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大阪に新ミュージアム「さかい利晶の杜」オープン。千利休と与謝野晶子を通じて堺を体験

コロカルニュース

posted:2015.3.31   from:大阪府堺市  genre:旅行 / アート・デザイン・建築

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

2015年3月20日(金)、大阪府第二の都市・堺市に、
あたらしい観光名所「さかい利晶の杜」がオープンしました。
これは堺の歴史と文化を多様な角度から楽しむための文化観光施設。
堺で生まれた千利休と与謝野晶子から一文字づつ取って名付けられました。
彼らの創作の原点を紹介し、立礼呈茶や茶室お点前体験などの茶の湯体験もできる、
盛りだくさんの施設です。

「さかい利晶の杜」にあるのは、こんな施設。

千利休と茶の湯を歴史文化から解き明かす「千利休茶の湯館」、
本格的な茶室で茶の湯を体験できる「茶の湯体験施設」、
与謝野晶子の表現世界とその生き方に触れる「与謝野晶子記念館」、
堺観光の玄関口となる「観光案内展示室」。
またレストランの「湯葉と豆腐の店 梅の花」では、懐石や
抹茶を豆乳やビールで割ったドリンクを提供。
店内のショップでは、堺の和菓子や線香、和晒などのお土産も販売されます。
「スターバックス コーヒー」もありますし、
普通車や大型バスの駐車場も整備されています。
オープンから3日間で入館者数14,000人を超えたのだそう。

南宗寺 田島碩應老師が命名した立礼茶席「南海庵」。

表千家 而妙斎 千宗左 家元が命名した茶室「西江軒」。

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気軽に「茶の湯」の文化に触れられる施設なのが良いですね。
本施設では、オープンを記念し、茶道三千家の協力の元、
来館者が参加できる茶室披き茶会を開催します。
4月12日(日)には茶室「風露軒」(裏千家 坐忘斎 千宗室 家元による命名)、
26日(日)には、茶室「得知軒」(武者小路千家 不徹斎 千宗守 家元による命名)にて、
茶室披き茶会を開催するのだそう。
参加方法など、詳細は「さかい利晶の杜」 Webサイトにて。

■「さかい利晶の杜
〒590-0958 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1番1号
TEL:072-260-4386

■「風露軒」茶室披き 茶会
日時:2015年4月12日(日)11時15分~17時(定員に達し次第終了)
会場:茶室「風露軒」
定員:先着順180名、参加費:500円
呈茶券:さかい利晶の杜 特設ブースで当日10時から販売開始

■「得知軒」茶室披き 茶会
日時:平成27年4月26日(日)11時15分~17時(定員に達し次第終了)
会場:茶室「得知軒」
定員:先着順100名、参加費:500円
呈茶券:さかい利晶の杜 特設ブースで当日10時から販売開始

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