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posted:2022.10.3 from:福岡県福岡市 genre:食・グルメ
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writer profile
Mayo Hayashi
林 真世
はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。
糸島半島の東側、福岡市西区の海沿いにこの夏、
「糸島×台湾」をコンセプトにしたローカル台湾カフェがオープンしました。
その名も〈MOON MOON MOON CAFE〉。
自然豊かな糸島や九州各地の食材を使った
台湾メニューが楽しめるカフェとあって、
県内外から多くの人が訪れるのだそう。
壮観なオーシャンビューも魅力の
MOON MOON MOON CAFEをご紹介します。
福岡市の中心部から約30分ほど車を走らせると、
海沿いに一際目立つ白い建物が現れます。
今年の7月7日にオープンしたMOON MOON MOON CAFE。
ちょうど月の通り道になっている
立地であることが店名の由来なのだそう。
店内に入ると目に飛び込んでくるのは、一面の青い海。
大きな窓からは海が一望でき、波音がダイレクトに伝わってきます。
抜群のロケーションでいただけるのは、
地元食材にこだわった台湾ローカルフードや、
台湾スイーツ、台湾の茶葉を使用したティーメニュー。
MOON MOON MOON CAFEで人気のラインナップをご紹介します。
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まずは定番の「魯肉飯&胡椒餅セット」から。
糸島が誇るブランドの糸島豚を使った糸島式魯肉飯は、
糸島豚を炒めてからじっくり煮込んでいるのでやわらかく、
やさしい味付けに仕上げられてます。
香辛料は控えめなので辛さが苦手な方にもおすすめです。
九州ではよく食べられる高菜漬けが添えられているのもポイント。
少しピリっとした味わいがアクセントになり、
糸島卵でつくった煮卵や九州産のパクチー、
醤油の甘みが合わさって、雑穀米との相性もばっちりです。
胡椒餅は、台湾の屋台で定番のストリートフードで
コショウを効かせたお焼きのようなもの。
カリッともちっとした厚めの皮に、
ぎっしり詰まった糸島豚とネギの餡がジューシー!
魯肉飯と一緒でも、案外ペロリと食べられちゃいますよ。
そしてセットの台湾茶がお口の中をさっぱりと
リセットしてくれるので食事の箸も進みます。
(※台湾茶は時期によって種類が異なります。)
食後のデザートにも、つい手が伸びてしまうこと間違いなし。
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そして台湾のスイーツの定番、豆花(トウファ)。
甘みを加えた豆腐と、愛玉子(オーギョーチー)という
台湾の植物の種から作られるゼリー、蜜餡、タピオカ、
季節の果物(博多あまおう苺)がひとつになって楽しめます。
こちらの豆花にかけられているのは、
喜界島のきび砂糖を煮詰めて作った自家製のブラウン蜜。
素朴でやさしい甘さに包まれて、
なんだかほっと一息できる味わいです。
「豆花のお豆腐も店内で一からつくっています」と
教えてくれたのは調理担当の宮本さん。
九州産の大豆と糸島の天然地下水で搾った豆乳に、
砂糖とニガリを入れて手づくりしているのだそう。
豆花だけでなく、グルテンフリーのふわふわ台湾カステラ、
糸島産レモンを使った檸檬ケーキなど手づくりのスイーツと一緒に、
台湾の茶葉を使ったティードリンクがおすすめですよ。
「九州各地、長崎や鹿児島など遠方からも
お客さまが来られるので、また行きたいと思ってもらえるような、
あたたかく笑顔が絶えないカフェにしたい」と話してくれたのは
マネージャーの長野彩華さん。
働くスタッフのみなさんが気さくで自然体な姿が印象的でした。
雰囲気も一変する夜には海岸がライトアップされ、
パノラマビューの夜空に月が昇ります。
月が最も美しいといわれる、これからの季節。
糸島と台湾の味わい、海や月夜を楽しみに
MOON MOON MOON CAFEを訪れてみてはいかがでしょうか?
information
MOON MOON MOON CAFE
*価格はすべて税込です。
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