新米猟師、料理人、
プロのバレエダンサー、
大工、旅人ライターも!
個性豊かなシェアハウス住人のお話。
こんにちは! 「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。
シェアハウスの話をすると、「どんな人が住んでいるの?」
とよく聞かれるので、今回は個性豊かな住人たちを紹介していきたいと思います。
まずトップバッターは、シェアハウス発起人であり、夫であるこーいちさん。

料理人であり、冬の間は酒蔵で働く蔵人であり、
ときには韓国式伝統床暖房オンドルの大工であり、
一緒に猟をする猟師でもあります。
シェアハウスでは田んぼを担当していて、
彼が1年間の田んぼスケジュールを組み、それに沿ってみんなでお米を育てています。
農業・畜産・養鶏の経験がある彼のおかげで、我が家のお米自給率は100%以上。
また、集落では役員を務めたり消防団に所属したりと、
集落の人からの信頼も厚い、まさにこのコミュニティをまとめる存在です。

それから、プロのバレエダンサーであるゆうまくん。
ダンサーだけでなく、編集・ライター・webエンジニア・デザイナーと幅広く活動しています。
ジョージア国立バレエ団でプロのバレエダンサーとして活躍したあと、
華やかな晴れ舞台から一転、なぜか田んぼだらけの糸島へ。
これからの生き方を探るなかで、我が家へたどりついたと話してくれました。
「常に自分ができないほうを選ぶ」という強いチャレンジ精神の持ち主で、
25歳という若さでこれだけの幅広い知識や技術を持っているのも納得のストイックさ。
シェアハウス内では、筋トレ部を立ち上げたり、朝活を提案してくれたり、
シェアメイトとの交流の場をたくさんつくってくれています。
身長181センチの長身なので、古民家の我が家ではよく頭をぶつけています。

続いては、マッキー。
夏期の短期住人という仕組みを通じて、
我が家への移住を決意してくれた旅人ライターです。
「食と農」に関心が強く、JAで4年間がむしゃらに働き、人生の次のステップへ進むため退職。
オーストラリア、カナダなどでワーキングホリデーを経験し、20か国を旅行。
そこから、場所・時間・お金から自由になる生き方を目指し、我が家へやってきてくれました。
SNSでの情報収集・発信が得意で、インスタグラムのアカウントもフォロワー1万人超え。
シェアハウスでの発信方法をアドバイスしてくれたりと、なにかと心強い存在です。
料理が上手で、みんなからいじられる愛されキャラ。
鼻歌の選曲がいつも若干古いのが気になるところ。(まだ若いのに……)
年齢詐称疑惑が持ち上がっています(笑)。

そして、唯一の学生、がんちゃん。
夏休みの学生合宿を機に、我が家の暮らしと出合い、
内定辞退、大学を休学してまで我が家の一員となってくれました。
1996年生まれの22歳ですが、まだ身長が伸びているというのだから驚きです。
我が家のふたつ隣駅出身ということもあり、地元の人とのコミュニケーションも得意。
「食べる」と「居場所」をテーマに、フットワーク軽く活動しています。
我が家では、田んぼ作業からリノベーション、合宿の受け入れなど、
家仕事にも積極的に取り組んでくれて、とても助かっています。
芯のあるまっすぐな性格で、彼を訪ねてくる大学の後輩たちから頼りにされるのもよくわかる……!
彼の成長が楽しみですし、私自身も学ばせてもらうことがたくさん。
学生の視点から、シェアハウスを盛り上げてくれています!
続いては、前号で話に上がった大工インレジデンスのメンバーを紹介していきますね。

まずは、チームのリーダー的存在、しんぺいくん。
高専出身で、古民家改修、自動車設計、電気、水回りの仕事もできるハイスペック男子。
〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ〉や〈瀬戸内国際芸術祭〉で
コーディネーター、現場監督を務めていた経歴もあり、
地域の人たちとのコミュニケーションや、チームビルディングがとても上手。
さらには写真撮影もできて、料理も得意。
釣りが大好きで、我が家の魚自給率を大幅にアップさせてくれているありがたい存在です。
彼のおかげで我が家の食卓がだいぶ豊かになりました!
お酒ですぐに記憶をなくすのが玉に瑕ですが、
みんなから愛されるおいちゃんキャラ。

続いて、シェアハウスのムードメーカーふみよくん。
リフォーム大工を5年経験したのち、
ツイッターで大工インレジデンスの取り組みと出合います。
建築の専門学校を出て大工として働いていただけに、
その技術と知識、スピードはずば抜けていて、大工インレジデンスのエンジンとなるような人。
とにかくよく働く、仕事のできる男です。
たくさんしゃべるタイプではないけれど、いとしまシェアハウスのボケ担当。
言うことの6割が嘘なので(笑)、嘘か誠かを見抜くのが難しいのですが、
ポツリポツリとはさみ込む、とんでもない発言でシェアメイトを笑わせてくれます。
がんちゃんとのじゃれ合いがアクロバティックすぎて、怪我しないか心配。

最後に、モバイルハウス建築家のあべゆかちゃん。
彼女は、「エネルギーとお金を使わないで得られる豊かさを追求する」コミュニティ
〈非電化工房〉で1年間弟子をしていた経歴を持つ、ゆるふわDIY女子。
ソーラーフードドライヤーづくりや、ソーラー冷蔵庫制作、
コーヒーの自家焙煎など、自分のスキルを生かしたワークショップを開催しながら、
自作の軽トラモバイルハウスで全国を旅しています。
こう書くと、どれだけのサバイバル人なんだ? と思われるかもしれませんが、
本人はふんわりとした印象の小柄な女の子。
ですが、ちょっとやそっとの物事に動じない安定感や、
淡々と手を動かして目的を達成する粘り強さは、
あちこちで学んできた経験から培ったものなのだろうなあと感じます。
よく働き、よく食べ、よく眠る。
朝が弱く、たいがい時間ギリギリに起きてくる印象です(笑)。

今はこの7人のメンバーで、賑やかに暮らしています。
最近一番好きな時間は、夜にみんなでそれぞれのおすすめ映画を観ること。
数か月前にクラウドファンディングで購入した、
照明&プロジェクター&スピーカーが一体となったポップインアラジンが届いたので、
さっそく設置して、みんなで映画鑑賞会!


巨大スクリーンはご近所さんからのいただきもの。
画質も色鮮やかで美しくて、家が映画館になったみたい!
床暖房のオンドルをぽかぽかにして、おやつとお酒を用意して、
なんなら寝袋まで用意して、いつでも寝落ちできる環境をつくります。
一緒に笑ったり、感動したり、うたた寝してみたり、
その時間がなんとも愛おしくて、安心できて、家族っぽくて大好きなのです。
次はどんな映画を観ようかな。
今日のシェアハウスごはん
庭の干し柿が、おいしくなりました。
まだ干しきれていないミディアムレアくらいが好みです。



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