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いつまでも眺めていたい日本庭園「足立美術館 」

おでかけコロカル|島根編

posted:2015.3.30  from:島根県  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

editor’s profile

Kaori Ezawa

江澤香織

えざわ・かおり●神奈川生まれ、東京在住。フリーライター。友人に誘われふらっと訪ねた鳥取の旅で、 その良さに感動し、以後、山陰と深く関わることに。「山陰旅行 クラフト+食めぐり」(マイナビ)著者。 食、旅、クラフト等を通じて、日本文化とものづくりを応援。

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撮影:川瀬一絵(ゆかい)

この風景にはただもう、歓声を上げるしかありません。
眼前に広がる大迫力のパノラマ。言葉がありません。
大きな大きな1枚の絵が、そこに悠然と存在しているかのようです。

足立美術館の庭園は、米国の日本庭園専門誌が
全国900か所以上の名所旧跡を対象にしたランキングで、
12年連続庭園日本一に選ばれています。
フランスの旅行ガイド「ミシェラン・グリーンガイド・ジャポン」でも、
最高評価「三ツ星」を獲得しているそうです。
館内には、各所に庭園の見どころスポットがあり、
庭園をさまざまな視点で楽しめる、趣向を凝らした工夫があります。
庭園の中でも一番のメインである「枯山水庭」は、
大スクリーンを観るように全体を見渡して楽しめる他、
額に入った絵画や床の間の掛け軸のように、くり抜かれた部分を見立てて鑑賞するなど、
ユニークな楽しみ方もできるようになっています。
さらに、お茶を飲みながら優雅な気分で庭園を眺められる喫茶室や茶室もあります。
季節や時間、天候によっても、全く表情が変わるので、
行くたびに、そのときにしか出会えない風景があります。
植物は80種類以上植えられており、四季折々に新緑、花、紅葉、雪などを楽しめます。

さて、足立美術館は庭園だけではありません。
横山大観をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園など
近代日本画の錚々たる巨匠の作品を約1500点収蔵しており、
テーマに沿った企画展が行われています。
安来出身で民藝運動と関わりの深い陶芸家の河井寛次郎や、
マルチな才能を持った芸術家・北大路魯山人などの陶芸作品も展示されています。
日本の文化・芸術を一堂に鑑賞できる、見どころたっぷりの美術館です。

Information


map

足立美術館

住所:島根県安来市古川町320

TEL:0854-28-7111

開館時間:4月-9月:9:00-17:30 10月-3月:9:00-17:00
入館料:大人 2,300円 大学生 1,800円
高校生 1,000円 小中生 500円  (団体料金あり)
JR安来駅より無料シャトルバスで約20分
https://www.adachi-museum.or.jp

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