創業51年目の 仙台のスーパー老舗ロックカフェ 〈Peter Pan〉

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
宮城県仙台市。

51年の歴史。お客さんと敵対した関係から寄り添う関係へ

コロンボ(以下コロ): レコードバーのご主人って、
お客さんの音楽の嗜好を探り出すのがうまいよね。

カルロス(以下カル): 初めて飲みに行った店でも、連れとの会話から推理して、
さり気なく好きな曲をかけたりしてくれると、驚く。

コロ: ここ〈Peter Pan〉の店主の長崎英樹さんに、それについて尋ねたら、
40%はドンピシャで、15%はハズレ、残りは当たらずしも遠からずだってさ。

カル: やっぱ会話からなの?

コロ: もちろんそれもあるけど、身なりと髪の長さもポイントらしい。
ボクがうかがったとき、試しにボクの場合は誰が好きそうですか? と聞いてみたら、
これが気持ち悪いくらいドンピシャなの。

カル: まさに創業51年の所業。どんな推理だったの?

コロ: 靴をチェックするのを忘れちゃったからと、「うーん」と考えていたんで、
「白いアディダスのスーパースターです」と教えたところ……。

カル: まさかニール・ヤングと?

コロ: そうなのよ、そのまさか。熟考の末、タンテに置いたのが『ハーヴェスト』。

カル: まさにドンピシャだ。

コロ: 悔しいから、いちばん好きなアルバムは『ZUMA』だって悪態ついたら、
それもかけてくれた。

富山へ繋がる扉! 新たな魅力に出合うリアルイベント 『写真で見る富山ガイド』を 東京・日本橋で開催

富山県の魅力に繋がる新しい扉。
皆さんの“とっておきの富山”を教えてください!

短い秋の名残を惜しむ富山。ですが、来たる冬も見どころはたくさんあるのです。
そんな富山の食・文化・観光などの新たな魅力を体験できる
「『doors TOYAMA』オープニングイベント〜富山へ繋がる扉!
写真で見る富山ガイド@日本橋〜」が、
東京・日本橋の〈+NARU NIHONBASHI〉で開催されます。

イナガキヤストさん

イナガキヤストさん

11月8日(水)ローンチ予定の
富山県とコロカルがコラボしたポータルサイト『doors TOYAMA』の
オープンを記念して開催される、このイベントの目玉は、
富山の魅力を知り尽くすゲストによるトークセッション。
登壇いただくのは、フォトグラファーのイナガキヤストさんです。
Instagramのフォロワー数はおよそ86,000人。
「#富山の本気」のハッシュタグで
四季折々のすばらしい富山の風景を発信しているイナガキさん。
射水や立山黒部アルペンルート公式アンバサダーを務め、
写真集『ぼくたちの大切な時間』(KADOKAWA刊)、
NHK『イナガキヤストの本気旅』、ジャポニカ学習帳とのコラボレーションなど、
さまざまなメディアで活躍されています。

イナガキさんが撮影した「富山を走るかぼちゃ色の電車」。『doors TOYAMA』では、イナガキヤストさんが、四季折々の富山の絶景を写真で切り取る新連載「イナガキヤストの心に効く景色」もスタート。11月の公開をお楽しみに!

イナガキさんが撮影した「富山を走るかぼちゃ色の電車」。『doors TOYAMA』では、イナガキヤストさんが、四季折々の富山の絶景を写真で切り取る新連載「イナガキヤストの心に効く景色」もスタート。11月の公開をお楽しみに!

イナガキさんが撮影する写真は、富山の日常の一瞬を切り取ったもの。
そびえ立つ立山連邦、桜と残雪、ハンノキ滝と紅葉など、
ダイナミックな構図は一見の価値あり。
今回は、これらのロケーションについてはもちろん、
周辺のグルメや写真には映っていないおすすめスポットも合わせて紹介していただきます。

また、こちらのイベントに応募の際に、
皆さんが撮影した“とっておきの富山”を「#とやまへのとびら」をつけて
Instagramに事前投稿いただくと、
イベントの際にイナガキさんから直接講評&素敵な景品が当たるチャンスも。
皆さんのとっておきの一枚をお待ちしています。

#マイエディット大分 を 見つけに行こう! 東京(羽田)・大分往復旅券を プレゼント

温泉も、温泉以外も、行きたくなる理由がたくさんある大分県。
そんな大分の魅力を発信するポータルサイト『edit Oita』から
うれしいプレゼントのお知らせです。

東京(羽田)発・大分往復エアチケットが当たる!
空の旅プレゼントキャンペーンを実施中

別府温泉

気軽に大分へ遊びに行ける空の足として定着している
〈ソラシドエア〉の東京(羽田)―大分線は、
温泉、グルメ、絶景など、魅力あふれる大分県内のスポットへ向かう玄関です。
今回のキャンペーンでは、東京(羽田)発・大分行きの
ソラシドエア往復エアチケットを、抽選で5名様にプレゼントします。

日本国内在住の大分が好きな方、大分に興味がある方で、
Instagram、もしくは、その他のSNS(X、Facebookのいずれか)を
利用されている方であれば、どなたでもご応募いただけます。
応募期間は2023年9月17日(木)11:00〜10月10日(火)23:59まで。
まもなく応募締切間近なので、この機会をお見逃しなく! 
こちらのキャンペーンページから、応募規約をご確認のうえ、
専用フォームよりぜひご応募ください。

キャンペーンの詳細・応募フォームはこちらから

〈ReBuilding Center JAPAN〉
東野華南子の旅コラム
「旅とは本を読む時間である」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第36回は、長野県諏訪市で古材や古道具を扱う
〈ReBuilding Center JAPAN〉の東野華南子さん。

東野さんにとって、旅とは本を読む時間。
そうなったきっかけから
実際に旅の途中で読んだ本や、そのエピソードを綴ってもらった。

ハンカチでもティッシュでもなく「本持った?」と確認される家

旅といえば、本を読むこと。
そう思うようになったのには、幼い頃からの家族旅行にある。
父と母と姉と私の4人家族。
温泉に行く、といえば各自、本を準備する。
着いたら各々本を読んで過ごし、お風呂にはいってごはんを食べたらまた本を読む。

こう書くとなんだかえらく知的な家族のようだけれど、
そもそも本が好きになったのにはいくつか理由がある。

ひとつは海外駐在が長かったこと。海外駐在が長いと本が好きになる。
繋がりづらいかもしれないけれど、
中国やイギリスに住んでいたときに年に何度かあった日本への一時帰国、
なんせ飛行機が長い。
中国なら3時間程度だけど、イギリスとなると12時間。
その長い時間、自分が持ってきた本を読み終わって、
映画やゲームにも飽きてしまったら、そのあと読むものといえば家族の本しかない。
最年少だった私には推理小説やノンフィクションの本など
すこし難しいものも多かったけれど、
それを読んでは眠くなって眠ってまた読んで……
を繰り返しているうちに読み切っている。

街角で読書

そんなことを繰り返しているうちに
我が家では「出かける=本を持つ」になったのだと思う。
「ハンカチ持った?」でもなく「ティッシュ持った?」でもなく
「本持った?」と玄関先で確認されるのが、我が家の習わしだった。
そんなわけで日本に帰ってきてからも、
休みの日に喫茶店にモーニングを食べにいっては、本を各々読む。
読み終わってしまって本の交換をねだると「2冊目持ってきてないの?」と言われる。
そんな家だった。

新婚旅行のアメリカにて、『The Songlines』(竹沢うるま)。

新婚旅行のアメリカにて、『The Songlines』(竹沢うるま)。

滋賀県彦根市に ウェルネスリゾートホテル 〈蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE〉 がオープン

ホテルニューアワジグループが〈彦根プリンスホテル〉をリブランド

日本一の湖・琵琶湖の畔に佇むホテルとして、1981年に誕生した
〈彦根プリンスホテル〉(2008年より〈彦根ビューホテル〉)。
同ホテルを、ホテルニューアワジグループが全面的にリニューアルした
〈蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE(ビワフロント彦根)〉が、
2023年8月20日(日)にグランドオープンしました。

〈蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE(ビワフロント彦根)〉

ホテルの目の前は、雄大な湖や対岸の比良山系まで見渡せる、
美しい情景がパノラマに拡がります。
一刻一刻と表情を変える琵琶湖の「蒼」と、
対岸の稜線に沈みゆく夕陽で紅く染まる空の「茜」が交差する
神秘的で美しい景観を、最上階展望ラウンジや客室テラス、あるいは自家源泉を引いた
温泉露天風呂など、館内の至る所から愉しむことが出来ます。

琵琶湖に面した約40000平米もの敷地内には、ホテル本館棟、ヴィラ棟
(グランピングエリア)、温泉浴場棟、レストラン棟やバンケット棟に加えて、
テニスコート、3×3バスケット&フットサルコート、キッズパークなど、
大人から子どもまで楽しめる多彩なエリアが揃います。

最上階の展望フロアでチェックイン・チェックアウト、フリードリンクやライブラリーを満喫

最上階の展望フロアでチェックイン・チェックアウト

ゲストがホテルに到着してまず案内されるのは、ホテル最上階の10階に位置する展望フロア。
かつて近江の国・彦根藩主であった、井伊家の象徴として知られる「赤備え」
をテーマにした扉が出迎えます。

ホテル最上階の10階に位置する展望フロア

チェックイン/チェックアウトを行うレセプションをはじめ、フリードリンクブースや
琵琶湖に関する書籍など、土地や地域にまつわる多種多様な読み物が揃う
ライブラリーコーナー、琵琶湖の恵み・里山の恵み・近江の伝統品・発酵文化などの
テーマに沿った地元や周辺地域の名産品を厳選したセレクトショップなどが揃います。

全室50平米以上の客室は温泉露天風呂付き、ヴィラ、ドッグフレンドリーなど多彩

全室レイクビューのホテル本館

前身のホテル時代に102室あった客室は、
一部屋あたりの広さを大幅に拡張し全50室にリニューアルしました。

自家源泉を引いた贅沢な温泉露天風呂付客室

窓一面に美しい湖景のパノラマが拡がる、全室レイクビューのホテル本館には、
スタンダードタイプでもテラスを含め50平米というゆとりのある間取りです。
自家源泉を引いた贅沢な温泉露天風呂付客室(58~125平米・ツイン、和洋室)など、
旅のスタイルに合わせて6つの客室タイプが用意されています。

ヴィラ棟はプライベート感あふれる贅沢な客室空間が魅力

ヴィラ棟は、開放感あるデッキテラスやリビングルーム、ベッドルームや
自家源泉の温泉露天風呂(12室の内6室、内1室は更にサウナ付)などが備わる、
プライベート感あふれる贅沢な客室空間が魅力です。
ヴィラ棟エリアにある焚火ラウンジでは、
宵闇に炎が揺らめく幻想的なファイヤーピットを眺め
和みの団欒を愉しんだり、琵琶湖の自然を間近に感じながら満天の星空を仰ぎ見たりと、
気忙しい日常を忘れ、心豊かなひとときが過ごせます。
ちなみにヴィラ棟は12室のうち、9室は愛犬とともに宿泊できるドッグフレンドリールーム。
大切な家族の一員が、のびのびと遊べるようにとドッグランも備えられています。

石川・能登島に 鮨×サウナ×絶景の リゾートオーベルジュ 〈一 能登島〉がオープン!

ここでしか味わえない贅沢な時間

北陸初となる鮨のオーベルジュ〈一 能登島(ひとつ のとじま)〉が
石川県能登島に、2023年9月4日オープンしました。

能登半島に抱かれるように、七尾湾に浮かぶ能登島。
豊かな自然を生かして、海水浴や海釣り、SUP、カヤックなどの
アクティビティも充実しています。

リゾート地への入口のような能登島大橋。

リゾート地への入口のような能登島大橋。

そんな能登の風土が育んだ恵みを、同館で極上の鮨に仕上げ、提供します。
監修を務めるのは、金沢に本店を構え、〈パークハイアットニセコ〉にも出店する
〈鮨みつ川〉の大将・光川浩司氏。

夕食には四季折々の食材を中心とした鮨コースを、朝食では能登の魅力を
存分に味わえるおもてなしメニューをいただけます。

また、ドリンクはオールインクルーシブの料金体系となっているため、
食事の際はもちろん、バーラウンジやゲストルーム内でも気兼ねなく
地酒やビール、ワイン、地元のフルーツや野菜を使ったオリジナル
カクテルなどを楽しめます。

オーシャンビューのバーラウンジ。

オーシャンビューのバーラウンジ。

ゲストルームは8組限定で、全室が内海ならではの穏やかな湾景を一望できる
オーシャンビュー。

室内は洗練されたモダンなデザインでありながら、床は畳敷きで
ゆっくりとくつろげる設えに。

地域で長年親しまれてきた宿泊施設が地元出身の建築家・中永勇司氏の手によって、スケルトンからフルリノベーションして生まれ変わりました。

地域で長年親しまれてきた宿泊施設が地元出身の建築家・中永勇司氏の手によって、スケルトンからフルリノベーションして生まれ変わりました。

古民家をリノベーションした 中長期滞在型施設 〈MUJI BASE KAMOGAWA〉が オープン

地域に根差した〈無印良品〉のある暮らしを体現する、全国初の〈MUJI BASE〉

〈無印良品〉を展開する良品計画が、古民家をリノベーションした中長期滞在型施設
〈MUJI BASE KAMOGAWA〉を全国初の〈MUJI BASE〉として
8月1日(火)に千葉県鴨川市にオープンしました。

「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、地域の方々と課題や価値観を共有し、
地域を活性化するさまざまな活動を進める良品計画。

これまで千葉エリアでは2014年から鴨川市内釜沼北集落において、
棚田保全ならびに里山コミュニティの活性化を目指す
「鴨川里山トラスト」活動を行ってきました。
2017年4月には鴨川市と「地域活性化に関する協定」を締結しています。

MUJI BASEは、首都圏に集中する住宅、使われていない古民家、
失われていく郷土文化の継承などの社会課題と向き合いながら、
「一つの拠点で暮らす」という常識を超えて、遊休不動産の活用などを通じ、
「もっと自由な暮らし」を提案する拠点です。
働き方改革によるワーケーションなど、ライフスタイルが場所にとらわれない
ものに変化しているなか、暮らしの拠点を広げ、もうひとつの
「暮らし」の場として展開しています。

築100余年の古民家をリノベーションした〈MUJI BASE KAMOGAWA〉

築100余年の古民家をリノベーションした〈MUJI BASE KAMOGAWA〉

広い土間を活用した交流の生まれるキッチンダイニング

新たにオープンしたMUJI BASE KAMOGAWAがあるのは大幡地区。
東京から一番近い棚田である大山千枚田が残り、
日本の原風景とも呼べる田園の広がる千葉県鴨川市の奥山と平地の間にあります。
木々や草花や鳥などたくさんの生き物のそのすぐかたわらで生きる
里山のくらしがいまなお残る場所です。

MUJI BASE KAMOGAWAは、2019年より社内研修施設として運用されていた施設を、
地域の拠点となる一棟貸しの宿として新たにリノベーションを施したもの。

広い土間を活用した交流の生まれるキッチンダイニング、和と洋を融合させた居間など、
日本民家の持つ空間的価値を残しながら、現代のライフスタイルに合わせた
「感じ良いくらし」の実験場となることを目指しています。
こだわりの空間で、鴨川での日常生活を中長期で楽しめるよう、
予約は2泊以上から申し込みが可能です。

人気のカレーや季節のおすすめ商品を自由に試せるフードアメニティ、事前予約制で鴨川や地元の食材を使った旬の食材セット(有料)

近隣店舗の〈里のMUJI みんなみの里〉では、ウェルカムドリンクや
滞在中おかわり自由のコーヒーや黒豆茶のサービスもあります。

〈MUJI BASE KAMOGAWA〉には人気のカレーや季節のおすすめ商品を自由に試せる
フードアメニティも完備。
このほか事前予約制で鴨川や地元の食材を使った旬の食材セット(有料)も
用意されています。

阿蘇くじゅう国立公園の自然を感じる、 全7棟のコテージ型グランピング施設 〈Wenavillageくじゅう〉

家族や友人、愛犬とも一緒に楽しめるラグジュアリー&プライベートコテージ

由布院ICから約30分の場所にある、山林、原野に覆われた大分県九重町。
阿蘇くじゅう国立公園内やまなみハイウェイに面した、くじゅう自然動物園隣接地に、
高級感あふれるコテージ型グランピング施設〈Wenavillage(ウェナヴィレッジ)くじゅう〉
がオープンしました。
さらに敷地内では「8輪バギー」「マウンテンバイク」などの
アクティビティも体験できます。

九重町の大自然に囲まれた広大な敷地内に立地する〈Wenavillageくじゅう〉

九重町の大自然に囲まれた広大な敷地内に立地する〈Wenavillageくじゅう〉は
全7棟のラグジュアリープライベートコテージです。

「北欧」をテーマにした客室

「北欧」をテーマにした客室は、木の温もりや洗練されたインテリアで統一されています。
広々としたコテージでは、大人数での滞在も可能。
プライベートな空間で、家族・友人グループなどでわいわい楽しめます。

愛犬との滞在も可能なコテージが1棟

また、愛犬との滞在も可能なコテージが、1棟あります。
愛犬が自由に駆け回れる広々としたガーデンもあるので、
心置きなく愛犬との時間を過ごせるはず。

客室専用露天風呂や、全天候型グランピングBBQも完備

すべての客室に専用露天風呂があります。

Wenavillageくじゅうでは、すべての客室に専用露天風呂があります。
自然景観に恵まれた開放的な空間でのバスタイムは
ここでしか味わえない贅沢な時間になること間違いなし。
日常から離れて思いっきりリフレッシュできそうです。

屋外はもちろん、屋内にもBBQスペースが用意されている

また、屋外はもちろん、屋内にもBBQスペースが用意されており、
天候を気にせず気軽にバーベキューができます。
準備いらずで手ぶらでOK。あとは焼くだけの手間いらずです。

厳選された地元大分のご当地食材をふんだんに使用

BBQメニューは、厳選された地元大分のご当地食材をふんだんに使用。
もちろん、お好みの食材を持ち込んでの食事、オリジナルBBQも可能です。
プライベートコテージならではの、自由度の高い滞在が叶います。

新潟発・アウトドアの祭典 〈新潟・燕三条OUTDOOR EXPO〉 が 今年も9月に開催!

今、新潟のキャンプ・アウトドアシーンが熱い!

北は日本海に面し、南は飛騨山脈や越後山脈がそびえるなど、
美しく豊かな自然に囲まれた新潟県。
県内には多くのキャンプ場が点在しており、
年中キャンパーが足繁く通います。

キャンプ場周辺には、海、川、山などが身近にあり、
カヌーやサップ、釣り、山登りなどの野外アクティビティを
併せて楽しむ人も非常に多いんだとか。

五十嵐川でカヌー。

五十嵐川でカヌー。

また、松之山温泉スキー場で3年前よりスタートした、
雪の上でテントを建ててキャンプをする「雪上キャンプ」は、
瞬く間にYouTubeで取り上げられ、
2022年は約1000人もの人が新潟で雪上キャンプを楽しみました。

雪上キャンプの様子。

雪上キャンプの様子。

新潟は今、1年を通してキャンプが楽しめる、
キャンパーにとって魅力あふれる場所として注目を集めています。

アウトドアブームの震源地である燕三条

また、コロカルでも何度も取り上げているように、
新潟県・燕三条エリアは、日本随一のものづくりのまち。
刃物や金物など、さまざまな金属加工の工場が存在します。

金属加工の高い技術が、アウトドアギアの製造に応用できることから、
実は、大阪と並んで、日本有数のアウトドア産業の集積地でもあり、
45社のアウトドアブランドが本社を構えています。

今では製品として当たり前となっている、
バーベキューコンロは〈CAPTAIN STAG〉が、
焚火台は〈snowpeak〉が、国内で初めて展開したメーカーといわれており、
このほか有名なところをあげるだけでも、〈UNIFLAME〉や〈belmont(ベルモント)〉、
〈MSR〉や〈サーマレスト〉の正規輸入代理店として知られる〈モチヅキ〉の製品も
燕三条でつくられているとか。

新潟アウトドアシーンのハブ〈WEST〉

〈WEST〉長岡店。

〈WEST〉長岡店。

そんな日本のアウトドアシーンを牽引する新潟には、
唯一無二のアウトドアグッズ専門店〈WEST〉があります。
県内で5つの店舗を運営しており、どの店舗も品揃えの豊富さは群を抜き、
全国からアウトドア関係者が視察に来るほど注目されています。

その理由は、お店のスタッフが全員バイヤーとなり、
店舗ごとにこだわり抜いたバイイングを行っているから。
地域に特化した品揃えで、プロダクトを見る目が厳しい新潟・燕三条の人も、
納得のラインナップとなっています。

次々とアウトドアの新たな提案を行う同社に、
県内のアウトドア関係者は大きな信頼を寄せています。
まさに新潟のアウトドアブランドのハブ的存在です。

静岡・天竜浜名湖鉄道
旨みじんわり、歴史にしんみり。
どんこが主役の駅弁と〈天竜ハム〉
あなたのまちの
焼酎ハイボール アテ探し旅

焼酎ハイボールとともにどこまでも。
このシリーズでは、全国の酒場、東京・下町のチューハイ街道、
さらに全国の商店街を巡ってきたけれど、
まだやってないことがあった。それは、呑み鉄。
酒旅好きで、自称“乗り鉄旅情派”である筆者としては、
大げさに言えば使命感だ。大げさか。
呑み鉄に相応しい舞台はどこだろうと考えたとき、
まずはここだろうと思いついたのが、「天竜浜名湖鉄道」。通称“天浜線”。
その理由は……?
車窓からの風景と焼酎ハイボールとともにご案内していこう。

天浜線路線図

ローカル線で呑める喜びを、駅弁のどんことともに噛み締める

青空が広がる夏の昼、始発駅・新所原(しんじょはら)駅に立つ。
天浜線は、この静岡の最西端に位置する新所原から、遠州側の掛川を2時間強、
東海道線からは浜名湖を挟んで北側を、基本単線で結ぶ。
今日の旅は、新所原から奥浜名湖の景色を楽しみつつ、
戦国から昭和の高度経済成長期までを彩る、
歴史の舞台である二俣本町駅までの約1時間。

豊橋駅からJR東海道線で10分ほど。静岡県と愛知県の県境に位置する新所原駅。天浜線の西側の始発駅。天浜線は1両編成。昔ながらの車両のほか、今回乗車したイベント仕様、アニメやドラマとのコラボラッピング車両などのお楽しみもある。

豊橋駅からJR東海道線で10分ほど。静岡県と愛知県の県境に位置する新所原駅。天浜線の西側の始発駅。天浜線は1両編成。昔ながらの車両のほか、今回乗車したイベント仕様、アニメやドラマとのコラボラッピング車両などのお楽しみもある。

冷え冷えの焼酎ハイボールを小さいクーラーボックスに入れ、
小さな改札を抜けると、すでに天浜線の車両が待ち受けている。
乗り込む車両は、イベントなどにも使われる特別仕様で、
北欧はフィンランドの人気テキスタイルブランド〈マリメッコ〉の
カーテンやヘッドレストカバーが使われている。
ローカル線の車両とかわいらしく大胆な柄。
これが不思議に、合う。

マリメッコのテキスタイルが車両に。これは沿線にある建設会社のライフスタイルブランドとのコラボ。駅員が常駐する駅が減少し、無人駅となった駅舎を地元ぐるみでアイデアを出し運用。カフェや洋食などのグルメも楽しめたり、インテリアにこだわった駅もあり、これも天浜線旅の楽しみのひとつ。

マリメッコのテキスタイルが車両に。これは沿線にある建設会社のライフスタイルブランドとのコラボ。駅員が常駐する駅が減少し、無人駅となった駅舎を地元ぐるみでアイデアを出し運用。カフェや洋食などのグルメも楽しめたり、インテリアにこだわった駅もあり、これも天浜線旅の楽しみのひとつ。

12時23分、いよいよ天浜線が動き始める。
あわせて焼酎ハイボールを開ける。
ローカル線らしい横揺れが始まり、
単線のレールは東海道線から少しずつ左へと離れていき、
植物たちが車両の上を包み込むようにつくる、
自然の緑のトンネルの中に入っていく。

みどりのトンネル

幻想的な風景のなかで弁当を開けよう。
天浜線の名物弁当〈鰻どんこ弁当〉だ。

二俣本町の老舗料亭〈天竜膳 三好〉による〈鰻どんこ弁当〉(1300円・税込)。どんこは天龍エリアの名産品。鰻よりもむしろこちらが主役といえる存在感とうまさ。土・日曜・祝日のみ、天竜二俣駅にて10時からの販売。平日は予約販売。詳しくは天浜線公式HPの「天浜線の名物駅弁について」参照。

二俣本町の老舗料亭〈天竜膳 三好〉による〈鰻どんこ弁当〉(1300円・税込)。どんこは天龍エリアの名産品。鰻よりもむしろこちらが主役といえる存在感とうまさ。土・日曜・祝日のみ、天竜二俣駅にて10時からの販売。平日は予約販売。詳しくは天浜線公式HPの「天浜線の名物駅弁について」参照。

鰻どんこ弁当

まずは大きく肉厚のしいたけ、どんこをアテに。
やさしい味と食感。噛みしめるほどにどんこ自体の甘味とともに、
上品な出汁感が広がる。ここで焼酎ハイボールをひと口。
まさに混然一体。ガツンときたあと、じわっと旨みが絡み合う。
思わず目を閉じて、呑み鉄の幸せをゆったり感じていると、
天浜線はまた軽く左右に揺れ、目を開ければ、
また、緑のトンネルの中。

実はこの緑のトンネルの裏側には天浜線の物語がある。
天浜線は、1933(昭和8)年に着工し、全線開通は1940(昭和15)年。
この年代に注目いただきたいのだが、
そもそも天浜線が生まれた理由は、戦争時の物資輸送のため。
日本の大動脈として開けた場所を走る東海道線が、
空襲などの攻撃を受けた際の“秘密の迂回ルート”として、
上空からはたやすく発見されない、また正確に攻撃されないために、
緑の中にレールを引いたのだという。

当然、未踏の地を切り開くのだから難工事。
鉄道は、物流と人流により新しく土地を開き、幸福を広げる。
だが、その当時の天浜線は、違う宿命を担っていたわけだ。
真夏の青空の旅に、日本の苦難の時代の影。
天浜線は、尾奈駅から奥浜名湖駅へと進み、緑のトンネルを抜けると、
進行方向右手には浜名湖が見えてくる。
奥浜名の湖のきらめきに、不思議に少し胸を締めつけられる。
天浜線は今、すてきな呑み鉄の休日へといざなってくれる。
そして日々、沿線の人々の暮らしを結んでいる。
その幸せに、乾杯だ。

車窓、焼酎ハイボール、駅弁、そこにローカル線ならではの揺れが加われば旅心が高まる。時々奥浜名湖の風景や沿線の写真を撮る以外はスマホもオフで。

車窓、焼酎ハイボール、駅弁、そこにローカル線ならではの揺れが加われば旅心が高まる。時々奥浜名湖の風景や沿線の写真を撮る以外はスマホもオフで。

みかんで名を馳せる三ヶ日駅から金指駅の間は、
青い奥浜名湖と緑のトンネルが交互にやってきて、
常葉大学前駅あたりで戦前の隠れ鉄道は、
明日を生きる若者も集う、広々とした新しい風景を進む。
週末は家族連れでにぎわうというフルーツパーク駅あたりで、
ゆっくりと味わったアテ代わりのお弁当を食べ終わり、
焼酎ハイボールを飲み干せば、
まもなく今日の目的地、二俣本町駅にたどり着く。

二俣本町駅

二俣本町駅は新所原と掛川のちょうど中間点あたり。
秘密のレールであった天浜線だが、
ここは歴史のなかでは、戦国時代から表舞台にあった。
天竜川の水運と戦術の要衝として、
徳川家と武田家が激しくぶつかりあい、奪い合った地だ。
また、徳川家康の苦悩の決断として大河ドラマにも描かれる、長男・信康との死別の場。
21歳の若さで時代に飲みこまれた信康。
弔いの証として建立されたのが清瀧(せいりゅう)寺だった。
静かに落ちる滝は、信康の魂を癒そうとしたものなのか。

徳川信康を弔う清瀧寺は、この地出身の〈本田技研工業〉の創業者である本田宗一郎ゆかりのお寺でもある。すぐ横には〈本田宗一郎ものづくり伝承館〉。ここでも戦国時代から昭和へのドラマが続く。

徳川信康を弔う清瀧寺は、この地出身の〈本田技研工業〉の創業者である本田宗一郎ゆかりのお寺でもある。すぐ横には〈本田宗一郎ものづくり伝承館〉。ここでも戦国時代から昭和へのドラマが続く。

長野県小諸市の 絶景を堪能できる カフェ&宿泊施設〈つぐもり〉

八ヶ岳と佐久平を一望できる好スポット

長野県東部に位置し、浅間山を中心に豊かな自然が広がる小諸市(こもろし)。
東京からは電車で最短90分とアクセスがよく、
都会の喧騒から逃れ、心と体をゆっくりリフレッシュしたい人におすすめのエリアです。

そんな小諸市に今夏、カフェと宿泊施設が一体化した〈つぐもり〉がオープンしました。

7月7日オープンの〈つぐもり〉外観。

2023年7月7日オープンの〈つぐもり〉外観。

つぐもりは浅間山の麓にあり、1階が地産地消カフェ、
2階が1日1組限定の宿泊体験ができる施設になっています。
窓からは八ヶ岳と佐久平を一望でき、
小諸市の素晴らしい自然を感じるには絶好のスポットです。

〈つぐもり〉空の景色。八ヶ岳と佐久平が一望できる。

つぐもりからの景色。八ヶ岳と佐久平が一望できる。

もともとこの場所は、
50年以上もの間放置されていた耕作放棄地だったといいます。
つぐもりオーナーの土屋順子さんは「この土地の自然を残したい」
「多くの人にこの地のすばらしさを知ってもらいたい」という想いから、
2020年に荒れ地の整備からスタート。
「林の継続性を考え、自然を残したい」という考えのもと、
大型重機などを使うスピード重視の作業ではなく、
人の手で丁寧に整備作業を進めてきました。

小諸市在住のガーデナー和久井道夫さんをはじめ、
土屋さんのご友人、地元の方々、ボランティアなどさまざまな人たちの協力があり、
2年の時を経て荒れ地はすっかり生まれ変わりました。

そして2023年には、念願のカフェ&宿泊施設が完成。
「皆の手で継いでいく“杜(もり)”」の意味を込め、「つぐもり」と名づけられました。

〈つぐもり〉1階のカフェスペース。

つぐもり1階のカフェスペース。

さらにつぐもりには長野の美しい自然を堪能できる工夫が施されています。
建物周囲には、ガーデナーの和久井さんたちが心をこめてつくり上げたガーデンを併設。
美しく整備されたお庭を歩いていると、四季折々の植物に癒され、
日頃の疲れが吹き飛んでいくようです。

ガーデンとカフェの入り口にはかわいらしい門が。

ガーデンとカフェの入り口にはかわいらしい門が。

つぐもりの周りを見渡せば、私たちと自然は切っても切り離せない関係にあることや
自然の大切さに改めて気づかされるはずです。
「この場所を訪れることで、自然との結びつきに気づき、
よりよい人生を見つけるきっかけにしてほしい」という土屋さんの想いが感じられます。

北海道東川町に 隈研吾監修の温浴複合リゾート 〈キトウシの森きとろん〉がオープン

トロン温泉×東川町の食×文化芸術が堪能できる温浴複合リゾート

北海道の中央付近、北海道上川郡東川町にある観光エリアの〈キトウシの森〉。
同敷地内に、温浴施設やショップ、レストラン、交流スペースの機能を有した
〈キトウシの森きとろん〉が2023年8月21日、グランドオープンしました。

Photo by Kotaro Imada

Photo by Kotaro Imada

東川町にある標高457メートルのキトウシ山にそびえ立つ〈キトウシの森きとろん〉は
隈研吾氏監修の、木材をふんだんに使用したデザインが特徴です。
心と身体の至福へのリトリートが叶う、豊かな田園風景と
自然の移ろいを五感で感じる温浴型複合リゾートになっています。

東川町を一望する露天風呂や、テーマの異なるサウナを完備

Photo by Kotaro Imada

Photo by Kotaro Imada

温浴施設には、東川町を一望できる展望露天風呂、
それぞれテーマが異なる魅力的なサウナがあります。

Photo by Kotaro Imada

Photo by Kotaro Imada

お風呂の後には森のサロン(休憩所)でゆっくりとくつろいだり
ギャラリーで文化芸術作品を鑑賞することもできます。

お土産などを買えるショップの〈東川ミーツ〉

お土産などを買えるショップの〈東川ミーツ〉では、
オリジナルグッズや地場産品、職人が製作したクラフト製品などを販売。

Photo by Kotaro Imada

Photo by Kotaro Imada

屋上の展望デッキからは、美しい田園風景を一望することができます。
晴れた夜には、遮るものが一切ない満天の星空を眺められそうです。

飛騨高山の 古民家をリノベーションした 〈meet tree TAKAYAMA〉

サステナブル・ライフスタイルブランド〈meet tree〉によるショップ

創業100年以上の老舗木材会社から誕生した、人と木をつなぐサステナブル・
ライフスタイルブランドを展開する〈meet tree〉。
同ブランドが、飛騨高山の最も有名な観光地「古い町並」にある木造古民家を
リノベーションした〈meet tree TAKAYAMA〉を 2023年8月11日にオープンしました。

老舗木材会社から誕生したブランド〈meet tree〉

〈meet tree〉は岐阜県中津川市で100年以上続く、老舗木材会社から誕生したブランドです。
現在日本では安価な海外木材が大量に輸入される一方、
国産材は十分に使われず日本林業は衰退しつつあります。
そんな現状を打破し、日本の林業と森を守りたいという思いから、
〈meet tree〉では「日本の森や林業守るため、日本の木のよさを知ってもらう」
ことをミッションにしています。

〈meet tree TAKAYAMA〉

〈meet tree TAKAYAMA〉は、中橋近くの「古い町並」の通りにある
昔ながらの木でできた古民家をリノベーションしています。
また店内の商品ディスプレイ台には、伊勢神宮の式年遷宮など
さまざまな歴史的木造建築に使用される東濃桧を採用しています。
ゲストと地元岐阜県の木がふれあう場をつくり、そのよさを知ってもらいたいと考えています。

大阪〈yacipoci〉
音楽とビールの泡に
とことんこだわる

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
大阪市中央区。

夏の終わりにふさわしいイカした立ち飲みレコードバー

コロンボ(以下コロ): このイカした立ち飲みレコードバーは
オーナー以外、そうやすやすとレコードをかけられないんだよ。

カルロス(以下カル): なんで? 機材の扱いがデリケートなの?

コロ: レコードラックにレコードが反対向きに入っているから、背表紙が見えないんだ。

カル: つまり、かけたいレコードが選べない?

コロ: そうなんだ、ジャケットを見ないことには
目的のレコードに到達しないわけなんだ。

カル: なんでまたそんなややこっしいシステムなんだ?

コロ: 背が奥だと、レコードが出しやすいし、しまいやすい。
それと店主の秋谷直弘さんは心斎橋のレコードバーの名店〈BAR JAZZ〉が
メンターなんだって。あのお店もそうしているらしい。

カル: なるほど。当然、収納ルールもアルファベット順とかじゃないわけだよね。

コロ: もちろん! 秋谷さんが選びやすい順。

カル: そこがネックだよね。どのお店もどこに、
どんなレコードがあるかわからないから、うっかりプレイできない。

コロ: レコードだけじゃないんだ、うっかりプレイできないのは。
ビールサーバーが「スイングカラン」というレトロなサーバーで、
いまでは老舗ビアホールぐらいでしか見かけない、
ヴィンテージ級の難儀なサーバーなんだよ。

カル: 一度注ぎでおいしいビールが注げるという
ビールファンにはたまらない魔法のサーバーのあれ? 
熟練の技術が必要なんでしょ? 
レコードに針を置いたり、
スイングカランのZ軸のサーバーで泡を操作したり、大変そうだね。

コロ: ビールはガス圧、レコードは針圧なんだって。

カル: このお店の前は自転車屋さんだったんでしょう。
よっぽどアナログが好きなんだね。

コロ: 音楽よりビールの泡の話で盛り上がっちゃったよ(笑)。
クリーミーな泡はほんとに素晴らしかったな。

九谷焼若手作家8人が それぞれの感性でプロデュース。 石川県能美市 〈ウェルネスハウス SARAI〉 8室限定の“九谷ステイ”

九谷焼の要素と九谷の里の風景が彩る8つの部屋

石川県の南部に位置する能美市は、
毎年春の大型連休には九谷茶碗まつりが開かれるなど
伝統工芸、九谷焼のまちとして知られます。

〈ウェルネスハウス SARAI〉

その能美市内でも、緑豊かな和田山エリアにある〈ウェルネスハウス SARAI〉 は
ホテルやレストラン、カフェ、スパ、研修室などを擁する複合施設です。
2022年から約1年をかけて8つある客室を
能美市出身・在住、または市にゆかりある若手の九谷作家8名に
各部屋を自由にプロデュースしてほしいと依頼してリニューアル。
他にはない九谷焼をコンセプトとした"九谷ステイ"ができる宿泊施設が誕生しました。

8つの部屋は、どれも九谷焼らしいモチーフや色遣い、能美市の自然や史跡、
また作家の作風が反映されていて、個性豊かです。

能美市の風景と九谷焼の特徴を掛け合わせた8人の作家たち

牟田陽日の「眠りの島」

牟田陽日の「眠りの島」

東京出身で能美市在住の牟田陽日がプロデュースした洋室は「眠りの島」。
眠りに落ちる前の独りの時間を、波に囲まれた孤島の情景に表しています。

室内では九谷焼を構成するいくつかの要素の中から、
「絵」と「物体」と「器」を抽出して展開しています。
「絵」の表現として、壁紙に孤島と波、鯨の情景が描かれました。
海を思わせる夜光貝のランプは、
九谷の磁土で出来た岩をイメージした「物体」の上に置かれています。
「器」は部屋の絵に合わせた柄のマグカップです。

山近泰の「五彩アニマル’z」

山近泰の「五彩アニマル’z」

動物のモチーフを描くことが多い山近泰が担当した洋室は「五彩アニマル’z」。

石川県を代表する観光スポット、いしかわ動物園がある能美市。
それを象徴するかのように、壁面全体に動物のモチーフをダイナミックに配置しています。
九谷五彩である、青、黄、紺青、紫、赤を使い、
家族愛の象徴である象、
ブッタの教えの中で「一つの事を成し遂げる」と言われる犀(さい)などが、
幻想的に描かれています。

架谷庸子の「里やまの弧」

架谷庸子の「里やまの弧」

若手の赤絵作家として高く評価される架谷庸子は
「里やまの弧」として和室を担当。

平地の合間をぬって垣間見られる能美市の原風景とも呼べる古墳群がモチーフ。
さまざまな小紋を赤絵細描で彩る「やま小紋」として展開しています。
やまの稜線には後光のような金の縁取りを施し、
その間から太陽が昇るように精密な赤絵細描のレリーフを際立たせた作品となっています。

山岸青矢の「静爽の奏」

山岸青矢の「静爽の奏」

九谷焼の名門、山岸家の三代目でもある山岸青矢は「静爽の奏」として洋室をプロデュース。

室内は、九谷焼の白磁とアクリルを組み合わせた白と青の世界。
工芸と建築の融合をテーマにしています。
また壁面作品にライトを組み込み、モダンかつスタイリッシュで上品な空間に仕上げました。
部屋には木蓮のカップが置かれていて、
山岸自身が子どもの頃に和田山で見かけた木蓮の咲く風景が切り取られています。

温泉+αの魅力を発見! 見て、聞いて、味わう。 大分の食&交流イベントを 有楽町・坐来大分で開催

大分県といえば“温泉”を思い浮かべる人は多いけれど、
まだまだ知られていない魅力がたくさん!
そんな温泉+αの魅力を発信するサイト『edit Oita(エディット大分)』
2回目となるリアルイベント『#マイエディット大分』ナイト
ヒューリックスクエア東京3階〈坐来大分(ざらいおおいた)〉で開催します。

〈坐来大分〉の櫻井政義料理長が腕をふるう、郷土料理をはじめとしたメニューの数々、
豊かな風土や自然が育んだワイン、日本酒や焼酎など、食事とお酒を味わいながら、
大分県庁のメンバーや参加者のみなさんとの交流も!

大分県の魅力を知りたい人、集合! 抽選で35名様を無料ご招待

大分が誇る地元食材を使った料理はもちろん、建材から調度品まで細部にこだわった空間で味わう〈坐来大分〉での、ひとときをお楽しみに。

大分が誇る地元食材を使った料理はもちろん、建材から調度品まで細部にこだわった空間で味わう〈坐来大分〉での、ひとときをお楽しみに。

大分の郷土料理 りゅうきゅう

また“お気に入りの大分BEST3”を紹介する『edit Oita』の連載
「#マイエディット大分」をテーマに、トークショーも開催! 
今回は東京と別府に拠点を持ちながら、ライフスタイルブランド〈HAA〉の
代表を務める池田佳乃子さんをゲストにお迎えし、『edit Oita』編集部と
“お気に入りの大分(= #マイエディット大分 )”を語り尽くします。
最後には抽選会もあり、東京にいながら、大分の魅力を発見できる、
盛りだくさんのイベントです。

神戸市ー5度! 〈ROKKO森の音ミュージアム〉で、 ひんやりイベントが開催中!

山の中で香りや音色による冷涼体験を提供

六甲山上にある〈ROKKO森の音ミュージアム〉では、2023年7月3日から8月25日まで
〈避暑地でひんやり 森の音サマーフェア〉が開催中です。

麓に広がる神戸市街地よりも気温が5度ほど低い六甲山頂付近は、
避暑地として親しまれています。

そんな環境を生かして、さらにひんやりとした気分になれるような体験を提供しています。

提供する体験に合わせて、どれくらいの体感温度が期待できるかをまとめています。

提供する体験に合わせて、どれくらいの体感温度が期待できるかをまとめています。

屋外では、アウトドア用の折り畳みチェアを無料で借りて
SIKIガーデン~音の散策路~(以下、SIKIガーデン)内の
好きな場所でくつろげる「チェアリング」が7月15日から始まります。

好きな場所でくつろげる「チェアリング」

SIKIガーデン内にはほかにも、座ると音楽などが楽しめる「音のベンチ」や
ハンモック型チェアのような椅子が各所に設置されているので、
木陰や見晴らしのいい場所など、お気に入りの場所を探して、
心地のよい時間を過ごすのもおすすめです。

グリーンレモネード600円。施設内にある〈森のCafé〉でドリンクを購入してくつろいでも。

グリーンレモネード600円。施設内にある〈森のCafé〉でドリンクを購入してくつろいでも。

また、360°透明のドーム〈SIKIドーム〉を1日貸切利用できるピクニックプランも提供中。
特別メニューの食事とともに、プライベート空間で優雅な時間を満喫できます。

SIKIドームプランの定員は1日2組(各組2~4名)。料金は1人当たり4000円。

SIKIドームプランの定員は1日2組(各組2~4名)。料金はひとり当たり4000円。

なお、夏の間は体感温度を-2~3度低く感じられるようドーム内を寒色中心に設え、
マリングッズのような涼しさを感じるインテリアをプラスして、さらにひんやり感を
演出しています。

そのほか、ミントなどお好みのアロマオイルを使って「ひんやりルームフレグランス」が
つくれる体験も、7月15日から8月12日までの毎週土曜に開催予定(雨天中止)。

「ひんやりルームフレグランス」

稲毛〈CANDY〉
静かな住宅街に佇む、
老舗ジャズ・スポット

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
千葉県千葉市稲毛区。

驚きのサウンド・スケープを誇る音響と語りかけるような選曲

コロンボ(以下コロ): 駅近とはいえ、静かな住宅街にお店があって、
音漏れとかは大丈夫かなと、恐る恐る入ったら、
キース・ジャレットのピアノ、
「Answer Me My Love」(『MUNICH 2016』)で出迎えてくれた。

カルロス(以下カル): 外から見る限り、瀟洒な佇まいなんだけどね。
相当、防音しているのかな。

コロ: それが玄関のドアを開けてびっくり、
その中は分厚いコンクリートと大きなガラスのブロックの“確かな壁”で囲われてて、
見かけに違わず堅牢なつくりでびっくり。

カル: “不確かな壁”(村上春樹の新作)じゃないんだ(笑)。
外に音は一切漏れないわけなんだね。
ところで、ご主人はキース・ジャレットがお好きなの?

コロ: ご主人の林美葉子さんにとって、
キース・ジャレットは青春の1ページなんだってさ。
初来日の1974年以来、ライブには欠かさず行っているらしい。

カル: 1974年から! それは青春というよりも人生そのものだ。

コロ: だね。それと、お店の準備をするときは清楚な音楽がいいんだって。

カル: たしかに。開店前にフリージャズっていうのも、テンションが高過ぎる。

コロ: でも、最近のヘビーローテーションは、
先日亡くなったペーター・ブロッツマンだって。

カル: 怖いくらいのド・フリージャズだ。
ブロッツマンといえば、クリントン元アメリカ大統領が好きなサックス奏者だね。

コロ: 出た豆知識。
フリージャズって、年配の人より、若い子のほうが、よく反応するんだってさ。

カル: ヒップホップ世代の方が逆に耳馴染みがいいんだろうね。わかる気がする。

コロ: かけてくれたレコードはお客さんにもらったんだけど、
家で聴いていると暗くなるんで(笑)、お店で聴いているらしい。

カル: 音楽ってそうだよね。ひとりで聴いているときと、
誰かと聴いているときだと感じ方が違う。

コロ: そこがリスニング・バーのいいところ、やめられない理由のひとつでもある。

五島市福江島に中村好文設計、 考える時間を楽しむ 秘境の宿〈Philosophers in Residence GOTO めぐりめぐらす〉が誕生

インスピレーション源は「コルビュジエの修道院」

潜伏キリシタンの信仰の歴史が色濃く残る、
長崎県五島市福江島にある秘境集落・半泊(はんとまり)。
ここに2023年3月、建築家・中村好文さん設計の宿
〈Philosophers in Residence GOTO めぐりめぐらす〉がオープンしました。

〈Philosophers in Residence GOTO めぐりめぐらす〉

廃校となった分校を全面的に改修

廃校となった分校を全面的に改修して誕生した、
スマートフォンの電波もほとんど入らない場所で
「考える時間」に特化した新しいスタイルの宿です。

地域の人も夏はシュノーケリングに訪れる美しい玉石の海岸

地域の人も夏はシュノーケリングに訪れる美しい玉石の海岸

地域の人も夏はシュノーケリングに訪れる美しい玉石の海岸

五島列島最大の島・福江島の市街地から車で40分ほどの場所にある半泊集落は、
人口ピーク時の1955年には十数世帯が住んでいたとされますが、
2023年時点はわずか5世帯6人のみが定住。
美しい玉石の海岸と歴史ある教会に囲まれた静謐な場所で、
おいしい湧水があることでも知られています。
温暖な季節にはシュノーケリングや釣りなどのレジャースポットとしても
親しまれている場所です。

〈喜助の湯〉で始動! シルク風呂などで 愛媛シルクの魅力を発信

愛媛シルクの魅力を伝えたい

愛媛県松山市にある温浴施設〈伊予の湯治場 喜助の湯〉で、
愛媛シルクを感じられる特別企画がスタートしました。
愛媛シルクを活用した温泉や岩盤浴、シルクスイーツが楽しめるほか、
ヘアケア商品などが施設内で販売されます。

伊予の湯治場 喜助の湯

伊予の湯治場 喜助の湯

この企画は愛媛シルクを使った新産業の創出を目指す
〈ユナイテッドシルク株式会社〉とのコラボ企画です。
じつは、愛媛県は古くからシルクの産地として有名な地域。
その歴史は古く、伊予国と呼ばれていた時代から、
養蚕や製糸、絹織りが行われていたといいます。

特に愛媛県の西予市でつくられる生糸は「伊予生糸(いよいと)」と呼ばれ、
県を代表する工芸作物のひとつです。
四国山脈の水を活用し、伝統的な技法で丁寧に紡がれた伊予生糸は
気品のある美しい光沢とやわらかい風合いが特徴。
その品質はすばらしく、古くから御料糸として皇室などに納められてきました。

このように愛媛県は日本のシルク産業を支えてきた地域ですが、
近年、養蚕農家は減少しつつあります。
受け継がれてきた技術や伝統をつないでいくために、
ユナイテッドシルク社ではさまざまな企業と連携しながら、
愛媛シルクの魅力を発信しています。

〈伊予の湯治場 喜助の湯〉はキスケ株式会社が運営する温浴施設。

一方、今回コラボした伊予の湯治場 喜助の湯は〈キスケ株式会社〉が運営する温浴施設。
同社は愛媛県松山市と今治市にそれぞれ喜助の湯ブランドを展開しており、
施設の利用者は年間で80万人を超えるといいます。
天然温泉のほか、県内最大級の岩盤浴や、西日本最大級の高濃度炭酸泉がある
伊予の湯治場 喜助の湯は特に注目を浴びている施設。
多くの人が利用するこの施設で、愛媛シルクの魅力を幅広く伝えていきます。

千本松原から近い 〈沼津倶楽部〉がリニューアル。 歴史ある数寄屋造では モダンチャイニーズを提供。 水盤を臨む客室で宿泊も

(撮影:Ben Richards)

静岡県沼津市の景勝地、千本松原からほど近い場所にある
大正時代に建てられた、かつての別荘。
数寄屋造の建物は、歴史のなかで料亭やレストランとして利用され、
さらに敷地内には宿泊用の建物が加わって営業。
2023年6月にあらためて〈沼津倶楽部〉としてリニューアルを果たしました。

大正2年に建てられた数寄屋造の別荘を今に受け継いで

静岡県沼津市にある千本松原は、松の常緑と白雪をいただいた富士山、
そして駿河湾の彼方に沈む夕陽といった美しい自然で知られ、
白砂青松100選にも選ばれた景勝地です。
明治時代に皇族の静養地として沼津御用邸が建てられるなど、
明治から昭和にかけて多くの芸術家や華族、財閥に避寒地として愛されてきました。

2023年6月に改めて〈沼津倶楽部〉としてリニューアルオープン

ミツワ石鹸二代目当主の三輪善兵衛も、この地を愛した粋人のひとり。
沼津市から借用した約三千坪の土地に大正2年(1913年)に別荘「松岩亭」を建てました。
これが現在の〈沼津倶楽部〉の始まりです。

茶人であり、建築にも造詣の深かった三輪善兵衛は全室を茶室に。
内部は上品な和室、京都より移築された三畳台目の茶席、
和洋折衷の洋間などで構成されています。

意匠へのこだわりを高い技術で実現した建物は当代随一と言われた
江戸幕府小普請方大工棟梁の柏木家十代目・柏木祐三郎の手によります。

建物は戦中から戦後にかけて陸軍省、GHQに接収されましたが、
その後、地元有志が建物を継承。

2008年からは老朽化の進んだ数寄屋屋敷を補修、一部増築し、レストランに。
さらに宿泊棟を敷地内に設け、
宿泊施設〈千本松・沼津倶楽部〉として再興しました。

そして2023年6月にあらためて〈沼津倶楽部〉としてリニューアルオープンしました。

宿泊棟である別邸。水盤に映る緑も美しい。(撮影:Ben Richards)

宿泊棟である別邸。水盤に映る緑も美しい。(撮影:Ben Richards)

受け継いだ伝統と現代的なデザインが調和する宿泊棟の別邸

宿泊棟である別邸は、
栃木県那須の旧・二期倶楽部を代表作に持つ建築家、渡辺明氏の遺作となりました。

木と土という最も自然的な要素をもつ素材を使用した建物は、
数寄屋建築の伝統を受け継ぎつつ、現代的に和を表現した意匠へと展開し、
全体の調和をつくり出しています。

版築壁。

版築壁。

別邸には見所が多数ありますが、建物の外壁である版築壁(はんちくかべ)もそのひとつ。
版築とは、枠をつくり、その中に土を入れてはつき固めることを繰り返す工法で、
奈良の法隆寺でも見られるほど古くからある伝統工法です。

別邸の版築壁は、富士川の砂と土を積層させたもの。
陽の移り変わりにより、土の堅さと柔らかさの表情を刻一刻と変化させながら
風景に溶け込みます。

別邸の前には水盤があって、富士の湧水が滾々と注がれています。
夏は涼しげなせせらぎを、冬はあたたかな陽の光を受け、
時に建物の陰影を水面に映し込みながら、四季折々の姿で人々を楽しませてくれます。

「歩きたくなる町、てしかが」
その理由は
〈摩周・屈斜路トレイル〉にアリ

歩くスピードだから見えるものがたくさんある

3日間におよぶスルーハイク、2日目の朝は曇り空。

3日間におよぶスルーハイク、2日目の朝は曇り空。

私が暮らす弟子屈町は、面積の3分の2が阿寒摩周国立公園。

素晴らしい大自然の中を巡りながら歩くことができる
ロングトレイルがある。

2020年秋に開通した〈摩周・屈斜路トレイル〉。
通称〈MKT(エムケーティー)〉。

弟子屈町の自然を愛する人たち
〈てしかがトレイルクラブ〉が、長い年月をかけて整備した50キロの道だ。

新緑が眩しい5月下旬、
〈てしかがトレイルクラブ〉がトレイルの確認を兼ねて歩く3日間のスルーハイク。
その中日、SECTION2に同行させてもらった。

今春完成した〈MKT〉マップは、HPからダウンロードできる。

今春完成した〈MKT〉マップは、ホームページからダウンロードできる。

〈MKT〉のスタート地点は、世界有数の透明度を誇る摩周湖の展望台。
そこから始まるSECTION1は、
噴煙を上げる硫黄山を通り、麓にある川湯温泉までの20.5キロ。

そして私が参加したSECTION2は、川湯温泉から始まる22.5キロ。
山手線がすっぽり入る広さの屈斜路湖に沿って森の中、湖畔の砂浜、ときどき舗装路も歩く
平坦だけどバリエーションに富んだコースだ。

朝8時に集合して、4名のガイドを含む計8名で歩き始めた。

1時間ほどで、仁伏(にぶし)温泉の看板が見えてくる。
湖畔には温泉宿や別荘が並び、その一角に〈仁伏半島自然散策路〉
別名「仁伏の森」がある。

入り口には〈MKT〉のカウンターが設置され、ここからルートは、森の中へと入っていく。

弟子屈町の春の訪れは、本州と比べるとかなり遅い。
5月下旬は木々の新芽がやっと出始めた頃。
広がり始めた葉は見つけやすく、足元には、小さな花がたくさん咲いている。

「この木は?」「あの花は?」
8人の間で、次から次へと質問が飛び交う。

イタヤカエデ、ハルニレ、ミズナラ、ハリギリ、ヤマナラシ、ヤマブドウ、etc.

みんなで答え合わせをしながら歩くことの楽しさといったら!

〈MKT〉は今春、
HP上で『MKT MAGAZINE』を始めた。
コンセプトは「読んで、歩くと、面白い。」

自然も森も、知れば知るほど魅力が増す。
歩くことで、目にして触れれば、ますます好きになる。

林床には、さまざまな白い花が咲いていた。こちらはヒトリシズカ。

林床には、さまざまな白い花が咲いていた。こちらはヒトリシズカ。

野生動物の痕跡もあちらこちらに。

野生動物の痕跡もあちらこちらに。

たくさんの鳥の声も聞こえる。
クマゲラ、ヤマゲラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、シマエナガ、etc.

異なる種類の鳥がひとつの群れになる“混群”でやってくることもあり、
とても賑やかだ。

「あそこにいるよ」「あ、こっちにも」……
森の中は誘惑が多くて、なかなか先へ進めない。

かみのやま温泉〈おやど森の音〉 涼を感じる夏イベント開催! 写真映え必至のディナーコースも

「せせらぎ」をテーマにした料理やアクティビティ

山形県上山市にある温泉宿〈おやど森の音(もりのね)〉で、
6月14日から特別な夏イベントが開催されます。
夏イベント「せせらぎの森」では、
“森の涼”を楽しめる料理や中庭で実施されるアクティビティが楽しめます。

夏イベント「せせらぎの森」

メインとなるのは、ディナーコース「小鳥とごちそうの森」です。
カワセミのロッキーを主人公にしたオリジナルの物語に合わせて、
写真に収めたくなるようなユニークな料理が提供されます。

体をクールダウンしてくれるさっぱりとした冷製スープや
山菜のみずこぶを使った料理のほか、
山形牛や、山形セルリーなど地元の素材をふんだんに使用したひと皿など、
ここだけでしか味わえない料理が揃います。

夏にぴったりなトマトのガスパチョ。旬のトマトをたっぷり使って栄養たっぷり。

夏にぴったりなトマトのガスパチョ。旬のトマトをたっぷり使って栄養たっぷり。

牛肉の赤ワイン煮。山形牛をはじめとする国産牛を使用。赤ワインでじっくり煮込んだ牛肉が、お口の中でほろほろとほどける。

牛肉の赤ワイン煮。山形牛をはじめとする国産牛を使用。赤ワインでじっくり煮込んだ牛肉が、お口の中でほろほろとほどける。

鹿肉とじゃがいものミルフィーユ。揚げなすとじゃがいもを使ったグラタンに、鹿肉をトッピング。

鹿肉とじゃがいものミルフィーユ。揚げなすとじゃがいもを使ったグラタンに、鹿肉をトッピング。

ロッキーの巣をモチーフにした料理や、苔玉をイメージしたデザートも!
美しいひと皿は写真映えすること間違いなしです。

人気のスモーク料理「サーモンとカダイフ -小鳥のすみ家-」。麺状の生地・カダイフを小鳥の巣に見立てて。卵はチーズを使用。

人気のスモーク料理「サーモンとカダイフ -小鳥のすみ家-」。麺状の生地・カダイフを小鳥の巣に見立てて。卵はチーズを使用。

香ばしいピスタチオアイスを使った深緑の苔玉アイス。森の中を流れる清流の周りに映える苔をイメージ。川のせせらぎが聞こえてきそうな美しくも涼しげな見た目。

香ばしいピスタチオアイスを使った深緑の苔玉アイス。森の中を流れる清流の周りに映える苔をイメージ。川のせせらぎが聞こえてきそうな美しくも涼しげな見た目。

県内産のおいしいお米「雪若丸」を使った枝豆ご飯もセットに。
かみのやま産のワインなども用意されているので、
山形の恵みを存分に味わうことができます。

夕食会場「森の音dining」

自然いっぱいの森の中に佇む〈おやど森の音〉。
特に夕食会場「森の音dining」の大きな窓からは美しい新緑の景色が楽しめます。
ときおり聞こえる鳥のさえずりにも癒されるはずです。

富山の〈リバーリトリート雅樂倶〉が 環境に配慮した客室へ グリーン・リノベーション

「サステナビリティ×ラグジュアリー」をコンセプトにリノベーション

神通峡(富山市)の畔に位置する客室23部屋のスモールラグジュアリーホテルの
〈リバーリトリート雅樂倶(がらく)〉。
建築家・内藤廣氏の設計によるデザイン性に富んだ建築、部屋ごとにデザインが異なる
23室の客室、富山の旬の美味を味わえる和と洋のレストラン、天然温泉の大浴場、
充実したスパ施設などが特徴です。
敷地内随所に配した約300点の現代アートをはじめとするこだわりの美術品も見どころ。
『ミシュランガイド北陸2021』では、4パビリオン(赤)最上級の快適な旅館として
掲載されています。

「サステナビリティ×ラグジュアリー」をテーマに、客室201号室と202号室をグリーンリノベーション。

そんなリバーリトリート雅樂倶がこの春、「サステナビリティ×ラグジュアリー」
をテーマに、客室201号室と202号室をグリーンリノベーション。
環境に配慮した客室へと一新されました。

今回のリノベーションは、県内で起業し、アップサイクル家具の生産・販売や
空間プロデュースをしている株式会社家'sと、空き家のリノベーションなどを手掛ける
dot studio一級建築士事務所と共に「グリーン・リノベーション・プロジェクト」
として実施されたもの。
すべてを壊して作り変えることはせず、
元々の設えの良い部分は積極的に活かす方針が取られました。

版築壁と和紙壁を用いた意匠を感じる客室

設計を担当した〈dot studio〉代表の沼俊之氏は
「『残すこと』と『新しくつくること』のバランスを図る設計過程は、
解体範囲をデザインすることでもあります。すべてをスクラップ&ビルドすることのない
地球に優しい客室デザインを目指しました」と語っています。

客室の壁と天井は、神通川の砂利を使用した左官で版築壁を造り和紙と併せることで仕上げてあります。

客室の壁と天井は、神通川の砂利を使用した左官で版築壁を造り
和紙と併せることで仕上げてあります。
手がけたのは立山町在住の蛭谷和紙職人・川原隆邦氏。
川原氏は和紙の原料となる楮(こうぞ)とトロロアオイを立山町で自家栽培しており
原料栽培、収穫、加工、紙漉きまでの全工程を作者自ら手作業で行い、
品のあるオリジナル和紙を制作しています。

天井にいけばいくほど楮の繊維が大きくなるのも見どころです

原料の楮が垣間見える個性的な和紙からは、伝統工芸蛭谷和紙のあたたかみと、
蛭谷和紙唯一の継承者である作者の信念が感じられます。
天井にいけばいくほど楮の繊維が大きくなるのも見どころです。

客室には環境配慮型の新素材が多数使用されています。

また、客室には環境配慮型の新素材が多数使用されています。
そのひとつがカーペット。
漁網を再生した繊維からつくられる素材で、上質な質感のカーペットになっています。

建具や家具に使用されている、衣類の制作過程ででる布端材を再生した素材。

建具や家具に使用されている、衣類の制作過程ででる布端材を再生した素材。
大理石のような柄の新素材になっています。

突板の工場に眠っていた端材を組み合わせた面材。

突板の工場に眠っていた端材を組み合わせた面材。
統一されていない突板に部屋のコーディネートに合わせた塗装を施すことで、
意匠的な不揃い感がなくなり、さまざまな樹種の突板による色のムラなども楽しい
造作家具となっています。

客室内で使用している家具は、創業以来ホテルで大事に使用してきた愛着のある家具をアップサイクル

客室内で使用している家具は、創業以来ホテルで大事に使用してきた愛着のある家具を
アップサイクルしています。
元の姿や味は残しつつ、新しい家具として生まれ変わりました。