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posted:2022.9.2 from:長崎県 genre:食・グルメ
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writer profile
Satoko Shikada
鹿田 吏子
しかだ・さとこ●長崎県出身、福岡県在住。情報誌編集部を経て、フリーランスに。雑誌や企業広報誌などで編集、取材、執筆などを行う。時間ができると国内外の旅に出かけ、存分に楽しんだのち、日常に戻る瞬間が好き。
2022年9月23日に開業する西九州新幹線。
新幹線〈かもめ〉がデビューし、
在来線特急〈リレーかもめ〉と接続しながら、
博多駅〜長崎駅間を、最速1時間20分で結びます。
他県から長崎へのアクセスが快適になり、
「今こそ長崎を旅しよう!」という人も増えるはず。
旅と言えば、「おみやげ」。
長崎なら、やっぱり〈カステラ〉は欠かせません。
中でも、今、ぜひ手に入れたいのが〈かもめカステイラ〉。
箱を組み立てると、なんと新幹線〈かもめ〉のカタチに変身する、
キュートな仕掛けがぎゅっと詰まったカステラなのです。
かもめカステイラを提案するのは、
創業1681年(天和元年)、今年で創業341年を数える、
長崎の老舗菓子店〈松翁軒〉。
煉瓦造りの外観のクラシックな本店と、
伝統的なカステラや和菓子でも知られています。
そんな松翁軒がこの春、JR長崎駅内に
〈松翁軒 長崎街道かもめ市場店〉をオープン。
かもめカステイラは、新幹線の開業に合わせて、
松翁軒の新たな出発のお祝いもできたらと、誕生したものなのだそう。
かもめカステイラのカステラは、王子パッケージのものと同じく、
食べやすく5切れにカットされた〈カステラ0.3号〉。
職人がひとつずつ窯を受け持ちながら1枚ずつ丁寧に焼き上げてあり、
幅広い世代に愛されるやさしい味わいです。
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パッケージを組み立てると、新幹線に変身!
そんな楽しいアイデアをかたちにするため、
何度も改良を重ねたというかもめカステイラ。
完成後、「本当に楽しんでもらえるかな?」
と、商品開発をサポートした川路あずささんは、
長崎県在住のアートエデュケーター・宮崎友理子さんに協力を仰ぎ、
南島原市の〈たちばなこども園〉で、
キッズワークショップを開催することに。
参加した子どもたちからは、「かもめをつくって楽しかった!」、
「新幹線もカステラも好きなので、うれしかった!」。
保護者からは、「親子で一緒に制作できて、いい思い出になりました」、
「子どもにとって初めてのカステラ。ニコニコして食べていました」と反響が。
宮崎さんは、「ひとりでつくったり、親子で一緒につくったり、
年齢に応じた楽しみ方ができる点がとても良いと思いました」と感想を述べました。
大人にとっても、子どもにとっても楽しみな、
新幹線の開業と、松翁軒の新たな出発へのワクワクが詰まった、
新しい長崎みやげかもめカステイラ。
販売は、2022年9月1日から。
〈松翁軒本店〉、〈松翁軒長崎街道かもめ市場店〉、〈松翁軒観光通り店〉にて。
また松翁軒のオンラインショップでは、すでに先行発売中です!
information
かもめカステイラ
Web:オンラインショップ
*価格はすべて税込です。また、掲載の内容は公開時点の情報となります。
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