアム〉のVRシアターでは、弘法大師空海の想いや歴史的建造物を解説。

250インチの大スクリーンと高輝度プロジェクタ―、
7.1chサラウンドのシアター環境を誇るVRシアターで上演されるのは、
高野山二大聖地のひとつである壇上伽藍(だんじょうがらん)を舞台にした
『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』。

専属ナビゲーターによるコントローラー操作に合わせて
空間を自由に移動できるほか、
デジタルならではの視点や演出により、
知られざる文化財の魅力を圧倒的な没入感と臨場感で体感できます。

また、シアター内の椅子や壁紙などには高野霊木を使用し、
天井造作には伝統の格子天井を用いるなど、
空間づくりにも高野山を体感できるような仕かけが。

〈高野山 café雫〉では〈猿田彦珈琲〉プロデュースによるオリジナルブレンドコーヒーや精進だし茶漬けなどが楽しめる。

カフェ〈高野山 café雫〉では、〈猿田彦珈琲〉プロデュースによる
オリジナルブレンドコーヒーの「高野山ブレンド」をはじめ、
精進カレーや精進だし茶漬けなど
地域生産者や事業者の食を取り入れたフード・スイーツメニューが楽しめます。

高野山 精進カレー

「高野山 精進カレー」。

自分で作るこうやくん最中

自分でつくる「こうやくん最中」。