5月22日(金)〜24日(日)まで、
沖縄の桜坂劇場にて「沖縄まーさん映画祭」が開催されます。
「まーさん」とは、沖縄のことばで「おいしい」。
この映画祭では“「いただきます」から世界を変えよう!”をテーマに、
食品表示からはわからない“食”の裏側にある世界に迫ります。
期間中は、“食”をテーマとした6本の映画や
トークイベント、スペシャルメニューなど
「おいしい」メニューが盛りだくさん!
上映作品は、「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」(2013年 アメリカ・ハイチ・ノルウェー)。

「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」子どもを持ったことがきっかけで「遺伝子組み換え(GMO)って何なんだ?」と考えるようになったというジェレミー・セイファート監督による遺伝子組み換え食品をめぐるロード・ムービー。
先日コロカルでもご紹介した、大林千茱萸監督の「100年ごはん」

「100年ごはん」無農薬・無化学肥料の野菜作りを推進する、大分県臼杵市の取り組みにフォーカスをあてたドキュメンタリー。
「初女さんから いのちの贈りもの」(2008年 日本)。

「初女さんから いのちの贈りもの」青森県弘前市で「森のイスキア」を主宰し、88才になったいまも全国から訪れる客を手料理でもてなし、相談に耳を傾ける佐藤初女さんにフォーカスをあてた作品。
「A Film About Coffee」(2014年 アメリカ)。

「A Film About Coffee」ホンジュラスやルワンダのコーヒー産地から、サード・ウェーブ・コーヒーを牽引する都市であるサンフランシスコ、ポートランド、シアトル、東京のコーヒー文化を取り巻く人々にフォーカスをあてたドキュメンタリー。
いま、ペルーを変えようとしているシェフ・ガストン・アクリオに迫った
ドキュメンタリー「FINDING GASTON(原題)」(2014年 ペルー・アメリカ)、
“水戦争”の現状を追った社会派ドキュメンタリー
「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」(2009年 アメリカ)、以上の6本。
今年は遺伝子組み換えやコーヒー、有機農業などを
テーマとした映画が集まりました!
2015年6月5日(金)~6月15日(月)、
静岡県の東伊豆にて、
「東伊豆まち温泉郷 ほたる観賞の夕べ」が開催されます。
元県会議員木村家の別邸であり、澄み切った水と池を誇る
自然庭園「大川竹ヶ沢公園」でほたる観賞を楽しむほか、
暗闇の中をちょうちんを持って歩く「ちょうちんウォーク」や
地元地場産品販売などの「ほたる市」が出てにぎわいます。
池の水面にもホタルの光が映り込む、幻想的な風景を
見ることができますよ。

東伊豆町の「ほたる観賞の夕べ」が初めて開催されたのは
30年以上も前のこと。
いまでは、この鑑賞会のために、観光協会員の方が
1年を通じて水と餌を管理し、
毎年3月には地元の小学生と一緒に
ホタルの幼虫を放流しているのだそう。
もし電車の中をペンギンがペタペタ歩いていたら...
めちゃくちゃかわいいに違いありません。
そんなペンギンファンと鉄道ファンの夢をかなえるイベント、
「ペンギン列車と志摩マリンランド「バックヤード探検」ツアー」が今年も開催されます。
開催日程は、2015年6月13日(土)、10月24日(土)、11月29日(日)、
12月12日(土)、2016年2月21日(日)、3月26日(土)の計6回。
これは近鉄こと近畿日本鉄道が開催するイベント。
志摩線活性化の一環として、三重県志摩市の水族館「志摩マリンランド」と協力し、
2009年から実施しています。
イベント当日は、なんと三重県鳥羽市の鳥羽駅から出発する貸し切り列車に、
志摩マリンランドで飼われているフンボルトペンギン数羽が同乗。
鳥羽駅~賢島駅間にわたり、ペンギンたちが列車内を
ペタペタ、ペタペタとかわいらしい姿で練り歩くほか、
ペンギンの生態について飼育員が説明してくれるのだそう。

のんびり旅に出た先で、少し時間に余裕ができて、
「何かおもしろいイベントやってないかな」と思って、
宿や店に置いてあるパンフレットやチラシを手に取ったら、
「こんなよさそうな市がやっていたのか!」
「しかももう終わってるし!」みたいに、後悔した経験はありませんか?
その地方で長い歴史を持っていたり、人々から愛されたり。
生活に密着した市は、町の魅力や個性がいっぱい詰まった場。
市で売られている、本当にさまざまな地元の食材や工芸品を
見るとなんだかうきうきしてくるし、
にぎやかでほのぼのとした雰囲気に、旅行者でもあたたかく
迎えられる感じがします。
地元にまつわるお祭りや行事とゆかりのある市もあって、
その町の飾らない、本来の表情を知ることもできますよね。
書籍「市めくり」は、そんなさまざまな地方の、さまざまな市を厳選した、
いままでありそうでなかったガイドブックです。
春夏秋冬の季節ごとの市、「毎月25日」のように定期的に行われる市、
そしてクリエイターや若い世代が始めた新しい市が取り上げられています。



書籍「市めくり」より
出雲大社へ行ったなら、すぐ近くにあるこの博物館も見逃せません。
出雲の古代の歴史・文化に関する興味深い展示がぎっしり!
行ってみるとまず、広大で気持ちの良い敷地と建物に圧倒されます。
緑の広がる開放的な空間に、ガラス張りのモダンな建物。
背後には出雲大社を取り巻く山々がそびえ、この景色を満喫するだけでも気分がいいです。
館内へ入ると、中央ロビーにはどーんと巨大な木のかたまりが!
2000年に、出雲大社境内遺跡より出土した、本殿の本物の3本の柱が展示されています。
直径が1mもある杉の木を3本束ねた柱で、宇豆柱(うづばしら)と呼ばれるものです。
鎌倉時代中期(1248年)のものらしい、と言われているそうです。
もう既に、博物館自体がパワースポットのようです。

そしてさらに圧巻のスポットは、「青銅器」をテーマにした展示室。
荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡などから大量に出土した、
弥生時代の青銅器や古墳時代の金銀の装色大刀が
がずらりと一堂に展示されています。大迫力!!
荒神谷遺跡では、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土し
1か所でこれだけ多くの銅剣が出てくることはかつてないことであり、
衝撃的な発見だったそうです。
古代出雲の歴史を解明する、大きな手がかりと考えられています。
出土品は現在、すべて国宝に指定されています。





出雲大社と神話の謎を紐解く展示や、
出雲風土記にまつわる展示、当時の暮らしを再現したコーナーなど、
興味深い展示は他にもたくさん。じっくり観ていたら一日がかりです。
古代文化、日本やアジアの文化などをテーマにした企画展も随時開催されています。
そして最後に一休みするなら、ここのカフェもおすすめ!
まるで空中に浮かぶような、ガラス張りの開放的な空間で、
緑の庭園、北山山系を眺めながら、お茶や食事が楽しめます。
古墳をかたどったカレーもあり、
食べ進めていると、何か発掘できるお楽しみ付きです。

Information

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島根県立古代出雲歴史博物館
住所:島根県出雲市大社町杵築東99-4
TEL:0853-53-8600
営業時間:9:00~18:00(11月~2月は9:00~17:00)
※最終入館時刻は閉館時間の30分前です。
休館日 毎月第3火曜日(第3火曜日が祝日の場合は、翌日が休館日)
常設展
一般 610円(団体490円)
大学生 410円(団体320円)
小中高生 200円(団体160円)
企画展の観覧料は、展示ごとに金額が異なります。
http://www.izm.ed.jp
出雲大社の参道へ向かう神門通りには、小さな店が楽しげにちょこちょこと並んでいます。
こちらのパン屋さんは、一畑電車(通称バタ電)の出雲大社前駅からもすぐ。
大正時代の建物だったという、古い日本家屋をそのまま生かした造りで、
鄙びた味わいがあります。

店内にはパンがぎっしり並んでいますが、夕方前には売り切れてしまうことも多いそう。
お客さんも次々とひっきりなしに入ってきます。
パンはだいたい80種くらいあり、ハード系からお惣菜系、菓子パンとさまざま。
小麦とお米由来の天然酵母を使用し、
地元の食材をできるだけ多く使っています。
雲南市で作られている木次乳業のパスチャライズ牛乳や、平飼いの有精卵、
そしてお隣の鳥取県、大山で作られる大山バターなどなど。
出雲では、斐川町で「出雲小麦」という国産小麦が作られており、
ブーランジェリーミケでは、7割のパンに
契約栽培で育ったこの出雲小麦を使っているそうです。

店主の宇佐美高広さんは、学生時代からパンが大好きで、
パン屋さんでアルバイトしていたこともあったとか。
東京へ出て天然酵母パンの美味しさを知り、7年修行の後、地元へ戻ってきました。
パンの香りを引き立て、旨味、甘味を存分に引き出せるよう、
丁寧に時間をかけて天然酵母を起こし、おいしいパン作りに努力しています。
オープンキッチンで作っているところが良く見えるのも、この店のいいところ。
宇佐美さんもお客さんと気軽に話をしながら、楽しく対応しています。
イートインはありませんが、お隣の喫茶店に持ち込みがOK。
お茶と一緒に焼きたてパンをいただくことができます。

出雲大社のすぐ近くなのですが、入り組んだ住宅街の中にあって、
なかなか分かりづらい場所。毎回迷いながらたどり着きます。
小道の向こうに、ぽつんと木造の作業棟が建っており、
庭に積まれたたくさんの薪は、燻製のためのもの。
ここでは、ナラやヤマザクラなどの原木を直に焚いて、燻製を作っています。
作業棟の中に入ってみると、レンガ造りの大きな燻製窯に圧倒されます。
島根産の豚や鶏を、シンプルに塩こしょうのみで燻します。
添加物は一切入っていない燻製です。
発色剤なども全く入っていませんが、とてもいいピンク色をしているのは、
じっくりと丁寧に低温で長時間燻しているからだそうです。
燻製職人の青木章さんは、以前は火山写真家だったそうです。
かつてトカラ列島を旅したとき、現地であまりに美味しい燻製の魚に出会って感動し、
見よう見まねで覚えたという燻製方法を、今の仕事に生かしています。
だから青木さんの一番の自信作は魚の燻製。
この地域で採れるアゴ(飛魚)を燻製にしています。
でも、いつもあるわけではありません。もし売っていたらラッキーです。
旬の時期、その日に採れた新鮮で上質な魚が手に入ったときにだけ作ります。
他にはベーコンやソーセージ、ポークジャーキー、スモークチキンなどがあります。
肉の深い旨味がしっかり出て、燻したよい香りが鼻腔をくすぐる、本当に美味しい燻製で、
ちょっと炙ってお酒のつまみにしても、細かく刻んで料理に混ぜても、
圧倒的に存在感のある味わいです。
素材を燻すために使う原木の薪は命そのものであり、
化学燃料とは全く違う、という青木さん。
木の年輪を見ると年月が分かり、生命の重さ、エネルギーを感じる、とのこと。
火と向き合い、じっくり対話をしながら薪を燃やしていくことは、
人間らしい最も原始的な行為のひとつであり、
まるで神聖なセレモニーのようだと語ります。


素材(肉)は若いほうが柔らかくて食べやすい、と思われがちですが、
燻製の場合は、成長してからのほうがコクや旨味が出て
本当の美味しさを味わえるのだそうです。
なんだか哲学のような話が、青木さんの口から次々と語られ、
燻製に人生を学んだような気持ちになります。


Information

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スモークハウス白南風(しらはえ)
住所:島根県出雲市大社町北荒木264−3
TEL:0853-53-5367
営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定休
雑誌「Hanako FOR MEN」や「BRUTUS」でもお馴染みの、
「全国を旅する映画館」、Kino Iglu(キノ・イグルー)。
いわゆる普通の映画館を飛び出して、
さまざまな場所で映画を上映してきた彼らから、
心地よい新緑の季節に、
また上映イベントを開催するというお知らせが届きました!
Kino Igluは吉祥寺を拠点としながら、
これまで札幌、京都、富山、金沢など全国各地の
カフェやレストラン、雑貨店やギャラリー、書店やパン屋さんなどで
独特のセレクトによる映画を上映するイベントを行ってきました。
また、ただ上映するだけでなく、
食事会や音楽ライブ、写真展などと合わせることで
映画の新しい楽しみ方を提案しています。
そんな彼らが5月の上映に選んだのは、静岡県熱海市の、初島。
しかも1泊2日の、星空野外上映会とのこと。
最近は「逗子海岸映画祭」のように野外で映画を楽しめる機会が増えていますが、
こちらはもっとアウトドア、
大自然に囲まれて映画を見るという、面白い試みですね。

野外上映のひとこま

映画「冒険者たち」より
気になる上映作品は、往年の名作フランス映画「冒険者たち」。
アフリカ・コンゴ沖に隠された財宝をめぐってくりひろげられる、
男女3人による愛と友情のアドベンチャーで、主演はかのアラン・ドロン。
舞台が「コンゴ沖」なので船が出てくるんですが、
上映会の会場となる初島への行き来もフェリーということで、
映画と照らし合わせるような、わくわくさせる仕掛けがありますね!
今日のおやつは、石川県金沢市にある
「ひがし茶屋街」で販売されている「金箔入り烏骨鶏ソフトクリーム」。
金沢の山中で育てられた、滋養たっぷりの烏骨鶏の卵を
使ったソフトクリームです。
ひがし茶屋街の入り口にある、
烏骨鶏スイーツのお店「金澤烏鶏庵」の店頭で
販売されています。
「烏鶏庵」は、金沢の山中にある自社農場で育てた烏骨鶏の卵を
使ったカステラやプリン、バウムクーヘンなどの烏骨鶏スイーツを手がける菓子店。
烏骨鶏の卵は栄養たっぷりですがとっても希少。
ふつうの鶏であれば年間360個程度卵を産むところを、
烏骨鶏は50個〜程度しか産まないんです。
そのため、高級食材として知られています。
そんな希少な烏骨鶏の卵を使ったソフトクリームは、ものすごく濃厚。
色もほんのり黄色く、まるでカスタードのような味わいです。
コーンも食べごたえあるワッフルコーンで、
まるでケーキを食べているみたい。
お値段も通常は500円、金箔を載せると700円となっております。

木綿街道と呼ばれるこのエリアは、
小川の流れる畔に古い町並みが残り、散策するのが楽しい場所です。
酒蔵や醤油蔵、この地域で採れる出西生姜のお菓子を売る老舗菓子屋さんなど、
気になるお店があちこちに並んでいます。
「ことん」とはフランス語で木綿を意味することば。
この地域は江戸時代に、
「雲州平田木綿」として評判の高かった木綿の集散地として賑わいました。
そんな歴史をふわりと感じられるよう、親しみを込めて名付けられています。

10年以上使われていなかったという、元古民家を改装しています。
運営を行っているのは「木綿街道振興会」。
この場所が、木綿街道のまちづくりの交流の拠点として
楽しく機能することを願って作られました。
みんなで漆喰や柿渋を塗り、店内のインテリアも自分たちで
あーだこーだと頭を捻って考えたそうです。
1階は、大きな窓と木の質感が心地よいテーブル席ですが、
靴を脱いで2階へ上がると、まるで屋根裏部屋のような雰囲気。
ほっと落ち着くこじんまりした空間で、絵本も置いてあり、
お子様を連れたママさんたちや家族連れが寛ぐにも良さそうです。


カフェメニューには地元の食材が多く使われており、
出雲市の出西地域でしか採れない出西生姜のカレーは人気のランチ。
他にホットミルクジンジャーやケーキなどにも出西生姜が使われています。
店を入ってすぐには雑貨コーナーがあり、
地元の手作り作家の作品などを中心にセレクトされています。
人が楽しく集まり、自由に交流できるよう、
店内ではライブやワークショップなども随時企画しています。

松江で一番の観光名所といえば宍道湖。
特に天気の良い日の夕日が沈む風景は、息を飲む美しさです。
地元の人でさえ、足を止めて夕日が沈むまでのひとときを楽しんでいます。
袖師窯は、そんな宍道湖の畔にあります。

明治10年に開窯し、140年近くの歴史があります。
昭和初期には、柳宗悦、河井寛次郎、浜田庄司、バーナード・リーチ等、
民藝運動の錚々たるメンバーより指導を受け、
暮らしに使い良い、用の美の器を作るようになりました。
現在は5代目の尾野友彦さんが中心となって、作陶しています。
地元の陶土や釉薬にこだわり、土作りから全て手作業で行っています。
築100年を越える、風情ある木造家屋が工房と販売スペースになっています。
工房は見学することもでき、素焼きの器に好きな文様を描き、
本焼きしてもらえる絵付け体験もできます。
「蹴ろくろ」という、足で蹴って回転を自在に操る昔ながらのろくろを使い、
みるみる器が作られていく様子は、見ているだけでとても楽しいです。

工房の2階には、色や形もとりどりのたくさんの器が並び、販売されています。
小さな豆皿から酒器、茶器、大皿、花瓶まで、さまざまな器があります。
ご飯茶碗やカップなど、日常に使いやすいものが多いです。
デザインは、昔の物からあまり大きくは変えていないそうですが、
これは北欧デザイン?と思うようなモダンな雰囲気のものがあったり、
昔ながらの素朴な絵柄が可愛らしく新鮮に見えたりします。
色、柄、かたち、とても種類が多く、
どれも料理と共にある風景がふっと浮かんでくるような器で、
毎日の食卓で使うのが楽しくなりそうです。


Information

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袖師窯
住所:島根県松江市袖師町3-21
TEL:0852-21-3974
営業時間:9:00~18:00
定休日: 日曜日(不定休、事前にご連絡ください)
お醤油は生きている。ここへ来て、それを強く実感しました。
今では数少なくなってしまった、天然醸造の醤油を造っています。
秋から冬の間に仕込み、2〜3年熟成させて造ります。全て杉の木桶仕込みです。
100本ある木桶のうち、常時80本くらいを使っているそうです。
明治初頭、1875年の創業で、その頃からもう100年以上使っている木桶もあるのだとか。
2階へ上がってみると、ずらりとたくさんの木桶が並んでいて、その光景は圧巻です。
発酵したお醤油の匂いが、辺りに立ちこめています。
桶の中を覗いてみると、ひとつひとつがそれぞれ違った様子で生きていて、
ぶくぶく元気に泡立っているものや、
もうすっかり落ち着いて滑らかな静けさのもの、
これからがんばろうという息吹を感じるものなど、
全てに表情があり、その様子が神秘的で、見ていて全く飽きません。
夏の暑い時期を越えることで、酵母が活発になり、とても美味しくなるんだそうです。
年季の入った昔のままの建物にも味わいがあり、
元気な酵母たちがたくさん棲んでいる気配を感じます。


カネモリ醤油のある地域は、昔からきれいな地下水が流れていた場所で、
かつてはあちこちに井戸がいっぱいあったそうです。
すぐ近くには豆腐屋さんや酒蔵が今もあり、
水がきれいな証拠のひとつといえます。
蔵見学の最後には、ここで造った色々な醤油を味見させてもらえます。
ぐぐっと旨味が乗っていて、コクの深い、風味豊かな醤油です。
再仕込み醤油や、7年熟成もあります。
醤油の搾りの時期は、蔵の人が逐一味をみて確認するのだそうです。
一番確実なのはベロメーター、と蔵の人は笑いながら言っていました。
一緒に見学に来ていた小さな子どもが、醤油を一度味見したら止められなくなって、
ずっとぺろぺろ舐めていたこともありました。
ここの醤油で作った、「手造りかきもち」も密かにおすすめです。
時間をかけて天日干しし、乾燥した生地をひとつひとつ揚げた丁寧な手づくりのかきもち。
これが本当に止められなくて、ひとりでこっそり食べ尽してしまいそうな美味しさです。

ベッドタウンとして栄える千葉県松戸市は、
じつは「鉄道のまち」なんです。
松戸に乗り入れる鉄道は5社、6路線、23駅。
鉄道の車両基地は2つもあります!
そんな鉄道のまち、松戸を「まつどやさしい暮らしラボ」の市民記者がレポートしました。
地元の駅長さんによる、松戸オススメスポットを紹介します。
今回ご登場いただいたのは、JR東日本、常磐線馬橋駅の駅長、篠崎隆雄さん。
民営化から数えて第12代目の駅長さんです。
JR馬橋駅の隠れたお宝 手彫りの駅名看板前にてパチリ。
それでは篠崎駅長による、馬橋のオススメスポットをお伺いしましょう。

こちらが馬橋駅

馬橋駅の由来は、近くにある「馬橋」から。水戸街道の面影が今も残ります。
最初のオススメスポットは、「萬満寺」。
日本で唯一の中気(脳卒中)除けのご利益があるとされるお寺で、
現在も多くの参拝のお客様が訪れています。

こちらが萬満寺
続いては松戸市新作にある竹林。
「ちょっと京都を思わせる、美しい竹林はおススメです。
普通に眺めても美しいのですが、真冬の雪の時に訪れても素晴らしいですよ」(篠崎駅長)

夏の竹林

雪の竹林
いま、東京・六本木では、ものをはかる「単位」をテーマにした
展覧会「単位展」が話題。
いっぽう、秋田県能代市には計る・測る・量るなど、「はかる」ものを
テーマにした「平山はかり店」こと「平山計量器店」があります。
創業は明治元年。店主はまちの人気者、平山はるみさん。
歴史ある店内には、天秤や分銅、ものさし、定規、砂時計、
ビーカーやフラスコなど、あらゆる「はかる」ためのものが並びます。

こちらは「ものさし」。

重さをはかる「はかり」

分銅
もともと「平山はかり店」は「平山計量器店」という名前で、
業務用と家庭用のはかりを中心に、宝くじやたばこを販売するお店でした。
前店主のおばあちゃんが亡くなり、昨年、店主変更の届け出を出しに行ったところ、
役所の方が「あなたのお店は、秋田県に残る最後のはかりやさんですよ」
とおっしゃるではありませんか。
その灯をより大きくするために、はるみさんは、
「はかり」をテーマに多彩な商品を扱う店へと
リニューアルすることを思いつきます。
そして2014年6月、計量器店兼雑貨店「平山はかり店」が誕生しました。

リニューアルにあたり、ロゴを一新。看板を作りました
千葉県松戸市にあるプロスポーツ施設、それは「松戸競輪場」。
東京周辺では、川崎競輪場に次ぐ集客能力を誇る競輪場です。
競輪場初心者の方にもオススメなのが、「ナイター競輪」。
松戸競輪場には入場料100円の一般観覧席から、
指定席で入場料1,000円の快適な特別観覧席、
そして入場料3,000円という「ロイヤルルーム」まで!
特別観覧席では無料ドリンクサービス、
「ロイヤルルーム」では空港のラウンジのような
ラグジュアリーな雰囲気で、予想誌のサービスまであるんですよ。

こちらが特別観覧席の「ロイヤルルーム」。専用モニタがあります

ゆったりした気分で投票券を買うことができますねえ。

夏の夜空に浮かび上がるバンクは美しく、初めてプロ野球観戦した時のワクワク感がよみがえります。
2015年3月20日(金)、大阪府第二の都市・堺市に、
あたらしい観光名所「さかい利晶の杜」がオープンしました。
これは堺の歴史と文化を多様な角度から楽しむための文化観光施設。
堺で生まれた千利休と与謝野晶子から一文字づつ取って名付けられました。
彼らの創作の原点を紹介し、立礼呈茶や茶室お点前体験などの茶の湯体験もできる、
盛りだくさんの施設です。
「さかい利晶の杜」にあるのは、こんな施設。
千利休と茶の湯を歴史文化から解き明かす「千利休茶の湯館」、
本格的な茶室で茶の湯を体験できる「茶の湯体験施設」、
与謝野晶子の表現世界とその生き方に触れる「与謝野晶子記念館」、
堺観光の玄関口となる「観光案内展示室」。
またレストランの「湯葉と豆腐の店 梅の花」では、懐石や
抹茶を豆乳やビールで割ったドリンクを提供。
店内のショップでは、堺の和菓子や線香、和晒などのお土産も販売されます。
「スターバックス コーヒー」もありますし、
普通車や大型バスの駐車場も整備されています。
オープンから3日間で入館者数14,000人を超えたのだそう。

南宗寺 田島碩應老師が命名した立礼茶席「南海庵」。

表千家 而妙斎 千宗左 家元が命名した茶室「西江軒」。
安来駅から車で山のほうへ向かった、のどかな町にぽつりと一軒。
築140年以上という古い農家を自分たちで改装して、レストランにしています。
店の真ん中には大きな暖炉があり、
上にはお鍋が乗っていて、ぐつぐつと何かが煮込まれています。
その日はこっくりと滋味深い、トムヤムクンでした。
煮込むものは日によって違いますが、時間をかけて丁寧に作られています。
料理は素朴な手作りで、地元の素材をたっぷり使っています。
イノシシ肉で作ったソーセージや、
自分たちで育てた鶏の新鮮な卵を使った料理も人気です。


オーナーは木材・床材の専門商社を経営しており、
ここはそのショールームを兼ねています。
木材のサンプルを組み合せたインテリアなども興味深いところです。
また、オーナーは仕事で世界各国を訪ねており、
各地で見つけてきた木の民芸品やフクロウのコレクションなどが
店内にずらっと並んでいて面白いです。
木のスプーンなどの雑貨も一部販売しています。

店は坂道を上った高台にあり、窓からの眺めも気持ち良いです。
温かい時期には、テラス席に出てもいいです。
のどかな緑の田畑が広がり、天気のいい日は名峰、大山も望めます。
店内には広いパーティールームもあり、
コンサートを開いたり、地元の人たちが集まるときに活用されていたりするそうです。

Information

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ビラ柿谷
住所:島根県安来市柿谷町471-1
TEL:0854-27-0440
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜日
工房では轟々と炎が燃え、職人さんたちは手際良くリズミカルに、
まるで生き物を扱うように、鉄と向き合っています。
「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、素早く作業しなければなりません。
熱々に熱した鉄を、丁度良いタイミングでカンカンカンと叩くと、
みるみるうちに形ができあがっていきます。
流れるように自然で見事な、職人さんの手さばきには見入ってしまいます。

出雲地方東部は、昔から鉄の産地として有名な地域で、
鍛冶職人の技術が向上したといわれています。
安来港は、江戸時代より鉄や鉄製品の積荷港として栄えました。
安来市には和鋼博物館や鉄の神様・金屋子神社もあります。
鍛冶工房 弘光は、江戸時代より鍛冶業を営み、
打刃物や小農器具などを作るとともに、
刀剣鍛練によって日本刀などを作っていました。
工房の中に、ずらりと並んでいるさまざまなかたちの鉄の工具は、
自分たちで使い勝手が良いように、
先祖代々からそれぞれ作るものに合わせて、全て手作りされたものだそうです。
現在は、あかりを中心とした工芸品、インテリア用品などをメインに作っており、
受け継がれてきた匠の技は、それらの作品の中に存分に活かされています。

例えばここで作られた「燭台」は、無駄を省いた清々しいフォルムで、
いつまでも眺めていたいほど、うっとりするような美しさです。
さりげない、シンプルなデザインですが、
細部に職人ならではの細やかな気配りが伺えます。
火を灯すと、花や星の模様がふわりと映し出される燭台は、
女性職人である柘植由貴さんの作品。
繊細で、優しく穏やかな雰囲気にほっと心が和まされます。


この風景にはただもう、歓声を上げるしかありません。
眼前に広がる大迫力のパノラマ。言葉がありません。
大きな大きな1枚の絵が、そこに悠然と存在しているかのようです。

足立美術館の庭園は、米国の日本庭園専門誌が
全国900か所以上の名所旧跡を対象にしたランキングで、
12年連続庭園日本一に選ばれています。
フランスの旅行ガイド「ミシェラン・グリーンガイド・ジャポン」でも、
最高評価「三ツ星」を獲得しているそうです。
館内には、各所に庭園の見どころスポットがあり、
庭園をさまざまな視点で楽しめる、趣向を凝らした工夫があります。
庭園の中でも一番のメインである「枯山水庭」は、
大スクリーンを観るように全体を見渡して楽しめる他、
額に入った絵画や床の間の掛け軸のように、くり抜かれた部分を見立てて鑑賞するなど、
ユニークな楽しみ方もできるようになっています。
さらに、お茶を飲みながら優雅な気分で庭園を眺められる喫茶室や茶室もあります。
季節や時間、天候によっても、全く表情が変わるので、
行くたびに、そのときにしか出会えない風景があります。
植物は80種類以上植えられており、四季折々に新緑、花、紅葉、雪などを楽しめます。


さて、足立美術館は庭園だけではありません。
横山大観をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園など
近代日本画の錚々たる巨匠の作品を約1500点収蔵しており、
テーマに沿った企画展が行われています。
安来出身で民藝運動と関わりの深い陶芸家の河井寛次郎や、
マルチな才能を持った芸術家・北大路魯山人などの陶芸作品も展示されています。
日本の文化・芸術を一堂に鑑賞できる、見どころたっぷりの美術館です。


Information

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足立美術館
住所:島根県安来市古川町320
TEL:0854-28-7111
開館時間:4月-9月:9:00-17:30 10月-3月:9:00-17:00
入館料:大人 2,300円 大学生 1,800円
高校生 1,000円 小中生 500円 (団体料金あり)
JR安来駅より無料シャトルバスで約20分
https://www.adachi-museum.or.jp
静岡や京都では蛇口をひねると緑茶が出るところ、
愛媛ではポンジュースが出るところがあるそうですが、
沖縄には蛇口をひねると泡盛がジョロジョロと出てくる居酒屋があります。
今回見つけたのは石垣島。
市街地の飲み屋街にある「やいま家庭料理 さつき」というお店。
中は広くカウンター席、テーブル席、お座敷があり
この「泡盛ジョロジョロ」はカウンターで
楽しむことができます。
しかも時間無制限で、なんと680円!
氷やお水代も含まれています。

沖縄本島にも同様のサービスをやっているところが数軒あるそうですが石垣島では初。店員さんに言うと蛇口のひねるところをつけてくれます。

海ぶどうや豆腐ようが泡盛に合う! お刺身に乗ってる花が沖縄らしいですね。
蛇口から出てくるのは石垣島の定番「直火請福(じかびせいふく)」。
香りとコクにこだわった人気の泡盛です。
あまりお酒が飲めなくても、蛇口をひねるのが楽しくて
ついつい飲み過ぎてしまいそうですね!
やいま家庭料理 さつき
【住所】沖縄県石垣市美崎町7-16
【電話番号】0980-83-0980
【営業時間】14時30分~23時
【定休日】不定休
・やいま家庭料理 さつき
旅が大好きな女子のみなさんに朗報!
JR東日本から、女子向けの鉄道旅行を提案する
新ブランド「トランスペシエ」が誕生しました。
トランスペシエとは、「トレイン」と「スペシャル」を合わせた造語。
「とくべつな体験は列車の中から始まる」という意味が込められています。


このプロジェクトが立ち上がったのは、
いまどきの女性は「今しか見られない、ここでしかできないとくべつな体験」
を求めて旅に出ることがマーケティング調査からわかったから。
そこで、既存の旅行商品とは異なる、「今しか見られない、
ここでしかできないとくべつな体験」を提供するこのブランドが誕生。
メインターゲットは「20代後半~30代後半で、ネットを使いこなし、
おもしろそう!たのしそう!と思ったら旅に出てしまうアクティブ女子」。
彼女たちの、「悔いが残らないように今しかできないことを今やりたい」、
「列車の中で変わった体験に興味がある」、などリアルな声を取り入れた
ユニークなプランが企画されたんです。
■とくべつな旅とは?

「とくべつ」にこだわったテーマ性のある旅ってどんなもの?
例えば「とくべつな温泉」シリーズでは、
定番の温泉ではなく、
電気も電波もなくランプで明かりを取る秘湯、
青森県の青荷温泉をセレクト。
「とくべつな絶景」シリーズでは、
思わず声をあげたくなる大自然の神秘に触れる絶景コースを紹介。
標高2,000メートル、春でも雪上車で行く、雲上の野天風呂である
長野県の高峰温泉などが選ばれています。

高峰温泉。アルプスの山々と雲海を眺めながらの源泉かけ流しのお風呂は贅沢の一言。