〈KAAT 神奈川芸術劇場〉 は 劇場をまちに“ひらいて”いく。 県民劇『虹む街の果て』 2023年5月上演

より多くの人に劇場の魅力を感じてほしい

観劇という経験は、非日常的で特別なもの。
同時に劇場を日々の暮らしから遠く感じて、
滅多に足を踏み入れる機会がないという人も少なくないはずです。

〈KAAT 神奈川芸術劇場〉 、通称KAAT (カート)

〈KAAT 神奈川芸術劇場〉 、通称KAAT (カート)は、
横浜中華街や山下公園から近いアクセスのよい場所にあります。
神奈川県による舞台芸術をメインとした施設として2011年1月にオープン。
開館以来、創造型劇場として演劇やミュージカル、ダンス公演など
上質な舞台芸術を提供してきました。

そのKAATで、一般の神奈川県民を中心とした人たちが演者として参加する
県民劇『虹む街の果て』が上演されます。

2021年初演『虹む街』より 撮影:田中亜紀

2021年初演『虹む街』より 。 撮影:田中亜紀

この作品は、2021年に庭劇団ペニノのタニノクロウさんが作・演出した
『虹む街』のリクリエーションです。

飲食店の多い横浜市野毛地区を舞台として、
一般の神奈川県民と一緒に舞台を創ることを目指した演目で、
『虹む街の果て』では
2021年上演の『虹む街』から10年、20年、さらに100年が経ったまちが舞台です。

KAATでは2021年に演出家の長塚圭史さんが芸術監督に就任したあと、
劇場に季節感、リズム感を生み出そうと4月から8月までをプレシーズンと位置づけ、
開館以来夏に続けているKAATキッズ・プログラムに加えて、
ますます劇場をまちに“ひらいて”いくために、さまざまな仕かけを考えてきました。

2021年のプレシーズンに行う演目のため、
長塚さんとタニノさんは、それぞれにまちで取材を行いました。
そこで判明したのは、横浜の近隣に住む人たちさえ、
思っていた以上にKAATの存在を知らないということ。

歴史はまだ浅いものの、
演劇界や愛好家の間でKAATの存在感が確実に上がっていただけに、
「関係者はずいぶんショックを受けた」と話すのは副館長を務める堀内真人さん。

KAAT神奈川芸術劇場の副館長で事業部長でもある堀内真人さん。

KAAT神奈川芸術劇場の副館長で事業部長でもある堀内真人さん。

「今まで劇場に足を運んだことのない方、興味を持ったことがない方に、
どうやったら劇場の魅力、 演劇やダンスの魅力を知ってもらえるか、
とにかく考えようということになりました」

青森の海に漂っていた ガラス製浮玉が 涼感のあるインテリアに

ガラス製浮玉をアップサイクル

“四季を感じるハンドメイドガラス”をコンセプトに
青森県伝統工芸品〈津軽びいどろ〉を生産する〈北洋硝子株式会社〉。

もともと青森県青森市で漁業用の浮玉を製造する工場として創業し、
浮玉国内トップの生産高を記録したこともある同社が、
2023年3月下旬に漁業用のガラス製浮玉をアップサイクルしたインテリア
〈DOUBLE F -UKIDAMA EDITION〉を発売しました。

漁業用のガラス製浮玉

漁業用のガラス製浮玉

放置されたガラス製浮玉

放置されたガラス製浮玉

〈DOUBLE F -UKIDAMA EDITION〉ができるまで

〈DOUBLE F -UKIDAMA EDITION〉ができるまで

時代とともに樹脂製の浮玉が主流となり、
漁師の高齢化や後継者問題に伴う廃業などから漁港に放置されていたガラス製浮玉。
処分に困った地元の漁業協同組合から北洋硝子へ相談が寄せられたため、
かつて浮玉製造を担ってきたガラス工場としても
「今ある資源を無駄にしたくない」「青森の美しい景色を守りたい」
という想いから、ガラス製の浮玉を回収し今回のプロダクトが誕生しました。

左から、花瓶 4500円、一輪挿し 4000円、ピッチャー 28000円

左から、花瓶 4500円、一輪挿し 4000円、ピッチャー 28000円

蚊遣り 12000円

蚊遣り 12000円

風鈴 6000円

風鈴 6000円

発売されたのは、一輪挿し、花器、ピッチャー、蚊遣り、風鈴の5つのプロダクト。

秋田県にかほ市の ふるさと納税で味わう 高齢者向け本格フレンチ

市内のフレンチレストラン、短大や介護事業者など産学連携で開発

秋田県にかほ市のふるさと納税返礼品として、市内のフレンチレストラン
〈Remède nikaho (レメデ ニカホ)〉が中心となり、県内にある聖霊女子短期大学や
介護事業者などと産学連携で開発した高齢者向けフレンチ「スプーン一杯の幸せ」が
登場しました。
地元産食材をふんだんに使用し、かむ力や飲み込む力が弱くなった方でも、
食べやすく、安心して味わえるようになっています。

〈Remède nikaho〉のオーナーシェフである渡邊健一さん

〈Remède nikaho〉のオーナーシェフである渡邊健一さん

開発のきっかけは、にかほ市の企業が集まり食の魅力をPRする団体協同組合
ニカホノサキに参加する〈Remède nikaho〉のオーナーシェフである渡邊健一さんの
子どもの頃の原体験につながります。
渡邊さんが子どもの頃、おばあさまの歯が弱く、レストランに行く度に
「やわらかいものはあるか」と聞いていたことがいまでも強く印象に残っているそう。
その後、渡邊さんが料理人になってから高齢者の料理を監修する機会があり
「料理人として自分に何ができるか」を考えるようになりました。

子どもから高齢者までおいしく味わえるフレンチのフルコース

ホテルメトロポリタン秋田(秋田市)で開催された「スプーン一杯の幸せ」の発表会

ホテルメトロポリタン秋田(秋田市)で開催された「スプーン一杯の幸せ」の発表会

渡邊さんの「飲み込みが悪くなってしまった方でも味覚がある限りは、おいしいもの、
体が喜ぶものを食べる権利がある」という想いから始まった
「高齢者向けフレンチ スプーン一杯の幸せプロジェクト」。
渡邊さんがレシピを考え、聖霊女子短期大の教員と学生が栄養バランス面から
助言を行い、試作品を高齢者施設で合計3回提供し、フィードバックを反映させ、
現在の商品が完成しました。

本品の開発にあたりシェフが特にこだわった食感はやわらかさの質。
ただやわらかくするだけでは、高齢な方は飲み込むことができないので、
適度な硬さが必要なことも専門の方や、高齢者の方からのアンケートで知ったそう。
フレンチなどの技法をフルに活用して、納得のいくところまで持っていくのが
一番苦労されたそうです。
ただ食材を細かく刻むだけではなく、うまみを残したまま
やわらかい食感を実現しています。

食事に制限を受けている方にも「食べること、おいしいと感じることの幸せを届けたい」
と、地元産食材を使用。
高齢者でも食べやすく体に優しい本格フレンチになっています。

高齢者向けの料理だと、どうしても家族でごはんを囲む際に、
祖父母だけが違う料理になってしまう傾向にあります。
子どもから祖父母まで、皆が一緒に同じ食事を囲んで楽しんでもらいたいとの考えから、
2人前のセットでの提供となっています。

千葉県いすみ市で フレンチベースの 郷土ガストロミーを味わう オーベルジュ〈季舟庵〉

「Noued.TOKYO」を手掛けた梶友宏と建築家・中島立人が再タッグを組んだオーベルジュ

千葉県いすみ市に、築200年の古民家を改修した、1日1組限定の貸切オーベルジュ
〈季舟庵(きしゅうあん)〉が4月27日(木)に開業。
「郷土ガストロミー」をコンセプトに、千葉県の地酒や野菜、果物、海産物、
そしていすみで捕獲された新鮮なジビエをつかった
本格フレンチベースの料理が楽しめるオーベルジュです。

江戸時代から続く歴史ある築200年の古民家を改装した〈季舟庵〉は、
東京駅から特急「わかしお」で1時間17分、大原駅から車で7分です。
のどかな田園風景が残る房総半島南部に位置する千葉県いすみ市
釈迦谷(しゃかやつ)の一角にあります。

江戸時代から続く歴史ある築200年の古民家を改装した〈季舟庵〉

季舟庵は庭も合わせると約1500平米の平屋を200年前の躯体を生かして改装され、
カップルはもちろん、グループで貸切もできる全3部屋、最大10名宿泊可能な
プライベートヴィラです。
敷地内の高台にテントサウナを設置すれば、観光やゴルフで疲れた身体を
貸切サウナと里山での外気浴でととのえられます。

別棟のレストランで食事の後は、星空観察や焚き火を囲んで地酒を飲むなど、
貸切ならではのゆったりとした時間を楽しめます。

フランス料理の伝統といすみの郷土料理を織り交ぜた
「郷土ガストロノミー」

いすみ市で獲れたイノシシのグリル

いすみ市で獲れたイノシシのグリル。

季舟庵の食事を担当するのは、調理師学校を卒業後、渡仏し2年間修業し、
銀座の2つ星レストランでスーシェフを務めた中屋雄介氏。
フランス料理の手法でここでしか味わえない郷土ガストロノミーをつくりあげます。

使用する食材はシェフ自ら直接生産者に会い、生産方針やどういう環境でその食材が
栽培されているのかを目と舌で確かめたうえで、
地元の農家や酪農家、漁師、猟師から新鮮な食材を仕入れています。
千葉県の農業産出額は3853億円(令和2年)と全国4位、
水産物の漁業養殖業生産量(海面)は全国17位と全国屈指の農林水産県ですが、
主な出荷先は、飲食店が多い東京など首都圏となっており、
地元での消費が少ないのが現状です。
季舟庵ではいすみの新鮮な食材、お酒を、いすみで味わえるよう、
料理の約7割を地元食材で提供することを目指しています。

秋田から季節を届ける 調味料・保存食の手づくりキット 〈ひとしお〉発売中

写真:高橋希

ひと箱完結の手づくりキット

箱を開けると、田んぼや畑、果樹園の風景が浮かぶ――。
食材とともに、そんなひと時を自宅に届けてくれる
手づくりキット〈ひとしお〉を販売するウェブサイトがオープンしています。

企画したのは、秋田市でオリジナルの焼き菓子などを販売する
BAKE&食料品店〈マザー食堂 savu.(ヴー)〉を運営する五十嵐麻美さん。
キットで手づくりできるのは調味料や保存食で、
自身の店でおもに体や環境への負担が少ない商品を扱う麻美さんがこれまでに出会った、
信頼できる生産者の農産物を中心に材料を構成しています。

秋田では馴染みのある「いぶり大根の醤油漬け」もキットで届く一例。知らない土地の郷土料理もすぐに仕込むことができます。

秋田では馴染みのある「いぶり大根の醤油漬け」もキットで届く一例。知らない土地の郷土料理もすぐに仕込むことができます。

旬の素材で構成するため商品は季節により異なりますが、
秋は、「いぶりがっこ」の元となる「燻した大根」を使用してつくる
「いぶり大根の醤油漬け」や、
秋田県大潟村で農薬・化学肥料を使わずに育てられた
〈松橋ファーム〉のショウガを使い「ジンジャーシロップ」をつくるキットを企画。
冬には、秋田県潟上市で無農薬・無化学肥料の米と野菜をつくる
〈ファームガーデンたそがれ〉の大豆・米麹と、
秋田県男鹿沖の海水からつくられた塩などで仕込む
「手前味噌」のキットを販売しました。

ひと箱に必要な材料と情報がすべて入っているため、
調味料や保存食づくりがはじめての人も、簡単に挑戦できるのが魅力です。

自宅に届くひと箱の一例「ジンジャーシロップ」キット。レシピもついていて、ジンジャーシロップをつくった後のショウガのおいしい食べ方など、キットのメイン料理だけではなく、素材を無駄なく使う知恵も教えてくれます。

自宅に届くひと箱の一例「ジンジャーシロップ」キット。レシピもついていて、ジンジャーシロップをつくった後のショウガのおいしい食べ方など、キットのメイン料理だけではなく、素材を無駄なく使う知恵も教えてくれます。

仕込むには少しの手間と時間が必要ですが、
そのわざわざを楽しんでほしい。自分で手づくりすることで、喜びもおいしさも“ひとしお”、
いちだんと深まっていく体験をしてほしい。そんな想いで〈ひとしお〉は生まれました。

スーパーに行けば買えてしまう調味料も、自分でつくってみることで記憶に残る体験になるはず。夏には「トマトソース」や「バジルソース」などのキットも登場します。 写真:高橋希

スーパーに行けば買えてしまう調味料も、自分でつくってみることで記憶に残る体験になるはず。夏には「トマトソース」や「バジルソース」などのキットも登場します。 写真:高橋希

川崎市武蔵小杉に 〈KOSUGI iHUG〉オープン。 「農・食・健康」がテーマの複合施設は リサイクル循環にも注力

芝生の広場を囲むようにできた地域を盛り上げる複合施設

2023年3月25日(金)、武蔵小杉駅から徒歩8分ほどのところに、
川崎市と民間企業が共同で運営する新しい複合施設がオープンしました。
その名も〈KOSUGI iHUG(コスギ アイハグ)〉。「農・食・健康」がテーマです。

川崎市と民間企業が共同で運営する新しい複合施設がオープン

〈KOSUGI iHUG(コスギ アイハグ)〉は、「農・食・健康」がテーマです。

敷地内は芝生の広場を中心に、
1階にアウトドアダイニングと2階に交流スペースをもつ建物、
シェアリング農業として誰もが参加できる野菜栽培を行う〈トレファーム〉、
さらにクリニックや調剤薬局が入居するウェルネスリビングがあります。

トレファームでは地域の人たちが植え付けや収穫に参加します。

トレファームでは地域の人たちが植え付けや収穫に参加します。

この場所には、かつて川崎市総合自治会館があり、市民に広く利用されてきました。
川崎市総合自治会館の機能は武蔵小杉駅前にある別の施設に移転したため、
その跡地の利用方法が検討されてきました。

交流スペース「N-Labo」はキッチン付き。

交流スペース「N-Labo」はキッチン付き。

市民からの要望である
交流や防災の機能を持ち合わせ、子供たちが遊べる広場を整備してほしいといった声に応え、
しかも民間のノウハウを生かした土地の利用としてKOSUGI iHUGが誕生しました。

卸業者が新鮮な食材を提供する〈KOSUGI Grill Market〉

〈KOSUGI Grill Market〉

3つのテーマのうち食を担当するアウトドアダイニングエリアは
〈KOSUGI Grill Market〉としてオープン。
テーブルにはグリルが設置されていて、
まるでフードコートとバーベキュー場が一緒になったよう。

入居している店舗は、できあがった料理を提供する飲食店ばかりではなく
精肉店、鮮魚店、炊き立てご飯のお店、キムチ店、そしてカフェの5つです。

〈UEHARA MEAT 武蔵小杉店〉

〈UEHARA MEAT 武蔵小杉店〉は、川崎市内に本社がある精肉卸会社が
東京・代々木上原にもつ小売店舗の2号店です。
ブランド牛はもちろん、スーパーなどでは取り扱いが少ないジビエや
川崎市内の農家が作る新鮮な野菜も取り扱います。

築地から豊洲に移って生鮮魚介を扱う〈山治〉が〈鈴治〉として出店。

鮮魚店は創業65年で、築地から豊洲に移って生鮮魚介を扱う〈山治〉が〈鈴治〉として出店。
魚の切り身や刺身が並び、刺身の盛り合わせの注文には
お皿の持ち込みにも対応するとのこと。

キムチの専門店〈横濱 福美 KOSUGI GRILL MARKET店〉

珍しいのがキムチの専門店〈横濱 福美 KOSUGI GRILL MARKET店〉が入居していること。
食欲をそそる種類豊富なキムチが並びます。

〈ほむすび米店〉

お米は〈ほむすび米店〉が、全国から厳選したプレミアム米を取り扱い、
炊き立てのお米を提供します。もちろんテイクアウトもOKです。

〈NATURA BAR〉

そしてカフェとして主にドリンクを提供するのは〈NATURA BAR〉。
敷地内のトレファームで収穫野菜を使用したフレッシュスームージーや
川崎市内のブルワリーが作るクラフトビールも提供します。

テーブルにはグリルが設置されていて、まるでフードコートとバーベキュー場が一緒になったよう。

店内で買った食材は、肉はグリルで焼いたり、
ごはんと刺身の残りを漬けに海鮮丼の具を組み合わせたりして
店内で食べることができます。

どのお店も一般の小売店としての機能を持ち、さらに卸販売の機能も持っています。
近隣住民にとっては、新鮮な食べ物を買える日常的な買い物の場所、
近隣の飲食店にとっては仕入れの場所としての顔を併せ持つというわけです。

長崎市雲仙市〈天洋丸〉 漁師からのおすそわけ 〈網エコたわし〉がヒット。 カタクチイワシ漁を主軸に 地域を掘り起こす

魚網を再利用。年間1万個のヒット商品に

〈天洋丸(てんようまる)〉は、長崎県にある島原半島の西端に位置する雲仙市南串山町で
主にまき網漁でカタクチイワシを獲る水産業の会社です。
年間の水揚げ量は全体で1000トンほど。
地元以外から若い漁師や漁師体験を希望する人を積極的に受け入れ、
漁以外に食品や雑貨を販売する事業も展開しています。

〈天洋丸(てんようまる)〉は、長崎県にある島原半島の西端に位置する雲仙市南串山町で
主にまき網漁でカタクチイワシを獲る水産業の会社です。

天洋丸が手がける製品のひとつに〈網エコたわし〉があります。
網エコたわしとは、古くなった魚網を使いやすいサイズに切って、
洗浄・殺菌したものです。
代表を務める竹下千代太さんが、ひょんなことから
「網をたわしとして商品化したらどうか」と提案されて誕生しました。

魚網は定期的に繕いながら使われます。しかし、10年ほどで新しいものと入れ替え。
使い古した網は、畑の鳥よけなどに利用されてきました。

一方、漁師たちは自分たちの包丁やまな板などを網の端切れで洗っていました。
小さなカタクチイワシを獲るための網は、
網目が細かく洗剤がよく泡立つため、洗い物にぴったりだからです。

当初は、使い古したものだからと
商品のおまけとしてプレゼントしていましたが、販売して欲しいという声が急増。

「網エコたわし」297円。海の風景を想像させる香りがします。

〈網エコたわし〉297円。海の風景を想像させる香りがします。

しばらくして福岡のテレビ番組で料理家が愛用しているとコメントして
福岡を中心に注目されました。

パッケージデザインも工夫を施して、「2021年長崎デザインアワード」で大賞を受賞。
ネット通販以外にキッチン用品を扱うお店にも置かれ、年間1万個も販売される
ヒット商品になりました。

商品化のスタートは郷土の炊き込みご飯、「じてんしゃ飯の素」

代表の竹下さんは、会社員として名古屋で働いていましたが
漁業の現場で働きたいという思いが募り、2001年に妻子とともにUターン。
家業を継ぎました。

妻の敦子さんは神奈川県横浜市出身。
新しい環境での暮らしとなったことから、地域を知ろうと活動を始めます。
そこで出会ったのが郷土の炊き込みご飯、自転車飯です。

自転車飯という、一風変わった名前の料理が当地で誕生したのは昭和初期。
昭和2(1927)年に島原半島を自転車で一周する大会が開かれたときのことです。
地元の人たちはその応援に出かけるため、
取るものも取りあえず、いりこだけが具になった素朴な炊き込みご飯を作りました。
その炊き込みご飯が
「じてんしゃんごて はよ たくる しょいめし(自転車のように速く炊ける醤油飯)」と、
自転車飯と呼ばれるようになりました。

「じてんしゃ飯の素」421円。

「じてんしゃ飯の素」421円。

いりこを広く知ってもらう方法を考えていた敦子さんは「じてんしゃ飯の素」として、
いりことごぼうやにんじん、しいたけなどの九州産の乾燥野菜を一緒にした商品を開発。
2009年から販売を始めたのが、天洋丸によるオリジナル商品のスタートでした。

「エタリの塩辛」864円。

「エタリの塩辛」864円。

その後、同じく郷土食の「エタリの塩辛」も商品化します。
エタリとは、天洋丸が主な漁場とする橘湾周辺でのカタクチイワシの呼び方です。
つくる人も食べる人も少なくなったエタリの塩辛でしたが、
敦子さんと関係者の努力により
2005年にスローフード協会国際本部の「味の箱舟」計画に登録されて、
その価値が認められます。
地元ではいりこ生産者が中心となって「エタリの塩辛愛好会」を発足。
子どもたちに向けた食育イベントなども行っています。

「橘湾のOYATSU(長崎にぼし&バナナ)」350円。ココナッツ、ガーリック、アーモンドの全4種類があります。

〈橘湾のOYATSU(長崎にぼし&バナナ)〉350円。ココナッツ、ガーリック、アーモンドの全4種類があります。

ほかにもいりことドライフルーツやナッツを組み合わせた〈橘湾のOYATSU〉シリーズなど、
いりこを気軽に食べられる商品も販売しています。

鮮やかな青色が美しい! バタフライピーの コンセプトルームが登場

沖縄で注目を浴びるバタフライピー

沖縄県名護市にあるリゾートホテル〈カヌチャリゾート〉に、
期間限定でバタフライピーをイメージした客室〈Concept BLUE〉が誕生しました。

バタフライピーの青をコンセプトにした客室〈Concept BLUE〉。

バタフライピーの青をコンセプトにした客室〈Concept BLUE〉。

バタフライピーとは東南アジアを原産とするマメ科の植物。
花びらの形が蝶に似ていることから「バタフライピー」の名がつけられ、
和名では「蝶豆(チョウマメ)」とも呼ばれています。
東南アジアと気候が似ていることから、
沖縄県内では本格的にバタフライピーの栽培が始まり、
近年、新たな観光資源として注目を浴びています。

バタフライピーの花。

バタフライピーの花。

バタフライピーには青紫色の天然色素である「アントシアニン」が含まれています。
着色料を使わずに青く染めることが可能なため、原産国の東南アジアでは
お菓子や料理などを着色する際にバタフライピーのエキスが使われています。

沖縄県でも同様に、バタフライピーを食べ物や飲み物などの加工品に使用。
県内の企業から青色の商品が続々と開発されているのです。

〈カヌチャリゾート〉の期間限定の客室Concept BLUEは、
そんなバタフライピーを存分に楽しめるお部屋となっています。

バタフライピーのハーブティーやバスボムつき

ウェルカムティーの「沖縄県産バタフライピーティー HARVEL」

Concept BLUEの宿泊プランには、
ウェルカムティーの「沖縄県産バタフライピーティー HARVEL」のほか、
バタフライピーを使った「クラフトコーラ」などのスペシャルギフトがセットに。
いずれも沖縄県内でオーガニック栽培されたバタフライピーを使用しています。

さらにバタフライピーで着色したバスボムなども!

さらにバタフライピーで着色したバスボムなども!
バタフライピーは、食べ物以外にコスメやアパレルなど活用の幅が広く、
その汎用性の高さも魅力です。

バスボムは、バルコニーのオープンジェットバスで楽しむのもおすすめ!

バスボムは、バルコニーのオープンジェットバスで楽しむのもおすすめ!
沖縄の海のような鮮やかな青が美しいお湯に浸かれば、
より非日常な贅沢時間を満喫できるはずです。

エントリー締め切り直近! 地域の実践者に学ぶ 〈LIVE DESIGN School〉が開校

これからの地域、これからのデザインのあり方について話し学び合う

新年度を迎え、何か新しいことを始めたいと考えている方に朗報です!

「地域」と「デザイン」をテーマに、
地域で活躍する現役デザイナーとともに学ぶ
〈LIVE DESIGN School〉が始まります。

参加者はデザイナーに限らず、地域の事業者さん、自治体職員さん、
地域で暮らす人、これからのデザインに関心ある方ならどなたでも大歓迎とのこと。

さて、いったいどんなスクールなのでしょう?

LIVE DESIGN Schoolとは?

「デザイン」という言葉を聞くと、
見た目の意匠や広告などを思い浮かべる人も多いはず。

でもそれだけではなく、「計画」や「仕組みづくり」も
大きな意味でデザインと言えます。

そういった「広義のデザイン」をもっと実践的に伝えたいと、
全国各地で活動するデザイナーやクリエイターが集結し、学びの場を共有します。

左上から時計回りで、リードデザイナーの新山直広(福井県鯖江市、TSUGI)/坂本大祐(奈良県東吉野村、オフィスキャンプ)/迫 一成(新潟県新潟市、hickory03travelers)/福田 まや(大分県耶馬溪町、星庭)/小林 新也(兵庫県小野市+島根県温泉津、シーラカンス食堂+里山インストール)/佐藤 かつあき(熊本県熊本市、BRIDGE KUMAMOTO)/稲波 伸行(三重県菰野町+愛知県名古屋市、こものデザイン研究所+RW)/佐藤 哲也(福島県郡山市、Helvetica Design)/羽田 純(富山県高岡市、ROLE)/吉野 敏充(山形県新庄市、吉野敏充デザイン事務所)/堀内 康広(兵庫県神戸市、TRUNK DESIGN)

左上から時計回りで、リードデザイナーの新山直広(福井県鯖江市、TSUGI)/坂本大祐(奈良県東吉野村、オフィスキャンプ)/迫 一成(新潟県新潟市、hickory03travelers)/福田 まや(大分県耶馬溪町、星庭)/小林 新也(兵庫県小野市+島根県温泉津、シーラカンス食堂+里山インストール)/佐藤 かつあき(熊本県熊本市、BRIDGE KUMAMOTO)/稲波 伸行(三重県菰野町+愛知県名古屋市、こものデザイン研究所+RW)/佐藤 哲也(福島県郡山市、Helvetica Design)/羽田 純(富山県高岡市、ROLE)/吉野 敏充(山形県新庄市、吉野敏充デザイン事務所)/堀内 康広(兵庫県神戸市、TRUNK DESIGN)

LIVE DESIGN Schoolは、教える、教育するための学校ではなく、
“学び合う、知恵を出し合う”ための学校です。

そのため、参加するデザイナーのことを「講師」とは呼ばず、
「リードデザイナー(リード:先導する)」としています。

実はこのLIVE DESIGN School、昨年2022年に発行された
『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる -地域×デザインの実践』、
通称「おもデザ本」が発端となってスタートしたのだそう。

対馬市に漂着した オーシャンプラスチックを 使った収納ボックスが発売

「海ごみの防波堤」とも言われる対馬のゴミを活用

島の形状、潮流などの影響で大量の漂着物が打ち寄せられ、
「海ごみの防波堤」ともいわれる長崎県の対馬。
その漂着量は年間約2〜3万平方メートル、事業費は約2億8千万円に上るのだとか。

「オーシャンバウンドプラスチック」と、「オーシャンプラスチック」、2種類が存在

そのなかでも多いといわれる海洋プラスチックには、海から内陸50キロに存在し、
今後海に流出する可能性があるプラスチックごみを指す
「オーシャンバウンドプラスチック」と、
海から流れ着いたことが証明ができるプラスチックごみを指す「オーシャンプラスチック」、
この2種類が存在します。

オーシャンバウンドプラスチックはまだ海に流出していないため、
分別がしやすかったり汚れの付着なども少ないといった理由から、
比較的リサイクルがしやすい一方で、オーシャンプラスチックは
既に海を渡って他の国や場所から海岸に流れ着いているので、
波に揉まれ紫外線を浴び、汚れや破損がひどいプラスチックごみです。

オーシャンプラスチックは既に海を渡って他の国や場所から海岸に流れ着いているので、波に揉まれ紫外線を浴び、汚れや破損がひどいプラスチックごみです。

そのため回収→分別→洗浄→再分別に膨大なコストがかかってしまい、
オーシャンバウンドプラスチックに比べてリサイクルがしにくくなっています。
現在も良い再利用方法が見つからず、企業も手を出せずにいる状態ですが、
埋め立てによる処理もこのままではいずれ限界を迎えてしまいます。

136年間国内自社製造の工具箱を販売する〈株式会社リングスター〉は、
このオーシャンプラスチックをどうにか有効活用するため、
オーシャンプラスチックを10%配合し、従来の製品と同じ耐荷重を実現した
収納ボックスを2023年4月中旬より発売。現在予約受付中です。

発売されるのは、〈対馬オーシャンプラスチックバスケット〉
〈対馬オーシャンプラスチックボックス〉のふたつの収納ボックス。

「竹」を食べる、使う。 3地域の筍ごはんを食べ比べ! 竹箸で春の食卓を彩って

石井食品の〈筍まぜごはんの素〉が先行予約受付中

春の味覚といえば、たけのこが代表格。

4月はたけのこの収穫が最盛期を迎えるため、
目にする機会も増えているのではないでしょうか。

千葉県船橋市に本社を置く〈石井食品株式会社〉は、
国産のたけのこを無添加調理※した
〈筍まぜごはんの素〉を2018年に発売開始。

毎年、その年に採れた各地域の新鮮なたけのこを
丁寧に自社で調理しています。 

今年の販売分は4月下旬からの発送を予定しているため、
現在、イシイのオンラインストアにて先行予約受付中です。

※石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。

軽くてしなやかな竹の箸は、日常使いに最適。

軽くてしなやかな竹の箸は、日常使いに最適。

今回は、熊本県南関町で竹の箸を製造する
〈ヤマチク〉のお箸とセットで購入できます。

日本の竹文化や伝統を絶やさないためにも、
「たけのこを食べるだけではなく、
より竹について関心を持ってもらいたい」と、
半世紀以上竹と向き合い続けているヤマチクの
お箸の取り扱いをスタート。

軽くてしなやかな竹のお箸は、
日本人にとって身近な素材であり、
手に馴染みやすく使い勝手に優れていることから、
近年その良さが見直されています。

そして今回発売する筍まぜごはんの素に使用されるのは、
千葉、京都、佐賀の3つの地域のたけのこ。

どんな味わいの違いがあるのか? 
それぞれご紹介します。

千葉大多喜の筍ごはん

千葉大多喜の筍ごはん

“白たけのこ”とも呼ばれる千葉大多喜産のたけのこ。
苦みやえぐみが少なく、柔らかさに定評があります。

大多喜の筍ごはんのポイントは、
たけのこのひめ皮からも出汁を取ること。
さらに枕崎製造の本枯節とまぐろ節の一番出汁を加えて、
たけのこの風味を最大限に生かしています。

地酒〈大多喜城〉を料理酒として使用するなど
こだわった一品に仕上がりました。

京都丹波の筍ごはん

京都丹波の筍ごはん

京都府の中部にあたる丹波地方。

冬場に古い竹を間引き、たけのこの収穫後には
肥料を埋め戻すなど手間暇をかけています。

みずみずしく、風味と香りが際立つたけのこの表面に
ひとつひとつ人の手で丁寧に焼き目をつけて、ちょっと香ばしく。
利尻昆布と本枯節の合わせ出汁で旨みを引き立たせました。

京丹波の地酒〈丹〉、醤油の〈京むらさき〉、
赤穂の〈粗塩〉で味を整え上品な味つけに。

佐賀唐津の筍ごはん

佐賀唐津の筍ごはん

佐賀唐津のやわらかなたけのこに、佐賀県産の鶏肉を合わせました。

地元の味わいにこだわり、
片口いわしと鶏がらの合わせ出汁を使い、
唐津で300年以上続く〈鳴滝酒造〉の〈聚楽太閤(じゅらくたいこう)〉や、
醤油は唐津〈宮島醤油〉の〈本醸造丸大豆醤油〉で仕上げています。

鶏肉も入っているので食べ応えあり!
地産のたけのこと鶏肉のうまみが調和した一皿をたのしめます。

たけのこの産地、味つけがそれぞれに異なるので、
3種類のセットで食べ比べをしてみるのがおすすめです。

たけのこは地上に芽を出してから10日ほどで竹になってしまう。まさに旬の味覚。

たけのこは地上に芽を出してから10日ほどで竹になってしまう。まさに旬の味覚。

たけのこはなんといっても鮮度が命。

日にあたるとアクによって苦みや渋み、
えぐみが増してしまうそう。

そのためできるだけ日が昇っていない早朝に収穫を行い、
午後には大量のたけのこのアク抜き作業をしなければならないのだとか。

ここまで手間暇と労力をかけるのは、
安心安全のおいしさを届けるため。

石井食品では、昨年のストックではなく
その年に収穫した新鮮なたけのこだけを使い、
素材本来の味わいを生かした独自の調理法を大切にしています。

石井食品の従業員も時には山へ入るのだとか。

石井食品の従業員も時には山へ入るのだとか。

石井食品の広報担当の市川菜緒子さんによると、
「昨年は寒さと水不足で筍の成長が遅かったのですが、
今年は暖かい気候のおかげで例年より早く収穫ができる見込みです。
予定通り、おいしい筍まぜごはんの素がみなさまに
お届けできそうでわくわくしています」とのこと。

筍まぜごはんにぴったりのお米もセットで販売中。
詳しくはこちらの公式サイトでチェックを。

メディテーションサウナと サ飯が楽しめる 〈プレミアホテル-CABIN-札幌〉

札幌の中心部でフィンランド式ロウリュサウナを心静かに堪能

2023年2月1日(水)、〈プレミアホテル-CABIN-札幌〉の女性サウナ室が、
「静寂な空間で心と体を整える」をコンセプトとした「メディテーションサウナ」
としてリニューアルオープン。
あわせて朝食ブッフェにサウナ飯も導入されました。

すすきの駅から徒歩7分の場所に位置する〈プレミアホテル-CABIN-札幌〉

狸小路商店街や大通公園なども徒歩圏内で、
すすきの駅から徒歩7分の場所に位置する〈プレミアホテル-CABIN-札幌〉。
客室棟とは別棟に温泉・サウナ施設が備えられています。

リニューアルした女性サウナ室には、札幌のビジネスホテルでは珍しい、フィンランド式ロウリュサウナを完備。

リニューアルした女性サウナ室には、札幌のビジネスホテルでは珍しい、
フィンランド式ロウリュサウナを完備。
今回のリニューアルで新たに、サウナストーンの中に
トントゥの泉(ミニ噴水)が設置されました。
水を注ぐと一定時間、水が小さく噴き出すので、適度な湿度を保つことができます。

女性サウナ室は照明が抑えられ、テレビや音楽の音が一切ないことで、
自分の呼吸を感じ、心をととのえるのに最適な空間です。
本格的に瞑想にふけりたい方向けに、サウナ室の下段は
あぐらの姿勢をとることができる、ゆったりとした幅の座面になっています。

毎週水曜日限定でアロマロウリュも実施。

また、毎週水曜日限定でアロマロウリュも実施。
2月には、アンチエイジングやリフレッシュが期待できる
「ローズマリー&グレープフルーツ」のアロマロウリュが登場しました。

天然温泉の天空露天風呂、〈ReFa〉のシャワーヘッドやドライヤーも完備

大浴場の洗い場3カ所を「ととのえ処」とし、休憩できる椅子や足桶を用意。

サウナ室の目の前にある水風呂は地下水を使用しているため、
水温がいつでも13度前後と低めに保たれています。
大浴場の洗い場3か所を「ととのえ処」とし、休憩できる椅子や足桶を用意。
座ったまま頭上から冷水シャワー(通称:ススキノの滝)を浴びることができます。
また、階上の屋上露天風呂ではゆったりと外気浴を楽しめます。

大浴場や天空露天風呂は鉄分を豊富に含む、札幌では珍しい泉質の天然温泉です。

大浴場や天空露天風呂は鉄分を豊富に含む、札幌では珍しい泉質の天然温泉です。

さらに女性大浴場には、美容ブランド〈ReFa〉の最新モデルのシャワーヘッド
〈ReFa FINE BUBBLE PURE〉が、女性パウダールームには
〈ReFa BEAUTECH DRYER PRO〉のドライヤーが新たに設置されました。
また、水曜日限定でデトックスウォーターも提供されています。
サウナは宿泊客だけでなく、日帰り入浴でも利用可能です。

〈神戸布引ハーブ園/ロープウェイ〉で春の花々が見頃に。 イチゴのスイーツが楽しめる 期間限定イベントも開催中!

色とりどりの花とハーブを一度に楽しめるチャンス

標高400メートルの山上に位置し、神戸のまち並みが一望できる
リゾート施設〈神戸布引ハーブ園/ロープウェイ〉。

その敷地内に広がる約4万平方メートルものガーデンでは、
チューリップやハナナ(花菜)など春の花々が見頃を迎えています。

黄色い花をつけるハナナ。

黄色い花をつけるハナナ。

例年このような光景を見せてくれるネモフィラの花々も、徐々に咲き始めています。

例年このような光景を見せてくれるネモフィラの花々も、徐々に咲き始めています。

色鮮やかな美しい花々を眺めながら、お弁当やワイン、焼き菓子、レジャーシート、
カトラリーなどがセットになったピクニックバスケットセットを受け取るだけで
気軽にピクニックが楽しめる〈Garden Picnic2023〉のサービスも提供中
(1日限定10組・要事前予約)。

〈Garden Picnic2023〉7000円(2名分)。手ぶらでワンランク上のピクニックを体験できます。

〈Garden Picnic2023〉7000円(2名分)。手ぶらでワンランク上のピクニックを体験できます。

また、2023年3月18日から7月2日までの間〈GARDEN FEST 2023-Spring-〉が
開催しています。

期間中、〈展望プラザ〉ではドイツワインやビールと相性抜群の
オリジナルハーブソーセージや仔羊のブロシェットなどを味わえる
〈ハーブマルシェ〉が行われているほか、ハーブに詳しいスタッフから
活用法や栽培法を聞ける〈ハーブガイドツアー〉などに参加できます。

〈ハーブマルシェ〉で、ワインやビール片手に優雅なランチタイムを。

〈ハーブマルシェ〉で、ワインやビール片手に優雅なランチタイムを。

〈ハーブガイドツアー〉は無料で参加が可能。

〈ハーブガイドツアー〉は無料で参加が可能。

また、アロマやハーブのワークショップなども予定されており、
楽しいイベントが目白押しです。

〈アロマスタジオ〉では、好きな香りでアロマグッズをつくることも。

〈アロマスタジオ〉では、好きな香りでアロマグッズをつくることも。

輪島塗や九谷焼などを1点1か月から。 伝統工芸品のレンタルサービス〈LIFT〉

伝統工芸品を気軽に楽しめる

石川県を拠点に輪島塗の製造販売を行う〈株式会社The Three Arrows〉が、
伝統工芸品のレンタルサービス〈LIFT〉をスタートさせました。

このサービスは、月額料金を支払うことで輪島塗や九谷焼、有田焼や江戸切子など、
全国各地の伝統工芸品を1点から気軽に自宅で利用が可能になるというもの。
使ってみたいけど敷居が高いと思われがちな伝統工芸品を少額で気軽に、
ひと月単位から使うことができ、気に入った場合は買い取ることもできるのが画期的。

伝統工芸品のレンタルサービス〈LIFT〉がスタート

返却も好きなタイミングで可能で、最低利用期間などの縛りもなし。
レンタルを続けていくと月額料金は下がって5か月目で満期になり、
6か月目以降は自分の所有工芸品として使うことができるのです。

有田焼商品(一部)

有田焼商品(一部)

輪島塗ぐい呑み

輪島塗ぐい呑み

レンタル方法については、
サイトで借りたい商品を見つけて申し込めば、月払いのレンタルが開始。
同時に同サービスのLINEのお友達登録をすることで、
商品の発送予定日や2か月目以降のお支払いや
返却タイミングなどの情報を事務局とタイムリーにやりとりできます。
レンタル期間中に誤って商品を破損させてしまった場合も、
翌月のレンタル料金を支払うだけ。それ以上のお支払いは必要ありません。

石川県小松市の廃校を活用した オーベルジュ〈Auberge “eaufeu”〉。 若きシェフが卒業生を招いた ホームカミングレストランを開催

過疎化が進む地域で、廃校になった母校でのレストラン体験を

〈Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)〉は、
少子化に伴って閉校した旧小松市立西尾小学校の建物をコンバージョンし、
12室の客室とガストロノミーレストランを擁する宿泊施設です。
小松空港から車で30分ほどの石川県小松市観音下町(かながそまち)にあります。

〈Auberge

その〈Auberge "eaufeu"〉のレストランで、
旧西尾小学校の閉校時に在籍していた子どもたちを招待する
ホームカミングレストランと称したイベントが、2023年3月19日(日)に行われました。

旧西尾小学校の閉校時に在籍していた子どもたちを招待するホームカミングレストランと称したイベントが行われました。

里山に囲まれた旧西尾小学校の校下は、少子化が進み、
平成30(2018)年3月の閉校時には30人あまりの児童が在籍していました。
2023年3月時点で当時の1年生が小学6年生、6年生は高校2年生に成長し
ホームカミングレストランに訪れたのは、そのうち17人。
もちろん保護者の付き添いはありません。

盛りつけは子どもたちの目の前で。切り分ける前の大きな黒豚のローストも登場

カードには参加者へのメッセージと食材の生産者などの名前が書かれています。裏にはスタッフからの直筆メッセージも。

カードには参加者へのメッセージと食材の生産者などの名前が書かれています。裏にはスタッフからの直筆メッセージも。

メインダイニングは、元は職員室だった部屋が使われています。
テーブルには、ナイフ、フォークなどのカトラリー、グラスなどが整然と並びます。

料理に使われる食材とその生産者らが記されたカードもテーブルに。
表にシェフの糸井章太さん、裏にはスタッフの全員が一人ひとり、
歓迎のメッセージを書き入れて、子どもたちを迎えました。

シェフの糸井章太さん。

シェフの糸井章太さん。

子どもたちが揃うと、
糸井シェフが歓迎の挨拶をして、自家製のホワイトコーラで乾杯してイベントがスタート。
ホワイトコーラは近隣の山に自生する樹木、黒文字をベースに
さまざまなスパイスの香りを移したものです。

自家製のホワイトコーラで乾杯してイベントがスタート。

この日に用意された料理はすベて、このイベントのための特別な料理。
ゲストである子どもたちの目の前で盛りつけをするスタイルで行われました。

手際良く盛り付ける様もみどころになっていました。

手際良く盛りつける様もみどころになっていました。

1皿目のサラダがテーブルにそろったところで、
各テーブルにスタッフが回ります。

添えられたパンについても「お皿に残った卵をつけて食べるとおいしいです」などと、レストランでの振る舞いについて伝えます。

「サラダはフォークとナイフで食べてもいいし、お箸で食べてもいいですよ」と声をかけ、
添えられたパンについても「お皿に残った卵をつけて食べるとおいしいです」などと、
レストランでの振る舞いについて伝えます。

「サラダはフォークとナイフで食べてもいいし、お箸で食べてもいいですよ」と声をかける

2皿目は黒豚のロースト。
はちみつを塗りながらオーブンで焼いたという丸ごとのロース肉です。
各テーブルで子どもたちに見せてから、シェフがみんなの前で切り分けました。

子どもたちは「想像していたのと違って、塊の肉が出てきたからインパクトがあった」と
普段は見ることのない大きな肉に惹きつけられた様子。

デザートのシュークリームは焼きたて。

デザートのシュークリームは焼きたて。
目の前で2種類のクリームが絞られ、粉糖で仕上げられました。
テーブルにサクサクのシュークリームが配られると、嬉しそうな表情も見えました。

仲のいい同学年でテーブルを囲み、ときどき若いスタッフと話すなど、和やかな雰囲気で食事が進みました。

食事中、子どもたちは口々に「おいしい」を連発。
最初こそ緊張した表情も見えましたが、
仲のいい同学年でテーブルを囲み、ときどき若いスタッフと話すなど、
和やかな雰囲気で食事が進みました。

約1時間半に渡ったイベントの終了後、子どもたちは、館内ツアーへ。
図書室や教室だったスペースを利用した客室や、
在校時には立ち入ることがなかった屋上にも足を踏み入れました。

和歌山県海南市の〈中野 BC〉より、 梅の花由来の乳酸菌と オリゴ糖配合の梅シロップ ギフトセットが新登場

500ml×2本、3456円、3倍希釈タイプ

果汁感を引き出した「白」と、食事シーンに合わせたい「紅」を2種飲み比べ

梅を使った商品をはじめ、酒類・アロマ・健康食品を製造販売する
和歌山県海南市の〈中野 BC〉。
乳酸菌やオリゴ糖を使用した健康に気遣う梅シロップのギフトセット
〈長久梅 梅シロップ紅・白〉が、この春新登場しました。
梅の花由来の乳酸菌とオリゴ糖配合の〈長久梅 梅シロップ白(しろ)〉と、
赤い果肉が特徴の希少品種の露茜梅しそを加えた〈長久梅 梅シロップ紅(あか)〉
の飲み比べができる2種セットです。
 
これまで中野 BCが手がけてきた梅シロップは、果肉が厚く、皮が薄く
梅の風味がしっかりと出る南高梅の特徴を全面に生かした濃厚な甘酸っぱさが特徴でした。
しかし、今回の2種類セットは、新たな要素を組み込むことで
梅のさらなる魅力を楽しめる商品になっています。

希少品種・露茜梅としそ、梅の花の乳酸菌・オリゴ糖入りの梅酒シロップ

「長久梅 梅シロップ白(しろ)」と、「長久梅 梅シロップ紅(あか)」の飲み比べが出来る2種セット

〈長久梅 梅シロップ白〉は、梅が持つ良さをより全面に出したシロップです。
非加熱で抽出した華やかな香りの梅シロップに、梅の花由来の乳酸菌(フェカリス菌)
を加えています。

フェカリス菌はビフィズス菌などに比べて小さいため一度にたくさん摂取することができ、
狭いところまで行き届く特徴を持つ乳酸菌です。
さらに砂糖ではなくオリゴ糖を使用することで、甘さは残しつつも
まろやかでやさしい味わいのシロップとなっています。

やさしいオリゴ糖の甘みと、梅の持つ「華やかさ」を楽しめるよう非加熱で抽出し
梅本来の香りを存分に生かしています。
ひと口飲めばジュワッと梅の果汁感と豊かな風味が広がるのが特徴です。

〈長久梅 梅シロップ紅(あか)〉は、和歌山県産の梅2種特徴を出したシロップです。
これまでと同様の南高梅と、赤い果肉・果汁が特徴の露茜(つゆあかね)
という品種の梅をブレンドしています。
また梅と相性の良い健康素材・紫蘇を加えることで味や香りに爽やかさをプラス。
紫蘇の清涼感が印象的で、食事にも合う味わいになっています。

冷蔵庫でキンキンに冷やしてお風呂上りに、寒い日はお湯割りでほっとひと息、
ほどよい酸味と爽やかな香りで気分までリフレッシュできる梅シロップです。
また、希釈タイプのため、お好みの濃さや飲み方で
さまざまなシーンで気軽に楽しめるようになっています。

パッケージは「大切な人に贈る花束」をイメージした梅の花を散りばめたデザイン。

パッケージは「大切な人に贈る花束」をイメージした梅の花を散りばめたデザイン。
一部の梅の花は箔押しを施してあり、光に反射して上品に輝きます。

2024年大河ドラマで注目! 紫式部ゆかりのミュージアムに併設の 本格日本茶カフェ〈雲上茶寮〉が 営業再開

『源氏物語』に想いを馳せながら優雅なティータイムを

日本を代表する古典文学『源氏物語』を楽しみながら学べる
〈宇治市源氏物語ミュージアム〉。

2024年のNHK大河ドラマでは、その著者である紫式部が
主人公として描かれることが発表されており、注目のスポットでもあります。

そんな同ミュージアム館内にあるカフェ〈雲上茶寮(うんじょうさりょう)〉が
改修工事による臨時休業を終えて、2023年3月14日に営業を再開しました。

〈宇治市源氏物語ミュージアム〉館内にあるカフェ〈雲上茶寮(うんじょうさりょう)〉

このカフェは、京都宇治の抹茶専門ブランド〈抹茶共和国 Matcha Republic〉による
初の茶寮ブランドとして、2022年4月2日にオープン。

ミュージアムカフェという立場で、『源氏物語』を想起させるスイーツメニューや
伝統の日本茶と、新しい楽しみ方を発信してきました。

こだわりの日本茶は、その第一人者である茶匠の協力・指導のもとで選りすぐった
珠玉の宇治茶と日本茶を使用。

厳選した素材に、〈抹茶共和国 Matcha Republic〉が探求してきた茶葉の香りや
持ち味の引き出し方を駆使しながら、味わい深いお茶を提供しています。

こだわりの日本茶は、その第一人者である茶匠の協力・指導のもとで選りすぐった珠玉の宇治茶と日本茶を使用。

廃棄される食器を再利用! 東濃のリサイクル土からできた マルチユースなカップが発売

東濃の新たな器づくりのかたち

岐阜県多治見の老舗窯元〈丸朝製陶所〉が作陶し、
デイリーユースなうつわを展開する器ブランド〈きほんのうつわ〉から、
2023年2月、リサイクル土を使用した新商品〈カップ〉が発売されました。

鉱山採掘における後継者不足や経営上の問題などで閉山が相次ぎ、うつわづくりに適した土が採れなくなりつつあります。

1992年ごろは約60の鉱山が稼働してた岐阜県ですが、
鉱山採掘における後継者不足や経営上の問題などで閉山が相次ぎ、
うつわづくりに適した土が採れなくなりつつあります。

1997年に陶磁器のリサイクルを目的とした「グリーンライフ21・プロジェクト(GL21)」を設立。

東濃では、その解決策のひとつとして、
1997年に陶磁器のリサイクルを目的とした
〈グリーンライフ21・プロジェクト(GL21)〉を設立。
地域ぐるみで原料枯渇の問題に向き合ってきました。

一般的なうつわは、鉱山から採取した土を使用して製作されていますが、
原料となる土不足などの観点から、昨今はリサイクル土が注目を集めています。

食器リサイクルの流れ

〈たたみのみみ〉 畳の「ミミ」でおしゃれに消臭!

たたみのみみ 1210円 幅70mm×奥行70mm×高さ150~200mm

切り落としてしまうイ草を消臭剤に

日本の住空間には欠かすことのできない“畳”。
しかし近年、洋の暮らしの定着やリビングダイニングの普及で
畳の需要が減り、畳を取り巻く産業も衰退しつつあります。

畳を作る際に切り落としてしまうイ草の「ミミ」の部分

そこで、静岡市でプロダクトデザインを中心に従事している〈株式会社アンノット〉は、
静岡県焼津市の〈松葉畳店〉とともに、畳をつくる際に切り落としてしまう
イ草の「ミミ」の部分を自然の消臭剤とした消臭インテリア〈たたみのみみ〉を発表。
静岡のものづくりを紹介するECサイト〈耕人〉で現在販売されています。

松葉畳店はかねてよりイ草とイ草農家さんに熱い想いを抱いており、
イ草も有効利用したいと考えました。
そこでアンノットは、畳の材料となる「イ草」は消臭効果があることから、
イ草を消臭剤として活用することをひらめきました。

捨てられていた魚の皮を革に。 富山県氷見市で生まれた サステナブルな フィッシュレザーブランド〈tototo〉

魚1匹ずつで異なるウロコの形がユニークなフィッシュレザー

富山県の北西に位置する氷見市。氷見といえば、ブリを思い出す人も多いはず。
その氷見でブリをはじめとする魚の皮を、
革(フィッシュレザー)に加工するブランドがあります。

魚の皮を革(フィッシュレザー)に加工するブランドがあります。

フィッシュレザーブランド〈tototo〉が販売しているのは、ブリ、スズキ、鯛、
鮭の皮をなめし加工してつくった名刺入れや財布、スマホケースなどです。

ブリのレザー。

ブリのレザー。

フィッシュレザーの最大の特徴は、表面にそれぞれの魚が持つ鱗の形が浮き出ていること。
ほかに例のない素材であることに加え、同じ種類の魚でも、
ひとつひとつ異なる模様のユニークさや、
出世魚のブリを使った製品が就職祝いに向いていると
注目する人が増えてきました。

スズキのレザー。

スズキのレザー。

商品はネット通販のほか、東京やニューヨークのセレクトショップでも販売しています。

製品は使用感をよくするため牛革と組み合わせられています。

製品は使用感をよくするため牛革と組み合わせられています。

実験を繰り返してフィッシュレザーとしてなめす技術を確立

〈tototo〉代表の野口朋寿さん。実家は香川県のお寺だそう。

〈tototo〉代表の野口朋寿さん。実家は香川県のお寺だそう。

フィッシュレザーブランドtototoが生まれたのは、2020年4月のこと。
代表の野口朋寿(のぐちともひさ)さんは、
当時氷見市の地域おこし協力隊のメンバーでした。
というよりも、そもそも野口さんが地域おこし協力隊になったのは、
氷見でフィッシュレザーを開発することも目的のひとつだったのです。

野口さんが、魚の皮を革素材、レザーにすることに興味を持ったのは大学時代。
故郷、香川県の高校でも学んだ漆工芸をもっと学ぶため、氷見市の隣、
高岡市にキャンパスがある富山大学芸術文化学部に進みました。
4年生になった2016年、卒業制作には漆と趣味にしていたレザークラフト、
両方の要素を取り入れたいと考えていました。

漆と牛革、金箔などを組み合わせて作品を制作しながら、興味の方向は素材そのものへ。
自分でも生き物の皮を加工してみたいと考えた野口さんは、
鶏の皮で試してみようとスーパーに出かけました。
富山のスーパーは実に魚が豊富。「魚の皮ってレザーになるのかな」と
1尾のスズキを一緒に買ったことがフィッシュレザーへの入り口となりました。

しかし、そのときは鶏の皮でもスズキの皮でもレザーにすることに失敗。
それから氷見市内で魚の皮からレザーをつくろうとしているNPOの存在を知り、
一緒に実験を繰り返しました。しかし、なかなかレザーとして使えるものにはなりません。

かつて試行錯誤をした魚の皮の数々。魚屋さんに並ぶ魚は、ほとんど試しました。

かつて試行錯誤をした魚の皮の数々。魚屋さんに並ぶ魚は、ほとんど試しました。

動物の皮も魚の皮も、なめすという作業を経て革素材として使えるようになります。
余計な身や毛などを削ぎ取り、水分を乾燥させ、油分を取り除いて繊維だけの状態にして、
さらにしなやかで丈夫にするための素材を染み込ませるなど工程があります。
この過程がうまくいかないと途中で腐敗したり、魚なら魚臭さが残ったりしてしまいます。

金箔と当時のフィッシュレザーを組み合わせた野口さんの卒業制作。

金箔と当時のフィッシュレザーを組み合わせた野口さんの卒業制作。

野口さん自身は、なんとか卒業制作として
フィッシュレザーと漆を組み合わせたベストをつくりました。
そのベストは現在も工房に飾られていますが
「革が下敷きみたいにかたくて、着心地のいい物にはなりませんでした」と野口さん。

大学卒業後は一度富山を離れ、別の勉強をしながら、
ひとりでフィッシュレザーの実験を繰り返しました。試行錯誤を重ねた結果、
加工技術を確立させることに成功します。
しかし、その頃、氷見で一緒に実験をしていたNPOの活動が休止することに。
「ひとりでも氷見でフィッシュレザーの活動を続けられないかな」と考え始めます。
フィッシュレザーの商品と並行してできそうだと、
氷見市の地域おこし協力隊に参加することにしました。

氷見に住みながら、地域おこしとフィッシュレザーの活動を両立させ、
任期3年の2年目だった2020年に商品化にこぎつけたのです。

横浜に春の訪れを告げる 〈ガーデンネックレス横浜2023〉 開催。12のホテルとのコラボでは 限定メニューも

100本の桜並木に、各所に植えられた20万本のチューリップも。
リレーするように咲く花たち

3月下旬にはサクラ、4月にはチューリップ、5月にはバラやユリなど、
さまざまな花がリレーするように咲き誇る春。
横浜の海を臨むまち並みと色とりどりの花と緑の会場を
ネックレスのようにつなぐ〈ガーデンネックレス横浜2023〉が開催されます。

みなとみらいそばの汽車道。

みなとみらいそばの汽車道。

会場となっているのは、横浜市内のいくつもの公園や施設など。
メイン会場として「みなとエリア」と「里山ガーデン」があります。

元町公園でも、サクラがみごとに咲きます。

元町公園でも、サクラがみごとに咲きます。

「みなとエリア」はその名の通り、海からほど近い会場です。
桜木町駅から横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜へと続く約500メートルは
100本もの桜並木が楽しめるさくら通り。
運河と横浜ランドマークタワー、大観覧車を眺めながら散策できる汽車道も
サクラの木がたくさん植えられています。

横浜スタジアムのある横浜公園にはチューリップが10万本も植えられています。

横浜スタジアムのある横浜公園にはチューリップが10万本も植えられています。

サクラの花と入れ替わるかのように花開くチューリップは市内各所で20万本が見られ、
そのうち10万本が横浜公園に植えられています。
また、横浜港に続く日本大通りも、400メートルのチューリップの花回廊に。

横浜市限定のチューリップ品種「ラバーズタウン」。

横浜市限定のチューリップ品種「ラバーズタウン」。

山下公園では、チューリップの他にもスイセンやムスカリなど、春に咲く球根が植えられ、
その中には「ラバーズタウン」という品種のチューリップも含まれています。
なんと横浜市限定の品種なのだとか。

港の見える丘公園内のバラとカスケードの庭。

港の見える丘公園内のバラとカスケードの庭。

5月になると主役はバラに引き継がれて、5月3日から6月11日は
〈横浜ローズウィーク〉です。山下公園や港の見える丘公園などでも
色とりどりのバラの花と香りが訪れる人を楽しませてくれます。

「里山ガーデン」内の「横浜の花で彩る大花壇」は市内最大級1万平方メートルもの大規模な花壇です。

「里山ガーデン」内の「横浜の花で彩る大花壇」は市内最大級1万平方メートルもの大規模な花壇です。

「里山ガーデン」は〈よこはま動物園ズーラシア〉に隣接しています。
5月7日まで「里山ガーデンフェスタ」と称して、
市内最大級1万平方メートルもの「横浜の花で彩る大花壇」が限定公開。
花壇に植えられた花の苗は約9割が横浜市内産です。

マスコットキャラクターのガーデンベアは「里山ガーデン」以外にも、コラボするホテルのロビーでも訪れる人をお出迎え。AR巨大ガーデンベアとして海上にも出現する予定です。

マスコットキャラクターのガーデンベアは「里山ガーデン」以外にも、コラボするホテルのロビーでも訪れる人をお出迎え。AR巨大ガーデンベアとして海上にも出現する予定です。

学び舎の記憶を未来へつなぐ 滞在型ホテル 〈ザ・ホテル青龍 京都清水〉

地域が誇る歴史ある小学校をコンバージョン

今から150年以上前の明治初期。
京都市内に「番組小学校」と呼ばれる小学校がいくつもできました。
全国に先駆けてできた学区制の小学校で、
地元住民の寄付によってつくられました。

コンバージョンされる前の校舎。右に立つ桜の木は今も健在です。

コンバージョンされる前の校舎。右に立つ桜の木は今も健在です。

〈ザ・ホテル青龍 京都清水〉は、その番組小学校のひとつをルーツに持つ
歴史ある建物をコンバージョンして生まれたホテルです。

明治2(1869)年に下京第二十七番組小学校として開校し、
昭和8(1933)年に移転新築された元清水小学校の校舎を保存、活用しています。
清水小学校は2011年に閉校となり、ホテルは2020年にオープンしました。

かつての講堂の姿。

かつての講堂の姿。

新たにホテルとして活用するにあたり、
元の建物を保存することが第一条件でした。

すべての客室には、かつての姿を見られる冊子が置かれています。

すべての客室には、かつての姿を見られる冊子が置かれています。

外観はもちろん、廊下や階段、アーチ窓など、
意匠を凝らしたモダンな建築だった校舎は
ホテルのあちこちにその面影を残し、
むしろそのデザインを際立たせるように整備、増築。
初めて訪れても、自身の小学校時代の思い出と重なって、
懐かしい気持ちが湧き上がってくるはずです。

建物のあちこちに残るかつての面影も楽しく

かつての校庭が目に入ります。

アプローチから〈ザ・ホテル青龍 京都清水〉に向かうと、
かつての校庭が目に入ります。

階段は形状を継承し、石材を新しく。

階段は形状を継承し、石材を新しく。

校庭から建物をつなぐのは広い階段です。
この階段は、階段の下にあった古い郵便ポストとともに
小学校だったころから建物にとって象徴的なもの。
そのポストも少しだけ位置をずらして、今も設置されています。

アーチ型の梁や、窓のデザインも生かした美しい現在の階段。

アーチ型の梁や、窓のデザインも生かした美しい現在の階段。

建物内部で、かつての日常を色濃く感じさせるのも階段です。
幅の広さが学校らしい階段には、
手すりに危険防止が目的だったと思われる突起が残されています。
長い間、先生や子供たちが登ったり降りたりしたせいで、
すり減ってしまった箇所もそのまま。

踊り場の窓も、かつて子どもたちが元気に行き交った姿を映し出すようです。
もちろん建物内にはエレベーターが設置されていますが、
できるなら階段を使って目的階に移動したくなります。

音楽室だった部屋は、かつての写真がいくつも展示されているアーカイブコーナー。

音楽室だった部屋は、かつての写真がいくつも展示されているアーカイブコーナー。

講堂だった場所は、主に朝食のレストランとして使われます。

講堂だった場所は、主に朝食のレストランとして使われます。
同時にホテルのライブラリーとしても利用されていて、
高さを生かした本棚から目線を上げると天井のデザインが
当時のままであることに気がつきます。

外壁やスペイン瓦、雨どいが間近に見られるという楽しい仕掛け

南と北にある棟を3階で繋ぐ廊下は講堂の外に新設されたもの。
外壁やスペイン瓦、雨どいが間近に見られるという楽しい仕掛けです。

廊下のあちこちにはアートオブジェが設置されています。

廊下のあちこちにはアートオブジェが設置されています。
これも図画など小学生の作品が置かれていたかつての廊下をイメージさせるもの。
廊下の窓から見える校庭や別棟の姿にも、建物内をさまよう楽しさが感じられます。

国際的なコンテストで受賞の クラフトビールメーカー〈銚子ビール〉 が醸造所とカフェを新設

国際的なクラフトビールコンテストで賞を受賞している〈銚子ビール〉

「World Beer Awards」(イギリス)など国際的なクラフトビールコンテストで
数々の賞を受賞している千葉県銚子発のクラフトビールメーカーの〈銚子ビール〉。
千葉県銚子市垣根町で200年続く〈藤兵衛〉本店の跡地に
新しいクラフトビールの醸造所〈銚子ビール藤兵衛醸造所-Choshi Good Beer Café〉が
2023年4月下旬〜5月上旬に誕生します。

受賞実績

季節ごとに限定クラフトビールなどを展開している〈銚子ビール〉。
ローストされたモルトの香ばしさ、柑橘ホップの痛快なアロマが特徴の「犬吠BlackIPA」
が2022年度の「World Beer Awards」でIPA Black部門金賞を受賞したほか
オレンジピールとコリアンダーシードが爽やかでジューシーな「犬吠WhiteIPA」、
銚子の魚に合う琥珀色のアンバーエール「銚子エール」などを展開しています。

銚子ビールのロゴは、日本一早く昇る初日の出をモチーフにして、
縁起のいい「はじまり」を応援するメッセージを込めています。
新しい挑戦に立ち向かうとき、新しいモノや発見に出会ったとき、
人生の何かの「はじまり」を応援するクラフトビールとして、
笑顔ある人生に寄り添い続けていきたいという想いが込められています。

〈USEUM SAGA〉佐賀県独自の期間限定ガストロノミーレストランの4回目は 〈Kaji syneraltgy restaurant〉と 〈とおの屋 要〉のコラボ

「美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン」がコンセプト

全国で、ローカルガストロノミーレストランや、
ディストネーションレストランといった、
“旅の目的地”となる地域発のレストランが注目されています。

東京都内や大都市には、洗練されたおいしいものが集まりますが、
わざわざ足を運んで食べに行きたくなったり、
ここでしか味わえない新鮮な食材や、
料理人の哲学を味わったりという体験に価値を見出しているのです。

佐賀県は、伊万里や有田、唐津に代表される日本の中でも有数の器の一大産地。
この文化性をいかした独自のローカルガストロノミーに注力。
「美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン」
をコンセプトとした〈USEUM SAGA〉を2021年7月から開催しています。

インスピレーションを受けたのは、2015年から全国各地で行われ、
2018年には有田町で開催された〈ダイニングアウト〉。
シンガポールのシェフ、アンドレ・チャン氏を招き、
江戸時代につくられ有田の古いまち並みを象徴する、
トンバイ塀(登り窯に使われていた耐火レンガの廃材等を塗り固めた壁)裏通りで
行われるという例を見ないシチュエーション。
佐賀の食材、器、シェフの技術を見事に融合してみせ、
噂を聞きつけ集まった食通たちの度肝を抜いた伝説の回でもありました。

ダイニングアウトは、国内外、特に東京の有名シェフを招聘するスタイルでしたが、
この成功体験をさらに佐賀県が独自にブラッシュアップしたのが、
このUSEUM SAGAです。

USEUM SAGAを牽引する佐賀県流通・貿易課の安冨喬博さんは、
「ダイニングアウトのように、これまでは県外から有名なシェフに来てもらい、
佐賀の器に盛り付けてもらうことで
器の価値を“磨いて”もらうということをやってきましたが、
県内のシェフと一緒に伴走をしながら、佐賀の食材と器を磨いていき、
レストランとしての魅力を高めていくことで、
佐賀の文化的な価値や独自性といったものを
お客さんに感じていただけたらと思います」と話します。

USEUM SAGAは、佐賀県内のシェフやレストランに光を当て、
シェフには佐賀の器のことを知ってもらい、
招聘するシェフやお客さんには佐賀のシェフたちの存在や、料理を通して、
その土地の背景やつくり手の想いに気づくといったような、
おいしいだけではない食の楽しみを知ってもらうという
きっかけづくりなのだといいます。

「USEUM」とはMUSEUM(美術館)収蔵級の器をUSEする(使う)という意味。
まさに美術館で見るような人間国宝の作品も、卓上に現れるのです。
見て、触れて、食べて。五感をフル動員しながら、
佐賀をまるごと体験するのが、このUSEUM SAGAの特長です。

2023年2月4、5日実施の第4回のシェフは、
佐賀で今最も注目を集めるレストランのひとつ〈Kaji synergy restaurant〉の
梶原大輔さん。自らが狩猟や釣りで調達した食材を用いた変幻自在な料理と、
ソムリエの経験から来る、確かなお酒のセレクトに定評があります。

〈Kaji synergy restaurant〉の梶原大輔さん。

〈Kaji synergy restaurant〉の梶原大輔さん。

そして、東京のシェフやソムリエとコラボしてきたこれまでとは異なり、
地方で活躍するシェフに着目し、コラボレーションの相手として、
岩手県遠野市の民宿〈とおの屋 要〉の佐々木要太郎さんを招聘。
発酵や保存といった東北の生活の知恵を取り入れた料理が人気の宿です。

〈とおの屋 要〉佐々木要太郎さん。

〈とおの屋 要〉佐々木要太郎さん。

そして、ふたりが共同で完成させた皿を彩るのに欠かせない、
アルコール・ノンアルコールのセレクトとサーブを、
ワインテイスター・ソムリエの大越基裕さんが担当します。

ワインテイスター・ソムリエの大越基裕さん。

ワインテイスター・ソムリエの大越基裕さん。

いわば、ローカル×ローカルの共演。
東北と九州、気候も食文化も異なる場所のふたりがどのような融合を見せてくれるのか、
そこに、器はどう絡んでくるのかーー
地元佐賀はもちろん、九州各地や遠くは埼玉からのお客さんが
Kaji synergy restaurantに集い、第4回USEUM SAGAが開幕。
お料理を一部ご紹介します。