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posted:2015.2.15 from:宮城県大崎市 genre:ものづくり
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
東北を中心に作られている民芸品、「こけし」。
近頃は若い世代にもカワイイと人気のこけしですが、
どうやって作られているかご存知ですか?
昨年、仙台・宮城の手しごとを伝えるメディア「手とてとテ」が制作した
こけし名人のムービーが、動画共有サイトで公開され、
世界で大反響を呼びました。
披露されているのは、宮城県大崎市の鳴子系こけしを作る
名人、岡崎靖男工人の手しごと。
木片が削られ、磨かれ、絵付けされて一本のこけしに
なるまでが美しい映像で描かれています。
鳴子系こけしの最大の特徴といえば、
首を回すと「キュッキュッ」と音がなること。
これは頭部を胴体にあとからはめ込む独特の技法が用いられているためで、
その制作過程がじっくりと描かれています。
この動画はアメリカの動画共有サイトVimeoに公開され、
スタッフの「オススメ動画」に推薦されたのがきっかけで、
再生数が100万回ちかくに!
動画を見た欧米やアジアの方からこけしの注文が相次ぎ、
急遽インターネットで購入できるシステムを開発したのだそう。
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この映像制作を手がけるのも宮城のクリエイター。
監督は高平大輔さん、撮影は石塚淳(cap)さん。
音楽はTHE MICETEETHの次松大助さん。
みなさん、宮城在住のクリエイターです。
若い世代の感性で作られた伝統工芸を紹介する映像が、
インターネットで世界に広がっていくのは素晴らしいことですね。
同じクリエイターによる、遠刈田系こけし工人の取材映像も合わせてどうぞ!
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