銭湯の「番頭候補生」を兼ねた入居者も同時募集
奈良県の西南部に位置し、すぐそばには金剛山や葛城山がそびえ立つ
自然豊かなまち、御所市(ごせし)。
このまちで100年近い時を刻んできた長屋を改修した住居
〈赤塚長屋(あかつかながや)〉で入居者を募集しています。

この古民家の再生に携わるのは「文化財をまもる、いかす」をミッションに、
主に奈良県下で歴史的建築物などの文化財を活用した持続可能なまちづくり事業を
展開する企業〈御所まちづくり〉。
同社は、御所市の中心街「御所まち」で2008年に廃業した銭湯〈御所宝湯〉を復活させ、
さらに近隣4棟の古民家物件も宿泊施設やガストロノミー・レストランに開発した
「泊・食・湯」分離の分散型ホテル〈GOSE SENTO HOTEL〉を2022年にオープンし、
まちの活性化に一役買っています。

大正7年創業の万年筆本舗をリノベーションした宿泊施設〈RITA 御所まち〉。

かつての自転車屋の面影を残した、昭和レトロな宿泊施設〈宿チャリンコ〉。
同じ御所まちに完成した〈赤塚長屋〉は、空き家などの古民家をリノベーションする
同社の住居事業「narrative house」の第1号物件となります。
きっかけは、古民家活用が抱える「設計・施工の難しさ」「用途開発・資金調達の
困難性」といった性質により開発期間が長期化し、その間にも守るべき古民家が
更地になっていく姿への問題意識からでした。
そこで、短い期間かつ比較的コストを抑えて古民家を救える方法のひとつとして
narrative houseをスタートし、それぞれの建物が持つ歴史や⽂化、営みといった
物語(narrative)をできる限り残すかたちで改修し、住居としての市場価値を与え
流通させる取り組みを行っています。
「新築住宅と⽐べると、決して快適な空間ではないかもしれませんが、⼿間のかかる
不⾃由さを享受し、⼯夫を凝らして過ごす⽣活、建物に寄り添いながら暮らす⽇常を
提案します」と、〈御所まちづくり〉の担当者は話します。

「narrative house」の取り組み。
そんな想いのもとに生まれた〈赤塚長屋〉は、長屋独特の奥行きある空間を
効率的に使うための「通り土間」や、古民家ならではの木材や土壁などの
自然素材をしつらえ、伝統的な住まいが持つ本来の魅力を感じることができる
住居となっています。

〈赤塚長屋〉の内観。



























































