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奈良の老舗革靴メーカー
〈オリエンタルシューズ〉が
奈良・大和郡山市の本社工場に
旗艦店をオープン

コロカルニュース

posted:2024.1.29   from:奈良県大和郡山市  genre:買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

同社の主要ブランドのシューズが勢揃い!

1960年代に革靴の産地として栄えた奈良県大和郡山市。
当時の日本のビジネスマンの足元は、同地に支えられていました。

そんな奈良県・大和郡山市で1947年に創業し、
戦後復興から高度経済成長期、バブル崩壊、リーマンショックなど、
日本経済のさまざまな変遷を経ても、
今なお質実剛健な靴をつくり続けている革靴メーカーがあります。
名前は、〈オリエンタルシューズ〉。

同社の創業者・松本常雄氏は、
第二次世界大戦でのビルマ(現ミャンマー)戦線からの生還者。
戦地での靴の重要性を感じた氏は、帰国後に靴づくりをスタート。
以来、靴の製造・卸を展開してきました。

そんな同社が2023年12月2日、本社工場の一角に
旗艦店〈ORIENTAL SHOES FACTORY SHOP〉をオープンしました。

〈ORIENTAL SHOES FACTORY SHOP〉

安価なアジア製の靴が日本に大量輸入されるようになってから、
ブランディングを強化させた同社のオリジナルシューズブランド。

その販売に力を入れる過程で常に課題に上がったのが、
“実際にお客さまにシューズを見て試せる場”を設けることでした。
このショップはそんな同社の意向がようやくかたちとなった場所。
あえて都心ではなく、本社工場の横に建てたのは、
工場現場で働くスタッフがお客さまの購入をすぐそばで感じ、
ものづくりへ反映してほしいという思いから。

このショップでは、そんな同社が展開するシューズブランドを
しっかりと見て、履いて、購入することができます。

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「革靴を日常に」というビジョンを掲げ、伝統的な製法の革靴をユニセックスで展開する〈ORIENTAL〉。素材やクオリティに妥協せず、革靴特有の下ろし時の硬さにも配慮された、無駄のない上品な表情は長く足元を支えてくれることでしょう。価格は4〜7万円。

「革靴を日常に」というビジョンを掲げ、伝統的な製法の革靴をユニセックスで展開する〈ORIENTAL〉。素材やクオリティに妥協せず、革靴特有の下ろし時の硬さにも配慮された、無駄のない上品な表情は長く足元を支えてくれることでしょう。価格は4〜7万円。

〈TOUN〉は、「New nostalgic」をコンセプトに、プロデュースを奈良県東吉野村のデザインオフィスが、プロダクトデザインを奈良県出身のグラフィックデザイナーが、スニーカー製造をオリエンタルシューズが行う、まさに “メイドイン奈良” なスニーカーブランド。クラシックだけどモダンさが香る、個性的なデザインが魅力。4デザインで4カラーをメンズ・レディースの両方で展開。価格は22000円。

〈TOUN〉は、「New nostalgic」をコンセプトに、プロデュースを奈良県東吉野村のデザインオフィスが、プロダクトデザインを奈良県出身のグラフィックデザイナーが、スニーカー製造をオリエンタルシューズが行う、まさに “メイドイン奈良” なスニーカーブランド。クラシックだけどモダンさが香る、個性的なデザインが魅力。4デザインで4カラーをメンズ・レディースの両方で展開。価格は22000円。

理想的な歩行を求めて、アウトソールを科学した同社のリカバリースニーカーブランド〈MIDFOOT〉。下駄をヒントに、負担過重な踵から着地するヒールストライクを修正するような設計で、長時間歩いていても疲れにくいといいます。こちらもメンズ・レディースと展開があり、価格は22000円。

理想的な歩行を求めて、アウトソールを科学した同社のリカバリースニーカーブランド〈MIDFOOT〉。下駄をヒントに、負担過重な踵から着地するヒールストライクを修正するような設計で、長時間歩いていても疲れにくいといいます。こちらもメンズ・レディースと展開があり、価格は22000円。

奈良で製造されている3つの靴下ブランドもラインナップ

上記のオリジナルシューズブランドのほか、
奈良で製造されている3つの靴下ブランドもラインナップ。
シューケア用品は革靴やスニーカーを支える
同社お墨付きのシューケア用品も取り揃えています。
今後も、足元にちなんだ商品は増える予定とのこと。

店内にはイートインスペースも併設

また、店内にはイートインスペースも併設。
京都の〈NAKAYAMA COFFEE〉とつくったオリエンタルブレンドや
オーガニックのスパークリングジュース、フェアトレードのチョコレートなど、
買い物の小休憩にぴったりな、こだわりのフードが用意されています。

同社の世界観を反映したこのショップでは、
きっと長く足元を支えてくれる、お気に入りの一足が見つかるはず。
奈良で足元のファッションを楽しみたいなら、
ぜひ〈ORIENTAL SHOES FACTORY SHOP〉へ足を運んでみてください。

information

map

ORIENTAL SHOES FACTORY SHOP 

住所:奈良県大和郡山市小泉町2475-2

tel:0743-55-1113

営業時間:10:00〜18:00

定休日:日、月曜日・祝日

Web:オリエンタルシューズ 公式サイト

*価格はすべて税込です。

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