colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

アンテナショップ〈THE NIIGATA〉で
東京・銀座で新潟の文化を体感できる
特別イベントを2日間開催

コロカルニュース

posted:2025.1.24   from:東京都中央区  genre:エンタメ・お楽しみ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Momo*Kinari

きなり・もも

ライター・エディター。東京在住。Webや雑誌、旅行ガイドブックで撮影・執筆。国内外でグルメや観光スポットを取材。たまに料理やモノづくり、イラストの仕事もしています。 X:@Momo_kinari

東京銀座の新潟アンテナショップ〈銀座・新潟情報館THE NIIGATA〉の
3階イベントスペースで、文化体験イベントとワークショップを開催。
新潟の魅力を再発見できるようなイベントに注目です。

新潟県の新発田・村上エリア、長岡エリアの文化をグルメで知ろう

新潟県新発田・村上エリア、長岡エリアの銘酒試飲や、
郷土料理の試食ができるコーナーのほか、ワークショップを通して
“新潟文化”に触れるイベントを2025年1月25日、26日の2日間開催。

ワークショップでは、上越に昔から伝わる文化を語り継ぐ“ブンカビト”から、
銘酒の特徴や地域の酒づくり、食文化の話を聞きながら試飲や試食を楽しめます。
地域に根づく歴史やモノ・コトの話に耳を傾けながら、
新潟の文化について学ぶことができるワークショップです。

新発田・村上エリアの銘酒と特別な料理を試食

1日目のワークショップは銘酒試飲会。
村上市の〈大洋酒造〉がおすすめする「大洋盛」3種を飲み比べ。

鮭に合うように造られた「山廃特別純米 サケ×サケ 大洋盛」をはじめ、
やわらかな口当たりが特徴的な「純米吟醸 大洋盛」、
数量限定で「純米大吟醸 大洋盛」も特別に味わえます。

鮭をあますことなく食べるために生まれた鮭料理は100種以上あるといわれている。

鮭をあますことなく食べるために生まれた鮭料理は100種以上あるといわれている。

食文化のワークショップでは、千年鮭きっかわの「鮭の酒びたし」と
「鮭のどんがら煮」を食べ比べます。

じっくり1年かけて熟成させた「鮭の酒びたし」は、
ドイツのグルメたちが世界中の魚介の加工品を集めてビールを飲んだときに
「日本の鮭の酒びたしが1番」とうなったほどお酒と相性のいい逸品。

また、鮭の中骨(どんがら)を骨までやわらかく煮込んだ旨煮も提供。
日本酒と合わせ、双方の奥深さを知ることができます。

開催日:1月25日(土)12:00~18:00(参加無料)

Page 2

長岡エリアの個性豊かな銘酒と、職人が手揚げした逸品を試食

2日目は、長岡市の醸造のまち摂田屋地区で470年の歴史を持つ
蔵元〈吉乃川〉がおすすめする、バラエティ豊かなお酒を飲み比べ。

さわやかな香りと透明感のある綺麗な口当たりの「吟醸 極上吉乃川」、
1月27日(月)に蔵出し予定の季節商品「春ふわり 純米」の先行試飲が楽しめます。

また、低アルコールスパークリング「酒蔵の淡雪プレミアムPAIR」や
甘酒(ノンアルコール)の「吉乃川 朝麹」、
さらに、玉城屋監修「睡夢(すいむ)くま」も数量限定で特別に味わえます。

職人の手によって丁寧に手揚げされ、ふっくらと仕上がった1枚を試食。

職人の手によって丁寧に手揚げされ、ふっくらと仕上がった1枚を試食。

食文化の体験は、栃尾のあぶらげ(佐藤豆腐店)と摂田屋の味噌を使った味噌汁、
醸造のまちとよばれている長岡市摂田屋地区の醤油など、
調味料も地元のものと合わせて食べられます。

開催日:1月26日(日)11:00~16:00(参加無料)

栃尾てまりづくり体験のワークショップは当日受付OK

栃尾てまり体験料は1000円。

栃尾てまり体験料は1000円。

かつて養蚕や機織りが盛んだった栃尾地区でつくられてきた「てまり」は、
子どもや孫の遊び道具や縁起物として贈られてきました。

そんな歴史を聞きながら、色糸で模様をひと針人針刺していき、
小さな飾り玉のてまりに仕上げるまでを体験することができます。
当日受付もできるそうなので興味がある方はぜひ。

〈THE NIIGATA Bit GINZA〉でもスペシャルコラボ企画

〈THE NIIGATA〉8階のレストラン〈THE NIIGATA Bit GINZA〉にて、
期間限定で新潟の食文化をアレンジした特別メニューも
2025年1月25日(土)~2月28日(金)の期間限定で提供。

地域や家庭によって具材が異なるのがおもしろい。

地域や家庭によって具材が異なるのがおもしろい。

新発田・村上エリアのお正月料理の定番、新潟県村上市の塩「引き鮭を使ったのっぺ」を
「NIIGATA体感ランチセット」(4980円)または、単品(1078円)で楽しめます。

“のっぺ”とは、里芋はじめとした根菜やこんにゃく、かまぼこなど、
さまざまな具材をひと口大に切って煮た新潟県の郷土料理です。

コンソメスープをたっぷり含んだジューシーなあぶらげを堪能。

コンソメスープをたっぷり含んだジューシーなあぶらげを堪能。

そして、長岡エリアからは「栃尾のあぶらげと自家製コンソメのスープ仕立て」(1078円)。

一般の油揚げよりも大きな「栃尾揚げ」は、
長岡では分厚い油揚げのことを油揚げではなく「あぶらげ」といいます。
そんなあぶらげをコンソメ仕立てにした一杯を提供。
コンソメとあぶらげの組み合わせをこの機会にご賞味あれ。

そのほかにもイベント会場では、パネル紹介や工芸品の展示されるほか、
80ページにも及ぶ新潟の「ガイドブック」が無料で配布されます。
春のお出かけに新潟の魅力が詰まったガイドブックを手に入れてみてはいかが?

information

map

銀座・新潟情報館THE NIIGATA

住所:東京都中央区銀座5-6-7

TEL:070-4573-8859(イベントに関する問い合わせ)

営業時間:10:30~19:30(3Fはイベントなどによって変更あり)

Web:銀座・新潟情報館THE NIIGATA

Feature  特集記事&おすすめ記事