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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
新潟県長岡市で地産品の企画・開発・製造・販売を手がける
〈FARM8〉から新潟の魅力がつまったギフトセットが発売されました。
ラインナップは、日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」や、
醸造のまち、摂田屋の醤油や味噌、ビーフジャーキー「越後の肉塊」、
発酵スパイスのグルテンフリー酒粕カレー、甘酒ポタージュセットなどなど。
商品構成がとってもユニークです。
発酵食品が好きな方におすすめなのは「醸造の摂田屋S.T.B ギフトセット」。
摂田屋は、江戸時代から続く醸造のまち。
このボックスには、摂田屋にある〈越のむらさき〉の二度仕込み醤油や鰹だし醤油、
〈星野本店〉の特製白だしと塩こうじ、
〈星六〉の「越後赤味噌」がセットに。
地元で長く愛されてきた濃厚な深みが味わえます。
同社では、ほかにも酒粕を使ったジェラートやスパイスなど、
ユニークなアイデアを生かした商品を色々つくっているんです。
こちらはなんと、パンに塗る酒粕クリーム。
「健康にいいと話題の酒粕をどうやって摂取したらいいかわからない」という
声に応えて開発した商品なのだとか。
主原料の酒粕には、酒粕を乳酸菌で醗酵させたダブル醗酵食品「さかすけ」を使っています。
パンde酒粕にはココナツミルクを使用した〈パンde酒粕 スイートココナッツ〉もあります。
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新潟には、「雪晒し」など雪国ならではの技術から生まれた美しい和紙があります。
こちらは、FARM8が長岡市の小国地域にある〈小国和紙生産組合〉と
共同で手がけた耳つき手漉き和紙(※)の年賀状。
※耳つき手漉き和紙:四辺を切り落とす処理がされていない和紙のこと。
小国では伝統製法を守りつつ、豪雪を耐えしのぎ、雪解け水から育った楮(こうぞ)を原料に、
楮の栽培から手漉きの紙づくりまでを一貫して行なっているのだそう。
お正月に相応しい、おめでたいデザインも素敵です。
こちらも、同組合と手がけたもの。
切り目や縫い目はどこにもなく、1枚の手漉き和紙を折り込むだけで
こんなに美しい形が生まれるのだそうです。
表面の仕上げには柿渋やこんにゃくのりなどの自然素材が使用されています。
柿渋は使えば使うほど味が出るのも魅力。
FARM8の商品は地域プロデュースストア〈FARM8 ReACTION STORE〉や
オンラインストアなどで購入できます。
ストアには、新潟産の商品が買えるショップとカフェを併設。
醸造のまち、摂田屋観光の休憩場所としてもおすすめです。
長岡に行かれた際はぜひお出かけになってみてくださいね。
information
FARM8 ReACTION STORE
営業時間:9:00〜18:00
住所:新潟県長岡市宮内3-3−19
アクセス:宮内駅(長岡駅となり)から徒歩1分
電話:0258-94-5518
定休日:土曜・日曜・祝日
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