3つの材料でできる 自家製「味噌づくり」! 10年以上の仕込みで得た おすすめ配分・レシピ・コツを伝授
自家製味噌をつくってみよう!
おうちでつくる味噌は、おのずと昔ながらの「天然醸造」となります。
ゆっくりと発酵するのを“待つ”のも、自家製味噌の醍醐味です。
あなたの味噌は、どんな味になっていくでしょうか?
それではさっそく、自家製味噌づくりを始めていきましょう。
<材料>
大豆 650グラム
米麹 1キログラム
天然塩 390グラム
大豆を蒸す、または煮る鍋(圧力鍋でもOK)
プラスチック製保存容器、または保存用のビニール製保存袋、保存瓶 など
ボウル
消毒用アルコール
※この材料で約3キログラムの味噌がつくれます。
※カビ防止のため、やや辛口のレシピです。
<事前準備>
・18時間以上前に大豆を3倍の水に浸水させておく。冷蔵庫に入れておくと痛みにくいです。
・塩と米麹を混ぜ合わせておく(これは直前でもOK)
<つくり方>
(1)塩切りをする
塩と米麹を混ぜ合わせます。
時間に余裕のある人は前日の夜に準備しておくと馴染んで◎。
(2)大豆を煮る、または蒸す
大豆の水を変え、60~70分ほど鍋で煮ます。
大豆を親指と小指で潰せるくらいまでやわらかくなったらOK。
圧力鍋ならあっという間です。

我が家の味噌は大量に仕込むので、大豆を大きな寸胴でグツグツ煮ていきます。
ちなみに、大豆を蒸してやわらかくするのはとても時間がかかりますが、
大豆の風味にこだわりたい! という方は挑戦してみてもいいかも。
(3)大豆をつぶす
人肌まで冷めたら、大豆をつぶします。
すり鉢ですりつぶすと、味噌が滑らかになりおすすめですが、
すり鉢がない人は大豆をビニール袋に入れ、ビール瓶などで叩いてもOK。
(気をつけて作業してくださいね)
(4)大豆と塩切りした塩・米麹を混ぜる
(3)の大豆と、(1)の塩・米麹を、よ〜く混ぜ合わせるのが
おいしい味噌をつくる秘訣です。
(5)団子状にする
(4)でつくったものを団子状にします。
味噌の中に空気が入るとカビが生えやすくなります。
ギュッギュッと握って空気が入らないようにします。

空気をしっかり抜くのがポイント。
(6)保存容器に入れる
まず、使用する保存容器をアルコール消毒します。
味噌を詰めたら冷暗所または冷蔵庫で保存。
・プラスチック製保存容器の場合:
味噌を入れたら、味噌が空気に触れないよう、
ラップでぴったりと蓋をしてください。
その上からプラスチック製保存容器の蓋をします。
・ビニール製保存袋の場合:
しっかりと空気を抜いて保存してください。
保管中に液体が漏れることがあるので、
バットなどの受け皿の上に置いておくとベター。
・保存瓶の場合:
保存方法はプラスチック製保存容器とほぼ同じです。
脱プラスチックに挑戦してみたい人は瓶を使ったり、
ラップの代わりに酒粕や晒しを使って蓋をしてみてもいいかもしれません。
少し手間がかかるので、カビが生えてないかこまめに見てあげてくださいね。

たくさんの人の手の常在菌が混ざり合い、特別な風味の味噌ができあがります!
(7)食べられるのは、熟成させて半年くらいから
冬の間に仕込めば、
夏の土用(2025年は7月19日~8月6日)を過ぎたら
食べられるといわれています。
茶色くなってきたら旨みが増している証拠。
半年熟成でもいいですし、
味と色を見ながら、思い切って3年寝かせてみても◎。
もし表面に白いカビのようなものが出てきたら、
それは産膜酵母(さんまくこうぼ)です。
空気に触れている表面の一部に出ますが、
酵母菌の一種なので食べても害はありません。
ただ、味噌の風味が落ちるので
気になる方は取り除いて食べてください。
おまけ
たくさん仕込んだ場合は、3か月後くらいに「天地返し」をします。
これは、味噌を混ぜることで空気を入れ込み、
微生物の働きを活発にするために行われます。
このとき、味噌からしみ出た液体をすくってわけておくと、
たまり醤油のような風味の自家製「味噌たまり」がつくれます。
すぐに使えますし、コクがあっておいしいですよー!

2024年に仕込んだ味噌は、福岡市内にある醸造所〈リブロム〉さんとコラボして我が家の棚田米で仕込んだクラフト酒の酒粕で蓋をしました。レモングラス が入っているので、どんな味噌になるか楽しみ!
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ブログ:ちはるの森