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posted:2023.7.5 from:愛媛県松山市 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Ayumi Otaki
大瀧亜友美
おおたき・あゆみ●山形県出身。広告制作会社や出版会社での勤務経験を活かして、フリーライターへ転身。WEBや紙媒体で編集から取材、執筆まで幅広く行う。旅や料理、植物など心を豊かにしてくれるモノやコトが大好き。
愛媛県松山市にある温浴施設〈伊予の湯治場 喜助の湯〉で、
愛媛シルクを感じられる特別企画がスタートしました。
愛媛シルクを活用した温泉や岩盤浴、シルクスイーツが楽しめるほか、
ヘアケア商品などが施設内で販売されます。
この企画は愛媛シルクを使った新産業の創出を目指す
〈ユナイテッドシルク株式会社〉とのコラボ企画です。
じつは、愛媛県は古くからシルクの産地として有名な地域。
その歴史は古く、伊予国と呼ばれていた時代から、
養蚕や製糸、絹織りが行われていたといいます。
特に愛媛県の西予市でつくられる生糸は「伊予生糸(いよいと)」と呼ばれ、
県を代表する工芸作物のひとつです。
四国山脈の水を活用し、伝統的な技法で丁寧に紡がれた伊予生糸は
気品のある美しい光沢とやわらかい風合いが特徴。
その品質はすばらしく、古くから御料糸として皇室などに納められてきました。
このように愛媛県は日本のシルク産業を支えてきた地域ですが、
近年、養蚕農家は減少しつつあります。
受け継がれてきた技術や伝統をつないでいくために、
ユナイテッドシルク社ではさまざまな企業と連携しながら、
愛媛シルクの魅力を発信しています。
一方、今回コラボした伊予の湯治場 喜助の湯は〈キスケ株式会社〉が運営する温浴施設。
同社は愛媛県松山市と今治市にそれぞれ喜助の湯ブランドを展開しており、
施設の利用者は年間で80万人を超えるといいます。
天然温泉のほか、県内最大級の岩盤浴や、西日本最大級の高濃度炭酸泉がある
伊予の湯治場 喜助の湯は特に注目を浴びている施設。
多くの人が利用するこの施設で、愛媛シルクの魅力を幅広く伝えていきます。
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繊維素材としてのイメージが強いシルクですが、その活用方法はじつにさまざまです。
美容効果にも注目が集まるタンパク質「シルクプロテイン」を活用し、
近年、食品や化粧品なども開発されています。
特に今回のコラボで一番の注目は、シルクエキスを投入した「シルク風呂」です。
シルクプロテインは人の肌に近いアミノ酸組成が魅力。
肌にやさしく、さらに美肌効果にも期待できそうです。
岩盤浴「雲海の蒸」では、シルクナノミストも体感できます。
シルク成分を含んだミストをたっぷり浴びて、
スベスベ肌を目指してみてはいかがでしょうか。
物販スペースでは〈ユナイテッドシルク株式会社〉のシルク商品と
コラボスイーツが販売されます。
シルクの水溶液をふりかけた、ひんやりおいしい「シルクソフト」は
お風呂上がりにもぴったりですよ。
この特別企画は、いずれも毎週日曜日のシルクデーイベントで開催されます。
週末は〈伊予の湯治場 喜助の湯〉で疲れた体を癒しながら、
愛媛シルクの魅力に触れてみませんか?
information
伊予の湯治場 喜助の湯
*価格はすべて税込です。
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