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「袖師窯(そでしがま)」で
普段のご飯が一層美味しく
なりそうな器をセレクト

おでかけコロカル|島根編

posted:2015.4.17  from:島根県  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

editor’s profile

Kaori Ezawa

江澤香織

えざわ・かおり●神奈川生まれ、東京在住。フリーライター。友人に誘われふらっと訪ねた鳥取の旅で、 その良さに感動し、以後、山陰と深く関わることに。「山陰旅行 クラフト+食めぐり」(マイナビ)著者。 食、旅、クラフト等を通じて、日本文化とものづくりを応援。

credit

撮影:川瀬一絵(ゆかい)

松江で一番の観光名所といえば宍道湖。
特に天気の良い日の夕日が沈む風景は、息を飲む美しさです。
地元の人でさえ、足を止めて夕日が沈むまでのひとときを楽しんでいます。
袖師窯は、そんな宍道湖の畔にあります。

明治10年に開窯し、140年近くの歴史があります。
昭和初期には、柳宗悦、河井寛次郎、浜田庄司、バーナード・リーチ等、
民藝運動の錚々たるメンバーより指導を受け、
暮らしに使い良い、用の美の器を作るようになりました。
現在は5代目の尾野友彦さんが中心となって、作陶しています。
地元の陶土や釉薬にこだわり、土作りから全て手作業で行っています。
築100年を越える、風情ある木造家屋が工房と販売スペースになっています。
工房は見学することもでき、素焼きの器に好きな文様を描き、
本焼きしてもらえる絵付け体験もできます。
「蹴ろくろ」という、足で蹴って回転を自在に操る昔ながらのろくろを使い、
みるみる器が作られていく様子は、見ているだけでとても楽しいです。

工房の2階には、色や形もとりどりのたくさんの器が並び、販売されています。
小さな豆皿から酒器、茶器、大皿、花瓶まで、さまざまな器があります。
ご飯茶碗やカップなど、日常に使いやすいものが多いです。
デザインは、昔の物からあまり大きくは変えていないそうですが、
これは北欧デザイン?と思うようなモダンな雰囲気のものがあったり、
昔ながらの素朴な絵柄が可愛らしく新鮮に見えたりします。
色、柄、かたち、とても種類が多く、
どれも料理と共にある風景がふっと浮かんでくるような器で、
毎日の食卓で使うのが楽しくなりそうです。

Information


map

袖師窯

住所:島根県松江市袖師町3-21

TEL:0852-21-3974

営業時間:9:00~18:00

定休日: 日曜日(不定休、事前にご連絡ください)

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