colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

odekake

「島根県立古代出雲歴史博物館」
清々しくモダンな空間で、迫力の展示

おでかけコロカル|島根編

posted:2015.4.30  from:島根県  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

editor’s profile

Kaori Ezawa

江澤香織

えざわ・かおり●神奈川生まれ、東京在住。フリーライター。友人に誘われふらっと訪ねた鳥取の旅で、 その良さに感動し、以後、山陰と深く関わることに。「山陰旅行 クラフト+食めぐり」(マイナビ)著者。 食、旅、クラフト等を通じて、日本文化とものづくりを応援。

credit

撮影:川瀬一絵(ゆかい) 協力:島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社へ行ったなら、すぐ近くにあるこの博物館も見逃せません。
出雲の古代の歴史・文化に関する興味深い展示がぎっしり!
行ってみるとまず、広大で気持ちの良い敷地と建物に圧倒されます。
緑の広がる開放的な空間に、ガラス張りのモダンな建物。
背後には出雲大社を取り巻く山々がそびえ、この景色を満喫するだけでも気分がいいです。
館内へ入ると、中央ロビーにはどーんと巨大な木のかたまりが!
2000年に、出雲大社境内遺跡より出土した、本殿の本物の3本の柱が展示されています。
直径が1mもある杉の木を3本束ねた柱で、宇豆柱(うづばしら)と呼ばれるものです。
鎌倉時代中期(1248年)のものらしい、と言われているそうです。
もう既に、博物館自体がパワースポットのようです。

そしてさらに圧巻のスポットは、「青銅器」をテーマにした展示室。
荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡などから大量に出土した、
弥生時代の青銅器や古墳時代の金銀の装色大刀が
がずらりと一堂に展示されています。大迫力!!
荒神谷遺跡では、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土し
1か所でこれだけ多くの銅剣が出てくることはかつてないことであり、
衝撃的な発見だったそうです。
古代出雲の歴史を解明する、大きな手がかりと考えられています。
出土品は現在、すべて国宝に指定されています。

出雲大社と神話の謎を紐解く展示や、
出雲風土記にまつわる展示、当時の暮らしを再現したコーナーなど、
興味深い展示は他にもたくさん。じっくり観ていたら一日がかりです。
古代文化、日本やアジアの文化などをテーマにした企画展も随時開催されています。
そして最後に一休みするなら、ここのカフェもおすすめ!
まるで空中に浮かぶような、ガラス張りの開放的な空間で、
緑の庭園、北山山系を眺めながら、お茶や食事が楽しめます。
古墳をかたどったカレーもあり、
食べ進めていると、何か発掘できるお楽しみ付きです。

Information


map

島根県立古代出雲歴史博物館

住所:島根県出雲市大社町杵築東99-4

TEL:0853-53-8600

営業時間:9:00~18:00(11月~2月は9:00~17:00)

※最終入館時刻は閉館時間の30分前です。
休館日 毎月第3火曜日(第3火曜日が祝日の場合は、翌日が休館日)
常設展
一般 610円(団体490円)
大学生 410円(団体320円)
小中高生 200円(団体160円)
企画展の観覧料は、展示ごとに金額が異なります。
http://www.izm.ed.jp

Feature  これまでの注目&特集記事