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今日のおやつ:ペリーも飲んだ!
江戸時代から伝わる、
広島県鞆の浦名物「保命酒のど飴」

コロカルニュース

posted:2014.5.20   from:広島県福山市  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

今日のおやつは、広島県福山市鞆町(鞆の浦)の地酒、
「保命酒」のキャンディ、入江豊三郎本店さんがつくる「保命酒のど飴」です。
ニッキの香りも豊かな、ピリッとした味わい。
滋味深くて元気が出そうな、懐かしいおいしさはくせになりそう。

「保命酒」はほうめいしゅ、と読みます。
鞆の浦で江戸時代初期から作られている、
薬草を16種類も漬け込んだリキュールのこと。
「保命酒のど飴」は、直火鍋でじっくりと炊き上げた飴の中に、
保命酒と天然ニッキを練り込んでいます。

鞆の浦は、昔から瀬戸内海の港町としてたくさんの人やモノが
行き交うところ。醸造も盛んに行われていました。
そこで、漢方医の子息であった中村吉兵衛が、もとからあった
醸造の技術に漢方の知識を加えてお酒をつくったのが始まりなのだそう。
江戸時代には備後の特産品として全国的な人気になり、
たくさんの業者が保命酒を作るようになりました。
入江豊三郎本店さんではいまも江戸時代と変わらない工程で
保命酒を作っておられるのだそうです。Webサイトに詳細な
ストーリーが掲載されておりますので、ぜひ訪れてみてください!

入江豊三郎本店「保命酒」
保命酒のど飴

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