福島に伝わる桃の甘酢漬け「ほんのりピーチ」。桃をパリポリ、まるでデザートのようなお漬物!

福島産の桃をさっぱりとした
甘酢漬けにした「ほんのりピーチ」。
食品添加物(化学調味料、保存料、甘味料、着色料)を一切使わず
昔ながらの製法で作られたお漬物です。
ジューシーで甘い桃を漬物にしてしまうなんて
なんだかもったいない気がしますが…
これが、ハマります!

ピンク色がとても綺麗。着色料ではなく天然のシソの葉で染めたもの

熟す前の固い桃を使っているのでしっかりとした歯ごたえがあり、
噛んでいくたびに桃の香りが鼻を通ります。名前のとおり、ほんのりと。
後に残らない甘酸っぱさで
これだけでパリポリと、お箸が止まりません。

実はこのほんのりピーチ、
一度は生産中止となってしまったことがあるそう。
今から30年ほどまえに農協婦人部で作られ販売された商品なのですが、
メンバーの高齢化と後継者不足のため継続できなくなってしまいました。

しかしそれから数年後、婦人部の会長をしていた佐藤喜代子さんの娘、
古関弘子さんが「地元食材のおいしさを安全に伝えていきたい。」
と有限会社みずほフーズを立ち上げ復活させたそうです。

手間をかけ、食の安全を第一に考えた福島の母たちの味。
見た目も可愛らしいのでお客さんが来たときなどに出しても
喜ばれそうですね。ぜひ!

ほんのりピーチのお取り寄せ

今日のおやつ:素朴で懐かしい! 大阪・下町の味。サクサクで 甘じょっぱい「満月ポン」

今日のおやつは、大阪の駄菓子「満月ポン」。
大阪の下町で生まれた、甘辛いしょうゆ味のスナックです。
バリバリ、サクサクの食感と甘じょっぱさが癖になり、
いつまでも食べ続けてしまいそう。

月に似てるので「満月」です

「満月ポン」の名前の由来は、作り方から。
米に圧力をかけて膨らませる「ポン菓子」のように、
小麦粉と少量の水と塩だけで作った生地を圧力で膨らませています。
味付けはシンプルに砂糖としょう油だけ。
この作り方は昔から変わりません。
手作りなので、一枚一枚形や厚み、味の付き方までもが違います。

この「満月ポン」を作っているのは、
大阪市住之江区東加賀屋の「松岡製菓」さん。
なんと昭和三十三年からこの地で「ポンせんべい」を
焼き続けているのだそう。
Webサイトでは通常の「満月ポン」の他に
味付けを濃くしたお醤油1.5倍の「濃い満月ポン」、
ほんのり甘い「黒みつしょう油味満月ポン」
などもラインナップしていて、気になります!

「満月ポン」

カンタンレシピで作ってみよう! 十勝の手作りオヤツ〈おだまき〉

郷土食を日本の隅々から掘り起こし、記録した名著
「日本の食生活全集」全50巻(農文協)。
ここに掲載されている料理から一品を選び、料理人・後藤しおりさんが
現代の家庭でもおいしくカンタンに作れるように
再現したレシピをお届けしている本連載。

今回は「日本の食生活全集1 聞き書 北海道の食事」から選んだ、
北海道の郷土食の後編をお届け。
とってもカンタンに作れておいしい、
おすすめオヤツメニュー「おだまき」をご紹介します!
子どものときにこれを知っていたら、きっと毎日作っていたなあ。

移民文化の北海道。東海地方からやってきたカンタンオヤツ。

「おだまき」とは聞きなれない名前ですが、十勝地方で
お祭りや来客時に作られていた、あん入りの小麦粉まんじゅう。
日本版クレープといいましょうか、薄いパンケーキで、
十勝の小豆で作った餡を包んでいます。

このメニューを選んだ料理人・後藤しおりさんは、
いったいどんなところに惹かれたんでしょう?

「もともと、おもてなしのお料理を探していたんです。
そこで見つけたのが、十勝で来客のおもてなしとして、
ささっと簡単にできるおだまきを作る家庭のこと。
寒い土地であんこは美味しかっただろうなぁ、と妄想が膨らみました」

もともとおだまきは岐阜を中心とした東海地方で「あんまき」
という別名でも広く親しまれているお菓子。おそらく北海道へは
居住者の方が持ち込まれたのではないでしょうか。
十勝では「おだまき器」と呼ばれる、
鉄板を加工した専用焼き器を使って作られていたそうです。

今回は、ご家庭のフライパンでおいしく作るレシピをご紹介。
ホットケーキの素などがなくても作ることができる、
カンタン、シンプル、おいしいオヤツ。ぜひ一度お試しください!

今日のおやつ: 頼みごとの手土産にぴったり!? 輝く小判と金粉入りの江戸菓子 「これでよしなに」

今日のおやつは、
東京・歌舞伎座のお土産やさんで見つけた
ユーモアたっぷりの小判型煎餅「これでよしなに」。
パッケージには
時代劇の名シーン(?)である
「お代官様、ひとつこれでよしなに」
「おぬしもなかなか悪じゃのう」という
悪代官と悪徳商人のやりとりが描かれています。
蓋を開けると…キラキラと光り輝く小判が
入ってるじゃありませんか!

もちろんレプリカ。慶長小判を再現したものだそうで、金運・開運のお守りになるとかならないとか

さらにはパッケージの裏に「山吹色の”お菓子”です」と
書かれていたり、
お煎餅の表の漢字をよく見ると
「これでよしなに」の当て字になっていたりと
手の込んだユーモアに思わず笑ってしまいます。

5枚に1枚はなんと金粉入り。嬉しい気分に

お煎餅も小判のように固いのかなと想像しましたが
意外やサクサクとした軽い食感。
厳選された国内産小麦粉と玉子をふんだんに
使っているそうで、優しい甘みが口に溶け、
これまた嬉しい気分に。
相手になにかお願いする時に使える
楽しいおやつ。東京土産にもぜひ!

お取り寄せはこちら

千葉・ちっこ豆腐丼

前回の続き「ちっこ豆腐 後編」をお届けします。

ここまでのあらすじを[yahoonews text='へい']少々。[/yahoonews]

以前この連載で[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-tasty-005"]「やん米」を教えてくださった、鈴木俊子さん。[/ff_textlink_by_slug]
その鈴木さんからご連絡をいただき、千葉の南房総へと向かいました。
訪れた先は、鈴木さんのご友人である前田善治さん、みつさんご夫妻のご自宅。
前田さんは、18歳で始業し、今年で実に60年という来歴の酪農家さん。
子どもの頃からよく食べていたという、[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-tasty-008"]ちっこ豆腐を作ってくださいました。[/ff_textlink_by_slug]
ちっこ豆腐とは、牛乳を煮立て固めたもので、
千葉の酪農家さんのあいだで親しまれてきた一品。
濃厚な乳の香りとほわほわの食感、優しい味わいに包まれたひとときでした。

今回は、ちっこ豆腐を丼に仕立てていただきます。
作り手は、お母さんから鈴木さんへとバトンタッチ。
では、前田家の台所へと戻ります。

母「としちゃん、タマネギあるからやってみてよ」

お母さんから鈴木さんへ、ちっこ豆腐丼のリクエスト。

鈴木「じゃ、ちいとば鍋貸してもらえる?」

母「いいよ、いいよ、ほれ」

鈴木「玉ねぎなんかもある?」

母「あるよあるよ、ほれ」

着々と準備が整い、調理スタート。
聞けば、おふたりは高校の同級生とのこと。
としちゃん、みっちゃんと呼び合う仲。

母「あそこのお子さん、どうしてる? なんて子だったか、ほら」

鈴木「ああ、あの子、あの、右曲がったとこのね、ね」

なんて塩梅で、うわさ話に花を咲かせるおふたり。

今日のおやつ:鶴舞う形の群馬県! 群馬の上毛かるたから生まれた 名物クッキー「鶴サブレー」

今日のおやつは、群馬県の「鶴サブレー」。
フレッシュバター、アーモンドプードル、
卵黄がたっぷり入ったリッチな味わいで、
サックサクのおいしいクッキーです。

だいぶ丸くなってますが鶴です

だが、なぜ鶴なのか?!鎌倉の鳩に対抗しているのでしょうか?!
ではなくて、群馬県の形が羽を広げた鶴に似ている、からなのです。
その由来は、群馬の名所、人、出来ごとを散りばめた
郷土かるた「上毛かるた」にあります。

■群馬の歴史、文化を伝える「上毛かるた」

こちらが「上毛かるた」絵札。

こちらが「上毛かるた」読み札。

上毛かるたは1947年生まれ。
地元の名士、浦野匡彦さんが、
群馬の歴史、文化を後世にも伝えるべく
県内各所から候補を募って創りあげました。
その内容は、「伊香保温泉日本の名湯」、
「誇る文豪田山花袋」など、
群馬のアピールポイントが凝縮されたもの。

「鶴舞う形の群馬県」というフレーズは、
上毛かるたの中でも有名な読み札のひとつ。
その姿をお菓子で再現したのが「鶴サブレー」なんです。
上毛かるたはこうした群馬のPRポイントが詰まった
地元の定番かるたで、小学校などで遊ぶことが多いのだそう。

ちなみにこちらがパッケージ。

この「鶴サブレー」を手がけるのは、群馬名物「焼まんじゅう」を
アイスにした「焼きまんじゅうジェラート」も
知られる洋菓子店「Baron」さん。
かるたの合間につまむ食べ方が理想でしょうか?
店舗以外では、群馬県のアンテナショップや
JR前橋駅、高崎駅構内の土産物屋などで販売されています。

「森のカフェフェス in ニセコ」北海道の大自然で音楽とカフェタイムを楽しむ

2014年6月28日(土)、初夏の北海道・ニセコで
音楽とカフェ、ものづくりの祭典「森のカフェフェス in ニセコ」
が開催されます。
会場はニセコ町東山温泉にあるリゾート施設「ニセコビレッジ」。
すてきなミュージシャンによるライブと、
北海道の名だたるカフェのドリンク&フード、
ショップでのお買い物が楽しめるマルシェなど、
ふつうのフェスとはちょっと趣きが違う、
幸福感漂うイベントです。
主催は音楽レーベル「333DISCS」と、編集集団「手紙社」さん。

■森のカフェフェスの楽しみ方

ライブの出演は、原田知世、高野寛、押尾コータロー、
キセル、おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)、
成山内(sleepy.ab)、tico moon(ティコムーン)ら。

「書庫303」

そしてマルシェには、北海道のすてきなショップが。
イギリス在住のバイヤーから直接買い付けたアイテムが並ぶ
Anorakcity、小樽にあるヴィンテージアイテムの
セレクトショップ「OLDECO VINTAGE ITEMS」、
小さな古本屋さんの「トロニカ」、
弟子屈町の豊かな自然に抱かれた雑貨店「辻谷商店」、
作家のアイテムが並ぶ「書庫303」などなど。

「CAPSULE MONSTER」さん

「KITCHEN TOROIKA」さん

そしてフード・カフェのコーナーには
札幌の「CAPSULE MONSTER」や
興部町にあるチーズ工房「アドナイ」、
東川のカフェ「on the table」などスタイルのある
名店がずらり並びます。
出店リストなどはWebサイトにて公開中。ぜひチェックしてみてください。

・「森のカフェフェス in ニセコ

今日のおやつ: あきた食彩プロデュース。 ポタジエとの絶品コラボスイーツ 「青豆のドラジェ」

今日のおやつは、秋田県発のスイーツ「青豆のドラジェ」。
秋田産の「あきた香り五葉」という青豆(枝豆のこと)とアーモンドを、
ベルギー産高級ホワイトチョコレートでコーティングしました。
チョコレートの甘さと、青豆の香ばしさ。
素晴らしいハーモニーが味わえます。
おやつというよりスイーツと呼ぶにふさわしい、
美しいパッケージとパステルカラーのお菓子。
プレゼントにも喜ばれそうです。

そもそも「ドラジェ」とはフランスのお菓子。
アーモンドの実をピンク、ブルー、白などの
色とりどりの砂糖ペーストでコーティングしたフランスの祝い菓子のこと。
この商品は、あきた食彩プロデュースのもと、
東京・中目黒の大人気野菜スイーツ専門店「ポタジエ」と
オーナーシェフの柿沢安耶さんによって生み出されました。

見た目も美しく、食べておいしい「青豆のドラジェ」。
通信販売もただいま受付中です。
詳細は下記Webサイトより。

青豆のドラジェ

今日のおやつ: 高知県民が愛するご当地ドリンク 甘くさわやかな 乳酸菌飲料「リープル」

今日のおやつは、高知県民には馴染み深いドリンクだという
「リープル」。高知県南国市の「ひまわり乳業」さんが作る、
40年以上の歴史を持つロングセラーの乳酸菌飲料です。
ちょっとレトロなデザインのパッケージが眼を引きます。
お味のほうは、「スポロン」や「ピルクル」にも似た、
でもそのどれとも違う、乳酸菌飲料ならではの
ヨーグルトっぽいさわやかな後味。
運動の後やお風呂あがりなどに飲みたくなります。

「リープル」は高知の皆さんは子供の頃からお馴染みの
飲み物なのに、県外ではほとんど売られていないので、
県外にいる方は通信販売でまとめ買いする方も
いらっしゃるのだとか。
通常のドリンクの他にも、アイスになっていたり、
ゼリーになっていたり、
さまざまなかたちで愛されているようです。
気になる方はぜひ通信販売で入手してみてはいかがでしょう!

ひまわり乳業「リープル」

軽井沢のエールビールをナマで味わうビアガーデン「よなよな BEER GARDEN in Ark Hills」

ビールがおいしい季節がやってきます!
このたび、長野・軽井沢のクラフトビールメーカー
「ヤッホーブルーイング」のこだわりビールが生で味わえる
ビアガーデン「よなよな BEER GARDEN in Ark Hills」が
東京・赤坂のアークヒルズ アーク・カラヤン広場にオープンします。
来週の2014年6月20日(金)から9月7日(日)までの、
夏季限定ガーデンです。

お料理はローストチキンやソーセージをはじめバーベキュースタイルのグリル料理など。

昨年の様子。

「ヤッホーブルーイング」は、イギリスなどで主流となっている
「エールビール」専門のブルワリー。彼らは1996年の創業以来、
エールビールの世界をいちはやく日本に紹介してきた存在です。
エールビールはフルーティで華やかな香りとまろやかな味が特徴。
いっぽう日本で主流なのは炭酸が強くすっきりとした喉越しが特徴の「ラガービール」。
エールビールの香りが引き立つ温度は、少しぬるめの13度。
ラガービールの「キンキン」は5度ぐらいなので、
楽しみかたもまたひとあじ違うんですね。

ヤッホーブルーイング

「よなよな BEER GARDEN in Ark Hills」は昨年に続き
2回めの出店。「よなよなエール」や「水曜日のネコ」などの
ヤッホーブルーイング定番ビールのほか、
このビアガーデンのために特別に醸造した「ガーデンセゾン」も
ご用意。レモンやグレープフルーツのような爽やかな香りと、
ホップのきりっとした苦みが特徴のビールなんだそうですよ。
ビアガーデンが遠い!という方は、通信販売で
ヤッホーブルーイング定番ビールをお楽しみください。

よなよな BEER GARDEN in Ark Hills資料
ヤッホーブルーイング公式通販サイト「よなよなの里」

北海道の郷土食 「三平汁」を作ってみよう。 素材だけで美味しい、 でっかい大地のレシピ。

移り変わる季節があり、四方を海に囲まれ、
豊かな自然と山地がもたらす水にも恵まれる
日本列島だからこそ生まれた郷土食。
この郷土食を日本の隅々から掘り起こし、記録した名著があります。

それは「日本の食生活全集」全50巻(農文協)。
1980年代から90年代にかけて刊行されたこのシリーズは、
都道府県別にさまざまな郷土料理が“聞き書き”されていて、
コロカル編集部にもこの本のファンがたくさんいます。

そこで! 農文協のご担当者をお訪ねし、
特別にご協力をいただき、始まったのがこの連載です。
「日本の食生活全集」に掲載されている料理
(すばらしい郷土食がたくさん網羅されているのです!)から、
1品を選び、料理人・後藤しおりさんが
現代の家庭でもおいしくカンタンに作れるように再現しました。

これからそのレシピを各都道府県別に公開していきます。
ぜひみなさんもお試しください。
また、みなさんの好きな郷土料理をコロカルのFacebookから教えてくださいねー。

「自然とともに生きる」北海道の食事

記念すべき第一回のレシピは、北海道。
北海道のひとたちは、長く厳しい冬と遅い春、
短い夏。そして火山灰の土と共に暮らしてきました。
明治の初期に本州各地から移り住んだ彼らは
山野を開拓し、不利に見える条件を工夫で乗り越えてきたんです。

畑で栽培する作物には、冷害に強いじゃがいも、
山からの風が良く乾燥してくれる大豆やうずら豆を選びました。
冬を越すために、野菜を凍らせずに
長く保存する貯蔵方法を考え抜きました。

また、本州からの居住者たちは、各家庭による
本州での食文化をそのまま持ち込んだので、
各地方での食文化が独自な発展を遂げていることも面白いところ。
「日本の食生活全集1 聞き書 北海道の食事」をめくると、
ますの飯ずし、身欠きにしんの昆布巻き、
かぼちゃだんご、ほっけのかまぼこなどが並んでいて、どれもおいしそう。
海に向かい、原野を切り拓き、自然とともに暮らす北海道の郷土食から選んだ、
カンタンレシピを2回にわたってお届けします。

地元の人に愛される甘口醤油 山口・桑田醤油

目指すは山口県で最も愛される醤油屋

現在、約1400社の蔵元が全国各地に点在し、郷土の味を支えています。
しかし、戦後の機械化や効率化、物流の発達、低価格化、過疎高齢化や
核家族化などにより、昨今は地域に根づく蔵元から苦しい声が上がり、
年々蔵数が減っているのも事実。
そんななか、山口県防府市の桑田醤油は年々2〜3%売り上げを伸ばし、
社長・桑田浩志さんがfacebookに投稿すれば、約500もの「いいね!」がつきます。
どんな人が「いいね!」を押しているのかと思えば、ほとんどが山口県の人。
なんて地元から愛されている蔵元なんだろう。そう、心惹かれて訪ねました。

トラックに醤油を積み、地元の人たちに醤油を手渡しするのが原点

「明日はどこにいくん?」
取材前夜に、桑田醤油から27キロほど離れた
山口県の飲食店で尋ねられ、防府市の醤油屋と答えると
「お! 桑田醤油か? あそこはよぉ頑張っちょる! テレビにもよく出ちょる」
と満面の笑みになる地元の人。
早くも支持する地元の声に触れ、期待が膨らみます。

そして翌日
「駅前にある地元の料理屋さんのほとんどが桑田醤油を使っていますよ」
と桑田さん。さらに
「防府市の小中学校のほとんどが桑田醤油を学校給食で使っていますし、
主だった病院などの施設の多くも桑田醤油を使ってくれているので、
防府市民ならどこかで桑田醤油で味つけされた料理を食べたことがあるはずです」
というのだから驚き。
そして蔵の中を見せていただいて納得。
製造態勢、材料、人柄、すべてが人を納得させるもの。
蔵の中に並ぶ21本の木桶は、山口県で最も多い桶所有本数。
そして山口県産の丸大豆と小麦を積極的に取り入れ、地産地消にも取り組みます。
「山口県の四季の中で、山口県の材料を、山口県で仕込む。
山口県でしか醸せない、桑田醤油でしか再現できない醤油を造っていきたいんです」
と桑田さん。

「醸造屋が一から造らなかったら胸をはって醸造屋を名乗れない」というお父さんの想いを引き継ぎ、麹から手がける。

防府市の自然の中で、じっくりと時をかけて熟成されたもろみ。

しかし、同じ取り組みをしたところで、数字はなかなか上がるものではありません。
地元の人々の心を惹きつける最大の魅力は、
桑田夫婦の地元の人に寄り添う姿勢にありました。
「配達がすべての原点です」
と、桑田さんがトラックで醤油を配達している映像を見せてくれました。
桑田醤油は、代々地元の人たちの家を訪ねて醤油を手渡ししてきた蔵元。
「そろそろ醤油がないやろ?」
「そーやったっけ? あ、ほんまじゃ」
と、各家庭の醤油の減り具合が家の人よりわかってしまう。
そして、映像に出てくるおじちゃんやおばあちゃんを見ては、
夫婦で思い出話をしみじみと続けます。
ある退院したばかりのおじいちゃんを見て
「病気で僕のことがわからなくなっちゃって。
どうしても思い出してもらいたくて、元気になってもらいたくて、
4か月に1回行けばいいのに、1か月に1回会いに行きましたよ。
そしたら思い出してくれたんです!」
と笑顔で話してくれました。

道も醤油の減りも知る桑田さんは、午前中だけで70軒もの家に醤油を届ける日がある。

配達時に体の調子を崩していたおばあちゃんの調子が良くなっていることを聞いてほっとする桑田さん。

僕がやめてしまっては、求められている味が再現できなくなる

実は桑田さん夫婦は約10年前までリクルートに勤め、
桑田さんは高い数字を出す営業マンでした。
お父さんの呼びかけで帰ったものの、決算書を見て愕然。
最初は困惑し、長靴を履くのも軽トラを運転するのも嫌だったと話します。
そんな桑田さんの考えを変えたのは、配達先の地元の人たちの反応。
「うちの醤油じゃないとダメって言うんですよ」

地元の人が求める桑田さんの醤油は甘口のもの。
「江戸時代に山口県柳井市で濃厚な『甘露醤油(再仕込醤油)』が発祥しました。
そして同時期に、お隣の九州で砂糖が豊富に流通。
このふたつが合わさって、甘く濃厚な醤油が造られ、好まれ、
山口県に定着したという説があります」と桑田さんが教えてくれました。

桑田醤油が揃える甘口の醤油の中で、最も人気が高いのは「うまくち」という商品。
「山口県では『煮物用』『さしみ用』といった感じで、
2種類の醤油を使い分ける家庭が多いのですが、
この『うまくち』は煮物に使っても、直接料理にかけても
おいしいバランスのとれた醤油です。
甘さがあるので、丼物や焼き鳥のたれなどを作る際にも重宝するのですが、
お客様からいちばん好まれるのは、やはり家庭でよく作られる魚の煮物や肉じゃがです。
『桑田さんの醤油じゃないと、料理が落ち着かん』
『関東に移り住んだ娘が、醤油がなくなりそうになると、送って、と電話してくる』と。
若い方には『塩コショウで軽く味つけしたお肉にかけると最高!』
と言われることも多いです」と桑田さん。
おいしそう! 聞いているだけで、口の中にじわぁ〜とよだれが広がります。
さらに、食卓の笑顔や賑やかな話し声が目に浮かび、心があったかくなりました。

桑田醤油さんの醤油を使う「割烹 いちはな」のランチ。

「僕がやめて、醤油蔵を潰してしまったら、
地元で愛されてきたこの醤油の味を再現できなくなる。
山口県の木桶仕込みの醤油文化を守り、後世に伝えていくのが
僕の使命だと思っています。だから続けなきゃいけないんです。
県外に広げたいという気持ちも、醤油の味を変える気もまったくないです。
これまで地元の人のおかげでやってきていますから、
求められる甘口の醤油を、山口県の人たちに届けていきます」
と、力強く生き生きとした目で伝えてくれました。

防府市ならではのおいしさは、桑田さんと地元の人のあたたかな関係があってこそ。
「元気しちょる?」
桑田さんは、これからも防府市の家庭に、
お腹も心も満たしてくれる醤油を届けていきます。

今日のおやつ:西日本では定番! 神戸うまれのかりんとう& あられの融合菓子「鶯ボール」

今日のおやつは、西日本ではポピュラーな
植垣米菓さんの「鶯ボール」。
白い部分が米で出来ているあられ、
茶色い部分が小麦で出来ているかりんとう、
というハイブリッドなお菓子。
甘じょっぱい味付けと、バリっとした歯ごたえ。
添加物を使わない昔なつかしの美味しさ
で根強いファンを持つ揚げ菓子です。

名前の由来は「花が開きそうな梅のつぼみに似ている」ことから。

鶯ボールは、兵庫県神戸市に拠点を持つお菓子メーカー、
植垣米菓さんが昭和5年から作っているお菓子。
神戸といえば洋風やハイカラ、というイメージですが、
植垣米菓さんは神戸のおいしい水をふんだんに使い、
あえて日本の味にこだわってきました。
最近では、鶯ボールを若い人にも食べてもらうべく
サイズを小さくして歯ごたえを
マイルドにした「ミニ」などのシリーズもあります。

パッケージの裏には公式キャラクターが!

ところで植垣米菓さんには、看板商品の鶯ボールを
モチーフにしたイメージ・キャラクター、
「こりんちゃん」と「かりんちゃん」がいます。
通信販売コーナーでは、鶯ボールだけでなく、
こりんちゃんとかりんちゃんのグッズも購入できますよ。
詳細は植垣米菓さんWebサイトにて。

植垣米菓

今日のおやつ: チョコミント好きはたまらない! 北海道の天然ミントクッキー 「MenBis メンビス」

梅雨まっさかりの日本列島、毎日雨模様が
続いています。そんなムシムシした季節に
食べたいおやつをご紹介。
梅雨知らずの北の大地、北海道でうまれた
ミントクッキー「MenBis メンビス」です。
北海道産小麦・砂糖・ハッカを原料にした、
2色のラングドシャクッキーのセット。
左がほろ苦いミント味のセミスイートチョコを挟んだ「スイート」、
右がミント風味たっぷりのミント色ホワイトチョコを挟んだ「グリーン」。
自社農園で採れた天然のメントールと和種オイルによる
爽やかな刺激と、まろやかなチョコレートの組み合わせは、
チョコミント好きにはたまりません。

こちらがパッケージ。輸入菓子のようなテイスト。

てがけるのは北海道北見市で天然ハッカの商品を手がける
北見ハッカ通商」さん。北海道土産としても有名な
ハッカ油やハッカ飴を手がけるメーカーです。
一般には合成ハッカが主流になっていますが、
北見ハッカ通商さんはあえて天然にこだわり、
北見に根付くハッカの文化をいまに伝えています。
このメンビスは、北見ハッカ通商さんと
同じく北見のお菓子メーカー
北見鈴木製菓さんのコラボレーション商品です。
夏はぜひ冷やしてお召し上がりください。
通信販売は下記より。

北見ハッカ通商「MenBis メンビス(ミントビスケット)」

今日のグルメ: 飛騨の新鮮牛乳だけ! 牧成舎の和風チーズ 「モッツァレラチーズの だし溜漬け」

今日のおやつというかおつまみは、
雄大な岐阜県・奥飛騨の自然の中で、
酪農や乳製品の製造・販売業を営む「牧成舎」さんの
オリジナル商品「モッツァレラチーズのだし溜漬け」。
飛騨の乳牛の新鮮な生乳だけで作った
フレッシュ・モッツァレラチーズを、
こちらも岐阜で作られた「だしたまり醤油」に
漬け込んだもの。

たまり醤油とは、岐阜、愛知、三重の東海地方
ではお馴染みの、大豆だけで造られる濃厚な醤油。
(詳しくは醤油ソムリエール黒島慶子さんの記事をどうぞ!)
醤油に漬け込まれる日数によって、
牧場のアワビ→牧場のトロ→牧場のウニ
と濃厚な味わいが増していきます。
そのままでも美味しいですが、
わさびや海苔をかけたり、漬け丼、すしネタ
など和食の素材にしてもいけちゃいます。

こちらがパッケージ。

トロトロです。

牧成舎さんは、まだ家庭で牛乳を飲む習慣がなかった
明治30年(1897年)に創業された老舗。
イタリアで生まれたモッツァレラチーズと、東海の味「たまり醤油」
のコラボレーションによって、日本酒や和食にも良く合う「日本のチーズ」
が生まれました。
ほか、牧成舎さんではフレッシュ・モッツァレラチーズに
たまり醤油をかけていただく「漆黒」セットもご用意。
コロカル商店で扱っている「もなかアイス」も注目です。
通信販売は下記Webサイトから。

牧成舎「モッツァレラチーズのだし溜漬け」

今日のおやつ: 和洋折衷ぶりがスゴイ! 富士市発、あんぱんを羊羹で くるんだ「ようかんぱん」

今日のおやつは、静岡県富士市の
富士製パンが作っている「ようかんぱん」。
ようかん...パン?!
一見チョコレートがけのドーナツのように見えますが、
表面をようかんで薄くコーティングし、
中に粒あんとバタークリームを入れた、
日本ならではの和洋折衷パン。
たしかに甘いですが、その甘味にしつこさはなく、
緑茶やブラックコーヒーなどと合わせるとすごく
相性が良さそう。おいしいですよ〜。

パッケージには、マスコットキャラクターの「ようかんパンダ三兄弟」のイラストが。つぶあんちゃん、ばにら、ようかん太の三兄弟。

こちらが断面。

ようかんぱんは、昭和33年(1956年)
に作られ始めた歴史あるパン。
その製法はかなりの手間がかかります。
手であんこをパンのたねの中につめて発酵させたあと、
とろとろにしたようかんの中に手作業でディップして
コーティング。最後は中心の穴にクリームを詰めてフィニッシュ。
富士製パンの商品のなかでも製造に
もっとも手がかかるパンなのだそう。
お取り寄せも可能です。
甘いものお好きな方は、ぜひお試しください。

富士製パン「ようかんぱん」

今日のおやつ: 博多っ子にはCMでもお馴染み、 ひょうきん顔の銘菓 東雲堂「にわかせんぺい」

今日のおやつは、福岡県の銘菓「にわかせんぺい」。
正しくは「二○加煎餅」と書きますが、
せんぺいと読みます。
香ばしく、卵の風味ゆたかな、やさしい甘さの
瓦せんべいです。
サイズは特大、中、小の3種類があり、
このおせんぺいは小。
作りての東雲堂さんは、明治39年の創業以来、変わらぬ製法で
このせんぺいを作られているのだとか。

ユーモアあふれる顔のデザインは、博多の郷土芸能である、
民間狂言「博多仁和加」に出てくるお面を形どったもの。
この狂言は普段話している博多弁での会話劇で、
オチをつけるのがならわし。いまも博多弁丸出しの
郷土演芸として広く親しまれています。

ユーモラスな表情に思わずにっこり。

ちなみにこの「にわかせんぺい」、福岡県では
懐かしCMでお馴染みなのだそう。

やんちゃな男の子「ぜんじ」くんが、いたずらのお詫びに
お面をかぶって、普段は謝れない友達に謝るという
ハートウォーミングなCMです。
通信販売は下記サイトから。

二○加煎餅

広島県で50年、「タカキベーカリー」の工場で感謝祭「2014パンまつり」

広島県で50年にわたって愛されるパン屋さん、
「タカキベーカリー」が、日頃のご愛顧と地域住民の方への
感謝を込めて、パンの世界を楽しめるイベント
「パンまつり」を開催します!
パンまつりは最初1982年にスタート。
一時中断していましたが、2008年の創業60周年を
機に復活しました。

日程は、2014年6月7日(土)の千代田工場を皮切りに、
14日(土)の広島工場、22日(日)の岡山工場、
28日(土)のつくば工場の4会場。

場所は日頃パンを作っている工場や近隣の広場。
パンづくり教室など体験型イベントに参加したり、
会社の歴史、小麦の成長の様子を学んだり、
石窯パンやサンドイッチ、パンまつり限定のパンを味わったり。
普段はあまり食べられない、熱々の「サンライズ」や「ドーナツ」
などの焼き立てパンもたのしみ。

これまでの「パンまつり」開催の様子

「各工場で毎年色々なイベントを行っておりますが、
どの会場でも親子パン教室はたくさんのお客様に
お申し込みいただいています。

また、工場直送のパンを特別価格で
販売するコーナーも、毎年たくさんのお客様に
ご利用いただいております」(タカキベーカリーさん)

参加方法は、お一人様一枚、入場整理券をお持ちいただくこと。
整理券は当日会場でも配布していますので、
お気軽にお越しくださいとのことです。
日程や開催時間など、詳細は下記Webサイトにて。

タカキベーカリー「パンまつり」

漁師の娘から生まれた 「きびなご魚醤」 高知・土佐佐賀産直出荷組合

愛情いっぱいに「きびなご魚醤」のことを話す浜町明恵さんに惹かれ、
初めてお会してから1分で現場を訪ねさせてもらえないか交渉。
「どうぞ来てください!」と、社交辞令とは思えない気持ちのいい言葉に甘え、
浜町さんが運営する「土佐佐賀産直出荷組合」がある高知県幡多郡黒潮町を訪ねました。

主婦たちが地魚を使って商品開発

力強い光にまばゆく輝く海。
そして太陽に誘われて生き生きと伸びる樹々が迎える道を、車で数時間走ると到着。
黒潮町は漁業が盛んで、特にカツオ漁の漁獲量は日本一。天日塩の生産も盛んです。
ここで、浜町さんは日本でも特に高知で漁獲される「きびなご」を
黒潮町産の天日塩で漬け込んで「きびなご魚醤」にするなど、
地元で水揚げされた水産物を新鮮なうちに加工し、販売しています。

魚醤とは、魚でつくるお醤油のこと。
通常の醤油は大豆と小麦を麹にして塩水に仕込むのに対し、
魚醤は大豆や小麦を使わず、魚と塩でつくります。
漬け込んだ魚が年月をかけ分解されて液状になるのです。

「私の家族は代々漁師で、昔から漁師に囲まれて生活してきました。
毎晩集まっては『売れん』と愚痴を言っていたし、
子どもには『絶対漁師になんかなるな』と言っていました。
なんで売れんの? 東京ではなかなか手に入らん質の高い魚ばかりなのに……。
そう昔から思っていたことが原点です」
海から民家へと目を向け、浜町さんが話してくれました。

「地元でとれる安全な魚を新鮮なうちにフライ加工をして販売したい」
そう長年夢を描き、約12年前に「土佐佐賀産直出荷組合」をたったひとりで立ち上げ。
次第に浜町さんの考えに共感した主婦がひとり、ふたり、3人と加わり、
「家族に安心して食べさせられるもの」を軸に、
アイデアを出し合いながら商品開発が行われました。
こうして高知県産のきびなごを黒潮町産の天日塩で漬けた「きびなごフィレ」が、
東京で開催された新商品開発の「グルメ&ダイニングスタイルショー」で
フード部門の大賞を受賞。次いで「きびなご魚醤」が生み出されました。

フィレも魚醤も、地元では誰もつくり方を知らなかったもの。
生み出すのは大変だったのでは? と尋ねると
「楽しかったですよ! たしかに、きびなご魚醤をつくるにも、
最初はきびなごが真っ赤になってすごく臭くなったりして、
開発するのに3年かかりました。
でもみんなと塩の量や種類や仕込む時期を変えながら試行錯誤している時間が
一番好きなんです」とハツラツと答えてくれました。

いろんな地魚を新鮮なうちに加工し、販売している。

きびなご魚醤の前身「きびなごフィレ」が漬けられている。

1年以上漬け込んだきびなご。自然に分解されている。

いいものをシンプルに

加工場に入ると、たくさんのお母さんたちがテキパキと手を動かしていました。
その速さと丁寧さにびっくり。手さばきに見とれているうちに、
何十、何百もの魚が次々とおいしそうな商品になっていきます。
「きびなご魚醤はこれです」と浜町さんに言われ、
大きな容器をのぞくと、ぎっしりときびなごが。
「最初に混ぜ、1年以上静かに置きます。そしてゆっくり搾ったら完成。
それ以外は何も手を加えません。加水もしません。
最近は酵母を入れて短期間で魚醤をつくるところが全国各地に増えていますが、
私はここの豊かな自然ときびなごと塩、この3つに委ねてじっくりと分解させたいんです」
そう話す浜町さんの言葉には、生まれ育った土地の恵みや食、
人に対する愛情が溢れていました。

見とれるほどテキパキと丁寧に魚を加工していく土佐佐賀産直出荷組合のみなさん。いまでは社員が11人に。

「この塩じゃないと」と、きびなご魚醤の要となる塩の生産現場にも案内してくれました。
そこで迎えてくれたのは高知のキラッと光る海のイメージにぴったりな浜田哲男さん。
高知の光と風を使い、火は使わずに塩にします。
「しっかり時間をかけて管理をしているんですよ」と浜町さん。
「粒になるときに手でほぐしたり、小さなゴミを取り除いたりと、手間がかかる。
自然相手やからなるようにしかならん。だから、精一杯やるしかない」
と浜田さんが力強く言い切ります。
「だから、ミネラルが多くて粒揃いの塩ができるんです。
おいしさに欠かせず、使いやすさも兼ね備えています」
と浜町さんが誇らしく話します。

降り注ぐ太陽の光と風を利用し、時間をかけて塩をつくる。

塩をつくる浜田哲男さん(左)と浜町明恵さん(右)。

これまで、きびなご魚醤やきびなごフィレを使った
さまざまなおいしそうなレシピを紹介している浜町さん。
なかでも浜町さんのお気に入りは何ですか? と尋ねると
「きびなご醤油は野菜炒めや卵焼きや卵かけご飯に入れたりと、
シンプルに使うこと。魚の旨味でおいしくなります。
特にきびなご魚醤は魚醤特有の癖が主張しないので合いますよ。
きびなごフィレのお気に入りは、冷や奴の上に載せて、
漬けてあるオリーブオイルをかけること」と教えてくれました。
これまで魚醤をかけ醤油として使ったことがなかったので、
さっそく卵かけご飯にひとかけ。まず気づいたのは、色がきれい! 
卵の輝かしい黄色を楽しむことができます。そして味もびっくり。
卵や米の甘味や旨味がぐっと引き出されています。う~ん、もう一杯!

料理を邪魔しないきれいな色。

きびなご醤油をかけた卵かけご飯。かける前とほとんど色が変わらず、きれいな黄色のまま。

シンプルなのにおいしい。いや、すべてがシンプルだからおいしいんだ。
漁業が盛んなまちで漁師に囲まれて育った女性が、
出会った塩と魚だけを使い、自然に委ねて魚醤を造る。
それだけのことを、愛情いっぱいで気っ風のいい浜町さんがするからおいしい。
卵かけご飯を頬張りながら
「ここで生まれ、漁師に囲まれて育った私だからこそできることがあるんです」
と、生き生きと伝えてくれた浜町さんを思い出しました。

和菓子ユニット・日菓の『日菓のしごと 京の和菓子帖』。伝統ある京菓子の革新的アレンジに衝撃!

平安時代から宮中と深い関わりを持ち、茶の湯とともに
発展を遂げてきた、京都のお菓子文化「京菓子」。
京都を拠点に活動する「日菓」は、
和菓子、そして京菓子を自由な感性でアレンジするユニットです。
内田美奈子さんと杉山早陽子さんの女性お二人が、
和菓子職人を目指してやってきた京都で出会い、
結成されました。

日菓のお菓子は、何気ない日常のひとコマから切り取られた、
ユーモアあふれるもの。
冒頭の写真は、生砂糖で作られた「京都タワーのものさし」。
おやつの時間を差す「3時のようかん」、
口のなかで消して楽しむ「テトリス」、
琥珀で作られた夫婦のためのお菓子「結婚初心者マーク」など、
和菓子にあまり馴染みがない若い世代にも、受け入れられやすい
ものになっています。

左:「3時のようかん」、右:「テトリス」

型破りなのに、正統派の和菓子の趣きもある。
かわいいだけではない、凛としたたたずまい。
それは、材料や生地、色の付け方などすべての伝統の京菓子の
製法を守って作るという「日菓のルール」があるからなんです。

きんとんで出来た「鬼のあたま」。京都・大山崎町の名産、タケノコがテーマ。

そんな日菓の世界がいつでもどこでも堪能できる、
彼女たちの作品集「日菓のしごと 京の和菓子帖」。
この本が今年、造本装幀コンクールにて「日本書籍出版協会理事長賞」を
受賞しました!
日菓のお菓子と、新津保建秀さんの写真、
デザイナーの須山悠里さんによるデザインで、
いつまで眺めても見飽きない本です。
作品約80点のほか、アイデアスケッチや制作風景も収録。
ぜひこの機会に、手にとってみてください。

日菓のしごと 京の和菓子帖

著者:日菓(内田美奈子+杉山早陽子)

作品撮影:新津保建秀

ブックデザイン:須山悠里

定価:2,000円+税

出版社:青幻舎

記事内写真

撮影:新津保建秀

写真提供:青幻舎

小松菜の日に、千葉・西船橋で小松菜食べ歩き!72店舗参加の「こまつなう2014」

5月27日は何の日かご存知ですか?
それは「こ(5)・ま・つ(2)・な(7)」で「小松菜の日」!!!!
これにちなみ、2014年5月26日・27日の2日間、
小松菜の名産地である千葉県・西船橋を舞台に、
オリジナルの小松菜料理を食べ歩くイベント「こまつなう2014」が開催されます!
飲食店がそれぞれに工夫をこらした小松菜料理を
参加者が自由に食べ歩きできる、地元密着型の催しです。

「こまつなう2014」への参加方法は、Webサイトでも紹介されている
参加店舗数72店舗のいずれかを訪れ、専用チケットを購入するだけ。
お値段はシール3枚組みで2,100円。
チケットシール1枚と引き換えに、小松菜限定メニューが1回
いただけます。

このイベントは、小松菜農家(西船橋葉物共販組合)が、
小松菜を使ったまちおこしとして2012年より始めたもの。
3回目となる今年は参加店舗数が昨年の約2倍になり、
船橋駅周辺が新たに参加エリアとして加わりました。
食べ歩きを通して、西船橋の小松菜と地元の魅力を
再発見できるイベントです。

こまつなう2014
こまつなう2014Facebookページ

今日のおやつ: 台東区千束の老舗おかき専門店 王様堂のファニーフェイスな 「おかきパンダ」

今日のおやつは、東京・上野のローカルおやつ「おかきパンダ」。
ちょっとファニーフェイスなパンダのおかきです。
東京の下町、台東区千束で大正13年からおかき作り一筋の
王様堂本店」さんによるカワイイ逸品!
見た目はファンシーですが、老舗おかき店だけに味は本格的。
パンダの顔の外、緑の部分は青のりで、耳や目の黒い部分は竹炭、
全体的に香ばしい醤油味がついている、おいしいおかきなんですよ。

可愛いパンダのパッケージに入っています。

裏面も下町ノリです。

パッケージを開けてみましょう。2枚入りでお値段は500円(税抜)。

これがおかきパンダ!ひとつひとつ表情が異なるのが愛らしい。ちょっと本秀康さんのマンガの登場人物の面影があるような..?

断面はこのようになっています。

「おかきパンダ」はJR上野駅構内3階にある
エキュート上野で販売中!
上野のおみやげに、パンダ好きの方へのプレゼントに
ぜひどうぞ。

王様堂本店

今日のおやつ: 徳島県「あとりえ市」の新作登場! 「ほろにが焼き抹茶小豆入り」

今日のおやつは、以前ご紹介して好評いただいた、
徳島県産のなると金時芋だけを使った
なると金時スイートポテト」を
手がける、徳島県「あとりえ市」さんのスイーツ
「ほろにが焼き抹茶小豆入り」。
宇治抹茶と北海道産小豆を使って、
和風に仕立た濃厚な抹茶ケーキです。
"焼き抹茶"というのは面白いネーミングですね。
ほろほろとした食感で、濃い目の紅茶や
ブラックコーヒーと相性が良さそう。
2014年初夏の新商品です。

ただいま通信販売サイト「ハレルヤ」では、
スイートポテトと焼き抹茶がセットになった
「なると金時スイートポテト&ほろにが焼き抹茶小豆入」
を販売中!徳島県産「なると金時」芋のしっとりした
スイートポテトと、甘味控えめのあっさりとした焼き抹茶。
プレゼントにも喜ばれそうですよ。

ほろにが焼き抹茶小豆入り

「たびのみ散歩」平尾香さんが月島セコリ荘で一日だけの「スナックかおり」開店!

ただいまコロカルにて大好評連載中の、
「酒好き」なイラストレーター、平尾香さんの
たびのみ散歩」。毎号おいしそう&たのしそうで、
読むたびに飲みに出かけたくなってしまいます。

そんな平尾さんがおかみさんとなり、
この日限りの料理やお酒を提供するイベント、
その名も「スナックかおり」が今週末の
5月24日(土)に開催されることになりました!
会場は、東京・月島の古民家を改装した
コミュニティスペース「セコリ荘」。
15時から22時までの開催です。

ママをつとめる平尾さん

セコリ荘は、築90年の古民家を改装してできた
週末のみオープンの雑貨とおでんのお店。

「いつものおでんメニューに加えて、
好きな日本酒と鎌倉食材のアテなどを
ご用意いたします。コの字カウンター8席の小さな
スペースで下町呑みをお楽しみくださいませ。
割烹着姿で皆様のご来店おまちしております。
カオグッズも並びますのでおたのしみに」(平尾さん)

とのこと!
ぜひ奮っておでかけください!

・セコリ荘
http://secorisou.com/
〒104-0052 東京都中央区月島4-5-14