〈Sugarf(シュガーフ)〉誕生! 長崎発・砂糖がテーマの スイーツブランド

鎖国だった江戸時代、長崎の出島から荷揚げされ、
京・大坂、江戸へと運ばれていった砂糖。
そのルートとなった長崎街道は、いまでは「シュガーロード」と呼ばれています。

そんなシュガーロードの始まりの地、長崎から
新しいスイーツブランド〈Sugarf(シュガーフ)〉が誕生しました。
JR長崎駅直結の商業施設〈アミュプラザ長崎〉に先日オープンした
このお店の店頭には、さとうきびなど国内産の素材を使用し、
砂糖にこだわった個性豊かなお菓子たちがラインナップしています。
それでは長崎発・砂糖のお菓子をご紹介!

トルテポット

トルテポット 1,296円(税込 以下全て税込価格)

上品な風味の国内産さとうきびで作られたきび糖を使用。
上質なスポンジ生地を焼き上げるために特別な製法で作られた小麦粉で
作られた、しっとりとした味わい深いバターカステラ。
シナモン風味のスペキュロススパイスが美味しさの特徴。

ビスケットフォンデュ

ビスケットフォンデュ 1,296円

熊本の“阿蘇小国ジャージー牛乳”を使ったカスタードクリームと、
九州産のクリームチーズ、国産バターで仕上げたスフレ生地の中に、
黒糖のビスケットを閉じ込めたスイーツ。
キャラメリゼした表面のパリっとした香ばしさと
クリーミィーな食感のハーモニーがポイントです。

クロッカンクッキー

クロッカンクッキー 3個入り 497円

3種類のナッツと国産100%のきび糖、表面にコーティングした
キャラメルチョコの組み合わせ〈クロッカン〉。
カリカリ、ザクザクの食感と贅沢なナッツの風味が特徴。
ナッツの香ばしさがたまりません。

〈春陽食堂〉相藤春陽さん  マンションの一室の食堂から 熊本の食ブランドへ

食は、すべての人、すべてのことにつながっている

大地、海、太陽、森、風、そして水。
その土地のさまざまな自然の恩恵を受けて食べものは育つ。
そして、土地の人たちはその恵みをいただきながら日々の営みを続ける。
太古の昔から、なんにも変わらない食と人のつながり。
人の活動源であり、健康を育むものであり、命のもとになるもの。
そして、土地の文化や歴史のなかにも必ずといっていいほど関わっているもの。
すべての人、すべてのことにつながっている食を通して
熊本の魅力を発信しているひとりの女性がいる。

栄養指導の一貫として、玉名市にある病院に併設されたキッチンスタジオで料理教室を開いている相藤春陽さん。

管理栄養士である相藤春陽さんが〈春陽食堂(はるひしょくどう)〉を
オープンしたのは、平成28年4月13日。
場所は、熊本市内の住宅街にある小さなマンションの一室。
食堂といっても、店を構えて、いらっしゃいませ、と客を迎えるようなものではなく
事務所として借りている部屋の一角にテーブルを準備し、
1回につき、最大4人まで迎え入れる会員制の食堂。

メニューは、季節のものを使った家庭料理の定食のみ。
旬をとり入れ、土地のものをふんだんに使い、どこかほっとするような
懐かしいような、家庭の味を楽しみながら、大人が食に向き合える時間を提供したい。
それまで栄養指導や料理教室などで、言葉で伝えてきたことを、
誰かといっしょに食べるという時間を設けることで、“実感”として受け取ってほしい、
という春陽さんの願いが込められている。

その活動趣旨に興味をそそられ、春陽食堂オープン2日目、
4月14日のお昼に、春陽食堂を訪れた。

献立は、甲佐うなぎごはん、かぼちゃのひき肉あんかけ、
たけのこ辛子酢みそ、千紫万紅ピクルス、そして旬野菜のお味噌汁。

甲佐は、熊本県中部にあるまち。4月14日お昼の春陽食堂のメニュー。千紫万紅ピクルスを数種類食べた後であわてて写真を撮ったため、ピクルスの種類が実際より少ないが、文字通り“千紫万紅”でした。(撮影:筆者)

献立のレシピのことや、食材のこと、食材が育ったまちのこと、
それをつくっている生産者のこと。
この日初めて会った人がいるのにもかかわらず(春陽食堂は相席制)
「食」という共通の話題で盛り上がった。
同じもの、しかも家庭料理を、同じテーブルを囲んでいただくことで、
まるで家族のような、そんな不思議な距離感を味わえた。

想像するに、春陽さんは、この食べている時間、食べたあとの時間もひっくるめて
「春陽食堂」だと考えていたに違いない。
お昼を食べる。ただそれだけの短い時間で、
季節を感じ、つくる人の気持ちを想像し、土地のことを想い、
昔の記憶を呼び起こし、おいしい、という感動を噛みしめる。
そして、目の前にいる人とさまざまな話題を共有する。

2時間という時間があっという間に感じられた。
「また、メニューが変わったらうかがいます」と、春陽食堂をあとにした。

そしてその日の夜、熊本を未曾有の災害が襲う。
後になって4月14日の地震は「前震」と発表された、平成28年熊本地震だ。

〈Go! Hatto 登米無双〉 おばあちゃんが敵をなぎ倒す PR動画公開

宮城県の北東部に位置し、
古くから米の名産地として知られる登米(とめ)市。

登米産の〈ひとめぼれ〉はランキング最高“特A”を連続受賞するこめどころ。
冬にはラムサール条約登録湿地の伊豆沼・内沼などに多くの渡り鳥が
飛来するなど、 豊かな自然が数多く残るところです。

そんな登米市のオリジナルPR動画『Go! Hatto 登米無双』が、
本日Youtube上及び公式WEBサイトにて公開。
意外にも、おばあちゃんが敵をバッサバッサなぎ倒す、
本格アクション作品になっています。

動画のストーリーは…

のどかな登米市に突如現れた謎の集団。
登米市の郷土食、“はっと”をご法度(禁止)にしようと企みます。
市民が悲嘆に暮れる中、立ち上がったひとりの女性、「トメ」が闘い、
登米市に平和を取り戻すといったもの。

こちらが「はっと」

ロケ地は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート、
カヌー・スプリント競技場候補地である登米市内の長沼や、
国指定重要文化財である教育資料館を始めとした登米市の名所。

動画には多くの登米市民をはじめ、布施孝尚市長や栗山健作副市長、
登米市の観光PRキャラクター“はっとン”も出演しています。

薩摩藩士から カリフォルニアのワイン王へ! 長沢鼎に学ぶ トークショー&ディナー

時は幕末、今から151年前の1865年。
わずか13歳で薩摩藩(現・鹿児島県)からイギリスへ留学し、
のちにカリフォルニアでワイン事業を成功させた人物をご存知でしょうか?

彼の名は、長沢鼎(ながさわかなえ)。
薩摩藩の財政悪化により渡英した仲間たちが次々と帰国する中、
数名の同志と共にイギリスからアメリカへと渡った長沢は、
アメリカでの師であるトマス・レイク・ハリスが始めたワイナリー経営を継承。

カリフォルニア州内10大ワイナリーのひとつにまで育て上げ、
「カリフォルニアのワイン王」、「葡萄王(Grape King)」と
称されるほどの大成功を収めました。

鎖国時代に密かに海を渡り、カリフォルニアのワイン王へ登り詰めた長沢鼎

そんな長沢が、日米の今に何を遺し、何を伝えているのかを学びながら、
カリフォルニアワイン、そしてカリフォルニア料理を味わうイベント、
〈Satsuma Students Dinner via California 〜長沢鼎に学ぶ〜〉が、
11月26日(土)、旅立ちの地である鹿児島県・羽島にて開催されます。

会場は、長沢をはじめ、大志を抱いて英国へ密航留学した
19名の若き薩摩藩士について紹介する〈薩摩藩英国留学生記念館〉。

ランドスケーププロダクツ編集者で、
『ぼくの鹿児島案内』などの著作もある岡本仁さんのトークショーと、
カリフォルニア・バークレーのオーガニックレストラン
『シェ・パニース(Chez Panisse)』元総料理長のジェローム・ワーグ氏、
原川慎一郎さん(東京・目黒『BEARD』元オーナーシェフ)が手がけるディナーで、
長沢鼎の遺したものに、想いを馳せるひとときとなりそうです。

果物王国の独自栽培法とは? 長野のりんごがおいしい理由

おいしさの秘密は標高と寒暖差?

ケーキにたっぷり盛られたおいしそうなフルーツ。これらはすべて長野県産。
長野県はりんごをはじめ、ぶどうや桃など、さまざまなな果実を
多く全国に供給している全国有数の果物王国です。
そんな長野県産の果物の魅力を知り、味わうイベントが、9月下旬、
銀座の一角にある長野県のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉で開催されました。

豊かな風土に育まれた信州の食や暮らしを紹介し、首都圏と信州をつなぐ目的で、平成24年10月にオープンした〈銀座NAGANO〉。1階では信州を代表する食材や伝統食を販売、2階はイベントスペースになっていて、より深く信州を体感できるイベントを随時開催しています。

イベントにはまず、長野県出身で、全国第1号の野菜ソムリエでもあるKAORUさんが、
フルーツの楽しみ方や、フルーツをどう暮らしにとり入れたらいいかを提案。

シニア野菜ソムリエとして、後進の育成に力を注ぐほか、TVやラジオ、雑誌などで活躍しているKAORUさん。食全般の魅力や楽しさを幅広く伝えています。

KAORUさんの解説のなかで特に多く語られていたのが、長野県産りんごの魅力。
長野県では野菜なども含めた農地の標高がおよそ300~750メートルと高く、
その約8割は標高500メートル以上。
そのため夏でも昼間暑くても夜には気温が下がり、
その寒暖差が果物をおいしくするというのです。

また、長野県は典型的な内陸性気候で、果物の生育期である夏場は雨が少なく、
日照時間も長いため、より糖度の高いりんごが収穫されるのだそう。
確かに、ここで食べたりんごのおいしさといったら!

また、さまざまな品種を栽培していることも長野のりんごの大きな特徴。
長野県生まれのオリジナル品種だけでも〈秋映(あきばえ)〉、〈シナノスイート〉、
〈シナノゴールド〉、〈シナノドルチェ〉、〈シナノピッコロ〉など多様な品種があり、
8月から2月までの長期にわたって旬のりんごが採れるというわけ。

色が濃く、見た目も美しい〈秋映〉。甘みと酸味のバランスがよく、歯ごたえある食感が特徴。

続いて、〈銀座三笠曾館〉のフレンチシェフによる
フルーツの飾り切りワークショップも。
先ほどのケーキも銀座三笠曾館のパティシエによるもの。
そこまで本格的でなくても、家庭でも簡単にできる「飾り切り」を教えてくれました。

一見難しそうに見えるフルーツの飾り切りですが、薄くスライスしてずらしていくだけで、きれいに見えます。

切り方にちょっとした工夫を加えることで、こんな飾り切りが完成しました!

長野の果物の魅力に触れることができたイベント。
そのおいしさの秘密を探って、次はりんごの産地を訪ねてみることに。

〈ポムポムプリンカフェ〉 ポップでキュートな 新・名古屋めし

〈どえりゃあ絶品!名古屋ご当地!ポムポムプリンのひつまぶし〉【名古屋栄限定】 1,590円

サンリオの大人気キャラクター、ポムポムプリン。
そのふっくらとした癒し系の容姿から、
プリンの妖精かなにかだと思っていましたが、
実はゴールデンレトリバーの男の子なんだそうです!

そんなポムポムプリンをイメージしたカフェが名古屋に進出! 
2016年11月23日(水・祝)、名古屋の中心地・栄の
〈ポムポムプリンカフェ名古屋栄店〉としてオープン。
東京・原宿、大阪・梅田、神奈川・横浜に続く、
国内4号店目、東海初出店のポムポムプリンカフェです。

〈え!?みそカツ?本物そっくり!レアチーズケーキ〉【名古屋栄限定】 ※持ち帰りできるマグカップ付き 1,390円

このカフェの見どころは、ご当地メニュー“名古屋めし”と
かわいらしいポムポムプリンのコラボによる店舗限定メニュー。

みそカツにそっくりなレアチーズケーキ
〈え!?みそカツ?本物そっくり!レアチーズケーキ〉や、
うなぎの蒲焼に、薬味やお出し汁を注いで楽しめる
〈どえりゃあ絶品!名古屋ご当地!ポムポムプリンのひつまぶし〉
など、お馴染みの名古屋めしが大変貌を遂げています。
名古屋めしがこんなにポップになるなんて!驚きです。

〈郡山マルシェ〉開催! 野菜、スイーツ、できるだけの 郡山が代官山に集結!

福島県の中央に位置し、
東北地方で第3位の人口規模を誇る、東北の拠点都市・郡山市。

交通の利便性が良いことから「陸の港」とも称され、
人・モノ・情報が行き交う場として、
さまざまな産業や文化が発展し、根付いてきました。

そんな郡山市の魅力を多くの人に知ってもらおうと、
11月12日(土)、13日(日)の2日間、
東京・代官山の〈ログロード代官山〉にて
『郡山POP UP STORE ログロード~郡山マルシェ in 代官山~』が開催されます。

イベントは郡山市と、
福島の食の復興や地産地消推進のために
『開成マルシェ』などを企画してきた〈食大学〉による共催。

「見る・食べる・聴く・体験する・話す」の5つのキーワードをもとに、
郡山市の魅力を五感で楽しむ8つのブースを出展予定だそうです。

郡山の大地が育む野菜たち。一般公募で決めるというユーモアたっぷりの野菜名にも注目

ブースには、全国的に注目を浴びている「郡山ブランド野菜」の生産農場や、
郡山市内の蔵元、地元で人気のスイーツ店〈向山製作所〉などが出展。
生産者と直接コミュニケーションをとりながら、お買い物を楽しめます。

今回の『郡山マルシェ』では5軒の農家が出展予定。生産者との会話も楽しんで!

さらに、郡山市出身で〈KIHACHI〉レストランの
エグゼクティブシェフである鈴木眞雄氏とコラボレーションした
『郡山マルシェ』限定メニューも登場するとか。
郡山市の食材を使用した、ここでしか食べられない特別メニューです。

今日のおやつ: 大人気!女子ウケ抜群 〈イカ天瀬戸内れもん味〉 おいしさの秘密とは

今日のおやつは、“おいしすぎる”
“女子会のおつまみに最高”など、メディアでも話題沸騰中の
広島県発のスナック〈イカ天瀬戸内れもん味〉。

作りては、広島県尾道市でイカ天の製造業として
昭和36年に創業したまるか食品。
近頃は首都圏のコンビニでも発売されている、
このイカ天を食べてみました!

イカ天といえば“酒のつまみ”として定番ですが、
こちらの商品の特徴は、女子から大人気なこと!
いったいどんな秘密が隠されているのでしょうか?

まずなんと言っても女子を惹きつけるのが、パッケージ!
鮮やかな黄色をバックに、
レモンのかわいいイラストと水色で書かれた商品名。
やわらかさを表現するために商品名は手書きにしたそうなのですが、
これが女子ウケばっちり!

女子会にあったらみんなで“かわいい~”と
言ってしまいそうなデザインです。

開発チームがこだわったパッケージ

そして袋を開けてみると、中には一口サイズのイカ天がたくさん!

こちらも女性向けに考えられたポイントで、
女性が頬張りやすい、小さいサイズになっているんです。

大きな口をあけて食べるのが恥ずかしい・・・
バリバリ音を立てて食べたくない・・・なんて心配も無用!
(おいしすぎてバリバリほおばってしまう可能性はあるかも?)

女性向けの一口サイズ

そして気になる“瀬戸内レモン味”ですが、
イカ天を口に入れるとまずレモン風味の強さに驚きます!
このレモンの強い酸味がおいしさの最大のポイント。
イカ天本来の濃い味付けにレモンの酸味が本当にマッチしていて
次から次へと手が止まらないんです。

イカ天というと、濃い味付けで脂っこく、
どちらかというと女性にはあまり受け入れられない
というイメージですが、
レモンの酢っぱさを加えることで
女性でも食べやすく、とてもさっぱりした味になっています!

〈SLOW GELATO〉 障害のある人たちとクリエイターの 想像性が生きるスローな ジェラート店

2016年7月、熊本県合志市に〈SLOW LABEL(スローレーベル)〉と
〈野々島学園〉によるジェラート店〈SLOW GELATO MADE IN NONOSHIMA
(スロージェラートメイドインノノシマ)〉がオープンしました。

ここは、クリエイターと企業や福祉施設をつなげて
ものづくりにとり組むSLOW LABELと
障害がある方のための就労支援施設、野々島学園が共同でオープンさせたお店。
学園のみなさんとクリエイターがコラボし、
新しいテイストのジェラートを提供しています。

野々島学園では障害がある人たちの天性の良さを
生かすことをモットーとしており、
現在40名ほどの知的障害のある方が通い、
ステンドグラスや手織り、陶芸、園芸、パンづくり、ビーズ織りなどに励んでいます。

お店の特徴は、野々島学園のみなさんと
クリエイターの発想がぶつかり合い、
ここでしか味わえない体験を生み出しているところ。

たとえばジェラートのレシピは「食べるシチュエーションをデザインする」をコンセプトに
ケータリングや飲食店のメニュー開発などで活躍しているフードデザイナー、
モコメシ/小沢朋子さんが考え、
ジェラートの製造に携わるのは、普段、学園でパンやお菓子づくりにとり組んでいるみなさん。

地元の野菜や果物、大豆、麹などを
ふんだんに盛り込んだ、これまでにない味が魅力です。
1番人気の「ご汁&プラリネ」は、砕いた大豆を牛乳で煮てつくったジェラートに、
大豆のプラリネ(ナッツ類をカラメリゼしたもの)をトッピングしたもの。
大豆の優しい風味と香ばしさが楽しめます。
「ご汁」は、日本各地で親しまれている郷土料理なのだとか。

そのほかにも「こだわりミルク」や「晩白柚&白岳(米焼酎)」
「煮込みトマト&生姜」「レモンミルクカルダモン」「熟成紅茶のスパイシーチャイ」
限定で登場するブリオッシュサンドなど、魅力的な味がいろいろ。
(メニューは季節によって変動あり)

お店は、もともとカフェだった建物を
インテリアデザイナーのOFFRECO/ヤマシタマサトシさん、
デザインスタジオ〈SAFARI.inc〉とコラボレーションしながら、みんなでDIYしました。
器も、学園内にある陶芸工房でひとつひとつ手づくり。
器のデザインは、山源陶苑のTOKONAMEなどに携わった高橋孝治さんが手がけています。

SLOW GELATOのはじまりは、SLOW LABELのディレクター、栗栖良依さんが
講演のために熊本を訪れ、野々島学園の土井章平さんと出会ったこと。
栗栖さんいわく「意気投合して、ノリでつくってしまった」お店なのだとか。

〈新・秋田の行事 in おおだて2016〉 秋田の1年を2日に凝縮! 伝統芸能・工芸・そして肉

2016年10月29日(土)・30日(日)の2日間、
大館市の大館樹海ドームにて〈新・秋田の行事inおおだて2016〉が無料開催されます!
伝統芸能からグルメまで、秋田パワー全開の祭典になっています。

まず、お祭り広場では、秋田を代表する伝統芸能やお祭りが一堂に集結!
北秋田市の根子番楽、羽後町の西馬音内の盆踊、
大館市・神明社の曳山車、八郎潟町の願人踊、秋田市の竿燈、
男鹿市のなまはげ太鼓などなど
合計24もの舞いやお祭りがひっきりなしに上演。
「祭り囃子の共演」という、ほかでは見られないショーもあるようです。

メインステージは2,000席を超える観覧席

そのお祭り広場の反対側には、
秋田のおいしい地酒が味わえるSAKABARや
B級グルメがそろうブースがあり、
舞台を見ながら味わうことができます。

また、同時開催の〈肉×博 ~肉の博覧会 in おおだて2016~〉では、
大館特産の比内地鶏や大館さくら豚のほか、
馬肉煮込み、馬肉ステーキ、秋田牛サーロインステーキ、
なまはげスパイシーチキン、比内地鶏ラーメン、
熊肉の煮込み、仙台発祥牛タン塩焼などなど、
秋田県産を中心にしたさまざまな肉料理が堪能できます!

肉汁がそそる肉×博。

〈島の食卓 2016秋〉 淡路島をオーガニックの島に。 有機農家によるマーケット

淡路島のオーガニック農家を中心に開催されるマーケット〈島の食卓〉。
8月に行われた第一回に続き、二回目となる〈島の食卓 2016秋〉が
2016年11月5日(土)に開催されます。

〈島の食卓 2016秋〉は、淡路島の農業生産者を発起人に、
加工品や飲食物を提供する人から消費者まで、
さまざまな立場の人が集いスタートしたイベント。

「オーガニックの島、淡路島」を目指し、
オーガニックがたくさんの人にとって身近なものになるように
マーケットの開催以外の仕組みづくりにも取り組んでいます。

会場となるプレーパーク〈淡路島マンモス〉は、
広大な里山を活かした空間で、自然と一体化した会場は
イベントの趣旨にもぴったり。

写真は8月に行われた第一回の様子。木々の間から太陽の光が射し、地面には枝や葉の美しい影が落ちる。

ブランコやハンモックなどの遊具もあるので、
大人だけでなく子供も一緒に楽しむことができます。

ブラックやきそば VS イタリアン ご当地グルメ対決 〈大新潟展〉開催!

2016年10月27日(木)~11月1日(火)の6日間にわたり、
神奈川県横浜市の〈京急百貨店〉に、新潟グルメが集合!!
“上越&佐渡の美味探究”特集ということで、
新潟県で親しまれてきたグルメや工芸の店舗が出店します!

目玉はなんといってもご当地グルメ。
糸魚川〈月徳飯店〉の人気メニューでもある〈糸魚川ブラックやきそば〉と、
半世紀の歴史を持つ新潟市〈みかづき〉の〈イタリアン〉による麺対決が登場!

糸魚川でとれる真イカのいか墨を使った、真っ黒な焼きそば〈糸魚川ブラックやきそば〉。
そして〈イタリアン〉は、自家製太麺とキャベツ・もやしを特製ソースで炒め、
粉チーズで味付けし、白生姜を添えて、特製トマトソースをかけたという
創意工夫あふれる逸品です。 
今回のフェアでは、オリジナルメニューである
〈2色のソースのハンバーグイタリアン〉を限定で提供します。

〈みかづき〉2色のソースのハンバーグイタリアン 570円(税込)※各日限定50食

また、新潟へぎそばの老舗〈小嶋屋総本店〉では
開店20周年記念のスペシャルメニュー〈秋の極み天へぎそば〉を提供。
つなぎにフノリを使用した、歯ごたえと甘みが自慢のへぎそばです。

京急百貨店 開店20周年記念〈小嶋屋総本店〉秋の極み天へぎそば 1,814円(税込)※各日限定40食

こちらは、佐渡沖などの旬の鮮魚を市場より直送。
地元佐渡でも人気の〈寿司弁慶〉による〈市場ちらし〉。

〈佐渡のすし 弁慶〉佐渡魚市場直送 市場ちらし(海老のお吸い物付)2,000円(税込)

MIO TABLE 日本の美しいグラスと スパークリング清酒でおもてなし 新潟のグラスと 秋の味覚でグランピング

和酒の楽しさを誰かとシェアしたくなる食卓。
それがコロカルの思う「MIO Table」です。
パーティというほど大げさではないけれど
お気に入りのグラスや食器を選び、日本各地の素材にこだわり、
シンプルでも気持ちが華やぐようなおつまみを用意。
相方は誰もが飲みやすい泡の和酒
スパークリング清酒〈澪〉をよく冷やしておきましょう。
グラスもメイドインジャパンのフルート型で。
それが「MIO Table」のこだわりのひとつです。

今回のテーマは「グランピング」。
爽やかな秋の休日を存分に楽しむなら
ちょっと“グラマラスなキャンプ”気分で
「アウトドアごはん」をいただきませんか。
ダッチオーブン版アヒージョとおとなのポテトサラダ
下味に凝ったBBQチキンがきょうのメニュー。
おうちのテラスや庭でも
秋晴れのときに試してみてくださいね。

そんなおもてなし用にストックしておきたいのが
台座部分がはずせてコンパクトに収納できる
アイデア賞もののシャンパングラス6客セット。
割れにくいプラスチック製なのに
その透明感と艶やかさは驚くほど。
ぱっと見ただけでは、とてもプラスチックには思えません。
このグラス、どうしてこんなに美しいのでしょうか。

独創性を重んじる風土が生んだ傑作

曙産業のデザイナー・佐藤弘幸さんにうかがうと、
やはりこのグラスは透明度やデザインに特別こだわったのだとか。
というのも、友人たちを自宅に招いたとき、
せっかくのおもてなしなのに普通のコップしかなくて残念だった。
そんな自分の体験が開発のきっかけだったので、
なんとか来客用として恥ずかしくないものをとまず思ったそうです。
しかし、そのために選んだ樹脂は成形が難しく、
水分量など成分の微調整が日々欠かせない。
また樹脂を流し込む金型にもクオリティが左右されてしまう。
特にこの金型の“磨き”はとても大切で、
技量が高いプロの職人が手掛けないと狙った透明感や艶が出ない。
これはもう手間を惜しんではいけない商品だなと佐藤さんも覚悟したそうです。

ただ、曙産業がある新潟県燕市は江戸期の「燕鍛冶」を起源とし
カトラリーなど金属加工で知られる“ものづくりのまち”。
安い輸入品に対抗し、自社製品の価値を高めるためにも、
身近なアイデアやひらめきをどうかたちにするか。
そんな気概に満ちた町工場がひしめいているので
いわゆる企業城下町とは全然雰囲気が違う。
佐藤さんはほかのまちの人からそう聞いてなるほどと思ったそうです。
曙産業も、商品の企画から金型設計、成形まで
自社で一貫製造しているプラスチックメーカー。
大ヒット商品の“ごはんがくっつかない”マジックしゃもじも、
現会長が長野冬季五輪でカーリングを観戦し、
氷上に傷をつけることで自在にストーンをあやつる様子を見て、
ダブルエンボス加工を思いついたとか。
「アメリカンドリームになぞらえて“燕ドリーム”と呼ぶ人もいますし、
もともと独創性を非常に重んじる風土なのかもしれませんね」
問題の“磨き”も他社で実力をつけた若手が戻ってきてクリア。
こんな燕市ならではの人のつながりにも助けられ、
組み立て方法やデザインも含め1年あまり試行錯誤を続けた結果
プラスチックの機能性×ガラスのような美しさ
「グラスティック」なシャンパングラスが実現したのです。

そういえば燕・三条など新潟県県央エリアは、
スノーピークやユニフレームなど
個性的なアウトドア用品メーカーがあることでも知られています。
こんなのがあったらいいな、という無数のひらめきと
金属加工という地場産業でつながっている人の熱気が、
“燕ドリーム”を支えているんでしょうね。

グランピング風のおもてなしなら食器にもひと工夫。ホーローのお皿など、手持ちのお気に入りを上手に活用して。シックなモノトーンのグラスは泡がキレイに見えて気分も上がりますね。組み立ても台座にグラス本体をしっかり差し込むだけ。乳児や医療部品用の樹脂なので繰り返し使っても安心安全です。

グランピング用の設備が整ったキャンプ場はいま大人気。でも遠くまで行かなくてもグランピングやアウトドアごはんが楽しめるスペースも増えています。きょうの撮影もJR川崎駅から徒歩5分で行けるビルの屋上。しつらえに凝ったテントやBBQコンロなども揃っていてグランピング気分に浸れます。

●きょうのMIOグラス

曙産業 グラスティック スタック(6客セット) 2000円

住所:新潟県燕市南1-2-11

電話:電話:0256-63-5071(代)

http://www.akebono-sa.co.jp

●きょうのロケーション

ロックヒルズガーデン

住所:神奈川県川崎市幸区中幸町3-8-1

電話:044-589-4333

http://upbbq.com

〈れんこんどら焼き〉 売れてます! れんこん×白餡×生クリーム

れんこんとどら焼き...

一見ミスマッチな組み合わせのご当地スイーツが売れています! 
それが、茨城県土浦市の和菓子店〈久月総本舗〉の〈れんこんどら焼き〉。
お値段はひとつ180円(税抜)。

シャキシャキとしたれんこんの歯ざわりはそのまま! 
さらに生クリームと白餡をサンドしており、
まるで洋菓子の様な味わいに仕上がっています。

日本一のれんこん生産量を誇る茨城県。
なかでも土浦市・かすみがうら市はれんこんの生産が盛んなところ。
こちらの〈れんこんどら焼き〉は、蓮根をスライスし、
皮にもサンドにもたっぷり入れてしまいました! 
販売数が前年比200%を達成し、売上も好調なようです。

〈れんこんどら焼き〉を開発したのは、
創業63年の〈久月総本舗〉で、地元のれんこんを使ったお菓子を開発し続ける三代目社長。
健康に良く、美容効果があるれんこんをたくさんの方に食べてもらいたい、
茨城県の魅力をPRしていきたい、という想いで開発された、
茨城愛がほとばしるおやつです。

茨城のれんこんの旬は10月下旬から。
この機会に、茨城スイーツを味わってみてはいかがでしょう?!

購入はオンラインショップもしくは茨城県内の店舗にて。

information

久月総本舗

住所: 茨城県土浦市東真鍋10-4

Web:オンラインショップ

〈栗ばうむプレミアム〉 茨城の栗がぎっしり! 農園が作った注目バウムクーヘン

フルーツ大国の茨城県。
実は、栽培面積、生産量共に日本一を誇る“栗”の産地でもあります。
そんな茨城の栗がリアルなバウムクーヘンになったマロンスイーツ
〈栗ばうむプレミアム〉が登場しました。
栗を贅沢に使用し、和と洋の味わいを同時に楽しむことができる
画期的?!なスイーツです。

栗がぎっしり!

〈栗ばうむプレミアム〉は、茨城が誇る栗を様々な形に変化させて
バウムクーヘンのなかに詰め込んじゃったスイーツ。

バウムクーヘンの中心には、細かく切った栗の甘煮をたっぷりと
栗の餡に混ぜこんでいます。この栗餡を守るのは、約10層のバウムクーヘン生地。
栗のクリームを練りこみ、表面はミルクチョコレートでコーティングし、
香ばしいケシの実で栗をリアルに表現しています。
“栗風味”ではなく、“栗の味”として満足してもらうことが目標なんだそう。
価格は2,400円(税込)となっております。

東京の味。 文明堂東京の〈おやつカステラ〉で 仔グマグッズが当たる!

カステラ一番 電話は二番 3時のおやつは文明堂♪
というCMソングで、東日本の方にはおなじみの、株式会社文明堂東京。
あのCMは全国区ではなく、実は関東ローカルなんです。
そしてCMに登場する動物はてっきり猫だと思っていましたが
実は仔グマなんだそう! “カンカンベア”の愛称で親しまれています。

仔グマです

そんな文明堂東京が2015年から販売している〈おやつカステラ〉が、
2016年10月15日(土)よりキャンペーンを開催!
「おやつカステラ」個包装フイルムについている「バーコード」を
3枚集めてはがきに貼付して応募すると、抽選で135名様に仔グマグッズを
プレゼントする〈おやつカステラプレゼントキャンペーン〉を実施します。

文明堂東京は、明治33年(1900年)に長崎で中川安五郎さんが創業し、
実弟の宮﨑甚左衛門さんが東京へ進出して作った会社。

〈おやつカステラ〉は、
「もらって食べるカステラから自分で買って食べるカステラへ。」をコンセプトに、
昭和43年に生まれた文明堂のハニーカステラを二切れの食べきりサイズにして、
カンカンベアをパッケージにあしらいました。

270円(税込)という手頃な価格と、仔グマのかわいらしいパッケージで、
おやつに、気軽なプレゼントにと人気の商品です。

CMソングをイラストにした〈おやつカステラ〉

益子なのに〈ビルマ汁〉? 戦後の家庭料理が地元グルメに

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
栃木でコロカルが向かったのは、益子焼で全国的にも有名な益子町。

忘れられないビルマの味を再現

益子焼で有名な栃木県の益子町で、ここ数年で一気に人気が出てきた
地元のグルメがあります。
その名を、ビルマ汁! なぜ益子でビルマ?
若い世代はビルマという言葉にすらピンとこないかもしれません、
現在の国名はミャンマーですから。
とはいえ、最近になって無理矢理つくられた料理ではなく、
何十年も前から、“ある家庭”に伝わっていたものなのです。

さかのぼること70年以上、当時のビルマに出征していた飯塚潤一さん。
終戦して帰国後、ビルマで食べた料理が忘れられず、
日本でその味を再現しようとしました。それがビルマ汁です。
かつては飯塚家の家庭料理として食卓の定番でした。
親戚や近所の人には「おいしい」と知られていたものの、基本的には家庭料理。
それが数年前から益子の名物として徐々に広まってきたのです。

「昔は近所の農家から、トマトやナスを食べ切れないほどもらって、
どうやって食べようかと思えば、ビルマ汁にしたのよ。月に何回かはビルマ汁でしたね」
と言うのは、飯塚潤一さんの義娘の飯塚フミさん。

「そのうち、農家の人も『ビルマ汁つくってください』と
野菜を持ってくるようになった」
と言うのは、飯塚潤一さんの長男である飯塚洋さん。

珍しいものはなく、どこにでもある食材。

現在、益子町では17店舗がビルマ汁を提供しています。
各店舗ごとに味つけはアレンジされていますが、やはりオリジナルの味が気になります。
ということで、さっそく、フミさんにつくり方を教えてもらいました。

簡単な家庭料理。だからこそ継続は力なり!

まずは材料を用意。
豚バラのほか、なす、いんげん、じゃがいも、人参、玉ねぎ、鷹の爪が基本。
そしてビルマ汁にとって最重要なのがトマトです。

なすは皮をタテに筋状に剥きます。

トマト以外、すべての食材を入れて火にかけます。

水が入った鍋に、トマト以外の切った具材を入れ、塩を適量とサラダ油をひと回し。
フタをして煮込みます。煮立ったらアクをとり、だしを入れます。
野菜に火が通ったら、トマトを入れます。
フミさんは大胆に手でちぎってイン。だから完熟がベター。

「なんかおいしそうでしょ(笑)」
はい、ワイルドであり家庭っぽく素朴でもあり、
トマトエキスも出て、よりおいしくなりそうです。
味つけにカレー粉を少々。味を見ながら塩で調整しましょう。

アクを丁寧にすくう。

トマトは豪快に! 味の決め手です!

「70年前の日本には、トマトを煮るという感覚はなかったでしょう」(洋さん)

「最近の野菜は甘くておいしいんだけど、逆に私が教わった頃の味じゃないの。
だから塩は昔より少し多めに入れています」(フミさん)

農業が発達して野菜がおいしくなったけど、昔からの料理は味が変わってしまう。
でもフミさんは、毎年必ずビルマ汁をつくっているので、
毎年ちゃんと味つけを覚えています。それが奏効し、塩加減はバッチリ。

いい感じにグツグツしてきました。

こうして完成。さっそく、いただきます! 

〈名前のない料理店〉の 出張フレンチでパーティ! 沖縄食材を使った独創的な料理

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
南の島、沖縄でコロカルが体験したのは〈名前のない料理店〉。

その時々にある、島の食材で

南の島・沖縄で出張料理人として活躍しているのが
〈名前のない料理店〉の小島圭史さん。
自宅や宿泊先、イベントなどさまざまな場所に出張しては、
沖縄の旬の食材を、フレンチのコース料理で楽しませてくれるのです。

予約すれば、自宅や宿泊先など調理設備のある場所にはどこでも来てくれます。

ゴーヤやハンダマ、石垣牛にヤギ、少し考えを巡らせただけでも、
沖縄ならではの食材はいくつか浮かんできます。
でも、それらは実は沖縄にある食材の本当にほんの一部。
ほぼ沖縄の食材だけでつくられる小島さんの料理に出会うと、
島の食の豊かさにあらためて気づかされます。

東京で修業したのち、土地や文化に興味のあった沖縄へ。
その後、フランスへと学びの機会を求めた後、ふたたび沖縄へとやってきた小島さん。
東京や沖縄で料理をするなかで、「自分がつくりたい料理」を模索してきました。

そんな彼の料理の根底にあるのは、フランスで出会った「テロワール」という概念。
小島さんはこれを「料理のなかで、その土地の文化や土壌を意識すること」と
理解しているそう。
だから彼の料理には、沖縄という自分を生かしてくれる土地に感謝し、
その魅力をフレンチという料理を通して伝えていきたい、という思いが溢れています。

現在は30軒ほどの生産者とつながりを持ち、
旬の素材を、その都度仕入れて料理しています。
県内どこでも行きやすいように、拠点は本島の真ん中あたり、
うるま市の高速道路入り口のそば。食材を持って、どこへでも出かけます。

まずは〈キリン一番搾り 沖縄づくり〉で乾杯!

さぁ、それではさっそくコース料理を味わっていきましょう。

〈読谷山焼 北窯〉の松田米司さんのシックな器で出てきたのが、
1品目の前菜「宮古島 稲わらで燻した鰹」です。

宮古島産のカツオを卓上でスモーク。

「メニューには“鰹”と記しましたが、カツオに似た“ヤイト”という魚です。
金武町で栽培されているお米の稲わらで皮のほうだけ軽く燻し、マリネしています。
仕上げに卓上で15秒ほど軽くスモークします」

さっそく逆さにのせられたコップを開けると、ポワンとただよう稲わらの香り。

「ソースはさくら大根のかいわれですね、上の緑色は葉っぱのところです。
黄色い部分が沖縄在来の島にんにくのソース。
お米を玄米のまま圧力をかけて焼いたものを添えています」

箸を伸ばせば魚はしっとり濃厚で、奥に、にんにくがピリッと効いて絶品です。

1品目から目と口を楽しませてくれる小島さんの料理。
東京、フランスで修業を積んできたからこその本格フレンチ。
自宅や宿泊先に呼んで楽しめるなんて、なんという贅沢。

おいしい料理に会話もお箸も進みます。

沖縄には、「ビーチパーリー」というものがあって、
夏になるとビーチでのBBQを日常的に楽しんでいます。
それはもはや、文化とさえ言えるもの。
また、定期的に仲間内で集まる「模合(もあい)」をしたり、
沖縄の人は、仲間たちや家族と楽しく過ごす、賑やかな時間が大好き。

だからこそ、小島さんの出張料理というスタイルは、
いつもの集まりに、ちょっと変化をつけることができるとあって、
沖縄の人に喜ばれているのかもしれません。

そして自宅や宿泊先など、料理人を「自分のいる場所に迎える」ので、
リラックスして料理を堪能できる、というのも魅力のひとつ。

参加者の表情も自然と緩みます。

絶品の〈曙バーガー〉を求め、 北陸のマリンブルー 〈若狭和田海水浴場〉へ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
福井でコロカルが向かったのは、高浜町にある若狭和田海水浴場。

世界的な環境認証を取得した美しいビーチ

東海道新幹線から在来線に揺られて、合計4時間半。
福井県嶺南地域にある高浜町は、関東からは本当に遠く感じます。
でもそれ以上に、福井県北部の嶺北地域に住む県民にして

「遠いから行ったことがない」

「あそこは北陸ではなく関西」

とまで言わしめる、遠隔地の模様。いったい、高浜町ってどんな秘境!?

駅に着き、海を目指すと、海岸沿いの駐車場には、
ずらり関西圏ナンバーの車が並んでいました。
海水浴、サーフィンにと、お隣の京都をはじめとする京阪神から
足繁く通ってくる方が多いのだそうです。

海を愛する人たちがここに惹かれる理由は、なんといっても景観の美しさにあります。
私たちも、晴れた日の澄み渡るようなマリンブルーの海に驚き、
勝手に抱いていた日本海特有の荒波イメージが、がらりと変わってしまいました。

今年2016年4月には高浜にある海水浴場のひとつ、〈若狭和田海水浴場〉が
アジアで初めて〈ブルーフラッグ〉を取得。ブルーフラッグとは、
ヨーロッパを中心に50か国、約4000か所で取得されている国際環境認証で、
水質や環境マネジメント、環境教育やバリアフリー、安全・サービスなど
4分野33項目の認証基準を設けています。

高浜町がブルーフラッグ取得に乗り出したのは、
100年後も美しいビーチを子どもたちに残していこうという思いと、
誰もが安全に楽しめる海を目指したかったから。
地元の若狭和田ライフセービングクラブはアクティブな活動で知られており、
バリアフリーな海を目標にしていくために、
毎年更新していくための継続的な取り組みを必要とされる
ブルーフラッグへのチャレンジが必要なのです。

今年は海岸のあちこちにかかるブルーフラッグのおかげで、騒音などマナーの悪いお客さんが減ったという地元の声も。前年比で18%ものお客さんが増えたそうです。

若狭和田海水浴場。ブルーフラッグ取得以前から、住民やビーチ関係者は清掃に力を入れてきました。取得後も、以前と変わりなくゴミひとつ落ちていないきれいな浜辺を保っています。

太陽の光を受けると、透き通るように底が見えます。砕けた貝殻がつくり上げた白い砂浜が青空を反射するため、晴れた日は明るいマリンブルーのビーチに見えます。

〈活きな世界のグルメ横丁〉で 世界中のお国自慢料理を堪能!

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
群馬でコロカルが向かったのは、ブラジルをはじめとする
異国文化が根づいている大泉町。

群馬のまちに生まれた、異国情緒

群馬県で一番小さなまちでありながら大手企業の工場が複数あり、
北関東屈指の製造品出荷額を誇る大泉町。
まちを歩いていて、まず驚かされたのが、あちこちで見かけるポルトガル語。
公共施設などの看板にはじまり、お店の看板、さらには個人商店の値札にまで、
ブラジルの公用語であるポルトガル語が表記されていました。

食品、化粧品、雑貨など、さまざまなブラジル商品を扱う〈カンタ・ガーロ〉。年季の入った店構えに、ブラジルタウンとしての大泉町の歴史を感じます。

さらにブラジルの輸入食品を専門に取り扱うスーパーや商店もあれば、
全国チェーンのコンビニの店内にもブラジル商品のコーナーが。
まちを歩けば歩くほど、異国文化が深く根づいていることを実感させられます。

八百屋さんの値札も、ご覧のとおりポルトガル語表記。ちなみに「batata doce」は直訳すると「甘い芋」で、さつまいものこと。

そんな大泉町で、3月から11月の第4日曜日に開催されているのが
〈活きな世界のグルメ横丁〉。ブラジル、ペルー、ヨルダン、イラン、ロシアなど
世界中のお国自慢料理を味わえる食のイベントです。
コロカルが訪れた8月のイベントでは世界10か国25店舗が出店していました。

〈活きな世界のグルメ横丁〉会場の一角。縦長の会場に屋台がずらりと並びます。

会場を歩いていると、ブラジルやペルーのシュラスコ、
ネパールのタンドリーチキンにモモ、トルコやイランのケバブ……
あちこちの屋台から、おいしそうな香りが漂ってきます。
何を買おうかと目移りしていると、ステージで始まったのは
サンバや和太鼓などのパフォーマンス。
食欲と好奇心を刺激する異国情緒あふれる会場のムードは
「今日はずっとここにいたい!」と、思ってしまうほど楽しさいっぱい。

まず訪れたのは、行列ができていたペルーの屋台。
こちらで売られていたのは鶏を丸ごと炭火で焼いたチキン。
いろいろな部位をたっぷりと味わえる1羽サイズに惹かれつつも、
ほかの国の料理も食べられるようにと、ここは2分の1羽サイズのセットでぐっと我慢。

炭火でじっくりと焼きあげられた丸ごとのチキン。お客さんの中にはお土産用にと、丸ごと1羽を買って帰る人も。

香ばしい皮に、ジューシーなお肉がたまらないチキン。会場にはテーブルや椅子も用意されているので、心おきなく両手でかぶりつけます。

「辛いのは大丈夫?」と確認されたうえで、チリソースがかけられた炭火焼きのチキン。
食べやすいようにカットされたお肉にかぶりつくと、
口の中いっぱいに肉のうまみとソースの甘辛い風味が広がります。
そのおいしさにこらえきれず、1店目にしてビールを開けてしまいました。

右手にビール、左手にケバブ。これぞ両手に花!

次にいただいたのは、いくつかの屋台で売られていたケバブ。
具材を薄い生地で巻いたヨルダンのアラビアンロールケバブと迷いつつも、
食べやすい形状のトルコのドネルケバブをセレクト。
こちらの屋台も、好みにあわせてケバブソースをかけてくれるシステムでした。

ピタパンでローストされたお肉と野菜をサンドしたドネルケバブ。
都心などで売られていることもありますが、
開放感とお祭りムードがあふれる会場でいただくとまったく別の味わいが。
ビールをひと口飲むたびに、炭酸が口の中をさっぱりとさせてくれるので、
いつまでもいろいろなものを食べていられそうな気分に。

「毎回、平均して2千人くらいのお客さんが来ますね。
開始は11時なのですが、商品が売り切れてしまって
14時頃にイベントを終わらせてしまうこともあるんですよ」と話すのは、
このイベントを主催する大泉町観光協会の副会長である小野修一さん。

大泉町観光協会の副会長であり、社会保険労務士でもある小野修一さん。

「出店している人の大半は大泉町周辺で料理店をされている人たち。
立ち上げ当初は私たちのほうから出店を呼びかけていたけど、
1年くらい経ってからは出店したいという希望者が増えて、逆に制限を設けたくらい。
お客さんも最初の頃は地元の人が多かったけど、
いまは県外からやってくる人がほとんど。
車があれば東京からでもふらりと来られる距離だし、
ちょっと歩けば駐車場もいくらでもあるからね、ここは」
その様子から、2016年は11月6日に開催される、サンバをキーワードとした
大泉カルナバル〉と並び、〈活きな世界のグルメ横丁〉が
まちを代表するイベントとなっていることがうかがえます。

豪快に炒められているのは〈ロモ・サルタード〉。厚切りの牛肉、タマネギ、トマト、フライドポテト(!)を具材としたペルーの炒め物です。

できたてのアツアツのロモ・サルタード。ニンニクの風味がきいていて、ご飯とビールがすすみます。

「大泉町は人口4万2千人の小さなまちですが、
その10パーセントにあたる4千人がブラジルの方々。
調べたらブラジルや南米をはじめ、53か国以上の方が住んでいるんですよ」と小野さん。大泉町に海外からの移住者が増えた大きなきっかけとなったのは、
1990年の入管法(出入国管理及び難民認定法)改正。

陽気なリズムがお祭りムードを高めてくれる、サンバのステージ。豪華な衣装にも目を奪われます。

「1980年代にブラジルが軍政から民政に変わったとき、
95年くらいまで経済が大混乱していて。
そのときの日本はバブル経済で、業績は右肩上がりの状態。
でも小さいまちで労働力を確保するのには限界があったので、
ブラジルをはじめとする海外からの労働者を受け入れたんです。
それまで3万5~6千人だった人口も急激に増えましたね。
あと当時ブラジルから来た人たちは、
エンジニアや弁護士といった本当に優秀な人たちばかりで。
優秀な人材を手放さざるを得ないほど、当時のブラジルの経済は混乱していたようです」

ビールのつまみにピッタリな、ブラジルのコロッケ〈コシーニャ〉。モチッとした生地の中には鶏肉が。

小麦粉を練った薄い皮で具材を包んで揚げた、ブラジルの軽食〈パステウ〉。日本や韓国からの移民が持ち込んだ春巻きが皮の由来という説もあるのだそう。

〈UNOICHI 海が見える 港のマルシェ 2016 秋〉開催! 高校生も活躍中

瀬戸内海の島々への玄関口、岡山県玉野市にある宇野港。
ここで2014年から開催されている、グッドロケーションな
マルシェイベント〈UNOICHI〉が今年も2016年10月30日(日)に開催!

〈UNOICHI 海が見える港のマルシェ 2016 秋〉と題し、
玉野市内をはじめとして、つながりの深い直島、小豆島、高松、岡山県内各地から
瀬戸内ならではのおいしいたべものや飲み物、スイーツ、
本やグッズが集まります。
ものづくり体験ワークショップや音楽の生演奏などもあり、
港町のたのしさを詰め込んだお祭りになりそうです!

今年参加するのは52店舗以上。
香川県高松市にあるキッシュと焼き菓子専門店、
小豆島の旬の野菜を使ったカレー、
高品質、キレイなシルエットで欧米でも認められている
ジャパンブルージーンズなども。
地元の人しか知らない超ローカルなお店から、
県内外にファンをもつお店まで幅広くラインナップしています。

UNOICHIをつくるのは、宇野港界隈・玉野市内に暮らし
「いやぁ、宇野(港)ってなんだかとってもいいよねぇ」という感覚を共有している
有志のメンバーたち。イベント運営には地元の高校生たちも参加し、
手伝ってくれているのだそう。

〈なんば焼〉と〈ごぼう巻〉。 おいしい魚から生まれた 知られざる和歌山の名品

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
和歌山でコロカルが向かったのは、太平洋に面した田辺湾を望む田辺市。

お殿様の命を受けて誕生した和歌山の名品

熊野詣が盛んだった平安時代中頃には交通の要衝として、
江戸時代に入ってからは城下町として栄えた田辺市。
外敵の侵入を遅らせるため、T字路を複雑に組み合わせた町割りが現在も残っています。

そんな城下町の名残りを感じる市内でコロカルが訪れたのは、
江戸末期の1865年の創業以来、代々家業として
かまぼこづくりを受け継いでいる〈たな梅〉。

縁起のいい、末広型の看板が目印の〈たな梅〉。

地域によって原料となる魚の種類やつくり方が異なるというかまぼこ。
「実はかまぼこは、郷土色がすごく強いんですよ」と教えてくれたのは、
たな梅の専務取締役の林智香子さん。現在の5代目のお姉さんにあたる方です。

かまぼこと聞いて、半円型に蒸された
板付けかまぼこをイメージする人も多いと思います。
でも古くから紀州田辺の名産として知られている〈なんば焼〉は、正方形に近い形状。
さらに蒸すのではなく、焼いてつくられているのも特徴のひとつ。

こちらが名品の〈なんば焼〉。ひっくり返して焼く際に自然とできる、なんばきび色の丸形焼付も特徴。

「もともとは、ここの本家筋の人がお殿様からの命令を受けて
つくるようになったものなんですよ。
お土産として江戸まで持って行くにしても生魚だと腐ってしまうので、
干物以外で日持ちするものをつくりなさい、と。
そこで魚の身をくずした(すり身にした)ものを型に入れて、
焼きしめるという製法を考えついたんです」

そんななんば焼の原料は、主に西日本でとれる魚。
「エソやグチという魚を使っています。おいしいんですけど小骨が多くて
食べにくいので、お魚屋さんには絶対に並ばないですね。
30年くらい前まではここでもたくさんとれたのですが、
地元の漁師さんの数も減っていることもあって、
いまでは瀬戸内海からも仕入れています」と林さん。

実際に使われていた昔のなんば焼の型とヘラ。「もともとはすり身を盛って半面を焼いて、焼けたらひっくり返していたんです。すり身を山型に盛るのも、和歌山のかまぼこの特徴ですね」

仕入れた新鮮な魚がなんば焼となるまでの工程を林さんに尋ねると
「まず1匹1匹の鱗をひいて(取って)頭や内臓を除いて3枚におろし、
皮をそいで身と分けます。ミンチ状にしたらすり鉢で卵白を加えて粘りを出し、
塩・酒・砂糖で調味して、すり身ができあがります。
この工程だけでもかなり時間がかかるんですよ」

店舗に併設された工場で焼かれるなんば焼。この日は朝5時半から作業が始まっていたのだそう。

すり身を型に詰めたら、いよいよ焼く工程に。
細長い作業場の端から続く機械に型が置かれていきます。
「ごく弱火で、蒸し焼きみたいな感じで40分ほどかけて焼き上げるんです」

「昔はこの福路町の通りだけでも6軒ほどかまぼこ屋さんがあって。たな梅の商品だとわかるように焼き印を入れるようになったんです」

ふっくらと焼き上がったなんば焼。「焼きあがりは、お餅みたいにパンパンでしょう?」

「とれる魚の量によって変わってくるのですが、1日に焼くのは300枚くらい。
お歳暮などの注文をいただく12月は10倍くらい焼きますね。
なので、その時期になると朝4時くらいから夜7時まで、
ずっと作業しっぱなしになるんですよ」

木端(こっぱ)みそは里山の香り! 奥能登名産の珪藻土コンロで バーベキューを楽しむ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
石川でコロカルが向かったのは、奥能登、輪島市にある三井(みい)町。

里山の携帯食を、現代に復活!

どこまでも続いていくような、透明感に満ちた水色の空と川。
濃い緑色から黄金色に変わりゆく、里山の林と田んぼ。
夏から秋にかけての能登半島は、訪れただけで
すっきりと心身が掃除されてしまいそうな清々しさがあります。

そんな能登半島の「奥能登」といわれる輪島の里山で
ビールのアテにぴったりの伝統食があると聞き、訪れました。

待ち合わせ場所は、輪島市の中心地から、車で15分程度のところにある三井町。内陸部に入った700世帯ほどの規模の集落です。

田んぼの真ん中で、炭をおこしているスタンバイ中の人を発見!

「伝統食を食べるなら、バーベキューが一番ですよ!」と
現地に住む山本亮さんが珪藻土コンロを準備してくれていました。
「さあ、どれにします? どれでもいいですよ」
珪藻土コンロは3種類、たくさんの食材とにらめっこして、すべて使用することに決定。
なぜこんなにコンロが何種類もあるのかというと、
能登半島の先端、珠洲(すず)が天然珪藻土の一大産地だから。
だから、ここではバーベキューといえば、珪藻土コンロが登場するのです。

「実際に住んでみてからわかったのですが、ここでは、何か地域のイベントがあると、
外で珪藻土コンロを並べてバーベキューするのが定番なんですよね」
移住者の山本さんが驚いたローカルの常識。
能登では定番という珪藻土コンロで、さて、何を焼く?

円筒形の七輪はよく知られていますが、珪藻土コンロにはいろいろな種類があります。左のものは土を練り上げて成形したもの。右のものは、珪藻土からそのまま塊ごと切り出してきたもの。

炭火が安定したのを確認した山本さんは、
クーラーボックスからタッパーを取り出しました。
中身は、青なんば(唐辛子)が入ったピリ辛の辛みそ。
スプーンですくって薄い木の板に乗せ、じゅうぶんに熱くなった網の上に置きました。
網の隣に置かれたサザエは、1、2分ほどで
じゅくじゅくと音をたて、もうすぐ食べごろ。
そうしているあいだに、熱で少し反った木の板から芳香が漂ってきました。

「アテの木の板の香りがいいでしょう? 
あ、能登ではヒノキアスナロの木のことをアテって言うんですよ。
石川県の県木で、能登半島にはたくさんあります。ほら、目の前にも」

アテは能登ヒバともいわれる、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹。
このあたりの集落の人たちは、その昔、白飯とみそを山仕事の昼食に携帯していました。
昼食時は、伐り倒したアテの端材の上にみそを置き、
それを焚き火で焼いてご飯と一緒に食べていたそうです。
それが木端(こっぱ)みそ。

珪藻土の遠赤外線効果で、中までじんわりあつあつです。

アテは、油分を多く含むため、水に強いとされています。木端みそは、林業で伐採した端材を有効活用。防虫効果のあるアテ、木端みそバーベキューは虫除けも期待できる?

アテの木と里山を眺めるシチュエーションのなかで、優雅にみそに手をつけてみます。
おおお、ピリッと辛く、でも甘い! 
左手に持ったビールのグラスはテーブルの上に置かれることなく傾きっぱなし! 
だ、誰かおかわりを私に~~~。

これが本当の、アテ(の木)でつくったビールのアテ。
と、くだらないダジャレが思い浮かぶくらい楽しくなってきてしまいました。

車で15分ほど向こうの海からやってきた海の幸、目の前の山の幸が集まって
バーベキューができるなんて、ゴキゲンすぎはしませんか!?

山本さんが大好きな場所での木端みそバーベキュー。「仕事で疲れてもこの景色をみればほっと癒されるんです」

もうすぐ稲刈りを迎える稲穂が頭を垂れていました。

アートとワインと満月と。 城崎にて、ワインと パフォーミングアーツに 酔いしれた日

温泉、文学、そしてアートのまち、城崎

古今東西、特別な日とされてきた満月の夜。
その満月が空に浮かぶ9月17日、兵庫県豊岡市の城崎で、
おいしい料理とワインとともにパフォーミングアーツを楽しむ
「アートとワインと満月と。」というイベントが開催された。
城崎といえば、志賀直哉の『城の崎にて』の舞台となっている、
全国的に有名な温泉を有するまちだが、
パフォーミングアーツはこの地でいま、温泉並みに“ホット”なトピックなのだ。

羽田空港から伊丹空港で乗り継ぎ、コウノトリ但馬空港へ。
豊かな緑と円山川の緩やかな流れを横目にバスで40分ほど走ったところに、
突如広がる温泉街。
しだれ柳が揺れる川沿いに木造の温泉旅館が連なり、
浴衣姿の人たちが下駄をカランコロンと鳴らしながらそぞろ歩いている様は、
まさに古きよき温泉街の佇まい。
タイムスリップしてしまったような錯覚すら起こしてしまう。

伊丹空港~コウノトリ但馬空港間は、1日2往復就航。豊岡市上空からの円山川の眺め。

コウノトリ但馬空港に到着。城崎温泉までは空港からの直通バスが便利。

宿泊客が浴衣姿で外湯めぐりを楽しむ城崎温泉。

その温泉街を抜けたまちの外れにあるのが、
今回の会場となる〈城崎国際アートセンター〉だ。
大会議場を改装して、豊岡市が運営するこの施設は、
日本ではまだ珍しい舞台芸術に特化したアーティスト・イン・レジデンス。
国内外のアーティストが最短3日間、最長3か月間滞在しながら、
24時間自由に創作活動に没頭できる夢のような場所だ。
しかもアートセンターから一歩出れば、
観光客や地元の人と同じように城崎温泉の名物である7つの外湯を堪能でき、
まちに溶け込むことのできる気安さは、ほかにはないと評判になっている。

城崎国際アートセンターは、日本最大級を誇る舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス。