東京都・新宿の伊勢丹新宿店本館5階ウエストパークに、
民芸品のショップ〈isetan mingei〉が
2018年1月10日(水)にオープンします!

大分県の小鹿田焼(おんたやき)や、沖縄のやちむんなどの器から、
硝子、和紙製品、編組品、
またこけしや張子などの郷土玩具、箒、布ものなどの民芸品が、
全国各地からセレクトして集められたショップです。

鎌田孝志氏による伊勢丹オリジナルこけし 3,780円(税込)
注目は、オリジナルの限定品!
こちらは、宮城県の工人、鎌田孝志さんが作る伊勢丹オリジナルの
弥治郎系こけし。ひかえめな笑顔がかわいらしいですね。
おいしいものの産地には、地元の人にしか知られてない、隠れた名品があります。
北海道湧別(ゆうべつ)にある牡蠣の名産地、サロマ湖には
“漁師が恋した小さな牡蠣”なるものがあるそう。
その名も〈COYSTER(コイスター)〉。
おいしい牡蠣といえば殻つきの大きなものを思い浮かべますが、こちらは小粒。
大きい牡蠣は一般的に2〜3年かけて育てたもので、
COYSTERは1年で水揚げした牡蠣だといいます。
地元の方たちは、この小さな牡蠣が大好きなのだそう!

左が1年で水揚げしたCOYSTER、右が2年で水揚げした牡蠣。
初めてCOYSTERを食べた方は「旨味が濃い」「全然臭みがない」
「爽やかな味わい」とびっくりするのだとか。
一般に人気があるのは大きな牡蠣。
でも、湧別の漁師さんが一番美味しいと思っているのは小さな牡蠣。
そこで湧別漁業協同組合では「小さな牡蠣を自分たちが最高だと思っている状態で
お客さまに食べていただきたい」とCOYSTERの販売を始めたのだそうです。


おすすめの食べ方は牡蠣のアヒージョや牡蠣しゃぶ、牡蠣酢などなど。
ぜひ一度食べてみたいですね。
グラフィックデザイン:服部一成/写真:木村友紀
2018年1月8日(月・祝)まで、島根県立石見美術館にて
展覧会『COSMIC WONDER(コズミックワンダー)充溢する光』が開催されています。
1997年に現代美術作家の前田征紀(まえだゆきのり)さんによって設立され、
「精神に作用する波動」としての衣服や美術作品の制作、
書籍の発行など多彩な表現活動を展開しているコズミックワンダー。
本展では1999年から2009年にかけてパリで発表されたコレクションの代表作と、
ルックブックやコレクションを記録した写真などを展示します。

パリで発表されたカーテンと一体化したドレス。A Shadow Necessary for Windows / at Palais de Tokyo, Paris, France 2002 写真:木村友紀 (c) COSMICWONDER
コズミックワンダーは2000年よりパリコレに参加し、
インスタレーションの手法で作品を発表したり、
2010年には制作工程で一切化学処理を行わないオーガニックライフスタイルプロジェクト
〈The Solar Garden COSMIC WONDER Light Source〉を発表したりと、
この20年でさまざまな試みを行ってきました。
そして2016年冬には、アトリエを京都の美山(みやま)の
重要伝統的建造物群保存地区に移転。
今後の活動からも、ますます目が離せなくなりそうです。

写真:ホンマタカシ (c) 島根県立石見美術館 (c) ホンマタカシ
りんごを育てる時に、実の収穫量を増やすために
余分なりんごを剪定する“摘果(てきか)”という作業があります。
これまでは捨てられていたこの未成熟なりんご「摘果果(テキカカ)」
を使ったシードル、〈TEKIKAKA(テキカカ)シードル〉が誕生!
作り手は、青森県弘前市の〈もりやま園〉。
2018年2月1日(木)より販売開始されます。

もりやま園が目指すのは、りんごの栽培工程から生まれるロスを、
商品の付加価値につなげること。
自社で栽培するりんごを使って、自社工場でシードルを醸造します。

もりやま園のりんご(コウトク)
無駄になるりんごを減らせるだけでなく、この過程から生まれたシードルは、
1本 330mlあたりに含まれるリンゴポリフェノールの量がリンゴ約6個分(※)。
摘果でシードルを作ろうと考え、行動を起こしてから今年で5年目。
今後は醸造免許を取得し、本格的に事業展開していくのだそう。
※1200mg 青森県産業技術センター弘前地域研究所調べ

農薬不使用の国産エディブルフラワー(食べられる花)をつかった
アイスクリームブランド〈FRAGLACE〉(フレグラス)が誕生!
“香りを食べる”という、うっとりするような体験を提供するブランドです。
フレイバーはローズバニラとローズチョコレートの二種類。
ただいま公式サイトにて先行予約を受け付けています。

〈FRAGLACE〉は、英語で香りを意味する「fragrance(フレグランス)」と
フランス語でアイスクリームを意味する「glace(グラス)」を
掛け合わせて作られた造語。
「ローズバニラ」のベースとなるアイスクリームは、バニラとココナッツ、
トンカ豆が原料。バラの香りを引き立てます。
「ローズチョコレート」は、バラとカカオのみの香り成分で作り上げた、
濃厚なチョコレートがリッチなアイスクリームです。

コンフィチュールは“後がけ“で
フレグラスは、ベースとなるアイスクリームと、
ソースとなるコンフィチュールをセットで販売。
コンフィチュールには2種の農薬不使用で生産した国産バラを使用して
いるのですが、とても希少で価値が高いもの。
いずれも1kgあたり約10万円で販売されているのだそう。
バラの花びらの形を残したままリュバーブとともにピューレ状に仕上げ、
フローラルと呼ばれる花の香りを表現しました
お値段は6カップ(1つ100ml)入りで5,400円(税込)となっています。

2017年12月、牡蠣の生産量日本一の広島で、
呉市の小学校6年生などを対象に〈広島 牡蠣とり帳〉の配布が始まりました!
広島 牡蠣とり帳は、「牡蠣のほとんどは内臓だよ」
「室町時代には広島牡蠣の養殖が始まっていた」
「世界で四位。日本の牡蠣の生産量」などなど、
例文のすべてに「牡蠣」を用いた漢字ドリルをこなしながら、
牡蠣のことを学べる学習ドリル。


このドリルは2017年10月より「牡蠣で旅人をもてなすこと」をモットーに
観光プロモーション〈カンパイ!広島県 牡蠣ングダム〉を進めてきた広島県が、
子どもたちに「もっと牡蠣のことを知ってもらいたい」
「愛着をもってもらいたい」と制作しました。
イラストがユニークで、楽しみながら学べそう!
広島県が県民を対象に行った調査(※)によると、
「観光資源として自慢できる・誇りに思える」
と回答した人が約95%であったにも関わらず、
牡蠣という漢字を書けない人が約99%もいたのだそう。

※広島県内にて街頭調査を実施。「牡蠣」と正しく書けた人は、10〜50代男女508名のうち3名(0.6%)だった。
2018年1月9日(火)、呉市立の音戸(おんど)小学校では、
「牡蠣初め式(かきぞめしき)」と題した
漢字の書き取り成果を披露する機会も設けるとのこと。
今年の冬休み、呉市の6年生たちは
牡蠣という字を必死で練習することになりそうです。
もうすぐ帰省シーズン! というわけでオススメの手土産をご紹介。
このたび登場した〈東京おしょうゆみやげ〉、
東京生まれの “お江戸醤油” を素材に使った本格派東京みやげです。
〈東京しょうゆもちどらやき〉、〈東京しょうゆバターもち〉、
〈東京おしょうゆゆべし〉の3つの和菓子がラインナップ!
2017年12月28日(木)から2018年1月4日(木)の
期間限定で、JR品川駅中央改札内で販売されます。
使われているお醤油は、東京で唯一の醤油醸造蔵元である〈近藤醸造〉が
製造する国産原料と木樽で仕込んだ手作り無添加の「お江戸醤油」。
秋田県の和菓子屋さんとのコラボレーションで、
新しい東京名物を作ることが狙いです。

東京しょうゆもちどらやき
ひとつめの東京しょうゆもちどらやきは、1つ260円(税込)。
作り手は秋田の老舗菓子屋〈菓子舗榮太楼〉。
丁寧に炊いた北海道産大納言小豆の餡と、お江戸醤油の甘さが染みこんだ
お餅を挟み込みました。生地にもお江戸醤油を使用し、
ひとつひとつ職人が手焼きした自慢のどらやきです。

東京しょうゆバターもち
ふたつめは、東京しょうゆバターもち。こちらは4個入り540円(税込)。
作り手は秋田市内にて、百年以上続く老舗和菓子屋〈川口屋〉。
お江戸醤油の塩味で、バターもちのやさしい甘さとバターの香りを引き出しました。
もっちりとしたやわらかな食感としっかりとした味わいが特徴。

東京おしょうゆゆべし
みっつめは、東京おしょうゆゆべし。こちらは1つ200円(税込)。
作り手は秋田県横手市の〈蕗月堂〉。
お江戸醤油の旨味が程よく染みこんだもっちりゆべしに、
ごろごろ入った胡桃がアクセント。胡桃のザクザクとした食感と、
ゆべしのお醤油の風味を堪能できます。
ケガをしたペットのための保護具「エリザベスカラー」。
一般的なものはプラスチック製で固く、わんちゃんや猫ちゃんが嫌がることも多いそう。
また「場所もとるし洗うのが大変」という声も多いようです。
そこで誕生したのが、紙製の〈エリザベスカラー erico〉。
日本犬を意識した「豆絞り」や「富士山」の模様もあります。

軽くて肌あたりが柔らかく、使い捨てできるため衛生的。
コンパクトに折りたためるので、収納や持ち運びも簡単です。
こんなにやさしいカラーなら、わんちゃんたちも嫌がらずにつけてくれるかもしれません。
ペットたちの負担を少しでも減らしてあげたいですね。


SSサイズ 1,080円/Sサイズ 1,188円/Mサイズ 1,296円 ※全て2個入り、税込価格
2017年12月28日(木)〜2018年1月21日(日)、
東京・表参道の〈PASS THE BATON GALLERY パスザバトン ギャラリー〉にて
『有田焼・波佐見焼 デッドストック陶器市』が開催されます。
この陶器市では、長崎の商社〈西海陶器〉の倉庫に眠っていたデッドストックをお蔵出し!
1980年代後半から1990年代に生産された有田焼、波佐見焼の
和食器をメインに、見目うるわしいうつわたちが並びます。
肥前の磁器が国内外に流通した最盛期は、バブル期の1980年代後半だったのだそう。
その頃の食器は、華やかな絵つけや金彩、近年なくなりつつある
網目加工などの技術が駆使された豪華絢爛なものばかり。
その美しさが最盛期の華やかさをもの語っています。

〈パスザバトン表参道店〉
当時は日本料理や割烹料理などの業務用として流通していたため、
それらの食器を個人で入手することは難しかったのだとか。
また、生産体制・技術・コストなどの問題から
現在再生産することは難しいといいます。
今回は、そんな貴重なうつわたちがお目見え。
1点ものも多く、在庫限りとなるそうです。お早めにチェックを!
1946年創業の西海陶器は波佐見焼を牽引し、
他の地元企業とともに日用品としての波佐見焼の価値を高めてました。
そしていまでは、伝統的なうつわだけではなく、
現代の食卓に合う食器もたくさん手がけているんです。

西海陶器のグループ企業〈東京西海株式会社〉が手がけるシリーズ〈Sabato〉
地元の「西諸弁」をフランス語のように聞かせた
超個性派プロモーションムービー『ンダモシタン小林』。
このPR動画で一躍名を知られた宮崎県小林市から、新しいムービーが届きました。
今回の主役は、女子高生! まずは動画をご覧ください。
このPRソング『田舎女子高生』は2017年6月から5か月にわたり実施された
ワークショッププロジェクト〈日々のうたごえプロジェクト〉にて、
地元出身のアーティスト、NOBUさんと
小林秀峰高校商業科 経営情報科の3年生24人がつくったもの。
作詞は高校生たち、作曲はNOBUさんが手がけました。

1988年生まれ、宮崎県小林市出身のシンガーソングライター、NOBUさん。
「とにかく、小林市の女子高生のリアルを追及しました。
“田舎の良いところ”より“田舎への不満”の方が生き生きと意見が出てきたんです。
その先には必ず、良い側面が輝いて見えるはずだと思いました。
曲を最後まで聴くと“良いとこなんてまだわかんねぇ 当たり前過ぎてまじ気づかねぇ”
というセリフがあります。ここが重要です。
どうか最後まで聴いて頂き、このメッセージの意味を感じて頂けますと幸いです。
そしてこのような企画に参加させていただき、
本当にありがとうございました」(NOBUさん)
ワークショップでは、高校生たちが6チームに分かれ
「高校生のあなたが想う小林市を歌にする」をテーマに歌詞づくりに挑戦。


そこから挙がってきた言葉は「無人駅」「民放の数は2局」「田舎」「なにもない」などなど。
そんなまっすぐな言葉で編まれた歌詞にNOBUさんが曲をつけて6つの曲をつくり、
全校生徒630人だけが参加できる投票ライブを開催しました。


このライブ後に、全校生徒で行われた公開投票で選ばれたのが
このたび発表された『田舎女子高生』です。
投票ライブの会場では涙する生徒さんもいたそう。
新潟県長岡市で地産品の企画・開発・製造・販売を手がける
〈FARM8〉から新潟の魅力がつまったギフトセットが発売されました。

ラインナップは、日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」や、
醸造のまち、摂田屋の醤油や味噌、ビーフジャーキー「越後の肉塊」、
発酵スパイスのグルテンフリー酒粕カレー、甘酒ポタージュセットなどなど。
商品構成がとってもユニークです。
発酵食品が好きな方におすすめなのは「醸造の摂田屋S.T.B ギフトセット」。


「醸造の摂田屋S.T.B ギフトセット」2,800円(税込)
摂田屋は、江戸時代から続く醸造のまち。
このボックスには、摂田屋にある〈越のむらさき〉の二度仕込み醤油や鰹だし醤油、
〈星野本店〉の特製白だしと塩こうじ、
〈星六〉の「越後赤味噌」がセットに。
地元で長く愛されてきた濃厚な深みが味わえます。
同社では、ほかにも酒粕を使ったジェラートやスパイスなど、
ユニークなアイデアを生かした商品を色々つくっているんです。

こちらはなんと、パンに塗る酒粕クリーム。

〈パンde酒粕 タルタルガーリック〉648円(税込)
「健康にいいと話題の酒粕をどうやって摂取したらいいかわからない」という
声に応えて開発した商品なのだとか。
主原料の酒粕には、酒粕を乳酸菌で醗酵させたダブル醗酵食品「さかすけ」を使っています。
パンde酒粕にはココナツミルクを使用した〈パンde酒粕 スイートココナッツ〉もあります。

『「地域を食べる」をデザインする』をコンセプトに地域プロデュースや商品の企画・開発・製造・販売などを手がける〈FARM8〉。長岡市出身の樺沢敦(かばさわあつし)さんが2015年に設立した会社です。
飛び出し注意を呼びかける、近畿地方ではおなじみの看板「飛び出し坊や」。
この男の子の発祥は、滋賀県にあるといわれています。
愛称は「とび太くん」。
とび太くんをデザイン・制作したのは、東近江市にある〈久田工芸〉さんなのだそう!
文房具の〈コクヨ〉グループの〈コクヨ工業滋賀〉が
そんな「とび太くん」がすらすら描けるテンプレートや
ノートなどのグッズをつくっています。
こちらが〈とび太くんテンプレート〉で描いたとび太くん。

〈とび太くんテンプレート〉メーカー希望小売価格 450円(税抜)
テンプレートを左右にずらし、髪や服も描けるようになっています。
とび太くんコラボ文具は、このほかにふせんやノート、マスキングテープもあります。
また、パッケージの台紙には、琵琶湖・淀川水系の水環境・景観の保全に役立っているヨシ(葦 ※1)を使用して開発されたヨシ紙を使用。
コクヨ工業滋賀では、10年前からこのヨシを使用して開発された
エコ文具〈ReEDEN(リエデン)〉シリーズをつくっているのだとか。
※1 葦:河川および湖沼の水際に群生するイネ科の多年草。河川から窒素やリンを吸収して水をきれいにする。一般的に関東では「アシ」、関西では「ヨシ」と呼ばれる。
楊貴妃が愛したと言われるフルーツ、ライチ。
爽やかな甘みで人気のフルーツですが、
日本国内に流通しているものの99%が海外産の冷凍品で、
国産はわずか1%しか流通していないのをご存知ですか?
国産ライチは、実は生産量が3トン限りで、収穫期間も
毎年5月下旬から7月上旬までの約1ヶ月と非常に短い、幻のフルーツなんです。
そんな数少ない国産ライチの産地のひとつが、宮崎県新富町。
大玉は50g以上にもなるのが、新富町産のライチ。
50g以上の青果は1本の木から10個程度しかとれません。
あふれんばかりの果汁と白く透き通った大ぶりの果肉、爽やかな甘い香りが特徴で、
1玉1,000円で販売されるのだそう。
そんなライチを使ったアイスクリームが登場!
このたび、宮崎県の地域商社〈一般財団法人こゆ地域づくり推進機構〉が、
新富町の特産品である国産ライチのブランド〈楊貴妃ライチ〉を
使ったアイスクリーム〈宮崎県産完熟ライチアイス〉を開発しました。
2017年12月22日から24日の3日間、宮崎市の〈イオンモール宮崎〉で販売することが決定。
販売は1日1,000個限定限り。お値段は1個398円(税込)です。
このアイスづくりは、新富町のライチ生産者・森哲也さんが試作していた
シャーベットにヒントを得てスタート。夏にかけて収穫したライチを保存し、
地元の有限会社白水舎乳業に依頼、商品化を進めました。
商品化にあたっては、地元の高校生も活躍しています。
2017年12月1日(金)〜25日(月)、山形県東根市の〈まなびあテラス〉にて、
ビジュアルデザインスタジオ〈WOW(わう)〉による
『POPPO(ぽっぽ)』展が開催されています。


本展では、東北地方に伝わる「こけし」や「お鷹ぽっぽ」といった郷土玩具を
デジタルアートを通して体験できます。
『YADORU』は、こどもの成長や心身回復、五穀豊穣を願い、
山の神と繋がる縁起物としてつくられてきた「こけし」をモチーフにした作品。

こけしに、世代を超えて願われてきた思いを映しだします。
なんと、鑑賞者の顔がこけしになるというしかけも。
これはユニークですねー!


こちらは「お鷹ぽっぽ」をはじめとする笹野一刀彫という
木彫玩具をテーマにした体験型インスタレーション『ぽっぽの森』。

お鷹ぽっぽは山形県米沢市笹野地区に伝わる木彫りの郷土玩具です。
「ぽっぽ」には、アイヌ語で玩具という意味があるのだそう。

お鷹ぽっぽ
笹野一刀彫には、弾力性があり、色が白く絵つけに適した「コシアブラ」の木が使われます。
本作では、コシアブラの木に見立てたマグネットを壁に積み重ねていくと、
森のなかからさまざまな鳥たちがやってきます。


瀬戸内海の小豆島で、廃業したホテル〈海南荘〉を改装し、
アートの拠点となるゲストハウスにしようというプロジェクトが進んでいます。
ゲストハウスの名は旧ホテルにちなみ、〈ゲストハウス KAINAN〉。
いま、2018年4月のオープンを目指し、クラウドファンディングが実施されています。
プロジェクトの代表は、高松市出身で
〈BOOK MARÜTE ブックマルテ〉代表の小笠原哲也さん。
小笠原さんは同市で〈古道具MARÜE〉〈ゲストハウスまどか〉、
台湾で〈緑光+marute〉も運営されています。

左から代表の小笠原哲也さん、大野顕司さん、高田陸さん、箱崎菜海さん
小豆島といえば現代アートの祭典〈瀬戸内国際芸術祭〉の舞台。
ゲストハウス KAINANではアーティスト・イン・レジデンスや
ブックカフェ、交流スペースを併設し、
島の人とアーティスト、ゲストが交流できるような場をつくっていきたいのだとか。
これは楽しくなりそう!
小豆島へは、香川県の高松港からフェリーで約1時間。

1年を通じて暖かく、島の約7割を占める山間部には数々の絶景スポットが点在し、
真っ白な砂浜のある海ではマリンスポーツも楽しめます。
小豆島の暮らしは、〈HOMEMAKERS〉の三村ひかりさんによるコロカルでの連載、
小豆島日記でもおなじみです。


豊かな食文化も小豆島の魅力のひとつ。豊富な海の幸に山の幸、400年の伝統を有する醤油や手延べ素麺などがあります。また、日本で初めてオリーブの栽培に成功した島としても知られています。
ホテルから砂浜までは、歩いて5分。
客室からはうつくしいオーシャンビューがのぞめます。

ゲストハウスをつくる理由は、遠方からの旅行者や芸術祭を訪れる
アーティストが多いにも関わらず、島内の宿泊施設が不足しているから。
「長く滞在できる場所をつくることで、小豆島を満喫してほしい。
そして、自然ともアートとも触れ合える、ここでしか感じられない空気をゆっくり感じてほしい」
というのが小笠原さんたちの願いなのです。

2017年12月16日(土)〜12月24日(土)、
〈みどり荘 中目黒ギャラリー〉(東京都目黒区)にて
北海道在住の木彫り作家、西山忠男さんの個展『OWL』が開催されます。
今回展示されるのは、ふくろうやアイヌの女の人の木彫り作品などを
手がけてきた西山さんが密かにつくっていた“燭台”。
一度役割を終えた古い鍬(くわ)の鉄の部分からつくったものだといいます。

「使い終わったからと言って無暗に捨ててはならないものだと思った。
あの鍬には北海道の開拓の歴史が詰まっている。
もう一度、色んな人に見てもらうためには明かりしかないと思ったんだ」(西山さん)

西山さんは、現在80歳。
兵庫のご出身で、若い頃は東京・浅草でアクセサリーデザイナーとして
サラリーマン生活を送っていたそうですが、
あるとき北海道の阿寒へ移住し、木彫り作家としての活動をスタートさせました。
それから30年もの間、北海道のアイヌの人たちと
交流を深めながら作品をつくってきたのだそう。
さらにギャラリーやレストラン、ホテルなどを経営し、ビジネスでも成功を収めました。
西山さんが阿寒、札幌、富良野を経てたどり着いた地が北海道上川郡東川町。
そこに住居兼お店〈ふくろうの店〉をかまえ、生活をいとなんできました。


そんな西山さんが人知れずつくってきた燭台を見い出したのは、
写真家の安永ケンタウロスさんでした。
家族とともに東川町に移住してきたという安永さんは
「北海道道1160号を車で走る度に〈ふくろうの店〉が気になっていたのだが、
なかなか入り辛い、どこか重々しい雰囲気があった。
しばらくした後、意を決して入ってみると、
西山さんは僕を快く受け入れてくれた」と語ります。
それからふたりは徐々に親密になっていき、あるとき西山さんから
「誰にも見せていないんだが、感想を聞かせて欲しい」と燭台を見せられたのだとか。
今回の展示は、安永さんがその燭台に感銘を受け、
「もっと多くの方に見てもらいたい、触れてもらいたい」と思ったことから実現しました。
このたび会場には、その燭台と燭台を写した安永さんの写真50点、
ふくろうの木彫りが並びます。

写真:安永ケンタウロス
北海道の森に暮らすエゾモモンガ。
大きな目がチャームポイントのエゾモモンガは、
まるでモルモットやハムスターのような愛くるしい姿で、
頭から尻尾まで、体長わずか20センチ、体重約100gのコンパクトサイズ。
“空飛ぶハンカチ”という愛称で、
その愛らしい姿と仕草にメロメロになってしまう人が続出!
そんなエゾモモンガの写真集『モモンガだモン!』が天夢人より出版されました。
自然のなかでは、なかなか目にすることのできない
小さな森の住人=モモンガが繰り広げる、
まるでぬいぐるみのようなかわいさいっぱいの私生活が盛りだくさん……!



いずれも、気鋭の写真家・太田達也さんが長年かけて撮影した
ベストショットの数々です。
京都御所の東に建つ、築90年を超える日本家屋にあるギャラリー〈日日(にちにち)〉。
そのなかに、まるで隠れ家のようなティールームがあります。
名前は〈冬夏(とうか)〉。
「冬夏青青 とうかせいせい」という、冬も夏も青々としている松の木に、
枯れない志を重ねた孔子の言葉にちなんでいるのだとか。

オーナーはドイツ出身のエルマー・ヴァインマイヤーさんと、奥さまの奥村文絵さん。
職人の手仕事を紹介する仕事はもう20年ほど続けてこられましたが、
ティールームは2015年にオープンしたばかり。
フードディレクターとしても活躍する奥村さんの経験を生かして、
本当においしいお茶とお菓子を提供しています。
(奥村さんのフードディレクションのお仕事についてはこちらから)
御苑の樹々のあいだを歩き、東側の門をぬけたら、日日/冬夏はもうすぐ。

門をくぐり戸を開けると土間があり、廊下の向こうにはギャラリーと
グローサリーを置いているスペースがあります。
ティールームは玄関を入って直ぐ左手。
何も知らなければ、気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。
なかには大きな栃の木のカウンターがあり、低くつくられた窓から庭の緑が見えます。


席は6つのみ。お茶とカカオまたは京都の職人さんがつくる朝生菓子のセット(1500円〜)などがいただけます。
お茶を頼むと、お店の方が目の前で時間をかけていれてくださいます。
慌ただしい時間と隔絶された空間にいると、そのときまで贅沢に感じられるよう。


ときには、〈日日〉の展示作品が〈冬夏〉の壁を飾ることも。こちらは2017年10月に行われた〈ART BOOKS〉展の開催期間中に展示されていたアレクサ・デアさんの作品。
そのお茶をひと口飲むと、ここちよい苦みがすっと身体に染み込み、
背筋が伸びるような気がします。
こちらで出しているのは、無農薬特別栽培の茶葉を使った冬夏オリジナルのお茶。
滋賀県朝宮などの生産者から仕入れたお茶を、
それぞれの茶葉のおいしさを最大限に生かす湯加減と蒸らし方でいれてくださいます。

「茶づくりは“共存共栄”。農薬を撒かない畑では、猪や鹿が新芽を食べ、
カマキリや蜘蛛が巣を張り、様々な生き物の営みと共にある。
クローバーが茶畑を外敵から守り、てんとう虫が天敵を探して盛んに動き回る。
土は生き生きと茶の根を受け入れ、その恵みの先に茶を喫む私たちがいる。
自然の循環の中で育つ茶の木はおどろくような生命力に溢れている」
(冬夏のリーフレットより)


冬夏では何度も生産者のもとへ通い、品種や畑、収穫年や栽培環境を学びながらオリジナルのお茶をつくっています。
レストランバスがいよいよ、京都を期間限定運行します。
期間は、2018年1月26日(金)から2月24日(土)まで。
(※運行日は記事の最後に掲載)
レストランバスとは、バスからの眺めと食を同時に楽しめるバスツアー。
2016年より新潟、北海道、東京、熊本、沖縄などを運行し、
農園で採取したとれたての野菜を味わう料理など、その土地ならではの食を提供してきました。
京都バージョンのレストランバスは、和風のイラストで全面をラッピング。
内装は老舗料亭を意識し、本物の石を使用した階段をつくったのだとか。

レストランバスの醍醐味は、2階建てバスの上階から見る景色です。
屋根はオープンルーフとなっており、寒い日や雨の日でも開放感が楽しめるよう、
ポリカカーボネート製の開閉式ルーフ構造になっています。
日差しの強い日はロールスクリーンで遮ることも可能だそう。
座席は、テーブルをはさんだ対面式。
これなら、ゆっくり食事が楽しめそうです。


2017年12月10日(日)まで、
名古屋にて〈Assembridge NAGOYA 2017
現代美術展「パノラマ庭園 ータイム・シークエンスー」〉を開催中です。
アッセンブリッジナゴヤは、2016年にスタートした、
クラシック音楽と現代美術のフェスティバル。
舞台となるのは、名古屋の港まち。
今年は現代音楽から着想を得た展覧会や、
展覧会場でのコンサート、作曲家と映像作家のコラボレーションなど、
音楽とアートをつなぐプログラムが一層充実しているそう!

撮影:岡田和奈佳 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

小山友也さんによる作品。今回は、日常で時折耳にする他人のヘッドフォンやイヤホンの音漏れに合わせてダンスをするパフォーマンスを記録した作品『Dancing by myself.』を展示。撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

豊嶋康子さんによる作品。今回は平面と表裏の関係を明示させる『パネル』シリーズを中心に、旧・名古屋税関港寮に作品を展示。撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会
ぜひ見たいのは、注目の若手アーティストらが参加する
現代美術展〈パノラマ庭園— タイム・シークエンス —〉。
港まちポットラックビルや、旧・名古屋税関港寮、
名古屋港ポートビル、 ボタンギャラリー、
UCO(旧・潮寿司)ほか、港まち各所にアート作品が展示されます。
参加アーティストは朝海陽子さん、一柳 慧さん、L PACK.、
グエン・チン・ティさん、小山友也さん、鈴木 光さん、冨井大裕さん、
豊嶋康子さん、野村仁さん、法貴信也さん、山城大督さん、
ユーアン・マクドナルドさん。

豊嶋康子さんによる作品。撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会
タイトルの「タイム・シークエンス」という言葉は、
日本と代表する作曲家、一柳慧さんが1976年に発表したピアノ曲
『タイム・シークエンス』に着想を得たのだとか。
展覧会では一柳さんの『タイム・シークエンス』に関する資料展示や、
自然現象と時間や場所の関わりに言及する作品、建築に作用する作品などが展示されます。

「アッセンブリッジ(assembridge)」とは、「集める」「組み立てる」などの意味をもつ「アッセンブル(assemble)」と「ブリッジ(bridge)」を組み合わせた造語。 音楽やアートが架け橋となってつながりが生まれ、新たな文化が育まれていくことを目指しているのだとか。 撮影:岡田和奈佳 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会
ぜひ注目してほしいのが、展示会場にもなっている空き家を活用したスペース。
港まちでは、これまでに社会とアートのあり方を模索する〈地域美学スタディ〉、
港まちの空き家を調査し、リノベー ションによって再生する〈空き家再生プロジェクト〉、
土づくりからまちづくりを考える〈みなとまちガーデンプロジェクト〉にも取り組んできました。
このフェスには、そうした継続的なプロジェクトと連動していくことによって
多様な関係性を築き、「場」「まち」「人」を育てていきたいという思いがあるんです。
俵(たわら)をかたどるしめかざり。山形県鶴岡市
今年も残すところわずか。そして新年を迎えます。
お正月といえば、“しめかざり”。日本各地で、
稲藁を用いて伝統的な手法により作られたお正月の飾りです。
森須磨子(もり・すまこ)さんが全国を訪ね歩き収集した、
わらでつくられた昔ながらのしめかざりをまとめた書籍
『しめかざり——新年の願いを結ぶかたち』(工作舎)が出版されました。

仏教法具のひとつ「宝珠」をかたどるしめかざり。広島市

長野県上田市の「宝珠」をかたどるしめかざり。背面に松が飾られている。
もともと、しめ縄の文化から発生したしめかざり。
通常、しめかざりは橙などで彩られますが、
本書では、それらの装飾を取り外し、飾らない姿を掲載しています。

鶴(大分県由布市)、九州地方には「鶴」のしめかざりが多い。
本書の特徴は、オールカラーの写真で、たくさんのしめかざりが紹介されていること。
鶴(九州各地)、宝船(徳島)、海老(鳥取)など、英文解説とともに
美しいビジュアルページで紹介します。
また、2章:「しめかざり探訪」では、著者の森須磨子さんが
20年近く続ける年末年始のしめかざり探訪の旅から、山形・埼玉・香川・福岡での体験を掲載。
軒下に気になるしめかざりを発見して即取材、作り手たちとの交流や、
しめかざりに込められた土地の願いを綴ります。

鋭利な蛇の歯のようなつらら。しめかざりが巨大な蛇に呑みこまれたかのように見える。岐阜県高山市
京都御所西に、築100年近い長屋をリノベーションした
十の舎(いえ)からなるホテル〈四季十楽〉があります。
「十の舎からなる」とうたう所以は、1棟貸しの客室が十あるから。
すべての客室に1階と2階があり、どの部屋もひとつとして似ていません。
こんな町家に泊まれるなんてうれしいですね。

門扉とサロンを手がけたのは、パリを拠点に国内外で活躍する建築家、田根剛さん。Photo:Yuna Yagi

Photo:Taisuke Koyama

京町家をそのまま生かした空間になっている1号室。2階からは緑の庭や路地の景色が楽しめます。床の間にあるのは、写真家の小山泰介さんの作品。Photo:Taisuke Koyama

6号室、2階のベッドルーム。照明とエスニックなラグ、アンティーク家具のコーヒーテーブルセットを配したモダンなお部屋です。Photo:Yuna Yagi
こちらでは2016年のオープン以来、さまざまなおもてなしを提供してきました。
ユニークなのは10人の才人による京の時間、京の心を体験するための
十のおもてなしプログラム「十楽」。
おもてなしを提供するのは、次の10人です。
一、味楽 冷水希三子(料理家)
二、美楽 小山泰介(写真家)
三、花楽 西山隼人(花屋みたて主人)
四、匠楽 田根剛(建築家)
五、室楽 小林和人(Roundabout店主)
六、画楽 高岡一弥(アートディレクター)
七、庭楽 西畠清順(そら植物園代表・プラントハンター)
八、身楽 手島渚(WHOLE TREAT SPA Inst. 代表、セラピスト)
九、装楽 野村春花(染士)
十、読楽 光村推古書院
ご存じの名前を見つけた方もいるのでは? そんな四季十楽が、
今年の冬から来春にかけて花屋〈みたて〉、料理家の冷水希三子(ひやみずきみこ)さん、
〈菓子屋ここのつ〉による特別なおもてなしプランを用意しているよう。

菓子屋ここのつによる秋のお茶菓子「柿バタもなか」。ここのつのお菓子は、宿泊のお客さん全員に提供されます。
東京都西部の福生市。
横田基地があり、異国情緒溢れる町並みなどが知られています。
そんな福生市の福生市商工会が、PRアニメーション作品
『映画監督とぶらり!まち歩き』を制作!
映画『シン・ゴジラ』の監督を務めた樋口真嗣さんをはじめとする
監督たちが、福生市内をぶらり散策するまちあるきアニメになっています。
この動画の狙いは、福生市で行っているフィルムコミッション事業の周知と、
イメージアップおよび交流人口の増加。
登場するのは、樋口真嗣監督、尾上克郎監督、また学生時代に市内のアメリカンハウスに
工房を構え創作活動を行っていた、福生にゆかりのある原口智生監督の3人。
映像内で本人役として登場する彼らが、市内で撮影されたロケ地などを巡ります。

樋口真嗣監督

ロケ地探しに奔走していた若手アシスタントディレクターのマツコにアドバイス

福生でロケを敢行

たくさんのアーティストが住んでいた福生